
だれかが ぼくを
内田麟太郎、黒井健/PHP研究所
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総合評価
(4件)3.0
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powered by ブクログ〝誰かが僕の手をとめた・・・ 「殺さないで」。 誰だか判らない声・・・「殺さないで」「殺さないで」。 懐かしい響き。でも、誰だか判らない・・・「殺さないで」「殺しちゃだめ」・・・〟憎しみを抱えた少年が、手に持ったナイフで人を傷つけようとしていた。 そのとき、遠くから波のように聞こえてきた懐かしい声に、少年は温かく明るい光を見出していく。 辛く苦しい憎しみから彼を救ったのは、記憶の中の母であり、母の愛だった・・・。六才で生みの母と死別した作者・内田麟太郎氏の母の記憶と黒井健氏の絵による、荒んだ心に潤いをもたらしてくれる大人の絵本。
5投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ殺される方にならなくてよかった。 殺すのをやめてしまったら、今度は殺される方に回ってしまうこともあるだろうから。 その時に声はなんというだろうか、それでも殺してはダメだというだろうか。 殺しも殺されもせずに生きていられたらいいのに。
0投稿日: 2018.07.05
powered by ブクログ記憶にも残らない時期に母親が子供へ話しかけるのはものすごく重要だってカウンセラーが言っていた。 ちょっと大げさかと思ったけれど、本当なのかも。
0投稿日: 2014.03.01
powered by ブクログ・絵と文はよくあっている。 ・サブタイトルは必要か疑問に感じた。こわくて手に取りにくい。 ・メッセージ性が高いが、抽象的なので、裏表紙見返しの説明を読まないと伝わらない読者もいる。 ・子どもよりもむしろ親の世代に読んでほしい絵本かもしれない。
0投稿日: 2011.01.25
