24才の主人公が、事故から14才の過去に戻るファンタジー。 20年以上前のコミックスなのに、今読んでも心を動かす。 主人公の記憶から消えてしまった出来事が明らかになった時に、彼女が選んだ行動が現代が繋がったんだと、ラストから読み直して納得した。 その時誰かのせいにして逃げても、結局は自分の人生は自分の選択の結果なのだ。 頑張らないで後悔するより、頑張って後悔した方がいい。 今こんな世界だからこそ、諦めたらいけないと励まされた。

ラストのまとめ方が半端ない！何度でも読み返してしまう、ホロリ系恋愛ファンタジー。きちんと最後まで話を練ってこの作品を描き上げたんだろうと推測する。今の別マの作家さんがみんなこんな上手だったら良いのに…

２４歳の主人公は　１４歳の自分になって忘れたものをとりにいく 終わり方に！た、たった２ページで・・・！！ 聖千秋氏は、風呂敷のたたみ方が当代随一であると思います。 設定はいいのにとか、最初は良かったのにとか言われる作品は多いと思うけれどこのかたは裏切らないっす

ラストでぞぞぞっとなりました。まるまる全ページ表題作で、この1冊で完結です。連載にならなかったんじゃなくて、この一冊ですべてが完結してるんだなあと。

人生無気力に生きていた奈々は急に中学生時代に戻ってしまう。 …あの時に忘れてしまった想いをとりに行くために。

３０代にさしかかり、夢も恋愛も夢見れなくなる頃。自分のちっぽけさにイライラしてします憂鬱・・。でもいつでも人生スタート出来るっておもえた。