
ペルソナ5(15)
村崎久都、アトラス/小学館
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総合評価
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powered by ブクログP5コミカライズ15巻。 丸喜コープとニイジマパレス完結。 この時の丸喜のセリフから、あの3学期になるとは思いもよらない。 「今ある現実に抗う。この研究でもっと世の中をよくして見せるよ」がどうしてあの結論を出してしまったのか。あの世界は幸福な世界であることは否定しないけど、怪盗団の面々が乗り越えてきたものを否定する世界なので、嫌なんです。 何度も言っていると思うけど、何度も言う。 しかし、怪盗団の正体を知っている人間が予想よりも多い。義賊なので、真実を知った皆も秘密にしてくれてますが、その信頼を裏切った時にはどうなることかわかるよね、という鎖を巻かれているような気になります。 盲信でなく、信頼。コミカライズの主人公の名前が来栖なのは、クルス=十字架ということか。冤罪ではあるけど罪を背負ったという意味合いと、信頼と責任の表現なのかな。 手段と目的が逆転して、正義を振りかざすための勝利を求めるようになった姉を改心させる真。ここの姉妹の深い溝と、それでも互いを思いやる優しさがあるのがなかなかしんどかった思い出。冴さんも、真のことは大事にしようとしているのがね、なんともしんどい。 そして、ついに物語の始まりの場面へと戻ってきました。ここから怒涛の展開。 大事な局面なので選択肢には要注意、セーブした方がいいですよ。というテキスト入る親切設計でした。選択肢次第で封神具もらえなくなった異聞録が懐かしい。
0投稿日: 2025.05.18
