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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~
山口周/光文社
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総合評価

526件)
4.3
237
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    中盤までめちゃくちゃ参考になった。アートとクラフトとサイエンス。サイエンスへの偏りを日頃感じるので、もっと自由になりたい。サイエンスに頼らない説得力を持ちたい。

    0
    投稿日: 2026.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■システムにルールが追いつかない資本主義の限界において、論理と感性の止揚を説く一冊。出版は2017年だが、AIの著作権問題、グーグルの独占禁止法など、現在にも十分通ずる内容。 ■正解がコモディティ化し、論理的な正しさが差別化を失う現代、再現性のない「アート」こそがイノベーションの突破口となる事実は重い。 ■トップにアート人材を据え、両翼にサイエンス人材(理論派)と、クラフト人材(実行派)を配する組織像は、千利休の精神にも通じる。不要なものを削ぎ落とし、エッセンスを抽出する「美意識」は、単なる趣味嗜好ではない。それは、エージェントリスクを回避し、複雑な事象を「超論理」で捉え直すための、極めて実戦的な知性。 ■経営陣の仕事を「与えられたルールで勝つこと」ではなく「ルールそのものを書き換えること」と定義する視座が鋭い。そこには、数値化できない倫理観やストーリー性が不可欠。過去のWinny事件に象徴されるような、美意識なき規制がイノベーションを殺す構図への警鐘は、AI時代の今こそ切実さを増す。 ■2017年の刊行ゆえ事例に古さは見られるが、提示されたパラダイムシフトの有効性は揺るがない。頑張る人が報われる仕組みを創るという、経営の根源的な責任。そこに血を通わせるための「美意識」を、我々はどこまで研ぎ澄ませているか。ビジネスパーソンの生存戦略を再定義する、思考の源流。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    効率が良いから美意識が大切。サイエンスを突き詰めるだけでは不正が生まれる可能性がある。哲学を学ぶ必要がる

    0
    投稿日: 2026.01.10
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     「『正解』のコモディティ化」という言葉が記憶に残った。  「『人材』のコモディティ化」を意識したのが新入社員の頃。  ほかの人とは違うアプローチで仕事をしようとした結果が今の仕事歴につながっている。  しかし、最近のAI事情からすれば、AIに聞けばある程度の確度で正解が返ってくる。  それを誰でもできるようになったということは、誰もが正解を引き出すことができるわけで、それこそ誰に聞いても同じ回答が返ってくれば考える人はいらなくなる。  ゆえに、「正解」がコモディティ化しているというのは、その通りだと思った。  差異がなくなりコモディティ化において何が必要かというのが本書がいう「アート」である。  そして、経営においては三つのバランス ・アート ・サイエンス:科学 ・クラフト:経験  が整っていることの重要性を説く。

    0
    投稿日: 2026.01.09
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    エリートと美意識? 意識高い人たちの嗜みなのか? …なんて最初は思っていたが、全然違った。。 美意識、すなわち「真・善・美」を判断する力がこの時代になぜ必要なのか、そこには明確かつ合理的な理由があった。 論理・理性に偏重し、アカウンタビリティ(説明責任)が求められがちな現在のビジネス環境下において、アート(直感)の要素をバランスよく混ぜていくことが大事。 全編にわたって、具体例の引用や、それまでの話のまとめを挟んでくれているので、思った以上に読みやすかった。 美意識を鍛えるために、予備知識や余計な判断を排して、ただ見たままを感じて、自分の中にどんな感情・感覚が生まれるかに意識を向けていこうと思う。

    4
    投稿日: 2026.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017年の著作ですが今日現在のAI時代にやるべきことが強固な論理で構築されています。クリエイティブ職は全員読むべき。今年はアートを勉強します。

    1
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美しい将棋を目指すと強さ、正しさにつながる。羽生名人の言葉を紐解いて美意識の必要性を教えてくれた名著。 何もかも出尽くした世の中で新たな価値を生み出すのは、美意識にかかっているとの説明は納得。感性を磨き続けたい。

    2
    投稿日: 2026.01.05
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    VUCAの時代。合理性だけでは明確な正解が出ず、自分の価値観に照らし判断が求められる時代。技術の進化に法や規範の整備が追いつかない時代。技術進化やロジカルな経営手法の浸透により正解を早く求めるだけでは他者と差別化できない時代 そんな時代だからこそ、リーダー個人の真善美や哲学が重要 それらを鍛えるためには、文学を読む(時代の洗練を受けたもの)、絵をみる、哲学者のwhat(何を見出したか)よりもhow(どのような思考回路でその結論に達したか)などに考えを巡らせる

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    美意識という言葉はある種マーケティングで感性、倫理観と言い換えられる ・この不確実な時代に論理、科学ををもとにして経営しても、ほかの人達も皆論理、科学をもとにしてるので差別化出来ない →アート(美意識、感性)を磨いて、アートも組み入れた経営をしましょう ・法律が今の時代の変化に追いついてない。後から罪を問われる →法律に違反してないではなく、倫理観に則った行動をしましょう ・審美意識の向上 →日本的審美眼に基づいたマツダの成功事例 市場におもねるのではなく、マツダが美しいと思うデザイン ・システムを無批判に受け入れることも悪

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    論理性だけで突き詰めると皆同じ回答に辿り着き、コモディティ化に行き着くという点で競争優位は生まれない。 そのため、「サイエンス」だけでなく、「アート」を以て「選択と集中」することが大切。 と、アートの重要性は分かった上で、どうするか。 絵画、文学、詩にも触れてみたい。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    センスや美意識や感性とはどういうことなのか。ヒントはないか、そんな気持ちでこちらを改めて読ませていただきました。 そして美意識、という感性の問題がいかに企業の選択の上で大事な要素を兼ね備えているか、痛いほどに痛感しました。 アップル社を見ると一目瞭然。 ジョブズという感性の人がいて、サイドに理論や分析に長けている人がいました。 そして、やはり成熟社会になっている今、技術がすごい!とか、安い!とか、そういう価値だけではだめなのだと、どの分野でも言えるのだと思います。 アップルもそうですが、機能以上にそのデザイン性や、ブランドに価値がある。だから支持されていると思います。 そう思うと、そこを磨いていくことが何より大事だと思います。 そして自分自身がそこの商品になれているか。 アップルは、PCやスマホの会社、というより、appleというブランドです。 ジブリやディズニーもそうです。そういったところで独自性を見出していくきっかけこそが、完成からくるアートの部分なのだと思います。 自分たちが表現したい会場の存在意義とは。 そしてお客様や一般の方から見るとどうなのか。 そこを客観的に考えたうえで、立ち振る舞いやお客様への関わりをしていきたいと思う本だった。

    1
    投稿日: 2025.12.19
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    憧れの方からバイブルとして紹介された本。 ワクワクして、次読むのが楽しみになった、とにかく本当に面白い。特に「アート」「サイエンス」「クラフト」の考察は非常に勉強にり、納得。営業をやっていると論理的な説明が求められる。ここに苦手な部分を感じているが、今後その点のスキルを磨きながらも時に感性を大事にしなくてはならいと再認識。本書で出てくるアカウンタビリティーについてどう考えるかに紐付く。日々の生活やリーダー論としてもためになる。来年は美意識を鍛えられる趣味に挑戦、もう少し文化芸術に触れられるよう意識したい。

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    普段の生活の中、仕事の中でぼんやり感じていたことがすごくクリアになった。メンタル病んでる人の中にはアート感覚の希薄な人も多い。変化の激しい現代を生き抜くためにアートな力が必要なのはエリートだけではない。

    0
    投稿日: 2025.12.06
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    多くの人が論理的、理性的、分析的な情報処理スキルを身に付けた結果、差別化の消失になった。 問題の因子が増加しその関係が複雑に変化するとそのアプローチは機能しない。 それには全体を直感的には捉える感性と真・善・美が感じられる打ち手を創出する構想力、想像力が求められる。 人の承認欲求や自己実現欲求を刺激する感性や美意識が重要。 会社を作品として考えてみる。 ヨーゼフボイスの提唱。 『論理や理性でシロクロつかない問題は直感や感性を頼りにする』

    0
    投稿日: 2025.11.21
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    ガリ勉でサイエンスに偏っている自分に刺さる内容でした。美意識という言葉にまとめられていますが、「真・善・美」の方がイメージしやすいと感じました。

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    ものごとが複雑に絡み合う現在を生きるために重要な示唆に富む書籍です (岩﨑昭浩先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000264971&opkey=B176282143810586&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    理屈では説明しきれない直感の大切さ。 感性を磨くためにも、アート、哲学、たくさんの芸術作品に触れていこう。 また読み返したい本の1冊です。

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    科学的思考に基づいた経営は急速に陳腐化していき、これからの企業間競争を勝ち抜くのは芸術的思考=美意識に基づく経営である。というのが本書の主軸を為す主張である。 日本的な美意識を中心とする組織の例として、古くは千利休と織田信長・豊臣秀吉の関係、新しくはマツダにおける前田育男氏の存在感などを挙げている。 美しさや善良さを根本に据えた視座の高さに欠けている昨今の多くの日本企業が、法令違反を連発するのは必然であると喝破する。 Audibleで視聴したが、全ては流石に頭に入らなかった。斬新な語り口で経営について論じており、良い本であった。今度は書籍で読みたい。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    会社員ではなくなってから3年。ようやく美術やアート、哲学に自分から目を向けられるようになる。著者が哲学や美術史について学ばれたという経歴からわかりやすく説明されている。文学、詩、哲学にきちんと向き合いたい。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    途中で読むのをやめてしまった。 個人の感性や教養が重要なのは当然で、それが事業に活かされることは大事だけど、だからといって、赤字を黒字にできるわけではない。黒字の会社を発展させられるわけでもない。普通に財務とビジネス理論を学ぶ方が、経営には役に立つ。 経営理論がコモディティ化して答えが同じところにたどりつく、までは同意するけれど、わかっているのにできないのが経営の難しさであり、企業の個性が出るところ。 それを打破するのは経営者やリーダーのリーダーシップであり情熱と愛と実行力だと思うけれど、それを「美意識」「アート」と呼ぶのは、言い過ぎな感。

    0
    投稿日: 2025.10.19
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    直感ってとっても大切なんだなって思った。 今の時代はAIも発達してきているし 数字や論理的に考えるということであれば 人間よりもAIの方がはるかに優秀かもしれない でもその中で自分の直感 「真・善・美」を信じて行動することは AIにはできない。 これから自分が生き残っていくためには 美意識を鍛えて自分なりの物の見方を できるようにすることが大切なのかも。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    これまで「数字があれば分かり合える」と思ってたけど、 数字で測れる企画って、結局“無難なもの”しか生まれないんだなと痛感。 「なんとなく良い」っていう感性、もっと信じてみようと思った。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この時代のビジネスで活躍するために必要なことが、個人的には非常にわかりやすくてまとまっていたと思う。 読んでから分かったのだがここでいう美意識というのは、ただ見た目などの表層的なものにとどまらず、内面の道徳感などの美しさも含んでいた。 アート・サイエンス・クラフトという概念があり、AIの時代ではサイエンスの強みが出せなくなってきた今、美意識が非常に重要になる

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    2025/10/11(土)読了 証券会社やニューヨーカーなどのエリートにマッチョが多いことから、興味が湧いた本。 少し内容は違ったけど、示唆に富むもので、コモディティ化してきているサイエンスでは今後ビジネスを伸ばすことは難しく、アートも取り入れる必要があるということが書かれていた。 具体的には、アートに触れ、本や詩を読み、表現のストックを増やす。そう言うことだと理解した。

    6
    投稿日: 2025.10.12
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    自分の感覚的には、美意識やセンスがない偉い人たちは多い。積極的に本を読み、アートに触れ、視点や視野を広げて自分なりの美学・美意識を養うことはバランスの取れた人間になるために必要であるとは思う。 哲学者の書らしい本でした。

    6
    投稿日: 2025.10.04
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    論理と理性だけでは差別化できないし、VUCAの現代において限界がある。美意識、アートを鍛えようという主張。

    1
    投稿日: 2025.09.24
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    面白かったです!自分にとっては説得力も充分で、一つ一つ納得しながら読み進められると共に、哲学やアート、詩作への興味も掻き立てられました。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    美意識という言葉の中に種々のニュアンスが込められていたのでタイトルの印象からは内容は少し違っていたが、読了後、やはり「美意識」を鍛えようという気になった。 アート、直感、センス、ガバナンス意識などさまざまなモノサシを総じて美意識という言葉に落とし込んだ点は秀逸。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    著者の問題提起は、19世紀から始まった全ての企業経営を数値化して経営判断を行うサイエンス的な舵取りは限界に来ているということ。 サイエンスは分析・論理・理性を指しており、この数値をひたすら追いかけるゲームはシステムとして多くの問題を抱えている。例えば、社会のシステムを作り上げるエリート層はこれらの仕組みから多くの恩恵を得ており、そのシムテムを改善するインセンティブがないため、システムは微修正されながら使い続けられる。 見方を変えれば、社会のシステムを変えられるのは現場一人一人の態度や姿勢、日々の生活であり、その一人一人が美意識(審美眼:直感や良いものは良い、正しくないものはだめ)を持って積み重ねれば、次の世紀や世代の人達に残せるものががらりと変わってくると考えている。 最後に希望を捨てない事が大事だと述べている。 今から各章を読み進めていく。 この一文は痺れる。 「この視座・見識の高さを先述した日本のネットベンチャーのそれと比較してみれば、いかにも会社の哲学として「格が違う」と感じずにはいられません」 格が違う、最近は聞かない言葉だが、言った側からすればプライドがあり、相手をいさめる言葉遣いなのだろう。(いさめる:主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言(かんげん)する。) システムを修正できるのは、シムテムに適合した人達(エリート達)である。シムテムから便益を受ける人達が一歩俯瞰してシムテムを批判的に相対化する、これが21世紀に求められるエリートの知的態度である、 過去、システム丸ごとリプレースしようとしたら実例は多くある(日本赤軍、オウム真理教など)。それはスジのいい打ち手ではない、歴史的にシステムをリプレースしようとして成功した事例はない。

    1
    投稿日: 2025.09.22
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    サイエンスを過剰に重んじている社会に警鐘を鳴らす本。 美意識(説明できない美しさ)は、論理的な説明が可能なサイエンスやシステムと比べると、自然に蔑ろにされてしまう。 だから、意識的に美意識を判断基準に持っていくようなことが必要! 美意識を鍛えるには美術品をゆっくり眺めたり、音楽に親しんだりが大事!

    1
    投稿日: 2025.08.30
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    【まとめ】 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?―経営における「アート」と「サイエンス」』山口周 1. サイエンス(論理・理性)だけでは差別化できず、アート(美意識)が差別化と共感を生む。 2. 現代は自己実現的消費の時代で、価値判断に美意識が不可欠。 3. VUCA時代では既存ルールでは対応困難で、美意識という感性的判断軸の重要性が増している。 4. 教養(哲学・文学・詩)への接触で、メタ認知・柔軟性・表現力が高まる。 5. 経営判断は「アート」が軸、サイエンスとクラフト(実行)が補完。 【気付き】 - 論理や数値だけでの意思決定は限界。直感や美意識が差別化と強いビジョンの源泉になる。 - アートを経営と結びつけることで社内外を共鳴させられる。 - 教養が俯瞰的視座や創造性のきっかけになる。 - PDCAにおいて、Plan=アート、Do=クラフト、Check=サイエンスという役割分担が有効。 【仕事にどう活かすか】 1. 上場企業への助言に「感性バイアス」の視点を加える。数値・ルールだけでなく、美意識の軸を重視するよう提案。 2. ビジョン構築支援にアート的発想を導入。AppleやGoogleのように感性的魅力を備えたビジョンを描く。 3. 教養的インプットの機会を創出。経営層向けに哲学・文学・アートの体験型プログラムを企画。 4. 判断フレームを再設計し、PDCAの「P」にアートを組み込む。直感・哲学から構想し、クラフトとサイエンスで実行・検証。 5. ステークホルダー配慮に美意識ファクターを導入。「この判断は美しいか?」を組織的に問う仕組みを構築。

    2
    投稿日: 2025.08.15
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    比較的スムーズに読める。少し古い本なので今の世の中を見て著者がどう思っているのかは最新の著書を読んだほうがいいかも。まだコロナ禍前かつAIがここまで使われている時代ではなかったので。 ただ基本的なところはこの何年かで変わっておらず、サイエンス依存(=データ、AI依存)ではビジネスは行き詰まるだろうし、アート的な感性の長けた経営者が正しく会社を導いてくれることを期待してしまう(がそんな経営者日本にいる?とは思う)。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    ビジネスとアートは対極のイメージがある。 現在のビジネスシーンでは数値化されたものを分析、比較するスキルがもてはやされる一方、結果として結論はコモディティ化し薄っぺらいもので差別化が図れなくなっている。 美意識が求められる背景 正解のコモディティ化では複雑化、多様化した状況を打破できなくなってきた 自己実現社会へ移行し感性に訴えることが競争力の源泉になってきた ルールの間や不備をつく不祥事が増加しシステム自体を図る別のモノサシが必要 どのように美意識を鍛えるか マインドフルネスを通じて自己認識を大事にする 「読む」と「見る」は異なるものと認識しパターン化せずに目に入るものそのものを意識 システムを懐疑的に批判するスキルとしての哲学必要 自分なりの美意識の持ち方 自分なりの評価のモノサシ、価値観を明確にする 物事を相対化できるようリベラルアーツを身につける 捨てる勇気と無関心にならないように 損得でなく善か否かを意識しなければ何でもありのやったもん勝ち、「善」という意識がなければ疲弊した世界となる。 「美意識」は古来より日本人が大事にしてきたDNAではないか。数値化できないところに価値、強みがあることに気付き始めた。

    9
    投稿日: 2025.08.09
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    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90409720R00C25A8MY6000/

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このクソダサいタイトルの前半って流行ってるの? 選挙前にコンピューターエーアイがこれをおすすめしてきたので借りてみたら新書で、しかも2017年物で、ちょっと古いんじゃね? と思いもしたんだけれど、あまりに時間が経つのが早すぎるんで逆に答え合わせになっていっかってことで読んでみました。 なるほど今回の選挙とは無関係のお話ではありますが、しかし本質を見事についていました。曰く、科学万能の時代は幕を閉じた、と。エビだタコだタイだとさんざん聞かされましたからね新コロワクチン時代に。あんなもんぶっつけで作ったんだ、害がでるのなんて分かりきっていた。が、打たんと村八分にするという低脳ジャパン。 打たないと旅行にいけないとかいうアホな風潮もあったわ。しかし我が夫婦なんて未接種でゴートゥーしまくったわ。打たないでも薬局で証明書出してくれたんでね。そしてとうぜん新コロ(にどっかでは罹ったかもしれないけど)で体調不良になることもなかった。どうして我々は打たなかったのか? それは推奨側の態度があまりに美的でなかったから。 その答えに通じるものがこの本には記されている。長いこと「人権」を旗印にしてきた連中はコロナ禍で終焉した。連中は人権を守らず我先にお注射の列に並んだ。その結果どうなったか。その答え合わせが今回の参院選だ。猛省して「人権」の何たるかを見直せ左翼どもよ!

    0
    投稿日: 2025.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正しいかどうかはさておき、この本を読んだ感想や思考の整理の場とします。 これまで、企業では市場分析や顧客分析から論理的に儲けられることの説明をして、ゴーサインがが出たものを商品やサービスにする事が正しいとされてきた。しかし、多くの場合いずれレッドオーシャンに突入することをこの本を読む前から感じていた。みんなが同じプロセスで考えていたら完全に同じでなくても、似たような答えに辿り着くことは容易に想像できる。 顧客にこれが良い!と提案する形のビジネスのあり方っていうのも面白い。今後はその視点でもビジネスを見てみようと思う。 近年、企業の価値の比重が、MVVやパーパスなどのソフト面に移動してきているように感じていた。商品でも同じ。うる覚えだが、「アップルはストーリーを売っている」というようなことが書いてあったかと思う。それを持つことで得られる属性がある。物そのものの価値もさながら、ソフト的な価値も提供している。 これまで考えていたことに横串を通すような内容でとても面白かった。何か、野中先生の失敗の本質や、三つの過剰にも何か通ずるところも感じた。

    1
    投稿日: 2025.07.01
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    真善美は、ビジネスにおいて最も必要とされている判断軸だと感じた 知識や技術発展はある程度のところで収斂していくから、差別化できるのは最後は人の気持ちを動かす感動させられる美しさ、だという主張に納得できた。

    1
    投稿日: 2025.06.19
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    数学や国語、英語は主要科目、されど、美術や図画工作は副教科。この格差というものをずるずると引きずり、サイエンス重視というものは、今でも私自身に根付いてしまっている。副教科では、いわゆるセンスとか呼ばれるものわ身につけるが、その効用は科学的に証明されていることを知った。(アートの効果をサイエンスで証明しなければならないという矛盾はあるが。)

    25
    投稿日: 2025.06.17
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    啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50065314 他校地の本の取り寄せも可能です

    0
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者の山口さんの本は4冊目となるが、読むたびに 美意識を高めることの重要性を再認識する。 アート、芸術は学んで何になるの?と思う人が多いと思うが、そもそも法律や勉強の順位が正しいものなのかということを考えると内にある美意識・軸をもって判断することが大切だと思う。 特に例としてだされていたオウム心理教の事件が高学歴の人ばかりであり、勉強というわかりきった正解で生きてきた人だからこそ社会における理不尽さを目の当たりにし、わかりやすい序列がしかれている教祖の教えに従ってしまったというのは、 偏った考えの危険さを表しており、だからこそ美という目にみえない正解のないものから倫理を鍛えることが大切だと思った。そう思うと日本の義務教育や現代のsnsでの興味のありそうな記事しかでてこない、知らないというのは危険で怖く感じてしまった。私自身は社会にでてから無駄なことの大切さを感じていたがこの本でより多面的に経験することがAIでなく人として生きる限り大切にしていきたいと感じた。アートとサイエンスのバランスを意識しつつアートを通して美意識を高くもてる人でありたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    ●2025年5月25日、Yahooフリマのクーポンを使うために本探し。以前登録したキーワード「2冊 -斎藤一人」にあった。「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」と「仕事選びのアートとサイエンス」の2冊セットで840円。 ●2025年5月25日、Yahooフリマのクーポンを使うために本探し。キーワード「アート」で検索かけたら出た。500円。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    20250523029 「サイエンス」「クラフト」そして「アート」。アカウンタビリティーが低い感性がVUCAの世界を生き抜く杖になる。

    0
    投稿日: 2025.05.23
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    現代の経営は、過去のようにサイエンス(分析と合理性)、クラフト(経験や実行力)だけではダメで、アート(感性・創造性)とのバランスが大切。とりわけ優れた経営者には、アートという美意識が求められるというのが、この本の骨格。切り口は斬新で、まぁ確かに論理ばかりを突き詰めても限界はあって、どこかで感性に従って決断しないといけないんだろうなぁと納得できる部分もあれば、それはちょっと、こじつけなんじゃないのと思う部分もあり。良くも悪くもフーンと思いながら、読ませていただきました。

    0
    投稿日: 2025.05.23
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    映画をたくさん観ていると、最初のワンシーンで面白いかどうか分かるようになり、その次のステージではパッケージやトップ画像で面白いかどうか分かるようになってくる。さらに進むとなんかアマプラに呼ばれてる気がするという風になる。そして最終的にはこういう映画がそろそろ作られるなという感覚になる。 本書では書かれていないが、美意識には時間という軸が存在しないと小生は思っています。 時間を意識した時点で、時勢やタイミングが読めなくなる。時間から距離をおこうとすると、余計時間を意識してしまう。このジレンマから解き放たれるために人は美意識を鍛えるのである。

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    投稿日: 2025.05.21
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    現代において、「美意識」を鍛えることをしている人はどのくらいいるのだろうか。 本著は頭でっかちで生き残るには限界があると示唆しており、新たな生存戦略として私たちに備わっている「五感」を鍛え、「美意識」を研ぎ澄ませよと述べている。 そもそも、普通に生きていれば学歴関係無しに、美意識という言葉を知らない人は多い。小中高では美術の教育はあるが、そこでの経験だけでは美意識は得られない。 本著では、美意識を鍛えることで、コモディティ化(商品やコンテンツなどの差別化ができなくなる現象)を避け、創造性や革新性を得られると主張している。 さて、一都三県に住んでいれば、美術館での鑑賞や美意識を鍛えるのには、足を実際に運べば鍛えやすいだろう。だが、地方に住んでいる人はどうか、それも問題ない。地方だろうが、田舎だろうが、離島だろうが、美意識を鍛えることは充分に可能だ。多様な映画(名作からB級)を観たり、オンラインで芸術を学習したり、好きな本・漫画や絵本を読んだり、普段意識していない自然を感じることも必要だ。自然に関しては都市化が進んでいる場所と比べると磨かれる感性や美意識は大きく差が開くだろう。 私は思う、もう少し肩の力を抜いて全体を俯瞰した状態で自分の周りと観ている世界を観察して思索し表現できれば、それは大きな財産となると。

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    投稿日: 2025.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 本書は、先の見えない不確実な時代において、「論理」や「数字」だけでは十分な経営判断ができなくなっているという現実に警鐘を鳴らしている。これまで通用してきたサイエンス偏重の経営スタイルには限界があり、今後は「美意識」=アート的視点が必要になる、というのが本書の主張である。 「正解がコモディティ化」している現代においては、論理的な思考だけでは差別化ができなくなった。その結果、企業はスピードとコストでしか勝負ができず、競争は“消耗戦”に陥ってしまう。このような状況から抜け出すために必要なのが、「何が価値あるものか」を見抜く力、すなわち“美意識”であるという視点は非常に示唆に富んでいる。 本書で語られる美意識は、単なる芸術的センスのことではない。論理では判断できない場面において、「これがよい」と感じられる直感的な判断軸のことを指している。カントの「美しいとは普遍的妥当性がある」という言葉にもあるように、美意識には主観と客観の間をつなぐ役割がある。まさにその感覚こそが、これからの複雑なビジネス環境における意思決定を支える要素なのだと感じた。 経営とは「サイエンス(論理・理性)」「アート(感性)」「クラフト(実践知)」の三つの力で成り立っているという考え方も印象深い。PDCAのフレームにあてはめると、「Plan=アート」「Do=クラフト」「Check=サイエンス」と整理されているが、特にPlanの段階でアート=感性が必要であるという点は見落とされがちである。 一方で、本書が見逃していないのが、「アートがサイエンスに負けやすい構造的理由」である。現代の企業や組織ではアカウンタビリティー(説明責任)が重視される。その結果、「説明できるもの」「再現できるもの」が正当化されやすく、数値化しにくいアート的判断は軽視されがちである。たとえ優れた直感に基づく意思決定であっても、言語化や根拠の提示が難しいため、会議の場やレポートの中で説得力を持たせることができず、サイエンスに押し負けてしまう。 この構造が、企業の中で「論理優位」の意思決定文化を生んでいる。その結果が「分析麻痺」であり、判断が先延ばしになったり、実行力が低下したりする事態を招いている。著者は、このような構造を打破するためには、経営の中心にアート=美意識を据え、左右の両翼にクラフトとサイエンスを配置する新しいリーダーシップモデルが必要だと説いている。 Apple、ユニクロ、無印良品といった事例を通じて、アート的な視点がどのように実際の経営に活かされているかが紹介されており、理論だけでなく実務にも役立つ内容となっている。「選択と集中」ではなく「選択と捨象」という考え方もユニークで、ビジネスの本質を見極める姿勢に通じていると感じた。 また、「イノベーションの先にあるストーリー」が企業価値を支えるという視点も重要である。技術や機能は模倣されても、そこに込められた世界観や理念はコピーできない。実際にAppleの製品が模倣されても、その人気が根強いのは“ストーリー”がしっかりとあるからだと納得した。 さらに、美意識を持つことで、目の前の「常識」や「ルール」を疑う力が身につくという点も見逃せない。異なる価値観や文化に触れること、美しいと感じるものを大切にすることが、自社や社会の中で「本当にそれは正しいのか?」と問う力につながっていく。これは、組織の慣習に流されない判断力を持つためにも重要である。 総じて本書は、「論理と感性をどうバランスさせるか」という問いを立て直すきっかけとなる一冊である。論理的に正しいだけでなく、「それは本当に良いのか、美しいのか」と問う力を持つことが、これからの時代に求められるリーダーシップであり、経営判断の質を高める鍵になると強く感じた。

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    投稿日: 2025.05.20
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    14 功利的な目的のために「美意識」を鍛えている。なぜなら、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のような複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということがよくわかっている。 ➀論理的・理性的な情報処理スキルの限界が露呈しつつある ➁世界中の市場が「自己実現的消費」へと向かいつつある ➂システムの変化にルールの制定が追い付かない状況が発生している 26 「測定できないもの」「必ずしも論理でシロクロつかないもの」については、どうやって判断すればいいのか? そこにこそ「リーダーの美意識」が問われる。 「美意識」とは、経営における「真・善・美」を判断するための認識のモード。 51 「論理と理性」に軸足を置いて経営をすれば、必ず他者と同じ結論に至ることになり、必然的にレッドオーシャンで戦うことになる。かつての日本企業は、このレッドオーシャンを「スピード」と「コスト」の2つを武器にすることで勝者となった。しかし、昨今では、この2つの強みは失われつつあり、日本企業は、歴史上はじめて、本当の意味での差別化が求められる時期に来ている。 52 ミンツバークによれば、経営というものは「アート」と「サイエンス」と「クラフト」の混ざり合ったものになる。 「アート」は、組織の創造性を後押しし、社会の展望を直感し、ステークホルダーをワクワクさせるようなビジョンを生み出す。 「サイエンス」は、体系的な分析や評価を通じて、「アート」が生み出した予想やビジョンに、現実的な裏付けを与える。 「クラフト」は、地に足のついた経験や知識を元に、「アート」が生み出したビジョンを現実化するための実行力を生み出していく。 84 サイエンスだけに立脚していたのでは、事業構造の転嫁や新しい経営ビジョンの打ち出しはできない。こういった不確実性の高い意思決定にいては、どこかで「論理的な確度」という問題については割り切った上で、「そもそも何をしたいのか?」「この世界をどのように変えたいのか?」というミッションやパッションに基づいて意思決定することが必要になり、そのためには経営者の「直感」や「感性」、言い換えれば 「美意識」に基づいた大きな意思決定が必要になる。 130 明文化されたルールだけを根拠にして、判断の正当性そのものの考察には踏み込まない、その判断が「真・善・美」に則るものであるかどうかは問わないという考え方は、法学でいう実定法主義に該当。実定法主義の下では、「法そのもの」の是非は問われない。つまり、実定法主義というのは「悪法もまた法なり」という考え方。 133 2010年に、それまで消費者金融の業界で慣行として用いられてきたグレーゾーン金利で貸し出しが、裁判所によって「事後的」に違法とされた。この裁判の結果、かっこに初球して過払い金利の返還を請求する訴訟が続発し、多くの消費者金融が破綻に追い込まれた。 143 大きな権力をもち、他者の人生を左右する影響力をもつのがエリート。そういう立場にある人物であるからこそ、「美意識に基づいた自己規範」を身につける必要がある。なぜなら、そのような影響力のある人物こそ、「法律的にはギリギリOK」という一線とは別の、より普遍的なルールでもって自らの能力を制御しなければならない。 150 社会において、どうやって「狭い世間の掟」を相対化して、その掟がおかしいと見抜く判断能力を身につけるか。 ➀労働力の流動性を高める…自分が所属している「狭い世間の掟」を見抜けるよう異文化体験をもつ ➁「美意識」をもつ…目の前でまかり通っているルールや評価基準を「相対化できる知性」をもつ 183 通常、「悪」というのはそれを意図する主体によって能動的になされるものだと考えられていますが、アーレントはむしろ、それを意図することなく受動的になされる、そのつもりなど毛頭なかったにも関わらず、システムを受け入れたことで結果的に「悪」を侵すことになった、と指摘。 アーレントが指摘するように、「悪」というものが、システムを受け入れ、それに実直に従おうとする「誠実さ」によって引き起こされるのだとすれば、私たちは「悪」に手を染めないために、どうすればいいのか。 「システムを相対化すること」 自分なりの美意識を持ち、その美意識に照らしてシステムを批判的にみることでしか、私たちは「悪」から遠ざかるすべはない。

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    投稿日: 2025.05.17
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    すごくおもしろかったです! 自分自身、芸術や哲学にそれなりに興味を持ち、学んできたつもりでしたが、周りにそういうことをしている人はおらず、不安に思うこともありました。 しかし、本書に書かれていることを読む限り、そういういったことに興味を持って学ぶのは、無駄ではなかったことがわかります。 これからも自分なりのビジョンを持って、いろんなことを学び、挑戦していきたいと思いました。

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    投稿日: 2025.05.03
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    正解がない問題が山積する中で、それらを解決するために「美意識」を鍛えることが良いらしい。ニューヨークのエリートは、観光客に混じって朝美術館を巡っているとのこと。私も美術館巡りを始めました。

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    投稿日: 2025.05.03
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    オーディブルで。 【なぜ】会社上司の推し著者 【これだけ】 【学び、備忘録】 「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし。」 不正を防ぐためにアートを。 ▪︎哲学を学ぶ意味を少し理解 -コンテンツではなく、プロセスやモードを理解すべき 改めて「武器になる哲学」を読もう。 ▪︎文学を学ぶ必要性を少し理解 ▪︎メタファーを鍛えることで惹く力を身につける

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    投稿日: 2025.04.30
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    電子書籍で購入していたが、本で欲しくなり改めて購入した。 美術や音楽を楽しむぐらいの余裕をもって、人生を過ごすべきなんだと思う。生産性、効率性といった外部のモノサシではなく、真善美を内在的に判断する美意識という内部のモノサシで自分で判断する。真善美は中学校の校訓だったことを思い出した。当時は理解できなかったが、40歳を過ぎて改めて理解出来た。まずは行動、美術館に行く、詩を読む。 【抜粋】 ・経営の本質は選択と捨象。選択したら、後は捨てる。 ・ビジョンは多くの人を共感させる必要がある。単なる目標や命令ではダメ。

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    投稿日: 2025.04.20
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    昨今、世界の名立たる企業で美意識を磨く取組みが行われている。 現状世界に横たわる課題の解決にはこれまでの主流であった論理・理性でのアプローチが難しいことを理解しているからだ。 世界の問題は複雑になり、論理・分析での解決が困難になった今、「世界をどうしたいか」といった直感・感性を用いた創造力、リーダーシップが求められている。また世界全体が豊かになり、人々のニーズは機能面から『自己実現欲求を満たす』ものへ移っており、そのニーズへの価値提供には美意識が必要とされる。 インターネットの普及で世界は大きく進歩したが、一方で「法律違反ではない」という 理由でコンプライアンス違反をする人が後を絶たないのは、『真善美』という美意識が無いからだ。 高品質な意志決定には美意識が必要であり、アートや哲学でそれを鍛え、これからの時代に備えよう。 文章が難しく取っ付きにくい印象だが、読み進めていくうちに自分の境遇にも共通する点が見られ、のめり込むように読み進められた。 読後、最も印象に残っていたのは、マツダのエピソードだ。 カーデザイナー前田育男氏が手掛けたマツダの車は近年世界で高い評価を受け、これまでの日本車に無かったデザイン面での競争力を打ち出した。リーダーの前田氏の美意識に則り、過去のシステムとは違う方法を取ったことでマツダは大きな成功を収めた。 業種は違えど根本には同じ課題があると思う。 「どうすれば効率が良いか?」「高い評価を得られるか?」「より稼ぐにはどうすれば良いか?」 本書を読み、意志決定の場面でつい上記のように考えていた自分に気が付いた。 「世界をどうしたいか」「どうするのが正しいか」こんな考え方で仕事に臨めば、結果は違うものになると思う。 アートや哲学、詩といった本書で紹介された美意識を鍛える方法を早速実践したい。

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    投稿日: 2025.04.15
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    2010年頃から注目されてきたデザイン思考などの潮流と、そういったビジネスシーンのニーズは理解できるものの、社会倫理に根差す課題を含め、数値化できない経営活動まで含めた包括的な概念として「美意識」で説明するには、いささか無理があるように感じた。

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    投稿日: 2025.04.10
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    私自身、美術館巡りや舞台鑑賞などの芸術、絵を描くことや自然の中での自己内省などの創作活動が好きであり、それは「美意識」に繋がると考えていたため、この題名を読んで本を手に取ってみた。 「美意識はもちろん無いよりはあった方がいいだろう」という認識であったが、この本には必要である根拠とその例えが分かりやすく書かれており、より一層「美意識」を鍛えていきたいと感じた。 この本と「愛するということ」という本を同時並行で読んでいたのだが、美意識も「愛する」ことも自然発生するものではなく、鍛えることが重要であると学んだ。人生に大切な要素は、何事も努力が必要なのであろう。 エリートが行っているトレーニングを是非ともやってみたいと思う。

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    投稿日: 2025.03.31
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    面白かった! なるほどなるほどが大量に 私はアートが大好きなんだけど、友人や知人でそういうものに興味ないっていう人が結構多くて残念に思ってた デリカシーない人とか芸術に親しんでない人多いがちかも、私の周りは笑 アートサイエンスクラフトが揃ってると確かにバランス良い! 感覚を研ぎ澄ましていきたい

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    投稿日: 2025.03.27
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    市場のライフサイクルの変化に伴い、顧客が求める欲求も変化していく。一般的には機能的欲求→情緒的欲求→自己実現的欲求のフェーズがあり、今はどの製品サービスも機能やデザインが似かよっているので、最後の自己実現的欲求のフェーズに位置しているといえる。しかもレッドオーシャンになっている状態だ。 このフェーズで生き残っていくには、「○○を使うことでこんなにも素晴らしいあなたになれるんですよ」という訴求(ブランディング)が必要。例えば、スタバやアップルのように。 訴求(ブランディング)で他と差別化を図るためには、ストーリーと世界観が大切。なぜなら、これはコモディティ化した市場でもパクられないオリジナルなものだからだ。 だから、誰にも真似されない自分だけのストーリーを全面に押し出し、アピールしていこう!

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    投稿日: 2025.03.15
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    昔読んだ本の再読。 論理や効率といったサイエンス一辺倒ではなく、真善美といった型基準に照らし合わせたアート的発想が必要といった趣旨。 山口さんの著作はどれも共感できる。どの企業も成長を求めているものの、真善美といった価値基準を考慮せずに成果を出そうと頑張る結果、不正といったことに行き着く。 自身も資本主義社会に身を置いてみてわかったこととして、誰しもこういう状況に陥ると思う。特に強い成果を求められる場所ほど。 オウム真理教やナチスのアイヒマンなど、わかりやすいシンプルな評価される仕組みがあり、そこに適合してしまうのが、皮肉にも受験エリートという話。 既存システムを全批判するのではなく、システムに順応しつつも、それを相対的に批判する姿勢が重要だと感じた。

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    投稿日: 2025.03.07
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    なぜ美意識が求められるのか。 30代管理職です。社長から、面白いよと手渡されて読んでみました。 初めは、えっ美意識?って感じでしたが、本書読んで美意識重要だね。と考えが変わりました。 何から始める?なんでも良いと思います。 自分は日舞や歌舞伎とか興味を持ってみようと思います。(これは私の感想なので本書の内容では無いですが。) さて、ここから本書の内容と自分なりに書いてあることから以下のような学びを得たので残しておきます。 1.理論、経験から導き出される答え、解答、判断は確かに理論的で合理的であろう。だけどこれってAIと一緒じゃ無いか?頭のいい人(経営幹部)ならみんな同じ答えに辿り着くのでは? 合理的だからこそ同じ判断を下す人が多く、答えがコモディティになっている。人が考えるよりAIのほうが得意だし、早いよね。 2.人間らしい、人間にしか出来ないことはなんだろう?それが美意識、審美眼。 美しい、綺麗、なんとなく良い と思うこと。完成的な判断は人間にしか出せない。イノベーションが生まれる源泉もここにあり。 3.人の価値観や購買判断って意外と合理的には出来てないということ。 機能的に良いから買う、流行る。ではない。 なんとなく美しいから、機能よりもデザインが良い。このアイテムを持った自分のイメージが良い。 など、不合理にもうつるような判断がしばしばされている。特に近年ではより顕著。 人が動くことは機能や理論だけではなく、ストーリー美しさで動くこともあるのだ。 4.複雑化する時代、経験、理論的な答えの無い問いに対してリーダーが判断せねばならぬ事案が増えてる。 美意識、重要でしょう?

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    投稿日: 2025.02.14
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    これからのビジネスでは、感覚や直感での意思決定が差別化つまり競争に打ち勝つ手法であるという本。 この本が大変新鮮な点は、美意識を鍛えるべき理由が実用的なことに落とし込まれている点にある。 常々、美意識に関連する教養(アートや哲学等)は、理由抜きのべき論で必要性が語られることが多い。しかし、この本では以下のように、論理的に教養を学ぶ理由を列挙する。そのため、筆者の主張が飲み込みやすい。 ・論理がコモディティ化した現在においては、美意識が競争戦略上差別化要素になる ・技術革新などビジネスの価値創造の変化が早く、ルール整備が追いつかない現在においては、美意識による意思決定が法を犯すリスク回避ができる また、美意識の欠落したエリートの描き方も秀逸である。本書では、さまざまな美意識の欠落したエリートの顛末を反面教師的に紹介されるのだが、オウム真理教の幹部の話が出てくるところが最悪で最高の例えだと思った。物事の善悪を見分ける物差しは持たないが、システムへの圧倒的な適応力を持たない彼らがどうなったか?これは、最高に耳の痛い反面教師の例であろう。

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    投稿日: 2025.02.08
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    評価が高かったので期待してましたが 美意識とは芸術の話で容姿とか身なりを整える系を想像していたのでいい意味で期待を裏切られました。 全部読破できなかったので✩1

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    投稿日: 2025.01.28
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    なぜ美意識を鍛えていくべきなのか、について分かりやすくまとまっている。 これからの時代、行き過ぎたサイエンス至上主義では生き残れず、アート、サイエンス、クラフトのバランスが重要。

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    投稿日: 2025.01.28
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    タイトルの通り、美意識とはどういうことか、それをなぜ学ぶかと言うことの重要性について認識できる良い本であった。お勧めできる。 論理的思考は、今の時代、ある意味、当然備えるべき思考力であり、かつ、誰もが共通の解にたどり着くような思考法である。論理だけでは説明できないような状況において、意思決定する判断の助けとなるのが美意識である。それは直感や感情といったものに近いと解釈する、そういった思考が求められている。 身に付けるためには、哲学を学ぶこと、詩を読むこと、文学を読むこと、絵画を見ることなどである。この先のリーダーとして求められる美意識を意識して学んでいきたい。

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    投稿日: 2025.01.27
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    非常に面白く、一気に読めた。直感や感情が現代のビジネスにおいて重要な要素となり得ることがよくわかる良作。

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    投稿日: 2025.01.07
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    没入して読むほど文章には魅せられなかったが、言ってることは至極納得できた。 熱量も魂もないもの事柄が得をするシステムであっても、そちら側には回らない人間でありたいと改めて思わされた。

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    投稿日: 2024.12.14
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    サイエンスとアート 論理と直感 理性と感性 そのバランスが大切だが、説明責任が問われるビジネスシーンでは説明ができない直感や感性が論理や理性に負ける しかしどちらかに偏っていてはいけなくてバランスが大切 とても腑に落ちた

    0
    投稿日: 2024.11.23
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    事例が多く、とてもわかりやすい内容でした。まだ読んでいない方に是非紹介したい本です。 正しい「真・善・美」を自分軸で判断できる人間になるために意識して美意識を高めていこうと感じました。

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    投稿日: 2024.11.09
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    わかりやすくて、腑に落ちることばかり。 本当に勉強になりました。 経営における意思決定のアプローチの対比軸 「論理」と「直感」 「理性」と「感性」 の考え方。 「この『フワッ』と浮かんだアイデアが優れたものであるかどうかを判断するためにはら結局のところ、それが『美しいかどうか』という判断、つまり美意識が重要になるからです。」 「自分が所属している『狭い世間の掟』を見抜けるだけの異文化体験」を持つ」ことと、 「目の前でまかり通っているルールや評価基準を『相対化できる知性』を持つ」こと 「美意識」の意味、大切さが本当によくわかりました。 「美意識」のない経営や経済活動、行動がどんな結果になるか。 仕事でも生活でも「美」を意識していきたいし、そのためにも「美意識」を鍛えていきたい。

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    投稿日: 2024.11.04
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    13歳からのアート思考を読んだあとのこれは面白かった! 自分の会社の偉い人たちが、「美」を意識してるかどうか、めっちゃ考えてしまった(笑)たしかに素敵だなと思う人は美の直感を大事にしてそう。 まだ若いのでいろいろ学びたいと思わせてくれる本でした。

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    投稿日: 2024.10.02
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    本作の肝は、「論理ではなく美意識」で、「サイエンスでなくアート」によって物事を判断したり意思決定したりすすることこそ大切だということ。

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    投稿日: 2024.09.30
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    学部で哲学、修士は美術史学、電通やコンサルを経た、イノベーション、組織開発、人材育成の専門家による、分析的論理的理性的な情報処理スキル以外の提案 著者の経歴が反映されていて、哲学や美術も使って経営的なことに言及している。 実例も多く、非常にわかりやすく書かれていて、美意識があるからこそ、こういった展開ができるのかと考えさせられる。

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    投稿日: 2024.09.24
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    ビジネスモデルは真似をされる。だから経営者(リーダー)は美意識をもち、それにしたがって判断する、っというような内容だったと記憶している。 私の尊敬する先輩もリーダーは宗教観が必要ってなことを言っていた。つまりは倫理観ってことかな、と理解した。

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    投稿日: 2024.09.21
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    この本は、忙しい人でも結論がすぐわかるように最初に書かれています。 ただしソニーの例など具体的例を読み進めてから再び結論を見ると確かにと思える形になります。 そして、美意識を高めるためにどうしたらいいのかを提言されています。 この本を読んだことで、以下のことに取り組んでいこうと考えています。 一つ目は、今更ながら美の基準となるカントの真善美を学びなおそうと考えています。私も大学時代には一般教養は無駄な時間と思っていましたが、実はその学びをしておくことがとても重要であることこの本を読んで理解しました。 二つ目はもっと展覧会に行くとともにVRTによりしっかり美を考える時間を作っていこうと思います。今までは単に絵画見ただけで終わっておりましたがそれだけでなく考えることを取り組む時間を作ることが大切であることに気がつきました。

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    投稿日: 2024.08.31
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    ・物差しを完全に自分の中に持つのは、それはそれで危ういから、物差しはある程度相対的なものである必要もある、と言うことを考えたら、バランス論に落ち着くんだなと思った ・自社の経営者を痛烈に皮肉っている印象を受けたw

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    投稿日: 2024.08.13
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    美意識(=軸)があることの必要性、利点が言語化されていて腑に落ちる部分が多かった。組織を率いるか否かにかかわらず、美意識がブレずに落ち着いてる人は強いと思う。 他方、殊更「日本人は美意識が長けてる」の文脈で語られる部分には懐疑的。個人の問題だし、西側の文化にも感嘆することと齟齬があるように感じた。

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    投稿日: 2024.08.12
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    しっくり来る。一方、内在化が自己満足に陥ることをリーダーは懸念する必要。鍛え方の方向性かも知れんが。

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    投稿日: 2024.08.03
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    データに頼るコンサルは最終的には同じ結論に至る、というのは非常に納得。データを重視するのは当然として、さらに付加価値やオリジナリティを加えていくことの重要さを確認できる。美意識というとお高くとまっている感が出るが、誰しもが仕事の上で何が大事かを考えるきっかけとなる素晴らしい本。

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    投稿日: 2024.08.03
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    経営における真善美の判断。論理と理性に頼りすぎず、経営層が美意識を磨いて判断の直感力を養う必要がある。論理ベースで出す正解は一つなので、昨今の経営層に求められる論理思考力は能力のコモディティ化につながって没個性になっている。会社がアカウンタビリティーを社員に求めすぎると、天才的な人材を包容する余地の無い組織に成り下がる。アートをトップとしてサイエンスとクラフトが傍を固めるバランスが重要。選択と集中はただのトートロジーなので選択と捨象。Don’t be evil. 極端なシステム志向と真善美の欠如がオウム真理教を生み出した説。偏差値は高いけど、文学を読まず美意識が低い。山口周氏のバックグラウンドが哲学科美学美術史学専攻なので、そういう人生的背景からの一つの見方として参考になった。

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    投稿日: 2024.07.27
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    仕事で私が感じていた違和感や疑問はそういうことだったのか、と腑に落ちた。 これからの時代に求められる思考力やスキルを、著者の考えに沿って提示されていく。 分かりやすくてアートや哲学を学びたくなった。

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    投稿日: 2024.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「美意識」を大切にしてきた矢先、 その理念を裏付ける、バイブル本となりえる本書に出会えたことが嬉しい。「美意識」の幅と可能性に気づくとともに、これから生きていく上でのコンパスである確信を得た。 また、「美意識」を切り口に、企業マーケティングの見解を個別具体で示しており、読み物として非常に面白かった。 キーワードは「内在的な 真・善・美」 以外、リマインド用メモ。 ① 現在、ビジネスにおける知的判断は 「直感的・感性的」<「理論的・理性的」 どちらにも寄らない(軸足を持たない)スタイルを高い次元で体現すべし。 ② 正解のコモディティ化 正解を出す技術(論理的思考論)が普遍化した今、正解はコモディティに成り下がってしまった。 ex,今まで「理論と理性」に軸足を置く日本企業の優位性はスピードとコストであった。正解を安く早く。→しかし正解=皆と同じであるため、レッドオーシャンである。→現在スピードとコストの優位性も限界→本質的な差別化が必要である。 ③ アート主導、両翼サイエンス(分析)、クラフト(過去) 本質的な差別化に向かう形態。 ex,Apple、MAZDA ④ 経営という営みの本質は「選択と捨象」 デザイン、クリエイティブ、経営においても一見良く見える案を切り捨てることが本質的な重要性を持っている。 ⑤ ビジョンは多くの人を共感させるものになっているか? =自分もぜひ参加したいと思えるような「真・善・美」に根付いているか? ⑥ Appleの強みは世界観とストーリー 外観もテクノロジーも簡単にコピーすることは可能だが、世界観とストーリーは決してコピーすることは出来ない。 ⑦ 「狭い世間での掟」を相対化し、おかしいと見抜ける能力をどうつけるか? A,労働力の流動性を上げる≒異文化体験を持つ。 A,自分なりのスタイル(美意識)を持つ。 ⑧ 意思決定における感情の重要性 ex,ダマシオ研究、正常な知能を持っているのに社会的な意思決定が出来ない患者→極端にかんじゅせいや情動が減退していた。 ⑨変化の激しい状況でも継続的に結果を出し続けるリーダーに共通していたことは、「自己認識能力」 ⑩ VUCAの世の中を生きるため、内在的な「真・善・美」という判断基準への転換 主観的な内部のモノサシ

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    投稿日: 2024.07.25
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    この上なく論理的に、論理一辺倒ではだめな理由が解説されている。筋道が立っていて理解しやすい点は論理的とも言えるが、同時に構造的な美しさも感じられる。 本書でいうアートはモダンアートのような既存概念を打ち壊すようなアート性ではなく、「真善美」というクラシックな方のアートだ。 それはおそらく、徹底的にビジネス目線でアート要素が必要であることを論じているからだと思う。ただし多くの人は人生の時間の多くを労働に費やしていて、その労働の場にいるだけでなく誰かの労働の結果を労働時間外の日常生活でも受益していることを考えれば、ビジネス面で真善美に基づいた仕事を人々が行えているかどうかは間接的に我々のQOLを上げるため重要なはずだ。 冒頭に本書の結論が述べられているが、本書の主張の根拠部分もかなり面白い。様々な例が登場するが、どれもなるほどとかぶりを振らせる。オウム真理教の件などもそうだ。サリン事件が起きたときは私はまだ小学生だったため大きな印象は受けられなかった。が本書での解説と分析は興味深く、確かに知人やSNSに見る外資コンサルやベンチャー界隈でブイブイ言わす連中の気風からは共通する匂いを感じて納得がいく。 極論、「アート的な思考は大事だよ」という話で、そうなるといかにしてアート思考を磨くか、という話になってくる。 本書では「絵画の鑑賞」「哲学と親しむ」「文学の読書」「詩を読む」といった提案がなされている。 どれも私はクリアしているはずだが、アート思考も美意識もかなり鈍い。その原因は物量の不足か。ITで働いている環境上、いかんせん論理側に偏り過ぎてしまっているのだろう。バランスを取るためにも、アート割合を増やす必要がありそうだ。また、より楽しむ意味でも、また質を高める意味でも、インプットだけでなくアウトプットを意識したい。久々に絵でも描いてみるとしよう。

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    投稿日: 2024.07.11
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    著者のTwitter(X)アカウントをフォローしてるからなんとなく伝わるけど、夕日の綺麗な葉山に住んでいらっしゃるのも、指で滑らかに鍵盤を動かす動画が流れてくるのも、きっと美を大切にしていらっしゃるからなんだと感じた。 世界のエリートたちは極めて功利的な目的のために美意識を鍛えている。 …という出だしには至極辟易して、ああ利益のためねハイハイ。なんて思ったけど実際そんな薄っぺらい話ではなかった。むしろ世界が不安定だからデータとか証拠とか経験だけでビジネスをゴリ押しできない。今ようやく直感とかアート思考も大事だよねとなってきているんだ。 自分自身の会社の状況と重ね合わせてしまった。 KPI達成。 クライアントからはどんどん数値を上げられていく。現場は疲弊する。それでも数値は改善されない。 そんなとき、やはりズルをするのである。 詳しいことは書けないし、粉飾決算とかそんなガチレベルではないにしても、公平ではないよなぁと思うようなチンケなレベルである。 何が顧客満足度だろう。そんな思いがそこはかとなくあった。 美意識。ちょっとズルをしてまで従業員を守ることが美なのか。それとも明らかに足を引っ張る従業員を切ってまともな数値を出すことが美なのか。 私にはまだわからない。美を鍛えるためにもっと文学を読めということだろう。

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    投稿日: 2024.07.08
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    VUCAの時代だからこそ、アート型の経営が求められる。理性や論理だけでは、経営が立ち行かなくなる。 アート型のCEOの脇をクラフト型のCOOで実行し、サイエンス型のCFOがチェックして、PDCAを回すのがバランスの取れた経営ができる。 経営者から社員まで共通の美意識を持つことで組織としてのシナジーが生まれる。 その成功事例として、マツダが挙げられていた。 マツダでは、美意識の共有化のため、「真・善・美」について、主観と客観のそれぞれのモノサシを持ち、目標とする美意識を「魂動」とした御神体をモデル化した。ここには、コンセプトとして、「動」「凜」「艶」を融合している。 共有できる感性が組織としての力となり、製品としての価値に繋がり、結果としてのブランド力が生まれる。

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    投稿日: 2024.07.07
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    美意識は新しい物を生むためにも、そして正しい意思決定をするためにも必要である。 芸術に触れることで観察・見る力を鍛えられる。これらは今目の前で何が起きているのかを正確に認識する上で重要である。また、詩を読むことでメタファーの引き出しを増やすことができる。人のこころを動かす言葉には必ず何かしろのメタファーが隠されている。 情報化社会において、私たちはつねにパターン認識をしているが、これからは観察する力とメタファーで人の心を動かすことが、ビジネスでも研究でも必要であることを学んだ。

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    投稿日: 2024.07.01
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    2024/04/20-2024/06/22 隙間時間に読み進めていたので、思いの外読了までが長かった。 学生時代に買った本をもう一度読んだが、当時と社会人になった今とでは受ける印象が全く異なっていることに驚いた。 p170-l10 しかし、実際の社会は不条理と不合理に満ちており、そこでは「清濁併せ呑む」バランス感覚が必要になります。 この文章を読んで、物事をはっきりさせたがる学生時代の自分に大人が「グレーで漂っていることのできる忍耐力が身につくといいね」と言葉をくれたことを思い出した。 全編に渡り一貫しているのは、世界や社会に向き合う姿勢として「真・善・美」という観点から自身のモノサシ(倫理観など)持つことが、現代を生き抜く上で重要であることが述べられている。 例えば、現代社会の実在する会社や歴史的事象から、「真・善・美」を体現するもの、反するものを例に取り上げ、それらの相反するものがいかに表裏一体であるか。善の方向をキープするバランス感覚は「哲学的思考する姿勢(疑いの目を持って置かれている立場や現実に立脚する)」が重要でそれを養うためには、などが自分の世界に落とし込みやすく書かれている。 そのため、「グレーで漂っていられる忍耐力」のヒントになる本だと、再読した今感じている。 個人的には、羽生善治氏の言葉が印象に残っており、本書で引用されていた氏の著書も読んでみたいと思う。 最後の一文、ちょっとムカつくなと思った笑 が、この本の締めとしてこれほどふさわしく、日常の中にある一瞬の「美しさ」を噛み締める感覚の表現はないと思う。 (学生時代、初読の時はめちゃくちゃ美しい締めだと思ったし、憧れた一文だったので、自身の変化も感じた)

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    投稿日: 2024.06.22
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    アートで目的を掲げ、クラフトで実行し、サイエンスで評価する P=アート D=クラフト C=サイエンス A=アート+サイエンス アートとサイエンスの両立 サイエンスから逃避・弁明するためのアートではなく、 サイエンスの暴走を止めるための、 能動的な選択と捨象としてのアート 加えて、非論理的に独善的になるのではなく、 自分のスタイル、美意識を確立し、 つまり見ることを鍛えて、 超論理的な判断をする 美術、哲学、文学 学生時代に傾倒していた小林秀雄が想起された と読中に考えてたら、やっぱり出てきた。

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    投稿日: 2024.06.15
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    読む:10分 話す:5分 書く:5分 下記3つに親しむことの重要性が示唆されている。 ◾️絵画 ・VTSで見る力を鍛える ①何が描かれているか ②絵の中で何が起きていて、これから何が起きるか? ③どのような感情が、自分の中に生まれているか? カラバッジオの「聖マタイの召命」は良い題材。キリコは良くない。 ・パターン認識から自由になれる ブラックスワン。トレーダーから科学者になった話。 ◾️哲学 ◾️文学 罪と罰。①知的レベルが高い青年が、②高利貸しの老婆を殺すことを正当化しようとするも、罪の意識に苛まれ、③家庭を支える売春婦の姿を見て、自首する話。全員が何かしら罪を帯びているけど、どれが一体罪なのか、考えさせられる話。

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    投稿日: 2024.06.09
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    私たちの持つパターン認識能力が、いかにして美しいという感覚の換気を妨げているかについての小林秀雄の文章が心に残った。 例えば、諸君が野原を歩いていて一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。見ると、それはスミレの花だとわかる。なんだ、スミレの花か、と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのをやめるでしょう。諸君は心の中でおしゃべりをしたのです。スミレの花という言葉が、諸君の心のうちに這入って来れば、諸君はもう眼を閉じるのです。それほど、黙ってものを見るということは難しいことです。言葉の邪魔の入らぬ花の美しい感じをそのまま持ち続け、花を黙って見続けていれば、花は諸君に、かつて見たこともなかった様な美しさを、そへこそ限りなく明かすでしょう。

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    投稿日: 2024.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんにちの世界において、論理的にシロクロつけられないときに頼れるのは美意識である。そんな内容。 顧客の美意識を優先するのか、自らの美意識を優先するのか、という点は、今までぼんやり感じてきたこと。 市場が求めていることをやるのか、自分のやりたいことをやるのかって話と同じなのかなと思った。 例えば売れるアーティストと売れないアーティストの違いって、自分がやりたいことがたまたま時代の雰囲気とか時代のニーズに合っていたかどうかが大きいよね?って思ってた。いや、狙うこともできるんだろうけど、「これは自分がやりたかったことじゃない!」みたいなことってあるよね。あるいは、時代が追いついてきた、とかもそう。 でもこれを書きながら思ったけど、本書のマツダの例は、それを超えて市場を引っ張るぜ、って話か。 てか、それを目指してきたアーティストや企業はたぶんこれまでもたくさんあるんだ。 こんにちの世界では、それがより強くなっているので、ビジネスマンレベルでもその美意識を鍛えることが必要ですよっていう話なのかな? おりに触れて読み返したい。

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    投稿日: 2024.05.23
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    「美術なんて何の役に立つの?」と言ってくる短絡的発想の奴らに読ませてやりたい。 アートに触れることで、想像する力を養うことが変化の激しいこれからの時代に生きていく上で必要。 自分の中に「美意識」というモノサシを持ち、それに沿って生きること。組織のシステムを疑い、内側から変える力を身に付ける。 顧客が求めるものを作っても、変化が早過ぎて疲弊するだけ。会社・自分の美意識に基づき、顧客を魅了する商品を生み出していく。

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    投稿日: 2024.05.21
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    論理とデータが支配する時代に、「直感」と「感性」の重要性を訴える一冊。著者の山口周氏は、組織開発やリーダー育成の専門家として、不確実なビジネス環境で成功するための新しい方法を提案しています。 この本に手を伸ばしたのは、ビジネスにおける「美意識」がどう役立つのか知りたかったからです。山口氏の視点は、これまでの著作にも見られる新鮮さと独自性に満ちています。 読み進めると、「美意識」が現代ビジネスにおいていかに重要かが明らかになります。例えば、フェラーリのデザインプロセスの話は印象的です。デザイナーが追求する車の美しさが、単なる移動手段を超えた芸術作品を生み出しているのです。 また、「美意識」を鍛える方法も紹介されています。アートや文学に触れることで感性を磨き、日常で美を見つける習慣を持つことが、ビジネスだけでなく、個人の生活を豊かにするためにも役立ちます。 「美意識」は、芸術的な感覚以上のもので、ビジネスにおいても強力な武器になります。山口氏は、経営に「美意識」をどう組み込むかを具体的に示しており、リーダーシップにおいても直感や感性の重要性を強調しています。リーダーの美意識は、組織の方向性を直感的に捉え、成長や革新を促進する力であることを、私は本書を読んで痛感することになりました。 総評として、本書は、新たな視点を提供する画期的な本です。直感や感性が新たな武器としていかに重要かを教えてくれます。得られる洞察は、ビジネスパーソンに限らず、あらゆる分野で活躍する人々にとって有益です。自分の美意識を見つめ直し、それを日常や仕事に活かすきっかけになると思います。

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    投稿日: 2024.05.19
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    昨今「見える化」や「エビデンス」など、「サイエンス的要素」が主流の中、「アート的要素」の大切さがとてもよく分かった。

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    投稿日: 2024.05.16
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    ・論理的思考は誰でも身につけられ、それにより正解のコモディティ化が生まれている ・つまりは、似たようなサービスが生まれ差別化が図れない ・そのような社会では、何を実現したいかというビジョンが大事 ・ビジョンは人をワクワクさせ、ビジョンにはストーリーが必要で、ストーリーは誰にも真似できない ・つまり、それこそが唯一無二となる ・これを実現するためには、美意識を鍛える必要があり、それは小説・哲学・美術館賞・瞑想などにより高められる ・パターン化ではなく様々な視点で物事を見る特性を養い、自分なりの感性を磨いていくことが重要

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    投稿日: 2024.05.05
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    同僚に勧められて読んだ。とてもいい読書だった。 ・論理的、理性的な情報処理スキルの限界 ・市場が自己実現消費へ向かっている ・システムの変化にルール、制度が追いつかない 内在的に真・善・美を判断するための美意識 →ビジョン、行動規範、経営戦略、表現 意思決定におけるアート、サイエンス、クラフトは、アカウンタビリティー偏重ではダメ イノベーションは機能、デザイン、ストーリーで成り立ち、ストーリーはコピーされない。 美意識を鍛えるためには、絵画、哲学、文学、詩

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    投稿日: 2024.05.02
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    時代がどのように変わっていこうとも、大切なことは今も昔も変わらないという、シンプルな結論が安心させてもくれ、勇気も与えてくれました。 頭でっかちになりがちな現代社会に生きる人たちにぜひ読んでほしい本です。

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    投稿日: 2024.05.01
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    経営学の知識がなくても読める。勉強になる本。 言語化しにくいものをわかりやすく伝えている本。そうそうと思いながら読んだ。

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    投稿日: 2024.05.01
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    2024年、6冊目です。 2024年1月以降に、サイトへの登録が上手くいかず、 読了した本を登録できなかったので、まとめて登録する。

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    投稿日: 2024.04.30
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    思っていた内容とは違ったけど、面白かった。 サイエンスや経験重視の意思決定に染まってしまっている現代社会の停滞を打ち破るには人々が「美意識」を鍛え、それを活用していく他にないという主張を伝える1冊。

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    投稿日: 2024.04.28
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    正解のコモディティ化 アートの為のアートではなく経営の為のアート コピーされないのは世界観とストーリー なるほどね

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    投稿日: 2024.04.20
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    読む前 エリート層は資産に余裕があるから美意識を好むのかと思っていた 読んだ後 サイエンス重視の経営の限界 市場の変化 法整備がシステムに追いつけないこと を挙げて内政や外交を担うリーダーのアートの要素が必要であることを説いている PCDAサイクルのplanを担当するリーダーにとって哲学/美意識/倫理観を養うことの重要性が分かった 文章も要点を先行→後にその解説という構成で新書として読みやすい構成となっている

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    投稿日: 2024.03.24
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    サイエンス(合理性)だけを追求するのではなく、「美意識」によって差別化を図ることの重要性を説いた本。 確かにサイエンスの行き着く先は均質化(正解のコモディティ化)であり、それだけでは他社・他人との差別化を図ることができない。そこで、倫理・理性・信念とも言い換えることができる美意識を鍛えることにより、数値だけでは白黒をつけることができない事象に対しての判断力を養っていくことがこれからの時代により重要となる。 着眼点が素晴らしく、非常に学びとなる本。一方で、著者の山口周氏のウンチクを随所に盛り込んでくるところが何とも好きになれない。本書の本質は冒頭の2割くらいに詰まっており、残りの8割は著者のうんちくがダラダラと語られているだけの気がして、冗長な感じがした。

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    投稿日: 2024.03.23