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モモ
モモ
ミヒャエル・エンデ、大島かおり/岩波書店
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総合評価

1332件)
4.4
666
407
139
12
2
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    【時間】について考えさせられる物語 「時間を制する」「時間の使い方」こういったタイトルの本が書店に沢山並ぶようになりました。 なんでもない趣味に使う時間(読書や習い事、ジムなどではない趣味) 家族とテレビを見ながら会話をして笑い合う時間 仕事終わり居酒屋に行って今日の疲れを癒やす時間 … その全てが、悪とされてしまってるのではないかと感じています。 将来の自分がお金で困らないように、人生を急ぐ。 (それも、大事なことです。) コロナの時代もありましたが、商店街はガラリとし、近隣住民との会話も減り、上司とは事務的な会話ばかり。(もちろん、犯罪やハラスメントなどの被害が相次いでいる事実がそうさせたのもあります。) ふと立ち止まり、人間の寿命が有限だったことに気づきます。 親と過ごせる時間はあとどれくらいか? 後回しにしていた大切な友人との食事、もしかしたら、明日、どちらかが事故にあってしまうかもしれない。 話はそれますが、嵐のコンサートに昔誘われたことがありましたが断りました。まさか、活動終了する日が来るなんて思いもしませんでした…後悔(泣) 人間と、人間との間に無限はありません。 人間が無限でないように。 もう一度、大切な人との時間を、大切にしようと感じる作品に出会えて、生きててよかったなと感じました。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    豊かな時間の大切さを学んだ 現代ではモモ達と同じ暮らしは困難と思うが、自分のココロにゆとりを持つ時間を持つことはできる まずは日々、自分時間を確保し読書や内省したい

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心の豊かさとは何か。 私たち現代人は、いつも何かに追われていて、せかせかと毎日を過ごしているように思います。 一日があっという間に、一週間、そして一年も気付いたら過ぎ去っている。 私も「忙しい」を理由にして、蔑ろにしてしまったものがたくさんあると思います。振り返ると、もっと自分と、相手と向き合えばよかったと思う瞬間が頭に浮かぶ。 自分の時間も相手の時間も大切に、ゆっくりと立ち止まり振り返りながら過ごして生きていけたらいいなぁ。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    名刺代わりの一冊を選ぶならこれを選びます。自分の中でバイブルのように大切な一冊。小学生の頃に読んでからも何十回と読み返しては忘れたくないものを思い出しています。きっとあなたもモモに救われるはず!

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    時間に追われ余裕がなくなって、家族や友達、恋人との時間を大切にできなくなるのは、誰にでも一度は心あたりがあるはず…自分のこれからの人生、時間をどう使っていくか考えさせられる 人間らしく生きることを可能にし、生きることの本当の意味を忘れないでいきたい

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    「時間をケチケチすることで、ほんとうはぜんぜんべつのなにかをケチケチしている」 小学校の学級文庫に並んでいた1冊だが、合理性や効率化を追求した果てに、大切な何かを置き去りにしてしまった人にこそ刺さると思う 視覚味覚が肥えた現代人、聴く力はどうでしょうかね

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    久しぶりに手に取った。 この世の中にいるのは灰色の陰気な男たちではなく、ピンク色のキラキラした妖精だ。私たちを刺激で誘い、楽しませ、時間を覇権者の私欲と変える。 モモはマイスターに会って時間を解放することができたが、私たちは誰に会えば時間を取り返してくれるんだろうか。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    この作品が半世紀以上も前に書かれていたとは、驚きです。まさしく現代の社会を映し出しているようです。 完全無欠のビビガールはさながら数年前のロボット人形だし、カシオペイアというかめはまさに現在のAIロボットです。 この作品がひときわよいと感じた点は、モモのことば(セリフ)がいかにも子どもらしいことです。 多くの児童書が、言語化のお手本のように主人公のことばをすばらしく表現している点は、すてきな主人公にあこがれをもつ一方、こんなふうに豊かに表現できる子どもばかりじゃないと多少違和感を感じていました。 モモは信念を持ち勇気をふるいたたせて、奪われた心を取り戻しに行きます。孤独な少女がひとりで行動した点が好きです。 ファンタジーでありながら妙に現実味があり、とてもおもしろいお話でした。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    ”時間とは、生きるということ、 そのものなのです。 そして人のいのちは 心を住みかとしているのです。“ タイパ 時短 効率 ってそんなことばかり 気にしている 人間になると 時間泥棒の餌食になりそうですね

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    効率よく動くより、心の声を大切にしながら、人との交流を大切にしながら生活することの豊かさ。 無駄こそ価値という見方。 心が満たされれば、お金や成功がなくても豊かな気持ちで生きていける。

    0
    投稿日: 2026.01.03
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    時間をテーマに、女の子が「無関心」と戦うお話。敵はまるで現代の人々のようで、そんな人生、時間の使い方、ダメだろ!と叱られている感覚になる。これが半世紀も前に作られたということが驚き。さすが名作

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    後半の時間泥棒がうんぬんってとこより、時間泥棒が現れる前のみんなや世界の描写が大好きだった。その世界に流れているゆっくりとした優しい時間は、まさに読んでいる最中に私が浸かっていたベイジルタウンに流れているものとすごく近しいものがあるように感じて、なんだか居心地がいい、不思議な気分になった。 モモが人の話をただ聴いているだけで相手のイマジネーションがどんどん膨らんでいったり、喧嘩していた2人が仲直りしたり、物事が勝手に解決の方向に向かったりするっていうところがすごく好きだったし、無口なおじいさん道路掃除夫ベッポのモモへの思いやりや、想像力でどんなところにもモモを連れて行ってくれるジジの魅力の描き方にはすっごく心が温かくなってワクワクして、涙も出るほどだった。 読んでて面白かったのが、この本を早く読みたいがために会社の休憩をわざわざ同期が来ない時間にとって読んでいる私、少しでも暇があるとこの本を取り出して時々歩きながらでさえも読んでしまっている私って、なんかセカセカと時間を短縮してコミュニケーションを排除した孤独な時間に自ら身を置いてる、時間泥棒的な読み方をしてない?って思ったこと。 あと「時間泥棒」って言葉のニュアンス、日常生活でもときどき「話が長すぎて人の時間を奪ってる人」とかを指したりするけど、それって本来使い方逆なんじゃないかな?って思ったりも。この本の中では、とにかく時間を切り詰めて無駄な時間を1秒でも多くなくすことに全力を注ぐ(それが時間銀行にお金を貯めることになると信じ込まされているから)人のことだけどなぁ。と書いてて思ったけど、これは時間泥棒に騙されてる人のことか。時間泥棒自体は人から時間を奪う人で合ってるのか。難しい! 最後の作者のあとがきで、作者が汽車に乗り合わせたこのお話を教えてくれた人に「この物語を過去に起こったことのように話しましたが、未来に起こることとして話すこともできたんですよ」って言われたんだよって書いてたところも面白かった。この、作者が、これは自分が考えたんじゃなくて誰かから教えてもらったんですって言うことで、この本がノンフィクションであるかのように最後に魔法をかけて子どもの夢を守るの、「ルドルフとイッパイアッテナ」でもそうだったよなぁと思い出した。実際、私もまだあの話は猫が書いた物語を作者が代わりに出版したものだって心のどこかでは信じてる気がする。子どもの頃にかけられた魔法って解けないよなぁ。うつくしい。 そういえばこれ小さい頃からずっとママからおすすめされてた記憶があったんだけど、ママにモモ読んだよーって言ったら「あれ説教くさくてあんまり好きじゃない」って言われた。多分好きなのはパパの方だった…笑

    0
    投稿日: 2026.01.01
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    えコレ1973年の本なの、、?半世紀も前???んで児童文学、、?全然今でも通じるし、こういうの名作っていうんだぁ、、。子どもの頃に出会いたかったけれど『今』読めたのもご縁。 過去の話でも未来におこりうる物語でもある風刺、世にも奇妙な物語のような。モモが時間どろぼうに追われ振り向くシーンはゾクっとした。 図書館で借りて読んだけれどこれは買います。また読みたいし、子どもにも読んでほしい!

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    ドイツ人作家ミヒャエル・エンデの児童文学を手にとる。人にとって普遍的なテーマである『時間』を扱った作品。このような素敵な作品に小さい時に触れることができた読書好きの方々を羨ましく感じた。 第一部の「モモとその友だち」ではファンタジー世界へ導き、夢を大きく膨らませるための助走がしっかりとれる内容で、登場人物の性格や子どもの純粋さをとても上手く表現している。  そして人の話を聞くことで周りを幸せにするモモの特殊な力を哲学的な言い回しで記す。 一一 友だちみんながうちに帰ってしまった晩、モモはひとりで長いあいだ、古い劇場の大きな石のすりばちのなかにすわっていることがあります。頭のうえは星をちりばめた空の丸天井です。こうしてモモは、荘厳なしずけさにひたすら聞きいるのです。こうしてすわっていると、まるで星の世界の声を聞いている大きな耳たぶの底にいるようです。そして、ひそやかな、けれどもとても壮大な、ふしぎと心にしみいる音楽が聞こえてくるように思えるのです。 第二部「灰色の男たち」に入ると、アニメ名探偵コナンくんに出てくる「黒ずくめの男たち」のような謎の敵が、「時間貯蓄銀行」の行員と称して登場する。彼らは周りの空気を冷やし風景を灰色に変え、人間が節約した時間を盗み預かっていく。そう、時間どろぼうだ。 極端な合理化へのアンチテーゼ。YouTube動画や映画までも速聞き再生しコスパ、タイパを重視する現代人にも耳が痛い内容になっている。床屋のフージーが幸せを手放し時間を手に入れた物語を見て、何年前だろうか?吉野家のタッチパネル導入に愕然としたことを思い出す。 ー一 時間をケチケチすることで、ほんとうはぜんぜんべつのなにかをケチケチしていることには、だれひとり気がついていないようでした。じぶんたちの生活が日ごとにまずしくなり、日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっていることを、だれひとりみとめようとしませんでした。 …けれど時間とは、生きるということ、そのものなのです。そして人のいのちは心を住みかとしているのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。 モモは灰色の男たちから逃げて時間の国へ辿り着く。そこにはマイスター・ホラという時間を司る神さまみたいな人がいて、彼がモモにだしたなぞなぞの答えは「未来・過去・そして現在、つまり時間がこの世界そのものだ」というもの。 今年読んだ『14歳の宇宙論』ででてきた宙の説明「往古来今これ宙といい、、、」往古とは過去のこと、来今とは「これから来る今」、つまり現在を含む未来のこと!で『宇宙』って時間も表すんだとあのとき驚いた記憶が甦る。 とまあ、まだまだ書き足りないほど学び多き小説だった。灰色の男たちに支配された世界をモモが救出し、ハッピーエンドになるのだけれど、やはりほんわかした幸せな結末がこのみなんだな私。

    31
    投稿日: 2025.12.30
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    別の世界の話とは思えない描写が多くて、考えさせられる。時間を効率化していった先にどういう世界になっていくのか、好きな仕事をこん詰めてした結果、富は得られるものの、何かを失ってしまったえぴそなど、どこか他人事とは思えなかった。娘が生まれ、とにかく生活を大切に味わっていきたいと何よりも時間を選んだ今を改めて価値付けていけたようにも思う。 カメが言葉や行動が可愛い。

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    モモの人に耳を傾ける能力というものが、とても特異なものとして強調されていることが印象的だった。 せかせか生きたくない、ちゃんと自分のための時間軸で生きていたい

    1
    投稿日: 2025.12.22
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    読む本読む本でおすすめされていたので、「そんなにいいなら…」と思って手に取りました! 登場人物のキャラクターや「時間泥棒」という言葉は児童書らしくてかわいいのに、読んでいくうちに、どこか現実世界につながる冷たさというか、ゾワっとする怖さもあって不思議な感覚に… 静かな時間を過ごしてると、「何かしたほうがいいかな?時間無駄にしてないかな?」と焦ることがある自分を思い出して、もしかしたら私も知らない間に時間泥棒に洗脳されて、時間を取られてる側なのかも…と感じ、ちょっと鳥肌が立ちました(汗) ありきたりですが、「自分にとって本当に大切な時間とは何か?」を自然と立ち止まって考えたくなる本。 (心の片隅にこの本を置いておいてほしいなと思って、まだ小学生の弟にもあげました!)

    2
    投稿日: 2025.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「時間を節約することで、実は別の大切な何かを節約してしまっていることに、誰も気づいていない」 「時間とは生きることそのものであり、人の命は心を住処としている。時間を節約すればするほど、生活は痩せ細っていく」 という言葉が強く印象に残った。現代社会では、時間をいかに効率よく使うか、無駄なく処理するかが常に求められている。それは正しい態度のように見える。しかし『モモ』を読んで、時間を切り詰めることは、単に行動を早めることではなく、感じること、立ち止まること、誰かと心を通わせることまで削ってしまう行為なのだと気づかされた。 効率化の先にあるのは、豊かさではなく、むしろ「生きている実感の希薄さ」なのかもしれない。時間は管理する対象ではなく、心を通して味わうもの。これからの生き方では、「どれだけ早くできるか」よりも、「どんな気持ちでその時間を生きたか」を大切にしたいと思った。この作品は、今の時代だからこそ、そして今の自分だからこそ、深く刺さった。時間との向き合い方を見直すための、大事な指針として心に留めておきたい。

    3
    投稿日: 2025.12.21
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    とても有名だが子供の時読んでいなかったので今更だが読んでみた。 名作と言われるものは書かれた時代から何十年経っても内容が時代とマッチするから名作なんだなあ。人類が進歩とともに忘れていってしまうものはいつの時代も同じなのか。 大人が便利さを求めて効率化を進めていくと心が貧しくなりイライラすることも増え子供にもしわ寄せが行く。タイパと言いながら時間そのものを大切にできておらず何が幸せだったのかを忘れていってしまうのではないか?という現代にも通じるお話。 ジジがモモに聞かせてくれた劇中話がなんだかとても素敵だった。三体三部もだったけど物語のなかに夢のような物語を更に組み込める作家さんってすごいなあ。

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    灰色の男たちに時間を奪われた世界は現在や未来のことかもしれないと、きっと誰しもが自分事に感じるからこの作品は時代を超えて愛されるのだろう。 私も時間に追われて毎日を過ごしているが、時間をどう使うか、それを自分で選ぶ自由を持っているのだと再確認した。 「とっても長い道路を受け持つことがあるんだ」掃除夫ベッポは言った。「せかせかと働き出す。いつ見ても残りの道路はちっとも減っていない。だからもっとすごい勢いで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて動けなくなってしまう。道路はまだ残っているのにな。こういうやり方はいかんのだ」「一度に道路ぜんぶのことを考えてはいかん。次の一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただ次のことだけをな」「すると楽しくなってくる」「ひょっと気がついたときには、一歩一歩進んできた道路がぜんぶ終わっとる。どうやってやり遂げたかは、自分でもわからんし、息も切れていない」「これが大事なんだ」

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    ホームレスな女の子の物語。 お金はないが、時間は余るほどあり、話を聞くことが得意。 時間に対する教訓が有名な作品だが、それだけでなく資本主義、全体主義に対する批判。 お金や人間関係、自然や時間の使い方など様々な視点で描かれている。 著者は1929年ドイツ生まれで、ナチスに反対し、共産主義活動に加わっていたとか。 共感できる箇所も多いが、時間のない富裕層と時間のある貧しい人々が、やや極端な形で対比されていると感じた。 モモやジジには憧憬を感じるが、自分がそうなったら幸福を感じるかは疑問。 そういえば、昔インドに旅行に行ったときは、時間の流れがゆっくりに感じた。何もすることがなかったけど、最高に豊かな時間だった気がする。 時間をおいて何度でも読んでみたくなる一冊。

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    灰色の男たちは、この時代の人間たち(つまり私たち)の気がする。 いつの時代も、以前に比べたら「灰色の男」指数は上がるのだとは思う。しかし、最近の「灰色の男」化はスピードが速すぎる。

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    時間に追われている現代。そして自分。 なぜ追われているのかを見つめ直す必要があるし、今の働き方が時間の切り売りになっていないかも考えないといけない。

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    「自分らしく、人間らしく、心豊かに生きる」といった行為や思いに付随する「時間」、この「時間」が段々と消失し「自分らしく、人間らしく、心豊かに生きていない」人々が増えているといった現代社会への皮肉を児童文学に込めた一作品。児童文学こそ万人に伝わる表現で、万人が読後に考えをもてるような素晴らしさがある作品が多い中でクリティカルに「時間」とはを考えさせられた。 私たち大人は生きるために働き、生きるために食べ、生きるために学んでいる。その中で自分らしさといったものが少しずつ減っていき、人間としての象徴性を失っているのではと問われると、グサリと心に刺さる。その通りですと、自分の人生、自分の思い通りになるような、自分の思ったことが実現できるような「余白」や「ゆとり」は段々となくなっている現代社会、みんな時間に追われて生きています。そしてそれが辛いことも知っています。 だからこそ、手に入れた時間は無駄に消費するのではなくて自分らしさを得るために、自分の心を豊かにするために使いたい。わたしの場合は読書や運動といったところ。全ての時間を「自分らしく」生きるのはなかなかに難しいからこそ、せめて自分が現代社会の中で必死に得て手に入れたかけがえのない「時間」こそは「自分らしく」のために生かしていきたい。 これを小学生の頃に読んでいたらどんな人生を送っていたのだろう。もっと自分を大切に自分らしくゆとりを持って生きていただろうか。いや、結局のところ人はなかなか現代社会の「時間の鎖」からは逃れられない。どのような体験を重ねてきても人と生きていく故、どこかしらで「消失する時間」も存在すると思う。ただだからこそこの読書体験をもとに「かけがえのない時間」を自分のために生かしていく「ゆとり」を少しでもいい、自分で考えて自分で獲得していく自分らしさのための努力と学びの積み重ねが大切だと思った。

    50
    投稿日: 2025.12.09
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    タイトルは知っているけれど、読んだことはなかった作品。戯曲音劇になる、その劇に好きな俳優さんが出演する…。どんな話か読んでみよう、と読みはじめました。 大人になりすぎてから読んだせいか、序盤の子供の遊びの描写には退屈しました。しかし、後半は、時間を忘れるほどの面白さ!どのように舞台化するのか、楽しみです。 さし絵もエンデ自身が描いていて、世界観が素晴らしい。エンデのお父さんはシュールレアリズムの画家、エドガー・エンデ。「時間」「夢」を描くのは、シュールレアリズムの影響か? 絵が好きなので、表紙を部屋に飾っています。 実は、古書店でバーコードのない古いハードカバーの本を買いました。ブックケース入り。とにかく絵がいいので、大きい本を買ってよかった。絵は、大きさも大事。 文庫版は未読。文庫版には、ハードカバー版とは別の解説が付いているかもしれないので、解説だけ読みたい。

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    わたくしも灰色の男たちに時間を奪われています。あくせく時間に追われているな。と痛感。時間という概念を深く考えさせられました。読み応えがあります。無駄な時間とは本当は何なのか?自分の中にある時間を知れるのか?まずは時間を大切に、ゆっくり味わって?生きていきたいと思います。

    2
    投稿日: 2025.12.07
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    対象年齢が小学校5、6年生以上とある児童書だけれど、大人が読んでて大きく問われる本だし、働いて働いて働いて働いて働く方に向かうかもしれない今だからこそ、時間と自分の在り方を見つめ直すために示唆の多い本。豊かさについて考えさせられた

    2
    投稿日: 2025.12.06
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    時間に追われたことのある私にとっては、おもしろくも怖い話だった。たくさんお金があって忙しくても、幸せとは限らない。作中には『致死的退屈症』とあったが、うつ病のようなものかなと思った。 大人になってから読んだ方がわかるというか、おもしろい。

    1
    投稿日: 2025.12.05
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    私も灰色のやつに支配されてしまった親みたいになっていないかな? 学校の準備できてるの?習い事の準備できてるの?勉強終わった?早くご飯食べなさい! ずっとせかせかしてるかも… 灰色のやつに時間を奪われているのかな。 取り戻せるかな… この現代で。 大切な人を失わないように。

    1
    投稿日: 2025.12.04
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    たとえば、みんながひらめくこと、そのひらめきはすぐに忘れてしまうと思う。 そのひらめきを一つ一つ丁寧に文章にした本。 だから、痒いところに手が届くと言うか、この表現がしたかったんだって、表現豊かになれる 子供心がまだ自分に残っていると再確認する。

    1
    投稿日: 2025.12.04
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    児童期にこの本を読まず、本好きの友人に勧められて読了。 時間をテーマに進む物語は概念が多く、児童だったらばどのように理解したのか、昔に戻って読んで、今の感想と照らし合わせたかった。

    2
    投稿日: 2025.11.28
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    わたしたちは現代社会を生きていく上で遭遇する「時間泥棒」とどう対峙していくべきなのか。 現代はいたるところに灰色の男たちがいて、隙あらば私たちの時間を狙っている。一寸先は致死的退屈症である…と、資本主義への恨みつらみを述べた後に「とかくに人の世は住みにくい。」などと結ぶニヒルな感想が浮かんだがこれではあんまりだ。 別のアプローチを取ろう。それはそれとして、現代社会を生きるために大切なのは生活に彩りを加える姿勢やそれを見逃さない視線といったものなのではないか。 すなわち、どうしようもない現代を嘆き悲しんだり、時間の開放に思考を巡らすよりも、むしろ人生における「時間の花」と言える瞬間を見落とすことなくしっかり抱き上げて大切にすることが我々が灰色の男たちに対抗する手段であると思った。大変な世の中だけどそんなに捨てたもんじゃないと考えながら、灰色に染まらない彩りをつけながら生きていきたいものだ。

    3
    投稿日: 2025.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語全体が「時間とは何か」という問いに向き合っている。SNSやAIに触れることが当たり前になった今、つい"効率性"や"他者との比較"に振り回されてしまうが、この作品は立ち止まって自分の時間を取り戻すという、いまの時代ほど必要な姿勢を思い出させてくれる。忙しさを言い訳にしがちな人ほど、読んだあと心にくるものがある一冊である。 一方で、ティーンズ向けなので、ひらがなが多く、普段から本を読む人からすると読みにくいと感じるかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.11.27
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    余暇が大事という話。1970年代に書かれたことを考えるとすごい。文章、というか翻訳文が読みにくかった。

    0
    投稿日: 2025.11.20
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    ある少女の物語。 相手の話を聞くこと。お気に入りのものを大事にすること。誰かの評価ではなく自分の物差しで生きること。1日1日を大切にすること。 こどもだから、ではない。 誰にでもできること。 普通とか、当たり前とか、日常を、どれだけ大切だと思えるか。

    1
    投稿日: 2025.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    灰色の男たちは現実にいて、知らぬ間に時間を奪われているとか、そんなことを想像した。時間、効率……技術発展の恩恵を受けて有り難く生活しているわけだが、技術の速さと人間の時間は比例せず、人間を機械は走り去っていく。 忙しさは日に増して、ニノのレストランのような人たちで溢れかえる。 そんな社会、都会の歯車の中に入れられている私たちに本当に必要なのは、モモのような存在。 「モモのところに行ってごらん!」

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    時間を効率的に使わないといけない、と思っていたが、この本では、それって良くないよ、というメッセージであるので、どうすればいいのか、途中で打ちのめされる。何事もバランスが大事ということだが、当たり前のことであるはずなのに考えさせられる。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久方ぶりに読書らしい読書を行い、小学生時代、そして高校生時代頃に冒頭で読む事を挫折した「モモ」に手を出した。 しかしながらやはり、最初の100ページまで読むのがかなり苦慮するような気持になったのは果たしてまだ私の中で読みたいと言う気持ちが湧き起らなかったからか、もしくは私には既にその時から灰色の時間泥棒たちが気付いたらやってきており、楽しいという気持ちを無くさせてしまっているからだろうか。 果たしてモモはいったい何者なのか、それは最後まで分からないし、何処から来たかも最後まで分からない。 ただ分かるのモモはただそこにいて、相手の話をじっと聞いてくれる心の豊かさを持った、時間に「余裕がある小さな女の子」であることだけ。 なぜ彼女にそういった特別な才能があったのかは分からないし、彼女が眠っていた1年間という時間は取り戻す事はできないまま、彼女がある日やってきた時の様な日常が当たり前のように再び街に訪れて日常が「元通りに」なっていく。 それはまるで息をするかのようにやってきて、そうして知らぬ間に消えて行ってしまった、幻想的ともいえる灰色の生き物は、5歳までしか自由に遊べず6歳の年には強制的に小学校へ通うようになり、決められた世の中のルールを学び決められた仕事を永遠ともいえる長い時間を行う、現実世界の我々のことをあざ笑うかのように描かれている。 日常の中で誰かに腹が立つことがあるだろう、理不尽な事に直面することがあるだろう。 そうした時にきっと私は何度となく、この物語を思い出し、私は灰色の男たちから葉巻を譲り受けたいとその度にきっと望むだろう。 きっと灰色の男たちの正体は私たちのそうした日常のちょっとした不満や不安が生み出した、自由だった子供時代への葛藤や熱望の幻影だったのだろう。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    時間は平等。 なのに大人は時間が無いと言う。 子供目線で今で言う学校や習い事が皮肉混じりで書かれている気がして、とても面白かった。 時間は有限であり、Time is moneyを第1優先にした先に、家族の時間や人と人との繋がりを失ってしまうこともある。 大切なものの為に今どう動くべきか1度立ち止まって考える大切さを教えてもらった気がします。

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    時間に追われる日々だからこそ読めて良かった一冊。 文中にある、 時間とは生活、生活とは心の中にあるもの、 人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていく、なくなってしまう 心の中の時間について深く考えるきっかけになれた。

    31
    投稿日: 2025.11.14
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    小さな女の子のモモが時間泥棒から時間を取り戻す話。モモは危険な状況でも時間を取り戻すのが勇気があってすごいと思った。現実でも時間を大切にしようにしようと思った。

    9
    投稿日: 2025.11.14
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    35歳にして初めて読み、衝撃を受けてしまった。面白すぎる。 この世界観どうやって思いついたんだろ。 文体は読み聞かせしてもらってるような不思議な感覚 それでいて内容はハッとさせられるようなもので心に深く刺さる部分が多かった。 自分は大人側になってしまっているのだろうかと怖くなった。 この本の発行から50年くらい経ち、灰色の男たちによる世界はますます進んでいそうです。 丁度最近読んだ『暇と退屈の倫理学』にも通じると思った。 「暇な」時間を大切に生きたい。

    2
    投稿日: 2025.11.12
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    児童書なのでシンプルに読みやすかったけど、子どもにしては難しくない?!というくらいには風刺きいてるし考えさせられる本だった 時間は平等に与えられてるとか、タイムイズマネーとか、時間にまつわる金言って結構あるけど、「時間=生きるということ」っていうのがシンプルだけどハッとさせられる一文で、「だからこそ急いでなんかしないと!」ではなく「だからこそ時間を楽しまないと!」というポジティブな変換になるのがとても良い。 1973年に書かれたとは思えないくらい現代への風刺感がすごかった。何事も効率化したり、「未来の自分のために」という理由で切り詰めすぎて今を蔑ろにしたりと、心当たりを感じる部分が多く時間の使い方を考えさせられる本。 モモの他人の話をじっくり聞くという特徴も、時間の豊かさであったり、余裕であったり、他者と時間を共有できる人間ならではの時間の使い方だったりが表されているのかな? 後半から特に話のテンポが良くなるのでサクサク読めた あとは挿絵も可愛い

    1
    投稿日: 2025.11.12
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    今年中に読みたい本だったがやっと読めた。 時間を大切にできているか、時間に追われてないか。大事な人やことに時間を使えているか。 時間について考えさせられる冒険記だった。 時間どろぼうが本当に怖い。 カシオペイヤ、味方になってくれて嬉しい。 モモ、勇気を出して戦ってくれてありがとう!

    6
    投稿日: 2025.11.12
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    当時まだ私が小学生の頃、分厚い単行本をこの本を初めて手に取った。初めは「こんなの読み切れるわけない」と思ったが、気づけば夢中になり、あっという間に読み終えていた。 内容も当時の私が何を感じたかもすっかり忘れてしまったが、友人の勧めでまた読んでみようと思った。 物語の大きなテーマは「時間の使い方」 "時間泥棒"は、人々に時間の節約を迫り、余白をどんどん奪っていく。効率性や意義性に必要以上に囚われると、人は感情を失い、大切にしたかったものすら手放ていく。 情報にあふれる現代は特に「正しそうなこと」が多く、またSNSの普及により「比較する相手」も増えたことにより、不安を駆り立てられ、無理をしている人が多い気がする。かく言う私も常に劣等感と焦りを感じ空回りしていた時がいくつもあった。そして、おそらくこの先もやってくる。 そんな時は、ベッポじいさんの次のセリフを思い出したい。 「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるか?つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ-するとたのしくなってくる。たのしければ仕事がうまくはかどる」 成長とか、給料とか、ネームバリューとか様々な言葉が、私を無理に焦らせてくる。けれども私はただ「楽しく生きたい」から今の生き方を選んだ。この意志が時より折れそうになったり、忘れそうになったりする。でも、モモは「それでいいんだよ」と背中を押してくれた。将来のことは何も分からないし、正直不安だけど、「つぎのことをたのしむ」ことはきっと間違えじゃない。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    ずっと読みたかった作品。 児童書とは思えないくらいに語彙や内容は大人向けだと感じた。子供の頃は難しい語彙がでてくるとすぐ本を閉じる癖があったから今読了できて良かったと思う。 昔にかかれたとは思えないほどに現実社会が描かれていた。 退屈病の説明部分は心当たりがありすぎてぐさっときた。 効率化することを重要視する社会なってしまったからのんびり生産的なことをしないのが悪だと思われてしまう。何もしない日は罪悪感で溢れてしまうけど何もしない日が有意義でないことはない。 焦らずカシオペイアみたいにゆっくり有意義な日々を送りたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    何度も読み返したい本。 子供の頃に読んだ時にはモモの冒険をワクワクして読んだ。 しかし歳を重ねてこの本を再び開くと、いつの間にか灰色の男たちに時間を盗まれた大人になってしまっていたことに気づかされた。 タイパ、コスパを重視するような生活に疑問を投げかけてくれるようなこの本に、この時代で出会えて本当によかったと思う。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    わたしが子供の頃からずっと図書館の目立つところにある。ってことはとても良い本。なのはわかるけど厚みに恐れ慄いて手を出せなかったのだけど。5年くらい前に当時中学生の娘がずーっとこの本を読んでて「そんなに面白いのか」と興味が湧き読んでみたら、『そりゃロングセラーだわ。』と納得の内容であっという間に読み切りました。 時が経ち、ところどころの記憶が抜けてきたので今度はオーディブルで再読。高山みなみさんの声色の変化に、無料で(無料期間内だったので)最高の朗読劇を楽しませていただきました。エンデも高山さんも天才。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本を読んだり、音楽を聞いたり、映画を見たり、友だちと話したり、、、速読、倍速視聴、効率が重視される世の中で時間が勿体無い!と思われるようなこと=たのしいと思うこと、むちゅうになること、夢見ることはなにより自分自身を充実させるものなんだね。忘れたくない気持ちがたくさん詰まった本だった。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文学小説は読むのが苦手なので時間かかった。 時間泥棒は現代の私たち? 時間をいかにショートカットしていろんなことをたくさんやれるか?効率的に考えることは大事だけど 一つ一つの出来事を味わい心を豊かにしていく。時間の質も大切。 モモと時間泥棒の戦い?シーンは少しアドベンチャーに感じてジブリアニメを想像しながら読んだ。 名作だけどアニメや映画化はされてないのかな? ついつい自分の話をしてしまう相手っている。 それがモモ。会いたい。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    まさに今の時代に大切なことを教えてくれている作品。無駄なく最短距離でゴールに達するのが果たして正しいのか。失敗を避け効率よく生き、嫌なことはしない。そんな生き方を見てると、充実してるというより殺伐とした心地の悪さすら感じる.. 生きる上での大切なことことをモモは思い出させてくれた気がします。

    4
    投稿日: 2025.10.30
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    まだ読んだことがない人は読むんだ。特にビジネス書、自己啓発本疲れの人は全員モモを読むんだ。あとがきまできっちり読むんだ。 幼少期にこの本に出会えた人が羨ましいけど、私は今このタイミングで読めてよかったと思ってる。

    11
    投稿日: 2025.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間泥棒ってなんなんだろうっておもってたんだけど、本当にいるのかも。 そして今、私の時間を奪っている1番の時間泥棒は私自身かもしれない。 自分の人生、自分の時間、大事にしたいね。 心を動かして、錆びつかないように。 色々なものを感じ取れるように。 常に動かしていこう。奪われないようにしていこう。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    audibleで聴読。 タイトルから勝手に「赤毛のアン」のような話を想像していたが全然違った。 時間銀行や灰色の人など、時間に関するSFのような展開で、大人になって読んでみても、少し考えさせられるような内容になっていた。時間がない、忙しいと言ってしまう近代で、時間に支配されすぎていないか考えるきっかけになった。

    3
    投稿日: 2025.10.24
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    「時間の節約?でも、だれのために?」 このフレーズを見た時にハッとした。そういえば何のためなんだろう、と。生活や人生を豊かにするはずの節約に追われ苦しめられていたんじゃないかと。気づいたら私も時間貯蓄家になっていたようだ。 AIも発達してより時間短縮が選ばれる時代になったけど、時間をかけて考えたり作ったりする楽しみを忘れないでいたいなと思った。物事の本質はそこじゃないものね。 時間という概念を深く考え、ドキドキハラハラする展開もありつつとても楽しく読めた。 一番好きなシーンは亀のカシオペイアが、 「サキノコトハ、ワカリマス。アトノコトハ、カンガエマセン!」 と言ったところ。最高!

    3
    投稿日: 2025.10.21
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    名作と言われる『モモ』。子供の頃に読んだことはないが、名作なら通っておきたいと思い、成人もとっくに過ぎたいま初めて手に取ってみる。 無駄を省き効率的に生活すると時間は節約できるだろう。ただし、そんな生活からは温かみ、楽しみを感じるような「人間らしさ」が失われてしまうのではないか。そんな両面の世界を見せてくれるファンタジー作品。モモ、マイスターホラ、ジジ、ペッポ、灰色の男、カシオペイヤなどの共感でき親しみやすいキャラクターが良い。ストーリーもミステリーあり、ハラハラドキドキありで楽しめた。 「人間が持つ時間とは何か?」という難問への答えをモモと一緒に過ごすことで感じることができたと思う。 言葉でまとめを作るのは難しいが、「きっちりかっちりではなく余白がある生活をしてこそ豊かな人生を送れるんだろうなあ……」と漠然と思う。 言葉以上に、この物語が絵となり体験となり、イメージとして記憶に残るような内容だった。 にしても、対象年齢が小5,6だけど、こんな小難しい話に夢中になれるんだ。本好き小学生すごいなあ。 あと、甲羅にメッセージが出てくる亀のカシオペイヤが可愛い。友達になりたい。カタカナでメッセージが書かれるの可愛い。名前がカシオペヤじゃなくてペイヤなのも可愛い。 また別の見方で、時間にまつわるSF的な要素にワクワクした。もはや、亀のカシオペイヤはスタンド使いでは?!あと、時間を逆行する部屋…これはTENET…?なんて思いながらSF要素も楽しめた

    21
    投稿日: 2025.10.20
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    夫が、激推ししてくるエンデ。児童文学な上に翻訳本。中々自分では手に取らない本だったが、うん、これは現代に生きる老若男女全員が読むべき物語かと思う。国語の教科書に載せるのはどうだろうか。1973年に世に出てきたものだけど、ここらでいっちょ本屋大賞に選ぶのがいいんじゃないか。 育児中、『時間』に限らず、色んなことを考えている中での、今回のモモ。考えていた様々なことが物語とリンクし、再度思考することを促された感じがする。 とりあえず、会った人全員にオススメしたい。

    8
    投稿日: 2025.10.15
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    個性的で魅力的なキャラクターたちが生き生きと動き回るのが楽しくて、物語の展開もわくわくドキドキした。 時間を奪われた人間の世界は今の私たちそのままで既視感を覚える。 「ずいぶん前の作品」のはずなのに、2025年現在でも充分通用する普遍的なテーマで「時間とは何か」「豊かさとは何か」という哲学的な問いかけは、大人が読むと心に刺さる。 表紙・挿絵のモノクロ感が子供の頃の私にはとっつきにくかったが、読めば夢中になった気がすると今更ながら後悔。 時間を置いてまた読んで、じっくり考えたい作品。

    7
    投稿日: 2025.10.15
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    再読 ワークライフバランスと言われる今日この頃 家族や大切な友人と過ごす時間は、かけがえのないことですね。

    0
    投稿日: 2025.10.12
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    時間についてほんと考えさせられる本。どうしても生き急いでしまうから、時間をかけることの豊かさを忘れたくないなぁと思った。

    2
    投稿日: 2025.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった 時間節約して退屈に生きるよりも余裕をもって豊かに暮らしたい ジジとベッポいいなあ ジジの王子の話よかった ラストでモモが逃げているだけなのに、時間どろぼうの灰色の男たちが自滅していくのが納得感ある

    1
    投稿日: 2025.10.10
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    過去と未来がいなければ現在はない。今この瞬間はたちまち過去に成り変わる。とても印象的な表現である。 「時間」を単なる長さの尺度と捉えているうちは、そのような真理に気づけないのではないだろうか。 自分も忙殺される日々の中で、時間どろぼうに「心」と「時間」を盗まれてきた一人だったし、時間を大切にしているようで、できていなかったのだなと。 モモから得た教訓で心豊かに生きていくためにも、今この瞬間を積み重ねた過去の先に未来があることを忘れないでいようと思う。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    大人になってから、1年があっという間にすぎていく。 私も灰色の男たちに時間を盗まれているのかもしれないと思いました。 小さい我が子と過ごすこの時間を 何より大切にしたいと思えた作品でした。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    大人が読むとまた時間について考えさせられる。 ワーママなのでなおさら。 時間を倹約して、得られるものって何だろう。 お金を余計に稼ぐが、使うのも余計。 それでいて不機嫌。 フルタイムで働いて、まさにそうなっていた。 ビビガールのお人形も育児においてグサッときた。 用途が限定されるオモチャは2〜3日であきる。 (子供たち見てると本当にそう。) その後はまたものを買わないといけない。 あとは、子供達が大人は本当は子供が嫌いなんだ!と言っているシーンも。。 自分の生活をスムーズにするため急かしたり、 なんならいない方がスムーズだと思ったり⋯ 時間を何に使いたいのか考えないといけないし それは先のことばかり考えると今が疎かになっちゃうなぁと感じた。(多分、人間は先の事を考える性質があるんだと思っている。そうしないと生き残れ無かったので。なので、今を考えることをあえて意識するくらいで丁度いいのかもしれない⋯)

    3
    投稿日: 2025.09.28
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    たまに本作に関係のない映画で この本の名前が出るため、なんとなく題名は知っていましたが、内容は全く知りませんでした。 児童文学として有名とのことですが、少なくとも中学生ぐらいまで知らなかったことが少し恥ずかしく、 名作は一度読もうと思って図書館で借りました。 一読して、簡単なようで難しい本だと思いました。 時間をテーマに扱っているため、目に見えないものの取引を理解するのに精一杯でした。 だからこそ、理解することや時間の価値を考える上で成人した今、腑に落ちる内容だとも思いました。 最近忙しいと感じることが多く、言葉にもだしてしまいがちですが、本を読むことや誰かと会話することができている今は時間をまだ大切にできているのかなとも思います。この時間がなくなってしまったとき(時間泥棒が来た時)、人生の豊かさも同時になくなる恐怖を感じました。

    1
    投稿日: 2025.09.28
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    #モモ #ミヒャエルエンデ #岩波少年文庫 #読書記録 児童文学の超有名作。小さい頃に読んだからと思ってたけど何十年ぶりかに読む。壮大なファンタジーながら、現代の生活にもつながるストーリー。読むのには想像力が必要。「時間の花」の場面が特に神秘すぎて想像を超えていく。 豊かさとは何か、いつの時代も人は忘れがちなのだろう。 余白を大事に生活しよう。そして好きなことをしよう。 家族や友だち、身近な人と一緒に過ごす時間を大切にしよう。 そう思いました。 #Momo #MichaelEnde #IwanamiChildren'sLibrary #ReadingLog This is an incredibly famous work of children's literature. I thought I read it when I was little, but I finally reread it after so many years. It's a grand fantasy, but the story is also relevant to modern life. It requires imagination to read. The "Flower of Time" scene in particular is so mystical it surpasses imagination. People, no matter the era, tend to forget what abundance is. Let's live our lives with utmost care. And do what we love. Let's cherish the time we spend with family, friends, and those closest to us.That’s what I thought.

    3
    投稿日: 2025.09.27
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    〜2025.09.27 名作にも関わらず、未読であったため、読んでみた。 児童文学として、楽しめた。 「街とその不確かな壁」を読んだ後だったからなのか、なんだか似ているなぁ、と。村上春樹の子供版っぽいなぁ、と。 公私ともにモヤモヤしていた、いや、しているので、読んで良かった。

    9
    投稿日: 2025.09.27
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    永遠の名作 モモの小説で語られることは、時代を超えて現代にも意味をなす。 時間泥棒に奪われた時間は、きっといつでも取り返すことができるはず。 児童書だけど児童書に非ず、でした。

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「どうしてじぶんで這っていかなくちゃいけないの?」 からの 「ミチハ ワタシノナカニアリマス」 で、めちゃくちゃに泣いてしまった。

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    オーディオブック 初めの方はなんだこの話?どう展開していくのか?って思ってたけど最後への盛り上がりが良かった。友達たちとの会話も、風刺の効いた表現も、昔も今も変わらない苦しみがあるんだなあとなんとなく感じられてしんみりした。その後が気になるけど!!!

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    言わずと知れたミヒャエル・エンデの代表作。 時間論関連の推薦図書には必ずと言っていいほど登場するので、自分の子供向けに買っていたものを読んでみることにした。 本書は児童文学にしては約400ページ(3部構成・全21章)の長編ファンタジー小説である。 読了時から半世紀以上前の1973年に出版されたものであるにも関わらず、今なお世界中で読まれており、もはや時間論の古典といっても過言ではないであろう。 哲学的テーマをファンタジー仕立てにした著作に『ソフィーの世界』があるが、それと比較して本書は時間のみをテーマにして物語が展開されている分、読み進めるうちに知らぬ間に時間の世界に引き込まれていくのが最大の特徴なのだといえる。 それにしても、本書の主人公であるモモを付け狙う灰色の男たち、すなわち「時間どろぼう」とは何と秀逸なネーミングだろうと感じざるを得ない。 そして、21世紀になって四半世紀が経とうとしている現在においても、このどろぼう達は減るどころか増加の一途をたどっていると思わせてくれるのも、この表現(概念)のおかげだと思えるのである。 インターネットとスマートフォンが普及し、誰でも簡単にあらゆる情報にアクセス可能となった反面、ネットに常時接続している人間の時間と心の隙間に彼らはひたひたと入り込んでくる。 また彼らは、人々にとって悪の象徴ではなく、むしろ自身にとってより幸福な状況を作り出してくれる存在であるものとして描かれているところが秀逸である。 そして時間を奪われた現代人は、自分としては罪の意識も悪意もないままに(時として善意や正義のままに)、SNS中毒から他人への誹謗中傷、グローバル犯罪グループへの加担、違法カジノへの参加などに心と時間を奪われていくのだ。 この時間に対する人間の普遍的課題を看破し、ひとつの物語として紡ぎあげた著者には驚嘆を禁じ得ない。 ただその一方で、時間どろぼうが世界中で加速度的に増え続けている現在、この物語のようなハッピーエンドな状況が訪れるとは考えにくい。 それを理解したうえで、個人としてどのように時間どろぼうと対峙していけばより豊かな人生を送ることができるかを考えることのできる作品であるといえる。 時間について書かれた本は数多存在するが、それらは物理学的・哲学的・生物学的・ビジネス的・自己啓発的であることが多く、内容が硬くなりがちである。 巷に多く存在する「マイムマネジメント」や「時間術」的な本など、時間の効率的使い方を謳っているものであっても、本質的にはスケジュールの隙間を効率的に何かで埋めること(=時間どろぼうに多くの時間を奪わせること)が述べられているだけにすぎない。そこには豊かな時間の使い方はどこにも述べられていないのだ。 そのような「時間詐欺」ともいえる手口に気付かせてくれるのも、本書の価値のひとつかもしれない。 本書は児童文学のジャンルなので低年齢でも手に取りやすいだけでなく、大人でも十分に楽しめる内容なので、親と子や教師と生徒など、世代間で時間について話し合うきっかけを与えてくれることも、長く読み継がれている理由なのだろうと感じた一冊であった。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    前半は正直、児童文学ならでは(イメージ)のストーリー?文体?ひらがな?が読みづらくて1ヶ月かかってしまった。内容としては素晴らしいから、幼い頃に出会いたかった! 後半からは面白くて一気に読めた。 時間の概念はちょっとわかりづらかった。お花とか、振り子とか。分かりたかった。 忙しくするとか、急ぐとか、本当はそんなこと必要ないのかも。どうでもいいとか、今忙しいとか思わずに、相手に時間をかけるように意識していきたいな。

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    「モモ」何度か読んでるのですが、昔からちょっと苦手です。 なぜか自分でもわかりません。 言われてる良さは理解してるつもりなんだけどな。 もう一度読んでみようかな…いやいや時間がもったいないか。(そこか)

    3
    投稿日: 2025.09.19
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    オススメの本リストに必ず入っている本。 50代になって初めて読みました。 聞く事の大事さ。道路掃除のおじさんの仕事に対する考え方。すべての人に平等に与えられている時間を大事に使う事。自分が考えて来なかった死ぬまでの残された時間。まだまだたくさんの事を考えされられた本でした。 児童文学とありますが、大人だから感じる事もきっと多いはず。

    2
    投稿日: 2025.09.17
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    エンデは本当に天才だと思います。まるで絵を描くように文章を紡ぎあげる。言葉が綺麗で宮沢賢治読んでる時のような色の濃い世界に入り込めます。

    137
    投稿日: 2025.09.16
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    非常に考えさせられる児童文学だった。 子どもでも楽しめるのはもちろんのことながら、大人にとっても学ぶことが多い内容。 ファンタジー要素が強めで、何が起こってるかよく分からないところもあったけど、異世界として楽しめた。 時間に追われて大事なものを見失っているのではないかというこの本の問いは現代を見事に表していると思った。この本が1973年に書かれたとは思えないくらい、現状に対する問いとして納得できた。すごい。 人は何のために生きるのか?を考えさせられた。 限られた時間を有効に使うために、世の中はどんどんタイムパフォーマンスを向上させようと便利になってきているけど、時間を節約することが目的になってしまっているのではないか。 時間を節約するという目的に向かって生きることは、単純明快で考えることを放棄させてしまう。 何のために時間を節約しているのかを考えないといけない。 あとがきがとても良かった。 (オーディブルにて)

    11
    投稿日: 2025.09.13
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    小学5.6年生用らしいが、この作品に出会わず過ごしてきたので読むことができてよかった。当時の自分には到底完読できた気がしないほどの大作だと思う。 読書の息抜きに読み始めたが、自分には訳が合わなかったのか読んでいくのに少し苦労し時間がかかってしまった。 池に浮かぶ唯一無比の奇跡の花。時間とは。

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    傑作。時間とは?というテーマでこれだけの物語が作られたことに感動する。タイパや生産性といった事が重要視されるような現代で、この話のメッセージを理解し実行するには難しいが、それでも時間の持つ性質が人間にもたらす影響は普遍的で、実生活を積み重ねてきた今、改めてその重要性が身に染みて分かる。今の時代にこそモモちゃんが必要。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    ■参加者の感想をピックアップ■ ・ファンタジーの部分やキラキラした感じは好きだったが、「時間を大事に、ゆとりを持って人にやさしく」という説教臭い感じが嫌いだった。 ・あまり感銘を受けなかった。発表されたのが1970年代ということで、日本の高度成長期に疑問を投げかけるから流行ったのでは? ・「これを読めば時間の大切さがわかる!」と期待して読んだので、明確な答えが出ず肩透かしを食らった感じ。 ・作者のミヒャエル・エンデがその後日本人と結婚していることもあり、もしかして流行ったのは日本だけなのでは? ・作者が以前NHKの番組に出ていて、アインシュタインを批判していた記憶がある。物事の裏には普遍的な法則があると信じたアインシュタインを批判した作者なので、産業革命後の資本主義的価値を嫌った思いを綴った本なのではと思った。 ・作中にある「時間は心」や「生まれた時に持っている時間は決まっている」に納得した。 ■読書会後の私的感想■ ちょうど2020年にNHK「100分de名著」に取り上げられたこともあり、最近また再流行しているみたいですね。 「古典の名作」「現代人に時間の大切さを説く」などと目にしていたのでかなり期待して読んだのですが、あまり納得のゆく内容ではありませんでした。参加者の中にも否定的な意見が多かったです。 作者はこの話を通して、「時間(=心)にゆとりを持って。出会う人みんなに時間(=心)を惜しまず割くことで、充実した生活が送れる」というようなメッセージを伝えたかったのだと思います。ですが、引き合いに出される時間を節約するために働く大人たちが、どうにも「=私たち」と受け取れませんでした。確かに「コスパ」「時短」などが溢れかえる昨今、いかに短時間で最大限の効果を上げるかは、資本活動をしている現代人なら誰しもが気にしていることです。しかし現代人は、そうして溜めた時間を個人のために使うことにより人生を充実していると思っています。そのため、「時間に追われる」と「人生が充実しない」は必ずしもイコールではない、のでは? 1日は必ず24時間なので、「時間をセーブする=それを将来に使う」というコンセプト自体が飲み込みにくかったです。 本の中の「時間」を「お金」に置き換えると、「将来のために今の金銭的自由を我慢する」=「窮屈な生活を強いられる」で、もう少し納得できますが・・・。 メンバー間で話し合ううちに、こんな案も出てきました。 確かに、やりたくもない仕事に追われ、仕事の疲れを取るために個人の時間を充て、毎日歯車の中で回っているだけのような気になる人もいると思います。(失礼ですが日本在住の方に多いと思います)失礼を承知で続けると、己の意思で外国に移り、「普通」や「当たり前」という身を任せられる大きな流れがない異国で、日々大なり小なりの決断を己の価値観と照らし合わせて行っている私たちには、なんのために時間を使うのが個の充実に繋がるのか、無意識的にできているのでこの話があまり響かなかったのかもしれませんね。 なお、読書会が終わったあとあまりにも「納得できない」という意見が多かったので、もしかしてメッセージを読み取れなかったのかも!と思い知人数人にも話してみました。 ・そもそも読書会なんて生産性のない、ゆとりの権化のような集まりに好んで時間を割くような君等に理解できるはずがない!この本は、毎日やりたくもない仕事に追われ自分の時間がないと感じているような人に刺さる本である。 ・「灰色の男」とは、現在のスマフォではないか?触り始めるとあっという間に数時間経っていて、そのせいで残りの時間で家事などをこなす羽目になっている。スマフォを触らずに、もっと子供との時間を増やせと言われているようで胸が痛かった。 などなど、また新しい視点が出てきて面白かったです。 特にスマフォは、ともすればリラックスの楽しい時間なはずなのに、終わったときには「こんなに時間を使ってしまった!」となる代表ですよね。 作中のベッポやジジも、「灰色の男」に時間を奪われたあとも同じ仕事を続けてます。にもかかわらず、とても人生が嫌になっています。 もしかしたら、同じ作業をするにしても、自発的に楽しんでやるか、強制的にやらされているかと思うか、という視点一つで、人生の哀楽が決まるのかもしれませんね。 ■開催日時■ 2021年7月 ■参加人数■ ・3人 ■今月の課題本■ ・ミヒャエル・エンデ著「モモ」

    1
    投稿日: 2025.09.05
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    これが50年前に発表された児童文学なの?? ぶすぶすと心に刺さる。 「時間がない」「忙しい」「急いで、早くして」 たぶん、みんなこの言葉に心当たりがあると思う。 そんな人たちに読んでもらいたい。 時間とは生きるということ、そのもの。そして人の命は心を住みかとしている。 無駄を徹底的に削ぎ落とし効率を求めるほど 生活と心は痩せ細っていく。 いつまでも遊び心を忘れずに、心の豊かさを大切にしていきたいな。 ひらがなが多めで少し読みづらいけど、慣れてしまえばサクサク読めちゃう。 50周年を記念して絵本もでたみたいだから、そちらもチェックしてみる◎ あなたの時間はあなただけのものだよ。

    4
    投稿日: 2025.09.05
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    ひらがな表記が多く子供向けと思い、読みづらいなと思って渋っていたけど、かなりメッセージ性が強く、大人こそ読むべきかもしれない。 忙しいと自分に言い聞かせ、人生をどのように生きるか、能動的に、創造的に考えられなくなったらどうなるか? 時間の概念と純真さを引っ張り出して改めて気づかせてくれようとしている。

    2
    投稿日: 2025.09.02
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    最初は難しそうな本だし、時間泥棒ってどういうことだろうと思って読み始めました。 読み進めるうちに引き込まれ 私たちが生きる現代とリンクしていることにドキッとしました。 私自身、子供に早くして!時間ないよ!とか言う事が多く その時しか感じられない子供の体験や感性を奪ってしまっているのかなと感じました。 完成されたおもちゃを与える事で想像力をも奪っているのかと驚きました。 印象的だった部分は 「時間をケチケチすることで、ほんとうはぜんぜんべつのなにかをケチケチしている」 「時間とは、生きるということそのものなのです。 そして人のいのちは心を住みかとしているのです。」 「時間とは人間ひとりひとりの胸の中にある きわめて不完全ながらもまねてかたどったものなのだ」 「光を見るために目があり音を聞くために耳があるのと同じに、人間には時間を感じ取るために心というものがある。そしてその時間を感じ取らないようなときは、その時間もないのとおなじだ。」 メモをとりたくなった箇所がたくさんありました。 カシオペイアがかわいかったし 時間の花を表現している文節がとても美しかった。 ゆっくり進めば進むほどはやく進めるという表現は 私たちの日常にも通じると感じました。 急がば回れという言葉があるように ゆっくりその瞬間を存分に感じ取って時間を過ごす方が人間らしくなれ 自分の時間を最大限に生かせる。 はやく進めるような感覚に近いのかなと感じました。 現代にも円形劇場のような場が必要で 大人にこそ子供心を取り戻せる 人と人との関わりや場が必要だと思います。 世間体や周りの目を気にして生きる時間を過ごすのをやめたい。 自分だけの価値観を大事にし 本当に感じたい感情で生きる時間を大切にしたい。 この本を読むのと読まないのでは 生活の質が全然違ってくると思います。 生きる上で大切なことを忘れないように 手元に置いておきたい本。 読むきっかけを与えてくれた方に感謝!

    6
    投稿日: 2025.08.20
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    時間の価値と傾聴の力を学んだ。モモには相手の話を心から聞く「傾聴力」以外に特別な能力があるわけではないが、その傾聴力こそが、人の心を解きほぐし、奪われた時間を取り戻すための一歩となる展開に、現代のリーダーにも求められる傾聴型リーダーシップを重なりみることができた。効率化や生産性向上の名の下時間と引き換えにもっと大切なものを手放してきたのかもしれない。 時間はもっともかけがえのない大切なものをゆえに、その時間をどう使っていくかをよく考えさせられた。

    2
    投稿日: 2025.08.15
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    前半はよくある児童文学といった風だけど、後半からのストーリーが面白い。時間の概念の物語。普遍的なテーマなのね。現代社会にももちろん当てはまり、うんうんそうだよね、と頷きながら読んだ。 主人公モモも最初はただの不思議な女の子で始終ふわふわして終わりなのかと思いきや、後半かなり辛い目にあって応援しながら読んでた。 甲羅で文字が光る亀の『カシオペイア』可愛いすぎる。欲しい。描いたい。亀型のAI搭載ぬいぐるみとして販売出来そうだけど、物語で出てきた喋る人形みたいに、すぐ飽きられちゃうんだろうねぇ。現代社会は消費消費の価値観から、少しずつ抜けてる印象はあるけど、快適さ便利さに慣れてる身としては難しい問題だよね。

    2
    投稿日: 2025.08.11
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    ドイツの児童文学作家エンデの本。時間とは何か、時間の大切さについて、童話を通じて大人にも子供にも考えさせてくれる本。現代を皮肉っているようにも見え、そのテーマが面白い。 現代の資本主義の社会によって人間はますます労働の効率化と富の獲得、豊かな暮らしを求めるようになり、自分でも気づかない、または、止めることのできないような生活になってしまっている。 時間の使い方、それをどう使うかは人それぞれであり、上記のようなことに日々励み社会貢献すると言う志を持つことも否定はできない。 ただ自分の人生、知らないことも多い中で、時間をどのように使うのか、時間を使ってでもやる必要のあること、自分の時間の使い方、他人との時間の使い方についてよく考え、世の中の歯車に必ずしも準わない形で使うことも大事であると思った。

    1
    投稿日: 2025.08.10
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    時間について考えさせられる本 時間という概念は子どもには難しいかもしれないけど、児童書というくくりになるのか? 目に見えないものだけど、捉え方で人間性や人生が変わると思った 自分は自己評価だけど心のゆとりがある方だと思ってるけど、改めて時間の見積もりとか誤らずに色んなことを計画しなきゃだなと…笑

    7
    投稿日: 2025.08.10
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    小さい頃大好きだった児童書。大人になった(なってしまった)今読み直してもやっぱり面白い!! ドイツ語版MOMOも入手したので、気が向いたら原文と突き合わせながらドイツ語勉強して日本語の翻訳との違いについて考えてみたいと思う。 エンデが妻と死別後に結婚した2人目の妻が日本人だったのはあとがきを読んで知った。モモが日本人の間で人気なのはこれが理由なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時間どろぼうの灰色の男が不気味で恐ろしい。時間を節約すると、生活が痩せ細って心がギスギスしてしまう。その通りだと痛感。時間の余裕は心の余裕なんだな〜。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    子供の頃に気になりつつも読めていなかった「モモ」をようやく読むことができた。 あらすじの「時間どろぼう」とは何だろうと思いながら読み進めていたが、現代の私達にもとても身近な存在であると感じた。むしろもう時間を盗られているのかもしれない。 またいつか焦燥感や不安を感じた時にまた読みたいと思う一冊だった。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    想像以上に壮大な物語だった。 児童文庫に分類されているが、「時間」という抽象的で難しいテーマを大人の私にも響く言葉で(大人になったからこそなのか)描かれていた。物語のテンポ感も良く、ファンタジー要素も満載だった。 時短やタイパが重要視される世の中であるが、自分の「時間」をどうするかは自分で決めることは心に留めておきたい。 また、ベッポのようにどんなに大きな課題でも次の一歩のことだけを考えてコツコツと取り組む姿勢は意識していきたい。

    0
    投稿日: 2025.08.02
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    他人の人生から時間を盗む「灰色の男たち」と時間に縛られず生きる少女・モモの物語。 時間を効率化し、節約したはずの時間を「灰色の男たち」に奪われる登場人物達。「豊かに生きようと勤しむあまり、かえって生きる喜びを見失ってしまう」というテーマが身につまされます。 本作は「すべての人が自分だけの時間を持っている」という事を特に描きたいのかなと感じました。 時間の流れは万人で異なり、その人の心のあり方や生き方によって速さを変えてゆく。その価値は画一的な基準では測り知れず、効率や最適化にゴールは存在しない。 モモは、ただ誰の話にもじっと耳を傾け、相手の心に寄り添う。それだけで、周囲の人々から奪われた時間の本当の価値、「生きる喜び」を思い出させていく。 時間の速さに囚われないという生き方そのものが、時間に対する最も純粋な答えなのだと思いました。 時間という抽象的で深遠なテーマを、モモのまなざしを通す事で、優しいファンタジーとして描き出した作品。誰もが日々の生活の中で感じる“忙しさ”や“時間の足りなさ”に、そっと問いを投げかけ、本質的な豊かさとは何かを深く考えさせてくれます。 情報化が進み、効率が最優先される現代において、その輝きを増す不朽の名作です。

    2
    投稿日: 2025.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 30分後の事が分かる亀がそのことを知らせるために背中の甲羅から文字が浮かび上がるところが面白かった。最後、モモが灰色の男たちをやっつけて平和になったのでよかった。  

    2
    投稿日: 2025.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろんな分野で引用があり、気になったため読むに至る。場所は荒廃した円形劇場から始まる。出生もわからず社会の枠組みから外れている少女"モモ”が時間泥棒からみんなの時間を奪い返す話。童話としてやわらかい語り口で語られるも、かなり直接的な現代社会への批判が込められる。効率や生産性は何に連れて行ってくれるのだろう。ぼんやりとした見えないゴールをぶら下げられ、ただ走り続ける。何のために生きてるのか、何をもって生きてると言うのか、社会に流されず考えていきたい。 灰色の男たちはすぐ近くでタバコを燻らせているかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.07.15
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    翻訳本なので、ところどころの単語が気にはなったものの、ストーリーと主人公の行動に、人と接し方を教わった 社会人として前から気をつけてはいたが、客観的にその事の大切さを味わえて、改めて気をつけようと思った

    3
    投稿日: 2025.07.14
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    凄く面白かった!スマホが登場するずっと前から、人間は時間を消費し続けているんだなあ。自分は、スマホ時間を減らそうと思って読書を始めたし、そのおかげでこの作品にも出会えたと思うと、以前よりは豊かな時間を過ごせているんじゃないかなと思えた。モモの「人の話を聴く才能」、私も身につけたいよ〜

    2
    投稿日: 2025.07.13
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    モモは「本」なのかもしれない。 語りかけることで、向き合うことで、自分を見つめ直すきっかけになる。 私が本に対して感じる魅力の一つはそこにある。 本を読むことで、様々な人の生き方を知る。 そうすると、自分の人生においてはどうなのかと考える。 それが自分の生き方に大小様々な影響を与えてくれる。 それが本の魅力であり、モモに話しかけることで自分を見つめ直す人たちの姿は、それに重なる。 また、この本で時間を灰色の男に奪われていく人たちの姿は、現代でもまったく当てはまる。 仕事に追われ、元々あった仕事への情熱を失い信念を曲げて、時代の変化の速さのせいにして、鬱々とした気持ちを騙しながら日々を過ごす大人。 高価で高性能のおもちゃを与えられたのに、自分の頭で考えて遊ぶことを封じられ、決められた遊び方しかできないこと、「勉強になるから」と大人から言われたことしかできないことに、どこか退屈さを感じる子ども。 みんな良かれと思って、短時間で効率よく仕事を終わらせようとする。 しかし、効率は上がったはずなのに、次から次に仕事はやってくる。 …ような気がする。 本当は、それほどまでやらなくても良いものかもしれない。 人間が人間らしく生きるとは何だろう? 仕事をできるだけ詰め込んで素早くさばくことか? 将来良い大学、良い会社に入るために役立ちそうなことをこどもに詰め込むことか? そうではなく、大切な周りの人たちと話したり、遊んだり、趣味を楽しんだり、そんな、今は一見無駄と見られてしまうような時間こそが、人生の豊かさを生み出す時間だと思える。 読書だって、別に読まなくても死にはしない。 しかし、私は読書を今後一切禁じられたらかなり辛い。 家族との時間を蔑ろにして仕事に没頭することも、一つの選択肢だ。 しかし、その人生の先に、何が待っているだろう。 本当に家族と過ごすことのできる時に、周りにはもう大切な人たちはいなくなっているかもしれない。 今できることを、今この瞬間に大切にしないといけない。 時間は戻ってはこないのだから。

    19
    投稿日: 2025.07.06
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    名児童文学である本書。 時間の大切さをモモと時間泥棒との闘いを通して私たちに教えてくれる。 "なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからです。そして人のいのちは心を住みかとしているからです。" 本書の1節。全くその通りだ。

    2
    投稿日: 2025.07.02
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    途中から夢中で読んでしまった。 そのまま、激務で多忙な友人にこの本を貸してしまった。 刺さった部分を以下に。 自分の時間を過ごして、本当の意味で自分の人生を生きたい。 「人間はひとりひとりがそれぞれじぶんの時間をもっている。そしてこの時間は、ほんとうにじぶんのものであるあいだだけ、生きた時間でいられるのだよ。」 「人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。」

    2
    投稿日: 2025.07.02
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    とても約50年前に出版されたものとは思えない、今の時代にも刺さるお話。 序盤はページ稼ぎか!というぐらい冗長的な場面が多く、読み飛ばしてしまうところがあったが、それは後半に向けた布石だとわかった。 後半になるにつれて、あとがきにもあるように、夢に出てくるようなファンタジー性と、スリル、時代を風刺する表現など色んな要素が入り混じり、どんどん物語に引き込まれていった。 空想物語ではあるが現実でもあるような、そういうふうに思わせる物語の組み立て、アイデア、表現が素晴らしく(訳者の翻訳力も含め)、再読したいと思える一冊となった。

    2
    投稿日: 2025.06.29
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    本当の意味で時間を大切にすることについて考えさせられた。ただ節約すればいいというわけではない。 読めてよかった。

    0
    投稿日: 2025.06.28