
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロシアもそうだがアメリカも自分勝手な国。アメリカを盲信するのではなく、国益のために日本はどうすべきか。当たり前と言えば当たり前だが、理想論ではなく現実主義で国際情勢が動く中、改めて色々と気付きを得られた本。 ・ドルが基軸通貨で貿易決済に使われる限り、アメリカの貿易は国内取引と変わらず、経常赤字は全く問題にならない。ドルが基軸通貨でなくなった時、アメリカは没落する。 ・ソ連崩壊後のエリツィン政権下のロシアはオリガルヒが利権を貪り税金も納めず経済状況が悪化しており、その中でオリガルヒの一人であるベレゾフスキーの後ろ盾により大統領まで駆け上がったプーチン。就任後には、ベレゾフスキーを逮捕する等によりオリガルヒを服従させ経済を支配、下院第二党と第三党の合併による統一ロシアの結成による下院掌握、地方首長の解任権や連邦管区の設置による中央集権化、減税による税収増等により経済を急回復させ国民からの極めて高い支持を獲得。 ・常任理事国が拒否権を持ち何をやっても処罰されないという状態の中、国際法や国際組織が機能しないことは歴史の事実。米国のイラク戦争然り(石油利権を狙ったとグリーンスパンが認めている)、イスラエルのパレスチナ侵略然り、中国のチベット人虐殺然り。こうした中、理想主義は機能せず、現実主義で外交は動いている。16〜19世紀の英国の外交の基本方針は、派遣国となりそうな国を叩くこと。20世紀以降の米国も同様。日独を叩き、ソ連を叩き、そして今中国を叩く。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログこれは… 目から鱗というか、 平和ボケかつアメリカ側陣営でしか世界情勢を見れていなかったことを痛感させられた。 特に、ロシア周辺国でアメリカが同様のパターンで選挙不正を訴えるデモを起こす革命テロのくだりは、ウクライナ側の“アメリカ側視点”のドキュメンタリー映画を鵜呑みして信じ切っていたのでゾッとした。 何よりも、この著者 北野さんの妄想によるトンデモ論などではなく、新聞や各種報道機関による真っ当なソースが存在していることの説得力。 アメリカの戦争についてもいまだに正義の戦いだと思ってる人たちは多いと思う。 北朝鮮、中国、ロシア… これらの国が日本に対して攻撃してくるような有事にはアメリカが助けてくれると根拠のない期待を抱いている日本人は多いだろうけど、ほんとに根拠は一切無いのだと思い知った。アメリカだってそりゃ自国のことで精一杯だろうし。 目を覚ますには、考え方を見直すには、十分すぎる力強い一冊かと。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦。北野 幸伯先生の著書。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦は現在から10年前に北野 幸伯先生が執筆された本。北野 幸伯先生はその時から現在のロシアの動きを予見できていたのかも。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦、北野 幸伯先生の慧眼に驚かされる一冊。
0投稿日: 2022.10.29
powered by ブクログ10年前の本なんや。 プーチンて、ある意味純粋ん何だよ。狡猾な欧米と比べれば。 あれからかなり状況が変わって、米国はデフォルトしなかったし、ロシアは面倒臭いことになって、C国は異形故に覇権は望めない。 予定通りに没落してるのは日本。
0投稿日: 2022.08.25
powered by ブクログ普段から勉強をしている人であれば、このあたりの知識は当然踏まえていると思うが、著者の経歴から察するように、クレムリン側の教育を肌で実感した著者だからこその、このロシア側からの見方が多少理解できると思う。
0投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ少し古いので今とのズレが少しあるのと、もう少し新しい著作との重複があった。 でもプーチンに少し親近感が湧いたかも。
0投稿日: 2019.06.07
powered by ブクログ【由来】 ・amazonで「プーチンの思考」の関連本 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・本書は、プーチンのこれまでの軌跡を主軸に置いて、アメリカによる覇権時代から多極化の時代に世界は移っているということを解説している。「多極化」については、前に読んだ田中宇の「メディアが出さない世界経済ほんとうの話」で初めて知った。その時はちょっと眉唾なところもあるなあと思っていたのだが、この本は「こういうこと言うと陰謀論だったりトンデモ本だと思うでしょ?でも、ほら、これ見て」という形で根拠を示している。その多くは新聞記事であり(バランス的に産経が多いような)、少なくとも出典を示すこともなく自説の陰謀論を展開しているだけという本ではない。語り口があまりにも分かりやすさに寄ってるので、最初は若干の怪しさを感じたが、読み進めていくうちに気にならなくなった。高校の日本史の先生の授業がこんな感じだったので、個人的な親和性が高かったのかも知れない。 ・プーチンが権力の空白をぬって大統領になったとか元KGBだとかって話は知っていたが、大統領になってからの具体的な動きは全く知らなかった。減税を行う一方で、巨額の脱税を行っていたロシア経済界の大物達を一挙に追い込んだという辺りの話はとても面白かった。ちなみに元KGBの権力者と言えばアンドロポフ書記長。Wikipediaによると「ソ連時代の指導者が否定されるなかでも、別格の指導者像として顕彰されている」とのことで、プーチンに与えた影響なんかについても知りたいところ。アンドロポフが書記長だった時、プーチンは30歳。影響を受けてないわけがないと思う。 ・プーチンはラインハルトなんだろうか。銀英伝の田中芳樹さんもプーチンには注目しているらしい。 「プーチンさんて、不思議な人だと思う。大統領を2期終えたときに、連続3期やるのは『憲法違反だ』といったん退いた。なぜ、最高権力者の時に憲法を変えなかったのか。強権的と言われますが、実はまだ本当にそうなのか、わからないと思う。というのも、まだ大きな試練を受けていない気がします。表面は強固に見えても、実はもろかったり。厳しい状況の時、黙って耐えて国を引っ張っていけるのか。あとどれだけ周囲の人の意見に耳を貸すのか。どんな体制であってもトップに立つ人にとっては重要なことだから」 「ロシアの民主主義もまだ全貌(ぜんぼう)をつかみかねていて観察中です。過渡期なのか、最終形態なのか。判断しにくいですね。いずれにせよ、リーダーの個人的な資質が大きな部分を占めるので、プーチンさんの動向には興味を持っています。どう変化するのか、しないのか」 (「宇宙を舞台に究極の問い 田中芳樹さんに民主主義を聞く」2012年5月28日 朝日新聞デジタル。今は公開期間終了でアクセスできない) ちなみに、この本では、プーチンはどちらかと言えば肯定的、好意的に捉えられているような印象だ。例えば、上記の田中さんの「連続三期をやらずに退いた」のにカムバックしたのは、本書によるとメドベージェフが親欧米路線に傾いたからということ。もちろん、これについては出展はないが。 ・グルジア、ウクライナ、キルギスがアメリカによる親米政権樹立の工作によるものだとしたら、ロシアはそれと同じことをアメリカに対しては行わないのか?アメリカに親ロ政権というのはあり得ないにしても、例えば反米政権をどこぞの国で擁立、とか、アメリカ国内における政府弱体化を狙った情報戦とか。もしかしたら、既にそれはやってて(そう考えるのが自然だろうけど)オバマさんのやつれっぷりに少なからず貢献している可能性だってある。と言うか、当然、日本に対しても...!?この辺りの話になると陰謀論との境界線が曖昧になってくる。 ・それにしても、今の日本にプーチンのような政治家が出てきたら、我々はどう感じるんだろう。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログスペインは無敵艦隊でイギリスを降(くだ)した(英西戦争)。クリストファー・コロンブス(1451年頃-1506年)はイタリア出身だが、西回り航路によるインド・ジパング(日本)への航海を支援したのはスペインのイサベラ女王であった。既に多くの人々が住んでいる大陸を「新発見」するというメンタリティが白人の思い上がりを雄弁に物語る。南米に多いヒスパニックとはスペイン人の末裔(まつえい)と考えてよい(最近はラティーノと称することも多い)。 https://sessendo.blogspot.com/2018/06/blog-post_17.html
0投稿日: 2018.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【文章】 読み易い 【気付き】 ★★★・・ 【ハマり】 ★★★★・ 【共感度】 ★★★・・ ソ連崩壊後、IMFの要求によって、国営企業の民営化を推し進めた。 ・バウチャー方式の採用 民営化された企業の株との交換券 ユダヤ系の銀行がロシア政府に対して、国有企業(ガス、石油、鉄鋼)を担保に資金を貸し付けた。 その結果、ユダヤ系新興財閥が誕生した。 プーチンは、民営化した資源系企業を取り戻し、ユダヤ系新興財閥をロシアから追い出した。 プーチンは、イルミナティに対抗しているように見えるが、結局それもイルミナティが思い描いたシナリオにすぎないという見方ができなくもない。
0投稿日: 2017.09.03
powered by ブクログ「クレムリン・メソッド」を先に読んだんですが、「プーチン 最後の聖戦」も面白い。 プーチンvsアメリカのグローバリズム、ユダヤ国際金融資本が馬渕睦夫本と同じ視点。 プーチン、ソ連崩壊後のロシア、世界情勢について読み進めていく中で、なぜ?どうして?思ったところで著者なりの見解が分かりやすく書かれていて理解しやすく記憶に残りやすい気がします。 小難しいロシア歴史本を読むより価値がありました。
0投稿日: 2017.05.11
powered by ブクログ人は与えられた情報からしか判断や思考はできない。だから情報統制は意味がある。 西欧の流す情報が圧倒的に多い日本において、それが半ば情報統制された状態になっている、ということを自覚させてくれる一冊です。 今は日本は西欧陣営だからいいかもしれないが、いずれロシアも含めたバランスオブパワーの国際政治の場に、アメリカの傀儡としてではなく、日本として出て行くとき、 この書籍に書いてあることで、錯綜する情報から、実態の読み解き方を学べると思います。
0投稿日: 2016.10.30
powered by ブクログ非常に読みやすく、内容も分かりやすかったです!! 堅っ苦しい言葉が使われていないので、どんどん読み進めることができました。 このような本は大抵、著者の考えに偏りが見られるのですが、この作品は新聞から記事を抜粋したりと、著者の事実のみを語ろうとする姿勢を強く感じました。 世界の動き、特にアメリカ・ロシアの動きの背景を学ぶことができた貴重な時間となりました。
0投稿日: 2016.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
内容的には「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす」に似ている。 アメリカ帝国はの没落を迎えつつある。中国の繁栄も、国家ライフサイクルから見ると2018〜2020年ごろに日本のバブル崩壊に相当する出来事が起こると予見している。 日本は今までアメリカの天領・属国として安全保障について考えなくても良いという特殊な環境にあったが、近い将来、アメリカが日本を守れなくなる日がやってくる可能性は高い。 我々日本人は、そのときどうする。
0投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログ著者の発行するメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」はかなり初期の頃から読み続けており、大変信頼している。著者の発する世界のパワーバランスについて日本人にもっと知っておいてもらいたいものである。今回の著書は再びロシアの大統領に返り咲いたプーチンがこれから何を目指していくのかを記したものである。まぁ当然ロシアの最強化を目指すわけだが、その方法の鍵となるのは資源とドル基軸通貨体制の破壊と中国ということになろう。著者が予言するこれからのドル体制だが、ドルが唯一の基軸通貨でなくなることにより、2015年~2020年にかけてドル暴落とインフレが起こるという。1ドル40円が適正とのこと。そうなることにより世界は2009年の経済危機をはるかに超える状態が起こる。中国については2018年~2020年ごろ中国の栄華は終焉を迎える。しかしその後オイルシェール等とドル安によってアメリカは復活するが、現在のように超大国には戻らない、というものである。しかし私としてはドル円のレートが40円になるほど日本はアメリカに比べて良いとは思えない(企業利益一つ取ってみてもアメリカと日本の差は桁違いだし、人口増加率や資源産出量などアメリカが上回っているのは歴然としている)。また、既にアメリカにおけるシェールガスの産出は従来型天然ガスを上回っており、現代の技術革新のスピードからいってオイルシェールの量産もそんなに先の話ではないと考える。さらに国が天然ガス等の資源産出に依存しているロシアにとってシェールガスの量産は致命的であり、ルーブルが今以上の影響を世界通貨体制に与えることも無いであろう。ユーロのような域内共通通貨も致命的な欠陥が明らかになった今、ドルが使い続けられるのではないだろうか。
0投稿日: 2015.01.19
powered by ブクログソビエト~ロシア時代にかけてモスクワに滞在した著者、共産圏の政治はアカデミックなものが多いが、平易な語り口で読みやすい上に理解し易い。 ソビエト解体からエリツィン、オリガルヒ(新興財閥)の台頭とプーチンとの関わりなどがわかりやすく丁寧に記されている。とこまでよんだ
0投稿日: 2014.02.06
powered by ブクログ作者が本書のなかでも言っている通り、陰謀説に読めなくも無い事象・表現が多数。 しかし、納得感の方が多い。 プーチンの半生を軸に、ソ連崩壊〜現在のロシア情勢。 アメリカとの対立関係と、中国の位置づけが、繋がって理解出来た。 独りでも世界を大きく動かす可能性がある国家指導者は、やはりプーチンを置いて他無いと思わせるに十分な内容。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ○アメリカはとっくに財政破綻しているが、国として破産しないのはドルが世界の基軸通貨であるから。 普通、貿易赤字の国では、自国通貨の需要が外貨需要よりも少なく、貨幣価値がどんどん下がっいくが、ドルは世界中に還流している為、下落が緩慢になっている。そして、米は外国からモノを買うとき外貨を稼ぐ必要がなく、ドルを刷ればいいだけなので、実質‘貿易赤字’は存在しない。 ○ドルはニクソンにより金との兌換を停止されたので、現在ではその価値を担保するものはない。 よって基軸通貨にする理由は全くない。 ○ユーロの誕生は米ドルの一極独裁のインチキから逃れる為に生まれた。 ○イラク戦争は、イラクが石油取引をユーロで決済した事が一端にある。 ○中国は国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)を基軸通貨にすべきと提案中。 本心は元を基軸通貨にしたい。ロシアは対外取引はルーブルで行っている。 今後ますます世界はドルを介さない取引が盛んになっていく。 ※本来、日中通貨の直接取引が近年中に開始される予定だったが、尖閣問題により頓挫。これにより利を得たのはアメリカ。 ○ロシアの周辺国、グルジア、ウクライナ、キルギスの反露勢力や人権団体へ資金援助し政権を交代させたのはアメリカのCIAやソロスらが指揮するNGO。 ○現状はアメリカ幕府の倒幕を図る中露が薩長同盟という様相。 そして、倒幕間近。 ○しかし、ロシアは国境線を密にする中国への警戒感は強く、中国の目線が南へ向いているうちは良いが、長期的に仲良くするのは困難。
0投稿日: 2013.03.09
powered by ブクログ世界で起きていることで漠然と違和感を覚えていたこと、腑に落ちないこと、そういったことの原因がだいぶ理解できるようになった。 非常に勉強になる本。
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ独特の解りやすい言い回しで現代国家のパワーゲームを解説していて、おもしろかった。 前半に記述されている冴え渡るプーチンの辣腕ぶりにくらべ、 後半はプーチンの凄みをイマイチ感じられない内容だったのが残念。 アメリカとロシアの世界戦略についての解説はとても興味深かったです。 まあ、どうでも良いけれど、表紙怖すぎデス。
0投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログプーチンがいかにロシアを強くしてきたか、していこうとしているか。現在の世界情勢も交えて述べられている。「本書を読み終えるとあなたの世界観は一変する」と帯に書いてあるが、確かに一変したかも。日本について大いに考えさせられた。
0投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログ大学の教授に「面白い」と紹介された本。アメリカはプーチンによって一極支配体制を壊されたということが主軸。新聞記事の引用もあって客観的、しかし著者が砕けた表現をつかってるために読みやすい。 アメリカ帝国論を勉強しているから、ロシアの不足していたことを補えてよかった。この本に書かれている事実を知っている大学生、社会人はほとんどいないのではないだろうか。 「平和ボケ」している日本の大学生に本当読んでほしい。 世界情勢を読めてない、大人も必読すべき。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログドル一極支配の崩壊を目指すプーチン。基軸通貨ドルの使用を減らすのがプーチンの戦略なら、今年に入ってからの原油価格の大幅下落とRTS指数、ルーブルの下落は原油価格との連動の高いロシア経済の没落を狙ったアメリカ側の反撃、とも見えなくは無い??欧州債務危機の影響もあるけれど、ユーロもロシアと一緒に没落してくれたらアメリカは相対的に浮くし、一挙両得か。そう考えると金融緩和なんてやったら原油価格上昇してプーチン喜んじゃうなぁ。どおりで共和党はQE大嫌い。 足元ではシリアの内戦動向に注目。プーチンのロシアがどう出てくるか。
0投稿日: 2012.07.06
powered by ブクログ噂には聞いていたけど、やっぱりプーチンは凄かった。日本にも、自国の為に長期の戦略を立て、安易に大衆に迎合せず、改革を成し遂げる指導者が欲しいな。残念だけど、米中露とは格が違い過ぎる。
0投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログタイトルを見ると、プーチンの伝記のような作品か、或いは副題の「ロシア最強のリーダーが企むアメリカ崩壊のシナリオとは?」から想像すると、根も葉もない話を書いたドンデモ本かと思ったが、実際には新聞報道や政治家の発言などを裏付けとして示しつつ、米、中、露の現在の関係性を描き出そうとした力作で、とても面白かった。オススメです。
0投稿日: 2012.06.10
powered by ブクログ知人に勧められて読みました。ロシア大統領プーチンを中心に世界の“本当の”情勢が事細かに書かれています。そしてその情報の元となっている事も一般の新聞記事に書かれている細かな情報をもとにしており、あくまで推測に域を出ない陰謀論とは一線を画してます。 最近の話で言うと、なぜ、アメリカは突如イランが核兵器を製造してる!制裁せねば!なんて言い始めたのでしょう?それじゃなぜ北朝鮮には介入しないのでしょう?シリアの制裁決議にロシア・中国・キューバだけがなぜ反対するのでしょう? 一体世界は何を中心に動いているのでしょう?今までとは少し違った視点で世界と新聞を見れるようになる気がします。 特にプーチンという人物に興味がなくとも、日本にいては届いてこない世界情勢や視点が溢れています。 この本では語られていませんが、ここから 、なぜ原発が無くならないのか?なぜあれだけ待望された政権交代がうまく行かないのか? 個人的な推測ですが、メタンハイドレートは“このままいくと”実用化されないかも、、といったことにも新しい視点をもたらしてくれます。
0投稿日: 2012.06.07
powered by ブクログ詳しく、しかも分かりやすく書いてあるのが良かった。著者は「読みやすさを犠牲にして……」と書いていたけれど、読みにくいとは全く感じさせない文章だった。 私がこの本を読もうと思ったのは、プーチン政権の今後、メドヴェージェフがこの4年間に行ったことを知りたかったからだ。2000年からの8年間のことは、他の本を読んで少しは知識があったため、あまり気にしていませんでした。 読んでみてまず思ったのは、メドヴェージェフってこんなにアメリカのことが好きだったんだ!と言うことだ。「警察」の改革、話の所々に盛り込む英語。「警察」をソ連をっぽいからと「ポリツィア」に変えるという行為はただ面白いとしか思わなかったが、英語を交えてロシア語を話すというのは、「確かに聞いていてあまり良いとは思わない」と感じた。日本にもこのような人がいるからだと思う。確かにこうすることで、インテリみたいな印象を他者に与える事ができるけれど……。 それと、新興財閥集団の話とカラー革命の話。部分的には知っていた(特にホドルコフスキーの話とか)けれど、色々繋がりがあることは知りませんでした。各国の関係が手に取るように分かって面白かった。 この本を読むと、「アメリカってこんな国だったのか……」と衝撃を受ける。アメリカは正義でロシアは悪だと言われることがあるが、アメリカだって別に「正義」の国という訳ではなく、普通の国だということが分かった。 これからのプーチンの活躍が楽しみだ。
0投稿日: 2012.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了:2012/09/18 非常におもしろかった。 「プーチン最後の聖戦」を読んで-1: 子羊通信 URL : http://zaakai.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/-1-9bde.html ※情報追加 /2013/4/5 海外に利益を持ち出してしまう、プーチンはそのようなユダヤ人経営者を脱税で逮捕して牢屋にぶち込んだ。 - 株式日記と経済展望 http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/e46033d173ba5144811bfb37d3334d75?fm=rss
0投稿日: 2012.05.26
powered by ブクログいつもメルマガで読んでいる内容なので目新しさはなかったが ソ連崩壊からプーチンが権力を握るまでの過程は勉強になった。 北野さんの本はおもしろい
0投稿日: 2012.05.17
powered by ブクログおそロシア・・・。が、KGB出身のプーチン、政治手腕が凄過ぎます。連載再開したマスターキートンあたりのネタになりそう。最近の映画のMI4でもトム・クルーズがクレムリンを爆発させてましたしね。
1投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログ著者が再三言っているように本書は陰謀史観の本ではなく、20世紀後半以降から現在までの世界情勢を主に石油利権の観点から読み解いた本です。で、このような観点から現象を眺めると、全てが恐ろしいくらい辻褄があってしまう。 ゴルバチョフがなぜ米欧で人気が高く有能とされているかは、直接的な利害関係によるのだと初めて理解しました。 でも私としては心情的にプーチンに好感を持ちました。 現在の日本みたいに人を良くしているばかりでは世界に通用しないってことがはっきり分かる本です。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログプーチンってすごいよな~と、ウスウス感じてはいたもののここまでの人だったとは・・・。2000年ごろロシアで財閥解体やらなんやらというゴタゴタがあったのはニュースで聴いていたのですが、いかんせん、ロシア人の名前が覚えにくくつい受け流してしまっていました。この本のおかげでかなりすっきり理解することができました。 落ちるところまで落ちると、こういう人が現れて国を救うんですよね。日本も昔はそうだったんでしょうねえ。 プーチン礼賛に偏った本ではなく、日本から見たロシアのこれまでと今後という内容になっています。 集英社の力量とブランドへの意地が感じられます。 とてもわかりやすく、ロジカルに書かれています。政治経済の勉強をしたことのない人にも読めるように、ロシアの統治のしくみや米ドルの強さなどもしっかりページを割いて説明してくれています。図解も多く、理解を助けます。 1600円は激安です。4800円の価値ありです。 原田君も見習ってね。
0投稿日: 2012.05.04
powered by ブクログ冷戦終了後のロシアでは何が起きていたのか。日本のマスコミはあまりまともに報道しない。ソ連崩壊から今までのロシアや中央アジアなどの情勢が、非常に分かりやすくまとめられています。プーチンの伝記、ロシアの歴史というよりは、この20年の世界の動きと今後の世界の動きが手に取るように分かる。証拠を示さないとトンデモ本と思われしまいそうなので、著者は新聞記事などを多く引用しています。日本の報道は基本的に欧米の偏った視点であり、ボーッとしていると洗脳されてしまう。平和ボケした我々も、そろそろ目を覚まさなければならなくなりそうです。
0投稿日: 2012.05.01
powered by ブクログ本書の帯に「あなたの価値観は一変するとの」記載がありますが、人によってはその位の衝撃を受けそうな本です。 モスクワ在住の筆者は、西側諸国とは全く異なる視点で世界情勢を見ており日本のメディア(特にテレビ)を見ている人にはそんな裏事情があったのかと驚かれる内容が書かれています。 イラク問題、シリア問題にしても「中国・ロシア」と」「アメリカ」の抗争の延長であると考えれば何を目的に闘っているのか裏事情が読めてくるので恐ろしいものです。 作者の意見を丸呑みするのは少し危険かもしれませんが、ご存知のように今年程アメリカ大統領選挙をはじめとして世界の首脳が変わる選挙が起こる年はありません。今年、来年以降の世界が起こるか興味のある方は読んで損のない本と思います。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログプーチン大統領の軌跡をたどりながら、世界がいかに国益と実力のせめぎあいで動いているかを赤裸々にし、明確な解釈を示した本。 アメリカが以下にして一極支配を維持しようと画策しているか。 プーチンのロシアが、いかにしてアメリカの一極支配を切り崩そうとしているか、また、アメリカからの逆襲に応酬してきたか。 誰でも目にしているはずの、一般紙の記事を根拠にすえ、国際政治の容赦ない確執を見事に描いている。 いつもながら、明晰な分析力に脱帽。 (以前ほどセンセーショナルな文体ではなくなってきたところに、著者本人の成熟を感じる?) ■大統領就任から第1期:国内に絶対権力を確立した。その容赦ない闘いぶり ・地方、議会の権限抑制→中央集権化 ・新興財閥(政商)の追い落とし ・マスコミ支配 ・資源産業支配 ■第2期:アメリカの一極支配を切り崩しと、アメリカからの反撃撃退 ・ロシア石油産業へのアメリカ浸透を排除(ユコス事件) ・旧ソ連各国でのカラー革命を失敗へ(ベラルーシ・ウズベキスタン) ・中国との連衡、イランへの後押し ・アメリカのグルジア切り崩し排除(グルジア戦争、南オセチア、アブハジア独立承認) ・ドル基軸通貨体制の切り崩し(石油のルーブル建て決済) ■メドベージェフの時代:アメリカへの歩み寄り ・リーマンショックと石油価格暴落 ・オバマ政権 ■そして、再びプーチンの時代:アメリカの覇権追い落とし
0投稿日: 2012.04.21
powered by ブクログ世界政治感を大きく覆し、如何に自分が行う情報収集精密度が低いかを痛感した。世界や政治に対する見方が大きく変化し、情報収集の仕方が覆りそう。意識を変化させる事が出来る名書です。
0投稿日: 2012.04.19
