
総合評価
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powered by ブクログ倒叙ミステリ、この手の作品でうおーーーって盛り上がったことは未だかつてない。本作は心理戦に重きを置いているため、私の求めているミステリとは趣向が違いました。
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログドラマ『古畑任三郎』とかにある構成で、犯人がどうやって殺人をおこなったか最初に示して、探偵役が解決するタイプの小説です。 なーるほど、この殺人事件の背景はそういうことだったのか。。。 いわゆる正義感からくる殺人事件です。 でもね~、建物が歴史あるものだからって扉を壊さず、窓も割らず、みんなで何だかんだ言ってるのってどうよ~。 人の命と建物とどっちが大切なんだ~!って思うのよね。 1人の人が何時間も起きてこない、現れないとこに、何も誰も不信がらないっておかしいと思うんだけど~。で、話だけはするけど、何にも行動起こしてないのって変だよね~。 とは思ったよ。 でも、それでも何だかんだ思っても、どんな頭脳戦になるのか気になって一気に読んじゃった。 まー、これはこれでいいんじゃないかしら?
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログ久々に正統派のミステリーを読んだ気がする。 派手な舞台設定も、複雑なトリックもなし。 奇人変人も出てこない。 犯人と、それを疑う人物との純粋な頭脳戦・心理戦を楽しむ作品で 最近は凝ったものや一風変わったものが多いので こういう正統派のミステリーは逆に新鮮に思えるのが不思議。 倒叙ミステリ形式で、犯行手段も犯人も探偵役もわかっているので どこで犯人がボロを出したか、ボロがどうやって気付かされるのかを 犯人の焦りやドキドキ感と共に思う存分楽しみながら 読むのが面白い。 動機については、まあアリかなという感想。 東野圭吾の『放課後』もそうだったけど、 結局犯人の行動原理・犯行動機というのは、 他人には理解不能でも本人がどう思うかであって、 その本人がやるしかないと思えば そうなんだろうという風に思うようになった。
0投稿日: 2012.11.09
powered by ブクログブックオフ100円。2005年このミス2位。びっくりするようなどんでん返しはないけど序盤の伏線を丁寧に回収する構成に好感が持てる。人物もほとんど伏見と優佳しか描写してないことが逆に潔いと思った。
0投稿日: 2012.10.29
powered by ブクログ初めての再読。なんと内容を全部きれいさっぱり忘れてしまっていた。 ほんとにこれを一度読んだことがあったんだろうか、というくらい。 その分楽しめたからよかったのだが、相変わらず石持浅海は変化球だと思う。 登場する人物の性格設定が、なんとなくズレてる感じがするのだ。ああ、こういう人っているよね、と素直に思えるような人に出会ったことがない。 こだわるポイントもちょっと変わってるし、ミステリにおける動機も、共感を得にくいものが多い。だからよく「こんな動機で果たして本当に人を殺したりするものだろうか」という疑問を持たれてしまうのだろう。 読んでいる間はなんとなく納得させられる展開なのだが、やはりピッタリ来ないのだろう。だから忘れてしまうのだ。 碓氷優佳の鋭い推理は見ものだけれども、なんでこの人はこんなに鋭いんだろう、というあたりが微妙にしっくりこない。「冷静で冷たい」という性格がどこからくるものなのか。お姉さんはそういうタイプでもなさそうだし。 ……などなど、読み終わった後に妙な疑問ばかり湧いてくる。 作中のロジックはうまく組み立てられているとは思うけれども、ロジックのためのロジック、ミステリのためのミステリ、という感じがしなくもない。 それが石持浅海の魅力でもあるんだけども。
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログ倒叙ミステリ。ドラマのミステリではお馴染みだか小説では始めて読んだ。扉は閉ざされたまま。題名の通り扉は閉ざされたまま。発想が面白い。優佳の事件へのアプローチから目が離せない。優佳と伏見の人間関係も目が離せない。殺人の動機が不評のようだが伏見ならこんなこと考えそうって思えるけどな。学生時代愛し始めた人から告白されて「こいつは俺と同じ人間じゃない!冷静で冷たい!」とか言い出しちゃうやつだし。よくわからないのは優佳が伏見に固執したことだな。失望するのかと思ったが。そしてなにより気になるのは続編があること。伏見は出てくるのか!近いうちに読みたい。一気見間違いなしの名作
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログ店頭ポップを見て読んでみる。犯人側からの視点が面白いとのことだったが、ただそれだけ。登場人物に魅力を感じない、動機も「それで犯行を犯すか?」 ただ終わりかたは面白かったかも、それで大丈夫なの?的な。まあ変わっている。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ犯人が初めからわかってる、いわゆる謎解きミステリー。 昔でいうところの「刑事コロンボ」(笑) って、古いでしょうがね。 犯人も、謎を解く女友達も、とっても天才的!! でもそこがまた、いいのかな? それとも私が感情移入できなかった部分でもあります。 石持作品は4作目。 このシリーズ、他も読んでみようかな?
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ刑事コロンボなどと同じ、犯人が最初から分かっているタイプのミステリーでる。あとがきを読んで、倒叙ミステリーということをはじめて知った。。扉を開けさせまいとする犯人と探偵役との攻防は、犯人の思考主体で展開することでとても緊張感のあるものとなっていると思う。しかし、最後の犯人の選択は、それはないなという印象を受けた。犯人の立場で読まされる作品なので、最後の最後で犯人との一体感を失う感じを受けたことが非常に残念。
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログ結構前に読み終わってたのに登録を忘れていた 実は、すごく面白いわけでもなく、かといって面白くないともいえないという感じ この人の書く男性はよくこんな人が出てくるなって思った。 ミステリとしての質は悪くないと思う 好みの問題か
0投稿日: 2012.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天才と天才の対決。こういうコロンボみたいな話はホントに苦手。どうしても主人公に感情移入しちゃうから。もうそれ以上攻めないで! ラストのこの条件は怖い。そして惨めじゃない?いつか相手の気持ちを疑って破錠するのでは?なんていらない心配もしてしまう。
0投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特にハラハラドキドキすることもなく淡々と読んだ。 仲が良い面子で集まっているのにも関わらず、会話や雰囲気が白々しい様子であったり、犯人の脆さが今いちテンションを上げさせてくれなかったのかも。 それに完全犯罪と思わせてあっという間にこてんぱんにされる犯人って・・・。 倒叙ミステリーとしては物足りなさがあるし、世間の評価がなぜか高い(?)のは気になるが暇つぶしにはなったので星3つ。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ2- 石持作品を読んだのはこれで4冊目。だがこれもいまいちだった。よく言われるように、動機がおかしいとか、作品世界が変とか、そんなことが問題なんじゃない。こいつ完璧超人かと思わせるような明敏な頭脳の持ち主が、説得力薄弱なロジックにわざとらしく驚いて納得する、陳腐で矛盾したやりとり。そして発せられる「気付きもしなかった…」という心の声。またこれか。いや普通誰でも気付くって。全然意外でも何でもないから。完璧超人なら完璧超人らしく思考し発言し行動すべきだし、倒叙ものである本作ならば犯人のミスはもっと意外性のあるものでなければ到底納得できない。キャラ造形の穴はロジックの穴であり作品の穴。 石持作品をあと3冊積んでるが、その中に面白いもの、と言うか自分に合うものがあれば良いなと切に願う。
0投稿日: 2012.05.30
powered by ブクログ最初に犯人が分かってる倒叙ミステリー。 読みやすい文章。 友人がなかなか起きてこない、という状況と仲間同士の会話だけで事件性があると判断した探偵役が推理して矛盾を暴いていく展開は面白い。 ただ、この探偵役の女が非現実的なほど無機質で冷静に描かれているのに、最後の最後で生々しい取り引きを犯人に持ちかけるのが中途半端で残念だった。 もっとミステリアスな存在にした方が魅力的だったと思う。 犯人の殺人に至る動機もトンチンカン。 犯人がそれにこだわるのは過去にこんなことがあったから…などの設定がない限り共感できない。
0投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログミステリー作品ですがわかりやすく言えば『古畑任三郎』です。 読者は犯人がわかっている状態でどのようにして追い詰められていくかという話。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初に犯人がわかるタイプのミステリー。文章は読みやすい。ノベルも持っているけれど、文庫は主人公が骨髄移植で入院中の話が加筆されている。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログ大学の同窓会で、久しぶりに集まった七人。 彼らは軽音楽部に所属していたメンバーの中でも、 酒好きで知られ、「アル中分科会」と呼ばれていた。 常に冷静で洞察力に優れ、七人のリーダー格である伏見亮輔は、 後輩の新山和宏を、客室で事故を装い殺害し、 外部からは入室ができないよう現場を閉ざし、密室を作り上げた。 伏見の誘導もあり、しばらくはその状況も不審視されていなかったが、 同窓会の参加者の一人、碓氷優佳だけは小さな疑惑を抱いていた。 閉ざされたままの扉。 だが、優佳の推理は、扉の中を少しずつ見透かしていく――。 2006年版「このミステリーがすごい!」国内編第2位。 石持浅海の代表作。 石持浅海の作品を読むのは「アイルランドの薔薇」以来、二作品目。 他の作品のレビューなどを読んでいて、石持作品に抱いている印象は、 「あっと言わせるような大仕掛けや、構造美を備えたプロット、 ドラマティックな内容などを持った派手な作品ではないが、 ユニークなアイディアと安定したクオリティを有し、 ミステリ好きの読者なら高確率で楽しめる作品」 というものだが、本作を読んで、 その印象はあながち間違いではないと思った。 まずなんといっても本作のユニークな点は、 冒頭で犯人によって作りだされた密室が、 ずっと開かれずに密室のままストーリーが進むという点だ。 また本作は、犯人視点で最初に犯行のシーンを見せておいて、 それが暴かれる様子を描く「倒叙モノ」の作品でもある。 ミステリはもとより、現実の犯罪捜査でも 死体の発見現場や犯行現場を捜査することは基本である。 そこに一番多くの証拠が残っているはずだからだ。 その基本となる部分を取り去って、 つまり、ミステリの肝である「推理」を行わせるのに必要な情報を かなり制限した上で、探偵役に説得力のある推理を行わせる、 というなかなかの離れ業に、石持浅海は挑んだわけである。 その試みを見事に成功させた点は素直に凄いと思う。 「日常の謎」タイプの作品や、コージー・ミステリでもそうだが、 非常に些細な違和感をヒントに説得力のある推理を組み上げる作品は、 書くにあたって作者のセンスと力量がかなり問われるものだろう。 それどころか、本作では、何かしらの事件が起きたのかどうかすら 密室の外からではわからないのだから、 下手をすればそもそもミステリが成立しない可能性さえある。 と、分析めいたことをしてみると、 この作品が評価されている理由もわかってくるのだが、 個人的な「感想」となると少し別である。 本作は倒叙モノなので、当然、犯人の犯行が暴かれれば物語は終わる。 この型のミステリは、どのような過程をたどろうと 結末はある程度決まってしまっており、 そのため、工夫を凝らさなければ、一本調子になってしまう。 そして、「それだけ?」となってしまう可能性があるのだ。 正直に言えば、私は本作を読んで「それだけ?」と思ってしまった。 上述のようなアイディアの素晴らしさを取り除いて考えると、 本作のつくりは「倒叙モノである」というだけの倒叙ミステリなのだ。 たとえば貴志祐介「青の炎」も倒叙タイプのミステリだが、 そのミステリとしての構造はあくまで物語を構成する一要素に過ぎず、 あの作品は家族を愛するあまり憎悪の青い炎に身を焼き、 殺人を犯した少年の切なさを描写した小説である。 「倒叙モノである」というだけで終わってはいない。 もちろん本作でも、犯罪の動機に関して 多少のメッセージ性が込められてはいるのだが、 その動機が、まともな思考ならおよそ受け入れられないもののため、 逆に、ミステリ特有の嘘っぽさを強調する結果となっている。 こういった「狭義のミステリである」だけのミステリは ここ数年、あまり好まなくなってきているので、 本作も少し★の数を少なくつけさせていただいた。 ただ、解決編で探偵役が披露する、論理的というより妄想的な、 綱渡り的な危うさを孕んだ推理を読み進めるとき、 心地よさを感じたことも否定はできない。 なんだかんだで、楽しませていただきました。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログ大学のサークルの同窓会でひさびさに会う事になった仲間たちが メンバーの兄が経営する豪華ホテルで一夜を過ごすことに。 そこで起きる密室殺人を描いた物語。 冒頭から犯人も被害者もトリックも公にされ、探偵役が犯人の罪や 動機、手段をどうやって暴いていくかを描くタイプのミステリ。 『刑事コロンボ』(古い?)で有名なタイプですね。 個人的には、犯人もトリックも話が展開していく中で徐々に明るみに されていくタイプの方が好きなのですが、石持さんの語り方が とても上手なのですんなりと、そして楽しく読めました。 タイトル、うまいな~。『成城ホテル密室殺人事件』なんていう ありふれたタイトルではないのにも理由が。 タイトルが上手い本(ちゃんと内容とリンクしていることが前提)に 外れはないと、改めて思いました。 物足りなかった点もいくつかあった。 今後読むかもしれない人のためにここでは挙げませんが。 それでも、良質のミステリですね。 こういうミステリを読んでるとさ、論理的思考能力が気持ち良ーく 刺激されていく気がします☆
0投稿日: 2012.05.01
powered by ブクログ2006年「このミス!」2位で話題となり ベストセラーになった作品 表紙のデザインもよく 本屋で平積みにされてたので購入 いわゆる密室殺人というヤツでしょうか この方の作品は 少し個性的なキャラ(嫌味すぎない程度)がいて どんな人物であるか?とか 登場人物の人間関係が繊細に描かれている感じで そのへんが醍醐味ですかねー^^ 謎解きの誘導の仕方も この本は特に良かったなーと思います♪ この本のおかげで 石持作品に一時ハマりました^^ この本は文句なくオススメっす !(^^)!
0投稿日: 2012.04.27
powered by ブクログ内容は面白いんだけど、なんとなく微妙。現実的ではないのがしっくりこないというか、登場人物にいまいち共感できない。
0投稿日: 2012.03.27
powered by ブクログ動機が判明した時はそう来たかっ、となりました。 そこのくだりはスピード感があってよかったです。 1章2章はだらだらしてました。伏線て意味ではもちろん書かなければいけないんだろうけど。 事件のその後が書かれていなかったのが残念です。
0投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログ殺すより先にすることあるだろうという動機にはぁ?てなる。 そういう人間を手当たり次第に殺していくならまだ納得するけれども、仲の良い後輩相手にそれはないぜ、先輩。 文章はサラッとしてて読みやす過ぎるくらい読みやすいです。 でもあんまり頭脳戦って感じではなかった。最初から最後まで探偵役の圧勝なんで。ずっと俺のターン!
0投稿日: 2012.02.11
powered by ブクログ2005年の「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」で2位を獲得。 いわゆる倒叙ミステリ(最初に犯人が明らかになっているタイプ)で、 クローズドサークルの中で行われた密室殺人をめぐり、犯人と探偵役が 息詰まる頭脳戦を繰り広げる作品。 犯人の動機、殺害方法、捜査妨害に至るまで首尾一貫、論理破綻を感じさせない。 それを打ち崩す探偵役も、状況証拠だけから、実に鮮やかなロジックで、 犯人を追い詰めていく。実に無駄なく、必要十分な要素で構成された美しいミステリ。 さらに本作を魅力的にしているのが光原百合の解説! 最期の余韻に浸る読者と「感想戦」を交わしてくれるから堪りません。 久しぶりに楽しい読書ができました♪
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ書店のポップに惹かれて読んでみた初の石持さん。 おもしろい。んだけど、なんかすっきりしすぎているというか…? 物足りない感がある。 読みやすさは抜群。
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ石持らしいって言えば、石持らしいのですが。 狂気の飛躍というかなんというか。 動機を聴くと、えっ、そうなの?って感じです。
0投稿日: 2012.02.03
powered by ブクログあくまでも自分の好みの問題ですが、キャラクターが好きになれなかったせいで、伏見が追い詰められてもハラハラできず、優佳がちまちまと突いてきても「はぁ……そう?」と思うくらいしか感情移入ができなかった。 特に頭脳戦とは感じなかった。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ倒叙ものはあまり好きではないが、これは面白かった。 都会の高級住宅地の中にあるペンションでの同窓会で、「扉を閉ざされたまま」にしたい犯人の伏見と非常に鋭いの優佳、大学時代のクラブの仲間たちとの、なにげない会話の中で繰り広げられる頭脳戦。共に冷静で賢い伏見と優佳との対話が面白い。 動機については賛否両論のようだが、会話の中でわかるように作られているのには感服。伏線が多数張られている。 クローズド・サークル系。 ドラマチックな動きはなく、飲みながら食べながらの会話の中での駆け引き。マニア受けする作品だと思う。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
石持浅海著。 九大卒だそうで。 うん、続きが気になる。 ・・・・が、もうちょっとガチガチの駆け引きが見たかった。 一方的にやられ過ぎ感が。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
倒叙形式ミステリィです。 最初から犯人がわかっているパターンです。 うーん、何だろう。 あっさりし過ぎているというか・・・ 探偵役が少し変わっているので、そのせいもあるのかなぁ。 (変人という意味ではない。) でも、犯人の動機は面白かったかな。 だから、星は3つにしました。 別の作品を読むかというと・・・まぁ、気が向いたら程度かなぁ。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ大学の同窓会で集まった館で殺害された後輩。 『完璧な密室』を巡る天才と秀才の息詰まる頭脳戦を繰り広げる。 天才と秀才の心理戦が緊迫していて面白いわ~。 っというより殺人決行に対する秀才くんの信念がすごくて、 私には同じで犯行をすることがとても出来ないと思ったよ。 ってか天才強過ぎだね(^^; お勧めの一冊です♪
0投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログ最高だよ。 もう一度言う。 最高だ! 俺、倒叙ものってすっげー好きなんだよ。古畑とか観てたしな。 もうね、キャラは魅力的だし頭脳戦も最高にハラハラするしでホント傑作。 動機もなかなか唸らせてくれるよね。これまでミステリ読んでて「動機とかぶっちゃけどーでも良いじゃん」とかちょっとスカした事を考えてたけど、考えを改めたよ。あと、優佳ちゃんが超可愛い。んで超賢い。ヤバい。 ちなみに舞台設定が若干ご都合主義っぽいな、とか思ったのは内緒ね。扉はぶち破るものだぜ。
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログさすが石持ワールド。 けどそんな動機だったなんて。 なにげに深いかも。 こんな女性を彼女(もしくは妻)に持ったら かなわないでしょうね~男性は。 密室の作り方はともかく、閉ざされた空間の作り方が 現代風で庶民的でいいなぁと。 セキュリティーシステムだとか近所の目だとか^^
0投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ久しぶりに読んだ本格的ミステリー。倒叙ミステリーという手法だそうな。登場人物が仲間内の7人しか出てこなく静かにストーリーが流れていく。が犯人と手法は分かっているのに息づまる頭脳戦。しかも元恋人同士。犯行の動機はいまいちだったがミステリーとしては楽しめた。
0投稿日: 2011.10.03
powered by ブクログ石持浅海の作品を初めて読んだ。 冒頭に犯行が行われ、犯人も犯行の手口もわかるという、いわゆる倒叙ミステリだ。密室にした犯行現場、つまり扉を閉ざされたままにしたい犯人の伏見と、探偵役の優佳の駆け引きが面白い。
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログ同じ作家さんの別な本が全く良さがわからなかったので この人の本は敬遠してたんだけど、評価が高いので どうしても読みたくなって購入。 結果よかった! 自分が追い詰められてくような気がして ドキドキした。
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログいきなり、密室殺人完了。 犯人がわかっているものを、探偵役が追い詰めていくやつです。 そんなことで、そんなこと気づいちゃうの!?と、自分が追い詰められているようで胃がいたかった。。。 殺人の動機には、うーーーんって感じだけど、あとがきを読んでちょっと納得。なるほどねー。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
倒叙ミステリーは大好きです。内容は簡単ですぐ読めてしまうけど、探偵役との駆け引きが面白く、ラストもへ~と思う展開。特別驚きとかないが、好き。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログ過去に読んだ石持作品の『アイルランドの薔薇』『月の扉』『水の迷宮』とはタイトルの雰囲気が違うので、作風まで変わってしまったのではないか?と心配したのだが、幻想的というか詩的というか、一種独特の展開は健在だった。今回もクローズド・サークルといわれる閉鎖的な空間での事件を扱っている。犯人と探偵役との攻防が見ものだ。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
殺人を犯した後、密室を作り、死体の発見を遅らせるため、中に人を入れまいとする犯人。 扉の向こうの状態がわからず、部屋の中にいるはずの人間は死んでいるのか、それともただ眠っているだけなのかすらわからない状況での推理合戦。 この頭脳戦は読みごたえがある。死体の発見を遅らせたい理由もしっかりしているし、(人を殺す理由としては、多くの人が指摘している通り、弱いとは思うが)終わり方も嫌いじゃない。
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
密室の完全犯罪を見破られた。 最後に落ち度がないかを知らされ、自ら窓ガラスを割り、 眼鏡を風呂場に移動 入浴中の事故に見せかけることに成功 扉をあけると、見破った、女博士課程の優華があっているはず。 軽音楽同好会の同窓会。 もしくは臓器提供者の集まり。 伏見は、性病検査のユニットを渡すと感染者の新山を発見。 提供される側に新たな病気をもたらすことが許せず。
0投稿日: 2011.05.13
powered by ブクログ大学の同窓会で集まった友人達。 そこで主人公伏見は後輩新山を殺害する。 倒叙ミステリなので、犯人や殺害時の場所・方法は、 冒頭で全て明らかになっている。 密室での殺人の謎を守ろうとする犯人伏見と、 それを暴こうとする優佳。この二人対立が本書の見所ではある。 夜の高級ペンションという擬似的な密室を舞台にした緊張感も心地よい。 しかし、肝心の殺人の動機が弱い。 こんな理由で?というのが率直な感想だった。 そこまで、善意のある人が、殺人はしないだろ・・・と思うよ、普通は。
0投稿日: 2011.04.29
powered by ブクログすらすらと、一気に読めた。期待した心理戦、頭脳線は驚かされるほどのものではなかったが、特殊な状況設定と、そのようにしなければならなかった動機がおもしろかった。
0投稿日: 2011.04.19
powered by ブクログ犯人の視点から進められていく物語。 なんといっても見どころは犯人と探偵による論理的な思考による推理対決。ただ単に探偵が事件を解くのではなく、犯人と探偵のどちらが話の主導権を握るかの駆け引きには引き込まれ一気に読み進めることができた。
0投稿日: 2011.04.14
powered by ブクログ大好きな推理小説の一冊です。これを読んで石持さんの小説を好んで読むようになりました。 最初から犯人がわかっていて探偵役との心理戦が始まります。 最期のところは意見が別れると思いますが私はすごい結末で好きです。
0投稿日: 2011.04.01
powered by ブクログ本屋で何の気なしに手に取った一冊。 ・・・がなかなか面白かった! 古畑任三郎と同じ手法で犯人視点からの物語が 進んでいきます。 もちろん最後は探偵役(?)との対決もあり。 最後に主人公(犯人)が動機を説明するが そんなんで殺しちゃうのかー。って思ってたけど あとがきでなんだか納得。 面白かったです。
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ古畑任三郎スタイルで 犯人が追い詰められてく展開が面白かった。 優佳みたいな子が実際にいたら 発言の裏の裏まで深読みされてヤかもww
0投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログとにかく一気に読める。面白い。 ロジックのやり取り、内面の読み合い、etc、良かった。 あと犯人が悪でなく探偵が善でないとこも良し。 書かれてる目線が好きだった。
0投稿日: 2011.03.14
powered by ブクログ2005年このミステリーがすごい!第2位。 特徴としては、クローズドサークルでの密室殺人と倒叙法での犯人と探偵役の頭脳戦があげられます。 物語は主人公が殺人を犯すところから始まり、探偵役の女性(頭脳明晰で美人)が主人公をどんどん追い詰めていきます。また、この二人は恋愛関係に発展しそうだったという過去があり、ミステリーだけでなく恋愛のドキドキ感も楽しむことができます。 犯人が殺人を犯した理由にはやや不満でしたが、このトリックを成立させるためには一番的確な理由でもあるのは確かだと感じました。 あと、一つ気になったのは文章の書き方で、全ての登場人物が第三者に向かって話をしてるような印象を受けました。(なんだかお芝居みたいな話し方なのです。) 展開や登場人物のリアリティの点にやや難ありですが、十分に楽しめる作品だと思いました。興味があったらぜひお手にとってみてください。
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログ石持浅海の例によって例のごとくの「クローズドサークル」小説。 久しぶりの仲間内での同窓会的な感じで集まる数人の男女。仲がよいにもかかわらず、一人の男が別の男を殺す・・・のが冒頭。 どうやって他のメンバーからその死を偽装できるか?という葛藤。 そして殺人の動機とは一体なんなのか? 不自然にならないように話を誘導・・という殺人者の知的ゲームというか心理戦が見所。 そして最後は・・・・やっぱり抱き込んだのかしら? ただ動機がちょっと理解しにくいところはあったかな・・?
0投稿日: 2010.11.29
powered by ブクログ状況は面白い。 でも犯人の動機が・・・ 石持浅海の本はいつも動機に???だけど この本は特に酷い。 移植前に病気のチェックするでしょう、ふつーーー。 被害者が健康体だとしたら、犯人は 移植によって助かるかもしれない命を むざむざ見殺しにしてるんじゃないの?
0投稿日: 2010.10.09
powered by ブクログ石持氏の作品はこれで3作品目。 「水の迷宮」の時の最後のうやむやさ加減。 「月の扉」の時の動機の規模の大きさ。 その両方を持ち合わせた作品。 その2点を考えると「う~ん」と思うんだけど なんか結構好きなんだよね、この人の本。 サクサク読めるからかな…。 あと、登場人物をイメージしやすいってのもあるかな。 都会の高級住宅地の中にあるという 風変わりな高級志向のペンション。 そこで行われた大学のサークルの同窓会。 その一室で伏見亮輔は親しい後輩・新山を殺してしまう。 密室で行われたこの事実は 周りの仲間に気づかれないまま時を刻んでいく。 一人を除いては…。 かつて、愛した女性。そして、嫌悪までした女性。 その優佳の抜群の洞察力の前に少しずつ糸は解かれていく。
0投稿日: 2010.09.07
powered by ブクログ面白い!!久しぶりにミステリー読んだ、という気になった。 最初は犯人が殺す場面から入る。解説の人も書いてましたが、「古畑任三郎」スタイル。主人公は犯人である男(伏見)。 でもこの主人公伏見を憎めないのは、なんとなくかっこいい気がするからだろうな。男前設定な気がする。彼が自分のキャラを自覚しているとおり、マジで出来る男っぽい。 そこに迫ってくる探偵役の優佳。またこの優佳が切れ者で、伏見よりも冷めた人。 伏見vs優佳の頭脳戦は見応えがあった。 最初殺人シーンだったから結構淡々としてたもんだけど、同級生が集まって会話が始まると最初読んだ時に予想していた以上に台詞のテンポがよくて入り込めた。 マジで面白い。一気に読んでしまった。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ出だしは少しつまずいたものの、とにかく引き込まれて一気に読んでしまった。 いささかくどい部分が気になるものの、ラストの展開が好みすぎてすべて帳消し。これは、万人向けではないかもしれないが、私には本当に素晴らしく好みだった。キャラ勝ち、なのに受けねらいでもなく、筆がすべる感じもなくなのに愛もある。表紙もよかった。 森博祠の亜流と言われても仕方ない感じもするが、読みやすく、彼ほどのこだわりもない。続編を探しにいこう。
0投稿日: 2010.08.11
powered by ブクログある人が同窓会において密室殺人を実行したが、ある人が疑問を抱き、前者が騙そうとし、後者が騙されまいとする。 鍵のかかった扉に対し、「斧でたたき壊す」ことをしない話。 倒叙ミステリ(一応)。 おもしろいです。 リズムが良くて、緊張感があって。 論理の構築も行動・心理の描写も精確な印象。 非常識なまでの頑強な論理性に、石持氏だなーって思いました。
0投稿日: 2010.08.01
powered by ブクログこういうトンデモな動機、嫌いじゃないよ。第三者には理解しがたくても、どうしてもどうしても許せない、というこだわりが個人にはあり得るだろう。 私は犯人の行動に穴があるの全然わからず、探偵役が突き崩して行くのをほほう~と読んでいた。 頭を使わずに、作者の思う通りにだまされて、びっくりさせていただけるミステリが個人的には気持ちいい。
0投稿日: 2010.07.10
powered by ブクログ大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。 《ブックデータベース より》 《2010年3月4日 読了》
0投稿日: 2010.03.03
powered by ブクログ粗筋(アマゾンから引用) 大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。
0投稿日: 2010.02.27
powered by ブクログ別荘での同窓会。 密かに男は一人を殺害し、密室状態を作り上げる。 計画は完璧。そう思われたとき、一人が異常に気づき 何とかして密室を開けようと考え出す。 計画はその時から、完璧でなくなっていった。 最高に面白いサスペンス。 密室を作り上げるのと、突破するの、両方とも見られる趣向が良い。 完璧な犯罪、それを突破しようとする関係者。 何とか犯人は阻止しようと、それとなくばれないように動く。 犯人の動きと、探偵たちの動きが両方見られて、とてもスリリング。 作者の発想には脱帽です。 WOWOWでドラマになってたみたいですね。 お勧めです。
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ大学の同窓会で七人の旧友が成城にある館に集まった。 夕方、それぞれの客室にちり夕食を準備するために再び集まる約束をする。 伏見亮輔は、旧友の新山の客室に忍び込み眠り込む新山を浴槽で溺死させた。 事故を装い外部から入室出来ないように現場を閉ざした。 約束の時間、伏見を含めた6人が集まり新山は寝坊していると決め込み夕飯の準備を進める。 なかなか起きない新山を呼びに扉越しに呼びかけるが起きてこない。 6人は、新山どうして起きてこないか議論する。 そこに伏見の、誘導も入り犯罪は成功したかかにみえた。 しかし、碓井優佳だけは疑問を持ち続ける・・・。 伏見の犯罪が成功するのか?それとも優佳に看破されるのか? 開かない扉を前に息詰まる頭脳の攻防が始まる・・。 刑事コロンボ・古畑任三朗のように始めに犯行が行われた犯人が解っているミステリーです。 中盤から後半にかけての攻防は、非常に面白いです。 石持ロジックは、やはり面白いですね。 しかし、終り方がちょっと・・・・。 ん~この碓井優佳は、シリーズ化されるらしいので、その前振りでしょうか? 「倒叙三部作」一作目は、「扉は閉ざされたまま」二作目は「君の望む死に方」らしいです。 次回作に期待かな? 2005年「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」をともに二位に受賞した作品でした。
0投稿日: 2009.12.30
powered by ブクログ屋敷の中での主人公と、かつて想いを寄せていた後輩女子の頭脳戦。なかなか読み応えあり。後輩女子、碓氷優佳の頭が良すぎて主人公がちょっと弱く思えてしまう。動機が謎のミステリだったけれど、そんな理由で人を殺すのかっていう衝撃は大きかった。確かに最近は意味不明な動機で人が殺される事件は多いし、それに比べたら立派な理由ではあるけれど、主人公みたいに冷静沈着頭脳も良し、みたいな人間が殺人を犯す理由としては・・・。まぁ、動機が謎のミステリだから、理由が普通のほうがつまらないのかもしれないけれど。でも、こういう本格ミステリタイプはあまり好きじゃないのに、面白くてあっという間に読めた。二人の駆け引きにはヒヤヒヤしっぱなし!
0投稿日: 2009.12.12
powered by ブクログ犯人とトリックは最初から分かっている。残った「なぜ」の部分を考えながら読み進んでいくと…なんとも微妙な結末。全く分からなくはないけれど…。
0投稿日: 2009.11.07
powered by ブクログ犯人が最初から分かってる、殺人事件。 ってか、主人公が犯人。 なのに、犯行動機は最後の最後まで明かされず、よく分からないまま彼に感情移入。 閉ざされた扉の中を推理する女探偵もどきに「うるさーーい、黙れーー!!」と言いたかった。 おもしろかったです。
0投稿日: 2009.11.07
powered by ブクログいわゆる倒叙ミステリ(犯人が密室殺人を犯したあといかにばれないようにがんばるかという作品)。 犯人が「いつもの自分ならどうするか?」「どうすれば不自然ではないか?」を常に考えているところが面白い。 犯人の犯行動機が納得できないと言うコメントが多かったけど、むしろ探偵役の方が気になった。
0投稿日: 2009.11.04
powered by ブクログ最後まで密室が開かれないミステリ。伏線とかヒントが丁寧なので、伏見の犯したミスがリアルタイムでわかるのがひやひやものでした。動機はあれはあれでよい。骨髄移植の相手が新山だったら皮肉がきいててよかったなーと思いましたがそんなことはなかった。 オチは個人的にすごく好きです。
0投稿日: 2009.10.03
powered by ブクログ犯人が最初から分かってるタイプのミステリー。 密室殺人に成功し、完全犯罪を自負する犯人が、徐々に追い詰められていく。 これは面白い。 動機がちょっとアレ?ですが。
0投稿日: 2009.09.26
powered by ブクログ扉が閉ざされたままの状態で、部屋の中で起こっている事を推理していく。 頭の切れる人同士の攻防。面白い。
0投稿日: 2009.09.09
powered by ブクログ初の石持浅海、 親しい友人同士のなかで、一人だけ浮いている友人の妹。主人公と子気味良いテンポの会話の中で推理が進む。閉じた扉を推理しながら開いていく。
0投稿日: 2009.07.05
powered by ブクログ巧みなトリック&誤推理への誘導で疑いを逸らそうとする犯人と、賢い後輩女子との頭脳戦。ちょっと突っ込まれただけで、犯人動揺しすぎ。最後まで意外な展開がなかったため、一切盛り上がることなく終了。密室トリックは大好物だが、この作品は別にそれを描きたかったわけではないんだろうなぁ。。
0投稿日: 2009.06.16
powered by ブクログめっちゃ頭使った気がする笑 ちゃんとした推理小説だけど、古い洋館が出てくるとかのコテコテ感がないから好き^^ でも最後に微妙に人の感情みたいなのを絡めてこられるのは苦手です^^;
0投稿日: 2009.06.12
powered by ブクログほほう。 久しぶりのガッチガチのミステリ。 刑事コロンボ的な事件の現場がスタート。 謎解きミステリもいいもんだなと思い出させてもらいました。 20093.6。
0投稿日: 2009.03.15
powered by ブクログんー。犯人が先にわかっているという点では「刑事コロンボ」的というか、「古畑任三郎」的ではあるし、最初は期待してたんだけども、探偵と犯人のやりとりも、淡々としてるし、「なぜ殺したのか」というのをラストまで引っ張ってきてるのに、ラストの動機が弱すぎて、納得いきません・・・うまくつくれば、ドラマは面白いのかなーとか(ドラマ化されてたらしい)おもって、ネットで調べたら、面白くなかったくさい・・・やっぱ、動機がナー。これから、読むひとに悪いけど・・・でも、読まなくてもいいと思う・・・時間無駄だったもん。
0投稿日: 2009.02.23
powered by ブクログ表紙の絵とってもイイ!雰囲気。 タイトルも好き、なのに・・・。 主人公の伏見の殺人の動機に驚愕。 アホくさすぎる。こんなことで人、殺さないでください。 2006年度のこのミステリーがすごい!第2位らしいけど。 こんな話が2位なの・・・?あり得ません。 伏見と優佳の息詰まる頭脳戦・・・? 伏見の態度にも優佳の態度にもイライラするし。 ストレスのたまるミステリーだった。
3投稿日: 2009.02.15
powered by ブクログ大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。
0投稿日: 2009.01.29
powered by ブクログタイトルに惹かれて。推理ものって大抵犯人対探偵役の知恵比べなんだろうけど、これは結構それが強いじゃないかな。ただ、ちょっと探偵役が回りくどい言い方ばかりをするのが気になった(年下で敬語だからなのかも)
0投稿日: 2009.01.22
powered by ブクログガチガチなミステリという印象。 犯人主観で物語が進行するので、 ついつい感情移入してしまう。 犯人と探偵役(?)の攻防はかなりスリリング。 読ませます。 ただ、動機やら心情的な面ではハテナマークの部分もある。
0投稿日: 2009.01.12
powered by ブクログ閉じ込められ作家、石持浅海さんの作品。 いつもとはちょっと、毛色が違う。 犯行から話が進み、なぜ?が、少しずつ明かされてゆく。 ちょっと変わっていた分、面白かった。 なんだか最初からドラマ化を念頭に置かれていたのじゃないのかな、と思えるような、 舞台映えのする展開。 ただしすごくドラマがあるわけじゃないし、殺害の理由があたしとしてはうーむ、だったし、 なんといっても探偵役にまったく感情移入できないので、マイナス1で、★4つ。
0投稿日: 2008.12.07
powered by ブクログ序章で犯人が殺人を犯す場面から始まる物語。古畑任三郎シリーズを彷彿とさせます。最初から犯人は分かっているのですが、その後の犯人と周りの人たちとの心理戦にハラハラしました。だけど、犯人の動機は許せないなぁ。 あと、優佳のキャラがどうしても好きになれなかった、です。
0投稿日: 2008.11.07
powered by ブクログいわゆる「コロンボ」形式のミステリ小説。 犯人の殺し現場から話がはじまります。サークルの同窓会が舞台。 なぜ密室にしたのか。扉を開けるか開けないか。その攻防戦がすごくドキドキしました。
0投稿日: 2008.10.31
powered by ブクログ大学の軽音楽部、その中でも「アル中分科会」と周りから称されていた仲の良い7人が、館で同窓会を開くこととなった。しかし楽しい宴のその裏で、ある殺人計画が実行されていた。リーダー格の伏見亮輔が、密室で自殺にみせかけて後輩の新山和宏を殺したのである。 タイトル通り、密室殺人の話ではあるが、犯人はわかっていて、どういう風に殺し、どういう風にして密室を作り上げているかも書かれているので、それがどのように見破られるのか、果たして動機は何なのかということが描かれていく。確かに探偵役である碓氷優佳と犯人である伏見亮輔のやりとりは頭脳戦で読み応えがあるものではあるが、なんというか、全ての文章が説明くさくて不自然さがあるのが気になる。あと、他のメンバーにもそういう部分はあるのだが、このメイン2人に特に現実味が感じられないというか、過去の話にしても、どんな高校生と大学生やねん!?という・・・。動機もちょっと普通の感覚では理解しにくい。最後の展開はちょっとびっくりだし、あとがきによると、なんとこの碓氷優佳が再登場する物語「君の望む死に方」というのが存在するという。伏見は出てくるんだろうか?まさか恋人として平然と登場してたら驚きだが。。。チェックしてみようかな。
0投稿日: 2008.10.13
powered by ブクログ最初の犯行描写の時点で,犯人のミスに気がついてしまったので,謎解きが何だかわざとらしく感じられてしまった.ただ,結末は面白いと思ったので★4つ.
0投稿日: 2008.07.17
powered by ブクログあんまり心地よく読み進めなかったのは・・・ ヒロイン優佳のキャラクターがどうも好きになれなかったからだなぁ。。。 “冷静で熱い”伏見と “冷静で冷たい”優佳。 なかなか面白い設定だと思ったけど、 なら、優佳、伏見にアプローチしすぎだろ〜と。 彼女の中にある冷たい鋭敏さを示すなら、 私はもっとミステリアスな存在でいて欲しかった。 何故か犯人(あ、これはファーストシーンで明かされます)伏見に感情移入 していたので、彼の完全犯罪を覆していく優佳の動きにとってもイライラ させられてしまったのでした。 しかし、すごい殺人動機。 分かるような、分からないような・・・逆にリアルなような。
0投稿日: 2008.07.01
powered by ブクログ石持作品には、毎回一般人ながら高い頭脳を持つ名探偵が登場する。今回は碓氷優佳(うすいゆか)がその役目。 ゆっくりだがしっかりと、謎を解いていく手法は、読み手を引き込ませるものがある。複線の回収も上手。 しかしながら犯人の殺人の動機にあまり釈然としなかった。『半落ち』的な感じ・・?
0投稿日: 2008.06.09
powered by ブクログコロンボ系ミステリー。 面白かったけど・・・。 なーんか納得いかないね。 私が殺される新山くん的気質だからか。 犯人の動機が許せん。 未来に起きるかわからんことには思いを馳せるくせに 確実に起こるであろう周囲の人間のことは考えないのか。 納得いかんなぁ。 探偵役も超人的すぎるよ。
0投稿日: 2008.06.06
powered by ブクログ古畑任三郎的劇場型ミステリー。犯人と探偵役の知恵の応酬がメインなのでもう少し、こう。どっちも一般人離れしたキャラ設定の割に魅力が薄くて感情移入しにくい。なのであんまりハラハラしない。説明が多いのは仕方ないんだろうけど描写がいまいちなので抜け道いくらでもありそうな気がする。というか小説だからよくないのか?舞台にでもしたらいいと思う。落ちもなんか微妙だ…それじゃ今までの何だったの的な…。というか部屋で死人出されたホテルのオーナーのショックは、扉云々の比ではないと思うのね。もうそこで間違ってる。
0投稿日: 2008.05.06
powered by ブクログハマっちゃいました。 犯人の犯行を最初に読んでからの推理。 心情の変化がとても新鮮で面白かったです。 犯人と推理者の掛け合いが興味深かったです。 ただ、動機だけは最期まで分からず、驚かされました。
0投稿日: 2008.04.23
powered by ブクログ面白かったです。堪能できました。本格「倒叙ミステリ」だそうです。倒叙ミステリというのは作品冒頭で犯行の様子が描写されるものを指すそうです。完全犯罪ならず・・・いや、表面的には成功したのだろうか?この作品は『倒叙ミステリ』3部作の第1作と言う位置づけらしいので、次作での二人の関係が気になるところである。
0投稿日: 2008.04.13
powered by ブクログ初読み。ちらっとどこかで紹介されてて。 登場人物が出来すぎてない?? ゆっくり考え直せばわかるんだろうけど。。 普通に話すスピードでそこまでわかるものやろか。。 殺害理由もの以外なもので。。 最後はどうしたんでしょう?? ラストはちょっと予想外。
0投稿日: 2008.04.02
powered by ブクログ最初に犯人と犯行現場を衝撃的に描いておきながら、そのトリックに迫る人物と犯人の緊迫した頭脳戦を巧みに展開させていく秀逸な文章力には、毎回驚かされます。 冷徹に真相へと向かってくるのは、かつて恋した女性。彼女はどこまでも聡明で、美しく、冷酷だった…。 いつも以上に、人間関係の描き方がステキでした。
0投稿日: 2008.03.22
powered by ブクログ初っぱなから犯行現場シーンなので、あれ?そういう話なのか?と思いました。周りの人間がいつ部屋に入ろうとするのかの駆け引きというか。 悪くは無いんだけども、探偵役の頭の回転が良すぎるというか。一人だけテンポが違いすぎてなんだか…うーん。という感じ。
0投稿日: 2008.03.05
powered by ブクログ最初に犯行の様子が描かれているので、読者は犯人が誰なのかを知った上で、物語を読み進めていくことになります。 なぜ扉が閉ざされたままであることが重要なのか、なぜ死体発見までの時間稼ぎが必要なのか、それがわからないまま話は展開していくのですが、その中で緊迫した心理戦が繰り広げられて行きます。 そして、その謎が解明した時−殺人の動機が判明した時−、それをどのように受け取るかが、この作品に対する評価を分けるのかもしれません。
0投稿日: 2008.02.27
powered by ブクログ閉ざされた山荘ものとしては丁寧に書かれている作品だと思います。さすがに出身が光文社だけのことは。 WOWOWで映像化されたときには、ヒロインは黒木メイサだったようですが、いいイメージだと思います。 この丁寧な論理での詰め方には、半端な笑顔の女優は似合わないから。 これを読んでから続編『君の望む死に方』を読むと、ふっとなにげない記述のところで怖くなるところがありました。前作の人間関係踏まえてこれか!という。
0投稿日: 2008.02.10
