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スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫
スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫
友井羊/集英社
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総合評価

57件)
3.8
12
23
15
2
1
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    高校生の菓奈は吃音がある。そのためクラスメイトともうまく付き合えずにいた。そんな菓奈が気になる同級生の真雪は男子ながらお菓子作りが趣味で、知識も豊富。 ある日その真雪が保健室登校をする「眠り姫」と呼ばれる悠姫子のために作って来たチョコレートがなくなるという事件が起きる。その事件に巻き込まれた菓奈はその謎を解き明かすべく動き出す。 学校で起きる小さな謎を解いていく物語。普段吃音のせいで引っ込み思案な菓奈が推理となると鋭さを発揮する。真雪や悠姫子と付き合ううちに少しずつ周りの人達とも打ち解けられるようになっていく菓奈の成長物語ともなっている。 美味しそうなお菓子も登場して楽しい作品。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    放課後レシピの姉妹版の「スィーツレシピで謎解きを」 読んでみたかったのです。 図書館で見かけて借りました。 舞台はとある高校。 なので、ベースは学園ものです。生徒たちの人間関係もよくある感じのものです。 不登校やいじめも描かれていいます。 主人公の女生徒が吃音の症状を持っているので、そのことにも触れることになります。 でも、学園ものの謎解きなので、そこは深刻にならずに読めました。 そして、スィーツレシピでの謎解きは化学の実験みたいで面白かったです。

    25
    投稿日: 2025.08.03
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    スイーツ×青春ミステリ。 吃音があり人前で話すのが苦手、周囲に馴染めないでいた菓奈が、スイーツにまつわる謎解きを通して少しずつまわりと関わり成長していきます。 全編通して美味しそうなスイーツがたくさん出てきてとても楽しく読めたし、スイーツにまつわる、由来や作り方などの知識的な話もとても面白かったです。 菓奈ちゃんはとても応援したくなる主人公。 スイーツ男子の真雪くんをはじめ、菓奈ちゃんの背中を押してくれる仲間たちもみんなそれぞれ魅力的なキャラクターで良かったです。 ミステリとしては、スイーツの知識を使った謎解きが多くそこまでがっつり読み応えのある感じではなかったですが、日常の謎系ミステリが好きな方にはとてもおすすめ。 お菓子作りや、理科の実験なんかが好きな方だとより楽しめると思います。 また、実は登場人物の1人にはある秘密があり、最終話でそれが明らかになる場面ではすごく驚かされました。 全く気づかなかった…。 いわゆる「美味しい小説」として、日常の謎系ミステリとして、また、青春小説として、いろんな楽しみ方ができる1冊だと思います(^^)

    1
    投稿日: 2024.11.03
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    スイーツとミステリという、どこに関係があるのかわからないような取り合わせ。 ミステリ要素自体は高校生らしいと言っていいようなものばかりではありますが、その裏にある人間模様は間違いなくそこに生きる人たちの息吹がしっかりと感じられました。 1話1話もそれほど長くなく、とても読みやすかったです。 いやーしかし最終話には完全にやられたなぁ

    1
    投稿日: 2024.09.24
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    吃音の為ひっそりと学生生活を送っていた主人公が、得意の推理でお菓子にまつわる謎を解決しながらかけがえのない友情を築いていく。 謎解きが明快で、どんどん読み進めたくなった。

    1
    投稿日: 2024.08.21
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    ミステリーとして一番騙されたのが「おまけ」だった。 各話、お菓子の知識がキーになる謎解きだから、本格ミステリーみたいな要素は薄め。 でも校内の人間関係とか、主人公の成長とか、そういうのが好きなら楽しめる。 ビタースイートな青春ミステリー

    1
    投稿日: 2024.08.01
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    保健室の眠り姫こと悠姫子さん。主人公は吃音症状に悩む菓奈。それ故、大人しく過ごしていたのに、なぜかキラキラスイーツ男子の真雪と眠り姫と仲良くなる。高校生らしい謎を独特のペースで菓奈が解決。 菓奈から人間の正直な腹黒さも出ていて、なんか、よかった。

    16
    投稿日: 2024.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スイーツの謎解き。主人公になかなか感情移入できなくて、気持ちが分からなかったけど、最後のどんでん返しで前向きな気持ちになれた。 あとがきにあるとおり、もう一度読み返してしまった。本当の主人公は主人公と同じ特徴を持ったもう1人のあの子のほうかもしれない。

    2
    投稿日: 2024.01.20
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    スイーツが絡む日常の謎。 舞台が学校なので若干青春要素もあり。 眠り姫が安楽椅子探偵かと思いきや… またこのお話は吃音についても考えさせられる。

    32
    投稿日: 2024.01.02
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    図書館本 主人公が吃音で推理が言えないところが一風変わっている連作短編日常ミステリ。読みやすい。 「コンヴェルサシオンはなくならない」の結末に驚き。もう一回最初から読み返したくなる。

    2
    投稿日: 2023.12.06
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    少し前からちょっとずつ読んでいた作品、やっと読了出来ました。 とあるキッカケで吃音症を発症してしまい他人と上手く関われなくなった女の子がお菓子をきっかけにして少しずつ人と関われるようになっていく話。 短編集にはなっているのだけど話は繋がっているので長編のような作りにもなっています。 1話の最初に読み始めた段階では主人公がとにかく暗くて人を避けるような子だったので「この子は大丈夫なのだろうか」とヒヤヒヤしていたのだけれど、話が進むにつれて成長していくし最後にはすっかり頼もしくなっていて……そういう意味ではミステリー以外にも人の成長物語としての側面もある作品だと思います。 特に最終話のあのシーン。 彼女自身の思いが全て詰め込まれていたと思います。 あの真相も驚いたし。全く気付いていませんでした、あれは凄い! 人気者の男子との出会いやら他人のやっかみや嫉妬、先輩後輩の関係性とか「うわー青春だー!!!」と思わされるシーンも沢山あるのですが、なんと言ってもやっぱりこの話で一番のポイントはお菓子。 文字だけなのにどうしてあんなに美味しそうなの!!! この話本当に読んでいるうちにその回に登場するお菓子を食べたくなります。 お菓子の描写がとにかく細かいし(それが謎解きに絡むから仕方ないのだけど)、それを読んでいるうちにどうしても頭の中で想像してしまってお腹が空いてしまうという……。 この話を読んでいる間中私は本当にチョコレートやらシュークリームやらを珍しく買い込んでお腹が空くと食べてました。 ところで菓奈ちゃんと真雪くんの関係は明かされる日が来るのでしょうか……?

    6
    投稿日: 2023.11.28
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    面白かった! スイーツがたくさん出て来て、めっちゃ食べたくなったです❗ この作者さんのミステリーがとっても好きです

    0
    投稿日: 2023.10.19
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    放課後レシピも読みましたがそれと同じように面白かったです。スイーツを例えたりするのが上手いなとそれと友井さんの本は読みやすいと思います。

    2
    投稿日: 2023.05.14
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    一行目:どもーり、という単語が耳に入り心の中でおびえるけど、どうやら私のことではないらしくてホッとする。 スイーツに絡めた高校生青春ミステリは数多ある。 今回も主人公が吃音に悩む女子で、イケメン同級生とお菓子を作る…という設定だったから、あーコンプレックスのある私だったけど、みんなのおかげで前に進めたよ、みたいな流れなんだろうなぁと思っていた。 大筋では間違っちゃいない。 けど、スイーツはどれも美味しそうな描写で(これ大事)、吃音に関する知識もしっかり教えてくれるし、何より主人公が善人でないのが良い。 推理で時に相手を陰湿に追い詰め、いい気味だとも思う。ぽぽぽよんな子じゃくて、そこが逆によかった。 あと、作るお菓子も添加物の説明とかあって、現代的で実によろしい。通常は敢えて記述したがらない部分だと思うので。 おまけの「マカロンが待ちきれない」も秀逸。 次巻も読もう。

    1
    投稿日: 2023.02.22
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    放課後レシピ…でも思ったけれど、料理は化学なのね。 吃音症の主人公を通じて、吃音についても勉強になりました。

    1
    投稿日: 2022.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルの『眠り姫』に惹かれて読了しました。『吃音症』を持つ少女が主人公の日常系青春ミステリーです。 連作短編集方式なのであまーいスイーツに関する描写多めで、読んでいてとてもお腹すきます。笑 多感な時期ならではの気持ちの揺れとダークな部分、美味しそうなスイーツの描写が上手く溶け合って、ほろ苦い後味でした。 主人公が聖人君子的ではなく、きちんとほの暗い気持ちも持っていて安心しました。誰だって持ってる黒い部分の描写がなかったら少し現実感なかったかもしれないです。 『保健室の眠り姫』がもしかしたら私と同じ過眠症患者を扱っているお話なのではと思い読んだわけですが、全然寝てなかったです。笑 最終話で大きな謎解きがあって驚いて見返してしまいました。全然そんなこと思わずに読んでいて主人公が感じている違和感がなんなのかすら全然気が付けないくらい上手く溶け込んでいてかなりびっくりしました。 いじめ関係があったりもしましたが、高校生の何気ないキラキラした瞬間の描写や『吃音症』を気にしてまわりとは一切話さない主人公が成長していく様子など、とても面白かったです。

    2
    投稿日: 2022.10.13
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    お菓子がおいしそうです。それだけで◎。所々で感じる菓奈のブラックなところがちょっと嫌だな~と感じたのだけれど、人間ってそんなものよね。

    4
    投稿日: 2022.05.24
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    中学校のときから吃音で悩んで、高校に入っても友達がいなかった菓奈が、ある事件をきっかけにスイーツ男子の真雪と親しくなり、スイーツに関した幾つかの事件を解くことで、友達の輪を広げ、自分でも一歩二歩と踏み出そうとする姿を描く、とても心に響く連作ミステリーだ。(おおっと、長い文になっちまった)主人公の吃音というのを物語の柱に据えていて、単なる面白いミステリーにおわっていないし、イジメや主人公のちょっとえぐい所にも触れていて、いろいろ考えさせられた。最後のおまけの話にも捻りがあってよかった。

    103
    投稿日: 2022.04.20
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    スイーツがからむ日常の謎連作短編。吃音症に悩む女の子の心情と推理が鮮やかに描かれ、共感しながら読める。謎解きとしても青春物語としても気持ちがいい。そして伏線の回収が圧巻だった。あとおいしいスイーツが食べたくなる。

    0
    投稿日: 2022.04.07
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    スイーツレシピにからめた青春ミステリー。吃音のため推理が言えない女の子が探偵役、というのがなんか新鮮だった。終盤でとあるキャラの秘密が明かされるのですが、解説の青柳さん同様思わず確認してしまった。すごい。ほろ苦くも温かな話でした。よかった。

    0
    投稿日: 2022.01.13
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    吃音のせいで、引っ込み思案になってしまった 主人公の女子高生。 イケメンス吃音のせいで、引っ込み思案になってしまった 主人公の女子高生。 イケメンスイーツ男子やその仲間と共に お菓子に関わる謎を解く ミステリとしては、初心者むきの青春譚 甘い展開はあまりなし(笑)

    0
    投稿日: 2021.09.29
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    吃音症の菓奈は他人とコミュニケーションを取るのが苦手。人気者の真雪と親しくなり、スイーツにまつわる謎を解く。いじりなのかイジメなのか。いじめて転校まで追い込んだのに自己保身しか考えず謝罪も反省も無い相手をそのままにして、その秘密を知る人間が居なくなったらまた同じことやると思うんだけど。 「スープ屋しずく」の作者だから期待したんだけどそうでも無かったな。

    0
    投稿日: 2021.08.14
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    登場するスイーツがどれも美味しそうなものばかり。 スイーツづくりの失敗から事件の謎をといたりして、少し変わり種のミステリーで面白かった! 内容的には面白い。 主人公が吃音というのは、ウ~ン設定上必要なのかは少し疑問?だったが……。 陰キャラとかそういう系でも良かったような気がした。 吃音の設定だったから多少読みにくい。

    2
    投稿日: 2021.03.15
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    スイーツレシピの名前通り、甘酸っぱい高校生の日常と少しの事件を絡めた物語。 吃音の症状に悩む菓奈とお菓子作りが得意な究極のスイーツ男子の真雪。 周りの様々な事件を菓奈の推理力、真雪の行動力で解決していく。 考えさせられる出来事はあるものの、総じて温かい。 友井さんが手がける青春ストーリーといった内容でした。 これもまたいい作品でした。

    6
    投稿日: 2020.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が主人公っぽくない地味さな気がする。 最後のトリックというか仕掛けがすごい。 それを知ったうえでもう一度読むとさらにすごい。 吃音の症状もいろいろあるんだなぁ。

    2
    投稿日: 2020.09.20
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    ムスメが中学校の図書館で借りて来た本。彼女はノンフィクションものを好む傾向があるので、こういったミステリ、しかもライトノベルを読むなんて珍しいね…? ちゅうかわたしも読みたい! と、思っていたら案の定好みでなかったようで、途中でソッ閉じされていた。 んで、ここぞとばかりに 「読んでいい?」 と、お借りしたんやけど、1ページ目を読んで、 「アッこれ、読んだことあるわ…」 ほとんど乱読のいきおいで読書をしていた、3年くらい前にたぶん読んでる。笑 でもまあ、細かいところは覚えていないやろうしまあいいや、と、いうことで再読しました。 レビューは書いてるけど、ブクログにはまだ登録できてへんね…。せっかく書き溜めてるんやし、こっちもぼちぼちあげていきたいなあ。 (追:ため込んでいたレビューを全部ブクログにあげた。この本は読んでるけどレビューを書けていなかった様子。2019年あたりがそうかも。残念。今後、レビューは書けなくても読了したらブクログに登録だけはしよう) この二年ほど多忙になってしまってほとんど読書をしなくなっちゃったんやけど(年間で三冊くらい…?)、なんか久しぶりに読書熱が最熱しそう。 今月に入ってめちゃくちゃ断捨離して、住まいを整えつつあるのと、読書再熱はたしょうの関係があるんかな。ないか。笑 閑話休題、久しぶりの読書なので、とにかくゆっくりじっくり読むつもりでページをめくった。でも結局、後半はダダダッと読んでしまったね。覚えていないと思ってたけど案外しっかり覚えていたわ。 初読時にどう思ったのかはちょっと思い出せないけど、著者の本は登場人物がややネガティブ? というか、主人公にしては地味? な気がする。 それが、若い読者にはじれったくないのかと思うけど、昨今の若い人はガツガツしてはらへん印象があるので、そんなことはないんかな。 わたしが若いころにもしこの本を読んだら、キャラだけじゃなしに全体を通してのこの煮え切らない感じ(?)に 「もうちょっと、なんとかならんのかなァ」 と、思ったと思う。微妙な言い方やけど、モブが主人公になってるみたいな感じというか…? 主人公はもっとわかりやすいキャラの方がスルッと読めるのよね、移入するかは別として。 ただ、わたしが若いころは「わかりやすい性格の主人公」ものばかり読んでいたので、「主役になるためにはヒーローもしくはヒロイン気質が必要」という先入観がすっかりあるけど、実際のところはそういうわけではないんよねえ。 菓奈ちゃんだけじゃくて、登場人物のほとんどが「いいところもあり、悪いところもあり」ていう人間味たっぷりのキャラクタで、作中で菓奈ちゃんが一之瀬さんに言われていた、 「別にクラスメイトは菓奈ちゃんのことを好きでも嫌いでもないのではないか。声をかけないのは(菓奈が)『声をかけられたくないオーラ』を発しているからであって、もし(菓奈が)『誰かと親しくなりたい』と、思うなら自分のグループのみんなと遊ぶのもいいよ」 と、いうようなくだりに 「ははあなるほどなあ」 と、思った。 こういう距離感はとてもいいと思う。もしかして最近の若い人はそういう考え方の人が多いのかな。そうやったらいいよね。 コミュニティがあると、この人はこうあるべき、と、いうキャラ付けをしないと成り立たなかったようなわたしらは、結構しんどいところもあった。でも、他人は他人、自分は自分、と、いうのをきちんと線引きできるなら、それはすごいなあと思う。 ちなみにわたしのいう「若い人」は二十代なんやけど(笑)、確かにそういう飄々としたところがある人、多いよなあ。いいねえ。 というのはキャラ付けの話。最終章の仕掛け(?)は、読了感はものすごくよかったし、伏線の回収がわかりやすくて楽しい。あっ、あのときのあれが…、と、読みながらニヤニヤした。 お菓子のうんちくも面白く読んだよ。 菓奈ちゃんが真相に行きつくくだりは、「え? ここまでのどこで、ひらめくところがあったん?」と、やや突然やなと思わなくもないけど、それもその後の謎解きでちゃんと伏線を提示してくれてるので、二章くらい読んだらこの展開も心地よくなった。 (そもそも菓奈ちゃんの推理が急やと思うのはわたしの読解力のなさが原因かもしれへんし) さすがに加藤さんのセリフは、全部は振り返れないけど、すごいなと思う。これも叙述トリックなのかな。(ネタバレか) 久しぶりの読書にぴったりの本やった。ストレスなくすぱーっと読み終えて、早速違う本を図書館で借りて来た。やっぱり、読書は楽しい。

    4
    投稿日: 2020.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件がそんなに入り組んでなく、犯人も予想通りと、ミステリーとしてはあっさりしている印象。 でも、学園ものの青春ストーリーとしては面白かった。友情が感じられて良い。

    1
    投稿日: 2020.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    吃音によって他人との接触を避けていた主人公、スイートに関しては容赦ないイケメン、保健室登校の美少女。お菓子に関する事件を解決していくなかで、少しずつ良い感情も苦い感情も主人公が経験していく。お菓子作りに関しての知識がふんだんにあり奥深さも感じたし、吃音に関しても知ることができた。

    1
    投稿日: 2020.04.30
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    8つのスイーツを巡る日常の謎を解き明かし、一歩ずつ成長していく吃音症の名探偵、沢村菓奈。 スイーツの様な読後感と言うとありきたりだけど…優しく甘く、時にほろ苦く、次の一口が楽しみになる様な素敵な物語でした

    5
    投稿日: 2020.03.28
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    吃音の女の子が探偵役の、お菓子に関する日常ミステリ 読書会で紹介するために再読 お菓子作りの失敗の謎を探るんだけど、その理由には大抵の場合は人の悪意によるものだったりする なのに、決して悪い気分になるわけでもない その辺は探偵役の菓奈が断罪する事に葛藤を抱えているからかね リスクを負わずに好き勝手に推理を披露してドヤ顔する輩よりははるかに好感が持てる あと、料理は科学というのがよくわかる なぜ膨らむのか、固まるのか、色がつくのかというのは科学的な理由があって 似たようなもので代用できたりできなかったり、ほんの少しの違いで結果が全く変わってしまう おおざっぱでも何とかなる総菜と違って、特に製菓はそれが顕著 「僅かでも違えれば……、死!ぞ!」というレシピはあるからなぁ ま、初心者向けの失敗しにくいものもあるっちゃぁあるんだけどね、やはり敷居は高いよね そして、お菓子狂の真雪くん 女の子の手作りお菓子に「これは食べられないよ」と事細かにダメ出ししたうえで、「今度おいしいフォンダンショコラを……」という様は一体何しんぼの何岡だお前は(笑) でもまぁ単なるお菓子狂でもなく、菓奈にも悠姫子にも気遣いのできるいいこなんだけどね 悠姫子さんはな~ 美人で高飛車なお姫様だけど、実は照れてるのを誤魔化しているだけって、どのラノベのツンデレヒロインだよ それでいて、保健室登校になった理由もやはり彼女の繊細な精神によるものというのもよい 今回は再読のため、例の仕掛けというか、特定の人物の発言に注意して読み進めたわけだけれども 違和感なく条件を満たしていてすごい やはり、作家さんって言葉を操る魔術師のようだと思った 吃音のイメージと言えば、「裸の大将」の山下清とか、月9ドラマの「ラヴソング」なんだけど 世間の認識としてはどうなんだろうね 焦ってそうなっているわけではないというのは、知識としては知っているけど、どうしても「落ち着いて」と声をかけてしまいたくなるわなぁ 作中で、教師ですらそんな対応をしてまったく理解されていないというシーンがある ってか、教師なんて元々そんなもんだと僕は割り切ってはいるけど、理解されにくいマイノリティな特徴を持つ人にとっては期待してしまいますよねぇ ましてや世間の人たちの理解なんてねぇ

    2
    投稿日: 2020.02.17
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    吃音障害のため引っ込み思案で友達のいない女子高生とお菓子作りが得意な人気イケメン男子。 彼の手作りチョコがなくなり、クラスメイトから犯人扱いされた彼女は一緒に探すことに。 なぜチョコが消えたのか、彼女の推理で事件?を解決。 スイーツにまつわる連作ミステリー。 すべての事件?にスイーツが絡んでいて。 スイーツの歴史や作り方などが出てくるので、読んでると食べたくなるし作りたくなります。 日常ミステリーであり青春ストーリーかな。

    2
    投稿日: 2019.10.18
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    スイーツのレシピを通じて身の回りの謎を解いていく連作短編の形ですが、吃音症のため人と関わることに恐れを感じる主人公が、スイーツ男子や保健室登校の少女と触れ合うことで少しずつ変わっていく、ミステリとしてだけでなく青春ものとしてもなかなか読み応えのあるものになっていました。美味しそうなスイーツがたくさん登場しますが、スイーツ作りというのは化学だと滾々と諭されたような気もしています。私が彼らと同じくらいの頃、同じマドレーヌを焼いたのにどうしてこんなに見かけが違うんだろう、と思った答えが今頃わかって苦笑しました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    吃音がある主人公の菓奈が、スイーツ作りが得意なクラスメイトの男子と関わるようになり、学内で発生するちょっとした謎を解いたことから、少しずつ人と話せるようになったり、友人が増えていく話。 短編連作で、毎回必ずスイーツが絡む。 スープ屋シリーズの作家さんの別の作品。 スープ屋シリーズが大好きなので読んでみたが、設定がありえなかったり、人としてどうだろうという性格の人がいすぎてありえなさすぎて入り込めなかった。 高校生にもなってありえないよなあと思う設定や、主人公がなかなか性格悪いところ(他の人のスピーチは興味がないからと聞かないところなど)が、個人的には受け入れられなかった。

    1
    投稿日: 2019.06.09
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    すごく面白かった‼︎ 吃音症は聞いたことあったけど 色々種類あるんだなって分かった! そして美味しそうなスイーツが沢山で楽しかった! すごい推理力にはビックリでした!

    2
    投稿日: 2019.02.04
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    吃音症でコミュニケーションの苦手な菓奈が探偵となってスイーツにまつわる謎を解いていく。 登場するスイーツは美味しそうだし、お菓子作りは科学実験と同じとする菓奈の考え方にも同感^^ お菓子に限らず料理もきっとそうなんだろうと思いつつ、菓奈のように材料ひとつの効力や違いを検証するってすごい! どうしてだろうと疑問に思ったことを疑問のまま終わらせずにきちんと調べる、そういう姿勢はまねしたいなぁ。 この本を読んで初めて『吃音症』というのを知りました。 話したいのに話せない。人の反応が怖い。 傷つきたくないから何もしない。 日常にある軽いミステリー話の中に、心の弱さや葛藤もあって物語に引き込まれました。 最後に解る衝撃事実に涙が止まりませんでした。 友井さん、はじめましてな方でしたが他の作品も是非読んでみたいと思います♪

    2
    投稿日: 2018.10.18
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    高一の吃音症の菓奈が同級生のスイーツ王子と保健室登校のお姫様的先輩、進級後は後輩も加え保健室に集まり詰まりながらも美味しそうなお菓子絡みの謎を解く。落ち着こうという無理解等は勉強になり自己流の提案や努力を促す励ましの追い詰めの一文が共感を呼ぶ。カラオケで歌いたがる本来は引っ込み思案でない菓奈が新鮮。

    2
    投稿日: 2018.10.10
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    初めはたいしておもしろくないな・・・って思いながら読んでいたけど。 それでもスムーズに読み進めていき、思いのほか楽しめた。 お菓子に限らず、調理は科学。 私の持論と合致しているのも良かった♪ お菓子は作らないけどね。

    2
    投稿日: 2018.06.14
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    お菓子で謎解き。 吃音症の女の子がひょんなことから学校で起きる事件を解決していく。 色んなお菓子の名前が出てきて食べたくなる。 私もお菓子作り上手になりたいわ。。

    2
    投稿日: 2018.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅のお供として。洋菓子大好き男子高校生と保健室登校の美人女子高校生、そして吃音のある地味め女子高校生が探偵役の日常系ミステリ。連作短編集で読みやすい。まさに旅のお供。こんなに高級な食材を使ったお菓子を惜しげもなくふるまうなんて、バイトしてる風もないのに金持ちかよ、とつっこんでしまうけど、まぁ小説だからね。吃音は大変だろうなぁ。しゃべりたくてもしゃべれないなんて。加藤さんの話は驚いた。こういう軽い症状もあるのか。しかし読んだ端から忘れていきそうな話だった。 2022.6.10 再読。こないだ続編?を読んで、この本の最後に主人公が登場していたと知り、読んでみた。確かにそうだけど、名前も出してないんだなぁ。しかし、障害っていうほどでもない障害はたくさんあるよな。本人の辛さが少しでも減るといいな。

    5
    投稿日: 2018.05.26
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    毎回、スイーツにちなんだ事件が起こり、その謎を解いていく学園推理小説。主人公は、吃音に悩む菓奈。頭脳明晰で勉強もできるが、吃音のため、とにかく自分に自信が無く、人とのコミュニケーションを恐れている。しかし、人気者のクラスメイトでスイーツ好きの真雪くんと話すようになり、少しずつ学校での生活も前向きになり友達も増えていく。 タイトルにある「保健室の眠り姫」ことひめちゃんは、タイトルに入れ込むほど活躍してない。むしろ、途中から登場する、葵の方が存在感は強いように感じた。 毎回、スイーツに絡めたエピソードしばりにしてしまったため、そこは非常に面白いが、後半は少し無理があったかな。 ただ、「吃音」というテーマはこの物語は非常に意味のあるものになっている。最後の驚きの真相も、様々に伏線が張られていたところも巧妙だったし、何より、続きが読みたくなるくらい、登場人物たちのことを最後まで読むと好きになっているのはとても好感触。 「人が死なない日常の謎ミステリー」好きの私としては、この友井さんはかなり気になる作家の一人となった。もっと読んでみたい!

    4
    投稿日: 2018.02.02
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    吃音に悩むが故に人との関わりを避けてきた主人公。 お菓子とそれに謎を解いていく青春系ミステリー。 話に出てくるどのお菓子も美味しそうで全くお菓子作りをしたことはないけれど始めたくなりました。 タルト食べたいなぁ。 それに主人公がいい子でよかったです。 とても人のことを思えて嫌な部分にも罪悪感が持つことができるし。 吃音の勉強にもなりました。吃音って複雑なんですね。 続編でないかなー?

    2
    投稿日: 2018.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お菓子に気持ちを託して。 なるほど、と思ったところがいくつか。まず「吃音」の要素。主人公・菓奈の吃音。彼女は吃音のために、疎外感を覚えたり、無理解に苦しんだり、勇気が出せなかったりする。しかし、この物語のホームズ役である彼女は、少しずつしゃべろうとしていく。ハンデのある主人公は、ハンデの大小も含めさまざまなパターンがあるけど、菓奈の弱いところや、最後の謎も含めて、吃音という要素を活かして書かれているという印象。(実際の人が読んだら異なる感想かもしれない、という恐れは忘れずに) 真雪くんは、本来なら彼がスイーツの知識を活かしてホームズ役なのかと思いきや、ワトソンとも言えるようで言えないようで。それより、ヒロイン(一応大きな謎が提示されて、菓奈が解決しようとするから)候補は、むしろ保健室の眠り姫である悠姫子か、クライマックスの謎に関係する加藤さんに思える。真雪くんは、どういうポジションなのか、予想と全然違ったので驚いた。 解説にもあったけど、クライマックスで明かされた加藤さんの秘密に、思わず「うそ!?」となって読み返してしまう。それから、お菓子が中心となって進むミステリだけど、歴史や由来だけではなくて、材料や保管方法が謎の中心なのも面白かった。

    3
    投稿日: 2018.01.07
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    吃音のある主人公が、謎解きをしていく話。 スイーツ男子(イケメン)、保健室女子(美人)、かわいい後輩(女子)など。 どれも読みやすくて愛があり、面白かった。 『スープ屋しずく』のようにこれもシリーズ化したらいいな。

    3
    投稿日: 2017.12.09
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    引っ込み思案の女子高生・菓奈が好意を寄せる 真雪は、お菓子作りが得意なスイーツ男子。 ある日、真雪が保健室登校を続ける悠姫子のために 作ったチョコが紛失して…。青春ミステリー。

    2
    投稿日: 2017.10.20
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    <スイーツ片手に推理をはじめよう> どの短編もおしそうなスイーツ続々,不思議な謎が続々. そして驚きの最終話. 個人的には悠姫子さんにもっと秘密を... コンヴェルサシオン,食べてみたい.

    2
    投稿日: 2017.10.15
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    お菓子の材料はちょっとした違いで化学反応が全然変わるから、なぜ失敗したかの原因追求=謎解きに結びつけやすい。お料理好きな人にはあるあるネタもあるのかな?甘いけど毒もあるかわいい青春もので面白かった。

    1
    投稿日: 2017.10.11
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    【収録作品】チョコレートが出てこない/カトルカールが見つからない/シュークリームが膨らまない/フルーツゼリーが冷たくない/バースデイケーキが思い出せない/クッキーが開けられない/コンヴェルサシオンはなくならない/マカロンが待ちきれない   吃音があるため引っ込み思案の少女がお菓子づくりを通して理系の知識を活用し、謎を解く連作。謎解き自体はお菓子づくりに詳しくない者にはふーんとしか言いようがないが、常識の範囲で想像がつくものもある。対人関係に不器用な彼女たちを見守る視線が温かいがベタ甘ではないのがよい。

    1
    投稿日: 2017.08.15
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    この著者は本当にお気に入り。 今作も派手な大技はないけど、全編通してバランスよく気が利いてるという印象。おもしろくて優しかった。 そして美味しそうだった(笑)

    1
    投稿日: 2017.07.25
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    友井羊さんは好きな作家だったので、 よく中身を確かめずに購入。 読み始めてしばらくは、 「これは女子どもが読むスイーツな本でねぇか!!  表紙見て気づけよ、自分!!」 と思いながら読んでおりましたが...(^ ^; これが中々どうして、 尻上がりにミステリ色が深まっていく。 さらにいじめだの、保健室登校だのと言った、 今日的な「学校の問題」も絡まってきて(^ ^; さらにメインキャラの意外な事実が明かされ(^ ^; 「いや、まさか、そんなはずは」と、思わず 何十ページも遡って確かめたくなったり(^ ^; 頭から読み進めて、少しでも「あれ?」と思うことは すべてが伏線となり、最後にきちんと回収され... 何だこの「周到さ」は(^ ^; スイーツな(笑)衣に身を隠していても、 やはり侮れん、友井 羊(^ ^;

    1
    投稿日: 2017.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    吃音の女の子(女子高生)が探偵役。ごく普通の青春日常の謎っぽい雰囲気は、古典部に近いかなぁ。古典部の方がキャラが立っている気はするが。あと比べるとしたらハルチカシリーズなんだけど、ハルチカほどテーマが黒くないので読みやすかった。そしてこの話の一番の大きな仕掛けについては、話題になっているだけあって素直に上手いなーと思った。これは「作者が読者に仕掛ける」タイプのトリックで、でもお話の中でもきちんとその仕掛けが衝撃の事実として存在しているのが素晴らしい。 めっちゃどうでもいいことなんだけど、探偵役の女の子が主人公なので、どうしても謎を解いた時の文章表現が思わせぶりになっちゃうのが残念。こういうのって技術論になるのか構成論になるのかわかんないけど、一つの話ならどうとでもなりそうなのに、短編集とかシリーズ化しちゃうと難しいよなぁって。世の中の探偵モノの語り手が助手視点であることにはきちんと意味があるのだなぁと思わされる。

    1
    投稿日: 2017.05.01
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    高校生の菓奈は人前で喋るのが苦手。だって、言葉がうまく言えない「吃音」があるから。そんな菓奈が密かに好意を寄せる真雪は、お菓子作りが得意な究極のスイーツ男子。ある日、真雪が保健室登校を続ける「保健室の眠り姫」こと悠姫子のために作ったチョコが紛失して…。鋭い推理をつまりながらも懸命に伝える菓奈。次第に彼女は、大切なものを手に入れていく。スイートな連作ミステリー。 「君に届け」かと思うくらい爽やかな。爽やかイケメン真雪。ツンデレお姫様悠姫子。元気いっぱい葵ちゃん。そして本作の主人公菓奈。彼女のまわりで起こる事件を解決していくのだが、高校生が持つ不安や結束力、そしていじめ。吃音である菓奈の体験は辛い。私にもよくわかり辛かった。彼女のあまーい成長譚ではあるので、救われる作品ではあります。 肝心のミステリ要素に関してですが、スイーツに絡めてよくできているなという印象。物語に破綻なく、うまく焼きあがった作者の筆力を感じます。 と、ページが進むと、とんでもなく大がかりなミスリードに気付かされます。私は仕掛けがあることは噂にしていた為、身構えていたのですが、なんとそれを上回る衝撃が押し寄せてきます。 さらにです。最後のおまけで、読者を唸らせるトリック。これはもう虫歯になることが確実です。

    1
    投稿日: 2017.04.13
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    例えるなら苺ショートくらいの甘さ。現象と人の思いが謎を作り出す。お菓子作りで閃きの才能を開花させたものの推理が言えない女子高生探偵…みんなで応援しましょう。ピニャータケーキのようなサプライズと、レモンケーキのような読後感が待っています。

    1
    投稿日: 2017.04.01
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    +++ 高校生の菓奈は人前で喋るのが苦手。だって、言葉がうまく言えない「吃音」があるから。そんな菓奈が密かに好意を寄せる真雪は、お菓子作りが得意な究極のスイーツ男子。ある日、真雪が保健室登校を続ける「保健室の眠り姫」こと悠姫子のために作ったチョコが紛失して…。鋭い推理をつまりながらも懸命に伝える菓奈。次第に彼女は、大切なものを手に入れていく。スイートな連作ミステリー。 +++ タイトルから、イケメンのスイーツ男子、真雪(まさゆき)くんが探偵役なのかと思いきやさにあらず。吃音のために人とコミュニケーションをとるのが苦手で、なるべく他人と関わらないようにしている女子の菓奈なのである。なぜか保健室登校の一つ年上の美少女・悠姫子さんと、真雪くんと、ある事件に関わったことからなんとなく保健室で話すようになり、それ以後、菓奈に謎解きの依頼が舞い込むようになるのだった。謎解きを別にしても、よだれが溢れるくらいおいしそうなお菓子がたくさん出てきて、それだけでも愉しめる。さらに菓奈のお菓子作りの上達や、お菓子に関わることからの閃き、そして真雪くんへの思いや、人間関係の変化など、見どころ満載の一冊でもある。最後に配された「おまけ」が微笑ましい。

    1
    投稿日: 2017.03.29
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    スープ屋さんのシリーズの著者なので、それなりの安心感をもって読めました。が、主人公が吃音という設定ではなくても良いと思います。単に無口ってだけで良かったのでは。どれだけ勉強や取材をしたか分かりませんが、この病気はこうであると決めつけている浅慮によって傷つく人がいそうな気がします。あと、お菓子の美味しさが全く伝わりませんでした。スープはおいしそうなのに、残念です。

    2
    投稿日: 2017.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    聡明な頭脳と推理力を持ちながら、吃音というハンデのため推理の結果を伝えることが難しいというジレンマ設定がとても興味を惹きました。 ただ、スイーツという要素は必要だったかな?という点は少し疑問に思ったり… 日常を舞台としたミステリとして成立させるための要素として、スイーツを一要素として取り入れたってことですかね? 意外だったのはスイーツに関わる身近な、けれどあまり知らない化学的トリックがいくつもあったところ。スイーツに全く興味の無い自分も、スイーツに少し興味がわいてきちゃいました。 そしてなにより、おまけエピソードのサプライズぶりが本作のハイライト。 加藤さんがまさかの吃音症だったことと、それに基づくセリフ上のある仕掛けに驚いた後に、今さら主人公の過去話なんて… しかもわりといい感じに本編が終わったのに、おまけエピソードで語られる吃音になるきっかけ話なんて暗い内容だろうから嫌だなぁ… と思っていたら、まさかすぎる展開と素敵すぎる結末に仰天。 もうその時点で★5と作者の他作品を買いにいくことが確定しました(笑) 油断しきっていたためか「ボランティアバスで行こう」なみの衝撃を受けてしまいました…

    1
    投稿日: 2016.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青春スイーツミステリ。 製菓知識とパズルの相性が良いし『コンヴェルサシオンはなくならない』という章題が気が利いてるしタイトルに男子がいないことからもお分かりと思いますが菓奈と悠姫子がね、良くてね、最高……

    1
    投稿日: 2016.11.27
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    通常ならば食指が動かないようなタイトルの本なのだけれども、「吃音」の文字がふと目についてしまい、購入するに至ったのである。  何を隠そう私自身連発伸発難発のトリプルハイブリット吃音持ちであるからして、無視できなかったのである。  なので共感すること多数あるのであった。  お菓子作りを化学実験になぞらえられると、興味が出てきて試してみたくなるけど、なるだけなんだよなぁ。  主人公に黒い部分があるのがなかなか良いファクターになっている。  シリーズ化するのか分からんが、まぁ期待しないで待っていよう。

    1
    投稿日: 2016.11.12