
ゲーム・プレイング・ロールver.1 村娘。をヒロインにプロデュース
木村心一、ぼに~/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログ本作は一風変わったアイディアが面白く光る作品だった ゲームの登場人物が生きていて色々な作品でプレイヤーを楽しませるために試行錯誤する、そんな内容 多分、ゲーム好きで似たような妄想をしたことがある人には堪らない内容だったんじゃなかろうか?残念ながら、自分はそこまでゲームに思い入れがなかったためにさくっと読んでしまったのだが そして木村心一先生らしいテンポの良いツッコミトークやこちらの予想を振り切ってくるようなボケは健在。 子作りのシーンなどは大笑いしてしまった 主人公マナトの性格設定は良いね。全てが普通な能力しかなくてどれだけ挑戦しても報われることがなくて。いつしかなあなあな結果を受け入れてしまうようになっていた。 それをプレイヤーに見て貰いたい、自分を覚えていて貰いたいとの想いが爆発する終盤の展開はとても良かった。プレイヤーからすれば敵キャラとヒロインがあんな展開になるなんて絶対NGだけど、マナトを主人公としてこの物語を見ればこれ以上の展開はないと思えるものだった それにしてもマナトのラッキースケベ属性は何かの伏線だったりするんだろうか?どの「村」でもラッキースケベが原因で辞めざるを得なかったマナト。けれど、エンドールだけはラッキースケベが発動してもフィルスの底抜けの善意によって辞めなくても良いどころか頼りにされるように ただ、その頼りにされている理由の幾つかに勘違いが含まれているのは少し怖い所。
0投稿日: 2018.02.20
