真っ直ぐに騎士を目指す少年と魔王を倒した少女の波乱の物語ですね。 幼少の頃の二人の兄妹のような関係から、成長して立場が変わってしまっても少年を慕う少女と戸惑う少年。 不遇の立場に置かれている少年の状況に、少女の立場が一石を投じることによってまき起こるストーリー展開が面白い作品ですね。オススメですね。

魔法の才に見放されながらも、騎士を目指し日々鍛錬に励む“万年騎士候補生”の少年ウィン。ある日、彼の前に現れたのは、魔王討伐の旅から凱旋した幼馴染みの“美少女勇者”レティシア。帝国の英雄である彼女の全土に放った一言が、ウィンの落ちこぼれ人生を大きく変える―。「彼こそが勇者の師匠、ウィン・バードである」

面白かった． 一冊まるまる序章的な雰囲気で． 出会いと幼少期と別れ， そして嫁に行ったと思ってた幼馴染な少女が 勇者として託宣を受けて魔王を倒してた． そんな勇者様に剣を教えた少年は 「勇者様のお師匠様」ということで． 魔王は倒してるので後はその後の腐った政治とか 私腹を肥やす輩達とか 魔族と癒着している人達とか 人間たちの物語ですね．たぶん． 帝国の中枢的な人々に「勇者様のお師匠様」として 認知されてしまった少年は今後 何に巻き込まれてどうなっていくのか． 続きも読んでいこう．