
総合評価
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powered by ブクログ解説がキョンキョンだったので、すぐに借りて本題より先に解説を読んだ(笑 でもこれって解説じゃなく喬太郎師匠の思い出話だよなー。 あとがきで「講座にか上がると誰彼喧嘩をふっかける怖い」と喬太郎師匠のことを書いてあったけどそうなの? 今んとこ一度も遭遇したことない。 本書では、最後がどうして時そばにかかっていたか分からなかった。
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログ’21年10月29日、読了。KindleUnlimitedで。 楽しんで読みました。 不満、という事ではありませんが…一編をもう少し短くして、色々な話が読めたら、もっと楽しめたかな…。
5投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログ大学の落研メンバーが、学内で発生する事件を落語と絡めながら解決するという物語。 少し前まで落語には全く興味がなかったのですが、興味本位で一度見てからその魅力に気付いた初心者の自分は、分かりやすい落語の解説と事件との結び付け方をとても楽しく読めました。 また落語の好き嫌いは関係なくとも、いかにもといった個性的な大学生たちの様子だけでも充分に魅力的な作品だと思います。
0投稿日: 2019.03.09ついに出ました!
待ちに待ったと言ったら大げさでしょうか。オチケンシリーズの第一巻です。イヤー面白かった。って、実本初版の話ですが。落語とミステリーが一緒になるとどうなるか。この作者の別のシリーズでも楽しく読ませてもらいましたが、このシリーズも負けず劣らず楽しく読めます。お勧めですよ。落語好きにも、ミステリー好きにも。
0投稿日: 2017.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
落語に興味がないのに,落語研究科(オチケン)に入部させられた「越智健一」と,オチケン部員部長岸弥一郎と先輩部員である中村誠一が大学内で起こる事件を解決するさまを描いた,ユーモア・学園ミステリー。 ユーモアといっても,文体がやや軽いだけで,笑える部分はあまりない。登場人物のうち,主人公の越智健一は,薄っぺらく,内面が描けていないイメージで,あまり魅力的でない。部長で探偵役の岸も,伝説的な落語家である花道家春蔵の弟子で,学生ながらかなりの腕前とのことだが,そう書いてあるだけで,文章からはそのような雰囲気が伝わってこない。中村は,柔術拳法師範代というとってつけたような設定。これらのオチケン部員があまり魅力的に描けていないのが致命的である。 部室をめぐる3つの非公認団体との確執が背景にあり,申請書紛失事件と,大学の馬術部で起こった喫煙シーンを盗撮したのは誰かを捜査する事件の二つが描かれており,それぞれ,落語が絡んだトリックが描かれているが,どちらも,あまり練り込まれたとはいいがたい。 ほとんど何も考えず、軽く読めるという点だけがよい点。★2かな。 個々の作品の書評は以下のとおり ○ その一 幽霊寿限無 申請書紛失事件と,壊れたスピーカーから校内放送の寿限無が聞こえたという謎があるが,携帯電話で盗聴されており,携帯から寿限無が聞こえたというトリック。トリックといえるほどのものでもないか…。 ○ その二 馬術部の醜聞 落語は演じる人によっては,同じ内容が含まれることがあり,それを利用したアリバイトリックが描かれている。黒幕が折り紙部の岩下知美であるという,やや読後感が悪い設定。 ○ 付録 落語ってミステリー!? 落語についてのうんちくが書いているのだが,ネタばらしを恐れるあまり,踏み込んで書かれていないこともあって,分かりにくい。正直,面白くない。
0投稿日: 2016.01.17
powered by ブクログ「オチケン!」は新大学生が落研に入って大学内でのアクシデントを解決するアームチェア様式のミステリー 主人公の新一年生で落研に無理やり入部させられた越智健一と落研に入部させた岸弥一郎ともう一人の先輩中村誠一が学校公認サークルと非公認サークルとの事件を解決せざるを得ない状態になってしまう巻き込まれる「幽霊寿限無」と「馬術部の醜聞」の2編 先輩2人の謎のほうが大きくて気になるシリーズ
0投稿日: 2015.04.27
powered by ブクログ大学に入学早々、廃部の危機に瀕したオチケン(落語研究会)に入部させられた越智健一。「越智健一でオチケンかぁ。よくできてるよねぇ。ウフフ」――落語にはまったく無関心だった越智だが、名前だけを理由に無理やり入部。強烈な個性の先輩二人に振り回され、授業もまともに出られない。あげくはサークル間の部室争奪をめぐる陰謀に巻き込まれることになり……。 本書は落語にちなんだミステリーも多数発表してきた著者が、大学のオチケンを舞台にユーモアと落語のウンチク満載で描く連作中編ミステリー。付録の「落語ってミステリー!?」では、著者独特の解説による「落語への招待」が綴られており、落語初心者でも安心して手に取れる。
0投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログ北村薫の「円紫さんと私」、田中啓文の「ハナシが」シリーズなど、落語が絡むミステリシリーズはたくさんあるけど、これは大学の落研が舞台なので、青春ものの要素もあって楽しい。地元の大学に落研ができたのが話題になってたが、世間一般若者的には落語もまだマイナーなのかもしれない。まあ、それでもやっぱり落語は楽しいよ。
0投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014/6/23 ちょっと物足りない。ボリューム的に。 続きが出てるから補えるけど1冊の量としては少ないよね。 1日の行き帰りでほぼ読んじゃったよ。 だから内容もまだまだ紹介編といったところだと感じたんだけど違うのかな? とにかく足りません。全然おなかいっぱいになりません。 そんな読後感でした。
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ短篇集かとおもいきや、一冊で一つの作品なんですね。 雰囲気が若干、東川篤哉のコメディ推理小説に似ている気がします。 落語と絡めた推理は面白いんですが、 もう少し判りやすいと良かったかもしれません。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ主人公:越智健一。通称オチケン 所属部:落語研究会。略してオチケン 名前と断りベタな性格のせいで、ほぼ強制的にオチケンに入らされたオチケン。落語が盛り込まれた大学生活は、ミステリ要素を含みつつもほのぼの可愛らしい。
0投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログ落語なのにミステリー。想像を遥かに超えました。主人公が落語がんばって覚えて人前で公演!とかじゃなくてミステリーなのか。続きがあるみたいなので是非そちらもお目にかかりたい。そしてまた寄席いきたいなあ
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ久しぶりの大倉崇裕、スラスラ読める心地よい作品だった。 ほんと、ジャンル不問の多才な人だなぁ。 落語とミステリが近しい存在であるという論理に端を発し、すなわち名落語家は名探偵である、とする手腕はお見事。 岸、中村、越智のオチケントリオのみならず、脇を固める一癖も二癖もある面々が小気味よく描かれている。 これからの展開に期待大。 75点(100点満点)。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ収録作その1の「幽霊寿限無」はそのトリックそんなに上手くいくか?と思ってしまった。 でも青春ミステリィものとしては十分楽しめる。 キャラクターも立っているし、落語をメインに据えてその面白さとミステリが上手くまとまっているんじゃないだろうか。 付録として収録されている「落語ってミステリー?!」は落語とミステリィの相似点などが丁寧に解説されていて、落語を知らない人への案内にもってこい。 解説の柳家喬太郎の文章もまた良し。 落語に興味がない人でも無理なく読み進められる作品だと思う。
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログ【大学に入学早々、廃部の危機に瀕したオチケン(落語研究会)に入部させられた越智健一。「越智健一でオチケンかぁ。よくできてるよねぇ。ウフフ」――落語にはまったく無関心だった越智だが、名前だけを理由に無理やり入部。強烈な個性の先輩二人に振り回され、授業もまともに出られない。あげくはサークル間の部室争奪をめぐる陰謀に巻き込まれることになり……。 本書は落語にちなんだミステリーも多数発表してきた著者が、大学のオチケンを舞台にユーモアと落語のウンチク満載で描く連作中編ミステリー。付録の「落語ってミステリー!?」では、著者独特の解説による「落語への招待」が綴られており、落語初心者でも安心して手に取れる。 解説は、若い落語ファンを中心に人気沸騰中の柳家喬太郎。代表作に自らのオチケン時代をネタにした新作落語もある強力な解説者を得て、ミステリーファンにも落語ファンにも目の離せない一冊となった。 】
0投稿日: 2011.12.28
powered by ブクログ落語に何の興味も関心もなかったのに、名前が『オチケン』だからというだけで強引に勧誘され、部室争奪の諍いから起きる事件の謎解きまで強制される主人公の越智健一。 大学時代のサークル活動が懐かしくなる設定。最近落語への興味が再燃してきたので選んだ本だが、落語の面白さを垣間見るにはちょうど良かった。 ストーリーの流れの中で、前後の説明がなく、疑問に思うこともあったが、作者のあとがきを読んで、意図したことだとわかり、評価が変わった。 謎解きとしては、大いに斬新というわけではないが、それなりに楽しめた。
0投稿日: 2011.12.02
powered by ブクログ大学の落語研究会を中心にしたミステリーもの。ミステリーだけど、人も死なないし、サークル間で起きる問題を落研の部員が解決する しかもほとんど、落語の話とつながっているという御都合主義は否めないが、こういう娯楽本としてはなかなかに読める。 落語素人の俺にとっては、時そばといわれてどんなストーリーだったかなと、なかなかピンとこないのが悲しい。
0投稿日: 2011.12.01
