
総合評価
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powered by ブクログソニーにおけるリストラについて、個人にフォーカスして羅列している。ソニーにはリストラ部屋があり、そこでキャリアデザインの名の下、社員を辞めさせようとしていたとのこと。 昨今は大企業はどこも早期退職者を募っているものの、どこも似たような事が行われてるんだろうなと思う。 創業者の井深大や盛田昭夫が、社員は家族などと言っていたそうだが、そんなものは後の後継者になると形骸化し、実際は首切りに走る。 会社経営なんてそんなものといえばそれまでかもしれない。だから、いつ会社に首を切られてもいいように保険をかけておく必要があるなと思う。
2投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログソニーの凋落を書き連ねた本。 ソニーといえば、年代的にCD、MD、プレステあたり。 大量に就職した世代を、大量にリストラする結構生々しい内容。 自分が無知なだけで、VAIO、テレビ事業なんかは結構ニュースにもなった記憶。 リストラとは、本来『再構築』という意味があり、ただ単に構造改革という一言では終わらず、その後どう活動するのか?が問われるポイント。 早期退職した人のほうが生き生きと生活している締め、それがソニーへの愛だったのは皮肉ですね。
0投稿日: 2025.02.19
powered by ブクログ2006-2015年頃、ソニーのリストラ部屋に押し込められた人々のルポルタージュ。 現場を知らないエリート達が小手先の数字作りに勤しむ姿と、それによって踏み躙られる尖ったエンジニア達のプライド。 ソニーの株価を見る限り、このリストラ連発の頃が企業として最も苦しく、それが終わった2018年頃から復活したのだと言える。
0投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログ会社が人生の全てではない。 自分がどう生きたいかと会社で何がしたいか、が合致すれば、幸せだと言える。
0投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ2023.08.13 本書は2015年に刊行されている。 ソニーのリストラを手酷く批判している。 ちなみに、2015年8月1日と2023年8月1日の株価は次のとおり。 2015 3162円 2023 13480円 このように、世の中はリストラを「当たり前」のものとして受け入れて、ソニーの「世間」の「評判」は上々である。 こういった本は、風雪に耐えうるかどうか、そもそも耐える必要があるのか、ないのかを考えさせられる。 その時のムードを示すためにはそのときに出版できて売れれば良いのだろうか? 誰かに教えてほしいとつくづく思う。
0投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログソニーのリストラ部屋を追ったノンフィクションです。読んでいて辛い話も多かったですが、大企業というのは、こういうものなのだと実態がよく理解できる話でした。 ソニーを辞めても他の会社で活躍する人も多く、やはり、企業にしがみつくようになってはダメなんだなぁと思いました。
1投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログソニーという大ブランドの中のリストラ。ビジネス本で中身はさほど濃くはないが、ドキュメンタリーとしては学ぶとこもある。
0投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ一時期Sonyが混迷していた理由がよく分かった。やはり他社と差別化するための人材、技術、そして組織風土を大切にしないといけないということか。 組織に縛られず自力をつけていく必要性を強く感じさせられる一冊。
0投稿日: 2022.06.04
powered by ブクログしんがりが面白かったので。 文章は読みやすいが、個人体験の羅列で全体的なメッセージが読み取りづらく、ストーリーも感じられなかった。
0投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログAmazonのレビューには「本書を読んでソニー製品を買う気が無くなった」という意見も見られる。確かにショッキングな内容であるため、そう思う人もいるだろうが、どうするかはその人の好きにすればいいと思う。 著者である清武氏は、別のことで話題になった人だが、元は記者であるため、文章は上手い。それは『しんがり』でも感じたことだ。また記者らしく、当事者に対して入念な取材を行った上で、淡々と記述している。 惜しいのは経営側の声が無いことだ。切られる側、切る側双方の視点が必要だったと思われる。また、このような状況でも、残って第一線で仕事を人は確実にいるわけで、そうした人たちの声も必要だった。そうすることで、追われる者、追う者、変わらない者の比較ができ、問題の本質を理解できる。そこが少し残念だった。こういう状況下でも新たなプロジェクトが立ち上げられ、かたちになっている。「Just ear」は2013年から始まっているそうだが、普通の大企業であればまずやらないだろう。 本書から、井深大と盛田昭夫がいまだに大きな存在であることが読み取れる。ただ今の時代、この二人のやり方が上手くいくとは限らない。本書でいうと「失敗」なのかもしれないが、出井氏以降のトップはいかにレガシーから現在市場へ適応させるかを考えていたのだろう。
0投稿日: 2021.03.07
powered by ブクログこの本を読んで、今まで「ソニー信者」であった私が、その後一切、ソニー製品を買わなくなったのは言うまでもない。
0投稿日: 2018.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ソニーのリストラを追ったドキュメント。徹底的に、リストラされる側に立った記述で、リストラ部屋での生活、辞職とその後の人生を追う。同時に、リストラを敢行した経営陣に対する厳しい批判が挟まれる。これだけ悪者にされると、歴代の経営者は辛いだろうけれど。
0投稿日: 2017.06.04リストラの波
”モノづくりのソニ-”から”コンテンツを売るソニ-”への変換の過程での、際限なく続くリストラについてのドキュメントです。想像していた以上の大量リストラであったことが理解できますが、扱っている事例が良好に推移しているものですので、救われるような感じはします。(すべての人がそういった状態ではないのでしょうが)。c-MOS関連の業績がよいと言われている最近のソニ-の状態とどう繋がるのか知りたいものです。
0投稿日: 2017.04.26
powered by ブクログ主体的にキャリア形成する人は沈みゆく船から飛び降りるタイミングが適切なのかもしれない。 属する組織の規模内でしか行動できない人は組織とともに沈みゆくしかないと思った。 保身とは現状維持だけでは済まされないんだと。
0投稿日: 2016.11.08
powered by ブクログ人をコストとしか見ず、自社の本質を忘れた企業の末路が描かれている。初心を忘れたらどうなるのか、ビジョンを描けなければどうなるのかがよく分かり勉強になった。 目の前の利益に惑わされず、ビジョンを示せるリーダーの存在の重要性を痛感した。 #読書記録 #読書 #読書倶楽部 #奪われざるもの #清武英利 #sony #ソニー #2016年58冊目
0投稿日: 2016.06.21
powered by ブクログ世界のSONYと呼ばれた超一流企業のリストラの実態。えげつない内容が冷静に綴られる文章の行間に、人々の夢と希望への熱いを感じる。
0投稿日: 2016.05.28
