
総合評価
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powered by ブクログインフルで朦朧とした中読んだのもあり、結構難しかった。仕掛けが多方面にあり、読み応えはかなりあり。推理好き&行員話好きにはもってこい。
0投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ辛島は高校教師。教え子の女生徒の家が経営難で潰れてしまうかもしれないため、前職を生かして助けようと奔走する。 一企業だけにとどまらず一つの町をのみ込む大きな問題に発展していく。 金とは何? 扱う人により善にも悪にもなってしまう。 考えさせられました。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ世の中金がないと生きられないが金に囚われても生きられないと感じる作品だった。 私立高校の教師辛島が前職である商社での仕事の経験を元に生徒の親の会社の危機を救おうとしながら「悪いお金」の闇を解明していく中で判明してきた事実は様々な因縁が絡み合っていた
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ池井戸シリーズ2冊目?だったかな。今回の作品はとても面白く読ませていただきました!少し専門的で難しいところもありましたが、全体としてスラスラと読めるテンポ感の良い作品でした。ドラマになるような有名どころ以外にもたくさんの名作があるんですね。ありがとうございます。、
16投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログマネー・ローンダリング(マネロン、資金洗浄)とは、犯罪で得た資金の出所を隠し、あたかも正当な手段で得た資金のように見せかける行為です。これには、架空口座や他人名義の口座を経由した資金の移動、株や債券の購入、偽装取引など様々な手口があり、国際的な犯罪組織やテロ活動の資金源となるため、各国が国際的な連携のもと対策を強化しています。 女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。 江戸川乱歩賞受賞第1作『M1』を改題
6投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログビジネスと金の恐ろしさがわかる小説。 お金に振り回される人間の脆弱さと愚かさがわかる小説でした。 お金なしでは誰も生きていけないような現代社会で、知らないうちにズブズブ闇に引き込まれる恐ろしさ。 自分のお金の使い方を見直したくなりました。
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ池井戸潤の作品にしては、少し物足りなかった。 最終場面の方ではフィクションが過ぎるので、リアリティがほしかったと思った。また、著者の他の著書を読んでみたい。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログお金の価値は信用からなる。私幣も信用があれば価値をもつ。良いお金と悪いお金。お金とはなんだろうかと考えさせられた。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ文体に初々しさを感じるのは、著者の初期の作品だからか? 金融取引の部分は疎いので理解するのに苦労したが、今の日本でこういうことが存在しえるのか?全くのフィクションだとしたらよく思い付くなと思いながら読んだ。本当に、色々な人がいる。真っ黒な人、真っ直ぐな人、わけありな人、それぞれの人物描写がよかった。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ通貨とは何か?お金とは何か? 通貨発行、強制取引、ハイパーインフレ、デフォルト。 現実に起こりうるようなリアルな設定で、一企業独裁地域をエグく描く。 円が乱高下する現在のほうがより恐怖を感じながら入り込めそう。 池井戸潤の、詳細な経済知識に基づいた構成と、引き込まれる文体は言うまでもない。 さらにこの小説は、実際に起こってもおかしくない内容を、緻密かつリアルに組み上げているところが素晴らしい。 田神札は似たようなことが起こっている国や地域はきっとあるだろう。 田神亜鉛の安房社長は恐ろしいけど、その考えを詳しく聞いてみたくなった。 黒沢麻紀は優秀なビジネスパーソンになるだろうな。 全体的に重くて暗めなので、半沢直樹のイメージで読むとかなり違うけど、僕は好きでした。
7投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ半沢直樹シリーズの前の、池井戸潤初期の作品。重たい読後感で、半沢直樹シリーズのような「爽快感」はない。ストーリー(仕掛け)も複雑で、ちょっと難しい。テレビ/映画化は難しいかな。
0投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログあまりに現実的な感じがないので、入り込めなかった。これが企業ではなく、仮想の国が舞台なら、面白かったかも
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ借り物。そんなこともあるのかーと思いつつ、楽しく読み進めた 女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
2投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログ前半でタイトル回収の話が出てきたところが1番引き込まれた 読み終えた後のスカッと感などはない メイン登場人物のその後が気になる(っ ॑꒳ ॑c)
0投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ物語の設定がうまい。 (初めからドキドキしちゃうけど、そこにはやっぱり踏み込まないよね!というギリギリな感じがすごい!笑)
2投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ●前半はよし、特に取引の複雑さがどんどん明かされていくストーリーはハラハラで面白い。 ●その分、後半のあっさり感はいただけない。まあ、仕方がないんだろうけど、もうちょっと他になかったかな… ●最初はなんだこれって思った女子高生がめっちゃいい味出してる。ドラマ化するべき。 ●地域通貨が出来上がっているカラクリはお見事。よく思いつくなあと感心する。
4投稿日: 2023.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公は元商社マンの高校教師、という池井戸潤では「MIST」のように珍しい設定。とはいえ商社で信用調査部に在籍していた経験と知識から教え子の父親の会社を救えることができないかと奔走する。個人的には「期限の利益喪失」について何度も説明があったのがありがたかったが、想像を超えた結末に少し後味が悪い。
0投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログ某所でクソ暇で90ページまで読んだので買って続きを。んー面白くならなかったな。ヒロインどっちも活かしきれてないだろ。田神札も面白いんだけど、下請けに押しつけるとかあんまりリアリティを感じなかった。トロッコのとことか必要だった?なんと言うか支離滅裂な一冊。ラストの後日談も興醒めだよ。
0投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログ池井戸潤先生の本を初めて読みました。会社の経営やお金について沢山勉強になることが詰まった本でした。 ただ、私には少し難しい内容だったため最後まで読むのに苦労しました。
0投稿日: 2023.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
設定は壮大なんだが辛島・麻紀の視点のみでストーリーが続き、様々な出来事や思惑が語られるので少しごちゃついている感が否めなかった。 もう少し加賀の視点で語られる章があると色々なストーリーが1つに繋がったり、最後の展開がもっと盛り上がった気がする。 救われた登場人物がいないような気がしてしまう。
0投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤さん大好きだけども。 この作品はハマれなかった。 それと講談社文庫の版を読んだけど、解説がひどい。 いかにこの作品が素晴らしいかと絶賛するようにみせて内容は海外作品の引用による自身の読書量自慢のように思える。
0投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログお金とは何か、を深く考えさせられる小説。 お金の表と裏=希望と絶望 というタイトルを理解できた気がする。 お金に使われるのも使うのも自分次第。 お金とうまく付き合える人生にしたい。
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ金融や経済に関しての用語なんかをきちんと理解したうえで読むともっと面白かったかも。ビジネスも金も、結局はそれを動かす「人」次第なのだ。
1投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ――金は、この世の共通言語である。結局のところ、薄っぺらで自分の世界の無い人間たちにとって、最も手っ取り早く、そして分かり易い自己表現が金なのだ。(第六章 オルゴール)
0投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログお金とは何か。 会社とは何か。 色々考えて勉強になる作品でした。 普段使わない専門用語も池井戸さんの作品では、自然と分かりやすく説明を入れてくれるので流石です。
10投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とにかくスケールの大きな作品だった。怖かった。筆者の他の銀行ものの作品より、膨大な数の一般人がお金に振り回されており、不景気な今の状況と重なってより悲壮な気分になった。世紀末感がすごかった。お金ってほんと大事。専門知識のないわたしとしては難しかった。 途中からはぐいぐい引き込まれて楽しめたが、終始ヒロインの女子高生の存在がストレスに感じてしまったため星3つとする。一方、加賀のような大人の女性には憧れる。池井戸作品は登場人物に女性が少ない方が好みだと気付く。
1投稿日: 2022.12.02
powered by ブクログ「池井戸潤」の長篇ミステリ作品『架空通貨(原題:M1)』を読みました。 『銀行総務特命』に続き「池井戸潤」作品です。 -----story------------- 街は暗黒の企業に呑み込まれた! 女子高生「麻紀」の父が経営する会社が破綻した――。 かつて商社マンだった社会科教師の「辛島」は、その真相を確かめるべく「麻紀」とともに動き出した。 やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。 「江戸川乱歩賞」受賞第1作『M1』を改題 ----------------------- 2000年(平成12年)に発表された「池井戸潤」の第二長篇… 『果つる底なき』で「江戸川乱歩賞」受賞後プロ作家としては初の長篇となる書下ろし作品、、、 企業小説の一種になるのかな… 金融関係のネタをしっかり仕込んだ独特の作風で、金融ミステリとか、金融スリラーとか、そんなジャンル名がぴったりの感じの作品でした。 ■第一章 霧 ■第二章 黒い町 ■第三章 軌道道(きどうみち) ■第四章 破綻 ■第五章 期限の利益 ■第六章 オルゴール ■解説 杉江松恋 元商社マンで信用調査部に籍を置いていた「辛島武史」は、自社のリストラ方針に嫌気がさして退職し、現在は私立高校の社会科教師として奉職している… ある夜、彼が副担任を務めるクラスの「黒沢麻紀」という生徒が、「辛島」のマンションを訪ねてきた、、、 「辛島」はその態度に不信の念を抱くが、翌日、彼は「麻紀」の父が経営する黒沢金属工業が第一回目の不渡りを出し、そのため「麻紀」の転校届が提出されたことを知る… 翌月の決済日には第二回目の不渡りが出て会社が倒産することは間違いなく、「麻紀」の家族は多額の借金を抱えることになる。 「黒沢家」を訪ねた「辛島」は、「麻紀」が会社をすくうために田神亜鉛という会社を単身訪問しようとしていることを知る… 田神亜鉛から黒沢金属工業に押し付けられた社債7千万円の期前償還が実現すれば、会社は倒産を免れるからだ、、、 教え子の直向きな思いに打たれた「辛島」は、「麻紀」の後を追い、東京から400km離れた田神町を目指すことにする… 田神町――、田神亜鉛の関連需要が町の経済を左右する、事実上の田神亜鉛の城下町である。 亜鉛産業一色に塗りつぶされた黒い町の人々の挙動は「辛島」の胸中に疑念を呼び覚ます… 田神亜鉛の社長「安房正純」が田神町を支配している手段は通称「田神札」と呼ばれている私製通貨だった、、、 田神亜鉛の関連企業や、その下請企業のみならず、彼らが利用する飲食店、商店、そして一般住民までが「田神札」という架空通貨に苦しめられており、町は失意と絶望のどん底に陥っていた… この「田神札」を巡り、南米のダミー会社を利用したコンサルタントの「加賀」と暴力団によるマネーロンダリング、黒沢金属工業を買収することになる幽霊企業、融資を回収しようとする金融機関等の様々な思惑が交差する中、遂に田神町に巣食っていた闇が爆発する事態が発生する。 黒沢金属工業の破綻は防げるのか?「加賀」の真の目的は?そして、田神亜鉛に支配されている田神町の運命は? やや、現実離れした設定ではあるものの、ミステリとして愉しめる展開でしたね… そして、知的興奮が刺激される一冊でした、、、 お金のことについて、こんなに考えさせらえた作品は初めてですね… お金って、貨幣って、何なんだろう、自分にとって必要なモノって、何なんだろう って、結論は出ないけど、考えさせられましたね。 「池井戸潤」作品… 面白いなぁ、、、 次も「池井戸潤」作品を読んでみようかな。
1投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログ初期の作品なので、難しく入り込めませんでした。下町ロケットや半沢直樹を読んでからは、正直厳しいですね。こんなことが、起きないように祈るばかりです。
2投稿日: 2022.07.13暗号資産とは無関係
タイトルから暗号資産がテーマかと思い込んでいたけど、元々2000年の作品なので、そんなわけない。 作者の作品らしく金融の知識も豊富で前半は話に惹き込まれたけど、終盤はカオスになってきて、今一つ入り込めなかった。
0投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログ読んでてとても悲しくなった。 下請け会社がこんなにも虐げられている現実。 この本はだいぶ前の時代で、今は下請け法で守られている部分はあるけれど、これに近いことはあるのかもしれないなと思うと、末端の会社は辛いなと思う。 池井戸さんの小説は、大逆転劇がおきるのが大筋だけど、本作はとても悲しい気持ちのまま終わった気がする。 ひとりの女性の復讐は成し遂げられたのかもしれないけど、ひとつの町が壊滅的な打撃をうけ、暴動さえもうまれ、結末はとても苦しい現実だった。 お金がひとつの大きなテーマになっていて、このお金によって人は狂うし、人でなしになっていく。こんな人にはなりたくないと思いつつも、自分は正しくいられるだろうかと思うと、自信がない。 どんな逆境にあっても、強く生きられる人間になりたい。
0投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ女子高生がヒロインだったりと、やや違和感はあるものの、面白く読んだ。 途中、分からない部分もあったので、金融の勉強をしなければならないなと感じた。 世界は銀行(会計)が動かしているように感じる。
0投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログめちゃ面白い設定。 高校生の黒沢麻紀が突然転校するとの連絡が...。 前日、クラスの副担任を受け持つ辛島武史は麻紀から前職についてあれこれ聞かれたのを思い出す。辛島の前職は商社。気になった辛島は他の先生に転校の理由を聞いてみると父が経営する黒沢金属工業が第一回目の不渡りを出したというのだ。前日の麻紀の訪問は自分にSOSを出していたのではないかと気づいた辛島は前職の知識を生かしてなんとか助けようと調査を開始する。 そこで浮上した田神亜鉛株式会社。そこに貸した社債7千万を期前償還してもらえれば黒沢金属工業は助かるのではないか...。そう思った辛島と麻紀は交渉のため会社がある田神町へ向かうことになるのだが...そこは地獄の入り口であった。 ほぼ田神亜鉛株式会社の力だけで支えられている小さな町に蔓延る謎の通貨。負のスパイラル。どんどん話は膨らんでいき辛島、麻紀もそれに巻き込まれていく。果たして辛島は麻紀を救えるのか? 設定も良かったし、どんどん話が大きくなっていくのもスリリングで良かった。もう個人の手には負えないんじゃない!?ってところまで。やべーよやべーよ、と思いながらもページをめくる手は止まらず。そしてこの辛島先生、会社を辞めて再就職しようと思っていたあてが外れ、ついでに妻にも逃げられ散々な人生、不承不承高校教師になったという経歴でちょっと冴えない感じのキャラに見えたのに、麻紀を助けるために動き始めたら超優秀キャラに変身。数字だけの資料から次々と手がかりを見つけ出し、闇を炙り出していく。かっこいいよ。 ネタバレになるから書かないけど他にも魅力的なキャラや、この田神町を舞台にした大仕掛け、それぞれの思惑も混然となっていくのでそこも楽しめると思います。
10投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ登場人物が多いが、それぞれに個性がありストーリーの中で存在感が際立っていた。タイトルの架空通貨により町全体が翻弄され、蝕まれ、破壊されていく様はまさに人工ウイルスのようで恐怖を感じた。畳みかけるような後半の展開は少し奇抜にも思え、他の作品ほど入り込みないところもある。
0投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ・飽きさせない展開で読んで満足だった。 ・キーパーソンが次から次に現れ、先が読めないところが面白い。 ・展開として後半あたりからめちゃくちゃになっていくシーンがあり、そこは入り込めなかった。
0投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログひと言で表すなら、空恐ろしい…。 今でこそ、仮想通貨なる物が私たち一般市民にもおおかたの概要、イメージとして周知の事実となった時代ではありますが、これを20年も前(2003年)にフィクションとしてここまで仕上げて見せてくれた池井戸潤氏が凄い! 2003年に読んでいたとしても、凡人の私の頭では、ポカーン必須でフィクションの域を超えなかったと思うけれど、今なら架空通貨の恐ろしさを身近に感じることができる。 大きな組織から下へ下へと流れる謎の紙幣。 下請けの弱みに漬け込むように、押しつけられるそれは、最終的には個人商店へと貯まって…否、溜まってゆく。 1万円の対価と支払われたとしても、銀行でそれが1万円になることはない。小さいながらも店を経営するものとして心底ゾッとする。 父の会社を救おうと翻弄する高校生の麻紀と高校教師の辛嶋が、謎の紙幣の真相を追う長編ミステリー。 細かい数字のマジックとトリックは複雑で、正直付いて行けてないのですが(笑)終始、緊迫感ありで十分に楽しめます。 今年の17冊目 2021.11.17
7投稿日: 2021.11.17
powered by ブクログ冒頭で前に一回読んだな、と気づいても最後まで楽しめるのが池井戸作品。 時代背景がちょっと古くて、設定も基本非現実的だが、物語として楽しめる。
0投稿日: 2021.09.11すべてはカネだ
亜鉛の精錬所によって存続する企業城下町。 君主ともいえる社長の手腕の下、田神町は息づいていた。 東京の高校で教師をする辛島は、受け持っているクラスの黒沢麻紀から社債の期前償還について相談を受ける。 麻紀の父親が経営する事業は、不況の煽りを受けて苦境に立たされていたのだ。 黒沢の会社、さらには彼女自身の進学や将来のため、田神亜鉛の経済状況を探り始めた辛島と麻紀。 その中で、田神町に蔓延る「悪い金」の闇を目の当たりにする。 ひとつの町が起こす動乱に、人びとは飲み込まれていく。
0投稿日: 2021.07.02
powered by ブクログ●池井戸さんは元銀行マンだけあって、マネーを扱ったストーリーが得意だ。本書も、私募債や田神札という地域振興券が人や企業、銀行までを支配してしまう構図が複雑に展開し、面白い。辛島・真紀という主人公が登場するものの金の動きに奔走させられる人間模様という感じです。 ●また、書中で気になったのは、①“悪貨は良貨を駆逐する”。だが本当に駆逐されるものは、金ではなく、その金を持つ人の生活であり人生であり、ときに良心である ②金を中心とした価値観、経済観念が人々の心にこれほど深く寝付いてしまっている現代社会の歪み ③ビジネスの原則を無視した金は、必ずその指からすり抜けてく・・・、等である。言わずもがな、お金は重要と思うが、ひとの価値判断のモノサシにはならないと思う。 ●私は、人に対する思い遣り、感動、共鳴できる心、・・・等を大切にする人に敬意を表したい。そういう社会でありたいと思います。
31投稿日: 2021.06.08
powered by ブクログ池井戸潤さんの作品は大好きだが、本作は少々期待外れだった。 登場人物の誰にも共感できなかったし、文章表現もあまり自分に合わなかったかな。 私の中では池井戸潤さんの作品は2パターンあり、 泣いて笑って熱くなれる作品と、 何だか現実離れし過ぎて全く入り込めない作品。 本作は完全に後者。 ただ実は本心では、こう言う作品も良いと思える感受性が自分にもあればなって思うことも。 池井戸潤さんはあえてこう言うパターンも書くのだろう。
0投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ池井戸潤の初期の頃の長編作。 半澤直樹をはじめとしたブレイク後の作品と比べると、やはり見劣りします。 表現力、登場人物の魅力、そして何よりリアリティ… 無駄な場面、キャラクターも多かったような気がします。
0投稿日: 2021.02.08
powered by ブクログ女子高生とその高校の副担任が主人公というのに無理があるような気がします。 設定にも無理があるのでは。 初期の作品といっても残念だと思います。
0投稿日: 2020.12.22
powered by ブクログ設定が無理やりすぎるのと、風景や情景の記述部分が多くてなかなか身に入らず、つまらなかったな。池井戸さんの作品としてはちょっと期待外れ。
0投稿日: 2020.08.15
powered by ブクログ池井戸潤氏の初期作品。 女子高生が元金融マンの副担任と金にまつわるドロドロした問題と格闘するというストーリーで現実離れした感覚は、あるが面白かった。 マネーロンダリングについて具体的事例で学ばしてもらいました。 マネロンとは ①プレイスメント 隠匿。 ②レイヤリング ろ過。資金の出所をわからないようにするための動き。口座間移動、名変など ③インテグレーション 同化。隠匿、ろ過後に合法的な金として表に出すこと マネロンはさておき登場人物が公衆電話を使うなどしており、時代の進化を感じた。
1投稿日: 2020.07.26
powered by ブクログ初期の作品であるためか、読後感が後々の作品ほどすっきりしない。それでもページをめくる手を止められなくなる池井戸パワーには脱帽するしかない。初歩的な金融の知識が多少あったほうが楽しめるだろう。
0投稿日: 2020.07.19
powered by ブクログ「こんなこと起こるわけない」と完全に否定できない。いかにも起こりそうなビジネスの闇のネタに溢れていた。勉強になりました。
0投稿日: 2020.06.27
powered by ブクログとんでもない。 それがこの本を読んだ感想。池井戸さんが銀行出身なのは周知の通り。その知識をいかしたとしても、この類いまれなるシチュエーションを構築できる小説家は居ないだろう。 取っ掛かりは、銀行員出身の先生が、生徒から受ける相談事。それが、町全体をカオスに陥れるほどの争乱になろうとは、誰が思うだろう?次から起こる騒動、張られる伏線、それを回収する度にどんどん話が大きくなっていく。 本に没入する感覚を、久々に感じた。読んだあとの感想?もっともっと続きを読みたい!
1投稿日: 2020.06.21
powered by ブクログ〇田神札をババ抜きと表現しているのがおもしろかった。 〇知識として中小企業が立場的に非常に弱いこと、 現金があることが経営に重要な事が、わかった。 〇最後の最後まで、安房の人柄についてあまり記述がかったことが不思議だったが、1度目の倒産の話や父片手の安房などの記述によって、彼の生き様から彼の思考回路が想像できたので、あえて表現しなかったのではと思った。 〇両替屋の内容が興味深かった。人間の性分、どうにかして人は生きようとする姿を汚く表していたが、私はむしろこの人に共感できた。 〇恭子や辛島の元奥さんの記述にいて、人は無自覚のうちに家族に依存しているが、男はそれに気づきずらく、女は言動として表現してもらいたい生き物だということを理解した。 〇仮想通貨というタイトルのため、ビットコインに関する話かと思ったが、少し違った。どちらかというと田神札は現在でいうポイントや消費券に近い方の用途で使われていた。ビットコインやらは、発行量に制限があり実質株券のような使われ方となっているが、田神札は現実のお金に近い使われをされており、発行量はどうなんだろうと思っていたら、そこがストーリー的にも肝だった。 お金というものは、多くの人々がそれをお金だと信じているから価値を産むのであって、その根拠は人間の信頼度でしかないことを痛感させられた。 それは、現実日本円にもいえることで、日本円の価値を皆が信用に足りないと判断されたら、その瞬間から私の持っているお金はちょっと丈夫な紙やコインとなってしまう可能性もあるのだと、そんな危うさを感じ、ちょっと身震いした。
0投稿日: 2020.04.30
powered by ブクログ面白かった!ここ最近は実用書しか読んでいなかったので、世界に浸りながら楽しく読めました。 本書には大〜小規模の経営者、その家族、アナリスト、銀行マンなど会社の運営に関わる様々な立場の人物が登場しています。彼らの謎解きや奮闘は、いち末端社員でしかない自分の目にはとても新鮮に映りました。 本書を読んだのはコロナウイルスによって人や物の動きが停滞してしまった2020年2月現在。インバウンド前提の観光業や、海外に大きく依存した生産ラインが深刻な影響を受けているのを見て、ふと関連企業の資金繰りを心配している自分に気がつきました。これまではこういったニュースを見ても、いまいちその影響を想像できておりませんでした。不勉強な自分の視野を広げてくれた池井戸さんに感謝です。(コロナに関しては、国民で力を合わせ、なんとか無事にこの難局を乗り切れるよう祈るばかりです。。)
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ元商社マン現高校教師 生徒の親が不渡りを出し倒産。その裏で隠された計画倒産。謎の通貨が流通している町。 内容難しかったし、理解が追い付かなかった。 悲しい。
0投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ地域に強く根付いた産業が、不況のために傾いたとき その中心にいる社長がひとりだけ助かろうと あらゆるあくどい手段でカネをかきあつめ さらに、それらの隠しマネーをプールするために ダミーとして、とある金属加工会社を買収するのだが そういった問題に巻き込まれ、表面化した両親の不仲により 家庭崩壊の憂き目にあうのが本編ヒロインである 彼女が、困っている父親の力になろうとして 動き始めるところから話も始まる タイトルの「架空通貨」とは 地域産業を支える中心企業が、借金のカタに発行した地域通貨のこと 計画倒産までの時間稼ぎをおこなう目くらましである 2000年前後には、グローバル志向から日本の閉鎖性を批判する形で 通貨を題材とするフィクション作品がかなり登場した 映画「スワロウテイル」や、漫画「カイジ」 それに、芥川賞の「聖水」などだが それらの中でもこの「架空通貨」は、金融出身の作者が その知識を縦横に駆使して リアルっぽい世界を築きあげている この時代 グローバリズムとコスモポリタニズムが同一視されていたこともあって 村社会の父権主義に対する共感性の欠落が、強く支持されている
0投稿日: 2019.08.30
powered by ブクログ池井戸さんのデビュー二作目。 通貨、マネーロンダリングなど、お金にまつわる概念や知識を駆使したミステリー。 主人公の立ち位置の設定、物語への関与の仕方が彼の定石と少し違い、二作目という事を知ると納得。
0投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログもともとは違う題名だったようだ。2000年の作品のようで、さすがに内容は古い。最近話題の仮想通貨に掛けて売り出そうということで改題したんだろうけど、まんまと騙された。架空通過、と言うか企業城下町に流通する地域振興券がそれなりに重要な役割として出てきますが、それが主題と言うわけでもない。 中小銀行、銀行、不渡り、倒産、悪者、マネーロンダリング、コンサルティング、復讐、などなど、確かに池井戸小説なトピック満載なんだけど、池井戸小説風に書かれた偽物のような読了感。登場人物達の設定とか喋り方とかに現実味が乏しすぎる気がする。残念。
0投稿日: 2019.06.30
powered by ブクログこれが初期の頃の作品とは思えない筆力‼️ タイトルの架空通過やら計画倒産、不渡り、マネーロンダリングと言ったきな臭いワードが散りばめられた作品ながら人間臭い部分をいい具合にスパイスに使った作品てす
0投稿日: 2018.12.18
powered by ブクログ田神亜鉛の企業城下町で、田神札なる架空通貨が巻き起こす恐慌。 *2000年3月刊行の「M1]を改題。 第一章 霧 第二章 黒い町 第三章 軌道道 第四章 破綻 第五章 期限の利益 第六章 オルゴール 元アナリストで高校教師の辛島は、副担任を務めるクラスの黒沢麻紀の家業の黒沢金属工業の危機にかかわることになり、資金繰り困難の発端となった社債を発行した田神亜鉛に乗り込むことに。 田神亜鉛は企業城下町を形成し、田神札なる架空通貨を発行し、その通貨が金融や協力企業、下請けを負のスパイラルに導いていた。 辛島と麻紀は社債の期前償還を求めるが、加賀なる女性コンサルにやり込められてしまう。 辛島の調査が進むにつれ、田神亜鉛の経営状態や、架空通貨のオーバーフロー、闇の組織との関連などに気づいていく。 買収、計画倒産、マネーロンダリングと巧妙な金の流動。そして隠された悲しい過去にまつわる因縁。 そして田神町全体が奈落の底へ落ちていく。 話が難しいですが、緻密なストーリーでお腹いっぱいです。 架空通貨から話が一気に黒く染まっていきます。 江戸川乱歩賞受賞後作品としては申し分ないのではと思います。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ池井戸潤の初期の頃の作品で江戸川乱歩賞の「果つる底なき」の後に2000年に発表された作品ですが、池井戸潤の作品を読むのは11作目です。後に発表された作品「空飛ぶタイヤ」や「下町ロケット」のようなワクワク感や勧善懲悪のスカッとする感動はないのですが、悪を追い詰めて破綻させるまでの過程にはグッと引き込まれます。でも誰も救われない暗いストーリー展開にはやはりスカッとしないのです。 元商社マンで企業信用調査のプロだったのが、事情で退職して高校教師になっている辛島武史36歳が主人公。クラスの女子生徒の黒沢麻紀が父親の会社黒沢金属工業が不渡りを出したことで行方が判らなくなったことから物語は始まる。 取引先の田神亜鉛が牛耳る田神町、典型的な企業城下町で取引先とその下請け零細企業が集まる町である。そしてその町だけに流通している架空通貨を巡り、辛島武史と黒沢麻紀がその暗部にせまる。 暴力団組織のマネーロンダリングや別の復讐劇が絡んで結構興味を惹かれる途中展開なのですが、最後の結末がすっきりしないのです。それとも私が知らないだけで、続編があるのでしょうか?
4投稿日: 2018.10.18
powered by ブクログ乱歩賞作家の受賞後の長編第一作は『二作目のジンクス』を打破し、傑作でした! ビジネスの原則は、ビジネスで対価を得られるのは、相手の幸せを実現するから。原則を無視した金は、必ずその指からすり抜けていく。他人を不幸にし、いずれ自分を不幸にする。『金』という普遍的なものに、人それぞれの過去、思い、未来、いろんなものが込められている。長編だけあって仕掛けが大掛かりで何度も前に戻り紐解き紐解き(^^;)
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログドロップアウトして社会科教師をしている辛島先生がかっこいい。 また倒産寸前の会社のために奔走する麻紀ちゃんは高校生であることを忘れるくらい会社経営者とみえるのもおもしろい。 物語自身も面白かったが、壮大な復讐劇を成し遂げた加賀さん、やはり金融の世界で活躍するのが素敵に思える辛島先生のその後の活躍をみてみたい。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ元商社マンの高校教師辛島は、親の会社の倒産を避けるべく七千万円の社債を押し付けた企業に交渉に行く生徒に手を差し伸べる。2人が向かった街はその企業の城下町。そしてそこでは私製通貨がはびこっていた。そしてその倒産劇の裏側が見えてくる…。500ページ弱あるが一気読み。映画見てるみたい。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログこの本は貨幣制度とマネーロンダリングの仕組みを丁寧に教えてくれる教科書か? と思うぐらい、説明がわかりやすくて詳細で非常に為になる一冊。通貨とは何か。信用とは何か。インフレの末路とは。 そしてこの要素だけで、ここまでリアリティのある恐ろしい結末を描けるのは、流石の一言。 途上国ではこういう事が日々起こっているんだろうなと容易に想像できるし、それが日本で起こっても全く不思議ではないと思える巧みなストーリーです。物語の舞台となる東海地方の「田神町」が、かつて亜鉛の鉱山で栄えた岐阜県の旧神岡町をモデルにしている点もリアリティを増す要素。 元商社マンの高校教師とその生徒、という主人公達の設定の必要性については終始??だったが、まあきっと他の設定では諸々上手く行かなかったのでしょう、と納得しておく。
1投稿日: 2018.08.21
powered by ブクログあの、池井戸潤さんの江戸川乱歩賞受賞後第1作だそうです。 この作品から半沢直樹、花咲舞に繋がったのかな? 読み応えのある、そんな作品です。
0投稿日: 2018.08.15
powered by ブクログ池井戸潤氏は読んでて面白い、そしてビジネスパーソンにとってためになる情報を盛り込んだ小説を書いてくれいます。一部はドラマにもなっていますね。この本は以前に、今度海外出張があったときに、飛行機の中でお酒を飲みながら楽しもうと思って購入していたものでした。 最高に面白かったです。ここで展開されているのに似たような舞台がどこかにあるのでしょうか。それらを自分でイメージしながら読み進めていきました。映像を見るのと違って、自分で場面や人物を設定していけるのが嬉しいですね。 海外出張時の楽しい時間の過ごし方を、さらに見つけた感じです。 以下、付箋をつけていたポイントです。もっと引用したい部分はあったと思いますが、読むのに夢中でつけ忘れました。 ・人間も会社も、地位の高いも低いもなく、全て部品である。だがその部品にもプライドがあり、夢も希望もある。部品は自分のことを部品だと思っていない、だが、その夢や希望を捨てたとき、部品は真の部品となる。それが悲しい(p309) ・金融機関は融資取引を開始するとき、その約定書に調印を迫る、相手が中小であろうと一部上場であろうと同じ約定を締結する。例外は個人向けローンと、一部の預金担保貸付のみである、拒否することは可能だが、融資は受けられない、強制と同じである(p352) ・銀行が相手に対して、借入金返済の請求書を郵送するだけで、期限の利益は喪失できる(p354) 2018年8月12日作成
0投稿日: 2018.08.12
powered by ブクログ『金の表と裏は、夢と希望という言葉に置き換えても良い。人々はその狭間のどこかで生き、暮らしている。』 主人公・辛島の生徒である黒沢麻紀の父の経営する会社の破綻から、とある町を支配する闇の架空通貨、田神札の存在。そして裏で渦巻く陰謀… 全体的に金融の専門用語などが絡んでくる上、登場キャラクターに強烈な個性があるかといえばそうでもなく地味なキャラが多く(麻紀の、高校生とは思えない大人びた言動はちょっと不気味にすら感じたが)、そのためにドラマティックな展開がなくスピード感がないため、今何が起こっているのか、頭の中を整理しながら読む事に少し集中力が要る。しかし、町という規模を支配する田神札の存在から、徐々に全ての元凶である安房のとある計画、財務コンサルタント加賀翔子のとある陰謀が明らかになってゆき、文字を追うスピード、ページをめくる手も早まってゆき、終盤の町中の恐慌渦中の如き取り付け騒ぎと暴動のシーンは非現実的で、けれども不気味な現実感を伴って…恐ろしささえ感じました。 麻紀の言葉にこんなものがあります。 『みんな必死になってお金儲けを企む。知恵と機微に長けたものが生き残り、愚か者がババを掴むってわけよね。馬鹿みたいよね、そんなゲームに振り回され、必死になってるなんて』 彼女の言葉通り、立場の弱い多くの者がババを掴まされ、必死で踠き、暴れ、そして破綻していくわけですが、本作全体を読んで、さらに恐ろしく思ったのは、その弱い者でさえ、金という魔力によって人を破綻に追い込む側になることもきっとあるという事です。 正直金融の知識にかなり疎いので、物語の中の何が正解で、何が間違っていて、どのような行動が悪で、どのように行動すべきだったのか…とか、そんな事は全く分かりませんでした。ただただ金の恐ろしさを感じました… 金融の知識を多少なりとも持ってれば、もっと本作を楽しみ、考察できたのかもしれませんが… …やっぱ金っておそろしいよ(←何回いうねん)
0投稿日: 2018.07.04
powered by ブクログ安定の池井戸作品。少しの経理・経済知識があるとさらに楽しめる。2000年の作品なのでふいに恋愛要素入れたりとちょっと荒削り。それにしても刊行後に「架空通貨」に改題したのはいただけない。「現実が物語に追いついた!」って帯に書いてあるけど架空通貨はストーリーのメインではなくサブ要素だし、ビットコインみたいな仮想通貨とは全然違うし。販促コピーが安直すぎ。
1投稿日: 2018.05.11
powered by ブクログ商売のカラクリや裏社会と、そこに絡む人間模様。読み進めれば進めるほど面白くなってくる展開。景色がイメージできる描画。面白かった。
0投稿日: 2018.04.29
powered by ブクログ仮想通貨、ではなく、架空通貨です。見間違えて借りたが面白かった(笑) 中堅企業が本社を構える山間の街が舞台。この、やや閉鎖された経済圏で、当該企業の下請け企業で結成される協力会内で取引に使用される独自の通貨が発行された。裏打ちされた価値はあやふやで実態はないが、しかし、当該企業の信用と、『よもや価値が無くなるとは』という感覚に支えられ、流通していた。この札をめぐり、マネーロンダリングなどの様々な思惑が入り組み、物語は進む。 実態がないのに雰囲気だけで流通し、多くの人が巻き込まれていく。仮想通貨と近いところはあるかも。
0投稿日: 2018.04.02
powered by ブクログ金融ミステリー、面白かった。 架空通貨ということで、ビットコインをイメージしてしまいますが、本作が描かれたのは2000年。 ここで描かれる架空通貨は本書の表紙絵に描かれているように田神亜鉛が発行する振興券。これをめぐる金融ミステリーとなっています。 しかし、ちょっと人物設定には納得がいかない(笑) 主人公は、元商社マンの高校教師の辛島とその教え子の麻紀。 ストーリとしては、麻紀の父親が経営する会社が出した1回目の不渡りをトリガーに、麻紀に相談された辛島がその会社の破綻を防ぐため調査を開始。田神亜鉛の社債を換金しようと田神町に乗り込みますが、そこで見たものは、田神札と言われる振興券。 田神亜鉛でもっている小さな町ゆえに、この田神札を使った支払いのせいで、関連会社、下請けの資金繰りが苦しくなっていきます。 この会社と調査しようと、自らの旧人脈を駆使し調査をすすめ、ついに真相にたどり着きます。 そこには、コンサルタントの加賀、やくざの絡むマネーロンダリング、幽霊会社を使った買収、そして計画倒産といった様々な思惑が動く中、ついに田神亜鉛が... といったところです。 はらはらドキドキで楽しめるのですが、人物設定がちょっと違和感でした。 なにが違和感って 主人公の高校教師がそこまで首を突っ込むか? あんなこと、そんなことまでやっちゃうのか? 旧人脈の人ってそこまで動いてくれちゃうの? 麻紀が高校生とは思えない行動、言動。 などなど。 ちょっと現実離れしたところも多々ありますが、エンターテイメントとしてはとても楽しめました。 お勧め!!
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ架空通貨というタイトルだけどいうほど重要な位置づけではないような。 架空通貨は主でなく従という印象。 登場人物はあまり魅力的ではないし内容はとても地味。 とはいえ、人には勧めないけど個人的には非常に楽しめた。
0投稿日: 2017.11.19
powered by ブクログ「半沢直樹」で一躍有名になった著者が、初期の2000年3月に書いた「M 1」を03年に改題した作品。昨年夏・友だちのFさんに教えてもらった本、ようやく読みました(遅くなりました)。 架空の企業城下町・田神町、その町にある田神亜鉛が発行する社債や架空通貨である田神札が下請け企業や地域の人々の生活を蝕んで行くという物語。銀行マンとしての経歴をもつ著者だからこそ展開できるストーリーに、ぐっと引き込まれました。 とても面白かったです。同時に、架空で済まされない現在の社会につながる怖さ・お金が人間に対してもつ影響力等について考えさせられました。 お勧めの一冊です。
0投稿日: 2017.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビットコインとか「仮想通貨」の話かと思って「タイムリーだなー」と思い購入 しかし底本は2003年の「M1」という地域通貨をめぐる話。 とある地方の巨大亜鉛会社が社債を発行し、その償還までの間、地域通貨を発行するが、その発行量は増大。一方、倒産が避けられないことを悟った亜鉛会社社長は買収した町工場に金を移して倒産計画を目論む
0投稿日: 2017.10.16
powered by ブクログお金が絡む話に興味がない人はいないだろう。 父の経営する会社が破綻。それをなんとかしようとする高校生の娘、麻紀と教師。先生が元商社マンだったから相談したのか、その気があるから相談したのかよくわからないが、こんな若くてかわいい女子高生に相談されて断るなんて人はいないわな。そういう点では上手に相談相手を見極めているような。自分に協力させるためには計算も必要ってことか。 これだけガッツのある高校生なら、将来大物になりそう。 勢いがあるっていいな。
0投稿日: 2017.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
出先で手持ちの本がないときに読む用にスマホに入れていたもの。 企業の城下町で流通する独自通貨とマネーロンダリングの話。 専門用語が多くて難しかったです。 高校教師が教え子の為に、前職の知識はあるものの ここまで首をつっこんでくれるのか、とか思いつつ… 最後スッキリ、とはいえず、暗い終わり方でした。
0投稿日: 2017.09.29
powered by ブクログ高校教師 辛島が教え子の会社が倒産の危機にあい、それを救うために、奮闘する話なのだが。 教え子の会社の取引先のある町はその取引先企業が新たなる通貨を浸透させている。 ちょっと浮世離れした話だった感じがする。
0投稿日: 2017.07.27池井戸の初期の作品
最近の池井戸作品を読み尽くし、ここで初期の作品が電子化されたので早速読んでみました。最初は文章の感じが最近の池井戸とは少し違う印象で、違和感がありましたが、読み進めるにつれ、その感覚はなくなりました。最近の作品と比べると、ひとひねり足りない感じはしましたか、素直に面白かったです。
0投稿日: 2017.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
副担任をしている生徒の少女の父親の会社が倒産を向かえそうになり、その倒産を何とか回避させたくて少女が遠回しにではあるが、主人公の先生に相談したところから物語は始まっている。 その父親の会社が社債を引き受けていた大口の取引先に何とか期前償還が出来ないかと調べていた彼女の行動が気になり、いても立ってもいられなくなり協力しようとする主人公の先生は高校の先生になる前に商社の信用調査部に所属していたエリートだった。 彼女と一緒に調べていくうちに、取引先の会社がその影響力を使って下請けの会社に社債を引き受けさせ、その代わりに自社の通貨を償還時に利子も含めて返済するというものが出回っている事が分かり、それを追い続けるうちに・・・ 企業を巻き込む様々な人々の欲などが絡み結末へとすすんで行く。
0投稿日: 2017.04.27
powered by ブクログ専門用語がびっしりで始めはなかなか進まなかったが、途中から会社経営のからくりに引きずりこまれ一気に読み終えた。自分の知らない世界を知ることができるのは読書の醍醐味ですね。
0投稿日: 2017.02.11
powered by ブクログ創造力と想像力の豊かさに驚かされました。マネロン、通貨の発行、破産、期失、差押など、自分にとって身近なことが多いので、親しみやすさもありました。 ミステリーとしても、金融関係の本としても面白かったです。
0投稿日: 2016.12.24
powered by ブクログ田舎の企業城下町で流通している、田神札なる地域マネーが繰り広げるお話。 話の展開としては想像とはちがうところに進んでいくので面白かったが、主人公にあまり惹かれないからかそこまでハマれなかった。 独特の救いようのない下請け業者の我慢するところや、最後みんなの気持ちが爆発するキッカケになったところは映像化されてもいいような大きな"うねり"を感じるシーンでした。 わかりやすいハッピーエンドがよかった…
0投稿日: 2016.11.13
powered by ブクログ非常に長く感じた。 そして救いが無かった。 面白いのだろう。 だが、期待と何か違った。 立場の弱い企業を利用して生き延びようとする強い立場の企業。 その方策が実は。 そんな話。
0投稿日: 2016.10.19
powered by ブクログ田舎町に君臨する企業が私募債や振興券と名付けた私通貨を使って引き起こす独善的なマネーゲーム。どんどん不幸になる人が増えて救いがない。お金が主役の企業小説だけに、他の作品のような勧善懲悪のスカッとする結末であって欲しかった。
0投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログ+++ 女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。 江戸川乱歩賞受賞第1作『M1』を改題 +++ 商社マンから教師に転身した辛島が、父の会社の窮地に悩む、教え子の麻紀の相談に乗るうちに、ただならぬからくりに気づき、昔の人間関係をも頼りながら、裏のからくりに迫っていく。田神亜鉛という会社で成り立っているような田神町で起こっている事態の深刻さは、留まるところを知らず、ワンマン社長の安房正純の目論見と、彼に恨みを持つ者たちの復讐劇がもつれ合った混沌は、目が離せない。ハッピーエンドというわけではないが、膿は出し切った感はあり、あしたは暗くはないかもしれないと思わせてくれる一冊だった。
0投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログ辛島は 商社から 高校の先生に転職した。 この教師は 一人の生徒 黒沢麻紀 にかかり切りである。 麻紀の父親が 経営する会社が 不渡りをだしたのだ。 その取引先が、田神亜鉛 という会社で、 田神という街を 支配していた。 そして 田神札 という 通貨 を使っていた。 会社の経営状態は 粉飾決算であり、 南米からのリチウムで食いつないでいる ということ。 その リチウムは マネーロンダリングの可能性がある。 コンサルティングの加賀が 田神亜鉛にアドバイスしていたのだが、 それには 理由があった。 その理由で 田神亜鉛は 崩壊するのであるが。 だけど 辛島は ひたすら 走っているような感じを受けた。 専門用語が結構 キイワードになっていて 面白かった。
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログある街に流通する通貨の話からマネーロンダリング、計画倒産、女性コンサルタントの復讐劇と色々な要素が絡み合い、なかなか面白い展開だった。
0投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログ田神札なる、ある街に存在する通貨が物語のキー。高校教師で元商社社員の主人公・辛島が、教え子である黒沢麻紀とともに、彼女の父の会社の危機を救うべく奮闘する。 田神亜鉛なる企業から押し付けられた社債の期前償還を目指し、田神亜鉛の城下町である田神町に向かう。彼らは田神札に支配され、黒い街となってしまった田神町の悪の根源である、田神亜鉛の安房に直接対決を挑む。 今回は、池井戸小説の中でも1番難しく、終始重い作品だったかも。そしてイマイチ入っていけなかったのは、主人公がそこまで教え子(しかも担任じゃなく副担任)の家庭の事情に自分の夏休みを割いて、命の危険を冒してまで首をつっこむかなぁ?という大きな違和感。 黒い町の描写はリアルで巧かったのですが、リアリティにかけていた為、また最後の結末までの終盤があまりにも急に駆け足だったため、評価低めにしました。 実写にしたらまた違う印象になるのかもしれないけど。
0投稿日: 2016.04.11
powered by ブクログ2016年4月5日 田神札、復讐、裏切り、破産 マネーロンダリングを始め、専門用語が少し出てくるが解説されているのでわかりやすい。 企業小説。
0投稿日: 2016.04.05
powered by ブクログ池井戸潤の2000年3月の作品。 原作は「M1」というタイトルだったが、2003年3月の文庫化で現タイトルとなったようだ。 「架空通貨」というタイトルから、カイジのペリカを連想した。 誰かが作ったうさんくさい通貨が登場するような話なら、それを利用する方は搾取されまくってるんだろうな、うへへ、と読む前に想像したが、そのあたりは概ね期待通りだった。 そういう設定は大好物。 ただストーリーがやや難解。 最後の結末はほぼ説明で語られてしまっていて、池井戸潤にしては粗いな、という印象。 銀行系作品の爽快感はない。 せっかくのうさんくさい通貨も、本ストーリーとはあまり絡んでる印象がなくって、ちょっと残念な感じ。 ペリカを意識しすぎたのかもしれない。
0投稿日: 2016.01.06
powered by ブクログある町だけに存在する通貨。その町の経済をほぼ握る企業一社が流通させている。 銀行さえも支配されてしまっているその企業の力は絶対的。 小さな中小企業が破産の窮地に追い込まれ、何とかしようと社長の一人娘まだ高校生が希望を見出したのが、その架空通貨の企業。彼女の副担任である教師もかつて商社でアナリストをしていたことから、一緒に乗り込むことに。 経理的なことには全く無知なので、専門的な事はよくわからず雰囲気で読み進めました。それでもある企業のたくらみに高校生と教師が挑んでいくと言うストーリーが面白く、何とか読み切りました。 企業の企み、その企業をハメようとする企み。様々な仕掛けが交差して面白いけれど、やり切れなさも感じます。
0投稿日: 2015.12.31
powered by ブクログ読書日数20日 調査会社の体質に嫌気をさして退職した高校教師である主人公が、親密な関係である女子生徒から社債について相談を受けたことをきっかけに、その生徒の親の会社を救おうと、田神町の田神亜鉛に立ち向かっていくというストーリー。 その町では「田神札」という架空の通貨が流通してしていて、それが街全体を浸食してしまっていた。それがどれほどことなのか?また、その目下で暴力団のマネーロンダリングが絡んでいたりと、今回はかなりややこしい感じでもあった。 今まで読んだ中でも、かなりストーリーが難しい方で、なかなか読み進められなかったため、ストーリーごあまり入らない作品となったが、もう一度再読してみようかとも思っている。
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログ悪い金まみれの町の崩壊の序章から結末。一人の男の野望と、一企業に振りまわされた者達の怨念と復讐は、まさにドラスティックな人間ドラマ♪。
0投稿日: 2015.11.11
powered by ブクログビットコインの話かと勝手な先入観だったが、そんな訳ないわなぁ。何せ15年以上前に書かれた本だったからね。 架空通貨 というのは、中部地方の山奥の企業城下街で流通する(でしか通用しない)商品券のようなもで、私企業が発行する社債(私募債)。 元商社マンの高校教師が、教え子の父親が経営する会社の倒産を防ごうと、架空通貨で町を支配する企業主や謎の仕掛け人相手に奮闘するのだが、何でそこまで出来るのかなぁ? の部分で共感できんところが、いまひとつ。 まぁ、今や売れっ子の池井戸さんも、若かりし頃は、こんなもんだったということでしょう。 (2015/10/17)
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログ2015年10月3日読破! 予想外の世界! 池井戸さんらしい一冊。架空通貨なんて、現在のプレミアム商品券みたいだけど、こんな都市があったら怖い。 また、余計な件がなくて読みやすい一冊でした。
0投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログAmazonにネタバレしているコメントがあり、見てしまった。痛恨。 面白いと思うが、駆け出しの頃の作品かな、粗削り。 非日常的な世界を描き出すには少し足りないかなぁ。ご都合主義はいつもの展開だけど、それにしても物足りない。ビジネスという余りに現実的な素材だからか?
0投稿日: 2015.09.17
powered by ブクログ2015年9月1日読了。池井戸潤が「果つる底なき」で江戸川乱歩賞受賞後に発表した小説。元アナリストの教師・辛島は教え子・麻紀の父の会社の倒産の危機に奔走するうちに、地方を支配する大企業の発行する「架空通貨」と地元経済の惨状を目の当たりにし・・・。他の池井戸作品を読み終わった身からすると「別の人が書いた小説みたい」、一発逆転や労働者賛歌的な要素がまだ希薄だからか。原題「M1」が放つ緊張感や架空通貨が強いものから弱いものに吹きだまっていく様子など面白く読めるが、登場人物が何を考えてどう行動しようとしているのかがいまいち把握しづらく、ある事象が起きたときにそれを吉事なのか凶事なのか読んでいて判断できなかったりする・・・。ま、現実はそういうものなのかもしれないが。
0投稿日: 2015.09.02
powered by ブクログ趣味・読書のデビュー作品。 装丁に惹かれて買った。この作品から池井戸作品&読書にはまっていった。 でも、今考えたら内容はイマイチ。
0投稿日: 2015.08.26
powered by ブクログ書店で本を選ぶ際、間違いないだろうと思い選んだ久しぶりに池井戸潤氏の作品。しかしちょっと外れ、いつもの軽快さがない。何かどろどろしていて読むのが辛くなってきた。設定も現実離れしていてぴんとこない。半沢尚樹のような痛快さもない。ちょっとがっかりでした
0投稿日: 2015.05.21
powered by ブクログ1505 読みやすくミステリー調で面白かったが、設定に無理があるような。終わりが物足りないような。。。お金に魅せられた人間は怖い。
0投稿日: 2015.05.07
powered by ブクログ2015.2.16(月)読了。 面白かった! けど、難しかった!! 何回も読み直したし調べたし。 ただ、そんなことが実際あったら えらいこっちゃだ。 しっかし 銀行っていろんな事があんだなー。 頭が良くなきゃ出来ないわけだ。 感想が幼稚だなー 笑
1投稿日: 2015.02.16
powered by ブクログ池井戸さんの「果つる底なき」乱歩賞受賞後の長編作品です。比較的初期の作品です。私鋳貨である「田神札」に支配された町の破滅、醜い人間の本性が描かれています。主人公は元商社マンの高校教師、なんだけど、教師っぽく全くなかったですwただし金融の恐ろしさ、仕掛けの技術、かなり深いところまで調査、取材して書かれているためマニアックな作品って感じがしました。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ池井戸さんの初期の作品なんですね。 なのでちょっと半沢風ではないというか、勧善懲悪度合いがちょっと薄れる、というか。 ミステリとしては、こっちのほうが好みです。 なんか、ちょっと釈然としない、というか伏線が全部回収されていないような気もするのですが。。
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ池井戸潤が乱歩賞受賞後の長編第一作として発表した作品。初出時はマネーサプライを意味する『M1』というタイトルでした。 何と言っても、主人公が元商社マンの高校教師だというところが作者的に斬新。 元商社マンなので当然といえば当然ですが、全く高校教師らしくない(笑) ある時はまるで銀行員のように決算書から粉飾決算を見抜き、ある時は命な危険も顧みずに探偵のような活躍をするわけです。 またハードボイルドというか、頼りになるというか、同性から見てもカッコいい男でもあります。もしドラマ化されるとしたら竹野内豊が演じそう、まあそんな感じです。 事件は主に山間部の小さな地方都市で起こるんですが、その構想が非常に緻密でありながら、そもそもスケール自体が規格外。 モチーフとしている作品があるのかも知れませんが、常識に囚われない自由な発想をもとにしながら、決して無理矢理感もなく、お金ってそもそも何?というお勉強にもなります。 ミステリ作品なので、ネタバレを避けようとするとあまり書けなくなってしまうのが何とも歯痒いのですが、数ある池井戸作品の中でも相当面白い方に入るのは間違いないです。
0投稿日: 2014.11.13
powered by ブクログ金融ミステリー。闇の金、田神札によって支配された街で起こる話。メモ。どんな知恵も後出しでは意味もない。タイミングを逸したら価値を無に帰すものもある。…価値があるのは現在と未来だけだ。
0投稿日: 2014.10.06
