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サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3
サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3
大崎梢/東京創元社
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総合評価

102件)
3.6
7
51
33
2
1
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    書店員探偵のシリーズ。 表題の「サイン会はいかが?」はありそうな事案。全く自分は悪気がなくやってても相手にとってはという。無神経という言葉があてはまるのかな。

    7
    投稿日: 2025.11.09
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    本格書店ミステリの第3巻。 どの短編も面白かったけど、ヤギさんの忘れもののほろっとしたお話が1番お気に入り。

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同一書籍に四件の取り寄せ依頼。 ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文をした覚えがないと…。 「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」 若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りをあげた成風堂だが…。 駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    シリーズ3作目ですね。 本屋限定のミステリーなんですよね。 本好きには共感すると思います。 次が読みたいですね。

    7
    投稿日: 2023.12.23
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    「本格書店ミステリ」と銘打たれたシリーズの三作目。 表題作を含む五編が収録された短編集です。 本にまつわる謎の解明と、書店員の仕事内容が並行して描かれ、ミステリとお仕事小説の両面で楽しめるのではないかと思います。 好きな本に囲まれて仕事が出来るのは羨ましさを感じますが、携わる方々にしか分からない苦労も多そうですね。 本や書店に対する思いが伝わってくる、坂木司さんの解説もとても素敵でした。

    0
    投稿日: 2023.10.01
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    コミックを先に読んでしまったので、なんとなくの内容はわかっているけれど、やっぱり小説でも読みたいっ! 当たり前だけれど、コミックよりも詳しく描写とかが書かれていてワクワクした。コミック先もありだな。金森くんのお話はコミックの方がドキドキ感が伝わるかも。サイン会を脅かす正体は?!

    2
    投稿日: 2023.05.29
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    シリーズ3巻。今作はまた短編もの。このシリーズは日常ミステリーと警察行きになるものとのバランスが良い。

    2
    投稿日: 2022.12.20
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    多絵ちゃん、杏子さんに再会出来て嬉しい。このシリーズに出会って書店がより一層好きになりました。書店を応援したくて前より雑誌やコミックを購入する様にもなりました。出来る事なら成風堂の常連さんになりたい!

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    相変わらず多絵ちゃんの洞察力、推理がすごい。与えられた情報だけで答えを出してしまう。お見事だ。そして、それをサポートする杏子をはじめとするスタッフのみんな。やっぱりホームズとワトソンだ。この本には色々なワトソンがいて面白い。 恋愛、警察が絡む事件、父親の思い出探しの感動もの、そして謎解き。ミステリーなんだけど、この一冊に全部詰まってて楽しめる。なんともお得な一冊だった。大満足。 本屋さんの話なんだけど、私の職場と重なる事が多いと思った。職種、仕事の内容は全く違うけど、繁忙期の慌ただしさとかが同じだ。やりたい仕事が全然出来なくて、それなのに次から次とやることが増えていく。一体自分は今何をやっているかわからなくなる事がよくある。読んでて仕事の忙しい場面のところにくると、繁忙期の事を思い出し少しブルーになってしまった。

    25
    投稿日: 2022.05.20
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    思ったよりブラックな話も入ってた。昔読んだはずなのに、相変わらずまるで覚えてなくてびっくり。ミステリ楽しむにはちょうどいいのかもしれないけど(。-∀-)本屋話も連作短編集も大好きなんで、楽しめた。

    0
    投稿日: 2018.02.27
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    とても面白かったです。本屋×ミステリーって新しい感じでとても良かったです。このシリーズの他の2冊も読みたいと思います。それにしても、本屋さんってお仕事大変なんですね、知りませんでした…。

    0
    投稿日: 2017.02.04
  • シリーズ第3弾!

    書店ミステリということで、ちょっとした出来事が思わぬ”事件”に発展していきます。 殺人事件のような何ともいえないイヤ~な雰囲気もないし、短編集ということでさらっと読めるし、気持ちの良い作品です。 謎を解き明かすという楽しさの他にも、本屋さんの裏側を知ることができるという楽しさもあります。

    7
    投稿日: 2016.05.31
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    2015年7月14日読了。 謎もストーリーも良いけれど、感動の方向への持っていき方がおしい。使い尽くされているセリフだ。

    0
    投稿日: 2015.08.11
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    成風堂シリーズ3作目♪前回の長編から短編に戻っています。お父さんとの約束、過去の因縁、淡い恋に、美術品を巡る殺人?まで。一つ一つの物語が本当に面白くて、謎解きが終わった後は「なるほどねー」と唸るものばかり。てか、その後二人はどうなったの?と悶々としておりますが・・・☆長編も短編もどちらも好き。謎解きだけに終わらず本、本屋への愛情、人への愛情が細部に伺えて読んでいてほっこりします。面白かった-。

    0
    投稿日: 2015.02.23
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    感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-40.html

    0
    投稿日: 2015.02.06
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    2014.11.1 読了 成風堂書店シリーズ 第三弾。 私は 今回の話が一番好きかも! どの話も それなりにミステリ色ありで、 本屋さんの仕事の細かいところの描写もありで、 毎回 本屋さんなのに よくこんなに 事件が起こるよなあ。 楽しかったです!

    0
    投稿日: 2014.11.01
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    いきなりシリーズ第三弾から読んじゃったけどじゅうぶん楽しめた。 こっちは本屋さんの立場でのミステリー。おもしろかったあ!!! 本屋ってやっぱりちょっとだけバイトしてた、あの空気そのまんまの仕事なんだなー。大変だなー。

    1
    投稿日: 2014.03.13
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    本好き、本屋好きのための小説。 成風堂書店でおこる不思議なできごとを書店員が といていく、いたって平和なミステリーだ。 表題作の「サイン会はいかが?」が一番おもしろかった。 売れっ子作家に届いたファンレターにまつわる謎をとくため、サイン会を開いてほしいと要望があり 書店員たちはサイン会開催に向けて動き出す。 謎のヒントとして、サイン会をする作家の本が 作中に出てくるのだが、自伝的エッセイ「宵宮」がおもしろそうで読みたくなってしまった。 なぞがとけて、作家が「すごい作家と周りに思われたいが為に大切なものをストンストンと落っことしてきたよ」というシーンがある。 しかし、作家は失敗から引き返し、また前進するという。引き返すことで、前進することを誓う姿はよかった。 売れっ子作家がさらに素晴らしい小説を発表してくれるのは、架空の話とはいえうれしい。

    0
    投稿日: 2014.02.18
  • 女性コンビがすばらしい

    前作の長編も面白かったですが、今回の短編集も素敵なお話がたくさんあります。 思わず涙がこみ上げるお話もあり、書店員さん達の温かさがとてもうれしくなりました。 人の心の裏表がいろいろ見えますが、後を引きません。温かい気持ちで読み終わることのできる本です。 次回作が出るのを楽しみにしています。

    3
    投稿日: 2014.01.04
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    今回は短編集ということで、読みやすくてよかった。 表題作「サイン会はいかが?」「取り寄せトラップ」のようなシリアスあり、「バイト金森くんの告白」などの私の好きなほのぼのミステリーあり。 特に「君と語る永遠」はとてもよかった。ぜひ大きくなったら本屋でバイトしてほしいなぁ。 そしてリンクするようで、リンクしない井辻くんとのシリーズ。いつかあっちの登場人物が出てくるのでは、と期待しているのですが・・・。

    0
    投稿日: 2013.11.26
  • やっぱり面白い!

    成風堂書店シリーズ第3弾。 今回は、短編集です。 第2弾の「晩夏に捧ぐ」を読んで、短編の方が面白いと思う、と、レビューに書いたけど、今回の「サイン会」には、晩夏に・・・を先に読んでおいた方が分かりやすい、というお話がいくつかあったと思います。 多恵ちゃんが、成風堂でバイトしようという気になったきっかけ(気持ち)などが、晩夏に・・・には書かれていて、それを理解していると今回の本もサクッと読めるところがあったと感じました。 だから、やっぱり、順番通り読むほうがいいかな?と思います。 私は、サイン会のお話が好きでした。 かっこいい作家がダメ男に見えてくるところ、面白かったです。

    3
    投稿日: 2013.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    成風堂シリーズ第三弾5編。表題作『サイン会はいかが?』 「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。『取り寄せトラップ』同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと……。『バイト金森くんの告白』杏子が幹事となった飲み会で各自受けるネタ披露。多絵の「付録の悲劇」の流れから金森くんの失恋?告白が鈍い男の相談になる。 『君と語る永遠』母親と暮らす少年の話が心に沁みる。 今回は、舞台が駅ビルの六階にある書店・成風堂に戻り書店の裏話。しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のほほえましいやり取りが再開。短編集の方が内容が絞れて構成にスピード感があり、読みやすくわかりやすかった。『本屋の謎は本屋が解決』多絵ちゃんにまた会いたい。

    0
    投稿日: 2013.10.08
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    やっぱりこのシリーズは短編の方がいいな。『サイン会はいかが?』と『ヤギさんの忘れ物』が良かった。ひつじくんシリーズに出てきた作家影平紀真が登場しているのがニクい。2011/269

    0
    投稿日: 2013.09.27
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    書店・成風堂を舞台に書店員・杏子ど勘の鋭いアルバイト店員・多絵のコンビが成風堂に持ち込まれる謎を解く短篇集。事件と言うほどでもない出来事だが推理を展開していく過程が読んでいて楽しい。そしてホロッとするところも。最後の「ヤギさんの忘れ物」が特に気に入った。 コミックのビニール掛けとが付録付雑誌の紐掛け、返品作業に発注など書店の裏側も見れて面白い。

    1
    投稿日: 2013.08.04
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     杏子さんと多絵ちゃんシリーズは、短編の方がいい。ほのぼのとしていい話だった。君と語る永遠は、本屋を通じての父と子の物語で子どもの健気さに打たれた。金森君の告白は、ほんのりとした恋愛話でほのぼのしい。サイン会はいかがは、「自分が目指したいのはすごくなくてもいいから身近な人が笑顔をのぞかせてくれるような棚だ。」というところに共感。ヤギさんは、そういう人と人がつながれる本やさんっていいなあ。私ならどこがあるかなあと考えた。大崎さんって本を通じてのほんのりとした人のつながりを書くのがうまいなあと思った。

    1
    投稿日: 2013.07.25
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    成風堂書店シリーズ3作目。短編集。 3作目となると飽きが出てくる。 付録付き、厚みのある女性ファッション誌が発売される毎月23日は、付録と本を輪ゴムなどでとめるのが大変、極めつけは婦人画法だとか、本は返品できるが付録は書店で処分だとか、本屋の内部の話は面白かった。 (図書館)

    0
    投稿日: 2013.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    成風堂書店シリーズ3作目。短編集に戻った。表題作は中編くらいの長さだったけど。その表題作がイマイチ。高校からの友達がこれしきのことで、ここまでの嫌がらせができるものだろうか。こんな嫌がらせをしながら、表面的には友達づきあいをするってなー。ないことはないだろうけど、そういうキャラっぽくないんだよね。犯人とされた人が。妬みとかもあったってことかなー。多絵がここまで怒るのも何か違和感だし。亡くなったお父さんとの思い出『君と語る永遠』はいい話だった。

    0
    投稿日: 2013.06.20
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    シリーズ第三弾。この作品は短編の方が飽きずに読みやすい。書店の裏側も同時に描かれていて、現実味に添った探偵物だと思う。

    0
    投稿日: 2013.06.11
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    成風堂書店事件メモの3冊目、1冊目と同じく短編集。書店である成風堂の店員、杏子と多絵が本屋にまつわる謎を解くミステリー。取り寄せ、社会科見学、付録、サイン会、忘れ物、と本屋に良くあるシチュエーションが題材になっています。

    0
    投稿日: 2013.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書店シリーズ3作目。やっぱり短編が好き。 物語も楽しめるけれど、書店で働く側の人の目線て描かれた苦労や感動も醍醐味。 推理ものとしては少し弱い印象だけど、ヒューマンものとして捉えたらなかなかいいかも。 表題作よりも、広辞苑をいつか片手で持てるようになったら、の亡きお父さんと息子のお話が切なくも温かくて心に残った。 本から広がる色とりどりの気持ちの架け橋になる本屋さん。改めていつもありがとう、そんな気持ちになる。

    0
    投稿日: 2013.03.26
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    やっぱりこのシリーズは短編の方が好き(^^)♪推理だけでなく本屋さんの苦労もよくわかって、毎回読んでて楽しい(^∀^)もっとシリーズ続いて欲しい!

    0
    投稿日: 2013.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第三弾。 気負いせずに楽しめるこのシリーズ。 今回も多絵ちゃんが大活躍して、杏さんがあたふたしてた。

    0
    投稿日: 2013.02.25
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    やっぱり本屋の謎は本屋でおきて本屋で解いてもらいたいね。 表題作の「サイン会はいかが?」サスペンス要素が強くておもしろかったし、 「君と語る永遠」がとてもよかった。 ほろりとさせられました。 あとは、金森くんに微笑ましくなったり。 ミステリーとしてはまぁまぁってとこですが、次も出たら読みたいです。 本屋さんの日常のさまざまな労力を垣間見るとともに、本屋の活用法や楽しみ方も学べるのがうれしいです。

    2
    投稿日: 2012.12.17
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    書店の日常業務がさらっとわかる。探偵の女子大生は、正義感一杯。ミステリーもほのぼのとしている方が多く緊張せずに一日で読めてしまった。

    0
    投稿日: 2012.10.30
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    〈内容〉四件の重なった取り寄せ依頼。しかし連絡すると、四人ともそんな本は頼んだ覚えがないと……。駅ビル内の書店を舞台に描いた短編五本を収録。好評本格書店ミステリ、第三弾。

    0
    投稿日: 2012.10.01
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    書店シリーズ第3弾。今日も本屋さんは大忙しです。 一緒に謎解きを始めてしまう癖がついてしまった。 このシリーズははまる人ははまります。特に本屋好きにはいいかも。日常感がたまらない。

    1
    投稿日: 2012.09.25
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    書店を舞台にした日常のミステリー。シリーズ三作目だが、読むにつれ主人公の書店員が鼻につく。探偵役のバイトに頼るくせに、すぐ口を挟んだり、自分の狭い世界での価値観で物事を断定したり・・・ 探偵役の女子大生の爽やかさと、書店の知られざる裏側がよくわかるというところで読める。

    0
    投稿日: 2012.07.17
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    成風堂シリーズ三冊目。今回は短編集。 相変わらず謎は小粒なわりに事態はシリアス。でも当人たちはコミカル。そこらへんのギャップが一冊目より薄れたような気がする。慣れたからかもしれないけど。そしてやっぱり短編の方がいいね…。 お手軽に読むにはぴったり。最後の話は和んだ。 あと、杏子さんはもうちょっと落ち着いて冷静になってほしい…

    0
    投稿日: 2012.05.29
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    成風堂シリーズ第3弾。今回も多絵ちゃんの推理が冴える。 最初の短篇が人の生き死にまで関わる事件だったので、ちょっと今までと毛色が違うぞ、と思い身構えたものの、その後はそこまで深刻にならずに済むものだった。 表題作の「サイン会はいかが?」は途中で犯人が判ってしまったのが、少し残念だけれど。 「バイト金森くんの告白」にちょっとほっこり。

    0
    投稿日: 2012.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    成風堂通信を同梱している。 サイン会が11月10日だというが、曜日が書いていない。 何年かも書いていない。今年の11月10日に訪問してみよう。 ところで住所は何処なんだろう。

    0
    投稿日: 2012.03.04
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     しっかりものの書店員・杏子さんと、名探偵アルバイト・多絵さんのコンビが活躍する"書店"ミステリの第2短編集。  同じ書籍を4人の人が取り寄せし、そのどれもが実際には取り寄せを希望していないという謎を描いた「取り寄せトラップ」から、人気ミステリ作家に届いたファンレターを書いた相手の正体を探る「サイン会はいかが?」など5編の短編小説。  日常の謎から、書店を舞台にした本格的な事件まで、振れ幅は大きいのですが、探偵役・多絵さんのほんわかとした雰囲気(でも、結構鋭いトゲをもっていたりしますが)に、すっと物語の世界にダイブできる作品です。  表題作の「サイン会はいかが?」も楽しいのですが、個人的は社会科見学で書店を訪れた小学生の謎の行動を解き明かす「君と語る永遠」が心に染みます。  絶賛ではないのですが、次の作品も読んでみたいなぁと思える作品です。

    0
    投稿日: 2011.12.01
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    今回も多絵ちゃんは大活躍。私の中では「君と語る永遠」がよかったなぁ。広辞苑を片手でつかもうとするあたり、泣ける。 また、表題作も面白かった。立場が変われば、感じ方も違うし 決めつけてしまう先入観。それが、いろんなことを狭くする。 少しだけ、自分の場所を変えれば気づくのかというと案外、そうもいかない。人ってかたくなだなぁ。 でも、気づかされるのも人によってなんだ。人って柔軟。 書店員のキャラがわかりやすくていろんな人がしっかり見えてきた。これからも、楽しみ。

    0
    投稿日: 2011.09.19
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    本屋を舞台にまたまた謎。 短編、おもしろいです。 小学生からおじいちゃんまで いろいろなお客さんが いろいろな事情を抱えて 本屋を訪れる。 忙しくてキレそうになりながらも、 お客さんのために一生懸命な本屋さんがステキです。

    0
    投稿日: 2011.06.30
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     だんだん読みやすくなってきた感じ。まだ続編は出てないんですよね? 待ち遠しいなぁ。 ※文庫あり (図書館で借りた本)

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    (収録作品)取り寄せトラップ/君と語る永遠/バイト金森くんの告白/サイン会はいかが?/ヤギさんの忘れもの

    0
    投稿日: 2011.05.04
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    書店員さんの日常が見れる、日常の謎な設定は好き。 記憶に残ったのは鈍感な男の子の話。謎がどうこうより探偵役の女の子が見当違いのことで怒ってたことで、推理できても推測できないものがある所に面白み。

    0
    投稿日: 2011.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズもの。書店員の仕事話も楽しいミステリ。 さらりと読めて、ちょっと考えさせられて、そんなほのぼの感がこのシリーズの一番の魅力。表題作では、書く人と書かれる人について、考えさせられました。

    0
    投稿日: 2011.03.29
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    小さい頃に、一人で書店に行っては、雑誌の付録をもらって帰ってきてたと聞いて 付録処分は、書店でと聞いて納得 ※かなり昔なので、その頃もなのかわかりませんが 面白かった、業界のことも分かって、通っている本屋が模様替えしていて なぜ変えたのかなと想像してみたくる

    0
    投稿日: 2011.03.28
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    杏子と多絵のコンビの第三弾。読んでいて楽しんです。書店から起こるミステリを謎を解いていく。もうキャラが好きで、日常ミステリだけに人が死なないのがいい、そして本屋の仕事がわかるのがいい。今出ているシリーズはここまでですが、次を早く出ることを期待します。

    0
    投稿日: 2011.03.11
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    「取り寄せトラップ」 「君と語る永遠」 「バイト金森くんの告白」 「サイン会はいかが?」 「ヤギさんの忘れもの」 「君と語る永遠」は涙なしには読めませんでした。

    0
    投稿日: 2011.02.11
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    取り寄せトラップ 同じ本の注文が4件相次いだがあいにく品切れで 取り寄せに応じられないためにキャンセル扱いに なる旨の電話を入れると注文者が4件ともに 本は注文していないという。 誰が何のためにやったのか? 祖父の死と横山大観の掛け軸の謎もからまって・・・ 君と語る永遠 社会科の校外学習で本屋へ訪れた小学生の集団 その中の一人の少年はその後も時々本屋に訪れるように なっていた。その少年が近所で起こっている 幼児連れ去り事件の犯人との噂が・・・ バイト金森君の告白 僕は威風堂で恋をしました。 万事融通が利かずまるでロボットのようなバイト金森君の 恋の行方は? サイン会はいかが? ミステリ作家、影原のサイン会が威風堂で行われることになった。 影原はファンを装う誰かから脅されていた。 多絵はその犯人をみつけられるのか? ヤギさんの忘れもの 懇意にしていたパートさんが突然辞めてしまって寂しそうな 常連客の蔵元さん。趣味の写真を持ってきていたが入って いた封筒を本屋の中で無くしたとのこと。 さぁ、どこにある?見つかるか? 本好きには本屋は何時間いても飽きない場所だが 本屋で勤めるということは見ているよりもはるかに 大変ことなのなだなぁとこのシリーズを読むといつも思う。 今回も雑誌の付録の処分や本の帯の取り扱いなどリアルな 本屋の日常が垣間見れて面白かった。 しっかり者の書店員,杏子と頭脳明晰だが手先の不器用な 大学生のバイト多絵が書店に持ち込まれる身近な謎に 取り組んでいく。 ミステリとしても充分に楽しませてくれる。

    0
    投稿日: 2010.10.22
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    成風堂シリーズ第3弾。やはりこのシリーズは短編の方がいいとあらためて思った。年々ゴージャスになる雑誌の付録に頭を悩ませつつの紐掛けや、華やかなサイン会の裏で客の安全性や満足度に苦慮している裏方の仕事ぶりなど書店員の日常を知ることができ、頭が下がる思い。亡父を思い書店にたたずむ少年を描いた『君と語る永遠』には胸が切なくなった。

    0
    投稿日: 2010.10.18
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    2作目より先に読んじゃった、本屋限定探偵シリーズ3作目。 覚えのない取り寄せが4件。ほんの少しの悪意が、未必の事件を生み出した「取り寄せトラップ」 いつだって、英知のつまった辞書は、書店の棚の高いところで君を見守っているよ。死期の近い父との約束は・・・「君と語る永遠」 バイトくんの初恋は、成風堂書店から始まった??「バイト金森くんの告白」 「とあるファンの正体を見抜ける店員のいる書店でサイン会を開く」若手人気作家の奇妙な申し出に乗った成風堂書店だったが・・・「サイン会はいかが?」 常連客の老人と、颯爽としたパート店員。引っ越しを機に、二人の交流は途絶えてしまうのか・・・「ヤギさんの忘れもの」 の5編。 本屋限定名探偵・多絵ちゃんもかわいらしいが、私はやっぱり、きくばり美人(に違いない)な店員・杏子さんのファンです。 私がしょっちゅうお世話になる最寄りの本屋さんにも、こんなプロフェッショナルな書店員さんが一人います。 彼女の仕事ぶりは見ていてとても気持ちが良いです。 彼女がレジにいるのを見計らって会計しに行ったりしますしね。 きっと、本屋の常連客には、心のマイ店員さんが一人はいるに違いないです(笑) 「ただの客と店員という間ではない何か」 そんな間柄、うらやましいですね、ふふふ☆

    0
    投稿日: 2010.10.14
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    話自体は面白いんだけど、杏子さんが邪魔に思えてきます……。 多絵ちゃんに頼りまくって謎解きしてもらってるんだから、もっと彼女を大事にしてあげてほしい。 いじりやすいキャラとして位置付けがあるのかもしれないけれど。

    0
    投稿日: 2010.08.12
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    「配達あかずきん」「晩夏に捧ぐ」、そして今作を一気に読んでみて…、かなり満腹だ(苦笑)。飽きたわけでもなく、嫌いになったわけでもないのに、なかなか読み進められなかった。 取り寄せトラップ 同一書籍に四件の取り寄せ依頼があり、連絡を入れると四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと言われる。実害が無かったため、気を取り直して仕事に戻ると、後日、またしても同じ四人から同一書籍の予約が…。 トップバッターには相応しい内容だが、少し切れ味不足な感じがした。トリックや事件背景などは面白かったが、最後の展開が曖昧に終った気がするのだ。確かにどんな結果が出たにせよ、客のプライベートではあるから、仕方ないのかもしれないが。Aさんが誰でBさんが誰なのか、私としては知りたかった。ちょっと残念。 君と語る永遠 ある日、小学生の社会科見学グループが成風堂にやってくる。その中にグループから離れ、一人で高い棚にある広辞苑を取ろうとしていた男の子がいた。直撃しそうになった男の子を庇う杏子だったが、それをきっかけに男の子は幾度も成風堂へ訪れるようになり…。 時々、杏子の様子を見ていて、少し自己中だったり、思い込みが激しいんじゃないかと疑うシーンがある。しっかり者だが、少しそそっかしいような印象がある。しかし、この話では男の子に向けられた「疑いの目」をきっぱり否定し、頼もしい一面を見せた。ラストの男の子との会話でも、男の子に対する杏子の愛情が感じられ、心温まった。 この話の中心は、まだ小学生の男の子の本に纏わる思い出だ。私も思い出はあるが、この話のような大切な思い出というのは、なかなか無いものだと思う。単なるちょっとしたきっかけだろうが、そのモノ自体はかけがえのないものなのだ。しかもそれが本なのだから、私もなんだか嬉しくなった。しっかりとした形として残るモノが思い出になるというのは、とても良いことだと思う。ネタばらしになるので詳しく言えないのが残念だが、この短編集の中で一番オススメな話だ。 バイト金森くんの告白 新人歓迎会と称した飲み会の席で、バイトの金森くんがいきなり「成風堂で恋をした」と告白を始めた。周りの好奇心に押され、詳しい内容を語り出すのだが…。 この短編集の中で一番平和でほのぼのとした話だ。本編のミステリというよりは、番外編的な内容だ。しかし、書店業務の日常風景が詳細に描かれていて、その中からひょっこり手品のタネのようなものが出てくるのは、さりげなく大胆で、面白い。 そして、私のツボだったのは多絵ちゃんの心の不器用さだ(笑)。いつも通り絡まっている糸をスルリと解いたのに、当の金森くんの心情が読み取れない。むしろ「怪しい」と憤怒してしまう。性別や年齢の差もあるのかもしれないが、いつも通りじゃない多絵の様子が面白かった。手先がかなり不器用だが、恋愛方面も同じなんだろうな~と思えて、微笑ましくもあった。多絵ちゃんの表情や仕草は本当に面白い、飽きさせない。 サイン会はいかが? ある日、取次の藤永が成風堂にビッグニュースを持ってくる。それは、若手ミステリ作家のサイン会だった。しかし、それには条件があり、その作家の熱烈なファン「レッドリーフ」が誰なのか見破れる店員が必要だというのだ。そこで、多絵が謎解きをすることになり、従業員総出でサイン会の準備に取り掛かるのだが…。 感覚的にはクイズのようだった。「レッドリーフ」の可能性がある人物は、話が始まった時点で絞り込まれていたし、答えに関するネタはきちんと明かされていた。しかし、読者側は(私だけかもしれないが)、誰がその人なのかは全く分からないようになっている。多絵が明かすのはサイン会真っ最中で、その瞬間は本当にドキドキした。 話は少し逸れるが、作家という職業は大変なのだなと感じた。ラストの作家の語りは考えさせられた。作家の地位の大変さ・苦しさを垣間見た気がした。あれほど非凡であることを求められる職業も少ないだろうと思った。私たちが作品を通して持つ、作家に対する憧れや尊敬といった感情も、実は全て妄想にすぎないのかもしれない。そして、それを崩さない努力に、作家は日々追われているのかもしれない。 ヤギさんの忘れもの 成風堂常連の老人が、名取という店員を訪ねてくる。しかし、名取は数日前に引越しが理由で退職していた。老人はスナップ写真を見せることを約束していたという。老人は仕方なく帰ろうとするが、大切なスナップ写真が入った封筒を店に置き忘れてしまう。 一番短い話だが、これも良い。この店の店員と客の温かい関係が描かれ、最後に爽やかな風を運んでくる。ただ本を売るだけではなく、客と接し、相手に豊かな時間を過ごしてほしいという思いやりの姿勢が感じられた。こんな書店があったら本当に老人のように愛着が湧いてくるだろうと思った。書店のハシゴなんてしなくなってしまうだろう。 多絵と杏子を始め、各キャラの設定が相変わらず面白い。話の内容も後味がサッパリとして、切れ味も良い。しかし、シリーズ3作目としては、ちょっと刺激が足りなかった。間違いなく読み続けたい作家であり、シリーズであるのだが、今ひとつ…。 次回は、このシリーズとは関係ない作品で、舞台も書店ではないそうだ。どんな新しい世界を見せてくれるのか、とても楽しみだ。

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    投稿日: 2010.08.02
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    書店を舞台にした話。 本好き、書店好きなので、ワクワクしながら読んだ。 書店の仕事はかなりの重労働みたい。が、1度くらい経験してみたいものだ。 シリーズ作品のようなので、機会があれば『配達あかずきん』、『晩夏に捧ぐ』も読んでみたい。

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    投稿日: 2010.07.27
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    シリーズ第三弾。「取り寄せトラップ」 TさんってどのTさん??名前の順からするとあの人かな。「君と語る永遠」 良い話だ。「バイト金森くんの告白」 タ絵の失敗談がインパクトある。『私はパンツを持ち歩く女で、受け取った相手は、パンツで顔を拭く男ですよ』不意打ちでしたので、私のツボにストレートに入りました。「サイン会はいかが?」 自分の行動を見つめ直さなくては。「ヤギさんの忘れもの」 かわいい郵便屋さん。

    0
    投稿日: 2010.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作から若干違和感を感じていたけれど、この本で決定的。 杏子はさんざん多絵を利用しているのに(悪くいえば)、 解決がすぐにされないと蹴飛ばしてやろうとか、あまりに短気すぎる。 もっと大事にしてほしい。どこかバイトなんだからという軽い見方が 見え隠れするのに、嫌気がさしてしまった。 杏子がいなければ、いい作品かも。店長だって結構味がある。 もう、次の作品は読まずに返却予定。

    0
    投稿日: 2010.06.20
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    本屋さんで起こる事件を、アルバイトの女子大生である多恵ちゃんが解決していくミステリー。 とはいっても、本格的ミステリーではなく、何気ない日常のちょっとした謎解きが、心温まる感じで描かれている。 端から見ればたいしたことなくても、当人にとっては重大なことが結構ある。 そこをコミカルに、暖かく謎解きが進む。 それにしても多恵ちゃんがかわいい。 のんびりしていて頑固で、論理的で不器用。 このキャラクターが謎を完璧に解くからこそ面白い。 不器用でもいいじゃないか。

    1
    投稿日: 2010.06.12
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    駅ビル内の書店を舞台にした短編推理小説、第3弾。「配達あかずきん」が面白かったのでこちらも。「取り寄せトラップ」「君と語る永遠」「バイト金森くんの告白」「サイン会はいかが?」「ヤギさんの忘れもの」。「ヤギさんの忘れもの」が特によかったかな。感じのよい店員さんって、いますよね。1話が程よい長さで、あまり時間がないときでも読めます。自分も推理しながら読む、という楽しみは少ないので、ミステリーとしては物足りない。しかしふと手に取りたくなる作品です。

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    投稿日: 2010.05.06
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    このシリーズの中で一番いいな、と思った。ミステリーの部分も楽しめたが、本屋の仕事は大変そうで、そういった所が読んでいて楽しい。最近は、やたらプレゼントつきの雑誌が流行っているが、あの山積みされた雑誌をみるたび、本屋さんの苦労を感じるようになった。

    0
    投稿日: 2010.04.29
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    前回の短編集より面白かった! ただ、なんだろう、なぜかキャラが好きになれないこのシリーズ、どうしてだ。

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    投稿日: 2010.04.09
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    本屋の雑学がたっぷり入った本屋好きにはたまらない1冊。 もちろん日常のミステリ好きにも薦めたい一品です。 ただ多恵ちゃんのなかなか答えを言ってくれないもどかしさが、杏子さん同様にちょっと「もーーー!!!」となってしまう気はします・・・。

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    投稿日: 2010.03.28
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    一番好きなのは「ヤギさんの忘れもの」です。何だか心がほわんと温かくなりました。「君と語る永遠」は内容も然ることながら、タイトルがすごく素敵。「サイン会はいかが?」では、サイン会が催される様子を書店側から見られて、面白かったです。書店の裏側を覗けるのって、やっぱり楽しい!物語の舞台は成風堂書店に限りますなぁ。 ただ、残念なところもあります。前作でも思ったことなのですが、多絵ちゃんの推理が…。引っ張り過ぎで、読んでいるとすごくイライラしてしまいます…。前作の長編「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ」に比べると、今作は短編なので、その分イライラ感も多少は緩和されるものの、それでもイライラしてしまう自分がいました。もう少しスラッとした推理をしてくれると、読者としてはありがたいんだけれどな。あ、あとヒロちゃんにも、もっと登場して欲しいです(笑)

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    投稿日: 2010.02.06
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    シリーズ物の第3弾だったんですね。 この本から読んでしまいましたが、前の2冊と殆ど関連していないので大丈夫でした。 本屋さんの内情が書かれていて「ほーー、本屋さんってこんな感じなのね」と… 次回、本屋やさんに行くときには色々と見てみようと思ったのでした。 タイトルにある「サイン会はいかが?」 日常でも本人は何でも無いと思っていることでも回りの人や他の人はそうでもない事も多いのかも?  と考えさせられてしまいました。

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    投稿日: 2010.01.17
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    本屋さん探偵シリーズの続編。 あっという間に読了。 この題材は、やっぱり短編の方がいい感じ。 「君と語る永遠」がほろりと来た。

    0
    投稿日: 2010.01.05
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    成風堂シリーズ。本屋の裏側が分かり、やっぱり「本屋好き」にはたまらないシリーズです。今回の装丁もちょっと楽しいですね。 お気に入りは表題作。これが一番ミステリ的だったかな、という印象。暗号だの密室だの、ミステリ要素がてんこもり! ついでといってはなんですが、サイン会にまつわる本屋さんの苦労、ってのもよーく分かりましたよ。

    0
    投稿日: 2009.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の長編では評価を下げたけれど、気を取り直して再挑戦。うん。やっぱりこのシリーズは短編の方が断然面白い。主人公の書店員・杏子を通して、知られざる書店員の日常が描かれ、一見小奇麗で穏やかで整然としていそうな本屋さんの仕事も、実は重労働なうえに時間に追われていて大変だということがとてもよく伝わる。このリアリティと、平凡そうな日常に起こる取るに足らない(でも不可解な)謎を書店員が解くところが一番の魅力だと思う。【以下ネタバレ含むあらすじ+ひとこと感想のため未読の方はご注意】『取り寄せトラップ』同じ書籍の4件の取り寄せ依頼。だが4件の依頼主に連絡をとると、だれもそんな注文していないという。再び同様の間違い依頼があったのち、書店を訪れた女性が「自分に関係しているかもしれない」と相談に現れる。多絵ちゃんの架空取り寄せトラップで見事解決。『君と語る永遠』社会科見学に訪れた小学生グループ。その中のひとりが高い棚にある分厚い広辞苑に手をのばす。少年の心を思うと切なくて胸を打たれた。『バイト金森くんの告白』成風堂の飲み会でバイトの青年・金森くんが過去の恋話を突然告白。野次馬根性丸出しの仲間にせっつかれて披露した話の中に、違和感を覚えたのは多絵ちゃん。金森くんの恋に未来はあるのか?付録付きでパンパンに膨れた女性誌を書店で見かけるたびに(全然興味ないけど)大変だなぁと思ったのを思い出した。ええっ!?パンツが付録って…どんな狙いなんだーーー!?(笑)『サイン会はいかが?』これは読みごたえ・満足度で断トツの秀作。人気上昇中の若手ミステリ作家が「匿名でメッセージをくれるファンの正体を見破れる書店員のいる書店でサイン会を開きたい」と要望をだしているという噂を耳にして、成風堂店長は声高に名乗りをあげる。初めての大規模サイン会に浮かれる最中、多絵ちゃん頼りのファン探しの方は不穏な雲行きに…。ファンではなく実は嫌がらせを続けるストーカーに悩まされているというのだ。自分の名推理にうぬぼれた作家の若さ、思慮の足りなさが無邪気に友人を傷つけてしまったという苦い話。一方的に犯人扱いされた人の気持ちがわかりますか?と作家を責める多絵ちゃん。あれ?でもその後の「相談してくれたなら百倍有効な仕返しを考えてあげたのに」って…誰に?(これ解らない自分って頭の悪っ)間違いは誰にでもある。知らずに傷つけてしまっていることも。自分の傷には敏感でも人の傷には鈍感になりやすい。それを忘れちゃいけないなぁ。『ヤギさんの忘れもの』常連客の老人と書店員との心の交流。ラスト近くの「(好きであることさえ忘れるようなめまぐるしい毎日は厳しいけれど)本を介してのささやかな出来事は、ときに楽しくときに刺激的でときにほろりとさせてくれる」という杏子のモノローグがいい。ところで、1作目では気にならなかったけれど、2作目を読んで以来、書店限定名探偵・多絵ちゃんの謎解き、種明かしの「焦らし」がどうも感じ悪く、しっくりこない。真相がわかってもなかなかネタを割ろうとしないのがもどかしくてちょっとイライラする。普通の名探偵キャラだと、高慢・偏屈さ(ホームズ系)、奇人変人型の天才(御手洗系)、自分で真相を明かせない事情(コナン系)などで、ネタ割までのヤキモキ感も楽しめるのだけれど、多絵ちゃんの場合はなんとなく焦らして楽しんでるように感じるのは一種の僻みだろうか。

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    投稿日: 2009.12.04
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     杏子の働く成風堂書店に、人気作家のサイン会の話が舞い込んだ。彼に執拗にいやがらせをする人物が、サイン会で自分を特定してみろというので、その謎解きができる書店を探しているとのことだった。 儲けのチャンス!とばかりに喜ぶ店長、緊張する社員やバイト達。多絵は犯人はわかったので、サインの直前に合図をするという。 犯人あてよりも、なぜ作家が狙われたのかに主眼があります。 解説に書店のリアル裏側の描写にミステリまで読める贅沢とあるが、そうか、これは贅沢なのか。読者は舞台も役者も面白いものを求めてるもんね。 杏子さんが懸命に働くその姿にも共感できます。

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    投稿日: 2009.11.06
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    同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。短編五本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第三弾。 (「Book」データベース) 「取り寄せトラップ」 「君と語る永遠」 「バイト金森くんの告白」 「サイン会はいかが?」 「ヤギさんの忘れもの」の5話です。 やっぱり短編は面白いな 一番好きなのは「君と語る永遠」 ほんのりと優しい、そしてちょっと切ない。 一生懸命に広辞苑を持とうとしている姿を想像して、胸がキュンとなりました。 私は本を読むのが好きですが、本屋さんにいる時間もとても好き。 読まずに貯まってしまってる本を横目に見ながら、また本を買ってしまう。 本を買うって一番楽しい買い物かも また、学生の頃本屋でバイトもしていたので、杏子や多絵の本屋に対する気持ちもちょっとばかりわかるんです。 推理だけでなく、この本を読んでいるだけで、本屋さんにいるような気持ちになる。 二度美味しい本ですね 成風堂書店シリーズは今のところこれまでかな。 早く新しいが読みたいです。楽しみにして待っていようと思います

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    投稿日: 2009.11.02
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    本屋の謎は本屋が解く!の成風堂書店シリーズ第3弾。…なのに、2作目とばして3作目(^-^:問題なく楽しめました。 やはり温かくて優しい本屋さんで、さくっとテンポよく読めちゃいます。 「君と語る永遠」は少しほろりときて、今回一番好きでした。

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    投稿日: 2009.09.14
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    同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。短編五本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第三弾。 図書館

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    投稿日: 2009.06.23
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    成風堂書店シリーズの3作目。ようやく読めた。 本当にこのシリーズは現在の仕事や音楽業界(販売メインのね)の ダメさ加減を身につまされ、姿勢を正すと共に、諦めを感じてしまいます。 確かに音楽ソフト販売店員さんの中にもまだ気炎を上げ、戦っている人が いないとは言いません。でも、圧倒的に少ない。少なすぎる。 カスみたいなバイヤーばっかり。そんな中で報われない孤軍奮闘は だんだん音楽そのもを嫌いにさせる原因でしかない。 個人的にCD屋に行く事よりも書店に行くことの方が多くなった今、 どん底を見た分、書店の方が100000000倍興味ある店作りをしています。 今作の成風堂さんもその中の一店舗。 やはり、素敵な作品です。大好き。

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    投稿日: 2009.05.26
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    成風堂書店シリーズ第3弾。 やはりこのシリーズは短編向けかも。 でも「配達あかずきん」ほどのワクワク感はなかった。 期待しすぎたか。 多絵のキャラもイマイチ確立してないようなちょっとわかりづらさあり。 続編に期待。 【図書館・初読・5/24読了】

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    投稿日: 2009.05.24
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    2009.05.06. 書店ミステリ、「配達赤ずきんちゃん」の続編。やっぱり本屋さんが舞台って楽しい!こういうジャンルが生まれたのがうれしい。話のテンポもいいし、キャラクターもそれぞれうまくまわってるし、うまいなぁと思う。表題作は、ちょっと好きな感じじゃないけれど。

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    投稿日: 2009.05.06
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    楽しみに待っていた威風堂書店事件メモシリーズ第三弾です!毎回謎が解けるのと同時に、混沌とし、陰を落としていた人の感情もほぐされていき、そして最後には心地よい読後感が残る。そんな作品たちばかりです。

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    投稿日: 2009.03.24
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    成風堂書店事件メモシリーズ。今回も書店を舞台に謎解きが楽しめた。サイン会でファンを装ったストーカーを発見したり行方不明になった男の子の居場所を推理したり手紙を探し回ったり。読後感がほのぼのとなるエピソードの方が好きだなあ…

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    投稿日: 2009.03.08
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    2009.01.シリーズ第3弾.書店員の杏子と大学1年生のバイトの本屋限定の名探偵多恵.「取り寄せトラップ」、「君と語る永遠」、「バイト金森くんの告白」、「サイン会はいかが?」、「ヤギさんの忘れもの」の5つの短編集.本屋さんの日常のなかでのミステリー.なかなかいい感じ.

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    投稿日: 2009.01.20
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    「成風堂書店」シリーズ第三弾。今回は短編集です。 成風堂で起こる事件は身近な出来事が多く親近感が持てます。今作の中では、帯の話が特に共感できました。帯は本とともに商品の一部ではあるけれど、書店員さんにとっては厄介な代物ですね。

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    投稿日: 2008.11.14
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    成風堂シリーズ第三弾です。 タイトルの「サイン会はいかが?」 人気作家の影平は、レッドリーフと名乗る人物から初めは好意的に、次第に嫌がらせをうけるようになっていた。 レッドリーフは影平のサイン会に出席し、自分の正体を見破ったら、自分のサインではなく、レッドリーフとかけ、そうすればこのゲームは終了と言う。 前回のサイン会では、レッドリーフを見つけることができず、さんざん蔑まれた。 今回こそはレッドリーフなる人物を見つけたいので、レッドリーフを見つけることのできる店員のいる書店でサイン会を開くという。 そこで成風堂が名乗りをあげ、女子大生アルバイトで本屋限定探偵?の多絵ちゃんがレッドリーフ探しを始める。 サイン会当日、レッドリーフが誰かがわかった多絵ちゃん。 書店員の立場で、サイン会が無事に終わることが第一として、影平にも他の書店員にもレッドリーフの正体を教えない。 その代わりにサイン待ちの列に順番に並んでいる中から、レッドリーフの順番が回ってきたら、影平に合図を送るという。 イラつく影平。 いつもは温厚な多絵ちゃんが、影平に対して冷たく当たる。 そして、レッドリーフの順番がやってきて・・・ 愉快痛快とはいかないまでも、多絵ちゃんの探偵振りがすっかり板に付いてきて、このシリーズがまだまだ続くことを願ってます。

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    投稿日: 2008.10.17
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    書店で起きる謎の解明にあたるのは、アルバイトの多絵ちゃん。表題の『サイン会はいかが?』の他の短編も、とりどりにおもしろかった。 「好きでないと勤まらない、よくそう言われるが、好きであることさえ忘れるようなめまぐるしい毎日だ。検品、品出し、レジ、返品、発注。そこに接客業の煩わしさや、売り上げの重圧がかかり、これ以上できないと切れそうになるのはたびたび。激務の割に低賃金でもある。辞めていく人も多い。けれど本を介してのささやかな出来事は、時に楽しく、ときに刺激的で、ときにほろりとさせてくれる」『ヤギさんの忘れもの』より抜粋。 表紙も凝っているので、じっくり見てほしい。

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    投稿日: 2008.10.12
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    前回の『出張編』とは違って、またしても短編です。 題名になっている話は、自業自得かな〜? という感じです。 決め付けると、こういう事になりますよね。 ちょっと極端に走りすぎ、でもありますがw 推理物、というよりは読み物という方がいいかもしれませんが 面白かったです♪

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    投稿日: 2008.09.03
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    シリーズ三作目。やはり「本屋の中」というスタイルがこのシリーズの最大の魅力だなと思った。この中では「君と語る永遠」がよかった。続編の発表と久世さんによる本作のコミカライズ発表を是非に期待したい。

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    投稿日: 2008.04.21
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    このミステリ作家を京極さんに置き換えて読んだら楽しかったです(笑) やっぱり短編の方がよく煮詰められているような印象。

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    投稿日: 2008.02.25
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    大好きな「本屋」が舞台で、すいすい読み進められました☆ で、その本屋で様々な事件が起こるのですが、まぁミステリーとも言えないし、普通に読み進めるにしては難解な感じでどうにも中途半端な印象を受けました。 でも個人的には、常連のおじいさんの封筒探しの事件がほっこり温かくて面白かったです。

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    投稿日: 2007.10.20
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    同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。短編五本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第三弾。

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    投稿日: 2007.10.01
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    うわさの書店もの。う〜ん書店の日常が上手く出てると思います。うちと違って小規模店みたいやからちょっと違ってるとことかあるけど。ただ主人公はまだしも、探偵役のさえちゃんが、推理力抜群やが不器用という設定が文字だけというか真に迫らんというか。前のを読んでないせいかもね

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    投稿日: 2007.09.26
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    ・第3弾。一番うしろについてる成風堂通信が面白かったです。・短編の軽快なテンポが読みやすいです(前作に比べて)。やはり表題作が好きですね。多恵ちゃんにはこっちもときどき苛々しますが(笑)、やっぱりすごいなと思います。

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    投稿日: 2007.09.14
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    同一書店に4件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると全員がそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だか…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。短編5本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第3弾!うっかり…腐女子的な見方を…ギャボ!美形×美形…なんて、すみません↓内容的には、そこちゃんと書いて欲しかったな、てトコロがちょこちょこありましたよ。

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    投稿日: 2007.09.04
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    前作は出張版で殺人事件を扱う長編で、出来はかなりイマイチだと思いましたが、こちらは元の書店を舞台にした日常の謎をテーマの短編集。こちらの方が文章や作風にあってていいと思いますけどね。書店の舞台裏がのぞけるのが、書店好きとしては楽しいし、読後感は(甘い気もするけど)悪くない。

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    投稿日: 2007.08.12
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    「配達あかずきん」でデビューして、成風堂書店に舞台にした日常の謎解きシリーズ三作目です。前の2作を読んでいないので、順番に読めばよかったかもしれません。 本屋さんの舞台裏がよくわかるので、本屋さんファンにはたまらない1冊です。付録の話やサイン会の話など、臨場感がいっぱいです。ただ表題作の「サイン会はいかが?」が一番長い作品でしたが(それでも100ページほど)ちょっとだらけちゃったかな。緊張感を持って読めなかったです。 本屋さんに興味のある人はぜひ。  取り寄せトラップ  君と語る永遠  バイト金森君の告白  サイン会はいかが?  ヤギさんの忘れもの

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    投稿日: 2007.08.06
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    読書完了日2007年07月19日。やっぱり短編が良いです。本格ミステリーでは無いかもしれませんが、日常と絡み合う謎はほのぼのしていて安心して読めます。読みやすいですしね!他社からもお話が出る(出ている)との事でそちらもチェックします。

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    投稿日: 2007.07.18
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    「君と語る永遠」は涙ぐんでしまいました。やっぱり表題作が頁数もあって読み応えがありますが、「ヤギさんの忘れもの」がほのぼのとして好きです。

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    投稿日: 2007.07.12
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    同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく シリーズの3作目らしく、最初はつかみにくい部分もあったけど、基本的には短編集なので、読んでいくうちにすんなり入っていけた感じです。本屋は私の働いてみたいところの1つでもあるので、これを読んでますますそう思いました。本屋の裏側事情も載ってます。

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    投稿日: 2007.07.09
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    本来の書店の日常に戻った短編集。取り寄せ、取り置き、付録、社会見学、サイン会といろいろあるもんですよね。この調子で続いてほしいシリーズです。

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    投稿日: 2007.06.24
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     本格書店ミステリ《成風堂書店事件メモ》シリーズ第三弾。二巻と一緒に読んだので続けてレビュー。 「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」 ――若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが……(表題作・サイン会はいかが?)  上記を含む短編五本が収録されています。  先日ラジオで言っていた言葉ですが、 『落としたものは拾えるけど、口から落としたものは拾えない』  言葉って見えないし触れないし、それだけに相手を傷つけてもわからないから扱いが難しいですよね……。  と、意味深なことを言ってみたり(笑  それぞれの話がキレのいい短編になっているので面白いです。たまには人の死なないミステリが読みたい。また、書店員の仕事に興味がある方などにオススメします。  ホント、この書店の仕事の描写は細かいですわー。

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    投稿日: 2007.06.22
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    1作目がとても新鮮でよかったので、期待してたんですが、1作目ほどの楽しさもワクワク感もありませんでした。もともと難しいトリックなどはない作品ですが、それにしてもちょっと説得力に欠けるような・・・。

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    投稿日: 2007.06.13
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    2作目は長編でしたが、このシリーズは短編の方が好きです。広辞苑の話にはホロリとさせられてしまいました。私の行く書店はどちらかというとヤル気なさげな書店員さんが多いので(苦笑)本好きとしてはこういう書店で買い物したいです。

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    投稿日: 2007.06.10
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    読んでほんわりするミステリーも良い。シリーズ第三弾もしっかり楽しめた。やっぱりこのシリーズは気になる。 「本屋の苦労をもっと世に知らしめてくれ」と思ってしまうのは、変な読み方か?それにも増して、作中の「毎朝雑誌は、何個くらい入荷する」っていう所を読んで、「じゃあ、月の売上は●●万円くらいだろうな」なんて考えて読んでる方が、ダメかもなぁ…。

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    投稿日: 2007.05.30
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    いい加減このパターンも飽きてきた、なんてこたぁ一切ありません。三作目は短編に戻りました。ミステリあり、子供ものあり、恋愛ものあり、人情ものありとバラエティ豊かに泣かせ、うならせ、笑わせ、ほっとさせます。

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    投稿日: 2007.05.23