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ニャン氏の事件簿
ニャン氏の事件簿
松尾由美/東京創元社
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総合評価

25件)
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    ニャン氏の描写がもう少し猫の特性を生かしていたりするとよかったな思います。 事件の推理も少し無理矢理過ぎるところが多く、あまりスッキリする感じではありませんでした。

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    わたしは結構好き。 猫が安楽椅子探偵的に活躍するという、その設定が受け入れられれば、あとは超正統派のミステリ。 「三毛猫ホームズ」は飼い主にヒントを与えるタイプの謎解きをしていたが、ニャン氏は基本的には雇っている通訳を介して語ることで差別化?が図られている(たまにホームズスタイルもとるが)。また登場人物に、猫ミステリ?の先達のオマージュ的な遊び心を感じたりも。

    0
    投稿日: 2023.04.10
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     猫が名探偵!秘書(人間)が語尾に「ニャ」を付けて通訳!…いったいどういう世界設定だとそれが成立するの?と思ってしまうが、舞台は別に普通の現代日本で、なぜかなんとなく成立してしまっている。このゆるさというか強引さというかがたまらないぜと思ってしまったらもう虜、たびたび噴き出しながらあっという間に読了。短編なのでお手軽だというのも嬉しい(最近短編ミステリーばかり読んでいるな)。  大学休学中の佐多くんが主人公で、悩み多き若者な感じが瑞々しくもある。佐多くんがバイトでよくコンビを組む会社員の岡崎さんが、自称「気は優しくて力持ち」「肉体派で庶民代表」、そして称賛に値するほどの率直な物言いが清々しいという人で、一歩間違うと無神経な嫌な男!にもなりかねないが、なかなかどうして良さそうな人で好きでした。松尾由美さん作品を読んだのは『バルーン・タウン』シリーズに続いて(シリーズで数えると)二作目だが、どちらも登場人物がみな魅力的だなあと感じる。  どうもニャン氏シリーズ、続編では主人公が変わるらしい。本作では連作短編ミステリーを楽しみながら、同時に佐多くんの人生の物語の一ページを味わうことができた。佐多くんとお別れはちょっと寂しいけど、次はどんなサブ(いや、メインか?)ストーリーが繰り広げられるのか楽しみだ。

    9
    投稿日: 2023.02.01
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    ミステリ。短編集。 不思議系ミステリ。 基本的には事件のあらすじを聞いて推理をする、シンプルな安楽椅子探偵もの。 サクッと読めて、気楽に読むのに適したエンタメ作品として良い。

    1
    投稿日: 2022.12.25
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    猫が謎解き?大学を休学中の佐多くんと猫のニャン氏が繰り広げる探偵譚、連作六話が収録されています。 主人公の佐多くんがバイト先など、行く先々で謎に遭遇するたびに、何処からともなく現れる実業家(!)の猫、アロイシャス・ニャン氏とその秘書兼運転手兼通訳の丸山さん。 ガチな猫のニャン氏が「ニャーニャニャ」と鳴き声で謎を解くのを、丸山さん(いい大人)が「~だニャ」と、通訳するという…"な ん だ こ れ w w”というシチュエーションではあるのですが、この状況をマイルドに受け入れている登場人物たちに毒されて(?)、読んでいるこちらも徐々に慣れて行く感じです。 とはいえ、謎解き部分は割りとしっかりしていて、変死事件あり、失踪や紛失などの日常系ありとバラエティーに富んだライトミステリとして楽しめました。 ニャン氏と丸山さんのシュールさが、何だかクセになりそうな感じでして、続きも出ているようですので、そちらにも手を出してみようかな。と、思った次第です。

    9
    投稿日: 2022.11.13
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    ★何しろ、現実離れしているということは、めったにお目にかかれないということであり、それだけ胸踊るということでもある。(p.221) 【感想】ニャン氏とは再会したいものです。 【内容】安楽椅子探偵系のひとつでしょう。短編集。ひらいたところがおおすぎた殺人事件。猫目院家ノートパソコン失踪事件。女優が人形になった事件。猫と掛け軸。移動した絵はがきの話。誰もいない家にひとりで入っていった老婦人が殺された。 ▼簡単なメモ 【一行目】こんな日に、洗濯機を背負わなくてすむのはとても幸せなことだ。 【安野/あんの】広瀬、倉本と同じ教授の指導を受けている院生でモデルのアルバイトをしている。 【池上】大道寺の弁護士。 【岡崎】佐田くんのバイト先のドライバー。ぬいぐるみの熊みたいな風貌でおしゃべり。半袖ポロシャツの似合う男選手権で上位に入りそう。ゴージャスで立体的な女性が好き。 【軽い】《何はともあれ、軽いというのはすばらしいことなのである。》p.11 【川村】村瀬ミナの撮影に参加していた無名の俳優と思われる。極度の猫嫌いのようだ。 【倉本】立花実佳の婚約者。 【来栖亜紗子/くるす・あさこ】柳瀬薫子さんちでメイドのアルバイトをしていた。表情はあまり変わらないが瞳の輝きとかは変わる。美大の二年。 【現実離れ】《何しろ、現実離れしているということは、めったにお目にかかれないということであり、それだけ胸踊るということでもある。》p.221 【サーシャ】タレント猫。ロシアンブルー。 【財前善行/ざいぜん・よしゆき】大邸宅の主。普通のサラリーマンに見える。 【佐多俊英/さた・としひで】大学生で休学中。家電配送のアルバイトをしている。母方の祖父は大企業の創業者。 【惇子/じゅんこ】猫目院修造の姪。亡くなった兄の娘。ゴージャスで立体的なすごい美女。 【城之内】亡くなった女性経営者。大道寺をしてやり方が汚いと言わしめた。 【菅井】高原リゾートホテルに毎夏滞在する男性。 【大道寺修/だいどうじ・おさむ】大富豪。佐多の母方の祖父。そのことが皆にバレたのが大学に行けなくなった理由でもある。 【立花実佳/たちばな・みか】かつて佐多とつきあっていた女子学生。かわいい。 【寺川】広瀬、倉本と同じ教授の指導を受けている院生。生真面目な委員長タイプ。 【仁木】高原リゾートホテルの喫茶店のウエイトレス。若く見えるがそこそこの年齢で既婚者。 【ニャン】実業家。フルネームはアロイシャス・ニャン。タキシードをまとったような猫。「ミーミ・ニャン吉」の名前で童話も執筆している。 【猫目院家】平安時代に都で地震があったとき逃げ出した、中宮の猫をなんとなくで見つけ出した怠け者を開祖とする。オッドアイだったらしい。 【猫目院修造/ねこめいん・しゅうぞう】古い館の主。ノートパソコンを注文した。亡くなった父親はニャン氏と面識があった。 【猫目院養造/ようぞう】猫目院修造の双子の弟であごひげを伸ばしている。オッドアイ。 【広瀬】立花実佳のいとこ。 【深沢】柳瀬薫子さんの叔父。現在の柳瀬家で殺された。 【丸山】柳瀬家で休ませてくれと言ってきた実業家の秘書兼運転手。兼通訳。四十くらいの痩せた男で顔立ちもたたずまいも見苦しくない。 【村瀬ミナ】人気モデル。 【柳瀬薫子/やなせ・かおるこ】七十歳くらいの上品な女性。 【理念】ニャン氏の理念は《みずからの幸福と快適を最大限に追求しつつ、その過程における他者の幸福と快適の侵害を最小限にとどめる》p.213。ぼくの理念に近いかもね。前半部はほどほどに追求しつつ、で、後半部はそのまんまかな。

    1
    投稿日: 2022.04.24
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    猫が探偵役の連作短編ミステリ 猫がニャニャー言い、秘書兼運転手兼通訳の丸山が通訳して事件の真相を披露するという、何ともぶっ飛んだお話 大学を休学し、家電の配送のアルバイトをしている佐多 とあるお宅の照明器具の取り付けをし、おもてなしを受けている際に、一匹の猫とその秘書と名乗る男に出会う 人が話しているのを聞いてニャーニャー言うニャン氏の言葉を通訳する秘書 そこで語られるのは事件の真相を当てていると思われる推理 収録は6編 家中の扉が開け放たれて死んでいた叔父 廃棄するパソコンを持ち出したニート 首を切られた人形を残して失踪した女優 土蔵からなくなった一対の掛け軸の片割れ 元カノの婚約者からの相談 婚約者が大学院のゼミで起こった出来事の不信感 誰もいない家に一人で入って殺された人 実業家、絵本作家だというニャン氏 話している内容も、丸山がそう主張しているだけで、決定的にニャン氏の意向と思われる描写はない ないんだけど、まぁ登場人物達も自然に猫に意見を促したりしているところからも、やはりファンタジーと割り切った方がよいのでしょうね ってか、推理の内容も、猫だからこその発想はあるものの、猫である必然性はなくない? 普通のミステリのネタを猫が探偵役の話に無理やり当てはめているだけにも思える それよりも、終盤の佐多くんの悩みに関してのエピソードはよかった 雑誌の連載は4編で最後の2編は描き下ろしというあたり、元々書籍化の際に追加する事を想定してたんんだろうなぁと思ってしまう 続編もあるけど、ここからどうやって続けるんだろ? 佐多くんとの関係でまた何か深めていく要素があるんだろうか?

    0
    投稿日: 2022.04.14
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    全体的に地味で読みにくかった。 猫である必要性も感じられなかった。猫のセリフもちょっと邪魔だった。

    0
    投稿日: 2021.01.16
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    実業家にして童話作家である猫・ニャン氏とその通訳兼秘書が活躍するミステリ連作集。彼らの言い分がどこまで本当なのか分からない絶妙な語り口が楽しい。謎解きも無理がなく、重い話はあれど愛嬌あるキャラ達のおかげでライトな読後感でした。

    0
    投稿日: 2020.09.07
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    大学休学中の佐田はバイト先で不思議な事件の話を聞くが、実業家と名乗る猫とそれに仕える秘書兼運転手の男がその謎を容易に解いてしまう。 その後も佐田の行く先々で、次々と不思議な出来事と猫のニャン氏に出くわすことになるが──。 事件のあらましを聞いた実業家の猫のニャン氏がニャーニャーと鳴くと、秘書の丸山氏がそれを通訳して事件を解決に導くという風変わりな連作短編集です。 ふざけた設定ですが、日常の謎から密室殺人まで幅広い本格推理モノで、論理的な謎解きもしっかりしています。 派手さやケレン味はないけれど、きっちりと実直な謎解きは安心して読めました。 ただ、猫が名探偵というファンタジー設定がシュールすぎて、最後まで違和感がありました。 秘書の中年男性が通訳の際に語尾に「ニャ」をつけて話したり、猫が謎解きをすることを周囲の誰も突っ込まずに受け入れてたりして、そのリアリティの無さには首をかしげるばかりです…。 猫はただ鳴いてるだけで本当は秘書が名探偵なんじゃないかという疑問が最後までぬぐえず、肝心の謎にあんまり集中できませんでした。 まあ、幽霊や椅子に安楽椅子探偵をさせる作者なので、これもアリなのかな。 推理の途中で飽きて遊びの方に夢中になっちゃう、いかにも猫っぽい描写は可愛かったですが…。

    0
    投稿日: 2020.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵役が猫さんという摩訶不思議な話。主人公のいく先々に現れ、謎を解いていく。側についている執事さんもいい雰囲気出していて◯。続編あるみたいなので読みたい。

    1
    投稿日: 2019.08.26
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    あっという間に読了。読みやすかったです。猫つながりってわけではありませんが、猫丸先輩を彷彿とさせるような。殺人事件やらなんやらを猫自身⁇が解決し、それを通訳する秘書がいるっていう面白さ☆「汝、缶詰を開けるなら、我それを食さん」だよねーと笑ってしまいました!この作者さんは2作目ですがとても読みやすいです。猫好き&推理小説好きなかたにはオススメかもしれません☆途中で飽きるニャン氏が可愛い?もしドラマ化したら…佐多くんは窪田正孝さん、秘書の丸山さんは斎藤工さんで脳内再生されました☆

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    わけありで休学中,家電配送のアルバイトをしている大学生佐多くん。行く先々で奇っ怪な変死事件に遭遇し,何故かそこには猫を連れ執事然とした男がやってくるが,猫はニャン氏という名の実業家であり,男はその秘書兼運転手なのだという! 聡明な?猫の鳴き声(ニャーニャーうるさい)を秘書氏が通訳するという形で謎を解き明かしていく。連作短篇集。

    0
    投稿日: 2019.02.11
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    ニャーニャー言ってるのを くらりみたいに語尾に「ニャ」を付けて秘書がまじめに通訳?するのがたまらないニャー(=^ェ^=)

    0
    投稿日: 2018.12.27
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    一匹の猫とそれに仕える秘書兼運転手だという男だった。アロイシャス・ニャン氏と紹介された品のいい猫は、その屋敷で起こった変死事件の謎を解き明かす?!

    0
    投稿日: 2018.06.14
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    バルーンタウンで出会ってもう相当時は過ぎたのだけど、この方(松尾さん)の柔軟さには毎度感心してしまう。素敵だわ。 で、ニャン氏と丸山氏を見かけたら、礼を尽くしたい。というのが感想。

    0
    投稿日: 2018.01.21
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    安楽椅子探偵ものの連作短編。実業家のニャン氏は、実は猫。だけど抜群の推理力で事件を解決してしまいます。でも猫だから……ときどき投げやりになったりするのがなんとも可愛い。猫好きにはたまらないミステリです。それぞれの章のタイトルも、有名作品をもじってある?のが楽しいです。「猫目の猫目院家」って……いいのかそれは(笑)。 お気に入りは「山荘の魔術師」。謎がとっても魅力的! そしてニャン氏がなぜ謎を解くことができたか、という部分にも、くすりと笑えてしまいます。猫だもんねえ。

    0
    投稿日: 2017.11.25
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    猫の安楽椅子探偵という奇妙な設定の連作短編集。 大学を休学中の主人公は、アルバイト中にひょんなことから実業家のA・ニャンという猫とその秘書という男と知り合った。そこで過去に起こった変死事件の話を聞いたニャン氏は、秘書を通訳として事件の謎を解き明かす。それから彼は何度かその猫の主従と遭遇して… スーツ姿の秘書が「そうだニャ」などと猫語を通訳するのはじわじわくるが、ミステリとして探偵役が猫である必然性に乏しいのが残念。

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    投稿日: 2017.05.15
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    【収録作品】ニャン氏登場/猫目の猫目院家/山荘の魔術師/ネコと和解せよ/海からの贈り物/真鱈の日   安楽椅子探偵ものの変形バージョン。主人公のはっきりしない性格のためか、猫語を通訳するというパターンのためか、やや退屈。

    0
    投稿日: 2017.04.25
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    お金持ちの家系なのに、大学休学中で、バイトで食べている佐多は、バイト先や訪問先などで、次々と謎に出会い、そこには必ず執事をつれた猫が現れる。彼の周囲で起こるのは必然か偶然か。そして猫の正体は。なんとも不思議な推理小説でした。

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    投稿日: 2017.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推理部分は緻密なのに、話自体はつかみどころなく、デビュー作『バルーンタウンの殺人』を彷彿とさせます。『ニャン氏登場』『猫目の猫目院家』は探偵が猫である意味があり、良かったです。ただラストに近づくにつれ早足で、『真鱈の日』の推理はもう少し詰めてほしかったです。 とはいえ、ニャン氏と秘書の今後の活躍が気になるので、続きに期待します。

    2
    投稿日: 2017.03.25
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    最近、猫が出てくる小説が人気なようで、猫派ではない自分としてはいかがなものかと思うのだけど、この小説は、猫がでしゃばり過ぎない日常に近いちょっとしたミステリが面白い。 続編がありそうななさそうな。

    0
    投稿日: 2017.03.16
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    ニャン氏が猫ということに、まずびっくり。 さすが、バルーンタウンの作家さんの作品だわ。 配送業者のアルバイトくんが遭遇する配送先での不思議な出来事。その度に現れるニャン氏と秘書氏。この組合せがユーモラスでいい感じ。 ニャン氏が実際に推理しているかはともかく、秘書さんのニャンニャンしゃべりも含めて、この設定にのれれば軽く楽しむのにもってこい。 終盤、佐多君の出自や過去が明らかになり、なんとびっくりなヘッドハンティング(笑) 一応、決着はついたところではあるけど、シリーズ化するならぜひとも次も読んで見たい。

    0
    投稿日: 2017.03.08
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    猫が名探偵で実業家で絵本作家、荒唐無稽といえばそれまでだが、作者が猫好きなのでしょう。 楽しく読むことが出来ました。

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    投稿日: 2017.03.04
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    おばあさんの幽霊、安楽椅子と様々なモノを探偵にしてきた作者ですが、今度は猫です。ネタとしては面白いけど、猫が探偵である必然を感じない。連作短編で1冊にはまとまってるけど、なんとなくふわっとした1冊になってしまっていますね。

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    投稿日: 2017.02.21