
総合評価
(1035件)| 185 | ||
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powered by ブクログ又吉氏の著作を読むのは初めてであったが、その言葉選びの繊細さからは文学の伸びやかな広がりを感じた。 お笑いや力強い登場人物の生き様を鮮明に描いた今作は自身にとっては新鮮であった。
0投稿日: 2026.09.28
powered by ブクログ方言が心地よかった。声が聞こえてきそうだった。 前半は芸人の苦しみに共感しきれなくて流し読みしてしまったけど、巨乳の話が神谷という人間の痛々しさと愛おしさをあまりにも上手く描写している。終わり方よかったな。
0投稿日: 2026.09.26
powered by ブクログ売れない芸人の徳永と、独特な世界観を持つ先輩・神谷。 笑いを追い求めながらも、思うようにいかない現実に苦悩する姿が切ない。 夢と才能、友情の難しさがリアルに描かれていて、読み終えた後も胸に残る。 華やかな世界の裏側にある、芸人たちの不器用な生き方に心を揺さぶられた。
32投稿日: 2026.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
笑いの奥深さと危うさを感じた。自分の感性を貫いた笑いと、世間に迎合した笑いを同居させることは難しい。それでも前者のトップを走る神谷さんに惹かれ追いかけ続ける一方で、それだけでは何者にもなれないと自覚する徳永の苦悩が色濃く描かれていた。前者を追い続けても何者にもなれないのは、自分に才能がないからなのか。それとも、そもそも誰にもできないことなのか。その葛藤がさまざまな角度から描かれているように感じた。それぞれの道を追い続けた2人の姿に、終盤、目頭が熱くなった。
1投稿日: 2026.09.22
powered by ブクログ今朝病院行ったら3日間禁酒言い渡された初日なのでさすがに守って、10連休始まる最初の夜だけど家で読書 せっかくなので、ずっと取っておいた火花 爆速で読んでしまった あんまりくらわなかったけど、やっぱり又吉大先生の書く小説が大好き。キャラが全員立ってるのと、主人公が大抵考えすぎる感じの性格してて独白がめっちゃ自然と入ってくる。 吉祥寺に行きたくなったのと、やっぱりもっと又吉大先生の書く本が読みたい これにて又吉小説はコンプリートしてしてしまったから新作を楽しみにしてます。
9投稿日: 2026.09.18
powered by ブクログ難しい。 又吉の世界観わからんすぎる。 流行った当時はまだ、学生で読書1番嫌いだったから読もうとも思わなかったけど、今は読書もお笑いも好きだしこれを機にと思って読んでみたがこれを理解して笑える大人になりたい人生だった。私にはまだ早いのかもしれない。 最後主人公のコンビが解散の最後の漫才のシーンはなんか胸が熱くなるものがあった。 理解が難しいボケが多く私には刺さらなかった、、、 ⭐️3.2
1投稿日: 2026.09.18
powered by ブクログ楽しく読ませていただきました。 読むキッカケになったのは「有隣堂しか知らない世界」に又吉さんが出ていた回を拝見して、彼があんなに喋ってる所を見たことがなくて彼の性格や人間性に興味を持ったのと、彼自身がとても本好きである事がわかって、彼が書いた小説がどんなものなのか純粋にとても興味が湧いたので買ってみました。 考えてみたら人を見て買った本はこれが初めてです。 読んで私の中に残るものがちゃんとある、読めて良かった本だったと思います。
1投稿日: 2026.09.17
powered by ブクログ約10年前に購入して、ずーっと積んだままだったが、読んでみたら面白い!読みながらニヤニヤしちゃう。ブハッて笑っちゃったりもする。 公衆がいる場では読まない方が良いかも。 ウケる、だけではなく、大人になる前の悲喜交々に少し切なくなりつつも、笑いがある。 素敵なお話し、というか文章でした。 10年も読まずにいたのが勿体なかった…!
0投稿日: 2026.09.17
powered by ブクログ「道徳」とは何なのかを考えさせられた 世間を気にかけること こう言ってしまうと「自分を強く持て風潮」の現代に逆行しているように思えるし、何だかかっこ悪い でも「世間を無視することは人に優しくないことと同義」という作中の言葉は胸に沁みました
0投稿日: 2026.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夢を追い続けることの苦しさや、才能があっても思うようにはいかない現実が、とてもリアルに描かれている。それでも芸にこだわり続ける神谷と、そんな神谷に憧れながら自分の道を模索する徳永。師弟とも友人とも言い切れない二人の関係性がなんとも魅力的だった。 そして何より、又吉直樹さんの文章と言葉選びが印象的。芸人の世界を描きながら、どこか文学的で、静かな余韻が残る。二人の生き方を追いかけるうちに、「夢を追うとはどういうことなのか」を考えさせられる一冊だった。
5投稿日: 2026.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて。 読後感はすこし暗い?そんなオチある?と言いたくなるような笑 青春もののような感じもあるが、世間への恐れや、何者にもなれなかったものへ寄り添うような感じもあり、いや寄り添うというか鼓舞するような? 印象的なのは神谷さんが彼女と別れるシーン。悲しいはずなのに、まきさんの変顔と主人公が神谷さんから頼まれた事が笑いを誘い、そのコントラストが素敵。何かそのシーンって明るい照明ではないと思うのに、私的にはキラキラした夕日のひかりが差し込んでるんじゃないかなと思う。 あとは相方と解散することを決める喫茶店でのやりとりも好き。その顔をみた瞬間、何を言われるか分かった、のあたりの描写が、ほんとに2人は長い間一緒に過ごしてたんだなと感じさせられる。 芸人の世界の世知辛さがなんともヒリヒリする。自分が懸命に作ったもので誰も笑わなかったとにの絶望感や、世界中の人間が他人に感じる日がある、という言葉は真に迫るものがあると思った。 他には、神谷さんとだけでなく、他の芸人と飲みにいくようになって、初めて自分が窒息しかかっていたことに気づいた、の表現は共感。 私も人間関係をわりと固定化しがちなので、窒息という表現に強く共感した。 自分の笑いを突き通す神谷と、世間に受け入れられる笑いを意識せざるを得ない主人公。また、下ネタを避けようとする主人公を不真面目だという神谷。 神谷の才能が世間に理解されないもどかしさはあるが、これが現実だよなと思う。 私はテレビでみる芸人さんしか知らないが、彼らを芸人たらしめた人達が世の中にはたくさんいる、それはその家族だったり、一緒に舞台にたった芸人だったり。たくさんの日の目をみない芸人達のお陰で、面白い芸人さんが生まれる。 芸人だけじゃないよな、人間みんなそうなんじゃないかなと思う。 最後の神谷さんが巨乳になる件は、、訳分からんすぎて頭から巨乳が離れない笑 神谷さんが行方不明になったあたりは、サスペンスだったらもう神谷さん絶対死んでる流れだったのに、巨乳になって現れるって、、笑 これが美しい世界を壊す笑い?読み終わったあと、巨乳の件はいらなかったのではと思ってしまった。でも「余計なことすんなよ!」と思われるものほどいいボケなのかも。ここまでの純文学らしい美しい描写をぶち壊す、破壊力のあるオチ、最高でした。
0投稿日: 2026.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
p130 『一度しかない人生において、結果が全く出ないかもしれないことに挑戦するのは怖いだろう。』がとても印象的だった。心にずしりときた。
1投稿日: 2026.09.09
powered by ブクログ徳永は自分の美学を貫いてかつ成功することの格好良さと難しさを神谷から学び続ける。突き出ることもおもねることもままならない宙ぶらりんの徳永の苦しさたるや。 空気を読むだとか他人に配慮して言いたい事を控えるだとか、そういう世間の目を正義として社会は回ってていて、神谷の笑いを突き詰める正義は時を経るうちに大きく道を逸れてFカップと破滅を生んでしまった。この本では、そんな長いものに巻かれる者が得をする現実があると認めつつ、それでも自分の思う面白いを追求する表現者の性みたいなものはやっぱりかっこいいよ!これが魂だよ!とこっち側を肯定したい気持ちを書いたのかな。 自分を否定する者に向けて「笑わせてあげられなくて申し訳ない」と表現したところは、さすがお笑い芸人の又吉さんじゃなきゃ出てこない表現なんじゃないかな。 芥川賞らしい人の気持ちの深いところをグリグリしてくる本でした。
1投稿日: 2026.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神谷実際いたら結構苦手なタイプだ。デリカシーないし。何し出すか分からない。でもそれに心惹かれたんだろうな。芸人さんってすごい。
1投稿日: 2026.09.08
powered by ブクログ又吉さんは言語化能力がすごく高くて、読みながら納得をさせられた。又吉さんはきっと私よりも賢くて、私がまだまだ人間として未熟なために、面白いと思えなかった。私みたいな賢くもなく、未熟な人間は、わかりやすいハッピーエンドが好きなのだと思わせられた。私が成長すれば、この本はもっと面白いと思えるのかもしれない。
1投稿日: 2026.09.06
powered by ブクログ【人生の信念】 読み終わった後の感覚は、恐怖に似たものだった。何に対する恐怖か。毎日を生きるということ。自由に夢を追い続けるということ。簡単には死ねないということ。笑いの世界を生きてきて、栄枯盛衰全て自分の目で見てきた彼だからこその表現にリアリティを感じた。ピークもクライマックスもないけれど、それがむしろ日常を大きく映し出し、自分に照らして考えさせられる。神谷さんの人生は、美学ではあるけれど、それじゃ上手く生きられない。何を大切に、何を思い人生を終えるか。胸の奥が、じわじわする。
0投稿日: 2026.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
起承転結なく淡々と2人の人生が過ぎていく。 面白味やワクワクを持って読んでいたのでこんなもん?と思ってしまったが、純文学とはそういうものということか。 思い返してみるとやはりとても綺麗な表現方法、生々しい人間模様。生き様などの描写、葛藤などは伝わってきた。 ただ純文学が合わないのか、楽しみ方を知らないのか。純文学の楽しみ、面白さは理解したい。
0投稿日: 2026.08.28
powered by ブクログあまりにも有名だから期待しすぎたのと、ほんとに理由なくミステリだと思ってたので途中で自分の間違いに気がついた事もあって、上手く入り込めなかったのかもしれない。 でも、神谷のキャラは魅力的で見てられない、いい描写と終わり方。
0投稿日: 2026.08.27
powered by ブクログ神谷先輩の生き様もかっこいいんだけどね〜売れてるかどうか、金があるかどうかで生きやすさが変わる世の中なので辛いよな。でも、神谷先輩の言うとおり、売れてない人だってなんだって、ちょっとでも関わりがあったものは意味があったんだと思う。 スパークスのラスト漫才、反対のことを言うだけだけど、これまでの感謝を爆発させながら伝えててよかった。 シリコンいれる終わり既視感あったからこの本読むの2回目だったかもな〜
0投稿日: 2026.08.26
powered by ブクログ面白くない漫才師達のやり取りを見せられている感覚でしたが、なぜか感情移入できる不思議な作品でした。 下積み漫才師達の情景が目に浮かびやすく、漫才師に対して興味を深められるきっかけにも繋がったと思います。
0投稿日: 2026.08.21
powered by ブクログ正直あまりお笑いだとか、芸人だとかに詳しくもないけど、この作品は楽しく読めた。 笑いの哲学、それと反対の成功の哲学、 いい純文学だなと私は感じました。
0投稿日: 2026.08.21
powered by ブクログ気になってたのをふと思い出して買ったのを思い出した^_^♡ 漫才人生のリアルを読めた気がする。淡々と物語が進んでいるから面白くてすぐ読み終えた。 言葉だけで人のことを笑わせられるから漫才師ってすごいな〜って思う^ ܸ. ̫ .ܸ ^! 最後の主人公の漫才のところはちょっと泣いた
0投稿日: 2026.08.20
powered by ブクログ芸人物の小説を初めて読んだ。 漫才師はこうあるべきだと思っている人は、時間をかけて漫才師になる作業をしているだけ。欲望のままに生きる。
0投稿日: 2026.08.20
powered by ブクログテンポよく読める内容で、あっという間に読み終わってしまった。 急展開、伏線回収などがある物語ではないが、読書中の心地良さを感じられた。 学校や職場など、みなさんの周りにも神谷先輩のような人がいますよねきっと。 周囲の人には好かれるが、目上の人や上司からの評価は低く、出世が難しい人。 現代では特に難しいのかもしれないが、神谷先輩みたいな人間性を持った人を大切にしたいと思う。
0投稿日: 2026.08.19
powered by ブクログ一気読み。関西で生まれた私はずっとテレビで華やかな漫才を見てきた。 漫才師の苦労や人生を考えたこともなかったから、神谷に「それでいい」と言ってもらえるかな、と途中から徳永の思考になっていた。 なにが正しいとか、なにが幸せとか誰にもわからないけど、2人の登場人物に幸あれ!と思った。
0投稿日: 2026.08.18
powered by ブクログ3.8 時の流れって怖いな。。10代後半から20代の何者かになろうと奮闘しているうちに、30代になり、若さ故の活気や熱量が薄れて、現実を見始める感じが怖すぎた。今の俺の年齢に近いから。ちゃんとしないと。。。かなり焦る、割と暗めだった。
0投稿日: 2026.08.17
powered by ブクログ徳永と神谷、2人の存在の尊さを感じた。徳永は神谷を師匠として慕い、彼の人生観に触れることで多くの学びを得たと思った。しかし一方で、最後のオチを通して神谷もまた徳永に支えられ、心の拠り所になっていたんだなと感じた。社会でうまくいかなくても、お笑いへの価値観を通して深く繋がる2人は、不器用だけど最後にはとても光輝いて見えて、絆や友情のすばらしさに改めて気付かされた。
0投稿日: 2026.08.13
powered by ブクログ徳永のひねくれ具合、神谷の合っているかあっていないか正しいかどうかわからないけど、不安定にながらも自分を持とうとしている姿が人間味感じて面白かった。 読み終わったあと知ったが、今YouTubeで又吉先生自身が火花を読み直している動画が更新されていて 細かな描写とか作家しか知らないエピソードとか聞けて2度美味しい。 ある意味今読む旬の本かもしれない
14投稿日: 2026.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オチも神谷さんらしい。 芸人の人生を描く小説なんて珍しいね。 芥川賞受賞。 最後の漫才は少し感動する。熱海に行きたくなるね。
0投稿日: 2026.08.05
powered by ブクログ図書館で偶然目に留まり「そういえば読んでないな」と思い借りた作品。 おおまかなあらすじだけだと俗っぽいけど、又吉さんのとっても美しい文章で物語全体がすごく綺麗になっている。 こりゃ又吉さんにしか書けない作品だわ。
1投稿日: 2026.08.05
powered by ブクログ私にとって又吉直樹さんは特別な存在だ。読書を始めるきっかけをくれた人だから。 きっかけは、又吉さんのYouTubeで見た「30代へのメッセージ」の中の、「これまで読書をしてこなかった人へ」という話だった。 「今さら読書を始めても、子どもの頃から読書をしてきた人には追いつけない」と考えるのは少しもったいない。読書は他人と比べるものではなく、本を読む前の自分と比べるもの。一冊読むたびに、その一冊分だけ自分は成長する。その積み重ねが人生を豊かにしていく。 さらに、「読書をしなくても優秀な人はいる。でも、その人が本まで読んでいたら、人類の未知の領域まで到達できたかもしれない」という話にも強く心を動かされた。この考えに感銘を受け、去年から少しずつ本を読む習慣が始まった。 だから、この作品は私にとって「読書の原点」をくれた人の小説でもあった。 内容は、売れない芸人たちの世界を描いた物語。テレビで見るのは成功した芸人ばかりだが、その裏には、努力しても報われない人、迷いながらも芸人を続ける人たちが数多くいる。その現実がとても生々しく描かれていた。 舞台となる東京の街や地名も知っている場所が多く、情景が自然と頭に浮かんだ。一方で、芸人という自分とは縁のない世界を覗き見るような感覚もあり、とても新鮮だった。 神谷も徳永も、それぞれ苦悩を抱えて生きている。その苦しさや葛藤が痛いほど伝わってきた。それでも前へ進み続ける姿には、人間らしさを感じた。 派手な成功物語ではなく、「うまくいかない人生」を真正面から描いている作品だったからこそ、多くの人の心に響くのだと思う。
0投稿日: 2026.08.02
powered by ブクログ会話の表現がすべてテンポよくて面白かった。読んでてずっと頭の中に居酒屋や劇場があった。 話の終わりはあっけなかったが、読んでる間の心地よさが印象的。
1投稿日: 2026.08.01
powered by ブクログ尊敬する先輩と漫才師であるべく必死にもがき、安酒を煽り、帰り道は徒歩、すごく青春!読んでたら感動して、ちょっと涙して、頑張ろうと元気づけられた。 読むきっかけは、有名だけど、芸人本だしな、でも賞取ってるよなと、気になってたところに面白いと後押しがあり、読んでみた。読み始め、意外に文章が緻密というか文学というか、とにかく文字に圧倒されて興味が湧いた。主人公が、丁度、人生中々うまくいかないよな〜とヤサグレ具合と陰キャ具合な自分にピタッとはまった気がする。読んでよかった!
0投稿日: 2026.07.31
powered by ブクログ又吉さんがYouTubeに「火花」の解説動画を上げ始めたのでその動画を見る為に読んでみました。 芸人が書いている芸人の物語、芸人だからこそのリズム感の良さが読んでいて気持ちよかった。
1投稿日: 2026.07.31
powered by ブクログお笑いとは何か、人間とは何かを軸に生き方について教えてくれる本。凡才ながらもがき、お笑いを続ける主人公・徳永と強烈な魅力を持ちながら自身の信念を貫くがゆえに世間には受け入れられない神谷との対比がリアルだった。どんな形でも自分の生き方を貫ける人は魅力的だが、そうなれない自分も浮き彫りになるため羨望は時に劣等感を生む。それでもお笑いの道でもがく主人公も魅力的で素晴らしいと感じた。 興味や好きな事象に対して、自分の気持ちに素直に生きていきたいと思わせてくれた。
0投稿日: 2026.07.31
powered by ブクログ発売当初に読んだときは難しくてよく分からなかったので再読。今回はわかりました。なんでもない若手芸人さんの日常のような文章。けれども、表現が上手いなあと読んでいて思いました。情景が浮かびます。
0投稿日: 2026.07.29
powered by ブクログ何も起こらない。ただふたりの日常を描いただけ。なのに最後は泣いてしまった。芸人として生きること、ひいては自分のためだけの自分の人生を生きること。そんな自分勝手で馬鹿馬鹿しい人生を謳歌している人間たちの日常を、描いただけ。
0投稿日: 2026.07.25
powered by ブクログ今まで売れないことに対する苦労話を聞くことはあっても、テレビ越しにみるだけでは実感がなかった。 それが文として書き起こされると、将来への不安や切迫感、現状への諦観が目の前にあって、読んでいるこちらもしんどくなった。 ともすれば純粋な笑いに対してノイズになるかもしれない、この作品を芸人さんが書いたと言うのがすごい。
0投稿日: 2026.07.22
powered by ブクログもともと、芸人としての又吉さんを好きだったため評価に偏りがあるかもしれない。 ひたむきさを感じる文章。情緒的な文章がとても好ましかった。お笑いは詳しくないため、神谷さんとのやりとりや漫才が面白いのかは私にはわからなかった。でも、時々くすりと笑ってしまうようなフレーズは確かにあった。 世論とかデリカシーとか、そういうものを取っ払ったお笑いを極めようとする神谷さん。阿保らしいけれど作者が頭が良いせいか、阿保になりきらず哲学的なことを語る様子が少し面白い。 この二人が最後どうなるのか、また漫才をするかもしれない、このまま別れて、神谷さんは消えてしまうかもしれない。余韻のある最後だったと思う。 記念エッセイの「芥川龍之介への手紙」の方が印象深くなってしまった。こんな短い文章で、笑ったし感慨深くなったし、考えさせられた。 そしてなぜか、最後の「僕のような者を、あなたは嫌いだと思います」「でも、また書きます。明日は用事があるので、明後日、また書きます。」で涙が出てしまった。 人生を変えてくれた人への、届かぬ手紙だからだろうか。
0投稿日: 2026.07.22
powered by ブクログ芸人さんが書くからより説得力がある小説。 自分には理解できない世界、人達だったから 没入できるかなって思ったが 天才的な文章力であっという間に読み終わった。
1投稿日: 2026.07.17
powered by ブクログ『読書をしてみたい』と思った、大きなきっかけとなった作品。 ではなぜ1冊目ではなかったのかと言うと、実写版を先に観てしまったからです。 『実写を先に観ていても、楽しむ事ができるのだろうか』という不安がありましたが、そんなのは杞憂でしかありませんでした。 ピースの又吉さんがとても好きで、小説を書かれたと聞いた時には、いつか読んでみたいと思っていました。 …そのはずなのに、それから11年も経ってしまいました。 実写版の役者の皆様が凄すぎる事を再認識した事に加え、あの時のあのシーンの裏で、こんな感情を表現していたのか!とか、この文章を表現していたのか!と、度々興奮しました。 なにより、エピソードの大筋を理解した上でも、強く感情を揺さぶられました。 少し記憶が薄れた頃に、また読みたいと思える作品でした。
0投稿日: 2026.07.16
powered by ブクログ神谷さんの純朴でふっとしたときの自信のなさが表れたり、自らの気持ちを赤裸々に話す姿はなにか心を寄せたい気持ちになった。また漫才師が稼げることもないのにその仕事をし続ける気持ちが少しわかった気がした。世の辛酸を舐め尽くした徳永が物語を通して神谷さんという存在がいかに彼によって必要であったかを改めて認識した。 私の人生にも神谷さんのような先輩と出会いたいと思った
1投稿日: 2026.07.16
powered by ブクログ小さい頃おとなたちはこぞって、 「夢を大切に!」なんて言ってたのに。 「公務員?せっかくならもっと大きな夢を描きなさいよ!」なんて言ってたのに。 こんな職業なら◯才まで。 あんな職業なら◯才まで。 結局こんな風になるなら、夢のタイムリミットまで教えておいて欲しかった。 大人って本当にズルい。無責任。 ‥かく言う私も、漏れなくそんなズルい大人になってしまいました。 ということに、この本を読んで気がついてしまいました。 神谷さんみたいには、生きられないなぁ。
1投稿日: 2026.07.12
powered by ブクログこれも天才的な文をしとるんだよね、劇場よりは、重い感じではなかったけど、うれない芸人の一般人には伝わらないくらいの熱とおもしろさってのは何なのかを考えさせられた、ストーリーは平凡すぎて、なんもおきないけど、日常をおもろしろおかしく話す芸人もおんなじ人間やなっておもたよ、おもろかぅた
0投稿日: 2026.07.08
powered by ブクログ芸人さんだから書ける本なのかなって。 最後のお笑いライブとか神谷さんが戻ってくるとことか切ない気持ち。
0投稿日: 2026.07.04
powered by ブクログこれまで本書を読まなかったのは、完全に自分のバイアスだったと思います。 映画好きとして映画版が気になり、ようやく重い腰を上げて読んでみたところ、又吉さんの文章力に素直に感動しました。以前からYouTubeなどで、彼の独特な視点や言語化力には感心していましたが、小説としても非常に面白かったです。読まずにいた時間が、少しもったいなかったと思える一冊でした。 映画では、あのラストも忠実に再現されているのだろうか。 日本のお笑いは大好きです。ただ、世界中の情報に容易にアクセスできる現在において、日本のお笑いを見ていると、どこかガラパゴス化した閉鎖性を感じることがあります。 本書のラストは、狭すぎるお笑いの世界で生きる芸人の危うさを、見事に表現していてとても印象に残りました。一方で、無自覚に女性やジェンダーを笑いの対象として消費する価値観、ミソジニー、差別意識も露わになっており、「これで笑う人も実際にいるのだろうな」と複雑な気持ちにもなります。 ただ、それもまた神谷という人物像のリアリティだし、現実にも、いまだにああいう笑いを取る芸人はいる。だからこそ、あのラストには妙な生々しさがありました。 ああいうトピックを笑いにできるのは、それを客観視できている人だけだと思います。つまり、又吉のような書き手です。神谷のように、状況を主観でしか見られない芸人には、それは笑いにならない。 だからこそ、ラストは可笑しくも切ない読後感となっている。 私は、デザイン学校の先生から言われた「何でも好き勝手に作るのは、ただの型無し。型を知っているからこそ型破りなのだ。勘違いするな。」という言葉を、今でも指針にしています。 映画鑑賞も同じで、ただ好き勝手に映画を見るだけでは、映画を観る力は養われない。やはりそこには文法や法則があり、それを理解した上で観るからこそ、良し悪しを判断できるのだと思います。 笑いは、その時代を映す鏡です。だからこそ、その時代の空気を読み取る力がなければ、本当の意味では笑いは生み出せないのではないでしょうか。これは笑いに限らず、あらゆる分野に通じることだと思います。 神谷のように「失礼だと知りませんでした」と謝るような、無自覚に差別をしてしまう芸人に、本当の意味で笑いは作れない。たけしの師匠が言っていたように、笑われることはあっても、笑わせることはできないのだと思います。 ただの芸人青春物語ではなく、日本のお笑いの限界までも示した、非常に秀逸な作品でした。
5投稿日: 2026.06.19
powered by ブクログいつのまにか読見進めてしまう感じではなくて、ゆっくり読破できた。意味があるのか分からない正解がない物に本気で取り組んだことがないので、そういう人たちに憧れる反面結局誰かにとってのすごい人も迷い続けてお金も稼げなくて世間の正解とされるものからかけ離れた存在になってしまうこともあって、、。自分の中で何が納得できるかを考えて行動しないといけないと思った。私にはこの生き方はできない。
1投稿日: 2026.06.06
powered by ブクログ気になっていたし、フォロワーさんからおすすめされたことがきっかけでとうとう読んだ いや、おもしろいな……。なんというか又吉直樹版の「駈込み訴え」とでも言おうか 個人的には信仰の話だと思ってて、徳永→神谷の神格化がすさまじくてちょっと引いた 自分の信仰対象が、どうやらこの世の流れとはだいぶ離れた位置あったときの屈託やその対象が自分の人生に食い込んで癒着して剥がれないこと その人がどうあっても擁護できない過ちを犯してしまったときの狭間で揺れる姿が痛々しくてたまらなかった。私はこういう話が大好きなので…… なんというか人生ってこういうことがあるんだよな。自分の心がときめくものが裁かれることも、それで気持ちが散り散りになることも これ、どっかの誰かが徳永と神谷で二次創作やってそう
1投稿日: 2026.06.06
powered by ブクログ売れない芸人の徳永の人生を描いた作品 神谷との、親でも友人でも恋人でもない、師匠と弟子の関係性は美しく、今後自分がここまで特別な関係の人に出会うことはおそらくないと思うと少し羨ましくも感じた。 文章の読みやすさというか、情景描写などの厚みもちょうどよく、さすがは芥川賞受賞作とおもった。これがデビュー作なの凄すぎるな 真樹さんと別れるとき「もうええわ」で扉を閉じるところベタだけど沁みた。
1投稿日: 2026.06.03
powered by ブクログ芸人さんが書く小説ってどういうものなのかと思って購読!忙しくて時間かけて読んでしまった。短いのに何回も場面が切り替わるのが面白かった。 一生を賭けて漫才師やって自分の笑いを貫いている神谷さんと彼を敬愛してる徳永の関係性が読んでてとても惹かれる。ずっと芸人しててテレビ見ない私でも好みでは無いけど、面白かった!
11投稿日: 2026.06.03
powered by ブクログ芸人の又吉が書いた本で、とある芸人2人についてのお笑い芸人としての日常生活の話だった。主人公徳永と神谷さんという師弟関係の中でいろんな場面でのお笑い論が展開されたり、主人公の面白い芸人になりたい、神谷さんのような芸人になりたいという心情がたくさん描写されていて1人の人生を覗き込んでいる感覚になった。物語が断片的な場面がたくさん流れていって、お笑い芸人としてのハイライトを見る感じだった。少しずつ読んでいたから一気読みすると更に面白くなるかも、まあまあかな。
0投稿日: 2026.06.02
powered by ブクログ一つの大きな出来事を軸に物語が進むのだろうと勝手に思い込んでいたが、実際には日常を描いた物語だった。 劇的な展開があるわけではないが、 不思議と先が気になり、ページをめくる手が止まらなかった。
2投稿日: 2026.06.02
powered by ブクログずっと漫才を見させられている感覚。その中にストーリーがあって人の思いがあって、特別な展開はないがここまで掛け合いだけで惹きつける才能はすごすぎる。
0投稿日: 2026.06.01
powered by ブクログお笑い芸人・ピース又吉の本。元々太宰好きを公言し、本も大好きだと言う。いくつか著作もあったみたいやけど、まさか芥川賞にノミネートされ、おまけに受賞するなんて。芥川賞が簡単なのか、又吉がすごいのか。買ってみて判断しようと思った。 読んでみて、想像していた純文学とは非常に異なった味。平井のことを書いているような感じもした。
0投稿日: 2026.05.31
powered by ブクログずっと気になっていた本で、たまたま図書館で見つけて読めた。 芸人さんの事はよく分からないけど、又吉さんの文章が面白かった。 お姉ちゃんのピアノのお話の所が好き。 受賞記念エッセイも良かった。
8投稿日: 2026.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神谷さんは、心の中に漢がある感じの人だなって思った。だから、中途半端のひとが嫌やったりねじ曲がったことを嫌うのかなって。最後らへんは、燃え尽き症候群になってたけど。 勃起やら豊胸のところですごく笑った笑 芸人らしさのある本だったし、芸人さんしか書けない小説だなって思った
1投稿日: 2026.05.24
powered by ブクログ芸人の話なので漫才のシーンばかりなのかと思いきや、意外に少なく、主人公が師匠と尊敬する先輩との交流をメインに、若手芸人のリアルな苦悩が描かれています。 漫才についてとか、お笑いとはとか、服装とか、誹謗中傷についてとか、所々で考えさせられることが多くて、興味深く読めました。 神谷さんが好きだという主人公のお姉ちゃんのピアノのエピソードはとても良くて、この本の一番のお気に入りポイントです。
8投稿日: 2026.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ売れない芸人の話。芸人はこんな生活したりこんなこと考えてるんだろうなーって想像できて面白かった。芸人の又吉さんが自分の言葉で書いている感じがとてもよかった。
0投稿日: 2026.05.17
powered by ブクログ今更ながら読んでみた。 徳永と神谷の会話は哲学的な意味のないと言ってしまえばそれで終わってしまうようなものが多くて、自分は生きていて友達とそういうとりとめのないやりとりをすることは少なくなってしまい、ずっと青春を追いかけていられることが羨ましく思えた。 神谷さんの発言に自分はカリスマ性を感じられなかったので(描かれている芸風は好みではない)感情移入しづらかったが、又吉さんの文体はとても読みやすかった。
0投稿日: 2026.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めた時はなんというか文章に起伏がなくて、自分の好みではないかもと思いながら読むことになったが、しっかりと最後まで読むと等身大であるからこそ描けるものもあるんだと説得された気がした。それに加えて他の芥川賞作品では終わり方がなんとなくぼんやりとして曖昧なものが多いのに対して、「火花」の終わり方は、確かに日常がこれからも続きそうだが、相対的に見れば個人的にオチがついている気もした。それはもしかしたら又吉さんが芸人であるが故のものであるかもしれない。 芥川龍之介への手紙での、作品鑑賞に関する意見は自分も心底思っていたことだったので少し報われた。この意見がきっかけで自分も分からないからと言って考えることを放棄しないで、歩み寄って楽しもうとしようと思えるようになった。
2投稿日: 2026.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まーじおもろい。元々芸人が好きだから、先輩との絡み方とか、ものの考え方とか、ラストシーンのあれとか、読んでて最高だった。 又吉好きかも
0投稿日: 2026.05.05
powered by ブクログ芸人ってすごいロックな存在だなと思う。 どれだけ考えているのか、どれだけ苦労してきたのか、この言葉にどんな意味を乗せているのかなんて、売れてからじゃないとみんな興味を持ってくれない。 説明も聞いてくれない。 その中で、先輩という存在は不利だと思うけど、 徳永の言葉もまた真理。 「捨てたらあかんもん、絶対に捨てたくないから、ざるの網目細かくしてるんですよ。ほんなら、ざるに無駄なもんも沢山入って来るかもしらんけど、こんなもん僕だって、いつでも捨てられるんですよ。捨てられることだけを誇らんといて下さいよ」
0投稿日: 2026.05.05
powered by ブクログ先輩という存在は、どういうわけか崇高な人に見える時がある。それはお笑いという領域だけではない。部活、サークル、会社、恋愛。傍から見れば野蛮で救いようのない阿呆な先輩でも、先輩が右と言えば右、先輩が美味いと言えば美味い、先輩が面白いと言えば面白い。それほどまでに後輩は先輩を過剰に崇拝する。 主人公の徳永は、先輩である神谷を異常に尊敬していました。話の途中で何度も言われていたように、神谷はどうしようもなくあほんだらです。借金はする、他人の家を転々と住み着く、年中飲んだくれして生活する。誰がどう見てもあほんだらです。それでも徳永は神谷が大好きでした。徳永にとって神谷は「面白い」から。この師弟関係は、誰も邪魔しないでくれと終始思い続けました。 二人の関係は色濃く汚いが、色鮮やかな美しさもある。
6投稿日: 2026.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お笑いを見るのはとても好き。又吉さんの漫才もとても好き。 芸人に対するアンチコメントに対して、 「一度でいいから舞台に上がってみてほしいと思った。やってみろなんて偉そうな気持ちなど微塵も無い。世界の景色が一変することを体感してほしいのだ。自分が考えたことで誰も笑わない恐怖を、自分で考えたことで誰かが笑う喜びを経験してほしいのだ。」っていうのがとても好きな一文。私は売れた芸人しか見たことがないけど、誰も笑わない時代もあっただろうなって思った。 神谷はありのままで生きていて勇気を貰える。こんな人が身近にいたら、憧憬と嫉妬とわずかな侮蔑の入り混じった感情、という徳永と同じ感情になったのかなと思う。 その才能が淘汰されていく儚さも、その中で精一杯輝く強さがある神谷が好き。徳永の中で、神谷はずっと心の中でジリジリ燃える火花みたいな存在だったんだなと思いました。 面白かった!!
2投稿日: 2026.05.02
powered by ブクログうーん、なんていうんだろう。 まだ今の私には刺さらなかった。 今の私には刺さるものがなかった。 いつか歳を重ねたらまた感じるものが違うのかもしれない。
0投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログ先輩がずっと生ききっていてかっこいい こんな風には生きれねぇよ 自分の人生をかけて人生をコントにしていってる 私も死んだ時にはあいつは本当に面白い奴だったなってみんなに思ってもらって死んでいきたい。 いい人だったななんて思われても意味もないしそんなの忘れ去られていくだけだ 誰かの記憶に強烈に残ればきっと私は満足して死ねる 明日が楽しければ明日死んでもいい 先のことなんて考えられないし考えたくもない 今を生きる。今がおもしろいかどうかだけでいい
0投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログ今更ながらに火花。お笑い界に疎いのが功を奏して、フラットに読めた気がする。どうしても又吉本人の顔はちらつくし、お笑いの世界ってそんなん?と勘繰ってもしまう。露悪趣味だなと思う。業界ネタの物語は、裏舞台を否応なしに披露してしまうから、そんなん知りたくなかったわ。と思うこともある。これも、心情はあくまでも物語の中の人たちの心情で、お笑い芸人さんがイコールではないとわかってはいても、知りたくなかったなとは思った。あと、クズさが目に余った。ただ、どんな人であれ、何かをなそうと、人生の中で費やす濃密な時間はある。
0投稿日: 2026.04.22
powered by ブクログ誰もが知ってる有名小説 ずっと読みたいと思っていた。 世界観がたまらなく良い。面白い。 芸人さんはかっこいい本当に。野球選手とお笑い芸人かっこいいと思う人トップ2だと言ってる人がいたら私だと思って欲しい。 しかし、個人的には難しい小説だった。読むことは時間かからないけど人物の心情を読み解くのに苦労してしまった。おそらくそれはその人がその場面で感じたことに対して発した言葉、それがなぜここでそう思ってそう言えるのだろう?とかなんかそういう部分で難しいと感じてしまった。 読み取る力がまだまだ無いなと反省した。 主人公は徳永、芸人 先輩にあたる神谷との日々が小説になっている。 主人公は神谷に心酔?する。ここにも色々あると思う。こういう先輩ポジの人は初めてだったとかあったし〜とかいちいち書いていたらキリがないので省くけど 神谷は最近で言うスカさない、タイプなのかなと感じた。日常でも舞台でも。そんな部分もリスペクトする理由だったのかもしれない。 神谷は芯があるような発言も度々する。でも世間的にみて筋が通っているというか自分の中であるものを筋が通っているように言ってるような感じで 何を面白いと思って何を面白くないと思う人なのか最後までわからなかった。それで笑うんやとかそれは笑わんのやとか最後までわからなかった 主人公も神谷に対して尊敬なのか辟易なのか軽蔑なのか嫌悪なのか結局今どう思っているのかわからない場面があった 人間関係ってそんなもんなのかな?? 曖昧な表現が多くなってむちゃくちゃな文章になった。自分の本心がわからないと言うか裏にこう言うメッセージがあるみたいなのがあるのならばおそらく微塵も読み取れてないと思う。難しい話だから トータルはおもろいのよ。でももっと味わって噛み砕いてってできたら良かったなって、そう思った。
16投稿日: 2026.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読もうと思ってて、最近でてきた『生きとるわ』で本屋の特集コーナーに見つけたからパッと購入。 ほかの芥川賞の作品読んだことないから比較できへんのやけど、作中の人物の掛け合いがふつうの小説家よりも、よりリアル?に感じられて本読んでる感覚とは違うっていう他の人の感想も納得がいった 芸人はほんまに尊敬する職業やけど、普段目にする人達は、数ある芸人のひとたちのなかでほんのひと握りなんやろなあ 今でこそ、芸人の場ってテレビ、劇場以外にも、SNSとかYouTubeめっちゃあって、色んな分野で活躍してる人たちおるけど、やっぱり好きなのは漫才かなあ って思い直した 強烈な印象をもつ神谷さんでも、一般大衆にウケるものではないかもしれなくて、それが分かるから尚更に辛くなるんやろう
0投稿日: 2026.04.12
powered by ブクログまずは会話のテンポと面白さで惹き込まれる。 そして神谷という芸人の虜に。 神谷の言いそうなこと・やりそうなことを予想しながら読み進めていくが、良い感じに裏切られる。 最後の最後まで爽快に裏切られる。 そんな人間だからほっとけない。 夢追い人には読んでほしい。 世間からの評価、やりたいことを続けていく難しさ、直向きになることの強さと弱さ。 共感する部分が多くあるのでは。
12投稿日: 2026.04.11
powered by ブクログお話は特段穏やかなわけではないのに、又吉さんの文章はなぜかとても静かで優しい雰囲気が漂う。そんな中でも、確固たるお笑い魂、お笑い論を節々から感じて、心の芯から静かに熱く燃えてくる感覚があった。 実際にお笑い芸人としても活動している又吉さんだからこそ書けるリアリティもあるんだろうな。 なんとなく、暑くてどこか寂しさのある夏の夕暮れ時を想像してしまった。 誰かの燃え盛る手持ち花火を見て、私も燃えたい、燃やしたい、そんな勇気をつけられるお話しでした。 #2026 #17
0投稿日: 2026.04.09
powered by ブクログ本業の小説家とは少しアプローチの違う文体や掛け合い、たとえが面白かった。活字を読んでいるという感覚はなく、独特のテンポ感にのめり込むようにして読んだ。私は、人としては駄目だけど、人たらしで、独特の美学を持つ神谷さんの人物像が個人的にハマった。
1投稿日: 2026.04.07
powered by ブクログすごく読みやすい。 人間性を見せつけられるような作品、でも淡々としていて難しいようで読みやすい。 深くないようで、深い作品。
0投稿日: 2026.04.07
powered by ブクログ2015年上半期芥川賞受賞作。当時ちょっとしたブームになったのをおぼろげながらに覚えている。同著者の小説は『劇場』だけ読んでいたが、これはなぜか読んでいなかった。当時は就職活動に忙しく、文学賞を見ていなかったのだろう。 今まで読んだ芥川賞受賞作のなかで恐らく最も情緒的なんだけど、この手の人生の青春時代を切り取った小説としてはあまりにもオーソドックスで、「こういう物語だろうな」という想像の枠の中で物語が終始してしまった感はある。 主人公に裏はあるだろうか。それ次第かな。 危険な局面でで安牌切ってベタオリし、次局で難なくリーヅモして無難にプラスになるような人生を送っているので、若い頃に比べてこの手の小説に入り込みづらくなった。 夢追いながらも金に困ってる奴がどうしてタバコ吸って酒飲んでるの?みたいな非常につまらないツッコミをしてしまう。そういうことではないと分かってはいるのだが。それこそがリアルなのだろうが。といったら失礼だろうか。
1投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『火花』を閉じると、心の奥に小さな火種のような余韻が残った。華やかな成功物語ではなく、売れない芸人たちの不器用で切実な日々が、静かな熱を帯びて描かれている。主人公・徳永が出会う先輩、神谷は世間の常識から逸脱した存在だ。奇妙で理解しがたい漫才を貫く彼は危うく、それでいて強烈な魅力を放つ。彼に傾倒する徳永の過程を追ううち、読者である私も「笑いとは何か」「芸術とは何か」という根源的な問いに深く引き込まれていった。
1投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログ売れる人と売れてない人の格差や動きはともかく、 なんか女性がずっと貢いでくれる場面がいかにもロマンって感じで書かれてる。少し不快です。
0投稿日: 2026.04.02
powered by ブクログ芸人の業やどうしょうもない不器用さは、本職しか書けないし、本職であっても文才がなければ書ききれない。 という点では又吉はうってつけの芸人ではあるし、この作品を執筆してる時点で既に芸人として限界を感じていたかもと思わせる切なさがある。
23投稿日: 2026.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
芥川賞の作品の中でも結構好きな作品 コンビが解散するところでは思わず泣きそうになった 本当に好きな作品
1投稿日: 2026.03.27
powered by ブクログ世界で一番リスペクトしている職業と言っても 過言ではない。芸人。ただ笑って欲しい。 幸せな瞬間を生み出す職業は、 芸人と老舗飲食店の店主くらいしか 出会えていない。 自分の面白いことを信じてやり続けるが、 世間の評価が邪魔をする。 世間を知らないと純粋が時に敵を作る。 間違っていることを伝えることは、 自分は恐ろしいことのように感じる。 突き進む人は、大好きだけど どこかで幸せになって欲しいと思える。 憧れは、時に正解の姿をしていないが、 確かにそこにある。それだけでいいと思える。 神谷さんは、自分とよく似ている。 だけど、自分は突き進んだ先の怖さや孤独を 知っているし、予測できる。 まだ心はそれに耐えられるほど強くないと思った。
2投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログそこまで重くないのに、うわぁ、、ってなるシーンがいくつもあった。人間ドラマすぎる! テンポもちょうど良くて、好き。 読む人に合わせてくれてると思う。そんな気がした、根拠はない!
11投稿日: 2026.03.13
powered by ブクログ全体的に重たさはなく他の芥川賞に比べて読みやすかった 徳永が神谷さんに依存しているのか逆なのか 人と人の触れ合いって大切だな
1投稿日: 2026.03.13
powered by ブクログ理想と現実の狭間で苦悩する人間の姿。 でもね、 結局は エビシンゴナビーオーライ なのですよ。
13投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログ常識範囲内に起こる事を笑いに変えるのが商業的なお笑いで、真お笑いは気狂いになるしか提供できないのかもしれない。スパークスのラストライブは若手だからこその儚さが光るシーンだった。
1投稿日: 2026.03.08
powered by ブクログうーん。 私にはあまり来なかったかなあ。 お笑い好きな若いひとには面白く読めるのかも? 話題になったのはよかったですね。 本離れも多少は改善したのでは。
1投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログネトフリのドラマで感動して原作ずっと読みたかった。170ページとかなり短い小説だったけど、文章や表現が美しく流石芥川賞だなと思った。 売れない2人の芸人が必死にもがいて生きていく物語。師弟関係にあったが、徐々に売れていく後輩と全く売れない先輩の関係性と心境の変化がリアルすぎて苦しい。 原作も良かったけど、ドラマは演技が本当上手すぎるからまだ見てない人は是非見てほしい。泣けます。
5投稿日: 2026.03.03
powered by ブクログ場面の切り替わりがテキパキしていて良くも悪くも現代小説としての臨場感は薄め。 神谷さんは本質的な「面白い」を提示してくれたような気がするが、再読しても朧げなまま放置するような気がする。 節々に「面白い」「なるほど」と感じさせてくれるセンテンスがありながら、読了後には消化不良を感じさせる本作の存在自体が神谷さんの存在を投影していたようにも感じる。
1投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルからは内容が連想できなかったし、結局何だったのだろうか。巻末の「芥川龍之介への手紙」にて線香花火の一説があるがそれと関係が? この作品の、神谷さんという人物の奇行が最初から最後まで理解できず、フィニッシュしてしまった。主人公は神谷さんを好きなのだろうが、僕は好きになれなかった。特にラストシーンの神谷さんに、主人公が正論を返して、それに神谷さんは特に反論しない下りもモヤモヤした。 また、文章の中の関西弁は、僕はあまり好きではないことがわかった。 主人公たちのラスト漫才のシーンはアツさを感じたが、それまでに主人公が漫才の中身に対して切磋琢磨するシーンや、冒頭以外の舞台での実演がほぼ描かれなかったため、「これが彼らの最後の漫才か!成長したな!」みたいなのを感じにくく、そこも残念だった。
0投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログ泥臭い世界の片隅に眠っているとある芸人の人生の一部を覗いた気分。 現実味があってどこか怖かった。 自分の好きな事を好きだけでは、自分のこだわりだけでは続けられない現実と恐怖。 神谷のような芯を曲げない自分の軸が確立していて、でも段々それが分からなくなって、いろんな面で余裕が無くなって徳永を真似してみたりわけのわからない行動をしてみたり、、でもそんな彼を見て憧れ失望し、そして最後にはまだ続くと、まだ途中だと言う徳永との関係。師弟関係よりも深い依存のようなものを感じる。 どんな形でもいいから報われて欲しいとただただ思った きっと神谷は死ぬまでどんな事があろうと芸人で居続けるんだろうな
3投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ4.6 胸が熱くなった 追いかけ続ける難しさとふいに求めていたはずのものが見えなくなる怖さ、けど諦められず渇望してしまうのがかっこよかった 自分には正直狂えるほどのものが無いから眩しかった
9投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ神谷さんの漫才師として生きていく感じがダサいけどかっこいい 赤ちゃんを笑わせる時に人の模倣をしないために『 いないないばぁ』を使わず蠅川柳で笑わせようとする神谷さんと『 いないないばぁ』という自分の手札で全力で笑わせようとする徳永の対比が印象的だった。 生きている以上世間体を気にすることも大切だが自分の色を失うことも恐ろしいことである。
19投稿日: 2026.02.21
powered by ブクログすごく良かった 何気ないシーンが何故か頭に残る。 卓球の服買って卓球に明け暮れる日々とか何故かリアルで良い。
1投稿日: 2026.02.20
powered by ブクログ私の人生を救ってくれた一冊です。 しんどくて、逃げたくて、やめたくて、夢を追うことが怖くなったとき、この本に何度も救われました。 「生きている限り、バッドエンドはない。僕たちはまだ途中だ。」 又吉直樹さんのデビュー作であり、芥川龍之介賞受賞作。 お笑いとは何かを問いながら、それ以上に“どう生きるか”“自分らしさとは何か”を突きつけてくる作品です。 不器用でも、報われなくても、それでも続ける姿がこんなにも美しいのかと教えてくれました。 又吉さんにしか書けない、小説だと思います。
22投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログ芸人魂というものが伝わってきて、もっと面白い人間になりたいと思えた。主人公の使う比喩表現が難しかった。
1投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公のその先輩「神谷さん」の物語。 主人公はお笑い芸人の神田さんに憧れ、認められ、先輩に笑ってもらえるためにお笑いをしていた。 居酒屋で飲み、酔っぱらいながハシゴして、先輩の愛人(?)の家に帰る。日中はバイトをしてライブハウスで漫才をする。そんな日々。 そんな日々の中で、「自分の面白いことをやって人を笑わせたい」という先輩譲りの思いがあり、向き合っていくが、それを世間が認めてくれるわけではない。 時に世間の常識を外れすぎて罵倒されることもある。 それでも自分の道を進む、間違ってることにも気づきながら。そんな不器用で 真っ直ぐで 自分を押し通す2人のお話。 SNSの誹謗中傷を聞いた神田さんは、それでも『人が嫌がることはやったらあかんって保育所で習ったやん。〜(中略)ありがとう。ごめんなさい。いただきます。ごちそうさまでした。言えるもん。俺な、小学校で習ったこと、ほとんど出来てないけど、そういう俺を馬鹿にするのは大概が保育所で習ったことも出来てないださい奴等やねん』 この言葉は使えそう。自分を守るために使っていこうと思う。
1投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ芸人の難しさ、苦しさを思い知らされた。 努力しても報われない人がきっといっぱいいるのだろう 神谷は徳永がいてよかったのか?よかったんだろうなぁと思った。
1投稿日: 2026.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説に入り込みすぎて、バッドに入った。 序盤から神谷さんは自殺しそうと思ってたから、死ななくて良かった。 後半、神谷さんが富永に対してカッコつけるとこが見てて辛い。 「神谷さんは理想が高く、己に課してるものが大きかった。」 これ普通に刺さって胃がぐーってなる。窒息しそうにならないように生きてね。
1投稿日: 2026.02.05
powered by ブクログ尖っていてある種の軸を持つような神谷と、何者でもなく流されるような徳永の対比を感じました。次第にお互いは他方に寄っていくように見えて、つまり神谷は自分を見失い徳永は軸を持つようになる。 師匠を持ったことがないからわからないが、憧れていたりした存在が凡庸なものに変わっていくのを直視できる自信がない。距離を置いてしまう気がしました。
12投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大多数の人の人生とはこういうものだよな、と思いました。 学生時代、大人達からはよく、夢を持ちなさいとか、努力は裏切らないとか、嫌というほど聞かされたけど、現実は夢を叶えられなかった人の方が多いし、努力は平気で私を裏切りました。 でも、何かに失敗したからって人生が終わるわけでもありませんでした。 夢を持たなかったからって、努力をしなかったからといって死ぬわけでもない。 大輪の花火を打ち上げられた人というのは、総人口の何パーセントなんだろう。 どれだけの人達が花火を打ち上げたくて躍起になっているんだろう。 でも私は、大輪の花火だけに価値があるわけじゃないと思う。最後の方に出てくるしょぼい花火なんて、とっても美しいじゃないですか。 花火じゃなくたって、火花だって、確実にその人の人生を照らしてくれます。 誰もがスパークスであった時期というのはあって、それは人生を彩ってくれてるんだろうと思います。
3投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログ人の不器用さを表現して、そこから人生の旨味へと繋ぐのがよく分かる作品。 表現力の美しさが垣間見えるような、ささやかな人生の楽しみを感じました。 創作とは如何なるものか、そこに意義はあるのか、何を想い創っていくのか。 難しい表現も少なく読みやすかったです
0投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ言葉が生々しく刺さる。 神谷の人間性に引き込まれていった。 なんだか羨ましいなぁと思うことも多かった。
1投稿日: 2026.02.01
