
総合評価
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powered by ブクログ日本人の文化である魚食の現在を解説した書籍。消費者から生産者、卸売業者まで様々な立場で魚に関わる人がいる中で軒並み衰退している現状に危機感を覚える。しかし、これも食の多様化による魚食の打倒なのだろう。和食に魚は必要不可欠であり、魚食なくして日本人でないと感じるのでなんとか改善して欲しい所である。
22投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ筆者は、「市場経済」が深まっていけばいくほど、「職能」の扱われ方が「人として」ではなく、「物のように」なり、経済の活力を落としてしまうのではないかという問題意識を持ち続けてきた。
1投稿日: 2024.01.26
powered by ブクログ消費者から戻って魚ととる人たちに至る流れがビビッドな点が参考になる本。市場流通と市場外流通の差をかなり詳しく記載している。意外と魚を食べる人のセクションが面白かった。
1投稿日: 2021.08.09魚料理は日本食の中心のはずですが
バブル期以降、日本では、魚を食べる量も、漁獲量も減少しているという事実に、まず驚かされます。そんななかで、市場を通さない魚の流通量の増加、漁師や養殖者、水産加工物業者の減少など、魚を取り巻く環境の変化について、詳細に分析しています。永く続くデフレの影響もあるのでしょうが、魚好きにとって、非常に憂慮すべき報告がなされています。
0投稿日: 2017.10.26
powered by ブクログ魚にかかわる人々について、食べる消費者、魚屋、消費地卸、産地市場、漁師とさかのぼって漁業を考える。幼い頃、比較的海の近くに住んでいて、はじめてパックの魚を見たとき、「骨のない魚があるんだ」と思ったことを思い出したが、今の人は、パックの魚しかスーパーで接する機会がないのかも。今も、海の近くに住んでいるためか、比較的鮮魚が売られていることが多いと思うが、近所でも捌ける人は少なく、釣った魚をあげられる人も少なくなっている。そんな、鮮魚市場、漁業を考えさせられる一冊。できれば『魚が食べられなくなる日』と併せて読みたい。
0投稿日: 2016.12.21
powered by ブクログ魚と日本酒が好きなので、魚に携わる仕事ってどんなものだろうという好奇心から手に取った一冊。魚を食べる人、売る人、卸す人、捌く人、獲る人と魚に関わる仕事を一通り理解できる内容になっています。知識をつける本としてはとても為になると思います。 学術的な内容だったので、もっと現場の泥臭い話を盛り込んでいたら、なおよかったかなと思いました。
0投稿日: 2016.11.06
