
総合評価
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powered by ブクログマッキンゼーだからという贔屓目なしに、現在の社会の諸問題と資本が向き合うべき点について、多量のデータに基づき解説されています。 新興国あたりのデータなどはまだまだ浅い本が多いのでかなり参考になりました。
13投稿日: 2023.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本書が出版されたのは5年前。しかしながら、内容は色褪せていない。高齢化社会やグローバル化の急加速、技術革新と雇用問題、格差、巨額の債務を抱える先進国など、2022年現在の社会的課題が的確に予測されている。 かつ、それらを単に予測で完結させず、個々人がどのようなマインドセットを持ちながら対処していくべきかを指南してくれる。
0投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログ経営視点で変化を視る目の気付きを与えてくれる本。 直感力のリセット。 企業経営だけでなく自分自身の経営と捉えることもままできるかも。 エピローグが個人的には分かりやすかった。 Googleの自動運転がなぜ人工心臓の需要に影響を与えるかなど、影響のさざ波の広がりについて。危険よりも機械にフォーカスする。
0投稿日: 2022.01.03
powered by ブクログマッキンゼーが予測する未来 近未来のビジネスは、4つの力に支配されている 著:リチャード・ドッブス 著:ジェームズ・マニーカ 著:ジョナサン・ウーツェル 出版社:ダイヤモンド社 大書 やっと1回目の読書がおわった。抽出したキーワードは、巨大都市圏から、公共サービスまで43に及んだ。 コンサルファームらしく、事実、数字によって語られている。エピローグ「戦略的思索の果てに」が設けられており、過去のトレンドが破壊され急激な変化がもたらされること。その変化にいち早く気づいて、機会として捉えることが示唆されている。 目次 解説 イントロダクション 我々は、直観力をリセットしなければならない 第1部 4つの破壊的な力 第1章 上海を超えて―異次元の都市化のパワー 第2章 氷山のひとかけら―さらに加速する技術進化のスピード 第3章 年齢を重ねる意味が変わる―地球規模の高齢社会の課題に対処する 第4章 貿易、人間、金融とデータの価値―音速、光速で強く結び付く世界 第2部 直観力をリセットするための戦略思考 第5章 次に来る30億人―新たな消費者層の力を引き出す 第6章 逆回転が始まった―資源に訪れる新たな機会 第7章 1つの時代の終わり―資本コストが下がり続ける時代よさらば 第8章 労働力需給のギャップを解消する―技術革新が生み出す新たな労働市場のミスマッチ 第9章 小魚がサメに変貌するとき―新たな競合の出現と競争のルールの変化 第10章 国家の政策こそ問題だ―社会と政府にとっての戦略的課題 エピローグ 戦略的思索の果てに 謝辞 原注 参考文献 索引 ISBN:9784478069431 判型:4-6 ページ数:411ページ 定価:1800円(本体) 2017年01月26日 第1刷発行
5投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログNO ORDINARY DISRUPTION: The Four Global Forces Breaking All The Trends https://www.diamond.co.jp/book/9784478069431.html , https://www.mckinsey.com/mgi/
0投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログ経営視点の話。 インドやアフリカ諸国、ブラジルから、旺盛な需要を背景に革新的なグローバル企業が生まれ、強力な競合相手となる。 競合が脅威となる理由は企業の身軽さであり、企業が身軽でいられるのは「他の誰かが地道に整備した成果を低コストで利用できる」からなのだが、そのコストを誰が負担するのか、という観点はあまり出てこない。 後半、政府の方針策定についていくつか事例が紹介されており、規制の有効性や財政拡大についても触れてあるため、邪悪なレントシーカー的発想とは違うような印象を受け、少しだけほっとした。 労働力の需給ギャップ(理系の不足と失業者の増大)について、無責任な移民政策ではなく、労働者一人一人の適性に合わせた再教育と雇用プログラムの例があげられていた。この部分は読む価値はあったと思う。
1投稿日: 2020.10.21
powered by ブクログ「大都市、流行都市に構えることが優秀な人材を集める秘訣でもある」 土地が安いからという理由で、大学のキャンパスや会社の本社を地方に置くべきか。渋谷やシリコンバレーにIT企業が集まる意義はあるのか。リモートワークの時代の新たな問いかもしれない。
0投稿日: 2020.05.13
powered by ブクログ2020年1冊目。満足度★★★☆☆ しばらく「積読」していたので、予測が現実となっている。新興国の台頭が一番印象に残った。
0投稿日: 2020.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔読んだ本 以下の4つの力により近未来のビジネスは支配されるという内容 ・経済の重心の移動 →アジア・ラテンアメリカ・中東 →都市への集中 ・テクノロジー ・地球規模の老化 ・Flowの高まり →資本・国家・人・企業間の関係性が複雑化 過去の数値の推移から連続的な線を引くとこうなる、というものでこれからの未来がどうなっていくかについて知ることができる。 FACTFULLNESSもそうだが、すぐに直接的な利益が得られる内容というよりはその後行動選択の軸になるものなので、読んだ上でどう活かすかは自分次第だろう。 これらの観点を踏まえて、今後の行動選択していきたいと思う。
0投稿日: 2019.12.20
powered by ブクログ記載のデータ自体は、対して驚くほどのものではない。新興国の成長や老化による年齢構成の変化などは、そうだね。という話。これらに対して、マッキンゼーとしてどう考えるか、という点に興味があったのだが、結論として、特に目新しいものは無い。経験が役立たない時代となっており、機敏に動くこと、待っていても仕方がない。直感力をリセットせよ、と言うメッセージは会社のトップに聞かせたい。自分たちが経験してきた以上の速度で世界は変わり続けており、自分が分かっていないことを理解していない(できない)経営者では会社の未来は無い、という普段思っていることを分かりやすく述べている点はよかった。
0投稿日: 2019.11.17
powered by ブクログんー、3分の2ほどまで読んで止めました、期待した内容と違い、退屈で時間がもったいないからです。次の本に移ります。❌
0投稿日: 2019.07.18
powered by ブクログ本書で予測される未来での事象のうち、特に注目したのは以下でした。 I.STEM (科学、技術、工学、数学)分野を専攻する学生の比率は、2008年時点での世界平均23%に対して、シンガポールの54%を筆頭に、中国42%、台湾35%、韓国35%と続いています。ちなみに日本は21%。今週のエコノミスト誌には、数学とコンピューター分野で最も評価された論文トップ1%の数で、トップ15大学のうち、9が中国(香港含む)及びシンガポールの大学との記事が掲載されたました。 II.2025年までにFortune500社中、230社が中国を筆頭とする新興国の企業となる、とのことです。ちなみに、先日、同誌はタイのチャロン・ポカパン(CP)グループ会長の子息により買収されると発表されました。 III.平均寿命が長くなると同時に、投資収益率が低下することにより、高齢者がより長く働かざるを得ない可能性があります。これにより、世界で労働力人口に占める高齢労働者(55歳以上)の比率が、2014年の14%から2030年の22%へ上昇することが予想されています。 上記3つを勘案すると、超文系である私が高齢期を生き延びるには、STEM分野を学びなおし、新興国企業(中国やインドの)で、体力・健康を温存して長く働くよう精進することが必要になる、ということでしょうか。
2投稿日: 2018.11.22
powered by ブクログ人口変化や新興国の状況、技術による今後起こりうる世界を予測したもの。将来のビジネスのあり方を考えるのに役立った。
0投稿日: 2018.08.15
powered by ブクログ細切れの読書になってしまったので、流れが途切れ途切れであるのだが、 1章の都市化のパワーなどは経済地理学を学んでいたこともあり興味深く読んだ。 これからは国家単位でなく都市単位で物事が進んで行くことが多いと思う。 日本は年間40万人の人口減少が起きており、この規模は宮崎市など地方の政令指定都市が毎年1つずつ消滅しているような規模なので、 残酷に思われるかもしれないが、人口を維持する(経済発展を目指す)都市と、人口を減少させる都市との取捨選択をする必要が出てくると思う。 そうでないと国際競争には勝ち残ることができない。 この本によれば、そういった政策の決定は様子見と先延ばしにせず、小規模な実験を迅速に行なっていくことがこの変化の早い時代には必要なことなのだが、日本にそれができるか。 人口減少する都市も、人口密度が減ることで可能となることを模索していくべきだと思う。 例えば大規模農業や自動運転の実験など、これから発展が見込まれて広大な用地を必要としそうな分野の先進地域となれる可能性があるので。サメを食う小魚になれる可能性もある。 どんなに過去を懐かしんでも時計の針が戻ることはないので、変化を楽観的に捉えて前向きに生きていけるようになりたい。 たぶんこの本に書かれていることの数%しか頭に入っていないので、また機会があれば読み返してもいいかもしれない。 目次を見るだけでヒントが得られるかも。
0投稿日: 2018.04.07
powered by ブクログマッキンゼーのネタ本。どれもトレンドを押さえていて反論の余地はないものばかり。大企業だけでなく、中小企業も否応なく巻き込まれる社会環境の変化が整理されている。 日々の変化は微々たるものであっても、時間軸を広げると激変していることが多い。ましてや、20世紀初頭ならともかく、21世紀になると変化のスピードは速い。速すぎる。だからこそ、巨大企業でさえ追いつけない技術、ビジネスモデルの変化が多発しているのだ。
0投稿日: 2018.03.19
powered by ブクログ『それは、私たちの意思決定の大半が、今でも個人の直観に支えられたものだからだ。これは、当たり前の人間の性向であり、私たちの直観は自分の経験の組み合わせと、物事がどのように動き、機能するべきなのかという思考により形作られている。』 この直観をリセットするために4つのトレンドについて論じている。 1.経済の重心の移動 2.テクノロジー・インパクト 3.地球規模の老化 4.「流れ(フロー)」の高まり 非常に密度が濃くて、読み応えのある作品。 中途半端な未来予測本を何冊も読むより、この一冊を読み込む方が価値がある。良かった。
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ途上国の躍進による経済の重心の移動、技術革新と普及のスピードアップによるテクノロジーインパクト、平均寿命の上昇による地球規模の高齢化、貿易に加え資本、人々、情報のグローバルな「流れ」の高まりの中で世界は驚くほど変貌を遂げつつあり、分かっていると思っていることが間違っていると説き、正しい未来を見詰めよと啓蒙します。 特に途上国の都市化に関しては、かつて地理で勉強した世界とまるで別世界、日本が「途上国」から勃興した60年代から70年代、そしてバブルが崩壊するまでの時代とは全く違う世界に生きていることを分かっていたつもりでしたが、改めて認識しました。
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログ都市化、高齢化、消費者層の増加など、グローバルメガトレンドから現状と将来を眺める視点を追体験できる。目先の事に目が行きがちだが、忘れてはならない視点。
0投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予測することも重要だが、それよりも自分の思考にリミッターをかけてしまい、限界を作ってしまうことの方が問題。現状維持バイアスを捨てて、新しいことを積極的に取り入れることが大事。 これから起こることは危険も伴うかもしれないが、結果としてはそれが機会を捉えていることにつながる。 例えば高齢化でさえも、悲観的に考えずにチャンスと捉えれば、解決策は必ず見つかるはず。人類はそうやって進歩してきた。
0投稿日: 2017.12.29
powered by ブクログ世界で活躍しているコンサルティングファーム:マッキンゼーが予測した未来がこの本で解説されています。私がこの本を見つけたのが最近(2017.11末)ですが、日本訳本は今年の初め、元訳本はその1年前頃だと思いますので、この本に書かれている内容は2015年頃の最新情報をもとに予測されていると思われます。 従って、今年になって異常な盛り上がりを見せている仮想通貨に関する記述はありませんが、未来を動かすものとして4つの力(これから栄える都市はどこか、加速化する技術進化、高齢社会、新たなグローバル化)について解説されています。 今までは先進国が経済をリードしてきましたが、近未来は私が聞いたこともない、アフリカや中国の中堅都市が引っ張っていくことになりそうです。多くの人に求められる「モノやサービスとは何か」という視点で、後半戦に差し掛かった社会人生活において、今後の戦略を立てるときに考える必要があると強く感じました。 以下は気になったポイントです。 ・本書が提示する4つの変化は、日本にとって避けることのできない、このまま放置すれば脅威となるものばかり、しかし変化をとらえることができれば、それは新たな機会になるので、マッキンゼーは日本の将来に明るい見通しを持っている(はじめにp2) ・世界の労働人口の高齢化につれ、今後は人口不足の時代へと変わっていく可能性が高い。先進国で専門スキルの低い人達は、成人後も自分たちの親よりも貧しくなるリスクがある(p9) ・世界中で都市人口は過去30年間を平均すると、毎年6500万人のペースで増加、シカゴと同規模の都市が毎年7か所増えていることを示す。世界のGDPの成長の半分が、新興国の440都市により生み出されると予測される、そのうち95%は中小規模の都市である(p11、47) ・北京の南東120キロの位置にある「天津」は、2010年のGDPで約1300億ドル、ストックホルムと同程度(p11) ・技術革新、社会への普及スピードが加速している、電話が5000万台になるのに50年、ラジオは10年、しかしアイポッドは5年、スカイプは2年、携帯電話ゲーム(アングリバード・スペース)は35日(p13) ・自分の持つ直感を精密に見直し、リセットする必要がある、過去に大きな成功を収めて生きた組織にとって必要性が高い、消費・資源・労働力・資本・競合といった意思決定に影響を与える(p20) ・2020年の中国のインターネットショッピング市場は、今日の、アメリカ・日本・イギリス・ドイツ・フランスの合計規模になると予想される(p21) ・過去三年間について、ある見方が固まれば、次の5年間も似たように見えてくる。人間には「未来は、最近の過去とほとんど変わらないものであってほしい」と考えてしまう(p27) ・イギリスが人口一人当たりの生産量を2倍にするのに154年かかったが、それは人口900万人の規模、アメリカは53年(人口1000万人)、それを中国とインドは、12年と16年、人口規模はその100倍、これは、経済規模の拡大は、イギリスのスピードより10倍加速、その規模は300倍、経済発展力は3000倍ということ(p36) ・経済発展のスピードが速い理由(背景)として、都市化があげられる。巨大な人口移動の只中にある。中国とインドでは現在そうである、都市こそが、先進近代社会とグローバルエコノミーに直接の接点を持つ場所であり、都市が貧しい農民をはるかに生産性の高い労働者、市民、そして消費者へと変える(p37、40) ・2030年までに新たに都市生活消費者層に加わった人達が、2030年までに年間30兆ドルを消費する、この数字は2010年には12兆ドルであった、年間30兆ドルとは世界消費総額の実に半分を占める(p42) ・消費者がモノを所有するというモデルはすでに変化しつつあり、この変化の中心が都心に存在する。若い人達が、モノを資産として購入するのではなく、各種サービスを使い、借りて代用することに慣れている、これが新しい事業機会を提供し始めている(p48) ・デジタルプラットフォームによって事業活動の拡大に要する限界コストはゼロに近づいてしまうために、仲間同士の個人間取引、シェアリング経済といった新しい市場の出現を可能にしている(p63) ・世界最初の3Dプリンティングで作られた電気自動車「ストラティ」は2014年9月に走行実験、人工臓器の3Dプリンタによる製造は、糖類ベースとしたヒドロゲルを用いて、患者自身の細胞から造られた幹細胞を吹き付けたもの(p73) ・破壊力を持つ12の技術は、4つのカテゴリーに分けられる、1)全ての物事の構成要素を変える:ゲノム科学・新素材、2)エネルギーを考え直す研究が実用段階:エネルギー貯蔵、石油ガスの回収技術進歩、再生可能エネルギー、3)人間のために働く機械:センサー付きロボット、自律自動車、3Dプリンティング、4)ITの活用:携帯機器、モノのインターネット、クラウド技術、知識作業オートメーション化(p74) ・今後5年間に全人類は、過去5000年の間に生み出したデータよりも多量のデータを生み出すだろう、2020年までに世界中の総データは、4万テクサバイトを超え、05年当時の300倍に増加する(p77) ・2013年7月に米国商務省は、GDP統計に初めて新区分を設けた、それは研究開発・ソフトウェアを網羅した「知的財産製品」(p84) ・付加的製造の領域の一つとして、粉体金属を使ったレーザー焼結、溶融プラスチックを使った溶融沈殿鋳造、さらに、3Dプリンタが含まれる(p85) ・現在S&P500に載る企業の75%は、2027年までに姿を消し、他の企業に取って代わられているだろう(p87) ・美容、化粧品業界において、ミンクというブランドの3Dプリンタを使えば、顧客はゆったりと自分の顔に合わせて特注した化粧を自分の顔に「印刷」できるようになっている(p98) ・中国の人口の年齢の中央値は37歳で米国とほぼ同じ、今日の全人口の26%を占めている55歳以上の人口は、30年には46%に増加する可能性がある(p114) ・平均余命が長くなるという予測と、投資収益率の低下という予測の組み合わせの持つ意味は、高齢者が引退生活に移行する余裕がなくなることを意味する(p117) ・新興国からの資金移動は、1990年には世界の7%に過ぎなかったが、2012年には38%に増加した(p144) ・これまで成功してきたように自分の強みに依存し、自社の持つ、コアコンピタンスにしがみついていれば良かったが、今日では敏捷性に焦点が当たることが増えている。(p168) ・2025年までに消費者層(1日10ドルという世帯収入)は18億人が加わり合計42億人になるだろう、2012年に世界人口が70億人になったよりも、1990年から2025年までに世界の消費者層に30億人加わったほうが、はるかに重要である、その多くは、新興国のあまり名も知られていないミドル級の都市住民である(p175、177) ・新しい新興国市場は、先進国市場からそのまま移植された製品・サービスをすぐに受け入れてくれるような巨大かつ同質的な存在ではない(p183) ・ウォルマートがアメリカ最大の小売業者になったが、競争の激烈な大都市圏市場を避け、アメリカの内陸部から外に向かい、市民が不便を感じている町を見つけては店舗を開設していったから(p187) ・新興国市場での成功を経験できるのは、本社が「この市場は投資先の一つ」と考えを捨てて、現地を運営するリーダーに自分たちの進む道を設定する自由度を与える場合に限られる(p201) ・30年間下がり続けてきた金利のせいで、資本コストは現在も安く、今後も続くだろうと期待される。つまり資産価格は長期的には上がり続けると考えられる(p240) ・日本の人口構造の見通しが意味することは、日本の抱える負債を伝統的な手法では返済できない可能性が高く、政府負債を将来貨幣化することが必要となるだろう、中央銀行が新たな貨幣を発行、政府の債務を買い取る(p253) ・アメリカの企業のほぼ3分の2が、優秀な採用候補人材を見つけられずに、空いたままのポジションがあると答えている。科学、技術、工学、数学というSTEM分野(p283) ・技術の進化が、物理的店舗とインターネット上での消費の境界をあいまいにしている、書籍からキンドル、CDからアイチューンズへ、さらに音楽を保有せずに好きな時にストリーミングで聴く、スポティファイへと価値が移動している。これにより企業は伝統的な事業のやり方から利益マージンを減らさざるを得なくなり、新たな事業機会の探索を迫られている(p311) ・デンマークでは、年金支払額の増大という問題に対して、平均余命を指数にして年金支給の開始時期を引き上げ、それよりも若い年齢での早期退職に制限を加えることを国会で決議した、その結果デンマークの55-64歳までの年齢層人口の労働参加率はEU平均(50%弱)よりも58%と高く、2050年までに69歳が法廷定年になるだろう(p349) ・アメリカでは、オハイオ・テキサス・ペンシルベニアにおいて、水圧破砕技術の運用を認めたが、ニューヨーク州では禁止(p351) 2017年12月2日作成
0投稿日: 2017.12.02
powered by ブクログビジネスの世界に、「とんでもない破壊」という危機感を煽る本。 四つの破壊的な力 ・異次元の都市化のパワー ・さらに加速する技術進化 ・地球規模の高齢化 ・高速に強く結びつく世界 破壊力を持つ12の技術の紹介では、「今後10年の間に巨大な破壊力を示す可能性が高い」として、次世代ゲノム、新素材、エネルギーの貯蔵、石油とガスの採掘、再生可能エネルギー、ロボット工学、自律自動車、3Dプリンティング、携帯機器インターネット、IoT、クラウド技術、知識作業のオートメーション化が挙げられている。 どういう目つきで、未来を考えるべきかは以下のポイントを示している。 ・あらたな消費者層 ・資源 ・資本コスト ・労働市場 ・新たな競合の出現と競争のルールの変化 ・社会と政府にとっての戦略的思考 著者は、マッキンゼー・グローバル・インスティチュートというマッキンゼーの経済研究部門のリチャード・ドッブス、ジェームズ・マニーカ、ジョナサン・ウーツェル。MGIは、マッキンゼーのパートナーからの費用で運営されているらしく、データ収集と分析でご飯食べてるだけに、この本のデータの信頼性は高いと思って良いんじゃなかろうか。 想定読者は、経営層ないし、新しくビジネスを立ち上げる人、それらの人とビジネスをする人といったところだろう。 世界のビジネスで何が起きているかを直視して、自身に迫る危機をしみじみと考えてみるのも一興な本。
1投稿日: 2017.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マッキンゼーがデータに基づき、現代の潮流の変化を読み取り、予測した未来像。ひとつのシナリオとして受け止めるには良いが、堅実的で意外感には掛ける。
0投稿日: 2017.10.09
powered by ブクログ世界で最も有名なコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーが世界経済動向の調査・研究部門として設立したマッキンゼー・グローバル・インスティテュートが25年間の活動の中で蓄積したデータを分析し、”今後、世界はどうなる”が詳細に書かれており、ビジネスに於いては今後、どのようなリージョンをターゲットにどの様な製品・サービスを展開して行けば良いのか等、自分が働いている会社がどの様な方向に舵をきる必要があるか判る素晴らしい書籍です。成長したい人、これからも生き残っていきたい人にお勧めしたい一冊です。
0投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログ現在(2016末~2017前半)の世界動向、情勢、経済をあまり知らない方(例えば僕)が、それをざっくり知りたいと思った時にお勧めの1冊、中々面白かったです。この手の本は今(2016末)読むことが重要! 自分用にキーワードを整理しとくと以下の通り。 ・予想しがたい意外な街の都市化 ・都市化が生み出す爆発的経済 ・経済重心の目まぐるしい移動 ・ビジネスモデル、技術の早すぎる変化と労働力のギャップ ・地球規模の高齢化とその課題 ・加速し続けるグローバル化とビッグデータ ・新たな30億の消費者層 ・需要と供給比率問題(資源問題) ・インフラと資本 ・競争ルールの変化 ・政治が与える影響(個人努力で回避しきれない) 常識と思っていたことが、一瞬で常識でなくなる現在と未来、生きるのも大変です。
0投稿日: 2017.08.02
powered by ブクログ全体として、長く読みにくい。 それぞれの切り口に対して、数多くの事例に触れるのはいいが、あまりに表面的すぎるため、読んでいて頭に入って来なかった。 そのため、最後は流し読みになってしまった。 切り口もそれほど新しいものでもなく、期待はずれ。
3投稿日: 2017.06.22
powered by ブクログ近年のトレンドについて、データを基に要素を整理。 それに対する主に経営の視点での対処は、やや短絡か。 4つの破壊的力 ・世界経済の重心の移動 ・技術革新の加速 ・地球規模での平均年齢の上昇 ・世界のつながりの重層・強化 ↓ ・都市レベルでの展開 ・ライフサイクルの俊敏な更新 ・近々来る中間層のピークアウト ・天然資源の供給力の限界 ・未来の政府の適正な規模
0投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログ難しかった。。。 自分の理解力の無さを痛感。まあエッセンスは理解できた。 新興国の都市化による地球の重心の変化。 どんどん短くなる商品サイクル。 雪だるま式に早く大きくなる膨大な情報。 今までの常識で事業経営していたら生き残ることは到底無理、直感力を磨かなければならないと警笛を鳴らしている。
0投稿日: 2017.05.03
powered by ブクログマッキンゼーが予測する未来 R・ドッブス、J・マニーカ、J・ウーツェル著 激変する世界への備え説く 日本経済新聞 朝刊 読書 (31ページ) 2017/3/25 2:30 メッセージは、挑戦的である。未来は、私たちが慣れ親しんだ世界観をガラリと変えていくから、直観力を大胆にリセットしろと言う。人間は、現状維持バイアスが強く、たとえ証拠を示されても、自分の持つ仮説やアプローチを容易に変えないものだ。 例えば、グローバル化やテクノロジーの進化による生産性上昇に対して、「人減らしにつながる」という一般大衆の直観がある。しかし、歴史が証明しているのは、大衆の認識とは逆である。米国では、生産性向上とともに求人需要も増えている。政府には直観に逆らってでも変化を加速させる税制や規制を設けることが望まれる。 マッキンゼーが予測するのは、トレンドを破壊する4つの力が強まる未来である。新興国、テクノロジー、人口動態、通信などのグローバルなつながりの作用。この4つが私たちの世界観を一変させる。経済の重心は、大企業が本社を置く先進工業国から、中国のような新興国市場、特に人口膨張する都市に変わる。企業のライフサイクルは短くなり、経営者は今まで以上に素早い意思決定と経営資源の投入をせざるを得なくなる。 肝心なのは、トレンド変化が起こる変曲点である。直観力をリセットしても、変化がいつ起こるかがわからなくてはどうしようもないと思える。本書は、そこはわからないとする。 例えば、企業の資金調達コスト(資本コスト)は上昇すると見通している。私たちは30年間下がり続けてきた金利のせいで、それが未来も続くと錯覚しがちである。おそらく、新興国のインフラ投資が資金需要を掘り起こせば、世界の人口高齢化と財政赤字の長期化で資金供給が追いつかなくなり、資本が入手困難になる時代が到来するだろう。本書は、金利上昇と金利低下のどちらのシナリオが実際に展開するにせよ、企業が健康でいられるように、シナリオに二股をかけた対応を提示する。 評者はトランプ米政権によって未来が不透明になっている今だからこそ、本書を読む価値があると考える。何しろトランプ政権は、直観を前面に出して、本書のトレンドを破壊しようとしているからだ。どちらの真実が勝利するかを見極めたい。 原題=NO ORDINARY DISRUPTION (吉良直人訳、ダイヤモンド社・1800円) ▼著者はマッキンゼーの世界経済研究部門メンバー。 《評》第一生命経済研究所首席エコノミスト 熊野 英生
0投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログいわゆるハウツー本ではなく、本書を読んだとしても、明日からのビジネスの打ち手に繋がるわけではないが、少なくとも本書で述べる4つの世界的な潮流は理解する価値がある。
0投稿日: 2017.03.13
