
総合評価
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powered by ブクログローレンス・クラウス「宇宙が始まる前には何があったのか?」読了。現宇宙の創生はビッグバンより始まった事はなんとなく知っていたが、量子重力の点から宇宙が僅かな非対称性の為、空間や時間のない無から生じたとの事に驚いた。また非対称性の程度が変われば物理法則すらも変わるとの説も。圧倒的な読み応えに大満足です! あとファインマンダイアグラムの解説がわかりやすくて良かったです!
2投稿日: 2021.08.23
powered by ブクログ人間の叡智は現実に先駆けて科学原理を見出すことがある。例えばルメートルが指摘した宇宙膨張説、相対性理論による時空の歪み、ブラックホールも観測される前から既に予想されていた。更に面白いのは発見した科学者の思惑を超えて原理が自己主張を始めることだ。 https://sessendo.blogspot.com/2020/03/blog-post_4.html
2投稿日: 2020.03.04
powered by ブクログNHKを見て興味を持ち、疑問点を明らかにするために購入。 一部の謎は解けたけど、後半ちょっと微妙かな。
0投稿日: 2018.06.05
powered by ブクログずっと気になっていて、文庫になっていたのでようやく手にすることができました。 物理学の知識なんてあまりない私には難しかったです。それでも、一般的な専門書のような堅苦しい文章はなく、むしろ砕けた感じの文章に止まることなくすらすらと読むことができました。ただ、本文中にたびたび登場する『神』という言葉だけは引っかかってしまいました。科学と宗教がどう関係しているのだろうと。そんな疑問も最後まで読み進めると作者の考えが記されていたので納得。日本では到底起こりそうもない論争だなあと思いました。
1投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログ「昨日のない日」 ジョルジュ・ルメートルは、アインシュタインに「あなたの数学は正しいが、あなたの物理学は忌まわしい」と否定されながらも、宇宙の始まりの時をこう名付けたのだった。 137億2000万歳 WMAPによる宇宙マイクロ波背景放射から得られた宇宙の年齢。 突然、宇宙の膨張を加速させる何かが起こったわけではなく、膨張にブレーキをかける力(物質のエネルギー密度)が膨張によって弱まり、ダークエネルギー(空っぽの空間のエネルギー)の方が上回ったために、膨張が加速した。 ダークエネルギーが宇宙の膨張を支配するようになったのが、過去50億年かそこらの比較的最近。p163 第七章がこの本の真骨頂。 今から二兆年後、われわれの銀河団を除いて、すべての天体は観測不可能になる。 かつて可視光線だったものは、波長が伸びて赤外線やマイクロ派になり、いずれその波長は、宇宙のサイズよりも長くなる。 そのような未来の観測者たちは、1915年の観測者たちが見ていた宇宙「広大で空っぽの静的な空間の中に、われわれの銀河だけが存在している宇宙」を見ることになる。 「物理学は環境科学なのか?」 われわれが知る物理法則は普遍的なものではなく、たまたまこの宇宙で成り立つローカルな法則に過ぎないのか。
1投稿日: 2017.06.11
powered by ブクログ前から気になっていたが文庫版が出ていたので読んでみた。安心の青木薫氏の訳も含めて平易に記されており読みやすい。 ただアメリカ人である著者がキリスト教文化、ひいては人間中心主義である相手との対決姿勢を露わにし過ぎている。諸行無常、八百万を知る日本人からすると正直煩わしい。 カバーする範囲に多少差異はあるが、先に読んだ講談社ブルーバックスの『宇宙に「終わり」はあるのか』の方が、宇宙の創生から終焉までを無駄な情報なく遥かに整理されてわかりやすかった。
0投稿日: 2017.05.22
powered by ブクログ面白かった。真空の暗黒エネルギーはだいたい理解できたが、宗教の部分は(論争相手である宗教家の主張が不明なので)有効なのかどうかわからない。
0投稿日: 2017.03.07すべては無から
ビッグバン以後の宇宙の姿を、量子物理学の概念をとりいれて説明することによって、ビッグバンの起こる前の状態を、非常に解りやすく解説してあります。個人的には、完全には理解できない部分もありますが、一度通読して、流れを理解するには、最適の本かと思います。加速膨張している宇宙の未来について語り、色々な観察が可能である現在が、宇宙の履歴や未来を語ることができる特殊な時期であるという記述が、印象的でした。
1投稿日: 2017.02.06
powered by ブクログ最先端の現代科学によって解明されている、宇宙の謎の最新のお話。 難しい話を、一般人でも理解できるようになるべく平易な内容で解説を試みています。・・・ですが、やっぱり難しい(苦笑) 日本人の場合、宇宙の成り立ちが宗教に結びつくことはあまりありませんが、欧米では、やっぱり“神”の存在との関連を指摘されてしまうようです。著者は科学者であり、『反神論者』。宇宙の成り立ちの謎を“神”の存在に逃げようとする姿勢はなく、あくまでも科学的にアプローチしていっています。当たり前ですが。 NHKの白熱教室で、著者の授業があった様です。見たかったなあ。
1投稿日: 2017.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2017/1/7 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/4/11〜4/20 この本の内容は、まさに大学入学時に私が研究をしたかったこと。能力の無さに早々に見切りをつけて別分野に移ったが、ここまで解明されてきているとは...感動である。 読んでみて改めて自分にはこの分野の才能が無かったのを思い知らされた。
0投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログ【「種の起源」に匹敵! 宇宙論のパラダイムシフト】無からなぜ有が生まれたのか? 最先端の量子物理学は宇宙誕生の謎を解明しつつある。文系にもわかる、全米ベストセラーの衝撃の書。
0投稿日: 2016.12.27
