
フロイトとユング
小此木啓吾、河合隼雄/講談社
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総合評価
(4件)3.8
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powered by ブクログ日本を代表するユンギストとフロイディアンの対談。さすがにレベルが高く、私は話の半分も理解できていないのだろうな…と思わされる。ユングとフロイトに関する前知識は必須。 しかし、ほぼほぼ知識のない私でも読了できたため、難解ではあるがかなり分かりやすい言葉でお話してくださったのだろうな…と、感じた。 フロイトの理論に入り込みづらく、完全にユング派だったのだが、本書を読んで理由がわかった。
1投稿日: 2019.12.09
powered by ブクログフロイト派とユング派、日本を代表する両派の第一人者である小此木氏と河合氏の対談が収録されていて、とてもおもしろかった。教科書や専門書だけでは分からない、フロイトとユングの細かい人物像や、最後の方は日本文化論にも及んで、読み応えがあった。日本文化論のところでは、今の日本が抱える問題点が、両氏が対談した昭和53年のころから何も変わってないと思えたり、またこのころすでに予見されてたりして、そういう点も興味深かった。 ただ、対談、すなわち口語であるので、とても分かりやすい部分と、いまいち伝わりきれてない部分とがあり、その点が少し残念。これからもフロイトとユングのことは勉強していくことになると思うが、折に触れて読み返していきたいと思う。
0投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログ小此木啓吾、河合隼雄両氏の対談です。治療のことだけでなく、フロイト、ユングについても語られています。フロイトとユングのことを、著作や心理学の入門書で読むよりも身近に感じられた気がします。もっと色々読んでみたくなりました。
0投稿日: 2014.08.01
powered by ブクログ30年以上前に出版されたものなのに全然古さを感じない。人が変わらないのか、この二人が本質を見抜いているからか。今でも十分読む価値のある対談であり、もう二度と叶わない対談でもある。
0投稿日: 2014.03.28
