
龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(13)
川原正敏/講談社
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総合評価
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powered by ブクログ秦の滅亡。虞美人登場。項羽戴冠。劉邦漢中へ。韓信参戦。桟道を焼く。韓王成の死。 最終決戦への幕が上がりました。 というには性急すぎるかな。 虞美人は黄石だと思っていた予想がここで外れる。項羽の理解者たる彼女(黄石)だからこそ、最後まで寄り添い続けたのだろうなぁ、と感じていたのだけど。四面楚歌まで追い詰められてもなお、後戻りできない項羽を見捨てられずに、自ら斬られることを選んだのでは、というような。 半身とも言えるような存在の彼女を斬り、同じく半身と言えるほど戦場を駆ってきた騅が歩みを止め、そして自らの終わりを悟っても項羽は覇王であることをやめなかった。という終幕。 その幕引きに黄石がいるのであれば、彼女のパーソナリティが哀しさとやるせなさをもたらすのではないかな、と。 ただ、そうであるなら項羽が薄くなってしまうか。 と、妄想たれながしです。
1投稿日: 2019.09.03
