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岳飛伝 十二 瓢風の章
岳飛伝 十二 瓢風の章
北方謙三/集英社
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総合評価

9件)
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    本巻で遂に、秦容と岳飛の軍が動き出す! 南の方で街を作っていた二人だが、北伐の準備が整い、手始めに南宋の南の拠点を守る辛晃軍五万に戦いを挑む! 更に、李俊は自分の老いに負い目を感じており、死場所を探している。梁山泊の宿敵で、先の水軍決戦の責を負い左遷させられた韓世忠を打つ為李俊が動き出す! 李俊の本気、久々に見れます! 胡土児の下に梁山泊の重鎮が訪れる! 楊令の事に触れるのか? 燕青に依頼が舞い込む! 年をとっても浪士燕青! 梁山泊が結成された頃は宋が腐敗に満ちていた、しかし今は宋は秦檜が極力、腐敗を減らし、新たな産業を生み出す事に力を入れている。金国も兵役を受ける者の税は軽くし、漢民族には重税を掛けないが兵役を課さないというフェアなシステムを構築されている。 岳飛や秦容の北伐は替天行道と尽忠報国を宋と金国の漢民族にどう響かせるのか? 次巻以降が楽しみです!

    41
    投稿日: 2025.06.22
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    そろそろ終盤に差し掛かり、様々な場所で変化が起こり始める。 もう既に梁山泊はバーチャル組織化し、ビジョンを共有する人々が名乗りたければ名乗る場所になっている。 そんな中、秦容が結婚!この結婚式は良かった、人柄がでてる!

    0
    投稿日: 2022.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    秦容と岳飛らが北上し、南宋の南方軍を討った。 南宋では丞相 秦檜と太子の乳母 青蓮寺の李師師の争いの決着がついた。 本巻ではとうとう浪士 燕青が逝った。 梁山泊子世代が壮年になるし、時の流れを強く感じた。

    0
    投稿日: 2021.11.06
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    南方での戦いはひと段落ついたが、岳飛は如何せん規模がまだまだ小さい。 梁山泊と共闘しでるけど、どうなっていくのだろう? そして、韓正忠は梁山泊の老将に天誅。 ざまぁですね(^0^) いよいよ佳境も近い??

    0
    投稿日: 2019.02.06
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    多分南宋が一番充実していた頃になるのだろう。 南北に敵がいる状態とはいえ、金国は梁山泊軍との激戦直後で南宋まで攻めてくる力はまだないだろうし、岳飛達に対しては五万もの兵を置いてにらみを利かせているし。 一度梁山泊軍に大敗させられた南宋水軍は韓世忠を外して立て直したし。 皇帝には権威を与えても権力を与えていないので、秦檜の思う国造りの完成は時間の問題だと思われた。 その時、岳飛と秦容が手を組んで北上を始めた。 というど真ん中のストーリーはさておいて、今回は李俊が格好良かったなあ。 「俺は、李俊殿にもっともっと長く生きていただきたいのです」と泣く張朔(ちょうさく)に「人は、死ぬ。いつか、必ず死ぬ」と言って、沙門島の奪回にでかけて行くんだよ。 「おまえは、泣きながらこの任務を俺に与えてくれた、張朔。だから俺も、ひとつだけ約束しよう。死に場所は求めぬ。新しく生きる場所を求めるために、闘おう」 くう~、格好いい! それに引き換え、燕青(えんせい)に振られた仕事は、70歳を超えた燕青がやらねばいけない仕事だっただろうか。 だって体術だよ。 もっと若い使い手はその後一人も現れなかったの? 宣凱(せんがい)や王貴(おうき)が燕青にやらせることを決めたとは思えないし、納得いかない顛末だった。

    0
    投稿日: 2019.01.15
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    李俊が韓盛忠を討ち果たし、岳飛と秦容は北進に向けて動き出す中、青蓮寺の最後を見届けて燕青が役目を終えました。 残り5巻、歴史とは違う結末に向かうこの大河は、どこへ行き着くのでしょう。

    0
    投稿日: 2018.01.30
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    東では、梁山泊水軍が動き出す。李俊はここからの一連の働きで舞台から降りるのだろうか? 南では、岳飛と秦容が北に向けて動き出す。 北では、金の国主が代わり、戦が近づく。 一斉に状況が動き出す。その先には何がある? それぞれの志が、時代を動かす。

    0
    投稿日: 2017.12.24
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    浪子燕青が亡くなった。おそらく、大水滸伝シリーズを通じて(楊令は試してないので除く)素手では最強の使い手だったのだと思う。それでも、70歳という歳には勝てなかった。最後は自分の心の赴くままに李師師の元に赴き、劉正を道連れにして笛を吹いて終わった。最愛の出来すぎた妻も居るのに、男は最後は、悪女だけど片想いの女の処に行くのだろうか。女にはわからないだろう。男としても、彼ほどの男になってみないとわからない。 梁山泊側も他に孟康、喬じょうなどを失ったが、南宋も韓世忠や南征軍の有力武将を亡くした。死者が多くなって来て居る。彼らを斬る李俊、秦容の強さは圧倒的だ。燕青ではないが「ほんとうになさなければならないものを、持っているか持っていないか」の違いだったのかもしれない。 17.11読了

    5
    投稿日: 2017.11.11
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    いよいよクライマックスが見えてくる段になって、静かに盛り上がってまいりました。今頃気付くなよ、って話かもしれないけど、梁山泊を彩った漢たちに、それぞれの死に場所を与える物語なんだな、ってことが改めて実感された巻。今回は、だいぶ頑張ったモウコウ(カッコ悪い失敗が目立った晩年だったけど)、とうとう逝くのかっていうエンセイ(しかし最後の最後まで圧倒的に強かった)。リシュンやコウジュウにも死地が与えられそうな予感だし、残るは最後の巨頭シシンをどうするか、ですね。 あと、ここにきてやっと(?)カンセイチュウが戦死しました。何巻越しに書き続けたんだろ、これ。史実だとこのあたりで死ぬから、ある程度は予想は付くだろう、ってことで先走って述べたのかもしらんけど、そもそも完全にオリジナルストーリーなんだから、ひょっとしたら生き延びて大成するかもしらんがな。物語終了後ならいざ知らず、続刊している途中の巻末解説なんだから、ネタバレに関しては最大限の注意を払うべきじゃないか、といまだ思ってしまうけど、これはアリなのか?まあ、やっと決着がついたし、今回まででこれについて触れるのは止めにするけど。

    0
    投稿日: 2017.10.26