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秘す歌留多~上絵師 律の似面絵帖~
秘す歌留多~上絵師 律の似面絵帖~
知野みさき/光文社
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総合評価

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    事件で流産してしまった律の、お腹の中の新しい命はすくすくと。 不幸な女郎達の新しい人生を作る茶屋角屋は、美味しい団子と、涼太の店の美味しい茶葉で入れたお茶も評判に。 茶汲み女の一人が付きまとわれている。その男は世間を騒がす罪人の仲間。 律や涼太の寺子屋の師匠を巡るエピソードから、カルタを書き直すことに。 読み応えのある長編の一冊

    4
    投稿日: 2025.08.29
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    202505/歌留多・指南所の子供たちにからんだ出来事、子供の描写の丁寧さも結末も良く、地味めだけど良い一作だった。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    律さんの周りでもいろいろなことがある 嬉しいこと、楽しいこと、 悲しいこと、辛いこと、 毎日を生き生きと楽しく過ごせたら良いんだけれど……

    1
    投稿日: 2025.07.04
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    シリーズ第11弾。 今回は歌留多を題材にした話だ。律を取り巻く登場人物が心優しい人ばかりで落ち着いた気持ちで読むことができる。 手習所の師匠今井直之の言葉 「家は選べぬとも、心がけと心意気で風向きは変わる」 「仕合わせな者がずっと仕合わせとは限らないように、不幸な者がずっと不幸とは限らない。心がけと心意気次第で、道は閉じたり開いたりするものなのだ」は苦しみや悲しみを抱えている教え子達にとって心に残る言葉だ。 律もその言葉を胸に刻み、前を向く。 ご懐妊中の律。今度こそ元気な赤ちゃんを産んで欲しい。

    9
    投稿日: 2025.06.28
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    内容(ブックデータベースより) 懐妊した律。子どもが絡む事件に、まだ見ぬ我が子を思う――。大好評シリーズ第十一弾! 律の悪阻はだいぶ落ち着いたが、今までのように仕事ができないことも多い。周りの助けもうけつつ、焦らず目の前のことに取り組もうとしている。そんな折り、師匠の今井から指南所の歌留多を一新したいと依頼された。伊三郎が昔描いた一式が古くなり、「い」の取札は失くなってしまっているという。子どもたちに歌留多を新しくすることを告げた翌日、今井を訪ねてきた一人の男児が口にしたこととは――。 令和7年6月6日~6月11日

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    投稿日: 2025.06.11