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ブロックチェーン・レボリューション
ブロックチェーン・レボリューション
ドン・タプスコット、アレックス・タプスコット、高橋璃子/ダイヤモンド社
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総合評価

48件)
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    ブロックチェーンの初心者として本書を手に取りました。技術的な面も比較的容易に書かれているので読みやすく好感を持ちました。ブロックチェーンの本質は分散で、「誰のものでもないが皆のもの」ということで、ケビン・ケリーが別の本で述べていたように、コモンズ的な要素が強くあると思います。そして本書でも著者が述べているように、これまでの資本主義とは違う新たな経済形態を創出できる可能性があり、さらには資本主義におしつぶされそうになっている民主主義の回復ということも実現できるのかもしれません。 個人的な意見ですが、ブロックチェーンがその本来目指しているコモンズ的な機能を純粋に実現できるかどうかは、現在我々の社会を構成している、共同体、国家、資本制企業の存在を「消し去ろう」とするのではなく、それを高次に変質させよう、というアプローチが大事なのではないかと思います。国家を消し去る強力な武器であるかのように振る舞えば、逆にたちまち国家に取り込まれるのがオチだと思います。その意味では、本書を読んでマルクス主義者による19世紀欧州での共産主義革命とその失敗が頭に浮かび、ブロックチェーンも類似の道を辿る可能性がなきにしもあらず、と感じました。そしてブロックチェーンが純粋に持っているコモンズ的な機能はゆがめられて国家に取り込まれる、あるいは大資本企業に取り込まれ、変質した形で発展するというストーリーもなくはないだろうな、と思いながら全般的には非常に興味深く読まさせていただきました。

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    投稿日: 2023.04.28
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    ビットコイン投資などではなくブロックチェーンが同世界を買えるのかが書かれた本。ブロックチェーンのビジョンを知るという意味では良書だが、技術革新や制度変更が早い分野における2016年時点のものなのでこれから読む必要はないかもしれない。

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    投稿日: 2022.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビットコインなどに代表されるように、ブロックチェーンは金融とセットで解説されることが多いが、本質は「既存の社会の仕組み全てを変える可能性を潜めた技術」と言うほうが正しい。 世の中の大半のサービスには、何かしらの個人・組織が仲介している。それらの仕組みを、セキュアで可視性のあるP2Pな仕組みで一変する。 もはや、企業や行政・司法機関は取って代わられるかもしれない。

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    投稿日: 2022.01.30
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    ブロックチェーンという言葉は知っていたが、意味はわからなかったので手に取った。所謂中央集権的なネットワークではなく、分散型のネットワークで、一時期流行ったWINMXやwinnyのようなP2Pのことのようだ。 そのため読み初めは印象が良くなかったが、様々な革新的な事例をあげられると印象もガラッと変わった。 ただ、革命はじわりじわりと起こる事が多い気がする。そもそものインターネットもここまで当たり前になるとは予想されていなかっただろう。新しいものはなかなか受け入れられないからだ。ブロックチェーンの動向に期待。

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    投稿日: 2021.04.17
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    ブロックチェーンの果てしない可能性がわかり始めた。 インターネット黎明期に思い描かれながらまだ実現できていない、権力が分散し、各個人が平等に自由に繋がり合う世界をもたらすかも知れない。 特定の管理者のいないプラットフォーム、不特定多数が支え合うことにより不正や改竄ができないしくみ、これら新しい技術と概念はうまく活用すれば確かに人類史を根底から変えるかも知れないが、誤れば大惨事を惹き起こす可能性も秘めているということもわかった。新技術とはそういうものであるということか。

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    投稿日: 2020.04.17
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    技術的な内容ではない. 既存システムの何が問題で,Block Chainならどう解決できるかという考察が浅い.

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    投稿日: 2020.03.01
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    仮想通貨は流出問題をはじめ、逆風下に曝されている。が、その根幹を支えるブロックチェーン技術が素晴らしいことには、何ら変わりはない。

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    投稿日: 2019.11.27
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    ①インターネットに信用を与えるツール ②通貨以外にも応用が効く基礎技術 ③音楽、アート、iot、中間業者抜くなど出来る

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    投稿日: 2019.06.09
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    ブロックチェーンの概要、定義から長所、短所まで書かれている。どこかの専門的な知識は一切いらず、ブロックチェーンってどんなものなんだという雰囲気からつかむことができる。 次はブロックチェーンの実装本やArgurの専門的な本も読んでみたい。

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    投稿日: 2019.02.21
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    ブロックチェーンの具体的な技術についてはほとんど触れていないので、ブロックチェーンのしくみや技術を学びたい人にはおすすめできません。 ブロックチェーンでどういうことができるのか、将来どのような可能性を秘めているのか、そういった観点で書かれている本です。

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    投稿日: 2019.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アプリが主流になる。 イーサリアム:ブロックチェーンを利用して分散型アプリケーションを動作させるプラットフォーム。独自通貨「イーサー」。通貨以外にもどんな取引もできる。 会社名はコンセンシス。チーム間でコラボする。 シェアリング・エコノミー:集中型のプラットフォームにサービス提供者を集めて、転売しているだけ。

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    投稿日: 2018.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブロックチェーンを「信頼のプロトコル」と位置づけ、ビットコインの領域に留まらず、様々なビジネスモデルや企業などの組織、さらには社会をも変える可能性について、豊富な事例やアイディアとともに解説した一冊。 世界中に分散した利用者が、強固に守られると同時にオープンなデータを共同で管理し、正当なデータだけが記録される仕組みによって取引の信頼性を担保することで、銀行などの仲介者なしに取引者同士を直接結び付けるブロックチェーンのインパクトは、金融等の既存ビジネスはもとより、シェアリングエコノミー等の新たなビジネスモデルにも及び、また政府や行政の透明化や効率化、さらには企業等の組織のフラット化やオープン化を大幅に促進する可能性もあるという。 技術的な未熟さや不正利用のリスク、過度の自動化に伴う「機械による人間の支配」の虞など複数の課題はあるものの、適切なガバナンスの仕組みを整えることで、この技術を途上国支援、特に”インクルーシブな”社会の実現など、より大きな社会問題の解決に利用することもできるという著者の主張は納得感が高い。ビットコインに胡散臭さを感じている人は特に一読すべき価値がある良書。

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    投稿日: 2018.11.18
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    ブロックチェーンの技術の根底には触れないが、どのように活用すべきかの具体例を提示していて非常に実世界への応用について理解が深まった。 ただ素晴らしいと拍手で迎えるだけでなく、ブロックサイズなどの問題点についても考慮されている点が読んで良かったてん。

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    投稿日: 2018.11.04
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    業務上の必要に迫られ急いで読了。彼のBlockchain Research Instituteのfounder親子の著書。ブロックチェーンが世の中にもたらす変革の可能性について、パラダイムシフトという側面にフォーカスして解説している。金融やSIerだけでなく、あらゆるビジネスモデル、法律、政治、民主主義の根本までも覆し得る。ブロックチェーン自体の解説は、細かい技術面には踏み込まずに、コンセプトレベルにとどめているあたり、法外な会員費を搾取するBRIへの巧みな勧誘戦略だったりなかったり。ブロックチェーンが抱える問題点についても記述されているあたりは素晴らしい。

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    投稿日: 2018.09.23
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    ブロックチェーンが今、世界でどのように活用され始めているのかについてを詳細に説明した本です。400ページあり、結構分厚い。ブロックチェーンの用途は仮想通貨に留まらず、シェアリングエコノミーやIoT、公共サービスなど多岐にわたって活かせる可能性を示しています。一定の社会的技術的課題はあるとしながらも、かなりブロックチェーンについて好意的に書かれています。大変参考になりました。

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    投稿日: 2018.08.22
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    ブロックチェーンが普及した未来(ビジョン)を考えるための本。 技術的な話はほぼ載っていない。 なので、ブロックチェーンの技術詳細を知りたい人はこの本の対象ではない。 ビジョンを語っているので致し方ない面もあるが、あまりに明るい未来を想像しすぎていて、ちょっと違和感がある。 ただし、ネット通貨を媒体としたP2P取引が確立されれば、たしかに既存のお金を媒体とした金融や経済システムはガラリと変わるだろうとは思う。あとはネット選挙とか個人の医療情報とか、「信頼プロトコル」を使った方がよいケースは結構ありそう。不要な中間業者が淘汰されるのは、消費者としてはすごくありがたいし。 なお、プライバシーをブロックチェーンに乗せれば信頼できる社会が・・・云々の話はかなり眉唾。今のようにフェイクニュース全盛で、皆が見たいものだけ見ている時代に、嘘の個人情報などいくらでも流せる。その情報をどうやってブロックチェーンで信頼担保できるのか?嘘の情報に、より強い鍵がかかって流通するだけである。 これはテクノロジーの話ではなく、社会全体の話であり、1技術で解決できる問題ではない。 そういった負の部分も一応解説してくれてはいるが、あまりに想像する未来が明るすぎて打ち消され、説明が足りないように感じた。なので★3つ。 前進するための明るいビジョンを得たい人にはすごく良い本。 何か新しい技術が勃興したときは、こういう本こそ大事なんだろうと思う。

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    投稿日: 2018.08.18
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    会社の先輩がオススメしていたブロックチェーン入門書。まだ最初の部分だけしか読んでいないけれども、これは分かりやすい!

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    投稿日: 2018.06.16
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    ブロックチェーンが何なのか全くわかってなかったが、技術的な話を抜きにして分かり易くコンセプトや、テクノロジーの現状と課題、潜在的なポテンシャルまで網羅されていて、入門書としてはこれ以上ない読み物でした。

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    投稿日: 2018.05.14
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    ブロックチェーンが社会にもたらす変革が、金融のみならず政治や行政、経営など様々な視点から簡潔に説明されている。 ブロックチェーンの課題もいくつか指摘している点で公平性もある程度保たれている。 個人的には、従来の暮らしを根底から覆してしまうようなイノベーションについて、3年前(2015年)にはこれだけ多くの議論が世界中で巻き起こっていたにも関わらず無頓着だったことに危機感を覚えた。 自分自身のアンテナの弱さに辟易としたのもあるが、2017年になってようやく「仮想通貨は儲かる!」とか「仮想通貨は実体のない通貨だから危険!」等の議論が耳にとまるようになった日本のアンテナの弱さにも原因の一端があるのではないか、と感じた(完全に責任転嫁)。

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    投稿日: 2018.05.06
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    2018/03/17読了。ブロックチェーンの未来・ビジネスモデルのアイデアを解説した本である。 まず、ブロックチェーン技術に関しての話であって、仮想通貨/暗号通貨の話ではない(それが包含されているものの)。 ブロックチェーンは、末端を自動化するのではなく、中央を自動化するものだ、すべてのプラットフォームビジネスは、ブロックチェーンによって置き換わる、といった内容を各ビジネスモデルに落とし込んで解説している。 技術的な背景というよりは、ブロックチェーン技術でどのような未来を考えられるか、といった話が多く、興味深かった。

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    投稿日: 2018.03.18
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    「デジタルデータにおける真正性の確保。」これを可能にする技術がブロック・チェーンだと理解している。普及すると思ってるんだけどな。仮想通貨の惨状みてると自信なくなってきた(笑)

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    投稿日: 2018.03.17
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    「ブロックチェーン・レボリューション ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか」 ドン・タプスコット+アレックス・タプスコット ★★☆☆☆ 「ブロックチェーン=仮想通貨」というイメージしかない一般人にとっては驚きだった。 インターネットと同じインパクトがブロックチェーンにはあるのだ。 インターネットって個人が配信しているように見えるけど、その実はどこかの企業の上で成り立っているのだ。ホームページだろうがTwitterだろうが。それはあくまで自分の複製なのだ。 ブロックチェーンなら自分自身がインターネットに乗ることになるのだ。 ただ、この自分自身がインターネットに乗るにはそもそもブロックチェーンを使うことのメリットがもっと出なきゃだし、簡単にできることも大事だよね。膨大な情報を素早く探し出せる手法も必要だし先は長いように感じる。 それよりも、IoTの管理をブロックチェーンで行うのは魅力的だ。ほっとけばIoTどうしが勝手にやり取りするなんて未来だな。 #引用 ・ビットコインと違うのは、通貨の取引だけでなく、どんな取引でっも実行できる点だ。イーサリアムには、ブロックチェーンを使ってアプリケーションを開発するための便利な道具が組み込まれている。これを使えば分散型のゲームアプリから証券取引所まで、実に幅広いサービスが実現できる。 ・スマートデバイスにブロクチェーンを導入すれば、間違いや不正の心配をすることなく、デバイス同士で直接取引をすることがかのうとなる。 ・モノのインターネットにブロックチェーンが不可欠である。 ・ブロックチェーンIoTは「分散型資本主義」を海、再分配ではない富の「分散」を実現するだろう ・ブロックチェーンの登場で、ソリューション・ネットワークの可能性はさらに大きく広がった。情報だけでなく、価値を直接やり取りできるからだ。 ・ブロックチェーンは経済の万能薬ではない。結局のところ、豊かさをつくるのはテクノロジーではなく人間だ。 ・今までのインターネットっていうのは、「情報のインターネット」でしかなかった。そこでやり取りできる情報は、基本的には「コピーされた情報」でしかなかった。 ・ブロックチェーンは、複製が許可されていない情報(お金など)に正当性を付与することができるようになり、それを公開された台帳上でやり取りすることが可能になる。

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    投稿日: 2018.02.26
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    やたら既存の銀行やらなんやらを敵対視していて、本当にそんなリスク心配してんの?またいな話もありましたが、ブロックチェーン全般の説明、かつ技術の話ではない、という意味ではかなりわかりやすいものでした。事例が頻出するので、それが理解を助けてくれました。 全くのブロックチェーン初心者には流石に難しいので、webの記事をあさり飽きた方が読むのに、とても良いかと思います。

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    投稿日: 2018.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブロックチェーン技術を活用した事例が盛りだくさん。 数年後には本著で描かれている世界が少しでも実現していたら非常に面白いと思う。

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    投稿日: 2018.02.04
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    今となっては、ブロックチェーンの悪い所ばかりがニュースとして取り上げらるようになってきており、2年前に正しく指摘していた本ということか。まだ実験段階なのかもしれないこの技術の今後の展開が楽しみになる?。しかし、翻訳本はどれもこれもページ数が多い。結果、飛ばし読みしてしまう。

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    投稿日: 2018.01.12
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    【概要】 ブロックチェーンの技術が世界をどのように変化させていくか知ることが出来る1冊。各業界における変革の概要とそれらに取組むスタートアップ企業、団体等が紹介されている。著者はイノベーションやグローバリゼーション研究に関する世界的権威。 【内容】 ・現状のインターネットは大企業、政府が支配。Amazon、Google等にデータが収集され、各国政府は人々を監視し、世論を操作している。ブロックチェーンによって個人のプライバシーや安全が守られ、データが自分のものとなる世界や、大企業が情報・技術を独占せず、誰もがテクノロジーの発展に参加できるオープンな世界が実現する可能性がある。 ・ブロックチェーンにおける取引の信頼、保証は日々のやりとりに組込まれ、P2P(自立分散型)ネットワーク上に分散している。情報を更新する権利はネットワークの参加者に分散され、悪意による改竄、乗っ取りを不可能にしている。例えばビットコインの場合「プルーフオブワーク」(時間とコストをかけた人に更新権利を多く与える仕組み)を利用している。 ・ブロックチェーン上では利己的な行動(関わる人のインセンティブ)が全体の利益になること、不正のできないプラットフォームがあること、個人情報を一箇所に集めないためプライバシー確保可能なこともポイント。前述の仕組みによりブロックチェーンは単なる支払の道具ではなく、人権、真実を守る手段になりうる技術にも成り得る。 ・金融サービスにおける変革は送金業務のみに止まらず、本人・取引認証や、資金の貸し借り、保険などのリスクマネジメント、会計作業等がブロックチェーンで応用可能となり、既存金融ビジネスが成り立たなくなることが予想される。 ・その他ビジネスや芸術、政治分野においても、これまで搾取、抑圧されていた人々に正当な対価や公共サービスが届けられる可能性を論じている。 ・ブロックチェーンの課題として、ネットワークのキャパシティ不足、ツールを洗練させる必要性、政府による規制、既存業界からの圧力等が挙げられる。しかし著者はこれら問題が関わる人々の意思で乗り越えられると考えている。 【感想】 現状ブロックチェーンというとフィンテック、ビットコインに付随する技術とだけみなされがちだが、金融のみに止まらない革命的技術だと感じた。パラダイムシフトはすぐそこまで迫っており、我々も事業の変革を見据える必要がある。

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    投稿日: 2018.01.08
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    前半ではブロックチェーンとビットコインの仕組みをテクニカルな話は薄いながらもわかりやすく解説し、後半では、ブロックチェーンの活用で、金融、企業、IoTを含むビジネスモデル、政治などがどのように変化するかを示唆します。 電子政府で名を馳せるエストニアでの先進的なブロックチェーンの活用は驚きです。とは言っても誰かがデータを管理している訳ではないので、完全な自己責任、お上に従順かつ依存する日本人にはまだまだ難しいような^^;

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    投稿日: 2017.12.24
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    巷でブロックチェーンの傑作本との評判ということで、読んでみたのですが、噂通りの本でした。 ブロックチェーンの解説本というと、その多くはその技術解説に偏っていたり、仮想通貨等のフィンテックに偏った本が多く、よく言われるブロックチェーンの革命性については、今までイマイチよくわかっていませんでした。 この本は、ブロックチェーンの革命性についてのみ語った本と言って良いのではないでしょうか。ですからブロックチェーンの技術解説にはほとんど触れず、ブロックチェーンによって、いかに世界が変わる可能性があるのか、その未来予測も交えながら語ってくれます。この本を読むと、インターネットが情報革命と言われつつも、それはまだ序章に過ぎず、ブロックチェーン技術によって、中央集権型の情報流通が破壊される本当の意味での革命が起こる可能性があることを教えてくれる本です。 ブロックチェーンが世の中で広まれば、ビットコインのように承認を行う管理者が必要なくなり、Facebookやgoogleのようにビッグデータで巨万の富を独占する企業もなくなるかもしれないのです。裏返せば、インターネットで一攫千金を狙うことが難しくなるかもしれないとも言えます。 クリスアンダーソンのメイカーズのように、新しい技術による革命的な明るい未来を見させてくれる本です。

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    投稿日: 2017.12.03
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    次世代に向けての思考を広げるための良書。文系の人間もこれを読むと、IT技術革新でここまで来ているのか!と驚く。ビットコインにはじまるブロックチェーンが、仮想通貨の域を超えて、通信の世界、モノの世界まで幅広く変革をもたらすと、私たち人間はどうあるべきなのか、よく考えさせられる一冊。2度読み直したが、その都度、発見がある本です。

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    投稿日: 2017.08.08
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    ビットコインを支える技術として『ブロック・チェーン』というキーワードをよく耳にするようになったので、気になって読んでみた一冊。 特徴や概念、今後の社会に与えるインパクトなど内容は盛りだくさん。まとめると『仮想通貨の管理だけではなく、あらゆる取引や信用情報を、改竄困難な形で分散管理する基盤』ということかなと。 ただちょっと誉めすぎ感があるのと、実装イメージは湧きにくいかなという印象。

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    投稿日: 2017.07.18
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    基本的な内容中心で導入書としては良いがそれにしてはボリューミー。ブロックチェーンによってこれまでのインターネットビジネスの仕組みが変わる。プラットフォームが必要なくなる。個人の評価があらゆるサービスで形成されていく。また仕事のやり方も変わる。三式簿記によって会計士が不要になるのはまさにその通り。

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    投稿日: 2017.07.03
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    レビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-12288660975.html

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    投稿日: 2017.07.01
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    こんな人にオススメ ※ITの話ですが、知識はそんなにいらない。ブロックチェーンの技術が社会にどんな変化をもたらすと予想できるか、が焦点であるため。 ・ブロックチェーン?ああ、ビットコインとかFintechと絡んでるやつだっけ?程度は知ってる方。 →あ、応用するとこんなことまでできるのか〜!ってなります。 ・自分が持ってるちょっとしたスキル(服のボタンつけができる、目玉焼きが作れる、●●が好きでアドバイスくらいならできる)を持ってて、発揮できる機会はないもんかとふと思うことがある人 →ちょっとワクワクできるかも ブロックチェーンの今後の動向を注視していきたくなる一冊。 個人的にはブロックチェーン社会になったところで、人間としての節度を守らなきゃいけないというのが変わらないのであれば、今の社会のままでもブロックチェーン社会でもどっちでもいいと思う(←後ろ向きw あと、インターネット技術ありきなのも気になる。ネット社会だとか言われつつ、PCやスマートフォンが普及してない国、やむを得ない事情で使えない人が世界中にたくさんいる。その人たちは置いてけぼりにならないのだろうか。(本書には途上国支援や社会的弱者支援の視点からも書いてあったけど。)

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    投稿日: 2017.06.25
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    ブロックチェーン化するとどのように世の中がかわるかの考察が網羅されていた。 理系ではないので技術的な詳細はわからないが、 仮想通貨以外にもあらゆる分野で活用しうることは学べた。

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    投稿日: 2017.06.24
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    ブロックチェーンの解説本。コンセプトは分かったが、技術的な解説としては、思ったよりもわかりやすくなかった。

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    投稿日: 2017.06.14
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    ブロックチェーンの7つの原則 1.信頼:嘘をつかないネットワーク 2.権力:力の集中から分散へ 3.インセンティブ:利己的な行動が全体の利益となる 4.セキュリティ:不正のできないネットワーク 5.プライバシー:個人情報のブラックボックス化 6.権利:スマートコントラクトによる明確化と自動化 7.インクルージョン:格差を解消するデザイン

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    投稿日: 2017.04.22
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    分厚い本のため、流し読み。ブロックチェーンで金融だけでなく、政治や教育まで幅広く社会全体がまで幅広くという内容。これだけ見るとブロクチェーンが全てを解決する魔法のランプにみえてくるが、そう思わえるくらいの考察がされている。「信頼できる分散処理」という、従来は理想でありながら実現できなかったことができる可能性があるため、期待は大きい。未来が楽しいになる一冊。

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    投稿日: 2017.04.20
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    ドン・タプスコット/アレックス・タプスコット「ブロックチェーン・レボリューション」を読了。 「インターネット以来の衝撃」とも言われる技術”ブロックチェーン”。かくいう自分は、ブロックチェーン=ビットコイン=水物、怪しいもの。もっといえば、マネーロンダリングなどの犯罪の温床でしょ、、、という、どちらかといえば悪い印象しかありませんでした。 しかし、この本を読んでその考えは180度変わりました。今ではすっかり「スゴイ技術かもしれない!」と思うようになりました。 ブロックチェーンとは、「信頼のプロトコル」と言われるように、中央集権的機関・組織がなくても、コンピュータが自動的に”信頼”を担保する技術です。だから、この技術を使えば、国や銀行がなくても、通貨としての”信頼”を担保する「ビットコイン」が成立するわけです。しかし、ビットコインだけを見ていると、投資対象、もしくはフィンテック系の話にしか頭が働かないのですが、この著書ではブロックチェーンの本質に迫っているところが面白い。 ブロックチェーンの本質とは「仲介者を排除することで、誰もが自由に、豊かになれる相互ネットワーク」。 例えば著書の中では、今までなら銀行の口座やクレジットカードすら持てなかったような新興国の人々が、ブロックチェーンによって資金を募り、起業することができる。だとか、AirbndやUberといったシェアリングの仲介業者に不必要な個人情報を提供したり、仲介手数料を支払ったりせずとも、ブロックチェーンによってドライバーと利用者だけの契約でより低価格でサービスが受けられる、といったものが、予測できる未来、もしくはすでに起こりつつあるムーブメントとして紹介されています。 つまり、サービス提供者や受益者が本来得るべき対価を、完全に個人に帰属させ、無駄で余計な搾取をしている企業や組織をぶち壊してしまおうというものです。ただし、これはブロックチェーン推進派のある意味「理想郷」であって、国も銀行も無くなってしまうような世界がすぐにやってくるということはないでしょう。 (なので、ブロックチェーン推進派にはリバタリアンが多いらしい) ただ、個人的には、ブロックチェーンが持っている「仲介者の排除」という概念には感銘を受けました。同僚やクラスメート、ご近所さんとのモノの貸し借りと同じで、シェアリングという行為には本質的に仲介者など必要ないからです。 そういった意味で、本当にこの技術が正しく発展していくのなら、AirbnbもUberも、将来的には駆逐されてしまうかもしれない破壊的な技術だと感じました。 一方で、ブロックチェーンという技術にのしかかる、倫理的な課題もあります。この技術によって、世界がこれまで以上に透明で効率的になるかもしれませんが、すべてがデジタルで決定され、人間の曖昧さや感情の入る余地のない世界は本当に受け入れるべきなのか。受け入れられるのか。そして、ブロックチェーンは「本当に信頼できるのか」また、万が一信頼が崩れた時には、「誰が責任を取るのか」。 これらの課題は、完全自動運転技術とも通じるものがあると思います。 著書にも書いてありますが、あらゆるテクノロジーには良い面も悪い面もあります。私たちが使っているインターネットだって、スマートフォンだって同じです。そしてその技術自身は中立であり、誰が、どのようにして運営・発展していくか、つまり人間の使い方によって技術の良し悪しが決まってしまうものです。 未知の技術でありながら、こんなにリアリティを持って未来の世界が想像できる技術もそうそうないのではないかと思います。これも著書にあるように、今後はこの不安定な技術を育てていくガバナンス機構が必須なのだな、と感じました。 このように、新しい秩序をもたらそうとする技術、使い方次第では想像もしないような世界が到来するかもしれない技術、よく分からないものを有志たちが見守りながら発展していく技術といった様相は、まさにインターネットと同じだなと思いました。 というわけで、自分はこの技術の恩恵を受けるかも分からないし、使いこなす技術もないただの傍観者ですが、ブロックチェーンの未来に期待する一人となったのでした。 テクノロジーやイノベーションに興味がある人は、ぜひ手にとって読んで見てほしいです。

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    投稿日: 2017.03.28
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    グリーベンチャーの堤さんもオススメしていたので、遅ればせながら読了。感想としては非常に面白かった!正直、IoTやAI以上によくわからなかったブロックチェーンというものの現在、そして可能性の一端に触れることができた。しかしこの手のやつはやっぱり自分で触ってみないとなんともなんだよな〜 P5 要するに彼が言いたいのは、インターネットで取引をするためには根拠のない信頼が不可欠であるということだ。インターネットの仕組み自体には十分なセキュリティが備わっていない。だからこそ僕たちは仲介者を神のごとく信頼するしかない P19 けれど、もしもバーチャルな自分を自分だけのものにできたらどうだろう。つまり自分というものをブラックボックス化して、外から操作できないようにするのだ。何かの許可を得るときは、それに関連するデータだけ見せればいい。(中略)これを「永続的なデジタルID兼ペルソナ」と呼ぶ。 P22 「たいていの技術は末端の仕事を自動化しようとしますが、ブロックチェーンは中央の仕事を自動化します。タクシー運転手の仕事を奪うのではなく、UBERをなくして運転手が直接仕事をとれるようにするんです」 P24 「ブロックチェーンの核にあるのは、何かの所有権を確実に取引するという考え方です。その対象はお金でも、モノでも、アイデアでもいい。大事なのは単に土地を記録することではなく、そこに関わる権利をも記録して、所有権が侵されないようにすることです」 P115 ノーベル賞経済学者のロナルド・コースは、1937年の論文「企業の本質」のなかで、会社が存在するのは取引コストを効率化するためだと説いた。取引コストとは、人と人とが取引する飢えで必要になるコストのことだ。具体的には、検索コスト、契約コスト、調整コストの3つが主に挙げられる。(中略)企業を維持するコストが外部との取引コストを下回っている限りにおいて、企業はその規模を拡大できるとコースは言う。 コースの後継者でノーベル賞経済学者のオリバー・ウィリアムソンは、企業の存在理由が「対立や不一致の解決」にあると説いた。(中略)でも企業内でのトラブルなら、その影響範囲は最小限に留められる。ウィリアムソンは論文の中で次のように述べる。「実際のところ、組織内部の契約は忍耐によって支えられており、そのなかで企業は裁判所の役目を付与される。それゆえに企業は、市場にはできない命令を実行することができるのである」

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    投稿日: 2017.03.20
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    まだよく理解できていないが、ブロックチェーンによって世界が大きく変わることは間違いない。 ☆7つの原則 ・原則1・信頼:嘘をつかないネットワーク ・原則2・権力:力の集中から分散へ ・原則3・インセンティブ:利己的な行動が全体の利益になる ・原則4・セキュリティ:不正のできないプラットフォーム ・原則5・プライバシー:個人情報のブラックボックス化 ・原則6・権利:スマートコントラクトによる明確化と自動化 ・原則7・インクルージョン:格差を解消するデザイン

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    投稿日: 2017.03.14
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    ブロックチェーンのトレンドを要領よくまとめてある.私の問題関心だったEdTechへの言及がほとんどないのは残念だが,音楽業界について書いてあることは,そのままEdTechに通じるところもある.

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    投稿日: 2017.02.24
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    ビットコインはブロックチェーンという技術に支えられている。記録の信頼性を劇的に高めるこの技術によって社会はどう変わるか。

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    投稿日: 2017.01.25
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    次世代のインターネットの中心であるブロックチェーン技術はまさに知っておかないといけない技術だ。そういう意味で本書は今年NO.1の本になると思う。ビットコインの中核であり、分散技術、暗号化されていてセキュリティも高く、取引コストも安くなる。金融業界を緒として他業界にも広まっていくと思われる。まさに革命のインパクトだ。分散台帳技術、送金の便利さ、ハッシュレート、スマートコントラクト、価値の保存、会社が存在するのは取引コストを効率化するため、自律分散型、メータリングエコノミー、マイクログリッド(電力)、今後貨幣にとって代わるもの、デジタルID等次の時代を占う意味でも知っておく話題だ。

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    投稿日: 2017.01.22
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    インターネットは人と人をつなげたが、ブロックチェーンはさらにモノとモノをつなげてくれるのだ。 最近になってやっとブロックチェーンを理解してきた。 それまではフィンテックの一部だとしか考えていなかったし、世界を大きく逆転させる可能性を秘めた技術だという認識がなかったが、やっと世界でなにが起きてるかを理解できた気がする。 日本の注目度の低さに唖然とするが、個人的に今後も注目して行かなければいけない話だと感じている。

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    投稿日: 2017.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Fintech分野の中でも特に重要なブロックチェーンに関して体型的に学ぶこととと、ブロックチェーンの金融以外での活用性について見聞を深めるため購読。 読んでよかったことと感じたことは、インターネットが実現したことは「データ・情報の世界的なデジタルネットワーク化」であったのに対し、ブロックチェーンが実現したことは『信頼取引のデジタル化』が本質であるということ、中央集権型ではなく分散ネットワーク型で「取引」の非常に原始的なところに注力して且つシンプルに作られているため逆に強力であること。「ビットコイン」という名で作られているため金融にフォーカスされて語られるが、技術コアはそこに限定されているわけではないため、汎用性が高く、金融だけでなく、今後企業経営(ビジネスモデル・ものづくり)、国や国民の在り方にも今後少なからぬ影響を与えていくと思われます。 一気に読んでしまったの今後は改めてビットコインの仕組みや技術、歴史や展望に関して簡単に体系的に整理して見たいと思いました。

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    投稿日: 2017.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本年最後の読書。 「だから、この本が描くのは未来予測ではない。 僕たちが実現すべき未来のビジョンだ。」(p.32) 「インターネット革命」が成しえなかったあるべき理想社会(「誠実で安全で協力的で、あらゆる取引のプライバシーが保たれる場所」(p.31))を、「ブロックチェーン革命」によって実現すべき、という2015年末時点での檄文。 現在のシェアリング・エコノミーは過渡的形態であり、ブロックチェーンによって完成する(「bAirbnb」)、と言う。「イーサリウム」によって、コースの「取引コスト」は極少化され、「自立分散型企業(DAE)」が出現するのか? 果たしてブロックチェーンが真の「革命」をもたらすのか、エスタブリッシュメントに取り込まれて単なる「海外送金」の低コスト化に終わるのか、未だ未だ判らない。

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    投稿日: 2016.12.31
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    新聞紙上で知ったブロックチェーンによる技術はいかなるものか知りたくて本書をとりました。ビットコインのベースになっているだけでなく、中央集権、ヒエラルキーの否定といった政治体制への変革もブロックチェーンを通じて見えてくる点はスケールの大きさとともに、未来への期待を抱かずにはいられない刺激が大きいものでした。

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    投稿日: 2016.12.26
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    ビットコインのコアテクノロジーとして世の中に知られるようになったブロックチェーンという概念。中央管理機構を必要とせずに所有権や信用情報の取引を保証するこの仕組みが、広い可能性を持つことは一部の人には認識されている。一朝一夕にブロックチェーンが敷衍して世の中が変わるということではないが、長期的には大きく世界を変える可能性を持っていると言われている。少なくとも、ビットコインの成功はその可能性を人々に強く意識させた。中央銀行を含む金融システムや不動産取引、音楽や映像などの流通システム、投票システム、などがブロックチェーンにより革命的に変わる可能性がある業界として挙げられている。ブロックチェーンは、VISAなどのクレジットカードやATM・送金などの銀行などの既存業界だけでなく、UberやAirbnbなどのベンチャビジネスにも大きな影響があると指摘する。 たいていの技術は末端の仕事を自動化するが、ブロックチェーンは中央の仕事から自動化する。だからこそ革命的と言われるのだし、同時にわかりづらいものとなっている。 経済学者のロナルド・コースによると企業の本質は取引コストの効率化であるという。取引コストとは、検索コスト、契約コスト、調整コストの3つがある。ブロックチェーンはある分野においてこの取引コストを取り除くことができるかもしれない。その帰結として、社会の働き方にも大きな影響を与えることになるのかもしれない。 著者は、この本に書かれていることは未来予測ではなく、実現すべき未来のビジョンであると宣言する。現在のブロックチェーンの状態は、1992年時点のインターネットのようだという。この本で挙げられた企業のいくつかが明日のAmazonやGoogleにならないとも限らない。本の内容は、それほどわかりやすくもなく、詳細でもないが、確かにこの分野をわかっていなければならないのだろうなということは感じることができた。 著者のドン・タプスコットは、『ウィキノミクス』や『デジタルネイティブが世界を変える』などの著作もある。目端が利くというか、流行にいち早く乗っかるというか、そういうポジションをしっかりと築いている。ちなみに共著者のアレックス・タプスコットは息子らしい。 --- 『デジタルネイティブが世界を変える』のレビュー http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4798118869

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    投稿日: 2016.12.19