
総合評価
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powered by ブクログとある古本カフェで何気に買った本。解説含めて267ページ、1cmあるかないかの、薄っぺらとまでは行かないにしても充分に「薄い」本である。 しかしその内容たるや凄まじくて素晴らしい!最近はベタベタ付箋を貼るのを控えてはいるのだけれど、気がついたらベタベタ本になっていた。 とにかくその「城」に行くまでのルート、周辺の景色、食事をした店のメニューから地酒ブランド、泊まる温泉、何よりその城の歴史や関わった人々を描いた小説などの参考資料までが網羅されていて、ここは行かねば、これは読まねば、という旅好き本好きの背中をバンバン押しまくってくれる「超」のつく良書! 『ちいさな城下町』というだけあって、名古屋城やら姫路城やら観光客だらけの場所ではない。ともすると「城」自体も無く城址記念公演だけ、だったりする場所もある。 それなのに安西さんは、豊潤な知識と感覚で、そんな中からも数世紀前の人々の暮らしや感情を読みとってみせる。いいなぁ、すごいなぁ、うらやましいなぁ。 改めて安西さんのシンプルでいてなんとも言えない個性と表情のあるイラストレーションを思い出してほんのり優しい気分になった。 本書はもともとオール讀物での連載で、文庫化されたのは安西さんが亡くなられてかららしい。文庫版の解説を書いたのは元NHKの松平定知さん。現役時代は、いかにも「松平家末裔」らしく誂え感プンプンのダブルのスーツがともすれば嫌味に見えるくらいの人だったけれど、この解説で中日ファンだった安西さんに対抗してジャイアンツファンだった少年時代を思い起こし(これホントなら逆よね。安西さんは赤坂育ちの生粋の東京人、松平家は三河の出じゃん?)、日本シリーズで西鉄(‼︎)に負けた時の相手のラインナップをすらすらと書いてみせたのには大いに拍手モンで、一気に嫌味感が吹っ飛びました。 とてもいい読後感でした。
1投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ行った事があるのが、 飯田市(飯田城)、米子市(米子城)、岸和田市(岸和田城)、掛川市(掛川城)、西尾市(西尾城)、大洲市(大洲城)、亀山市(亀山城)、高梁市(備中松山城)。 米子城は期待以上の素晴らしい石垣だった。高梁市は城下町の面影が色濃く残り、麓の尾根小屋の石垣も見事だった。 行った事のない中でまず行きたいのは二本松城だが、いつになったら行く機会が出来るものか。 丸善さんすて岡山店にて購入。
0投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ四国カルストに寄った帰りに当初は予定していなかった大洲市のニッポニアホテルに宿泊。大洲城と旧市街地を散策した際に、城下町ってやっぱいいなあ〜と思って、なんかゆかりのある書籍をと思って購入した一冊。 著者が訪れるきっかけになるあたりはよいけど、各城の歴史に関する部分は少しとっつきにくいかもね。 ここに記載のある城で行ったことあるのは、高梁市の松山城と大洲城くらいか。他のお城も訪ねてみたいな。
0投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ安西水丸(あんざい みずまる)(1942~2014)「ちいさな城下町」、2014.6刊行、2016.11文庫。10万石以下の城下町の雰囲気と名物を味わう紀行エッセイです。行田(忍城)、西尾(西尾城)、米子(米子城址)、高梁(備中松山城)など20ヶ所が紹介されています。「のぼうの城」で有名になった忍城、行田と言えば足袋・足袋と言えば行田、そして名物のフライとゼリーフライ。行田にはさきたま古墳公園もあります。
0投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログ各地の城と城主一族のエピソードが主たる内容ですが、歴史好きなら知ってる話しが大半。 書く文章は読む文章に影響されるような気がする。 村上春樹に似てるのは多くの仕事を一緒にしてるから? この仮説が当たってるとしたら、ヤフーのコメント欄とか見んほうがいいんだろうか。
0投稿日: 2019.05.15
powered by ブクログ20170319 お城を巡る旅行記のようで楽しめた。単なる歴史紹介でない所が良い。たまたまかもしれないが作者の命日に読み終わった。無作為にページを広げ開いた城を見に行ってみようかな。
0投稿日: 2017.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3年前(3日後が命日だ!(◎_◎;))に亡くなった、安西水丸さんの訪城記。その選択も渋いっす。村上城とか、安中城とか、請西藩とか、多くの人が知らないんじゃないか。 城跡と町の歴史と街並み、酒、食べ物、温泉、そして前フリ的に語られる、安西さん自身の思い出やエピソード。添えられたイラストとも相俟って、ほどよく肩の力の抜けた読み物になっている。 ふらっと旅に出かけたくなる一冊。
0投稿日: 2017.03.17
powered by ブクログ21か所の城下町が紹介されていたが、私が訪れたことのある所は2カ所で、他の場所は行ってみたいとこばかり。2カ所についても思い出しながら読みました。
0投稿日: 2017.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村上春樹の作品の挿絵等を書いており、作品の展覧会にも行った。 お城好きとは知らなかったが、大変楽しい本になっている。歴史への含蓄も深く、勉強になった。
0投稿日: 2017.01.01
powered by ブクログタイトル通り、比較的地味な城跡をめぐったレポート。安西さんのひけらかさない、熱すぎずでも「好き」がじわじわと伝わってくる語り口がいい。 (案の定、家人にとられた…まあ、あとでゆっくり読む)
0投稿日: 2016.12.21
powered by ブクログ【実は驚くべき歴史通だった! 水丸さんの旅エッセイ】有名無名を問わず、水丸さんが惹かれてやまなかった二十の城下町。歴史的事件や人物の逸話、四コマ漫画も読んで楽しい旅エッセイ。
0投稿日: 2016.11.24
