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橋を架ける者たち――在日サッカー選手の群像
橋を架ける者たち――在日サッカー選手の群像
木村元彦/集英社
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総合評価

6件)
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    読みたい本リストに『橋を架ける者たち』ってあったから市民社会や社会的企業に携わる人たちの話かと思ったら在日コリアンのサッカー選手やサッカーにかかわる人たちの話だった。在日コリアンも興味・関心があるので、そうかそっち路線の興味・関心で読みたい本リストに入れたということだったか。 日本人ならすることがない苦労や過酷な現実に直面しながら、好きなサッカーで身を立てるために、サッカーを通じて世界をつなぐために奔走する人たち。ただサッカーがうまいだけでなく、人間性のすばらしさに関するエピソードにも驚かされる。在日コリアンの人たちは苦労が常のようなところがあって苦労耐性が強いかもしれないけど、それにしても良く平然と現実を受け入れていけるなあと思わされる。著者は在日コリアンのこともサッカーについても取材歴豊富なジャーナリストのようで全体が丁寧に書かれていて、サッカー自体には何の興味もない自分にとっても読みごたえがあった。

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    投稿日: 2025.05.20
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    ★個人と民族と国家をまたぐのがまさにスポーツ★以前から疑問だったのは、資本主義の日本で育った選手が北朝鮮代表に入って、チームメイトとどのように交流するのかだった。本書はこの点にはあまり触れていないが、個人の責任とは全く異なる理由で苦境に置かれた選手たちとそれを支えた市政の熱い環境(Tリーグ)、そして離散者とマイノリティーのW杯であるCONIFAのルポは予想を超えたところで興味深かった。特にCONIFAは、参加チームを尊重するがナショナリズムの発揚は拒むところにスポーツの素晴らしさがある。 サッカーを通して民族と国家の狭間を描けるのは、著者ならではの分野だ。

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    投稿日: 2017.04.26
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     これまでも、何人かの筆者が、このテーマに取り組んでいる。最初期よりも、選手の活躍の場は広がっている しかし、いつまで経っても、日本社会の偏見は消えないのか。  WBCを見ていると、パスポートに拘るが故に、野球自体は各国に広がってはいないが、それをプレーする者達は、ずいぶんと多様性を持っていることを学んだ。また、ラグビーのように協会主義を取ることによって、より豊かな代表チームが編成できることもある。  

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    投稿日: 2017.04.10
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    サッカー選手として成功して、サポーターから愛されて、国籍なんてどこでもいいじゃない、なんて軽く考えていた自分を反省。何もわかっていなかったけど、この本を読んで少しわかってきたことがある。もっと知らなければいけないことがたくさんあるな。

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    投稿日: 2017.02.27
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    「すばる」の連載を新書化したもの。 在日、朝鮮高校サッカー部出身者の(サッカー選手としての)人生に焦点を当て、その生き様を描いた。 私としては、知っていることも多かったが、FCコリアが出たもう一つのW杯は面白く読んだ。朝鮮学校唯一の日本人教師・藤代隆介さんも登場した。何人か友人が出ていてびっくりしたが、まぁこういう本は売れないのだろう。マニアック過ぎるわな。 2016.11.8.

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    投稿日: 2016.11.08
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    面白かった。安英学はすごく良い人そうだな、と思ったら本当に良い人みたいで安心した。テセとお兄さんのイセの話も異端児な感じが面白かった。

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    投稿日: 2016.11.07