
総合評価
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powered by ブクログ秘め侯爵から入って最初の作品のこっちも。 あ、私、この作家好きだ(笑) ちゃんと裏付け取ってあるし、筆が乗っている。多分、すごく楽しく書いたんじゃないかなぁ。作家が気持ちよさそうに書いている。歴史とか、悲恋とか好きな人は必携。そうじゃなくても、多分この作者の書く人物は、どことなく、ふんわり苦いんだろうなあと思った。いい作家だ。
0投稿日: 2014.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コバルトにしては普通に歴史小説(良い意味で。・・といってもツメの甘さとご都合主義的なとこはあるのだけど) 実在したフランス革命前後の処刑人一家サンソン親子のお話。 1編目は4代目処刑人の恋の話(相手が若かりし頃のデュバリー夫人。知り合いだったらしい実話からヒントを得たっぽい)、2編目が1編目の処刑人の息子5代目のお話で革命後。ダントンやロベスピエール暗殺未遂、サンジュストなども出てきて、恋愛色はあまりないのですが、2編目の方が面白い。 コバルトでなくてもとも思うのだけど、舞台設定的にYAかネット小説>出版とかでもない限り、少女小説レーベルでないと出版が難しい・・のかもしれない、と思う内容。
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログ革命前夜のパリ。高級娼婦のジャンヌと身分を偽った死刑執行人、シャルルの許されざる許されるざる恋の行方は──。 硬派な少女小説。この固さは好みでした。 表題作はページ数が少なく、駆け足な感じでしたので、いまひとつ感情移入できず……。同時収録の二作目はフランス背景がしっかり書かれていて、脇役も魅力的です。アンリの葛藤も人間味があってよかったです。 サン・ジェストがすてきでした。いつか彼の書いた『オルガン』(エロいらしいですが)を読んでみたいです。
0投稿日: 2011.11.21
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フランス革命時代のお話。 <無音の哀戀歌> 死刑執行人のシャルルと高級娼婦のジャンヌのお話。 ジャンヌ側ではなく、シャルル側から話が書かれていて、たまにはこういうのも好きです。 シャルルが自分の仕事が人に嫌われる仕事であることから、ジャンヌのことを思って別れたのに、結局最後は王宮に上がったジャンヌが死刑になったみたいで、なんか切ないです。 <嵐の狂想曲> シャルルが同族の女性と結婚してもうけた息子アンリのお話。 フランス革命も後半にさしかかり、ものすごい数の人が断頭台に消えていきます。その裏ではこういう死刑執行人がいたんだなぁとしみじみ。 確かに死刑!って思っても、実際に死刑を執行するとなると、結局は法に認められた殺人ってことになるから、自分を殺さないとやっていけないんだろうなぁって思いました。 こっちのお話は最後はハッピーエンドで終わって、1冊通しては結構面白かったと思います。
0投稿日: 2011.10.23
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11年8月刊 2010年度ノベル大賞佳作受賞作。 死刑執行人と娼婦の恋、という骨太なテーマのお話。 受賞作を本誌で読んだときは、なんか物足りない感じを受けたけど、続編はよかった。 フランス革命の中での死刑、生きること死ぬことの重み、革命家の気持ち、死刑執行人という家に生まれたことも革命で変えたかったという気持ちとか、いろいろとすごくよかった。 コバルトらしい一作で、これだからコバルトは癖になるんだよなぁ。
0投稿日: 2011.08.18
