
総合評価
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powered by ブクログホームズ物の短編を読みたくて購入。他もそれなりに面白かったけど何よりホームズ物の圧倒的な二次創作感がめちゃくちゃ好きだった。もしもホムワトが若くして出会っていなければ…というif物。あの時出会っていなくてもホムワトはホムワト。素敵な二次創作でした。
0投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログ世に、なんじゃこりゃ文学というジャンルがある。 読みながらなんじゃこりゃと思い、読み終えてはなんじゃこりゃー!と声をあげる文学だ。 田中啓文はその第一人者である。 初めて読んだ一冊は、『シャーロック・ホームズたちの冒険』だった。 きょとんで、ぽかんで、びっくりで、度肝を抜かれて、ひいた。 今読めば、また違う印象かもしれない、けれども、初めて読むには、刺激の強すぎる1冊だったかと思う。 ただ、この中にあるシャーロック・ホームズものは、あまりに私の好みではなかったし、今もあまり好みとはいえない。 それでも、同じ作者の話をまた手にとってしまうのは、他にない作品をうみだす作家だと認識し、なんだかくせになったからかもしれない。 アンソロジーなのだが、『密室と奇跡』で、私は著者の1作にやられてしまった。 ひっくり返って、ゲラゲラ笑った。 このとき、私は「ファン」の一人となったのだろうか。 つづいて『信長島の惨劇』である。 読むなり、レビューを書き殴った。 「もうちょっとはじけてもよかった」とか言っているのは、これはもうかなりやられている。 そしてこの『シャーロック・ホームズたちの新冒険』である。 『シャーロック・ホームズたちの冒険』と同じく、誰もが知る人物の、知られざる事件を描く作品集である。 タイトルを見れば、誰が登場するのか、だいたいすぐわかるだろう。 トキワ荘事件 ふたりの明智 二〇〇一年問題 旅に病んで・・・・・・ ホームズ転生 それぞれ話はまったく独立しているので、どこから読んでもいい。 シリーズ1巻目を読んでいなくてもいい。 なんじゃこりゃ文学としては、1巻目のほうがパンチが強いと感じられるので、初めて田中啓文を読むという人には、まずこの『~新冒険』をおすすめする。 私は、まさかこのなんじゃこりゃ文学で、余韻にしみじみしてしまうとは思わなかった。 あわない人も多くいる。 あう人にはたまらなく面白い。 なんじゃこりゃ文学とは、そういうものである。 私はどっちかしらという方は、試し読み/立ち読みをおすすめする。 パソコンからならAmazonで試し読みができるので、ぜひどうぞ。
0投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログシャーロックホームズは最後の1編だった。 正岡子規の短編が面白かったな~ 芭蕉暗殺説。それにしても武将も名のある人は生存説があるもんなんだなぁと、明智光秀編を読んで思いました。 でも徹夜明けとか他の仕事で忙しいのに原稿描かせる編集は極悪だよな、ウン…
0投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホームズさん、168歳のお誕生日おめでとうございます!!! 毎年毎年、誕生日当日の1月6日を完全にスルーし、翌日以降に「そういえば誕生日だった」を懲りずに繰り返してる私ですが、小学四年生の時に貴方に出会って以来、私はずっと貴方のことをお慕い申し上げております。 というわけで、今年の新年の読み初めは、ホームズパスティーシュが収められた本作と相成りました。 例年は読み初めは小川洋子先生って何となく決めてるんだけど、たまには趣向を変えてみるのも悪くないだろう。ピューウ♪ ??? 閑話休題。 全5編収録ですが、【シャーロック・ホームズ「たち」の新冒険】というタイトルからも推し量れる通り、ホームズものは一編だけです。 「あたしゃホームズだけ読みたいのよ!」 な皆さん。 大丈夫です。 ホームズもの以外も、しっかり読み応えあります。 藤子・F・不二雄達が、かの有名なトキワ荘で発生した「漫画原稿盗難事件」を調査したり。 (あまり漫画詳しくない私でも分かる豪華なメンツそろい踏み) 日本が誇る明智小五郎が、まさかの明智××とコラボして、「自分を殺した犯人を死後の世界で推理」したり。 (少年探偵団大好きだった私には切なすぎるラストだった泣) 「2001年宇宙の旅」が【ノンフィクション】として認識されている世界線で、実際には何が起こっているのかを黒後家蜘蛛の会の面々が推理したり。 (ヘンリー!!!!!!) 正岡子規が死の直前に遺した「俳聖・松尾芭蕉は何者かに殺されたのではないか」という謎を、弟子である高浜虚子が解き明かしたり。 オーケストラの最後列にいたホルン奏者が背中を撃たれて殺害された事件を、「221Bで同居するという選択をしなかったホームズとワトソン」が解決したり。 (田中先生、このオチにしてくれて本当にありがとう。ふたりの明智でちょっぴりブルーになってた私はこのオチに救われました泣) 漫画・日本史・SF・俳諧・ミステリ、様々な分野の偉人達(架空の人物含む)が、遭遇していたかもしれない事件の数々。 コテコテミステリ大好きだけど、たまにはこういう本格的なオマージュもいいね〜〜〜。
1投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログ読み終わった〜〜!全部面白かったです! 『二〇〇一年問題』だけは、元ネタの作品を読んでから読みたいという理由でまだ読んでないですが、取り敢えず一旦『読み終わった』という事にしておきます(笑) あとがきに「私はSF畑の人間なので」とある様に、ただのオマージュではなく、すこしふしぎな設定ばかりだなぁと思いました。でもそれが凄く良かった。 実在の人物と架空の人物のコラボ?というか、交差が面白かった。架空の人物が本当にその時代に存在したかの様に感じらるのは楽しかった。 また驚いたのが、元ネタ作品の時代設定や国がバラバラだった事。江戸時代だったり、20世紀のイギリスだったり………造詣の深さを感じました。 面白かったなぁ〜〜。第二弾と知らずに購入してしまったので、今度第一弾を読もうと思います(笑)
0投稿日: 2021.12.23
powered by ブクログ〝著名人探偵もの〟の連作短編集。パラレルワールドもののSFとも言える作もおおく、探偵にもならず、ワトソンとも出会わなかったホームズだとか、ディスカバリー号が本当に木星に行った時間線の〈黒後家蜘蛛の会〉だとか、この設定だけでおかわりができる。ただ推理なしにいきなり結論が投げ出されるような話が多く、ミステリとしては軽め。
0投稿日: 2021.12.04
