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新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙XIII 羊たちの宴<下>
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙XIII 羊たちの宴<下>
支倉凍砂、文倉十/KADOKAWA
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総合評価

7件)
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    「第一幕」 憶測が憶測を呼んでく。 何を考えているのか分からないだけでなく、これまで行って来た実績が大き過ぎるから警戒されるのだろ。 「第二幕」 隠されていた情報とは。 適当なことを言っても信じてしまうのは、教養が足りていないのもあるが本物を知らないからなのだろう。 「第三幕」 こっそり潜入したうえ。 不安になっているからこそ早急に動かなければならないが、同時に広い視野を持たなければならないよな。 「第四幕」 狙われているのは誰か。 冷静に考えてみれば殺して得をする人物はすぐに思い浮かんだだろうが、どこで実行するかが問題だろう。 「第五幕」 外では戦が始まってた。 どうにかなると甘い考えを持っていたからこそ、現実に直面した時の絶望は大きく思考も停止したのだろ。

    0
    投稿日: 2026.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コルとミューリの冒険の一先ず?の大団円。 帯を見た時、え?これで最終巻なの?と驚いたのだけど。 だってまだまだ旅は続くと思っていたから。 けれども確かにコルの旅としてはこの公会議(宗教改革)が最終目的として相応しいだろう。 その公会議。 これ以上ないほどの仲間たちが揃って順調に進むけれどそういう時ほど足元を掬うような罠が待っているのはお約束。 けれどこれほど剣の戦いになるとは思ってなかった。 コルは頑張った。 けれどやっぱりその栄誉はミューリのものだろう。 式典で堂々と狼の姿を晒すミューリの誇らしい気持ちが手に取れるようだ。 さてコルとミューリの冒険は終わるようだけど、このあとはミューリの冒険がまた描かれるのだろうか? 新大陸の伏線も回収されてないしね。 その時は隣に誰がいるのか? 期待したい。 とりあえず作者には、すてきなお話をありがとう、お疲れ様と言いたい。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    “羊たちの宴”の上下巻の下巻は シリーズを締めくくる本編の最終巻。 周囲の心情が中心だった上巻から、 とうとう公会議当日を迎え、 真っ向からの“最終決戦”。 内容としては、 久々にシンプルな展開の熱さだけで 少し本を持つ手が震えるくらい感動した。 今巻になってから登場した、 スケープゴート的に祀り上げられることになる ユーベルノというキャラクターが 本当にいい味を出していて、 シリーズの中でも屈指の好きなキャラクターになった。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    南の島で協会に対する要求をまとめる薄明の枢機卿、トート・コル。 皇帝との会見、リュミオーネ大公の協力と、公会議の開催。 出てこない教皇ユーベルノ、神の錫杖、オータムの警告。 大混乱の教皇庁、秘密の通路の奥に隠れたユーベルノを助け出し大鐘楼へと向かうコルとミューリ。 弩の矢をもって大鐘楼を鳴らし、狼となったミューリとコルが戦の中止を命じる。 旅の終わり。

    0
    投稿日: 2025.11.29
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    13巻まで続いたコルとミューリの冒険譚のおしまい。 上下巻としてこれまでの経緯で関わった人たちが、あらためて力になってくれるために集まり最後のシーンにつながっていくことで、中弛みすることもなく読み切れた。 狼と香辛料、狼と羊皮紙とも、山場となる選択肢の見せ方がうまく、どっちも選べないと絶望感を感じさせてからの登場人物が取る行動が物語としては自然なため、自分の生活で決断する際の視野を広げてくれるシリーズとなっている。 つまり大好き。

    4
    投稿日: 2025.11.15
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    今シリーズの集大成となる本巻。 教会vs改革側の対決もしっかりと。 シリーズ通しての起承転結の結となる1冊ですが、もちろん本作の中の起承転結も面白く読めました。 「神の錫杖」とはなるほどそうだったのかと。 登場人物それぞれの結末もモヤモヤは残らず、ちゃんと読めたなと思います。 まぁ、エピローグの最後はムムッと一瞬なりましたが。 狼と香辛料からここまで追ってきて楽しかったな。 コルのセリフですが、「とても楽しい旅でした」 まさしくこれです。あとは短編集を気長に待ちます。 読み終わってから、羊皮紙シリーズの1冊目を見てみたら「おぉ…」となりました。 香辛料組と羊皮紙組の再会や新大陸の話も今後の短編集でかな。温泉宿の様子も気になるし、エーブとホロ・ロレンスの再会も楽しみだし。 まだまだこのシリーズ読みたいことが沢山だ。

    1
    投稿日: 2025.11.09