
総合評価
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powered by ブクログ修羅走る関ケ原 山本謙一読了 関ヶ原の合戦、当日の一日に焦点を絞った短編連作群像劇。石田三成のもとに小早川秀秋の裏切りの密使が届き、徳川家康が豊臣恩顧の武将たちの動向に不安を抱える緊迫した状況から、物語は始まる。東西両軍の有名・無名の将兵、一人称視点で、戦いの推移と、彼らが直面する生と死、義と裏切りの究極の選択が克明に描く。テーマは、単なる歴史の再現ではなく、「死を覚悟した人間の尊厳と、武士としての本懐」かな。そして、極限の美学:、生き残るためではなく、どう死ぬか、あるいは負け戦の中でいかに己の誇りを守り抜くかという「修羅の道」を見事に描き切る。作者の遺作となった作品、多角的な視点から凝縮した力作です~
0投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログ話の始まりは、意外性もなく淡々としていたが、進むにつれて人々の想いが強く伝わってくる。また、関ヶ原に行きたい。
0投稿日: 2019.08.11
powered by ブクログ関ヶ原小説の中で、間違いなく秀逸な作品だと思う。 巨匠二人(阿部龍太郎、葉室麟)の解説が、全て表していると思う。阿部さんの解説にある"時間と空間を自在に移し....."、は、平面である書の紙面に奥行きを感じて読んでいた感覚に重なるところであり、とても共感するところがあった。 現代に生きる自分として、松野主馬の心情に、思いが重なるところがある。 歴史小説ファンとして、あらためて著者の早逝は残念に思う。
0投稿日: 2019.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価がよかったので手に取ってみたけど、男の闘いだからか頭に入ってこない。 何度も挫折しながら読むがやはりつらい。 短編という感じで武将の1日を細かく描いてるのだけど、好きな武将ですら挫折。 手離したらまた再度読みたくなるのか疑問だけど、やはり手離す事に決定。
0投稿日: 2018.04.22
powered by ブクログ小早川が最初から裏切るだろうことが予測されているという展開が特徴的かな。 複数の視点から、関ヶ原の一日を描くのは良い試みだと思います。 結構、裏エピソードみたいな感じのシーンが多かったですしね。 ただ、もうちょっと視点を減らしてもよかったのではないかという気がします。 なんというか、視点の切り替えが慌ただしい印象のところがあったので。
0投稿日: 2018.03.19
powered by ブクログ映画「関ヶ原」の予習のために購入。 これを読むと生死をかけた土壇場にこそその人の真の姿が明らかになると痛感する。
0投稿日: 2017.08.30
powered by ブクログ関ヶ原に流れる時間を、東軍西軍双方の武将が描き出していく。 一つの出来事を様々な人物から描き出す「決戦」シリーズとはまた違い、大変、良かった!
0投稿日: 2016.07.12
powered by ブクログ司馬遼太郎の『関ヶ原』が、そこに至るまでの経緯も著しているのに対し、この作品は関ヶ原の戦いそのものを、それぞれの武将の視点で描いている。 石田三成から、徳川家康、黒田長政、福島正則、宇喜多秀家、大谷吉継、島左近、等々、名だたる武将ばかりでなく、土肥市太郎、松野重元、明石全登等々、一般にはあまり知られていない武将の活躍も描き、多角的な臨場感溢れる「関ヶ原」となっている。 著者の、センテンスを短くした気迫あふれた筆運びにより、読み手もその場に恰も居合わすかのような興奮を禁じ得ない。読み終わってからも、闘いの興奮が冷めやらず、その余韻に浸りながら、読書の醍醐味に満足した。
2投稿日: 2016.03.13
