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猫のお寺の知恩さん(1)
猫のお寺の知恩さん(1)
オジロマコト/小学館
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総合評価

16件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろんな切れ端の漫画のコマに年配の女性の言葉で、「どんなに良い人でもきちんとがんばっていれば、誰かの思い出で必ず悪役になる」って言葉を見つけたとき、この女の人本当に意味分かってるよな。しかも漫画の絵で読者は気づくかもしれないけど、かなり静かに怒ってる表情だし、今この場面のコマで怒らせたのが分かる。こんな言葉、意味が分からない人には言いたくたいし、言葉の一言一言も分かってない人、年齢関係なく言いたくないなっていつも思う気がする。言葉や会話が分かってる人になら、その人が生活してる雰囲気で気持ちが分かる時があるし、分かるならそんな面倒臭いこと尚更言いたくない気持ち。言葉や雰囲気または、風の流れとか分かる人っているのだろうから、同じ様な気持ちでいいときある。全く100%同じ気持ちの人を探す人いるけど、どこ行ってもいないの気付かないよね。同じような境遇や同じような立ち位置でも同じような末路でも、みんな少しずつ行動や関わる人が違うのだから、同じ扱い受けたくないって人いるの当たり前なのにね。例え、気心しれた仲ですら、共感や共有してほしくない気持ちや立場ってどこにでもありふれててるのに、友達、親戚、家族ましては仕事の中の仲に分かって欲しくないし、そんなに軽くないから、気持ちや感情や考え方って。一括りに同じ立ち位置でも上下関係や前後、右左、左右の過去の話から未来の話、全然一緒じゃないのに、気持ち分かるよって言葉言われたくないよな。でも、やっと分かったって言って欲しいときもある。そんなに難しい話じゃないし、ごくありふれてる生活で、それは全員共通の話だよ。だから、これを言うと…とかあれを言わないでおこう…とか、本当にその時は善者でもそのうち悪者になるだろうし、本当に意味分かってれば、悪者に最終的になるって事は善者じゃない。って分かったり。だから、気持ちを言う為にも、聞く姿勢や集中力がないと、結局分からないでいいから、大人しく何も言わないであなた自身の生活に戻って欲しい時ある。私を巻き込まないでほしいと思う。そういう気持ちが分かるのって、ただ独りになりたいのではなく、生活するためにはある程度の会話どころか、かなり話さないといけないけど、それを邪魔して巻き込むのかな?私はこの本の感想を打つのも、本当は誰かにとっては悪者なんだろうね。じゃあ生活する上で、何かしら悪者になるんだろうけど、そもそも生活の邪魔をするなって言ったって事はあなた自身が悪者なんじゃないかな?とか思うよね。みんな誰かを成長させたり、生活させたり、発言させたり等の協調をもって、厳しいことも、辛いこともいうけど、その場面では悪者になるけど、違う場面ではあなたの善者過ぎないかな?本当に人に対してみんなマナー礼儀ないような。この女の人、静かに怒ってるけど、軽々しく自分を使うなって言いたいんじゃないの?この女の人に軽口叩く所を第三者みたら、この女の人どういう扱いになるんだろうね。だから生活の邪魔するなよ。寄り添ってほしいとかそんな甘い感情じゃないし、何があったか分からない状況で指図されるほうが辛い。気持ちとかよりも、交換条件を呑めない話の意図を汲み取る云々の前にその条件の中に含まれてるのを相手も従えばいいのに理解が出来てないやつが1番頭いいんだろうな世の中。じゃあそいつはどこの誰に対してもどうがんばっても悪役になるけど、一旦がんばってるんだろうな。分かったよ、悪役ってことで、簡単に怒るやつを充てがえさせて、本当に怒ってるやつを後ろに控えさせるね。そういう話なんだろ?ってこの一コマで全てそういう風に仕込んでるのわかるし、まだまだずっと調子乗ってると己自身で活き活きしてると勘違いして、ずっと虐められてね。だってその己自身も自分でそう仕込んでるの解るからね。 話はまた違うけど、自分の気持ちを解ろうとする人や、本当に解ってるから周りの空気読んでくれると助かるし、私にすら気を遣ってるの分かるから、ありがとう。そういう人とは中々一緒に居られないし、離れてあげないと、彼が惨めになるのも見たくないから、それ解ってくれるから本当にありがとうとなる気持ちはありがとうございますではなく、同じ気持ちのありがとう。一番だった気がする。だけど、気持ち解った奴にしか言えないから、やっぱりそれ以外の人にはありがと、やありがとうございます、ありがとうございましたなんだろうな。

    0
    投稿日: 2025.03.29
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    お尻がリアルで非常にフェチズムを感じたよ。 セリフ無しの絵だけのコマも多くて、オジロマコト先生の絵の上手さが全面に出てきて素晴らしいと思ったよ。

    1
    投稿日: 2024.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    年齢差や性別の違いを考えない幼い時に 対等に遊んでいた人とある程度大人になってから会う時の 気恥ずかしさとか懐かしさとか そういった微妙な気持ちを思い出す。 大事件は起きない、比較的淡々と描写されていく日常が 微笑ましい。 オジロ先生の持ち味全開だと思う。

    0
    投稿日: 2023.07.29
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    絵が本当に綺麗で素敵です。長閑な雰囲気が 伝わって絵だけでも満足できます。主人公と知恩さんの丁度良い距離も甘酸っぱくてサラリと読めます。なんと言っても大勢の猫ちゃんのかわいいこと、、、!他の登場人物のキャラも濃くて温かくてだいすきです。

    0
    投稿日: 2022.02.11
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    今年一番気に入ったマンガ! 田舎でのゆっくりした時の流れに甘酸っぱさが加わって、読んでいて心地よい。

    5
    投稿日: 2021.08.26
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    幼なじみで〜、ちょっとお姉さんで〜、思春期。 『富士山さんは思春期』と同じ空気感ながら、これはまたこれで 若き日の男ゴコロをくすぐる設定ですねw。舞台が都会でないというのが また展開を面白くしそう…これからが楽しみです(^^)。 知恩さんのキュートさはもちろんですが、わんこが何ともかわいいです。

    0
    投稿日: 2019.05.31
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    なんといっても、男の子の「お姉さん幻想」をうまく描いてくれそうで期待できる。日々の生活の細々したものをきちんと描いてて、コマの隅まで楽しめるのもいい。 初期作品をちょっと見たときは人物のアクが強く線も整理されてない印象だったけど、ここではかなり描き慣れていて、線の感じもかなりいい(ときどきくどくなるけど)。 作者が女性ということで、男性とは違った視点みたいなのが出てくるといい。日常系、お姉さん幻想となるとやはり『ヨコハマ買い出し紀行』が思い出されるが、SF的なベースがないのであそこまでの傑作に昇華していくかどうか、なにはともあれ続きが楽しみなマンガを見つけられて嬉しい。

    1
    投稿日: 2019.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ずっと甘酸っぱい】 オジロマコトさんの絵は可愛い。そして綺麗 ストーリーとしてはなんて事ない年下の男の子 "源くん"と年上のお姉さん "知恩さん"の甘酸っぱい生活が描かれていくだけなんだが、二人の関係性、源くんの学校での生活や仲間、昼間ちゃんの存在、担任の先生の存在、そして猫。 いろいろな要素によって恋愛と青春を楽しむ、楽しめる作品です。ストーリーとしては日常系なので難しいところは無く、どんどん読み進めてしまう。こんな学生生活が良かったな

    1
    投稿日: 2019.01.30
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    【あらすじ】 年上おねーさんと高1男子のふたり暮らし♪ 『富士山さんは思春期』のオジロマコトが描く、3つ年上のお姉さん。 無防備すぎる知恩さんのおかげでドキドキの新生活!? のどかな田舎の高校に進学した源(げん)。下宿先の、親戚のお寺で同居することになった3つ年上の知恩(ちおん)ねーちゃんは、しっかり者に見えてなんだかとっても無防備で……? ダサくて、3つ年上で、働き者で、あっけらかんといい感じな知恩さんとおくる、のどかでソワソワ縁側ラブコメ! 【感想】

    0
    投稿日: 2018.03.10
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    面白い。 すごく丁寧にしかしゆったりと田舎の日常が描かれています。 描画の素晴らしさとその雰囲気は「よつばと!」を連想させますが個人的にはこちらの方が好みです。 (スピリッツでこれが連載されていたのは知ってましたがこれほど面白いとは....) 近所の女子高生もいい味出してますし、知恩さんの過去や今に至った経緯もこれから描かれていくと思いますので今後が楽しみでしかたないですw ....また購入する漫画が増えてしまった.... 嬉しい。

    2
    投稿日: 2016.12.10
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    「だらだら系」といったかんじ。 大事件が起こるとか、そういうのではない。 日常を切り取ったもの、というか。 そこが良くて、はまるものもあるが、これに関しては個人的にはあまりはまらなかった。 「年上女性」にあまりそそられないせいか。 著者の尻へのこだわりはわかった(笑)

    0
    投稿日: 2016.11.12
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    猫いるけど、ほんといるだけだよ(笑)知恩さんの尻ばっかりクローズアップされてて、いやもういいからとなってしまった。

    0
    投稿日: 2016.10.17
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    そろそろ、近所の女の子らに「お兄さん」と呼び続けるべきか、「おじさん」に変えるべきか、悩まれる年齢になりそうとは言え、一人の男としても、漫画読みとしても、私は体も心も、まだ若い。つもり、ではなく、「若い」と断言したい。ここで、下手に「つもり」を使うと、老け込みだしそうでおっかない・・・ ただ、そう自分に言い聞かせながらも、ここ最近、この『猫のお寺の知恩さん』のように、ほっこりしている恋愛漫画の方が、心にスッと入ってきて、なおかつ、すぐに抜けないようになってきた 怒涛や予想の斜め上を行く展開が立て続けに起きる、少女漫画のラブコメも、それはそれで好きなのだが、読んでいると、少し息が荒くなりそうになってきているのは確かだ 私が、オジロマコト先生を知ったのが『富士山さんは思春期』で、読んだことがあるのも、これだけなので、適当な事は言えないにしろ、先生は、癒し系のラブコメを得意とするタイプなのだろうな ストーリーも、そこまで複雑じゃない。少しばかり、自分の家庭に対して反感を持っている男子高校生が、幼馴染みの女性と二人暮らしを寺で始め、その事件は起きないけど、イベントは盛りだくさんな日常がゆるく描かれている 『富士山さんは思春期』と同じく、青春真っ盛りの健全な男子であれば、つい、目が行っちゃう、女性のちょっとした隙に生じるエロさも、作中には多く、ほっこりすると同時に、ドキッとさせられる また、タイトルに入っているだけあって、猫が多く登場し、姿だけでなく行動も含めて可愛く描かれている まだ、(1)なので、源と知恩さんの関係性は、恋人じゃなく、家族に近い感じなのだが、源が婿入りする可能性は0じゃないかな、と思うシーンはあるので、彼が知恩さんに愛を告白する時が、彼の抱えている悩みが解消される点と同様に楽しみだ どの回も、オジロ先生らしさが出ているな、と感じるが、個人的にキュンと来たのは、第7話「月と縁側の知恩さん」だった。サブタイトル通り、源と知恩さんは縁側に並んで座り、望月を共に眺めている。もし、源が本を読む人間であれば、使い古されたあの名言を口にしていただろうなw この台詞を引用に選んだのは、「確かに、そうだ」と素直に納得できたので。知恩さんは、少しばかり若くないトコはあるにしろ、その分、芯があるな。便利ってコトバばかりに惑わされていると、自分で何も出来なくなっちゃうもんな

    0
    投稿日: 2016.10.10
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    基本的には「富士山さん」の延長なんだけれど、二人の年齢を引き上げて15と19という絶妙な差をつけたこと、そして近所の同い年の女の子(あまり絡まないかもしれないけど……)を登場させていることがすごく効いている。フェテュッシュな描写も年齢を上げたことで違和感が薄らいでいる。特に会話の感じが絶妙。「富士山」読者には、変化球でサプライズをみせる第1話の作り方のうまさも響いた。いいねー!

    1
    投稿日: 2016.10.04
  • 猫のお寺の知恩さん 1巻

    知恩さんが可愛い。オジロマコトさんの作品はカテキン、富士山さんと見ましたがその中でも一番だと思います。ダサ可愛いけどしっかりした女の子が主人公の日常系漫画が見たいという人は是非購入を‼ おすすめです!

    1
    投稿日: 2016.10.02
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    書店試し読みの第1話ラスト付近の見開きでの知恩さんの笑顔にやられて購入。丁寧な筆が好ましい。どちらかというとエンターブレインから出そうな内容でIKKIかと思いきやいやもうIKKIはないのだった。 飾らぬ天然グラマラスお姉さんにクラクラするのは僕だけではあるまい。姉のようで姉でなく、従兄弟であっても血は繋がっていないというあざとい設定もまたモヤモヤ度を増してくれる。 次巻11月刊行。正座して待つ。

    1
    投稿日: 2016.09.30