
妹=絶滅したのです (2)
八奈川景晶、ちこたむ/KADOKAWA
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総合評価
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このレビューはネタバレを含みます。
前巻終盤で主人公にオトされてしまった久遠は後退気味で,瀬理とテレサの張り合いがメイン.伊織が謎の人物に付けられている問題を解明するべく,学園を買収した立場を活かし,表向き伊織のため,本心は勇巳に甘えるため,あれやこれや仕掛ける瀬理だが….表紙の通り瀬理回.瀬理とテレサが金や権力に物言わせてあれこれやるパターンが多いのは若干マンネリかも.にしても,兄を恋慕する相手に嫉妬するとは,伊織もなかなかブラコンを拗らせているような.終盤,犯人は何となく察しがついてたけど,街中を探しておきながら発見されたのが校内というのは微妙に違和感.1年以上続巻が出てないのでこれで終わりっぽいけど,3人ヒロインの2人オトして終わりというのはどうも中途半端なので,続きがないのが残念.
0投稿日: 2018.11.16