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とっぴんぱらりの風太郎(下)
とっぴんぱらりの風太郎(下)
万城目 学/文藝春秋
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総合評価

76件)
4.2
24
30
9
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万城目学さんの作品を読むのは久しぶりです。 かなりのページ数に驚きつつも、読んでいくうちに話に引き込まれてしまいました。 万城目さんの作風なのか、いつの間にか風太郎だけではなく、黒弓や常世、蝉や百、ひさご様まで応援していました。 クライマックスは幼き頃にテレビで見た、里見八犬伝を思い出すくらい感動しました。

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    本書、文句なく面白い。タイトルが気になって「とっぴんぱらり」を検索した。意外に多くの方が同じ行動をとられている。「とっぴんぱらりのぷぅ」で昔話の「めでたし、めでたし」にあたるそうだ。主人公の風太郎をぷうたろうと読ませていることに合点がいった。 落ちこぼれ忍者の風太郎が意とせず巻き込まれる数々の難題に立ち向かう。主人公はいわゆるいい人なのだ。本人は不遇を周りの厄介者のせいと思っているが、恐らく本当に不遇なのは捨ておけず関わってしまう周りの人々なのだろう。楽しく読めるが、悲しい物語。このギャップに心が揺れる。タイトルのようなハッピーエンドかどうかは読まれた方々にお任せしたい。蝉左右衛門の生き様に痺れた。

    6
    投稿日: 2025.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんという大作でしょうか。大作であり、傑作だと思いました。史実とひょうたんを絡めたフィクションですが、壮大な物語です。 上巻でも書きましたが、再読です。詳細は全然覚えていませんでした。 黒弓の境遇やこれから成し遂げたいことを風太郎に話すところは、ラストシーンを覚えているだけに辛く悲しかったです。 芥下が風太郎に「必ず戻るのじゃ」と言うシーンもラストを覚えているだけに辛くて辛くて。 本阿弥光悦が風太郎に見た「暗さ」は風太郎の運命を物語っていたのでしょうか。 我が子を託した忍び4人にあたたかな声をかけ、最期の別れを告げるひさご様に泣かずにはいられなかった。 詳細を覚えてはいなくても、ラストを鮮明に覚えているだけに、下巻は読みながらずっと辛かったです。上巻のようにクスッと笑えるところも少なかったように思います。 本当は、因心居士からの依頼と、ねね様からの依頼を成し遂げた後は少なくとも風太郎と蝉と黒弓は無事に生きて都に帰ることもできたはず。なのに、これまでの風太郎の人生を映し出すかのように、最後も流れのままに、ひさご様のお子を連れ出す任務を背負うこととなり、辛く悲しい結末を迎えることになります。この、流れのままに運命に逆らわず乗っかっていってしまう風太郎が悲しくもあり、風太郎らしくもあると思いました。他の誰でもない、ひさご様の頼みゆえ、その重い任務を引き受けてしまった伊賀の忍びたちですが、「伊賀」というしがらみから解き放たれ、采女の指示ではなく、自分の意志で戦うことを決めた姿に悲しみとともに、胸が熱くなりました。それは風太郎だけでなく、常世も蝉も、そして黒弓も同じで、赤子を守り抜くことを「自分たち」で決めたのです。蝉が、ひさご様から名を呼ばれ感謝され、初めて人として扱われた気がする、ということを風太郎に言うシーンがありますが、伊賀の忍び達のこれまでの境遇を物語っていますね。 それにしても憎き残菊たち・・・ 前回読んだとき、私は風太郎はその後助かったのではないかと思っていました。そう思いたかったのも多分にありますが。夫に「ねぇねぇ、風太郎は死んでないよね?」と先に読んだ夫に聞いたりしました。今回レビューを書くにあたって、Wikiをのぞいてみたら、はっきり「息を引き取る」とあり、少なからずショックでした。じゃ、黒弓は?せめて最後をきちんと見ていない黒弓はなんとか生き延びて、天川の母上のところに戻れたんじゃないの?!そう思いたい気持ちでいっぱいです、今でも。だって、黒弓ってこの物語の中でずっと、憎めない個性的な、独特のキャラだったでしょ・・・。 でもたぶん、たぶん生き残ったのは百市だけ。ひさご様の赤子を守るということをやり遂げた風太郎、常世、蝉、黒弓は立派な死に様だったといえるのでしょう。史実の中にもこうした無名の勇者たちがたくさんいたんだろうなと思いを馳せました。 あぁ、辛いけど、素晴らしい大作でした。

    45
    投稿日: 2024.07.22
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    下巻は「大坂冬の陣」終結から始まる。太閤未亡人の依頼で案内した貴人に再会し、再び京に戻った風太郎だったが、月次組の襲撃を受けて瀕死の重傷を負う。何とか命は取り留めるが、因心居士との約束を果たすべく再び大坂へ向かう事に…。 下巻は「大坂夏の陣」の終末を描き、風太郎ら伊賀忍者たちの決死の戦いが繰り広げられる。忍び同士の戦いは陰惨なものにならざるを得ず、白土三平の「忍風武芸帖」を思い出しました。 読んだのは単行本だったので一気読みでした。読み終わって改めて感じたのは、著者がとても丁寧にプロットを組んで物語を作っていること。登場人物の台詞が色々な所で伏線になっていて、後になってそれらがきちんと回収されている。また、「幻術」を物語の重要なアイテムにしているけれど、出来事の解決策として安易に使っていない点も良いと思いました。 【余談】 大坂の地理等に疎いので、重要な舞台となる「巳さん」という神社、初めて知りました。並行して読んでいる「プリンセス•トヨトミ」でも重要な場所として出て来ますね。ある意味ではこの物語が「前日譚」であるという見方もできる。大阪出身の著者の、地元愛が感じられる作りだと思いました。

    31
    投稿日: 2024.05.04
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    一章、二章あたりは、物語がどう進んでいくのか分からず読みにくさがあった。大きく物語が動き出してからは面白く読めた。 風太郎の勘所の悪さや鈍感さには少しイライラしましたが、やはり物語にはどうしても必要な設定。

    1
    投稿日: 2023.12.25
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    上巻は少し手こずったが、下巻はさくさく。 結果的に面白かった。 何気にプリンセストヨトミにつながってて感動。

    1
    投稿日: 2023.11.28
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    万城目学さんの『とっぴんぱらりの風太郎(ぷうたろう)』 『鹿男あをによし』と共にこの作品も心に残る作品となりそう! じわじわ来てる、来てる。。。 家にあるのは文庫本2冊ではなく、750頁程の辞書のような分厚い単行本 なかなか気が進まず手が出なかったんだけど、意を決して読んだ 読んで良かったーッ(❃´◡`❃) タイトルからして軽いノリなのかなと思ったけれど、意外とシリアス それでも登場人物がみんな個性的なので面白い(個人的には黒弓推し) 時代は、豊臣から徳川へ天下が移り変わる 忍びの世界も色々あって、時代の移り変わりもあって、風太郎は伊賀を追い出されてしまう 一つのひょうたんから話が始まり、自分で人生の道を選んでいるかと思っていたのに実は振り回されていて、あとは騙されたり、斬ったり斬られたりと怒涛の展開 ラストは「ひょうたん屋を営みながら、風太郎と芥下と赤子は幸せに暮らしたとさ」となるであろうと想像していたが。。。 『とっぴんぱらりの風太郎』を読了後に『プリンセス・トヨトミ』を読むといいみたい 知らずに『プリンセス・トヨトミ』を読んでしまったけれど、仕方ない

    31
    投稿日: 2023.03.25
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    あらーー(・ω・)意外なテイスト。 あれよあれよと展開して終った。寂しい。お笑いドタバタも好きだけど、こういうもの好き。 人は見かけによるし、見かけによらない。

    2
    投稿日: 2023.03.22
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    プリンセス・トヨトミや鴨川ホルモーなどの作家さんには珍しいハードボイルドと表現していいような時代小説。 今回は伊賀で育てられた風太郎という、何も成し遂げたことのない忍びが成長していく話。 色々な特殊な能力を持つ忍びの仲間や敵が出てきて、最後に伏線を回収していく物語。 あまりにも人が死にすぎるため、笑顔で読むことはできなかったが、入り込んでドキドキした。

    2
    投稿日: 2023.01.17
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    大阪の陣を舞台とした“伊賀忍者”と“もののけ瓢箪”のお話(歴史ファンタジーとでも言うべきか?) このお話のように歴史を語る学校の先生がいたら日本史を好きになれたかもなぁ、とw

    0
    投稿日: 2022.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    はぁぁぁー……… みんな死んじゃうなんて…… こんな結末ならのんきなタイトルと帯にして欲しくなかった…… 『ラスト忍者』とかにしてくれてたら心構えもできたのにな…… 主人公にも仲間にも感情移入させておいてそりゃないよ…… まさか導入でにんにくの絵を思い出す場面が死に際の重い場面だなんて思わないよ…… 戦後にはのんきさが全くなくて辛かったな。 自分達の都合で危険な大阪城まで連れ出しておいて、最後まで面倒見てくれないひょうたんの神様は一体何だったの? 忍びを全滅させる為のキャラクター? あんなファンタジー要素を出すなら救ってくれると思うよね? 風太郎も実はあの後養生して復活して芥下とひょうたん屋をやり、常世も黒弓も実は生き残っていて、黒弓はちゃんと巳ぃさんの槐の根元に埋めた大金を掘り出し、お母さんも自分も買い戻して自分の人生を生き抜いていると信じたい。 ラストは衝撃だったけど読み応えが充分ある作品でした。

    0
    投稿日: 2022.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストの結末が切なすぎる。個人的には、ラスト風太郎がひょうたん屋をやるシーンで終わると勝手に想像してたので、読み終わった後ちょっとショックでした。だけど、豊臣家だけではなく、忍びも戦国時代の終了と共に滅びる運命だと解釈するならこの結末もありかもしれない。でもでもせめて黒弓と風太郎は生き残って欲しかった。

    0
    投稿日: 2021.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2020/7/20 万城目さん容赦ないな… 忍びやし、そんなもんなんやろうけど悲しいわ。 ひさご様はすごくよかった。 恐怖で支配しなくても、この人のために命を懸けようと思える人物だったのに。 それに比べて伊賀の里の采女様やお殿様よ。 いい人は死んでしまう法則は現実だけでよくないか? 彼らの楽しい姿をもっと見たかったよ。 痛快なの読みたい。 この時生き残った赤ん坊から『プリンセス・トヨトミ』に続くんだって。 なるほど。 でもプリンセス・トヨトミ忘れちゃった。

    1
    投稿日: 2020.07.20
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    いくさのシーンは血生臭い。生々しい表現もたくさんあるし。それでも読み進められてしまう、風太郎たちの生きざま。助けられたあの子がどうなっていくのか、非常に気になる...。

    0
    投稿日: 2019.11.27
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    みなさんのレビューを読んで風太郎(ぷうたろう)=プータローなんだと気づいた、、。 万城目さんの新境地。久しぶりに「読みおわってしまった」と思った小説。

    0
    投稿日: 2019.11.22
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    半分からは流し読み。個人的に斬られるシーンとかは苦手。リアルな歴史をうまく絡めていてさすがだなとは思いますが…斬首とか右手がなかったとか…気が滅入りました。ところで、上巻のうちは采女様はてっきり女だと思ってましたf^_^;最後はちょっと涙が…あんなラストは切ない。ひさご様が好きでした。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    2019.4.4再読 プリンセストヨトミへの伏線がいい。このまま終わらない的な感じで続きが読みたい! いやー、まいった。こうなるのかなーとの想像を超える展開。闘う者達の悲しい運命と、かすかな希望を持ちながら最後まで一気に読んだ。

    5
    投稿日: 2019.04.04
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    徐々に色々な真相が明かされたり、忍のシビアな世界観が伝わってきて面白くなっていく。 戦闘シーンにはそこまで引き込まれなかったけど、キャラクターの作り方は上手なので読みごたえがある。

    0
    投稿日: 2018.11.04
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    下巻は夏の陣が終わり、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい世界がまた戻ってきた(^^; 高台院や秀頼はもちろんのこと、眞田の息子、大助まで登場します。そんなメイン級の人物たちをおさえ、忍びがスポットライトを浴びまくり(笑) ラストシーンは大阪城の天守が崩れ落ちるなか、無情な別離、託された希望、圧巻のクライマックス?? 難しいだろうけど、映像化するとめちゃ面白そう♪

    1
    投稿日: 2018.10.15
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    ひさご様の正体!?読者も含めて気付いてないのは風太郎だけ(笑)そこから推測される悲しき大坂夏の陣! 残菊の一味の動向も気になるし、常世、黒弓、蝉、百市、ゲゲの絡みも気になる!? そして瓢箪仙人はどうなるのか! ネタバレになるので理由は詳しくは言えませんが風太郎達が決意を固める所が泣けます。 そんでもって、伝説はプリンセストヨトミへ・・・

    0
    投稿日: 2018.05.21
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    大坂夏の陣へと時代は進んでいく。再び現れた因心居士が風太郎の運命を決める。ファンタジーの雰囲気が、その後の展開との落差を生む。ひょうたんの側に付いた風太郎、黒弓、百、そして蝉。それだけで時代には抗えない過酷な運命が待ち受けていたのだ。ハッピーエンドでは終わらない、それでも満足のゆく物語だった。

    0
    投稿日: 2018.03.31
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    まずね、タイトルと内容が全然合ってない(^ ^; 何の予備知識も無く、タイトルみた時は 「落ちこぼれ忍者のおとぼけストーリーかな」 みたいなことを予想していたのですが...(^ ^; 内容はもの凄くハードボイルド(^ ^; 人はバンバン死ぬわ、だまし、だまされ、 裏切り、裏切られは日常茶飯事(^ ^; さらに下層階級に生まれたものの悲哀に満ちてるわ、 戦で罪の無い幼児を殺める羽目になったり、 とにかくヘビーな内容(> < ...でも、背骨となっている設定はファンタジー(^ ^; なんとも分類しがたい、不思議な小説(^ ^; 主人公は、これは予想通り落ちこぼれ忍者で、 とにかく「同じ過ちを繰り返してばかり」。 読んでてもの凄く歯がゆい(^ ^; それでいて、妙なところでプライドが高く、 また情に脆かったりするので、 常に命の危険にさらされている印象(^ ^; でも、程度の差こそあれ、男ってのは みんなこんなバカな部分を内包しているような(^ ^; 主人公以外のキャラが、皆 良い(^ ^ 忍仲間(?)はもちろん、近所の婆さんも 要所に登場する貴人も、みな人間くさくて魅力的。 不器用すぎる「恋愛の二十歩手前」みたいな ほのかな感情が読み取れるシーンも良い(^ ^ クライマックスシーンでは、思わずホロリと(^ ^; いや、でも「ひょうたんに翻弄される」という おバカなファンタジーなんですけどね、本筋は(^ ^; アップダウンの激しい大長編なので、 読むのにかなり体力を必要とする感じ(^ ^; でも、時間を掛けて読む価値がある一冊(^ ^ 丸二日くらいかけて一気読みがお勧めかな(^ ^

    0
    投稿日: 2018.01.19
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    突拍子もない話かと思ったけど、至極真面目な時代小説。楽しいのは風太郎と黒弓の軽妙なやりとりだけ。上巻に出てきたおかしな貴族は「あの方」。ひょうたんの精?、因心居士の相方、果心居士が復活し、大団円になるかと思いきや、厳しい現実の中で、風太郎たち忍者は移りゆく時代を乗り越えることができず…。壮絶なクライマックス。

    0
    投稿日: 2017.12.08
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    ニート忍者風太郎がひょうたんと出会うことにより運命は奇妙な方向へと変わってゆく。騙し騙され、死闘が始まり、最後に守るものは…という物語。長かったー、けれど最後は息もつかさずページを進めた。万城目さんはなんてものを書き上げたんだろう。登場人物も個性的で、何と言ってもひょうたん! 面白おかしく、しかし、最後は熱かったな。素晴らしい。

    1
    投稿日: 2017.12.04
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    とっぴんぱらりなのに!風太郎なのに!とラストで思わずにいられませんでした。序盤はそういうコメディちっくな展開もあったり、瓢箪とぷちファンタジックな雰囲気を出したりという感じでしたが、後半怒涛の展開に思わずうるっときてしまいました。あと忍者がかっこいいのなんの。それぞれに個性があって、そんで豊臣が滅ぶまでを歴史ものプラスファンタジーという世界観で暴れまわるのはとても面白かったです。これがのちのプリンセストヨトミに繋がる!ときいて面白くなりました。ラストがどうであれ、つまりは、とっぴんぱらりのぷう。ってことなのかなあ〜。

    1
    投稿日: 2017.11.13
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    爽やかな冒険活劇をイメージしていたのだが、まるで違ったストーリー。でも、よく考えてみるとこれも万城目ワールドの一部分か。忍びの世界は、どうしてもこうなるのか。唐突だが、「あずみ」を思い出した。

    0
    投稿日: 2017.10.06
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    とくに大きな大どんでん返しもないまま読了。 ところが、最初の広告ページになんとまあ。 これはやられたとおでこをピシャっと叩きました。 さすが万城目ワールド。

    0
    投稿日: 2017.09.07
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    肺が強いくらいしか取り柄がないなんて自分では思ってる風太郎ですが、何だかんだでみんなに愛されてました。 ファンタジーをまじえつつ、肩が凝らない読みやすさで時代の息吹を感じられる、万城目さんらしい時代小説。 みんな魅力的だったけれど、常世に一番惹かれました。心情の移り変わりを想像すると、胸がぎゅっとなる。

    1
    投稿日: 2017.08.28
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    本屋大賞2014年5位。豊臣×徳川の最後の争いにまつわる忍者が主役のお話。最近、大河ドラマの真田丸見たり、小説読んだりしてこの時代は興味あるほうなんだけど、あんまりのめりこめなかった。ところどころ盛り上がるところあるんだけど、全体的に退屈。やはり史実をなぞることが足枷となって万城目節が発揮しにくいのか。長い小説だとグイグイ読者を引っ張って行く強さがないと辛い。

    0
    投稿日: 2017.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    鴨川ホルモーやプリンセストヨトミのノリで奇想天外な万城目ワールドを期待してたのが、これは悲しすぎる・・ 鴨川ホルモーやプリンセストヨトミ、鹿男、しゅららぽんと、これまではいつも2度以上読み直していたけど、ハッピーエンドしか受け入れたくない私には、この結末をもう一度読もうと思えない。 もうちょっとプリンセストヨトミにつながるような含みを、具体的に書いてほしかったかな。

    0
    投稿日: 2017.06.26
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    血なまぐさくて、無情で、儚い。 これが読み終わって一番に感じている感情だけど、忍びの時代の終わりを鮮やかに描いたとも言えるかもしれない。 自分が楽しむだけじゃなくて、作者が描きたかったことは何なのか深く考えることになりそうだ。

    1
    投稿日: 2017.06.25
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    主家から追い出された落ちこぼれの忍びがひょんなことから豊臣家と縁を持つことになり戦に巻き込まれていく。 とても真面目。ふざけていないし、奇想天外でもない。 落ちこぼれの忍びがひたすらに自分を認めて欲しいと求める。とにかくそれだけで、ちょっと悲しい。 しかも戦が話のメインとなっていくので人がとにかくたくさん死ぬ。個人的にはこの作家さんには能天気でへんちくりんな話を書いて欲しい。

    0
    投稿日: 2017.05.12
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    冷酷、冷徹な忍び、戦国時代の人間とは程遠い風太郎ほか主要人物の心情や思いに、じんとくるものがあった。

    0
    投稿日: 2017.05.06
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    終わり方は、戦国時代ならば仕方のないことなのか…でも悲しすぎた。 今まであまり豊臣は好きではなかったけど、ひさご様が素敵なキャラクターすぎて、好きになりつつある。 最後にやりとげた風太郎に、感動。

    3
    投稿日: 2017.03.27
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    いつの間にやら忍びの生き様的な話に。大坂夏の陣の燃え盛る城内の描写がリアルで良かった。そしてこの小説がプリンセストヨトミに繫がるの、胸アツ。

    1
    投稿日: 2017.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒弓だけでなく、風太郎の仲間の心境が吐露されて話に厚みが加わった。胸の底に秘めた暗く重い過去や本音が一人一人の忍びの横顔をくっきりと浮かび上がらせて、天守を包んだ炎より熱く激しく結末を燃え上がらせる。常世と蝉はひさご様に、百は風太郎に、風太郎は芥下の言葉に導かれるように進むべき道を定め、命を省みず人のために人を救う。黒弓はどこまでも黒弓だったな。お互い欺き欺かれ素直になれない連中が人のために動く覚悟はとびきりカッコいい。泣かされてしまった。

    1
    投稿日: 2017.03.18
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    とっぴんぱらりという言葉から想像したのとは違う後味 史実がわかっているので向かうべき方向はわかっているが、 それに向けて風太郎がどう巻き込まれていくかは読めない。 自分を取り戻すための負け戦に出る。 負けるとわかっていながらの勝負は心が痛む。 勝たなくてもいいから逃げ切ってくれと願っているが・・・

    1
    投稿日: 2017.02.17
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    上下巻合わせての感想 万城目学が好きなので読んでみた ストーリーは落第忍者が大阪夏の陣、冬の陣に絡んで暗躍するといった話 上巻は万城目学らしく軽めのタッチが多いが、下巻になると打って変わって重めの話になる 軽めのタッチを期待していると少し残念に思うかも 救いの無い話に思えるが、 この後に「プリンセストヨトミ」を読むと歴史の連続性や彼らが命を懸けて繋いだ命の行く末を確認出来るので面白いかなと思う 軽めのタッチを期待していたので面食らったが、しっかりと面白かった

    1
    投稿日: 2017.02.11
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    え… そういう結末なの? そんな事ないでしょう? 続編は? 終わってしまうのが嫌で、読みたい気持ちをワザと落ち着かせ、ちょっとづつちょっとづつ進めていた。 登場人物ほぼ嫌いな人が一人もいない。残菊の感情がわからないからなのか、残菊でさえ好きではないが、嫌いでもなかった。 憎っくき登場人物はみんなそんな感じだ。 だからこそ、余計に風太郎、黒弓、ひさご様、ねね様、芥下、常世、蝉、百、みんなをとても応援したくなった。 きっとまた会える、ひょうたん配達して、芥下に怒られている風太郎に会える事を願います。

    1
    投稿日: 2017.02.05
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    こんなにも遣り切れない話ってあるか。いくら風太郎に成長が見えたって、仲間を信頼することが出来たって、最後に希望が託されたって、悲しいものは悲しいんだ。勇猛な武将に注目を集めがちな戦国の戦いの裏で、懸命に生きた名も無き者たちの生き様は無駄ではなかったと思いたいが、勝っても負けても戦いは美化されるものであってはならないと思う。

    2
    投稿日: 2017.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    プリンセス・トヨトミに繋がるというのなら、悲しいけれどこれはこれでハッピーエンドなのかもしれない。 皆、誰かの駒のまま終わらなくて良かった。 でもちょっと因心居士に頼りすぎかな…

    0
    投稿日: 2017.01.20
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    面白いかった!最後の疾走感に乗るように一気に読み進めました。風太郎!頑張れ!みんな頑張れ!って心の中で応援してましたが、最後は厳しい現実を想像してしまいました。時代物を読むのは初めてででしたが、万城目学さんの物語はやはり読み応えがあって面白かったです。2017.1.15

    1
    投稿日: 2017.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今までの万城目作品と大分趣が異なり、躍動感はありつつのなんだか寂しい作品でした。戦とはやはり誰一人幸せにしない。絶対にしてはいけないことだと改めて考え直させられました。

    0
    投稿日: 2017.01.04
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    う〜ん。 最後まで息をつかせぬ展開で間違いなく面白かったんだけど、こういう終わり方をするのか。 確かにこれが一般的だとは思うものの、万城目氏にはもっと違うラストを書いてほしかったな。

    0
    投稿日: 2017.01.03
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    まあまあ楽しめた。この作者独特の不思議は今回は少し抑えめ。大阪の冬、夏の陣を扱っていて、まさに今大河で真田丸の時代、内容と重なり、より深く雰囲気を味わえた。

    0
    投稿日: 2017.01.02
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    面白かった。 ついつい夢中になって 駅を乗り過ごしてしまった。 意地と自尊心、 使命と義務、 自由と尊厳、 己の思うままに生きる。

    3
    投稿日: 2016.12.27
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    題名やカバーデザイン、はたまた裏表紙の紹介文(とくに上巻)とは全然イメージの異なる重いストーリー。 もうちょっと手加減しろよ、敵!

    0
    投稿日: 2016.12.26
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    万城目さんが、長編大作を書いたらこんな感じになるのか! 前半は、因心居士だか果心居士だかも出てきて、ちょっと不思議な世界で軽快なやり取りで話が進み、瓢箪を育てたり、祇園会のくだりがあったりと、楽しく、時にハラハラして読んだ。 それが、後半になるにつれて、たくさんの血が流れて、思いもよらない、おおきなものに、動かされてゆく感覚になる。 大阪城での、炎と煙と血の朱くて黒い、色の濃い世界での終盤は、圧巻で一気に読んだ。歴史が大きく動く時の空気感まで伝わってきた。 ちょうど、大河ドラマ「真田丸」でも、同じ頃をやっていたので、その世界ともつながっている気がして、そういうのも面白かった。

    0
    投稿日: 2016.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学会期間中に読了した。久々に読了したストーリー物。万城目学読むのも久しぶり。ストーリーはありきたりだが内容はまあまあ面白かった。この作者が情景描写が上手なのはあまり意識したことなかった。いつも主人公がスーパーマンでも素晴らしい人格者でもないのが魅力の一つなのかもしれない。最後にはほぼ全員死ぬという最後も意外な展開であった。しかし、万城目学の作品は「鴨川ホルモー」「偉大なるしゅららぼん」「プリンセス・トヨトミ」と尽く映画化されている。これは流石に難しいだろうが。。。

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    投稿日: 2016.12.19
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    後半の疾走感がたまりませんでした。 上巻以上に一気に読めます。 時代モノの小説もおもしろいんだなぁ。 登場人物ひとりひとりに感じ入って、皆とても好きになります。 櫓でのひさご様とのラストシーンは何度も読み返しました。 とっぴんぱらりなんてついている以上続編はないですよね。 ラストの描かれ方からはちょっと難しい未来だけど、実は運よく回復して、ささやかに、幸せに暮らす風太郎とその仲間たちを想像して読後感を満喫したいと思います。 (蝉だけはどう考えてもは無理だけど…)

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    投稿日: 2016.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大凡浮世離れした設定である万城目学氏の作品は乾坤一擲伸るか反るか、つまりツボにハマればどこまでも突き抜けて面白くなり、対して読み手と感覚が合わなければ最後まで歯車がズレたまま…、ということがままあるように思うが、今作は見事に前者の例に当てはまり、エンターテインメントとして良質なことは言わずもがな、あるいは町田康氏の著作にも通じるような文学性をも迸らせている。 クライマックス以降のアクションシーンが昔の熱血マンガよろしく、少しくどいのでは、と感じたことなどあり、私にとって非の打ちどころのない完璧な小説であるとは言えないが、著者のクリエイティヴィティが存分に発揮された作品だと思う。 ヘヴィでシリアスなラストには、ちょっと驚いた。 これまでほとんどの万城目作品を単行本で買っているのに、今作はたまたま文庫化を待っての購入となってしまったが、もっと早くに読んでおくべきだった!

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    投稿日: 2016.12.07
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    おなじみの摩訶不思議な万城目ワールド全開。前半はやや冗長な印象を受けたが、後半は息詰まる死闘、そして読者に委ねられた意味深なラストに大満足でした。 あらすじ(背表紙より) 和議成立ののち、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい因縁が風太郎を追い立てる。やがて訪れる最後の大決戦。燃え盛る大坂城目指し、だましだまされ、斬っては斬られ、忍びたちの命を懸けた死闘が始まる。崩れ落ちる天守閣、無情の別離、託された希望。圧巻のクライマックス。万城目学、時代小説でもお構いなし!

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    投稿日: 2016.12.04
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    くびきを解き放ち、思いのままに、駆け、跳び、戦う風太郎たち(元)忍者のまばゆい輝きと哀しさ。 北政所様やひさご様(玉)には、ほんとにこういう方だったのかも、と思わせるものがあります。 大阪城につながる穴をのぞいてみたら、こんな物語が浮かぶかも。

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    投稿日: 2016.11.27
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    「とっぴんぱらりの風太郎 下」 ものすごく面白かった! ニートの忍者風太郎が、たくさんの仲間に支えられある約束を果たす! もう、とにかく泣いた。 戦のシーンはとてもリアルで手に取るように状況が分かる。 これ本当にオススメ! いい本に出会えた!

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    投稿日: 2016.11.15
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    初めての万城目作品。上巻からの「この話はどこに向かうの?」は一気に終幕へ。 大坂冬の陣が終わり、夏の陣へ。 豊臣に勝ち目のない戦の中に、風太郎が巻き込まれていく……。本丸へ忍び込んだはいいけど、最後の「どうやって脱出するの?」となってからはページをめくる手が止まらない。こっちが期待するようなラストじゃないのは残念でしたが、それでも最後の方の、いかにも「これで話は終わりますよ」の空気を醸し出す描写の美しさが良かった。 文庫読み終わったあと、プリンセス・トヨトミの宣伝があって、なんだか巳さんが関係しているようなので、いずれ読んでみよう。 あー、黒弓好きだったのになぁ。

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    投稿日: 2016.11.15
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    先の展開が読めず、本当にハラハラしながら読めた。ラストには人と人との繋がりや関係性に涙を誘われる(T_T)おめでたいハッピーエンドではないけど、読み終わった後にはスッキリした気持ちになった。

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    投稿日: 2016.11.10
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    なんと、まぁ... 昨今話題の残業時間月200時間の某企業から自殺者なんてもんじゃないな。 忍びの世界。 腕を切り落とされ、胸の肉を抉られ、焼かれ、首を刎ねられ、ただ与えられた使命を粛々とこなす。命懸けの社畜だ。 いつの世も、使う者使われる者がいるわけだな。 が、しかし。 あまりにもな結末を迎えるが、潔し。 散り際の美学、死に様、儚さ、または侘び寂び。 日本の美徳とされたものが香る一冊でした。 下巻にきて、非常によくまとめられた作品。 平成の世も、ある種、変わらぬものがあるな。

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    投稿日: 2016.11.09
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    上巻から一気に物語が動きます。特にラストに向けて、どうなっちゃうの?!とページをめくりめくり、本当に最後まで結末が見えませんでした。主人公は勝つに決まってるでしょ?と自分に言い聞かせながらハラハラして読みました。こんな最後になるとは正直思いませんでした。寂しい、でもそれがリアルな忍者の世界かも。

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    投稿日: 2016.11.08
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    途中ややだれたけど、終盤は怒濤の展開でなかなか感動的な終わり方だった。やっぱりこの作者は面白い。エンターテイメントとして最高。

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    投稿日: 2016.11.08
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    終盤の怒涛の展開は見事。 物語全体としては、ごちゃごちゃし過ぎなのと、都合良く話が進み過ぎなのが気になった。

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    投稿日: 2016.11.05
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    最後の最後は因心居士に頼り過ぎな所があったが、まあ仕方がない。自分の思っていた結果とは違ったが、それもありかと思う。

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    投稿日: 2016.11.01
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    なかなか壮絶なラストで、胸がつまった。みんな生きて帰ってほしかったな…。敵ボスキャラの「残月」にちょっと魅力が無かった。

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    投稿日: 2016.10.30
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    久々に夢中で読んだ小説。上巻がいつもの万城目作品っぽいのに対し、下巻では今までの作品とは違う熱量を感じました。 プリンセス・トヨトミとの繋がりが見えるのも良かったです。

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    投稿日: 2016.10.25
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    忍者の描き方として斬新で、 ちょっとした脇役が全員存在感を増していって、 最後がこんなことになるなんて、 万城目だと思って信じてたのに! なんという力量。すごい。

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    投稿日: 2016.10.22
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    本当に久々に夢中で読めた作品だった。 何ににもなれない忍者の主人公はなぜか周りから好かれていて、どんどん事件の渦中へと。 上巻は緩めの万城目ワールドだったが下巻からはガラリと変わってシリアスな展開。タイトルに騙されてはいけない。歴史でも学んだ大坂の陣、フィクションではあるけれどこんなにも熱いドラマがあったとは…。読むべき歴史小説だった。

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    投稿日: 2016.10.21
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    和議成立ののち、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい因縁が風太郎を追い立てる。やがて訪れる最後の大決戦。燃え盛る大坂城目指し、だましだまされ、斬っては斬られ、忍びたちの命を懸けた死闘が始まる。崩れ落ちる天守閣、無情の別離、託された希望。圧巻のクライマックス。万城目学、時代小説でもお構いなし!

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    投稿日: 2016.10.15
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    頑張って読んでよかった。 ちょっと疲れるくらい、読んでて力が入ってしまった。 次はふわっとしたのにしようと思います。

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    投稿日: 2016.10.15
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     忍者の風太郎は、ひょうたんに導かれるままに最後の大決戦、大坂夏の陣に臨み、忍びたちの命を賭けた死闘が始まる。  下巻はまさにクライマックスという感じで死闘に次ぐ死闘が展開され、一気に読まされてしまいました。  忍者になりきれず、風の向くままに生きてきた風太郎が最後は自分の責任を果たすために命を懸けて死闘を繰り広げる姿に胸が打たれました。  また、風太郎を取り巻く一癖も二癖もある仲間たちが命を懸けて戦うところも心に響きました。  最後の場面も映画のワンシーンを見ているようで、本を閉じながらしばらくは、動けない感じでした。  信念をもって自分の道を進んでいく姿はやはり人の生き方としてかっこよかったです。 

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    投稿日: 2016.10.11
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    正直なところ、予想もしなかった展開と結末で、読み終わってしばらくは呆然として、頭が空っぽになったような気持ちになりました。 大坂冬の陣の後、わずかな休戦を挟んだ後にその火蓋が切って落とされた、大坂夏の陣の大勢が決した中で繰り広げられる忍び同士の凄絶な死闘には、固唾を飲んでページを繰るしかない、圧倒的なまでの迫力がありました。 最近読んだ、和田竜さんの「村上海賊の娘」や、古くはデイヴィッド・マレルの「一人だけの軍隊」のクライマックスを思い出させられました。 そして、忍びではなくなったにも関わらず、そんな戦いの中に身を置く、いや置かざるを得なかった風太郎。 忍びでない身として、平凡であっても平和な暮らしができたはずの彼が、戦の場に立つ決意の原因を思い起こすと、すべては厳しくも非情な忍びの世界とのしがらみに端を発していることに気づき、人が抗えない大きな運命のいたずらと皮肉のようなものを感じて、ますます呆然としてしまうのです。 でもそうそう、読み終わってもう一つ感じたけど、これって同じ万城目さん作品の「プリンセス・トヨトミ」のエピソード0的な位置づけですね。 それを思うと、ホッとして少し暖かい気持ちになれる心地がします。 今後、大阪城を訪れるたびに、思い出してしまう小説になりそうです。

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    投稿日: 2016.10.09
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    そして物語は、平穏な日々を取り戻したのも束の間、大阪夏の陣へとひた走る。 その経過の中で明らかになる作者の企て。ふ~ん、そういう仕掛けだったのか。 数々の因縁と、そして「ひょうたん」の役割も明らかになり、再び風太郎は大阪へと追い立てられる。 炎上する天守閣を舞台にヤマ場が次々と連打される展開はなかなか読ませ、そこで語られる忍びの宿命は哀しい。 運命に操られながら、常世も蝉も黒弓もそれぞれが自分の思いを持ちながら生き抜いたのに比べ、風太郎は相変わらず口先ばかりでモタモタ。 そういう主人公でなければ話は進まないわけだけど、騙されてばかりで、人に言われて動いているばかりで、最後までもどかしいばかり(でも、最後は頑張ったね)。

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    投稿日: 2016.10.02
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    いやー万城目学の作品は一気に読んでしまいますね。前半ののんびりとした流れから、最後の一気の結末まで。 また、少し間をおいて読み声したくなるような作品でした。

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    投稿日: 2016.09.25
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    これは、、きちんと映像化されると すごい作品になるだろうな。 主人公と同じ視線に読者を誘うのが すごいところの1つ。

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    投稿日: 2016.09.18
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    豊臣から徳川の世に移ろうとする時代、伊賀の忍者も時代の流れに取り残される運命に。 そんな時代の中でも、親子の情愛や男女の情愛、友情が、これまで仕事を最後までやり遂げたことがない風太郎を助け、導く。 人のつながりを大切にして生きることが人を導く。

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    投稿日: 2016.09.18
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    ぷうたろう、「ぷ」なんですね。そんな間の抜けた名前でラストを乗り切ったのお前… 帯の謳い文句は「ニート忍者」。なるほど風太郎はどこまでも非情の素破にはなれないやさしい男だったね。 文庫版下巻の風の位置、最後まで読むと半身だけ覗いてるわけだと納得。 文春で連載している時にたまに読んでいたけど、通して読むと司馬遼太郎の『梟の城』などの忍びの者を描く乾いた無情の雰囲気が感じられてよかった。 百市の生き様や思いは、ほんと司馬遼太郎の忍び作品に出てくる女みたいで切ない。 最後の一文を読んで、タイトル見て「とっぴんぱらりのぷう」の音を思い起こすとこまでが一セットなんだろうし、風太郎の特技を考えると「ぷう」の音でいいんだけど、なんとも悲しい気持ちに。

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    投稿日: 2016.09.10
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    著者の作品は初めてでしたが、面白かった。 後半、読むのが止まらなくなりました。 映画化したら、面白そう。 昔読んだ「ムジナ」(マンガ)と、ダブりました。 蹴鞠の場面が、一番良かったです。

    0
    投稿日: 2016.09.10
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    【炎上大坂城の死闘!】法螺貝の音と共に大坂の陣は始まった。敵は10万徳川勢。燃える天守閣の中での別れ、宿敵との死闘、そして希望――。堂々の完結篇!

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    投稿日: 2016.09.01