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鉄腕アダム 1
鉄腕アダム 1
吾嬬竜孝/集英社
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総合評価

3件)
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     挿話の科学講座に「空想科学ではない」と明言されているけれど、かっきりきっちり空想科学(サイエンス・フィクション)な作品。  まぁ多分、SF(すこし・ふしぎ)ではないと言いたかったんだろう。  ダジャレめいたタイトルではあるが、コメディ要素は希薄。    未来の話。  火星移民の話があったりする感じ。  宇宙から飛来する謎の存在から地球を守る話なんだろう。  細かな設定を読者に伝えていないため、なんだかわからないまま進行する話を推測しながら読まなければならない。  冒頭に、壊滅した街並みが描かれているので、彼らが防衛を失敗するまでの過程なのかなとも思うが…。  そして、次巻以降壊滅した時に真相が語られるのであろう。  今のところ意味不明な描写達が、伏線なのか特に意味のない描写なのかも不明。    新作で買っておいたのだが、うっかり積んでしまってたのを最近発掘して読み始めた。  続巻も買ってこなくちゃな。

    0
    投稿日: 2019.10.14
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    AIのアダムは地球を救う為に宇宙からやって来る4次元体の蝶と闘っている。注釈がないと科学に疎いとさっぱりな内容になるかもしれないが、タイトル通り、鉄腕アトムとエヴァを足して感じ、と平易にこの作品を説明する事は出来るが、実際の科学とスタイリッシュな絵柄、ある意味シンプルな話なんだが、惹きこまれる。AIとそれを作って管理しケアしているにも関わらず感情より合理性で飄々と物を言う、科学者でなければただの変人奇人扱いされるだろうジェシーとの交流物語でもある。アダムには「心」がある様に見えるが、科学的にはあり得ない、でもある様に見える、では人間に「心」はあるかと言うと、ある筈なのに「心無い」事が出来る人もいる…そう言う事を考えざるを得ない作品。多田由美さんの絵柄に非常に似ている!!(松尾マアタさんもこの系譜なんだなぁ…)

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    投稿日: 2017.01.09
  • ジャンプ+で不定期連載中の近未来ハイSF

    宇宙から飛来する「蝶」と呼称される兵器生命体と人類の戦いを描いた物語で、欄外にも専門用語の注釈モリモリ、果ては科学講座という短編ページを定期で連載するほどのガチサイエンスぶりは銃夢を彷彿とさせます。 パシフィック・リムとか、ロボコップ、チャーリー、あとはエヴァのような演出や会話ベースの主展開などから、映画好きにはお勧めです。 連載スピードがかなり遅いのがネック。話忘れてまう。1話の中身も月刊誌サイクルに近い。コミックスでの一気読みが合っているかもです。

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    投稿日: 2016.09.06