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双亡亭壊すべし(1)
双亡亭壊すべし(1)
藤田和日郎/小学館
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総合評価

19件)
4.1
9
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4
2
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    【こ、これはなんてジャンル??】 1話が怖くてびっくり。 謎が深まり展開が気になりすぎて5巻まで一気見。予定に遅刻しそうになるくらい続きが気になった。 大きく広げた世界観をどこまで回収できるのか。全く心配はしてないので、今後繰り広げられる世界を読んで見に行きたいと思う、

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    10巻まで一気読み。 むちゃくちゃやばい。こんな世界を絵にするってどんな気持ちなんだろうか。どんどん謎が明らかになっていく爽快感とどんどん新たな謎が現れるもどかしさ。 話にのみこまれていく感覚がおもしろくもぞくっとした。

    1
    投稿日: 2021.08.25
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    久しぶりに手に取った藤田和日郎さんの新作。 藤田作品らしいおどろおどろしさ・グロさはそのままに、 何とも心地よい疾走感を覚える作品ですね〜。 物語の中心にドンと重厚に居座る「双亡亭」を中心に、 螺旋を描いて突っ走るような、スピード感と爽快感が伝わってきます。 その行き着く先には何があるのか…これからが楽しみですw。

    0
    投稿日: 2019.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

     自衛隊の爆撃をも物ともせず、中に入る者たちを取り込み化け物に変えてしまう。  そんな化け物屋敷・双亡亭を壊すべく立ち上がった人々の群像劇的物語である。主人公は(おそらくは)三人だが、基本線は群像劇と見ていいだろう。  それにしても、物語が開いていくワクワク感は素晴らしいものがある。  藤田さんが描く絵の濃さ、ホラー描写の巧みさも影響しているのだろうが、何よりストーリーテリングの手並みが本当に優れている。  おぞましき屋敷に因縁を持つ総理が、自身の手で双亡亭壊すべしと述べ、賞金を懸ける。  双亡亭に父を食われた少年・緑朗は双亡亭を壊しうる人との出会いを得て、双亡亭を目指す。  双亡亭爆撃の夜、45年前に行方不明となった旅客機に乗って現れた少年・青一は、その身をドリル状に変形して魔を撃つ。彼は緑朗と共に双亡亭を目指す。  そんな彼らの陰に隠れて、美大出身のただの人である凧葉は、ほんの弾みで言ってしまった言葉の責任にとらわれている。だが、今は彼は双亡亭を目指していない。  そんな彼らの群像劇は、同時進行で二つの物語を描きながら、そのそれぞれを丹念に描くことで中断のわずらわしさがなく、一方でテンポ感も良い。  日本のトップが軍隊を使っても壊せない家。その怪異を解決するという物語の主題も、子供への訴求力はかなり高い印象だ。  また、何より絵の力強さが尋常ではない。一個一個の描写が持つ力には惹きつけられた。  正直に述べれば、最初に読んだ際(三巻までまとめ読みしている)、風呂に入るのが少し怖かったくらい(笑)にはホラーめいた作品だ。  大変優れた物語のスタートである。星五つでぜひ評価したい。

    2
    投稿日: 2019.04.18
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    大正の頃より存在する、どんな破壊工作を行っても壊れることの無い「双亡亭」。入った者は「魔」に取り憑かれ、屋敷に引き込まれる奇怪な体験をしている… 屋敷そばに住む貧乏な絵本作家の卵・凧葉は心を通わせた少年とその父親が屋敷の「被害」に遭うのを目撃し、騒動に巻き込まれることとなる。 初っ端から、あれよあれよという間に「異形の世界」に読者を惹きつけるという点では、その熱量といい不気味さといい、過去最高かもしれない。 ところどころ「うしおととら」を思わせる90年代のノリのシーンがあってああ藤田和日郎ワールドだなあ。

    0
    投稿日: 2019.03.01
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    入ると呪われる館、双亡亭とそれにトリツカレタ人たちの物語。売れない作家、父親を館に殺された少年と巫女として強い力を持つその姉、40年前の航空機に乗っていた少年……彼らが目指すべき双亡亭はなんなのか。 単語だけ語られ、核心をはぐらかされる展開がなかなかに面白かった。

    2
    投稿日: 2019.01.11
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    藤田最新作はぞくぞくする。昔ながらのホラーな感じを再び前面に押し出すが、やっぱり登場人物が生きてると言うか熱い。怖いからおっかなびっくり読んでいる感じがする。

    3
    投稿日: 2018.07.25
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    読了。 面白い。 腹にドーンと落ち込んできて、「あー!面白い!」。 藤田和日郎センセイの、このうまさは味わい深い。 ネタバレ抜きにいうならば、「いいから頑張って呼んでください!」

    2
    投稿日: 2018.03.31
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    建物を壊そうと、もしくは単に興味本位で侵入してきた人間を人ならざる者に変える 双亡亭という化け物屋敷を舞台に描いた、アクション満載のホラーミステリー ・・・と言えば面白そう。 いや事実面白いんだけど、いかんせん前置きが長すぎる。 1巻を読み切った時点では双亡亭の謎の欠片も、目的も、登場人物たちの目的も 何も明かされないどころか、ほぼ物語が進まずに2巻へと続いてしまうので 正直なところ2巻以降に読み進む欲が湧かない。 でも2巻以降で徐々に明かされる双亡亭の謎や登場人物の謎が明らかになっていくと そこでようやく物語に惹かれはじめるので、序盤にとても我慢が必要な漫画。 藤田作品には毎回とても魅力的なヒロインがいるけれど 今回の紅さんはあんまり可愛くないな、と悲しむも 颯爽と登場した超三白眼で目つきの悪いの宿木さんにメロメロです。 どう考えてもヒロインの座には就けそうにない立ち位置だけど、いいんだ。 勝手に阿紫花枠として理解して楽しんでます。

    0
    投稿日: 2017.10.06
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    大正時代より都下に建つ謎めいた廃屋「双亡亭」。 人を喰らうという噂のその屋敷は巨大な鉄球を撃ちこもうが空爆を仕掛けようが何をしようが絶対に壊れない最凶にして最恐のお化け屋敷。 昔日双亡亭に幼馴染の少女を取り殺された防衛大臣と総理は、職権乱用と公私混同を極めて、下記を合言葉に起ち上がる。 「双亡亭壊すべし!」 とにかく双亡亭の存在感がすごい。圧倒的に不気味。屋敷の猟奇的かつ芸術的な造形が廃墟マニアの心をくすぐる。 天井で途切れた階段や宙に聳える帽子掛け、濠を巡らした肖像画の為の小部屋など、軍艦島や九龍城塞、零シリーズなどホラーゲームに出てくるカオス構造の家屋に惹きつけられる向きの読者にはたまらないギミックが随所に仕込まれている。 双亡亭を壊さんと古今東西から馳せ参じたキャラが濃すぎる霊能者たちも凄い。全員とち狂ってるといっても過言ではない言動と顔芸のイカレっぷりで魅せてくれます。 貧乏絵描き・凧葉とJK巫女・紅の年の差コンビのコミカルな掛け合いも微笑ましく、ユーモアと恐怖とがミックスされてぐいぐい読める。 今後の展開から目がはなせません!

    2
    投稿日: 2017.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/08/20 何故か出れない屋敷や街って好きなモチーフなんだけどこれは苦手だ〜 有機的すぎるというか、ちょっと気持ち悪くなってしまう

    0
    投稿日: 2017.08.20
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    「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田和日郎氏の新作となれば、読むしかないでしょう。(あれ、 月光条例は読んでないな) 気がつくと既に4巻。ん?まだ壊れて無いのか双亡亭。お化け屋敷を壊す話(だと思うが)主人公はいったい誰?&どれが主人公だとしてもキャラクターにあまり魅力を感じないのは何故なのか。 あまり後引かない読書感。

    0
    投稿日: 2017.05.08
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    なんだかよく分からないワクワク感が私を襲う!! 昔のホラー漫画読んでるようででもキャラの温かみもあって面白かったです!

    2
    投稿日: 2017.01.20
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    幽霊屋敷vs国家というワンダーの圧倒的なツカミパワー。ツカミが強すぎるだけに将来話がこの双亡亭から遊離したらという心配もあるけど、気が早いか。とにかく次巻「内側」が楽しみ。

    1
    投稿日: 2016.12.01
  • 今後に期待!

    この作者さんの作品はほぼすべて読んでいます。新作がでたという事で購入しました。まだ一巻ということもありさわりの部分だけでつまらないと感じる人もいるのではと思います。この作者特有の可愛らしいヒロインも最後の方に出てくるだけなので2巻以降が出てから購入するのもいいかもしれません。

    1
    投稿日: 2016.11.19
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    さすが藤田和日郎、先の読めないわくわく感のある導入がすごい。相変わらずな古臭い絵柄や台詞回しがクセになる。清一は「とら」みたいなマスコットキャラになりそう。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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    藤田和日郎新作。 始まったばかりで、まだまだわからないことばかり。わかっているのは、お化け屋敷「双亡亭」を壊すことだけ。 タイトルそのまんまじゃねーか。 頭の童歌が非常におっかないですね。大正時代の画家が建てたという双亡亭。その画家さんのことを歌ったんだろうけど。それ以前からの因縁とかありそうな、なさそうな。何はともあれ、続き期待大です。うしとらのからくり人形のように、けっこうホラーごぎつかったりするからね。 眼窩を内側から両手でひろげちゃだめですよ。

    0
    投稿日: 2016.08.19
  • 壊すべし\(>_<)/

    「うしおととら」の藤田先生の新シリーズです。 謎に包まれた双亡亭を巡る物語です。 双亡亭の敷地に越してきた少年緑朗と隣のアパートにすむ絵描きの青年凧葉務の心温まる交流から一変、双亡亭の恐怖が降りかかります。 過去に因縁を持つ総理と大臣による空爆でも壊れることなく存在し続ける双亡亭。 同時期に現れた謎の少年青一。緑朗の離れて暮らしていた姉紅。 1巻ではキャラが登場したばかりでまだまだ全体が謎に包まれていますが、あえて過去の作品で似た雰囲気を挙げるとするならば「邪眼は月輪に飛ぶ」がちょっと似ているような気がします。 迫力あるバトルや館もののホラーテイスト、少年同士の友情(?)やちょっとした息抜きもあって今後の展開が熱くなりそうです。怖いもの見たさの一面もありますので続きが楽しみです。

    6
    投稿日: 2016.08.12
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    前作不評だった部分を修正してきたのかな。ヒロインをわかりやすく、つかみを派手に。エンゲキブ→ジョガクセー。過去3作の良いとこ取りになりそうな予感。作者の物語能力は信頼してるので続きは楽しみ。

    0
    投稿日: 2016.07.18