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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
認知心理学の傑作として先日読んだむつみ先生の著書で紹介されていた。 生まれつきの天才などいなくて、モーツァルトも天才ホッケー選手も、天才ピアニストも、みな努力の賜物。 大成している人は、他の人よりも練習量が多く、飽きない(というか継続の工夫)をしている、という研究結果の紹介と、多くの分野でスキルを向上させるための普遍的なやり方が紹介されていた。 曰く ①その時々のレベルに合わせた声掛け(初めのころはやる気を出させるために褒めるとか)、レベルが上がってきたころ(=おそらく、高いレベルに届いている自己肯定感、さらなる高みを目指そうという心理状態)にはより高いレベルの集団に入れて厳しいレベルの研鑽を積む ②細かな心的イメージ(ピアノの練習であれば、曲の細部(小節毎とか)にわたって、ここはこう演奏すると美しい、とイメージできる力)、自分で心的イメージと自分の演奏の乖離に気付ける力、集中力、集中力を絶やさないため、むしろ睡眠時間は多くとること、集中できる環境を作ること ③すぐにフィードバックを得られること(難しい物理理論を大学の学部生に教えた際も、すぐに自身の理解度とフィードバックを得られたグループの方が成績が良かった) これらが重要で、段階毎に目標とする到達点を明らかにして、それにフィードバックを与え、やる気にさせるのが良いという話、と理解。 こういう体系的な教育メソッドって、欧米主流なのかと思いきや、書中にも「スズキメソッド」というのが紹介されていたし、考えてみれば、書道や空手の段とかも同じ考え方だよね。 若干、訳が分かりにくい気がした。 あ、「限界的練習」も大事な要素。 コンフォートゾーンを超えつつも、不可能ではない負荷をかけて高みを目指していく。区切る。あたりが大事なのかと。 こういう読書メモを書いておくと、その本からどういう学びを得たか復習できてよい。
0投稿日: 2025.11.23
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限界的練習 ・コンフォートゾーンから抜け出る ・具体的目標 ・集中 ・心的イメージ 継続が継続を可能にする
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ認知心理学者今井むつみ先生の推薦図書に挙げられていたので読む。題名から、超一流になるのは才能でなく努力であることは察せられたが、統計的なエビデンスから分析されており説得力がある。人生、なんとなく生きるより、楽しい方が良い。そのための示唆が載っている。2025.10.27
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ才能がなければ努力しても超一流になれないのか?結論を言うと努力すれば超一流になれるのだが、それには『限界的練習』が必要。逆に言うと世の中の超一流と呼ばれる人達は、実は才能があった訳ではなくこの限界的練習に取り組んで努力していた。 誰でも、そして何歳からでも超一流になれた人の具体例を挙げつつ努力する事の大切さを教えてくれる良本だと思います。
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログネットで紹介されていて気になって購入しました。日本語に翻訳された本ですが、すごい読みやすかったです。自分の仕事や、仕事以外の勉強でいまいち成長が止まっていた実感があったのでこの本を読んだあと、やってやると意欲がわいてきました。お勧めです。
1投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ限界的練習の重要性を解く。ただし、「限界的練習とは何か」への解が書中に散らばっているので、一気に理解したい人には、少し難儀。
1投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ結論からいうと努力が大事。ただし、ただ時間をかければ良いのではなく、限界的練習が必要。 先天的な才能と言われた絶対音感なども後天的な練習で身につく。 ・訓練によって新たな脳の回路を構築できる ・目的のある目標 具体的目標がある 集中して行う フィードバックが不可欠 コンフォートゾーンから飛び出す(それまで出来なかっことに挑戦する) ・エキスパートには心的イメージがある ・練習に膨大な時間を費やさなければ並外れた能力は手に入らない ベルリン芸術大学のバイオリニストをSランク(のちにソリストになるレベル)、Aランク(その次のレベル)、Bランク(ソリストコースに落ち教員コース)に分け、18歳までに練習した平均時間を調べた。 Sランク7410時間 Aランク5301時間 Bランク3420時間
1投稿日: 2024.02.23
powered by ブクログスポーツだけでなく、仕事や習い事・趣味にまで 応用できる考え方でした、 限界的練習が大事だとわかっていても、 いつも何となく、自分に無理のない範囲で練習をしてしまうのはなぜか? それを明らかにすることも大事だなあと感じました。 大抵自分の場合だと、 ・やった事実で満足感を得ようとしてる 勉強やトレーニングに入る前、何も考えずに開始することがほとんど。 →練習前:今日はこの時間で、~ができるようになる とか、~を重点的に取り組むとか超短期の目標を設定する →練習後:何ができるようになったのか⁇ 何が身に就いたのか⁇ トレーニング・勉強の振り返りをする これらを意識するだけでも大分変化がありそう よし、実践あるのみ!
0投稿日: 2023.12.26
powered by ブクログトップクラスの成功をおさめるためには、並大抵ではない練習量や時間が必要であるとことは分かった。ただ一般の人にとって突出した能力が必要ではなく、一定レベルのスキルを持つことの方が再現性があり、そのレベルの話では習得速度にはやはり才能や得手不得手があるのではないかとは思ったが、その辺ところはあまり言及されていなかった。また、努力を継続できるかどうかについての研究などがあれば知りたい。
0投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ超一流になるのは才能か努力か ・限界的練習とは、はっきりと定義された具体目標がある。 長期の目標に対しては細かく細分化してスモールステップで進める、うまくなりたいといった漠然とした目標を具体的目標に変える。 コンフォートゾーンから抜け出すには負荷をひたすら高めていく。ちょっときついくらい。 ・心的イメージとは、ビジュアライズのこと、セルフイメージもここに当てはまる。心的イメージを高めるには、努力失敗ふたたび挑戦という作業をする必要がある。 練習も意識して集中して行う ・わずかでも自分が上達していることがわかるサインを貯めておく。 限界的練習を仕事にも活用していこうと思う。
1投稿日: 2022.12.23
powered by ブクログ良い本ですが唯一難点をあげるとすれば事例が多過ぎてテーマを忘れそうになるくらいです。 なかなか成果があげられない人は読んでみてください。 練習の質の上げかたや行き詰まったらどうすればいいか書かれています。 オススメの一冊です。
0投稿日: 2022.11.17
powered by ブクログ感想 結論として、人の能力は才能ではなく努力である。 とのこと‥ そのためには、限界的練習(限界を超えろ!)が必要らしい。 どこぞの習慣少年〇〇で出てくる話しのような、夢のある結論ではあるのだが、にわかには信じがたい。 なぜそう思ったかというと、 ・物事を継続できる才能(誠実性) ・物事に集中できる才能(神経症的傾向) ・物事を前向きに捉える才能(外交性) などの遺伝的傾向がある才能(ビッグファイブ)を否定していない気がした。 とりあえずわかったのは、練習の仕方や教わる人(つまり環境要因)は大事だよねってことだと思う。
1投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ0 どんな本? 一流と言われる能力は後天的な努力の蓄積である 事を説明する本。どの様な努力が必要かを教えてく れる本。 1 何で読んだの? (1) 努力の仕方を知りたいから。 (2) 子育てに活かしたいから。 (3) 日々の成長計画に活かすtodoを得たい。 2 構 成 序終章を含め全11章構成。330頁。 「絶対音感は生まれつき?」から始まり、「限界的練習で社会が変わる。」と結ぶ。 3 著者の問題提起 一流と言われる能力は先天的なものか?努力では 獲得できないのか? 4 命題に至った理由 能力の獲得専門に研究している著者の研究の末の 知見。努力で一流になれるのでは? 5 著者の解 どんな分野でも一流になるのに遺伝的な差は無 い。限界的練習の積み重ねが後天的に能力を獲得で きる方法である。 6 重要な語句・文 (1) 目的のある練習 (2) 限界的練習 (3) 心的イメージ (4) 集中 (5) 睡眠 (6) フィードバック (7) フィックス (8) 時間は短い方が良い (9) コンフォートゾーン (10) 同じ経験意味がない。 7 感 想 読んでいて自分の計画を作りたいと思った。1番刺さったのは限界的練習。人に勧めるなら同じ練習は意味がない事。深く知りたい事はフィードバックの仕方。タイトルの疑問形はピッタリだと感じた。 8 todo (1) 限界的練習を趣味の計画に反映 ア 今ある技術の側面、一歩先を練習する。 イ フィードバックをする。具体的な目標にする。 (2) 子育てに活かす。 ア 学問の汎用性、楽しさを日々説く。みせる。 イ 具体的な目標を示す。持たせる。
1投稿日: 2022.07.25
powered by ブクログ努力の大切さを科学的視点から説く本。ただがむしゃらな努力ではだめで、その道に必要は心的イメージが作られるよう、目的ある練習、限界的練習をする必要がある。実践は難しいけど、このことがよくわかった。 いわゆるサヴァン症候群の人も、実は(本人は無意識にも)ある能力を伸ばすために努力をしていることなど、目から鱗だった。 本書の通りやってもおそらく超一流にはなれない。それでも、正しい方法で努力を続けると、それなりにはなれるかもしれない。そんな希望も持てる一冊。
1投稿日: 2022.07.18
powered by ブクログ生まれつきの天賦の才というものはない。その逆も然り、才能のなさは生まれつきではない。一流になるためには絶対的な努力(練習)は必要だが、飛び抜けた練習量はもちろんだが単に1万時間すれば良いというものではなく毎回限界的練習をしていること、目標を持ち反省し学び続けていること。これで一流になれるのだが、その楽しくなく辛い練習を続けられることが重要。そのためには、誘惑リスクを排除することと体調管理の徹底、時間を区切ることで、意欲を維持させる。あとは夢を持ち自分を信じること。 なるほど!といってもなかなか二の足が出ないな。。 108冊目読了。
6投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログその道のプロやエキスパートは、ある能力そのものではなく、ある能力を身につける才能がある、という考え方がおもしろいと思った。どんなことでも練習が必要だが、ただ闇雲にするのではなく、自分の居心地のよいところから出て、集中して行い、自分の弱点を見つけ、それを治していく、というサイクルが不可欠だということがわかった。振り返ってみると、私はこの3つが欠けていたように思う。今日から意識したい。
1投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ根拠と共に書かれていて、きちんと時間を投資して正しく負荷をかけ続ければ、手に入れたい能力を身につける事ができると思わせてくれる。 ポイント ・限界を少しだけ超える負荷をかける ・練習を継続するしくみ ①時間を決めて誘惑を減らす ②結果を実感できる工夫
1投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ“夢を追いかけない理由はない” 諦めず意識を持って練習を続けることで道は開かれる、と教えてくれる良書。具体的な事例が面白い。
1投稿日: 2021.06.07
powered by ブクログめちゃよかった…はやく出会いたかった…。。毎日、コンフォートゾーンから飛び出す『限界的練習』ができているか…。。シンプルにその積み重ね……やる気が出ました…。。
1投稿日: 2021.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
■ひとことで言うと? あらゆる能力は限界的練習で後天的に獲得できる ■キーポイント ・才能=限界的練習の蓄積 →才能は圧倒的な量の練習から生まれる(1万時間の法則) →才能は後天的に獲得できる ・限界的練習 →能力向上には「限界的練習=かろうじて手が届く挑戦」が必要 →1. 自分の能力を少し超えた課題に挑戦する →2. 具体的な達成目標を設定し、集中して課題に取り組む →3. 成果に対してフィードバックを受け、やり方を改善する ・「心的イメージ」の構築 →心的イメージ=対象の物事に対する概念・情報の集合(心的構造) →心的イメージの拡充≒判断の高度化・高速化≒能力の向上 →挑戦と失敗、フィードバックによって構築・改善されていく
2投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログ何か(通常、高い)目標に向かって努力しているとき、「自分には才能があるのだろうか」という問いは必ず浮かぶ。 本書では、トップレベルに到達するには生まれつき備わっている資質が重要なのか、後天的に努力で得るものが重要なのかを実例や文献等を用いて述べている。 2014年に刊行された『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?(デイヴィッド エプスタイン著、早川書房)』が遺伝子とスポーツ能力に着目していたのに対し、こちらは各分野で過去に「天才」と呼ばれた人たちの幼少期の訓練や、トップレベルに到達した人たちがどんな練習をどれだけ行ってきたのかを調査し考察している。 いくぶん「結論ありき」で論述しているような向きもあったが、概ね説得力のある内容だと思う。 何かに向けて日々努力しつつも、自分には才能があるのだろうか?という不安を持ってしまう人には一読をお勧めしたい。
1投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログ努力の大切さを解説した本。また、正しい努力(本の中では限界的練習と表現)の仕方が書かれている。感覚的には当たり前だけど、ちゃんと証明してみましたって感じ。
1投稿日: 2020.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フォトリーディング&高速リーディング。のちに熟読。表題の答えは、超一流になるには「限界的訓練しかない」という事。たとえ才能の遺伝子があったとしても、著者によるとそれは音を聞く事が好きな遺伝子が楽器に触れる機会を与えたり、色に興味を抱かせる遺伝子が絵画に触れる機会を与える、というきっかけを生むだけで、誰もが訓練によって超一流になり得るとの事。 この手の本では自己評価最高は星四つなのであるが、それを越えた感動(私的)があったので星五つとする。 限界的訓練とは、意図的訓練の先を行く自己の限界を破り(コンフォートゾーンを脱し)ホメオタシス(心身の持つ恒常性維持機構)をずらす訓練。意図的訓練とはだらだらと繰り返さず、何をしているのかを意識する訓練。多くの人がなんの分野でも、この意図的訓練さえできていないらしい。それゆえにほとんど努力が無駄になる。 最後の章で著者は心的イメージの重要性を述べ、教育はその心的イメージを付けさせる訓練をするべきだと述べる。 要するに、どんなエキスパートになるにしてもその完成形を自分に当てはめ、限界的訓練をし続けると、超一流になれるという事。
1投稿日: 2020.01.15
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「上達」とはなんなのか、何をすれば得られるのか 若手社員として、社内の仕事ができると言われる人とそうでない人の違いは何なのか、何をすれば自分が仕事ができる人とみなされる能力を得られるのかを知るべく購入。 この本が伝えようとするメッセージは、限界的練習を繰り返し行うことが「上達」を作り出すということ。この極めて汎用コンセプトは様々な例示を援用して、様々な場面に適用可能なことが示されている。 私にとって最も身近に適用できる例示は、英語が母語でない人の聞き取り能力の開発の事例。これは、ショッピングモールに行き英語を母語とする買い物客に同じ質問を問いかけ、同じような回答を何度も聞くことによってナチュラルスピードに対応できる能力を開発したというもの。ここでの重要なのは、当初は集中して聞き取りを行わなければ買い物客の発言を聞き取れず、これが限界的練習の条件をぴったり満たしているということ。 私自身も、外国語学習者であるが、如何に限界的練習の状況を作り出し、それを繰り返せるかが外国語能力の上達の条件だということを強く印象付けられた。
0投稿日: 2019.12.31
powered by ブクログものすごく久しぶりに本を1冊読みました。最初から最後までものすごく興味深く読み進めることができたもんです。読むのにはおよそ1週間半かかったと思います。これからこの英語版を読んでいく予定
0投稿日: 2019.10.02
powered by ブクログ限界的練習を積極的にとり入れれば、我々の可能性はもっと広がると思う。しかし、できる人はとっくの昔から恒常的にやっていることに気付く。そりゃ差がつくわ。今からやっても差は埋まらないような気もするが、やらない理由にはならない。
0投稿日: 2019.05.14
powered by ブクログ・限界的練習が必要。 ・壁に当たった時、別の方向から攻めるのが良い。 そのためには、良いコーチが必要。 ・一つのことを続けるためには、その環境をつくることが大事。 それしかしない環境をつくるとか、いかに、それ以外のことをやらないかも重要。 ・ベテランの医者も同じことを続けていれば、能力は落ちる。 ・経験は役には立たない。 ・限界的な練習をすることによってだけ、継続して能力を伸ばし続けることができる。 ・最先端で努力するものだけが、新たなる地平を切り開く。
0投稿日: 2019.01.09
powered by ブクログ練習がどのように新たな能力の習得あるいは向上に結びつくかを解明することを研究して調査をまとめた内容です。 本書によると、タイトルに対する答えは「努力」だそうです。 新たな能力の習得や向上に結びつく練習法は、「限界的練習」という方法です。 「コンフォートゾーン」、すなわち「居心地のいい場所」から飛び出すことが重要。それを適切で具体的フィードバック(先生の指導だったり、数値で示せる何か)を受けながら繰り返す。
0投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログ誰にだって何にでもなれるチャンスがある. やみくもに頑張るだけではだめで,正しい努力を続けることが重要.
0投稿日: 2018.11.07
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伝記、成功者の自伝を聞くたびに、天才は良いなぁと他人事のように羨ましく思い、諦めている自分がいた。 が、それを根本的に覆す内容が記載されている。 生まれつきの環境や、身体的能力の差異はあるのだが、天才と言われた人物はその差を埋める行動している。 ただ努力し続ければ良いのではなく(1万時間の法則の通りにただ努力を積み重ねるだけでは成長の頭打ちが来る)、どういうやり方をし続ければ良いのかを解いていく内容。 幼少期の伸び率は使える時間の優位性もあり高いが、何歳になっても「天才」になることはできる。
0投稿日: 2018.09.27
powered by ブクログ20180916読了。 twitterにてhigeponさんがレコメンドしてたので読んだ。 学習を効率的に学ぶためには 集中した練習時間を継続して持つこと コンフォートゾーンから出て目的を持って練習すること 良い指導者を持つこと が大事。 このあとりの話は GRIT とも共通する。 読みおわってから思ったが、この訳者の本、結構好きなの多い。土方奈美さん。 フォローしてみよう。
0投稿日: 2018.09.16
powered by ブクログコンフォートゾーンから一歩進んでストレッチゾーンでトレーニングしたらひとは成長できるという限界的練習理論。 普段の日常業務を振り返ると結構コンフォートゾーンの中で立ち回っていて、なかなか成長しないことがよくわかる。 人財育成に導入するには、最大公約数のストレッチゾーンをカバーする課題設定が必要だが、その課題は誰がどのように準備するのか?というところが課題になるだろうと思う。 一人ひとりに合わせたテストをつくるにも工数かかるし、でも何だかんだ言ってまずはテストに導入するのが一番無難な気がする。
0投稿日: 2018.02.05
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「生まれつきの才能」など存在せず、適切な訓練によって脳や身体の適応性をだれでも引出すことが可能だと説く。行動遺伝学の「知能は遺伝する」という説と真っ向から対立する研究結果を示している。 老眼改善トレーニングによって、目そのものの変化はなく脳が画像を鮮明にしたという話が面白い。 10000時間の法則はライバルが10000時間トレーニングしているからという主張が腑に落ちた。
0投稿日: 2017.10.23
powered by ブクログ昨年の PyConJP 2016で聴いた「週末サイエンティストのすすめ」でピーク理論を紹介するなかでこの本に興味を持って買っていたのだった. 自分と子どもの成長と教育のヒントが満載. 6才になる息子には,本書に基づいて,RCカードライバーの英才教育を実践しているところです.
0投稿日: 2017.10.12
powered by ブクログだれでもマインドフルに継続することで超一流になる。 座禅はなにも意識せずただ座るだけを是とするもあるけれど。
0投稿日: 2017.07.10
powered by ブクログ特定の分野で一流になるのに必要なのは才能?努力? キーワードとしては「限界的練習」「心的イメージ」がポイントで読む進めるほどに目が開かれるような面白さがありました。 今年読んだ本ではベスト5には確実に入る一冊。 とにかく端から端まで興味深い内容がぎっしり詰まっていて脳細胞が刺激されまくった本です。 読んで損はない一冊です。超おすすめ。
0投稿日: 2017.07.09
powered by ブクログ才能は(ある一部の肉体的優位性を除いて)ない。 目標を定め、それに至る努力をし、振り返り、良きところと悪きところに気づいて修正する。その繰り返し。 努力し続けること。努力し続けられる環境を整えること。 意志が強いから努力し続けられるわけではない。努力する才能があるわけではない。 目標までの間に短いステップを刻み。自分ができないと思われる限界の際に立ち、「できる」「できない」を認識して繰り返し続けること。 なんというか、才能がないことをできないの言い訳にできないなぁと反省した。私にないのは努力もしくは意欲だ。 再読したい。
0投稿日: 2017.05.02
powered by ブクログマルコム・グラッドウェルの「1万時間の法則」をより学術的に分析した本。グラッドウェルのものよりも難しいが、能力を向上させていこうとする全ての人に参考になる。
0投稿日: 2017.03.31
powered by ブクログ超一流になるのは、生まれつきの才能ではなく、今の能力の限界を少しだけ超えた、目的のある訓練をどれだけしたか、また即座にフィードバックを受けたかどうかで決まる、という著者の主張を、具体的なケースで解説しています。 良く言われているPDCAのサイクルにも当てはまる考え方だと思います。 自分の乏しい体験の中でも、続けていればできるようになることは多かったと思いますし、その中で進歩をやめて惰性で続けていてもスキルは落ちる、というのは実体験として理解できますね。 正しい方法で努力すれば新しい能力を獲得することができるという、人間の能力の素晴らしさを再確認しました。
0投稿日: 2017.01.24
powered by ブクログ努力がすべてという話。 努力といっても、目標をもって、それを振り返ることが大切。また、楽な状態ではなく、負荷のかかる状況での努力が必要。 努力を続けるためには、周囲の人とのつながりによる環境づくり、集中して取り組める時間を自ら限定して決めて行うこと。 脳で言うと、何かの能力が高まるとその代償はある。 自分の時間管理の大切さを感じた。
0投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログIQは、初期はパフォーマンスに影響するが、長期的には努力でほとんど決まるというのが興味深い。心的イメージをいかに形成するかが大切だというのが、この本から得られる最も重要な示唆だと思う。
0投稿日: 2017.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
超一流になるのは才能か努力家?_010717 1. 目的のある練習には、はっきりと定義された具体的目標がある 2. 目的のある練習は集中して行う 3. 目的のある練習にはフィードバックが不可欠 4. 目的のある練習には、居心地の良い領域から飛び出すことが必要 壁を乗り越えるのに一番良い方法は、別の方向から攻めてみること 「目的のある練習」だけでは限界がある 超一流のプレーヤーは瞬時にパターンを認識し反応する 優れた生徒ほど自分のミスに気づくことができる 「限界的練習」は「目的のある練習」と何が違うのか? 限界的練習は他の目的のある練習と、次の二つの重要な点において異なっている。 1. 対象となる分野がすでに比較的高度に発達していること、つまり最高のプレーヤーが、初心者とは明らかに異なる技能レベルに到達している分野であること 2. 限界的練習には、学習者に対し、技能向上に役立つ練習活動を支持する教師が必要 一回の練習は短い方が良い 三つのF、フォーカス・フィードバック・フィックスが重要 何が上達の足を引張ているのか特定する 意思の力が強い人など存在しない 誘惑にかられるリスクを抑える 目標に向かって併走できる仲間を見つける
0投稿日: 2017.01.15
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潜在能力は生み出すものではなく創り出すもの。 絶対音感も学びによるまの。 ただ努力するだけでは能力は向上しない。限界的練習が必要。 自然に出来るようになった能力はやがて劣化する。 目的ある練習が必要。コンフォートゾーンから抜け出す。 具体的な測定可能な目標、練習は集中して短い時間で、フィードバックしながら、行う。 練習によって筋肉が鍛えられる。海馬も大きくなる。タクシーの運転手。老眼でも識別出来るようになる。 ホメオスタシスを利用する。 能力はメンテナンスが必要。これで十分と思ったら退化する。 従来型練習は才能を引き出す、限界的練習は才能を創り出す。 限界的練習によって神経回路が創り出された心的イメージが出来上がる 能力の差は限界的練習のに費やした時間の差。一万時間の法則。しかし練習は楽しくないものと認識 限界的練習は少しコンフォートゾーンを超えたところを目標にする。正しい指導者またはメソッド。測定されフィードバックされること。 ワインのエキスパートにはならない。効果が測定できず指導者がいない。 一万時間の法則ではなく膨大な時間の法則。競争相手より多くの時間。 経験だけでは能力は磨かれない。限界を超える程度の負荷が必要。 アメリカ海軍のトップガンは厳しい訓練によって生まれた 苦しい練習を続ける方法 個人レッスンによる正しいフィードバック 練習に没頭できること 集中していれば練習時間は短い方がいい たっぷり睡眠 同じ課題を繰り返す フランクリンの文章鍛錬とチェスの腕前。 頭打ちになったら何が足を引っ張っているか特定してそこを繰り返し鍛える 意志ではなく意欲に注目する 成し遂げたい意欲があるか 時間を決めて練習し、生活の一部とする 成功することを信じることで意欲が湧く 仲間を見つける 細かい目標を立てる 子供の教育法 チェスの三姉妹の育て方 一部の分野では大人になってからでは遅い バレエダンサー、テニス、音楽など。 絶対音感も大人になったから身につけた例がある モーツァルトも生まれつきの才能ではない 生まれつき才能がある人は特定できない 練習こそが能力の最大の源 将棋や囲碁でもI.Qの高さが有利なのは初期段階だけ
2投稿日: 2016.11.13
powered by ブクログ◯何事も最初は、新しく、新鮮で、能力も明確に伸びるからモチベーションにつながりやすい。 そして、いずれは何らかのかb絵にぶつかる。そこで努力するのをやめてしまう。どんな分野でも成長がとまる理由はこれ。 そこに対して別の方法をためせるか。それが大事。 その壁にぶつかった時に、自分はどんな点でつまずいているのか。そこを具体化していくことが必要。 それがわからない時は、自分のコンフォートゾーンをでてみること。そこでどんな問題がおきるか考えてみること。それが弱みであるし、自分の元気あを作っているポイントである。 意思の強い人など存在しない。オリンピックで活躍しているアスリートは、あの競技だからこそ強い意思をもって練習できる。 それは誰しも同じ傾向。自分の中の努力ができる分野。楽しい分野は何か。きわめることができる分野は何か。 ただ、それを考えても練習がきつかったりやることが面倒だっらりする。その場合は、それを避けるには、集中の妨げになるものを事前に除外すること体の調子を整えること。 なった場合は、自分を叱責してくれる人を探すこと。自分を信じてくれる人を探すこと。 自分は上達できると信じること。自分可能性を信じること。 ただ、これらのことの前提には、夢や志がある。その夢や志を作った人。 例えば、3年生は組織の中で活躍するだろし、他のメンバーよりもパフォーマンスが高い。 そういう人は最初はできる人を真似ながら型をつくり、いずれは型をやぶり自分の工夫、自分流に変えていく。 その仕組が作れたらいいなって思う。
0投稿日: 2016.11.08
powered by ブクログ才能は生まれ持ったものであり、努力しても到達できない領域である。という考え方はかなり広く深く浸透している。 しかし著者の研究では、スポーツや芸術をはじめ様々な世界で活躍している人を調査した結果下記2点から、生まれ持った才能(傑出した能力を持つ人というのは生まれつきの才能に恵まれた一部の人間の特権)と言うのはなく「人間の脳と身体に備わる適応性」を利用した限界的練習と定義したトレーニングの成果だと結論を出している。 第一に、傑出した能力を創り出す才能は実はほとんどすべての人間が持っていること。 第二に、その才能を適切な方法で引き出せば誰もが傑出した能力を身につけられること。 限界的練習の特徴 ・既にほかの人にとびとによって正しいやり方が明らかにされ、効果的な訓練方法が確立された技能を伸ばすためのもの。練習のカリキュラムはえきすぱーとの能力とその開発方法に通じた教師あるいはコーチが設計し監督する ・学習のコンフォートゾーンの外側で、常に現在の能力をわずかに上回る課題に挑戦し続けることを求める。このために限界に近い努力が求められ、一般的に楽しくはない ・明確に定義された具体的な目標がある。通常は対象とする技能のいくつかの側面を向上させることを目標とし 漫然と技能全体の向上を目指すものではない。まず全体的な目標を決めてから、教師もしくはコーチがいずれ大きな変化に繋がるような小さな変化をいつづつ達成していく計画を作成する。 ・意識的に行う。(指示に従うだけではなく、意識的に活動に取り組むことが求められる) ・フィードバックと、そのフィードバックに対応した取り組み方の修正が求められる。 ・有効な心的イメージを生み出すと同時に、それに影響を受ける。 ・すでに習得した技能の特的の側面に集中し、それを向上させることでさらなる改善や修正を加えていく事が多い。 つまり、限界的練習とは ・コンフォートゾーン(=限界)よりもすこしだけきついところまで頑張る。 ・過去の成功者の練習技法を取り入れ、効率を上げる。 ・何かをしようと努力し、失敗し、やり方を見直し、再度挑戦する作業を繰り返す。 ・迅速なフィードバックを受ける 先生がいなくても効果的に技能を高める3つのF ・Focus(フォーカス、集中) ・Feedback(フィードバック、評価) ・Fix(フィックス、問題を直す) これを聞くと「頑張れば出来る」と言う事を証明しているようで心強い気持ちになる。 気に入った言葉 NBAのスーパースター、レイ・アレンは、高校時代は特別目立つ選手ではなかったが、主体的に練習に取り組みやがて努力とひたむきさによって自らのジャンプシュートを生まれつき特別な才能を持ち合わせたと誰もが思うほど優雅で自然なものに磨き上げた。(P20) 人間の潜在能力は生まれつき容量が決まっているという考え方は成り立たなくなった。 そうではなく、潜在能力と言う水瓶は我々が人生を通じて何をするかによって形が変わり、いくらでも容量を増していく事が出来る。 学習は自らの潜在能力を引き出す手段ではなく、むしろ新たに作り出す手段なのだ(P21) ただ努力するだけでは能力は向上しない。(正しい訓練を十分な期間にわたって継続する事が向上に繋がる) 目的にある練習の4つのポイント ・目的のある練習には、はっきりと定義された具体的目標がある ・目的のある練習は集中してい行う ・目的のある練習にはフィードバックが不可決 ・目的のある練習には、コンフォートゾーン(居心地の良い領域)から飛び出ることが必要 まずは1つの分野のエキスパートになろう 我々が子供世代に与えられる一番大切な贈り物は、自分は何度でもやり直せるという自信、そしてそれを成し遂げるためのツールである。 若者たちは絶対に手が届かないと思っていた能力を手に入れる経験を通じて、自分の能力は自らの意のままに伸ばす事が出来る事、 生まれつきの才能などと言う古臭い考えにとらわれる必要がない事を身をもって学ばされる必要がある。 そして好きな道で能力を伸ばしていけるように知識とサポートを与えよう。(P335) 鉄則1:自分の能力を少しだけ超える負荷をかけつづける 鉄則2:「これで十分」の範囲にとどまっていると、一度身につけたスキルは落ちていく 鉄則3:グループではなく、一人で没頭する時間を確保する 鉄則4:自分の弱点を特定し、それを克服するための課題を徹底的に繰り返す 鉄則5:練習を「楽しい」と感じていては、トッププレーヤーにはなれない 鉄則6:これ以上集中できないと思った時点で練習や勉強はうちきる 鉄則7:上達が頭打ちになったときは、取り組むメニューを少しだけ変えてみる 鉄則8:即座にフィードバックを得ることで、学習の速度は劇的に上がる 鉄則9:オンの時間とオフの時間をはっきり分け、一日のスケジュールを組む 鉄則10:どんな能力も生まれつきの才能ではなく、学習の質と量で決まる
0投稿日: 2016.10.25
powered by ブクログどう努力すればいいのか、才能か、努力か、いろんなケースを上げて書かれてあり、示唆に富む内容となっている。 すべてのことに当てはめていけそうな気がする。 ☆限界的練習 1.目的のある練習には、はっきりと定義された具体的目標がある。 2.目的のある練習は集中して行う。 3.目的のある練習にはフィードバックが不可欠。 4.目的のある練習には、既に楽にできることを超えて努力することが必要。
0投稿日: 2016.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
非常に刺激的でおもしろい。 適切で負荷をかけた練習は、才能を超えるという内容だが、 まず話がとても具体的。 さまざまな事例を交えながら、どのような練習が「適切か」ということまで触れている。 そして、スポーツや音楽だけでなく ビジネスマンなどにも参考になる事例を挙げていたり、 つらい練習を続ける意識の持ち方にまで触れていたりと、 本当にかゆいところまで手が届く内容。 日常の仕事でも趣味でも、ただこなすのではなく、 「これは何の練習か」「どのような技術を磨くものか」ということを意識し、 自らの限界値を超えるよう負荷をかけていくと、 その後の成長度合いがかなり違ってくるかもしれない。 モチベーションが上がり、勇気が湧いてくるすばらしい本。
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログ[関連リンク] R-style 【書評】超一流になるのは才能か努力か?(アンダース・エリクソン、ロバート・プール): http://rashita.net/blog/?p=18788
0投稿日: 2016.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グラッドウェルの「一万時間の法則」で有名になったエリクソンらによるエキスパートの教育論。 「一万時間」はあまりに単純化しすぎ、とやや批判的にコメントしているが、一流になるためにはそのぐらいの練習が必須であるという点ではかわらない。 特定の資質(チェスであればIQなど)を持ち合わせている人は学び始めのころは有利かもしれないが、時間がたつにつれてその影響は小さくなり、最終的には練習の量と質によって決まる。 芸術や運動など、天賦の才と考えられていることのほとんどは限界的練習という目的を持った練習によって身につけられる マラソンの記録が100年で30%短くなったのは、長距離走の才能を持った人が多くなったためではなく、練習に費やす時間が伸び、訓練技術も向上したことによる。 絶対音感を持つ者は一万人に一人とされており、これまでの調査が示すところによると、ほぼ例外なく3−5歳の時に音楽教育を受けている。また、声調言語を放す人の間では絶対音感の出現率が高くなる。これらの結果からはもともと才能のある子どもにこれらの条件が加わることで絶対音感の才能が芽生えると考えられてきた。しかし、心理学者の榊原彩子が2−6歳の子ども24人にトレーニングを施したところ、最長で一年半かかったものの全員が絶対音感を身につけた。 一般的には練習によってスキルが上達し、何かが「許容できる」パフォーマンスレベルに達して自然にできるようになってしまうと、そこから「練習」を続けても向上にはつながらない。コンフォートゾーンを出て、新しいことに新しい角度から挑戦する必要がある。教師やコーチの存在意義はここにある。 限界的練習では常に現在の能力をわずかに上回る課題に挑戦し続ける必要があり、限界に近い努力が求められるために楽しくはない。それは明確に定義された具体的目標があり、小さな変化を1つずつ達成していく。フィードバックと、そのフィードバックに対応して取り組み方を修正することが必要になる。フィードバックの大半は教師やコーチが提供する。
0投稿日: 2016.08.27
powered by ブクログ【自分の能力より少し負荷をかける。それが、秘訣。】チェスプレイヤー、バイオリニスト、数学者、テニスプレイヤー。30年以上にわたる著者の研究から見えてきた「超一流」への条件。
0投稿日: 2016.07.01
