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「リベラル」がうさんくさいのには理由がある
「リベラル」がうさんくさいのには理由がある
橘玲/集英社
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総合評価

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    以下、目次と要約メモ。 <はじめに> 「リベラル」が嫌いなリベラリストへ  筆者の立場   リベラリズム   パトリオティズム   世俗的進歩主義    進化論    統計学・ゲーム理論・脳科学   自由>文化・伝統  非武装中立論   侵略に対しては降伏?  市場経済・自由貿易に対するスタンス  従軍慰安婦問題の誤報 <パート0 「リベラル」の失敗> 「沖縄『集団自決』裁判」とはなんだったのか 小さな島の悲劇 「歴史」と「記憶」をめぐる争い 人間としてつぐなうにはあまりにも巨きい罪の巨塊 極限状況での「弱者の運命共同体」 軍紀に違反した大量殺人者 25年目の「同窓会」 覆される「通説」 将兵と“玉砕”した朝鮮人慰安婦 「軍命」と援護法 生き残ったロミオとジュリエット 勝てるはずのない裁判 あべこべの世界 45年前の「失敗」 市民を守らない「軍隊」 <パート1 不思議の国のリベラリズム> 「民主主義」をやめることから始めよう 安保法制を議論する前にやるべきことがある 集団的自衛権の行使に反対するひとたちはなぜ空洞化するのか ジコチューには集団的自衛権はわからない 国民のエゴイズムによって平和な時代はつづく 「戦後民主主義」から訣別できなかった朝日新聞の蹉跌 国内の歴史論争で勝って、海外の人権で完敗した慰安婦問題 慰安婦問題を「最終的で不可逆的」に解決するために “加害者”が責任を追及する不思議な世界観  安倍談話を批判する日欧米メディア 中国の“デタラメ”にも理由がある  日本だけが加害の歴史を原爆・敗戦という被害で相殺していることへの批判 ギリシアがドイツの「戦争責任」を問題にするのはなぜ?  冷戦下の国際政治状況と過去のいきさつが関係ないので・・・ 日銀の「約束」はどうなった?  物価上昇のコミットメントは空約束となった マイナス金利で「不思議の国のアリス」の世界がやってくる?  お金を借りると利息が貰えるが、預金を減らすのは現実には難しい 軽減税率は「信者」のためのもの?  公明党の強硬な主張で導入される あまりに情けない軽減税率論議に、民進党ができること   同性婚に「日本の文化」で反対する自虐的なひとたち 安保法制もTPPも予定調和で決まっていた “進歩的”似非リベラルからまっとうなリベラルへ  集団的自衛権+自衛隊を国軍として明記+シビリアンコントロールの徹底  日本的雇用の改正+同一労働同一賃金+定年制廃止 政治の役割は進化論的な歪みを正すこと  差別と暴力の抑制 <パート2 日本人の働き方はこんなにヘン> 理屈をいう前に、まずは保育園の送り迎えから 「派遣」をめぐる議論はなぜいつも下らないのか ”奴隷労働”をしながら「残業代ゼロ」を批判する不思議なひとたち 「残業代ゼロ法案」に反対するほんとうの理由 革命家の理想から「ブラック企業」は生まれた ブラック企業問題は市場原理が解決する 女性管理職の割合が上昇しない不都合な理由 安倍内閣はなぜ「女性大臣」で失敗するのか? 「女性が輝く社会」はまず官公庁から 新卒一括採用という「年齢差別」はもうやめよう 「同一労働同一賃金」が都合が悪いほんとうの理由 「差別のない明るい社会」を目指してほしい <パート3 テロと宗教> なぜイスラームだけが風刺されるのか? 「イスラームと『イスラム国』は無関係」ってホント? 「信仰」だけがなぜ特別扱いされるのか? 「表現の自由」を定めた憲法21条は削除したらどうだろう 「ひとが嫌がることをする表現の自由はない」なら、映画を観ることすらできない 「自己責任」は自由の原理 国家に母性愛を求めるのは気持ち悪い 「理想」を実現しても、なにもかもうまくいくとはかぎらない テロとのたたかいに「理性」が役に立たない理由  理性の本質は自己欺瞞→原理主義は説得できない 福祉国家は「差別国家」の別の名前 ヨーロッパの難民は「理想」が生み出した 自爆テロの中核には「信仰」がある <パート4 素晴らしい理想世界> 覚醒剤じゃなくても、みんななにかに依存している 危険ドラッグ問題を解決するもうひとつの方法 地方創生にはカジノより大麻特区を 12才の子どもでも安楽死を選べる「自由」な社会 「終活」とは自殺合法化を考えること 障がいのある胎児の中絶をどう考えるか?  ピーター・シンガー:障がいのある乳児の安楽死の是非 「フィンランドがベーシックインカム導入?」の結末 知識社会は”人種ポピュリズム”から”リベラルなポピュリズム”へ アメリカの反人種差別デモに、白人はなぜいないのか 「教育と格差」をいい立てるうさんくさいひとたち  →知能は遺伝するという不都合な真実を隠しているひとたち 誰もが不道徳を知っているが、誰もそれを説明できない  道徳は文化によって異なり、時代によって変化する  他人を不道徳と非難するのは最大の娯楽のひとつ プレゼンテーションで他人を支配するのはかんたん? 「中国産食材」は国産より安全? 「オッカムの剃刀」と不愉快な世界  より単純な説明が正しいが、「政治的」には・・・ <エピローグ まっとうなリベラリズムを再生するには> 正義の基準  反転可能性  フリーライドの禁止  ダブルスタンダードの禁止 従軍慰安婦問題  アジア女性基金の誇るべき意味 憲法9条  絶対平和主義:抵抗はデモ・ゼネストなど非暴力手段を取るべき  現状は既に解釈改憲:自衛隊+日米安保  削除して徴兵制の導入 天皇制 「リベラル」はリベラリズムを率先せよ <あとがき>

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    投稿日: 2022.03.15
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     なかなか書籍として残すには難しい話題なのかもしれないが、言いたいことをいい、書きたいことを書くこの精神は貴重な存在だろう。  でも、書かれていることは立場により考え方が変わってしまう非常にデリケートな問題である。言い切ることは良いがやはり双方の言い分も聞きたくなるテーマは読んでいてつらいところもある。  この本の中では特にPART0の沖縄戦争についてが関心を持った内容。歴史は日が経つにつれ風化するか尾ひれがつくそれをなんの脚色もなく語り継ぐのは難しいと思うのだが、こうやって遺していかなければいけないという事もまた事実なのであろう。  

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    投稿日: 2020.02.05
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    橘玲さんお得意の「不都合な真実をあからさまにする」本。こういうことは、たとえ思ったとしても言語化しないのが無難なのだが、著者のキャラクターなら許されるか。

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    投稿日: 2019.05.30