
恋人たちのファンタジー・ヒストリカル 愛は英国妖精の呪いに導かれて
花衣沙久羅、由利子/集英社
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総合評価
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powered by ブクログロミジュリ風味。あとがきにも、はっきりロミジュリをやりたくて、とある。 ぶっちゃけ二家の対立ぶりはあんまり描けてなくて、単なる設定になってる。だけどまあ、そんなことはどうでもよくなる花衣先生の甘さマジック。 蝶が出会いや、合間の会話や、ラストの解決やオチにも出てきて、一本筋が通ってました。こういうのはいいなあと思う。物語的にドラマチックで。 主人公は何か職業や目指すものがあり、父親は冒険で不在、ヒーローは過去に影があり、、、って花衣先生の定番で読み慣れてるんだけど、まあ面白い。 最後の洞窟はRPGのダンジョン風味。 妖精の旗というのも、途中では、なんの関わりもなかったとツッコミたいんだけど、それなりにまとまってて、サラリと読めるんだな、これが。 200ページほどで、短いお話でした。
0投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
公爵家の令嬢なのに、恋愛やお洒落に全く興味がなくて、実験に興味のある理系女子っていうのは、珍しい設定です。 初っぱなから人違いでナイジェルにキスを奪われてしまって、その責任を取る形で、仮の婚約となりましたけど、だんだん惹かれていって、しかもナイジェル側が結構分かりやすいヤキモチを妬いてて、こういうのもたまにはいいなって思いました。
0投稿日: 2012.11.05
