
鉱物女子のときめき生活 キラキラ鉱物に魅せられて
坪石さをり/日本文芸社
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総合評価
(2件)3.5
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powered by ブクログ宮沢賢治からも長野まゆみからも稲垣足穂からも澁澤龍彦からも鉱石好きの影響を受けなかった私が、 どうしたわけか「宝石の国」から俄かに興味を持ったり、夢に鉱石好き少女を見たりして。
1投稿日: 2017.11.20石を集めて伝わる優しさ
石が好き、しかも宝石ではなく鉱石が好き、しかし理解しあえる仲間がおらず…という人生について語る本。「女子」とありますが、型にはめる女子力とは無関係です。 中心はラフな絵柄のエッセイマンガですが、コラムや図版が丁寧に作り込まれており、好きなものの良さを伝えたいという気持ちを感じる一冊です。 お気に入りは、結婚式のテーブルに置いた石を「くちゃくちゃのガムテープ」と思われた話。マニアが、「一般人にはこういうのが受けるだろう」と思ったものの、見事なまでの受けなさよ。 また、読んでいて、仲間はなくとも、周りの様々な人々に支えられる様子が印象的です。「石自体には特別な力はない。しかし、人の思いや願いを運ぶ『器』としては、(生花や菓子などに比べて)堅い持続力がある」との思いが深まりました。パワーストーン問題はたしかに厄介ですが、結局、幸せになれたと認めるのが良いところ。石を介して届けられた、多くの人からの応援や励ましの気持ちを、素直に前向きに受け取ったことが、回り回って、夢を叶えたのだと思います。 最後に、著者一押しのラブラドライト。磨かないと現れないという美しさを、ぜひ実際に目で見てみたいです。 以上です。
0投稿日: 2017.02.19
