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優しい死神の飼い方
優しい死神の飼い方
知念実希人/光文社
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総合評価

391件)
4.0
121
147
80
15
1
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    ホスピスの患者たちの未練を晴らすために犬として地上に降り立った死神のレオ。 未練を晴らすために各患者の記憶を覗くと同じ事件に紐付いており、直近で起こっている問題にも繋がっていた。なんとか解決するぜ!という話。 黒猫のセレナーデで少し登場していた犬が今回の主人公。設定や舞台が同じなので入り込みやすかった。 つまらない訳ではないが、話の構成がほぼ同じなので新鮮さはなかった。

    0
    投稿日: 2025.11.28
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    "犬に憑依した死神"が患者さんの未練を解決する "痛快な医療作品"だと思い込んでいて、完全に油断していました! 後半の展開は特に好きですね笑 本作には、余命わずかの患者さんが登場しますが、 誰一人悲壮感がなく、 残りの人生を賭けて最後まで生き抜こうとする 前向きな姿勢に心を打たれます、、、 寿命の長さなんて関係なくて、 「自分の人生を最後まで全うすると覚悟を決めたときから なんだってできる!いつだって後悔のない人生にできる!」と励ましているように感じました 死神と患者さんのやり取りが微笑ましい、 心の温まる"新感覚の"ミステリー作品です!!

    34
    投稿日: 2025.11.19
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    主人公が心は死神だけど体は犬なので、会話のやり取りなどがコミカルで読みやすかった。 高貴な精神を保ちたくても、犬の体質に抗えないレオが可愛かった。 唯一、展開が王道すぎて全て先が読めてしまうのが少し残念だったかな。

    17
    投稿日: 2025.11.15
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    短編連作形式のミステリ……大好物の作品形態で夢中になって読んでしまいました。 そして、いやはや犬が主役ってのは……もう、それだけでズルイ、駄目ですよ。もうそれだけで心惹かれてしまうもの、大型犬というのもこう良い感じに胸に突き刺さる。ズルイ。ホントにズルイ。 トリックや逸話などは、なんとなく想像がつく感じで、難しくなくて読むのにストレスがなかった。そして多分作者がリスペクトしているだろう映画作品から、参照にしているのだろうなあというシーンもあって楽しかった。 続編は難しいと思うけれども、もう一度この世界観で読みたいなあなどと感じた。

    3
    投稿日: 2025.11.08
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    犬の姿を借り地上に降りた死神レオ。地縛霊になる人間を失くすことが任務。死神だけど時々現れる犬の本能や習性。犬を飼ってる人あるあるもあったり。けど、あくまで高貴な存在笑 死は非日常ではなく日常である、と改めて考えさせられる一冊。

    1
    投稿日: 2025.11.08
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    初めて読んだミステリー小説。最初から死神とか出てきて世界観についていけるか微妙だったけど、キャラクターが親近感に溢れていて終始読みやすかった。登場人物ひとりひとりに複雑な過去があって、最後には感動的な終わり方をしていて読んでる間に何度泣いたことか分からないくらい泣いた。

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    死神×ミステリー、こうなるのか。思ってた死神とは違った。生きる力を与える死神?もいるのか。各話の内容が濃くて満足度は高い。少し苦手な設定もあったけど、物語後半の疾走感は◎。確かに優しい死神だ。

    93
    投稿日: 2025.10.29
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    初の知念実希人さんの小説でした。 死神がわんちゃんの姿をかりて、未練を抱えている死期の近い病人たちを救うお話でした。 普段はあまり自ら進んでファンタジーを読むほうではないですが、ミステリー要素に惹かれて読み始めました。これが読み始めてみると病人の過去が重い話だったりするのが、このファンタジー(ちょっと天然?のわんちゃん)のおかげで緩和されているのが癖になりました!笑 病人の未練を晴らすために、もう変えることはできない過去の真相を夢の中で導くレオでしたが、最後は変えることができる未来を未練を晴らした3人の病人と、相棒の菜穂、そしてレオとが力を合わせて、より良い未来へ各々が行動していくところがとんでもなく心を揺さぶられました。 あんなに動けなかった3人の病人が、自らの意思で堂々と行動していくところがなんとも頼もしく、ここまで人は変われるものなんだと感心してしまいました。それもこれも菜穂がレオを救い、レオが菜穂の心の温かさに触れたところからこの物語始まったのだと気づかされました。 レオたちが天使なら我が主人様は神様なんだろうなあ〜〜なんて思いながら最後はほっこりした気持ちで物語を読み終えることが出来ました!

    14
    投稿日: 2025.10.24
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    ラノベ読んだことないけどこんな感じなのかなって思った。すぐ読み終われるし難しい言葉は出てこないから、小中学生が読書感想文用で読んだらいいかも。

    1
    投稿日: 2025.09.28
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    初めての知念実希人さんの作品です。 死神シリーズ第一弾。 友人からのオススメでした。 これまで読んだことがある死神関連と同じ匂いがしますが、ストーリーが丁寧に作られており、ミステリーにありがちな「不完全燃焼感」が全くありません。 どんでん返しもあり、ミステリーとして難関ではないですがその分非常に読みやすく、万人にオススメできます。 クールな主人公の死神(天使?)と死を目の前にした人間との話ですが、死について考える良い機会にもなりましたた。

    1
    投稿日: 2025.08.30
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    ファンタジーとミステリーの融合。 やっぱり犬が出てくる作品に弱いです... 最後は少し切なくなりました。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    患者それぞれの過去が、全部繋がるのが面白いと思った。主人公が犬で、中身が死神というのが今まで読んできた本の中でなかったので新感覚だった。特に、主人公が人外の肉体なので、この本の面白いと感じるうちの一つだと思う。一つ気になったことは、結局、「死んだ魂はどうなるの?」ということだ。

    7
    投稿日: 2025.08.24
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    それぞれの患者と病院、場所、時代を超えて全部が繋がるのが面白い 知念実希人は天久鷹央シリーズ以外はじめて読んだけど死神シリーズも良かった!

    1
    投稿日: 2025.08.22
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    本を全く読んでこなかった人生でしたが本を読む楽しさに気づかせてくれた本のひとつです 全く人間に興味のなかった『案内人』が人間界に左遷されゴールデンレトリバーは地縛霊となってしまった人間の魂やなる可能性のある人間を救い我が主様の元へと導く事になった 菜穂さんから貰った大切な名前は『レオ』 地縛霊となる可能性の高い人間達それぞれのエピソードやレオの成長、菜穂さんの優しさによって本の世界に引き込まれ、最後はハラハラドキドキする展開や涙の別れがあり感動のあまり泣いてしまう作品でした これを読んだら間違いなく続編が気になりシリーズをあっという間に読み終えてしまうと思います

    4
    投稿日: 2025.08.05
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    ファンタジーは読まない私が珍しくシリーズ読破することになるきっかけとなった第1作! 読んだら感動の涙流しながらシュークリーム食べて

    3
    投稿日: 2025.08.01
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    同じように未練を無くしていく話が短編で続くのかと思いきや進むに連れて繋がっていって引き込まれた。 レオみたいな天使が居たらいいなと思った。人間の感情の大切さ、良さが改めて感じられて優しい気持ちになれる物語だった。院長推し。

    2
    投稿日: 2025.07.13
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    現世に未練をもってる人たちと、可愛い死神の物語。 めちゃ良かったー˙ᴥ˙ 優しい気持ちになります( * ॑꒳ ॑*) 何度も胸が熱くなる場面が。 ストーリーが起承転結気持ちよくまとまって感動。このまま映画化してほしいくらい。 シリーズものだと知って歓喜 次も読みます˙ᴥ˙

    15
    投稿日: 2025.07.08
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    あら、ガッツリファンタジー? そんな都合良くはいかないでしょう… もうちょっと現実味のあるお話を欲していたのだが… 読み始めはそう思っていた。 なんなら、ほぼそう思っていた。 なのに、読み終わったら、その後のレオを知りたくなってしまった。 でも、相棒がいないと続編はないよねぇ… 否、あるではないか! しかもシリーズで! 読みたい本がドンドン増えてくなぁ

    1
    投稿日: 2025.06.25
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    伊坂幸太郎の『死神の精度』を彷彿とさせる設定。ごく大掴みのあらすじとしては、ゴールデンレトリバーに憑依した死神が地上に降り立ち、ホスピスの現場で患者一人一人の生の未練を解消していくというものである。「ホスピス」と「死神」という、いわば水と油の取り合わせをうまく活用しながら、ハートフルなミステリーへと昇華させていく点はさすがの実力派と言わざるを得ない。 ただし、装丁を眺めたところで、おおよそ先の展開を読めてしまうこと、その予想や期待を裏切るだけのストーリーではなかったことで、レールを丁寧になぞった作品という評価になってしまう。著者特有の筆致の問題だが、やはりライトノベル的に書く癖があるため、感動的な盛り上がりを見せる場面で、文字どおりライトな仕上がりになる傾向がある点も個人的には残念に感じてしまう。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    なかなか出ない星5、出ました。それくらい好きな本となりました。犬好きの贔屓目となっているかもしれませんが、そうでなくとも素晴らしい作品だと思います。レオの犬世界?人間世界?における成長、登場人物の個性や設定、過去の事件と現在との繋がり、そして諸々の解決と結末まで、個人的に見事にはまりました。死神、犬、病、ミステリー、恋心、、、といった全く異なる要素がひとつの作品としてしっかりまとまっている斬新さ、純粋に面白かったです。話しの構成自体も見事。読みやすいし展開もわかりやすく、割と長めではありますがスラスラと読み進める事が出来ました。菜穂が本当にいい娘で、、、あー、せつない… シリーズの2作品も読んでみたいと思います。

    57
    投稿日: 2025.06.12
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    読みやすく、スッキリして、面白かった。 戦いのシーンが、よくあるドラマの最後みたいな感じではあったが、クスって笑えるシーンや感動的なシーンもあり、死後のイメージが、本当にこんな感じだったらいいなーなんて思えたり。 長い説明などは、読み飛ばしても全然平気なので、軽い気持ちで読書するにはぴったりかな!

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    死神が犬の姿を借りて、死を目前にしている人の未練を、謎解き救うというお話なんですが、死神として冷静ながら、犬の本能に影響を受けてしまう姿が何とも可愛らしい。子供にもオススメしたい1冊でした。次は猫らしいので、そちらも楽しみです。

    14
    投稿日: 2025.06.01
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    ずっと読んでみたかった作品。 世界観がとっても素敵でした! レオの尻尾フリフリが可愛すぎる…!!!!癒し笑 犬の姿にされ、地上に派遣された死神のレオ。 彼が「ほすぴす」で出会った患者たち 戦時中の悲恋、洋館での殺人事件、色彩を失った画家。それぞれに未練のある過去が存在する… そんな彼らの過去が明かされていく中、「ほすぴす」に危機が訪れる… 普段からあの時ああしていれば、こうしていれば…とよく後悔してしまうことが多い自分。この作品の患者のように最期を迎える時には、後悔はあれど未練だけは残さないように、日々を過ごしていきたいと思った。スマホを見て無為の時間を過ごすのはもうやめにしたい。

    3
    投稿日: 2025.05.29
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    犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。 ************ 作家・知念実希人さん、初読み。 今、人気シリーズがアニメ、実写ドラマになってて、それは観てる。 そういえば、この作家さんの本、何か買ってたなぁーと思って、電子書籍を調べたらあった! (電子書籍になっても“積む”癖直らず^^;) 死神というか、死んだ魂を導く存在が、いきなり地上での仕事に左遷されるところから始まる物語。 人外設定は好みなので、よく読んでいるけれど、私には少し斬新なパターン。 もうすぐこの世から去らなければならない人間に、「未練」なく、召されるように・・・とそういう“仕事”で解決していくハートフルな話かと思いきや。。。 一応、一話完結っぽく各章に分かれているけれど、最終的には最初の人物、出来事、未練がずっと繋がっていて、各章でのメインである人物や出来事が全部伏線になってて読み飽きない。 それよか、ラストにむけての総力戦が凄い。 君ら病人か!? でも、それくらいの一致団結さに思いのほか感動させられる。 そして黒幕。 思い起こせば、ひっそりと生きていた“家族”が犠牲になったのも、根源はコイツだった!! コイツの人の執念、お金への執着が怖すぎる。 こういうヤツの魂は、こうなる・・・という結末は、ファンタジー想像であっても、近からず遠からずであって欲しい。 大団円!!と、笑顔で締めくくれないのがこの物語。 だって、運命が決まっているキャラたちがいるから。 生き抜いた、思い残すことはない・・・穏やかに人生を終わらせても読んでる側はやっぱり寂しい。 そういう思いを持ちつつ、優しい気持ちになれる物語。 そして改めて、今を大切に・・・と思えた物語だった。 続編、あるみたいなので、読んでみようと思う。

    2
    投稿日: 2025.05.23
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    初知念実希人作品。 文章が読みやすかったので、他の作品も読んで見ようかなと思った。 レオのキャラが良かった。

    1
    投稿日: 2025.05.20
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    読み始めた時は何や…この上から目線のワンコは…って思ったけど、読み進めていくうちに犬(レオ)と患者、菜穂のやり取りが微笑ましくなって話の内容的には笑えないけど思わずクスッと笑えた部分もあった。 生きてるって当たり前のようで当たり前じゃないんやな。 読み終えた後には、後悔しないようもう少し自分の人生を自分なりにでええから一生懸命生きてみようかなって思えた一冊でした。

    3
    投稿日: 2025.05.06
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    この方の描く文章は本当に。 現実感も厳しさも、そして優しさや愛情をたくさん感じられる作品。 そっか。死神って呼ばれることもあるけど,そうだよね。 登場人物たちの最後はやっぱり悲しいものだけど, 悔いなく行けたなら…

    3
    投稿日: 2025.04.22
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    優しい死神を堪能しました〜 レオのツッコミもいい感じでした! 人はいつかは死ぬもんですよね!ちゃんと未練がないように生きないと…

    3
    投稿日: 2025.03.29
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    外で読んでて堪えきれず号泣しました。わんこ好きなら泣くって。 優しい話すぎる。わんこ頑張った。 わんこがちょっと痛い目に遭ってるので注意です。

    1
    投稿日: 2025.03.27
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    再読。ほとんど記憶に残っていなかったため、読み進めるうちに先が気になりあっという間に読了。展開が上手くいきすぎなところもありましたが、ミステリーなのでこのようなものでしょうか。作者の生と死に対する想いが伝わる作品。

    1
    投稿日: 2025.03.24
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    オーディブルにて。 犬の中に魂が入っている死神レオと、ホスピスにいる患者・スタッフとの話。 いつもより医療感は乏しい連作短編集。 始めはイマイチかなーと思っていたが、最後には良かった!となった(笑) 続きも読んでいく…!

    2
    投稿日: 2025.03.23
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    人間はいつか死ぬ。自分もいつか死ぬ。未練が残らないように、地縛霊になってレオたちの手を焼かせないように、1日1日を大切に生きていこうとおもいました。

    2
    投稿日: 2025.03.21
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    わたしは死神である 人間たちにそう呼ばれているという意味で。 もっと人間というものを知るようにと我が主様の命によりわたしは人間界におろされた。「ごおるでんれとりばー」という器の中身として。 というかんじのファンタジックミステリー(勝手に名前を付ける)。「仮面病棟」を読んでこの作家さんと相性が悪い予感がしたので比較的ウケのよさそうな作品で確認してみて確信にかわった。 作中で一番面白かったのはケガをした死神=犬のレオが動物病院でさんざん治療行為をされて文句を垂れるところでした。 作家さんが医師だからか病院を舞台にしたらこうなるなーみたいな想像が詰まった一冊かと思います。病院といえどもホスピスなので手術などはなく個人経営の患者3名ほど。死神を拾うのが美少女の菜穂。「華奢な背中」という描写が何度も出てきてハイハイって思った・・・ 仮面病棟でもそうでしたが描き出される人物誰一人にも好感がもてなくて 好みが違うだけとはいえ やはり相性というものはあるなぁと思いました まる 作文?

    1
    投稿日: 2025.03.01
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    序盤はありきたりな話でしたが、終盤にかけて盛り上がり、楽しく読めました。 伏線も回収されていて、綺麗な終わり方でした。

    16
    投稿日: 2025.02.24
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01436260

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    前半は読み進めるのに、少し時間がかかったけれど、後半は夢中になってあっという間に読めました。 レオの尻尾の振り方などがリアルに想像させて、ほっこりしました。

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    さすが知念実希人さんです なかなかの厚みがあったけど、あっという間に読み終わりました 小学校の図書室に置いてあったりするようなストーリーなんだけど 大の大人でも引き込まれるのはなぜ 今回はビジュアルがワンちゃんだったから余計によかった 読み終わりは、そのままゴールデンレトリバーの画像をいっぱい探しちゃったよね

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    死神が何となくしてしまう犬(レオ)の仕草を、恥ずかしながらも、偉そうに誤魔化すところが可愛い。 内容もスラスラと読めて楽しかった。

    19
    投稿日: 2024.12.24
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    生真面目な死神が奮闘するハートフルミステリー。 最終章に一応飢える事なく物質も豊かな国に住む人間への警鐘を鳴らしたライトノベル。対象は人間の有限性について思考したくなる思春期向けかな。起伏もあり何より読みやすいけれど趣味とはかけ離れていた。やはり犬は無垢で忠実で健気なところに涙するから、死神の受け皿である点で思考と意志が混在し、構成ばかりに目が行ってしまうのは心が干からびているからか?最終章だけは良かった。

    0
    投稿日: 2024.12.10
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    死神シリーズ! 犬だけど高尚な霊的存在であるレオがかわいくて、しゅうくりいむ好きなところもかわいい。 「人生は有限 その限られた時間の中で精一杯生きるしかないのだ」とレオの言葉が胸に残る。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    入院している患者たちの未練を取り除いていくレオ。そこから繋がっていく物語、そこに隠されたそれぞれの想い。死神が人間との交流で知る温かな心。事件解決に団結する病院の人々………どんどん惹き込まれ面白かった。

    31
    投稿日: 2024.11.23
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    ほっこり ハートフル そんな言葉がぴったりな作品でした。 死神シリーズ順番を間違えて黒猫から読んでいたので、レオのことを知り、最新作にいけそうです。

    2
    投稿日: 2024.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと期待しすぎてしまった。「死」に挑む恐怖、孤独、祈り、そういうイメージで読み進めたが、ライトノベルだった。死神のレオ(犬の姿を借りている)は人間界のホスピスで「死」にゆく者の未練や苦痛を取り除く。患者の内面に入り込み、その未練は何だったのかを突き止める。そのカタルシスにより「死」にゆく者が救われていく。そして病院に悪人が乱入するがレオの活躍により、病院も救われていく。泣くほどの場面もなく、予定調和的作品だった。時々このような作品に出会うたびに、感動はなく自分は悲観論者なんだろうか?と思ってしまう。②

    47
    投稿日: 2024.11.22
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    人生をどう終えるかを考えさせられる作品。エンタメ要素に溢れながらも、キャラクターの心情を細かく描いて感動させるのは知念先生ならでは。レオと同僚のトークが好き。

    1
    投稿日: 2024.11.22
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    序盤の方は少し退屈だったが、終盤になるにつれ物語が繋がっていく感じが面白かった ラストも感動できて良かった

    1
    投稿日: 2024.10.25
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    「優しい死神の飼い方」、タイトルの意味が読了後にそういうことか~と優しい気持ちになれた。 「優しい」「死神」意味が極端なのに、それが合わせているもんだから面白い。 死神の形があの形になっているからこそ、意味があるというか、救われている部分もあるだろうなと感じた。

    2
    投稿日: 2024.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感動する小説でした。何回も涙ぐむシーンがあり、やはり人が逝くというのは悲しいものだと痛感。輪廻転生するのかなとご想像にお任せしますといった最後のシーンが良かったです。登場する死神の犬はゴールデンレトリバーのようですが(表紙にも絵があります)、最後まで黒い柴犬を想像していました。死神は黒いというイメージが私の中では強かったのでしょうか。読み終わり表紙を見て笑っちゃいました。

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    読書があまり得意ではなかった僕だが友達に勧められて読みました。ページ数も多く最初は読み終わるかも不安だったけど、まず死神の犬レオくんがめっちゃかわいいし、読んでいくとどんどん気になってしまう内容でとっても面白く感動させられて最後まですぐに読み終わっちゃいました。読むの苦手だけど読書始めたい人にはぴったりだと思います!!

    4
    投稿日: 2024.10.15
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    序盤はえんどコイチの死神くんを思い出させる内容だった。後半はミステリーっぽい感じ。 丁寧に伏線をはって、丁寧に回収していく、それはそれで面白かったけど、伏線の時点で大体先が想像できちゃった。 これから小説を読もうと思ってる人が読むならピッタリの、心地良い一冊。

    3
    投稿日: 2024.10.11
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    初めましての作家さん。 何故か突然この作品を読もう!と思い手に取りました。 普段はあまり読まないファンタジー要素のある作品。面白かったです。 登場人物は、 犬の形をした死神、名前はレオ。 レオの名付け親、看護師の朝比奈菜穂 菜穂の父親で病院の院長 菜穂な想い人、医師の名城 入院患者の南、金村、内海 病院のお宝を手にしたい近藤 舞台は丘の上病院 病院はホスピスで建物は一目では病院とは思えない素敵な洋館 この病院(洋館)の戦時中からの出来事と入院患者たちの過去への未練が物語の軸となって話は進みます。 死神、レオと菜穂。また、入院患者たちとのやりとりは面白かったです。 そんな中で、「自身が死に行く時には?」と、きっともう少し先であるはずの「死」について考えました。 物語の終わりの方では、涙が出てしまいました。 とても優しくて温かい作品でした。 続編があるようなので読んでみたいと思います。

    40
    投稿日: 2024.10.10
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    10月-05。3.5点。 左遷された死神、犬の姿に。古い建物の緩和ケア病院で目覚めるが。。 面白い。死期の近づいた患者たちの想いを読み、行動。それぞれの患者の想いは繋がっており、ラストへ向かっていく。

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    タイトルに惹かれて手に取った1冊。 頭はいいけれどもどこか天然な死神(犬)を主人公に話が進んでいく物語。 ミステリーベースでありながら心温まる物語でした。 読みやすく楽しい作品でした。

    1
    投稿日: 2024.10.04
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    これはファンタジーであってるんですかね、? ファンタジー系はあまり読むのが得意ではありません。読書もあまり得意ではない私からすると、ページ数も多いし、、という感じでした。 それでも表紙に惹かれ、頑張って読んでみました。 優しい死神の犬。 あらゆる描写、他の患者への関わり方がとても素敵に感じられた作品でした。

    1
    投稿日: 2024.10.02
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    私は他人軸なところがあって、何が正しいのかで考えてしまって辛くなることがある 自信がないんだろうなぁ 自分がどう感じるか、自分がどうしたら納得できるか この感覚で動いた時は後悔しないし、楽しいし、うまくいってる 私にとってはそんな思考で頑張りたいなって思わせてくれた本 度を越してしまうと傲慢な犯人みたいになってしまうのかな...?笑

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    心温まるファンタジー小説。 登場人物たちの個性がよく表現されていて、主人公から脇役まで、みんなに魅力がありました。 死との向き合い方について考えさせられる物語で、時々本を閉じて「ふむ」と考える時間が何度かあったけど、それでも読みやすいからあっという間に読めます。 続編があるみたいなので、機会があれば読んでみよっと。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    温かい物語だった ある程度先が見えてしまって衝撃的な面白さはなかったが死神(天使)であるレオの変化に心が温かくなった。 私たちは発達した科学技術により「死」に触れる機会が極端に少なくなり、「死」を迎えることを忘れ始めた。終わりが近づいてきた時、人生の有限さに気づき激しく後悔する。そこに『未練』が生まれるのだ。 最後の自己紹介が大好きだなぁ

    1
    投稿日: 2024.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー、ホラー、友情、恋愛、オカルトちっくな要素が沢山ちりばめられた読みやすく犬好きにも医療系好きにもたまらない作品。 続編もあるけどこの作品が一番好きで、色んな人におすすめできる。

    0
    投稿日: 2024.09.19
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    友人がオススメしてくれた作品。 ハートフルミステリーでした。 自分が死ぬ時はレオに来てほしいなあ。 ゴールデンレトリバーっておっちょこちょいなとこがあるから作品にマッチしており入り込めました 続編2作も見ましたがこの作品が1番好き。 理由はレオだけでなく菜穂が好きだからだ。

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    死神が犬に変身してホスピタルで死の間際の人の心残りを晴らしていく、という少し変わった展開のお話。一つ一つお話が進むうちにどんどん感情移入していって…最後はボロボロでした。犬(死神だけど)のレオが一人一人の心に寄り添い、人の最期に訪れる様々な思いを叶えるため奮闘してくれます。レオめちゃくちゃかわいい。 「絶対泣ける」「余命」のようなキーワードはあまり好きではないですが、知念実希人さんは医師だからこそか、死も生も美化せずありのままに、優しい視線で描かれるので、心にするっと入ってきます。 続編「黒猫のセレナーデ」も購入しました、楽しみ!

    0
    投稿日: 2024.08.30
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    ハッピーエンドをハッピーエンドで包んで、焼いて、ハッピーエンドをまぶした感じ。 知念実希人さんのお話を読むのはこの本が初めてでした。とてもドラマチックで、何より、登場人物のバックグラウンドが色濃くしっかり語られていて、濃厚でした。他の本はお腹が空いてる時に読もうかな

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    心温まるミステリーで、ファンタジーでもありました。 犬目線で物語が進みます。 テンポが良くて読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2024.08.28
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    たぶんこれから暫くはゴールデンレトリバーを見かけると、タマシイで会話してみようと試みてしまうのであろう。

    0
    投稿日: 2024.08.13
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    人が死んだ時に未練や後悔があり地縛霊となり、魂が成就しないことが増えている時代… 死神の役割、担当した魂が成就して主に還せないと減点となり左遷される。 本来は人には見えない死神が仮の姿の犬となり、死ぬ前に未練や後悔が残らないように導くストーリー。患者ごとの短編まとめ集。 個人的には優しすぎて合わなかったかな。 死神が結局は○○だったというくだり。 ちょっとキレイ過ぎたかな~。 学生にはオススメ。

    2
    投稿日: 2024.08.13
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    よくこんな色んな人のエピソードを関連付けてストーリー展開できるな〜と、感激しながら読みました。面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.08.09
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    犬目線で描かれるそれぞれの物語。そのなかに、作者が訴えかけたいものが盛り込まれている。感動と現代に作者が伝えたいことが、てんこ盛りの作品である。

    1
    投稿日: 2024.07.28
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    死神のレオ 菜穂に救われ末期癌の患者の未練を浄化する。 死神の概念が変わった。 素晴らしいサスペンスストーリー。

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    全編を通して緩急がありつつも、心が暖かくなる話だった。 タイトルから想像はつくが「死」というものとワンセットの話なので、読後感は寂しいが悲しくはない、穏やかな本。

    0
    投稿日: 2024.07.04
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    死者の魂を「我が主様」のもとまで送り届ける死神 人間の生活に紛れ込んで人間たちの「地縛霊化」を防ぐために原因となる未練を解決しようと ひょんなことから犬となったレオのお話。 最初は仕事として淡白に問題に取り掛かるレオが 菜穂たちの優しさ触れ、だんだん心が穏やかに忠実な犬らしくなっていく姿は素敵でした 何度も出てきたレオの好物「しゅうくりいむ」。 頭では冷静を保とうとしてるのに、しっぽがふりふり動いちゃったりよだれが出てきてしまう、心と体が追いついてない感じがまたかわいくて面白かったです

    10
    投稿日: 2024.06.30
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    仮面病棟とはまた違った感じのミステリーファンタジー。地縛霊にならない様に犬になった天使が未練を解決していくはなし。 でも、一つ一つの事柄を紐で繋げていく様な繋がっている糸を辿っている様な感じは似てる。

    0
    投稿日: 2024.06.30
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    Audibleにて。 ある理由で死神がゴールデンレトリバーに憑依し、地上のホスピスで患者たちの未練を解決するために奮闘するハートフルなミステリー小説。 物語では、死神のレオが人間性を理解し、成長していく過程が描かれていた。 感動やミステリー要素が見事に組み合わさっていて、心地よい感動と興奮を与えてくれる。 笑いや涙、緊迫感あふれる場面もあり、感情を揺さぶられた。 著者の緻密な描写とミステリー要素満載のストーリー展開は飽きさせず満足感が大きい。 人間性や共感力の向上、希望と絆の大切さ、成長への道など、たくさんの学びや気づきが詰まった物語。 キャラクターたちのやり取りから、死というテーマに対する前向きな気持ちが育まれ、心が温かく癒される感覚に包まれた。 未来への希望を抱ける、そんな素敵な作品だった。 レオの高慢な態度とは裏腹に、犬の体は正直で、喜びを素直に表現するシッポがとても可愛らしかった!

    25
    投稿日: 2024.06.08
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    感動しました!心温まる素敵なお話です。 4人の患者さんの未練を無くしていく死神わんちゃんのお話です。感動しながらも、面白い場面もあってとても読みやすいです。 わんちゃんが言葉遣いが悪いけど、しっぽフリフリしてしまうのは可愛いです笑 次のシリーズも読みたくなりました!

    2
    投稿日: 2024.06.08
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    泣けます。死神シリーズと言えば、生前の懺悔が中心の作品が多い気がしますが、この作品は・・・プラスアルファーが泣けます。いがった〜^_^

    1
    投稿日: 2024.05.28
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     死んだ魂を主様の元に送り届けるのが役目の『死神』が、ホスピスでの人間とのふれあいで変わっていく、優しい物語です。  死んだ魂を主様の元に送り届けることを主の役割とする高貴な霊的存在である主人公は、とあることから一匹の犬の中に封じられて、とある冬の最中に送り出されてしまう。寒さに行き倒れかけた彼を救ってくれた女性は、自身が看護師として働いているホスピスに連れ帰ってくれるのだが、そこには四つの地縛霊予備軍の魂が、自分の未練とともに迫りくる死に向かっていた。彼女から『レオ』と名前をつけられた見た目はゴールデンレトリーバーの『死神』は、その四つの魂の地縛霊化を防ぐために奮闘するのだが、そのうちにどんどんと因果な事実が浮かび上がってきて、事態は思わぬ事件へと発展していく。  初めは自分を高貴な存在だとして、人間のことなど歯牙にもかけない様子だった『死神』が、『レオ』として人間たちの中に入り、その為人に接していくうちに今まででは感じることのなかった感情の発露に戸惑ったり、歓喜したりする様子が微笑ましかったです。  作者の方が医師であることもあり、描写や表現のそこここに医療者ならではの表現があって興味深く、それでいて読んでいても小難しい感じを抱かせないのは『レオ』がそういうキャラクターだから、という納得感を与えられているからかもしれません。  誰にでも、思いも寄らない過去があったりする。  それと同時に、自分が見えているものは世界の全てではなく、自分も相手も知らないところで、人や物はつながっている。  そんなことを感じさせてくれる一冊でした。  誰かの想いを知ること、誰かの想いを受け取ること、受け取った想いを繋いでいくこと。  そんなことを一瞬一瞬大切にできる生き方を、してみたい。そう思わせてくれる、あたたかな話です。  こちらはシリーズものとのことなので、感情を、人間というものを知った『レオ』が、この物語の後人々とどんなやりとりをして、どんな言霊を投げかけていくのか、今後の彼も楽しみです。

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    職場で読んだら、ラストでうっかり涙腺が… 導くべき魂が地縛霊になってしまって、成績のあまりよくない死神が左遷されて犬の体に閉じ込められた。 人間の感情など理解しなかった死神が、地縛霊化を防ぐため試行錯誤するうちに人間と心を通わせていく、ハートフルストーリー。 しかも伊坂幸太郎らしい、一人一人のストーリーが最後に伏線を回収しながら繋がっていってくれる爽快差も味わえる。

    25
    投稿日: 2024.05.25
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    死神が犬の体を借りて患者の未練をなくしていくことで地縛霊化を防ぐ 患者エピソードを進めながら 病院である屋敷の過去殺人事件がメインの謎で少しずつ解明されていく サクッと読めてわかりやすい 主人公の役割が「もうすぐ死ぬ人の地縛霊化を防ぐ」だから結局みんな死んでしまうところが悲しい

    50
    投稿日: 2024.05.19
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    ホスピスで入院している人たちの後悔を、解決していくにつれて過去の事件が紐解かれていく。 その後悔となるエピソードを読むたびに涙を流してしまいました。 2回泣いてしまいました。

    4
    投稿日: 2024.05.12
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    ブックオフのおみくじで引いて読んだ。優しくてでもちゃんとミステリーで、ドキドキもあって感情移入して、色んなストーリーがあって、本当にいいお話だった。他の作品も読んでみたい。

    4
    投稿日: 2024.05.08
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    人が亡くなった時にその魂を天上に導く存在。 人はそれを死神と呼ぶ。 ふとした失言から天上から地上に顕現させられた「私」は犬に封じられ、ある病院でのミッションを言い渡された。 それは地縛霊になりそうな人間の未練を断ち切り、亡くなった後に天上に導けるようにする事。 頭脳明晰でありながら天然な死神のお仕事の話。 全体的にユーモラスな空気があるが、所々琴線に触れるような表現がある。 また作者が医師という事もあると思うが、命の表現に嘘がないのが良いと思った。 ともすれば死にそうな人が死なずに奇跡的に回復しハッピーエンドとしたくなるものだが、そういう安易な妥協はしていない。 笑えそうな展開が多いながらも、作者の持つ死生観がしっかり描かれていると思う。

    10
    投稿日: 2024.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全ての物語が繋がっていく感覚が面白かった 死神、といいつつも終盤には改めて名称が登場しており腑に落ちた

    1
    投稿日: 2024.05.04
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    とても優しいお話。 読みやすいので、ほぼ一気読み。 クスッと笑えるところとホロリとするところと。 私にもちゃんとお迎え来てくれるのかな? 未練タラタラあるから、苦労しそうだよな

    2
    投稿日: 2024.04.08
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    マメムさまご紹介3冊目。 人間の死に立ち会い、魂を「我が主様」のもとへ導く仕事の死神?さん。 人間が未練を残して死ぬと地縛霊になって仕事が捗らない。そのままだと魂も消滅してしまうので成績の悪い死神さんが、生前から接触して未練を残さないようにしないと成績が上がらないって言い訳したら、目出たくその役目を拝任。(本人は左遷と呼ぶ笑) ごおるでんれとりばあ(犬)の姿となりホスピスで死に直面している方達の未練を解決していくお話。 犬になった死神レオの立て前と反射で動く身体のギャップが面白い、天然キャラで読みながら微笑んでしまいます(^.^) 無事に皆さまを未練から救えるのか、そしてレオのその行動がホスピスに思わぬ危機をもたらしてしまう⁉︎ とても面白かったです ♪───O(≧∇≦)O────♪

    37
    投稿日: 2024.04.07
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    死神が実は〇〇だったとは驚きました。 とても静かに話が始まり、一人一人の未練を解決していく。 最後のエピローグが良かった。 少し心が落ち着きました。 犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷……もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた――。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。

    28
    投稿日: 2024.03.31
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    知念さんの感動作。 個人的にミステリーが好きやから、なかなか物語にのめり込めず、3週間近く読み終えるのに時間がかかってしまったけど、最後の方は久々にウルっとするぐらい感動した。

    2
    投稿日: 2024.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死の間際に人が抱く未練を解決しながら、最後は凶悪犯相手に大立ち回り。コミカルで天然で時に熱い、そんな犬の姿を借りた死神の奮闘がとても楽しかった。 ハートフルストーリーという触れ込み通り、温かく優しい物語だった。

    25
    投稿日: 2024.03.28
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    左遷されて犬の身体に封じられ地縛霊となりそうな人間を見つけて未練を解決することを命じられた死神。ホスピスがある洋館にそれぞれ因縁を持つ患者達。殺された親子の無念が晴らされて良かった。コミカルな語り口でシリアス&アクションもあり楽しめました。

    2
    投稿日: 2024.03.24
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    ポテトフライカーリーさんがお薦めしていたので読んでみました。 死神が犬の体を借りて行動する物語、その犬の姿がとてもリアルに表現されていて、人とのやりとりがほっこりします。 これだけで充分楽しめる作品なのに、本編もばっちり面白く、スリルのあるシーンもあり、いろんなジャンルが詰め込まれていて、なんだか得した気分です。 最近はブクログで趣味が合いそうな方が高評価なものを選んでいるせいか、大当たりが続いています。

    22
    投稿日: 2024.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ムゲンのi」とテイストは似ていて、夢の中に入って人の後悔を無くしていく話。アニメを観たような読後感だなと思ったら、マンガ出てるし、ドラマ化もしてるらしいね。表現がわかりやすいので、情景を想像しやすく読みやすかった。 レオも可愛いな。最後、えーどうなるの?!ってハラハラしたけど、ハッピーでよかった。。知念さんの作品にしては医療用語が少なくて、末期がん患者の描写も殆どなかったので、苦しくならなかった。

    1
    投稿日: 2024.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いまの世界は豊かすぎて、いつか死ぬことを忘れてのんびり時間を消費してることに、終わりが近づくまで気づかないし、 必死に生きている人にだけの輝きがある わたしももそうありたいね

    1
    投稿日: 2024.03.05
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    犬の姿を仮とした死神...が、人間の魂の地縛霊化を防ぐために、人間達の未練を取り除く、これを死神は仕事としている。ある日犬の姿を仮とした死神が菜穂という女性と出会う。菜穂はホスピスで働いている看護師でもある。そのホスピスを、舞台として死神と菜穂中心に物語が進んでいく。 ミステリー好きの読者ならば、物語を予想できてしまうため少し物足りないと感じるが、そこが私は良いと思う。この本はその王道で予想できてしまう物語かつ感動する物語でもあるため、ストレスなく読みたいと思う方はおすすめな本であると思う。 私は、この本を読んでみて、改めて時間は有限であること、有限であると思って人生を楽しむ者とそうではない者とは、人生の幸福度に乖離が生まれること、当たり前のことに気づかせてくれる本でもあった。

    3
    投稿日: 2024.03.04
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    それぞれの未練の話はよくわかったが、全体を通して予想を上回らない。難しい話はないが盛り上がる場面も特になかったかな。設定自体がいまいちしっくりこないしあまり好きな内容ではなかった。時々犬の心情にクスッとさせられた。

    7
    投稿日: 2024.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙とタイトルは何回も目にしていて なんとなーく読まずにいた作品だったけど 読んでみたら予想と反して面白かった。 勝手にすみません。笑 死神?天使?がゴールデンレトリバーの体になって 地上におりてくる話。 死期が近い人の後悔やわだかまりを解決して 快く穏やかに逝けるようにする話なんだけど。 ひとつひとつの短いエピソードが 順を追って繋がっていって問題を解決。 最初の駆け落ちの話あたり、淡い恋の物語だなー。 こんな感じかーって思って読み進めていったら 全然違う方向に進んでびっくり。笑 シュークリーム食べたくなった。

    2
    投稿日: 2024.02.27
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    それぞれの話が伏線になっていてそれが一気に剥がされる爽快さがある 結末がわかっているのにホロリとする

    4
    投稿日: 2024.02.22
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    ★4.8/5.0 心温まる話ってこういうもののことを言うんだなと思いました。 南、金村、内海、菜穂、レオ。他にも院長や名城さんとかもいたけど、みんなの「未練」が徐々に解消されていく様子、そして、1つの事件の真相が少しずつ明らかになっていく様子が、ハートフルでした。 犬の名前レオで、優里の曲やん!って思いました笑 最初、『優しい死神の飼い方』ってどういうこと??ってなったけど、死神っていうよりも天使っぽくない?って思ってたら最後の最後で天使というワードが出てきてちょっと嬉しかった。 確かに日本をはじめ、世界各国豊かになってるからこそ、死を意識しないし、自分の人生が有限であることに気づいて無為に過ごしてきたこれまでの人生を後悔する、っていう440ページの内容がかなり刺さりました。 レオの語り口調とか、独特の文章の書かれ方が途中まで読みづらかったけど、最後の方は気になることも無く読み終えることが出来ました。

    4
    投稿日: 2024.02.03
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    読み進めるにつれ、ハートフルな短編が繋がっていく、読後、心がホッコリと温かくなる物語。億の人に億の人生。そして、たまたま与えられたこの有限の人生を悔いなく生きているのか自問する。

    4
    投稿日: 2024.01.31
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    犬の姿を借り、地上のホスピスに派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかしレオ達ホスピスの関係者達が事件に巻き込まれてしまい、その解決に奮闘する…というお話。 とにかくファンタジーが行き過ぎてて、段々白けてきてしまった。人間には無い死神特有の便利な能力を使って、半ば強引に、もしくは簡単に、ミッションをクリアしていく。 タイトルにも違和感がある。優しい死神の「飼い方」とあるが、飼う方法を示す箇所はどこにもないし、そもそも犬ではなくあくまでも死神なので、「飼う」という次元ではない。人間と対等に話してるわけだし。犬らしさはあまりないので、あえて犬なんか出してこなくても死神のままでいいじゃないかとさえ思える。 私の好みではなかったが、ハートフルで感動的な話だと評価する人もいるのだろう。

    2
    投稿日: 2024.01.23
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    一話一話はありきたりな展開ではあるものの、全編通じて一つのミステリー(ライトだけど)。 レオの犬としての振る舞いがいいアクセントになっていた。 奈緒との掛け合いも心温まる。 シリーズモノみたいなので、次作も読まないと。

    2
    投稿日: 2024.01.16
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    母がお勧めしてくれた一冊。こういう優しい系の本は物足りなくてあまり読まないんですが、とっても優しい気持ちになれて、読んで良かったなと思いました!物語の展開も面白くて、他の作品も気になりました!

    2
    投稿日: 2024.01.16
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    死神に対するイメージが変わりました。読む前は怖いものと捉えていたけど死神は怖いものではないと感じられました。

    28
    投稿日: 2023.11.27
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    前半はこの世に未練を残したホスピスの患者を未練から解き放つ霊的存在(ただし犬の体に封じられている)の活躍の物語だから後半は謎解きあり、アクションシーンありで面白かった。 高貴な霊的存在であるにもか変わらず、嬉しいと尻尾が自然と喜んだり、好物を目の前にするとヨダレが出ちゃったりして霊的存在レオが愛すべきキャラクターだった。

    2
    投稿日: 2023.10.07
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    初めて読んだ知念実希人さんの作品。 ほんわかして優しくて,涙が止まらないミステリーでした。中学生の時に初めて読んで,今でも私のいちばんの作品です。

    2
    投稿日: 2023.10.01