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自閉症の僕が跳びはねる理由
自閉症の僕が跳びはねる理由
東田直樹/KADOKAWA
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総合評価

154件)
4.5
78
44
12
1
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    じっとしていると、まるで体から魂が抜け落ちてしまうような気がするのです。 自分の意識はそのままに、いろんな人の体に乗り移ってその人の自由と不自由を体験してみたい。

    2
    投稿日: 2025.12.28
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    自閉症の子について色々と気付かされるだけでなく、まるで魔法のような美しさがある。彼の自然に対する愛情や他の人と繋がりたい、わかってもらいたいという強い気持ちも読み取れる。新鮮で希望が持てる、そう他人にとって「心地の良い一冊」 英語で読了 The Reason I Jump: The Inner Voice of a Thirteen-Year-Old Boy with Autism By Naoki Higashida, 2016

    0
    投稿日: 2025.11.26
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    意志を通して言葉、身体を上手く動かすことができない。 静かにしないといけない場面で急に大きな声を出したり、動き出したり、何故?本人に聞かないとわからない事をごく一部だと思うが、知ることができる。 自然を好む。色々なルールに縛られた社会で生活するのが窮屈なんだろうな 自由人ピュア。

    29
    投稿日: 2025.11.15
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    執筆当時13歳の東田直樹さんが、自閉症の世界について教えてくれる一冊。 それぞれの行動の理由、感覚の受け取り方など 推測ではなく当事者の見ている世界そのものだから、それはもう「納得」の一言。 飛び跳ねる理由なんて、もうそれが正解とさえ思う。私の飛び跳ねたい衝動なんて、跳ぶ前にしぼんでしまうもんなぁ。 途中に挟まれる小さなお話や最後の短編小説も、自分に置き換えて考えるきっかけになりました。 それにしても、大切な人達に気持ちを伝える事が難しいって、ホントにもどかしいだろうなぁ。

    4
    投稿日: 2025.08.23
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    自閉症の当事者が書くという方法で伝えてくれた思い。今まで、自閉症の人に対して誤解していたことがたくさんあったことに気付かされた。そして彼らの美しい感性を少し感じることができた。自分の普通を周りに当てはめないようにしたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.08.21
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     Q&A方式のような形式で読みやすい。「本当の優しさは、相手の自尊心を傷つけないこと」「体を持て余し、気持ちの折り合いの中でもがき苦しんでいる」自閉症の世界をチラ見しただけだが、彼らの内面世界の見え方が少し変わってくるかもしれない。何度も読み返す本になりそうだ。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    自閉症の方の中には、喋ることが出来ない人がいる。 喋ることが出来ない為、その心中を察する事は困難を極める。 この本に、東田直樹さんに出会い、この世界をどう見ても、何を感じ、何を思うのか。定型発達の人間と何も変わらない。みんな同じ人間なのだ。 自閉症児を抱える親として、東田直樹さんに出会えた事を心より感謝致します。

    1
    投稿日: 2025.04.20
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    自閉症の方の頭の中が少し覗けて、あーこんな気持ちなんだと学びになったのと、読みやすくて面白い本だった

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    自閉症について、医師の観点で定型的に書かれていたり、もう少しわかりやすくなったとしても、診察してきた立場からの内容の書籍が多いと感じてるなか、自閉症の当事者からの生の声と言ってもよい内容がありありと書かれており強く感情を揺さぶられた。 同様の息子がいる立場から見て、場面や様子が一致することも多く、息子と日々生活していく中でこう考えてるのかな、と思いながらコミュニケーションをとれるとも感じた。 著者が書いた「側にいるから」もシンプルながら筆者の見ている世界で感じていることがうまく表現され、つい涙してしまった。 一読でも強く印象に残る一冊。

    0
    投稿日: 2025.03.11
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    13歳の彼が執筆したことにも意味がある、と感じざるを得ない…。全てのクエスチョンに対しての素直な回答、最後の行は決まって、自閉症の僕 が望んでいる対応や希望。学生といえど、放課後等デイサービスで働いている身なので、自閉症の子の顔や行動が思い浮かぶ。今後の関わり方に反映させようと思った、ありがとう

    2
    投稿日: 2025.01.21
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    この本を読んだきっかけは、同じ職場の同僚に勧められて読みました。 自閉症の子供達と関わる仕事をしており、なんでこういう行動をするのだろう?そんな疑問をいつも思っていました。この本はただの一例ではありますが、とても勉強になります。 必ずしもそうではないとは思うけど、ああ言った行動はこういう考えがあってあるんだ。と、勉強になりました。 最後の短編小説「そばにいるから」は、自閉症であるが故に伝えられない気持ちをとても上手く表現している小説であり、とても分かりやすいです。

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    自閉症の方の気持ちを垣間見れた気がした。 自閉症の方が、モヤモヤと感じているであろう事を、一所懸命表現されていた。 自分が分からない世界を垣間見れた良い作品。

    16
    投稿日: 2024.09.16
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    本の成り立ち等で賛否両論あるようだが、ご本人や取り巻く環境を通して参考になるものがあるかと思い手に取った。 記憶が時系列のような軸ではなく点として存在している感覚、奇妙に見えてもせざるを得ない繰り返しの意味、自分のせいで誰かが困っているのは辛いという気持ち、挨拶が上手くできない理由。 とても分かりやすく説明されており、読む価値があった。

    0
    投稿日: 2024.09.13
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    良本です。 私たちの知らない世界があります。 自閉症の子は困った子じゃないんです。 困ってる子なんです。 以前テレビ番組で、自閉症の子をカットしてる床屋さんの社長さんが仰ってました。 まさにです。 自閉症の知的重度息子が居ます。 興味本位で手にとりましたが、言葉を発せない彼らの見てる世界が言語化されてます。思い当たるところも多々あり。 ご家族に自閉症の方がいらっしゃったら手に取るべき一冊かと。

    1
    投稿日: 2024.09.01
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    自閉症者の意見や見解を聞けたような気がする一冊。 繰り返す、大泣きする 飛び跳ねる、飛び出す 当事者の意見がとてもささった。

    3
    投稿日: 2024.05.13
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    愛する人たちへの想い,自然に対する畏敬の念。自閉スペクトラム(ASD)の中でも,重度の自閉症(おそらくは古典的自閉症)である当人の手が文字盤の支えとともに紡いでくれた「言葉」の数々は,定型発達者(自分が本当にそうなのかはわからないけど,そうであると思われる)の中では,日頃からASDに対する関心が平均よりはだいぶ高めな方であると思われる自分でさえも,想像だにしていないものが数多く含まれていて,驚きと狼狽による衝撃を心に及ぼしてくれた。 執筆当時13歳であった著者により紡がれた,瑞々しく素直で,ひたすらに真っ直ぐ突き進んでいこうとするような言葉は,ただただ,同じ人間としての共感と優しさに満ちたものだったと思う。 著者は法則性のあるものや,他にも比較的平易で読むのに苦労しないし,想像力を掻き立ててくれる絵本のようなものが好きだという。 私はどちらかというと記号的で秩序立てられた数列や,答えが決まっている数学よりも,人によって考え方が違っていたり,簡単には答えを出すことができないような,哲学や人の心に興味がある。 そのどちらもが素晴らしいし,否定されるようなものではないということは,誰であっても理解できるはずのことだ。 私もそんな小難しいことばかり知ろうとして何の意味があるのかとか,私はただ面白くいたい,楽しみたいだけで,そんな難しいことをしようと思わない,興味が持てないと言われたら,悲しい気持ちになるし,心が傷付く。 自閉スペクトラムの人たちもきっと同じで,1人が好きなんだとか,いつも決まったお気に入りのものや絵本が好きなのねと,勝手に気持ちを決めつけられては傷付いているのではないかと思う。 成長したい勉強もしたいと繰り返し何度も述べている著者の想いに,私も頭はそんなに良くないんだけど,ただ知りたいし,やりたいし,勉強したくて成長もしたいから,難解な分野に手を伸ばすんだよなーという,共感と気付きをいただけたような気がした。 私たち(定型発達者)も,身近に居てくれる"愛する人たち"が困っていたら哀しいし,自分ではどうすることもできない感情の波や突発的な出来事に遭遇した際には,心が激しく動揺する。 怒りもする。 前に図書館で立ち読みした違う本に,「怒っている人は困っている人だ」と書いてあったのを見て,長年生きてきたくせに,ようやく,「そうだ,それが知りたかったんだ!」と腑に落ちた経験をした。 本作を読んでいて,何度も繰り返される,「側にいて助けてくれたら嬉しいです」「手伝いを必要としているのです」という言葉に,そのフレーズを思い出した。 ※我々の怒りの感情と自閉症の人のその全てとを同一視しようとして考えていたわけではない。念の為。 ただ,私だって,私たち(いわゆる定型発達者)だって,困ったら誰かに尋ねたり,助けを求めたくなることはよくある。 本作の中で著者が述べているように,人間として生まれたからには,みんなと一緒に過ごしていきたいし,他者とともに過ごしていかなければ生きてはいけないのが,人間の本質なのだから,定型発達,非定型の"括り"に拘らず,私たちはみなが違いを認めあい,尊重して,共に寄りかかりあいながらこれからも生きていくのだ。

    2
    投稿日: 2024.04.14
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    とても衝撃を受けた。 名前は知っているけれど、どういう障害かいまいちピンと来なかった自閉症。 「話せない」ことの苦しさがまっすぐ伝わってきて辛いけれど、人間はとても美しくて素晴らしい生き物なんだって実感できました。

    1
    投稿日: 2024.04.05
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    本当の優しさというのは、相手の自尊心を傷つけないことだと思うのです。 自分が辛いのは我慢できます。しかし、自分がいることで周りを不幸にしていることには、僕たちは耐えられないのです。 障害のある無しにかかわらず人は努力しなければいけないし、努力の結果幸せになれることが分かったからです。 自分を好きになれるなら、普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。 (上記 抜粋) 突き刺さりました。

    1
    投稿日: 2024.03.19
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    友人に勧められて読みました。言葉に表せないほどの気づきと衝撃がありました。今も根強く残る偏見と思い込みが少しずつ減っていくことを望んでおります。

    0
    投稿日: 2024.02.16
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    保育士をしていて、自閉症のことは学生の時に学んだし、現場で働いている時も関わる機会が多かったので普通の人よりも知っているつもりだったが、新たな発見だらけだった。本当はどう思っているのか、どう接してほしいのか心の中で考えていることを知ることができてよかった。

    13
    投稿日: 2024.01.27
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    新卒で自閉症の施設に就職しましたが、なかなか心の中がわからなくてはてなはてなの毎日だった様に思います。みんながみんな、作者の様な心の中ではなく、ほんの一例なのだとは思いますが 私が思ってるよりも日常に困惑していたんだなと思いました。そして、他者への思いやりも持っているということに驚きを感じました。 私が働いていた時代は、人それぞれのレベルに合わせた視覚的な構造化で自閉症の方の日常をわかりやすくしていました。しかし逆に変更があった際に困惑してしまうとの事で当たり前と思ってしていた事はそうではない場合も、多々あったのだな、と思いました。大人になってからの著書も読んでみたいです。

    6
    投稿日: 2024.01.05
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    本当の優しさは、相手の自尊心を傷つけないこと、とあって、なるほどなぁと納得した。ただ単に柔らかく接するのが良いわけじゃないことにはっとした。 自閉症の人と実際に関わったことはなくて、なんとなくのイメージや特徴は聞いたことがあったけれど、初めてしっかりと知ることができた。人と話したい、伝いたい、こうしたい、と内には様々な感情があるのに、言葉を出そうとすると消えてしまう、言葉が伝えられないことが印象的だった。話したいのに話せないこと、話そうとしても逆のことを話してしまうことは寂しいだろうなと思った。

    4
    投稿日: 2023.08.11
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    新人保健師です。衝撃的でした。 私たちと同じような思いがあるのに、それをアウトプットできない。自分の意思とは関係なく身体が動いてしまう。その度に嫌悪感を抱き、自分がどうなってしまうのかという不安を常に持ちながら生きていることを知りました。少しでも、1人でも多く、彼らと心を通いあわせるために寄り添い続けることが大事だと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.11
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    私は自閉症の事を全く知らなかったのだなと改めて感じました。症状に違いはあると思いますが、感じる事や思う事、私たちと同じで、それを伝える方法が不器用なだけだと感じました。自閉症の方がこのように考えている事に正直驚きました。私は自閉症という症状に対し本当に無知でした。本人も自分の思っている事と体が違い苦しんでいるという事を知れた事が大きな収穫でした。東田さんの本をもっと読んで、自閉症という症状を知って生きたいと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.08
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    自閉症の本人がその行動の理由を説明している画期的な本。 平易な言葉遣いで、淡々と、症状や、人々の反応に対する想いが書かれていて、じんわり心に響く。 最後のデイヴィッド・ミッチェル氏(自閉症のお子さんをもつ作家)の解説もまた良い。 学生の頃、研究室に自閉症と思われる同級生がいて(比較的症状は軽い様子だったけれど)どのように接したら良いかわからないことがあったので、あの頃、読みたかったと思う。 著者は会話ができないという。 本書の中で、人の質問に答えたくても、適切な言葉が見つからなかったり、言おうとしたことをすぐに忘れてしまったり、自分の本当の思いとは違う言葉が出てしまうのだと説明されている。 そういう症状がありながらも、著者は、パソコンと文字盤ポインティングで人とコミュニケーションをとることが可能であるそうだ。 本書の感想からは逸れるけれど、そのコミュニケーション方法を、どうやって身につけられたのかが気になる。

    0
    投稿日: 2023.05.25
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    言葉だけがコミュニケーションではない。 私は人より発達障害、自閉症について詳しく知っていると思っていた。 生きづらさを感じた時に、色々調べて勉強したし 学生時代、特別支援学校にボランティアに行ったり学級の子と触れ合ってきたから。 だけどもっと深い話だった。 今作は筆者が13歳の時に執筆したのだという。 言葉として表現が難しいけれど、文章としてここまで表現が出来ることに愚かながら驚いたし 発言や行動の裏でどのように考えているのか、知らなかったし分からなかった。 理解してるつもりだった自分の愚かさにも呆れた。 外で大声を出す人や変わった行動をする人を理解出来ない人、正直めちゃくちゃいると思う。 偏見の眼差しで見てる人や言葉に出している人、いるよね。 そういう人にこそ読んで欲しい。 本の中に、 自閉症とはきっと文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人達なのだと思うのです。 まるで太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。 僕たちが存在するおかげで世の中の人たちが、この地球にとって大切な何かを思い出してくれたら、僕達はなんとなく嬉しいのです。(P.138) とあるんだけど彼らがいるからこそ、文明開化で失ったものに気付く… こんな言葉思いつかないし、ハッとした。 健常者は彼らを"障害者"として接したりしてしまう事が多いと思うけれど 実は手段がないだけで健常者と何も変わらないのかもしれない。 相手は一人の人として、接して欲しいのかもしれない。 1度この本は目を通して欲しい。 少しだけ、本当に少しだけだけど自閉症の世界が一瞬見えるから。 これから、関わり方や見え方が変わるそんな1冊。

    2
    投稿日: 2023.05.22
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    ドキュメンタリー映画の紹介で知った本。 自閉症の東田直樹さんが13歳の時に書いた本 13歳!?すごい! 表現がものすごくわかりやすくて 胸にすっと落ちてくる。 毎回、知らない言語で会話している感じとか 同じことを繰り替えす音が気持ちいいいと 飛び跳ねるのは空に飛び立ちたいとか… そしてページをめくるたびに”自閉症”という名前は知っていてもその中身を全く知らなかったかったということを知る。 言葉だけがコミュニケーションではない。 言葉に頼りすぎている私にとって なんだか本当にハッとさせられた。

    7
    投稿日: 2023.05.11
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    著者はご自身が自閉症です。 その彼が13歳の時に書いた本です。 彼はなかなか言葉出てこず、コミュニケーションを取るのが難しい。 ところが、アルファベットの文字表があると、それを指さして言葉にすることができるようです。 そして、健常者が思う所の58種類の質問、たとえば「なぜ飛び跳ねるのか?」などに答えて行きます。 少し理解するのに難しい所があるってのもありますが、心に響くので2回通りも読んでしまいました。 この本を読んで、少しでも寄り添う事ができればなぁと思いました。 現在は20歳を超えて、本格的な著作活動を行っているようですし、ブログもよく更新されているようです。 彼特有の物語も良いかもしれません。

    1
    投稿日: 2023.03.30
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    私は精神科で作業療法士をしていますが 自閉症の方、発達障害の方とは どうしてもコミュニケーションが取りづらく 悩むことが多いです この本を読んで 多数派の私たちよりももっと繊細で 毎日不安の中で生活しているということが 改めて分かりました これも彼らのほんの一部なんだとは思いますが ここからもっと理解を深めていきたいなと思いました

    4
    投稿日: 2023.03.09
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    自閉症と聞いてまず思い出すのはダスティンホフマンが演じたレインマンです。常識を超えた記憶力でカジノのカードゲームで大勝するシーンを思い出します。この本を読んで自閉症という障害をあらためて学ぶことができました。以前職場で自閉症の方が加工用の刃物の研磨をされていましたが、私では到底できない精密な仕上げでした。思い返せばこれが作者がいう「こだわり」なのではないかと感じました。すすめてくれたshukawabestありがとう。

    3
    投稿日: 2023.02.24
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    全ての自閉症の方が東田さんみたいにコミュニケーションできるわけではないし、思いを伝えることができるわけではない。行動などで何を思っているのか考えているのか、どう声かけすればいいのか考えさせられる作品やった。 13歳で執筆したって書いたって言ってるけど13歳とは思えないくらい綺麗な文章やった。ショートストーリーもうまくかけてた。 少しでも自閉症のこと知りたいなと思った

    2
    投稿日: 2023.02.06
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    自閉症の僕が飛び跳ねる理由1.2を読みました。 自閉症の人が見ている世界を、こんなにもイメージやすい言葉で伝えてくれる本があったなんてとてもびっくりしました。 障害を持つ人が生きていくことは、本当に綺麗事だけではないし、本人も周りの人も大変な思いをするのは避けられないことだと思います。でもこの本を読んで、自閉症を持っていても幸せだ、楽しいと心から思える瞬間があることを知りほっとした自分がいました。 将来自分が子供を持って、その子が障害を持っていたら…という未来について考えるきっかけにもなりました。自分のことを好きでいられる子を育てられるような親になりたいです。

    2
    投稿日: 2023.01.28
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    十三歳の少年がこれを書いたことに驚く。 普通に暮らしたいけどできない苦しみと胸の内を知ってほしい。 けどこんな自分も好きで生きている。 理解して欲しい。 が、めちゃくちゃ伝わった。 巻末の短編小説も圧巻。 君は僕らよりも素晴らしく濃い人生を生きてる。 負けないように生きたいし、理解のある大人になりたい。

    2
    投稿日: 2022.12.03
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    「障害児保育」に関する研修で紹介された本。すぐに購入し一晩で読み終えた。重度自閉症者の心の内を知ることができる本書に衝撃を受け、これまでの自分の認識が変わった。職場の人にも紹介したところ、多くの人が興味を持って手に取っていた。

    1
    投稿日: 2022.11.27
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    読んだのはだいぶ前だけど、今更ながら投稿。 自閉症の人が、言葉を、時間を、人との繋がりを、生きる事を、どのように感じているのか、初めて知ることができた。 13歳の彼は、不安と悲しみ、そして少しの希望を抱きながら生きていたんだなと感じた。 仕事の政策案件でこの理解を活かす意味では、東田さんの自閉症の状態像をもっと知りたいなと思った。

    1
    投稿日: 2022.10.31
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    もし言葉で伝えることができなくなったら あとがきにあったこの一言が全てだと思う 自分にとっての普通が普通ではない いつもそう気をつけて生活していたが更にその気持ちが強くなった

    1
    投稿日: 2022.10.29
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    これはもう全人類に読んでほしい、素晴らしく価値のある本。 重度の自閉症の作家、東田直樹さんが13歳のときに書いた、自らへ向けられる視線への真っ直ぐな回答。これが驚きの連続で。 障害者の人権とか多様性がどうとかいう前に、読み物として、自分の認識が崩れていく心地よさというか、知的冒険を体験させてくれる良作になっています。 もちろんそこには東田さんの苦悩の蓄積があるわけなんですが。 「僕たちの1秒は果てしなく長く、僕たちの24時間は一瞬で終わってしまうものなのです。場面としての時間しか記憶に残らない僕たちには、1秒も24時間も、あまり違いはありません。いつも次の一瞬、自分が何をしているのか、それが不安なのです。」 など。読後しばらく思い出しては考えてしまう。 自閉症という病気がどんなものであるのか、通常は当人と会話ができないため健常者に理解するのは難しいのだけど、東田さんはそこを克服して僕たちにわかるように文章を(とてもわかりやすく!)書いてくれいる。 これは症状が軽くなったのではなく、重度の自閉症の症状の中から、キーボードというツールによって自分の考えを外の世界に伝えるすべを得たということで。 読んでいて感じたのは、コントロールの効かないロボットの狭いコックピットに閉じ込められて、なんとかしようと操縦レバーをガチャガチャやっているイメージ。 自身の手足、声が、どの様に動いているのか把握することが難しい。 かといってレバーから手を離してしまうと何も動かなくなってしまう恐怖があり、動かし続けるしかない。 外を流れる景色は断片的で、前後の脈絡がない。なんとかそれらに意味を見出そうと時間をかけてつなぎ合わせて解釈していくような。 しかしそこにある魂は健常者と変わらない、豊かな感性と論理的な思考力を持っている。 もしかすると健常者にはできないものの見方、感じ方のなかでもっと豊かな感性を獲得しているのかも知れない。(実際、東田さんは作家として小説や絵本の原作なども手掛けている) 僕ら健常者が彼らと対峙するとき、コミュニケーションが取れないために恐怖したり、何もわからない赤ん坊のように扱ってしまうことがあると思うのだけど、それらが間違いであることがよくわかった。 ---- ネットフリックスのアニメ「地球外少年少女」のなかで、知能のリミッターが外れて超存在となったAIが主人公に語りかける場面があって。 「前後に因果関係を必要とする人間の言語では真理は表現できない。宇宙はそのようにできていない」というようなセリフがあって、とても好きなんですけど。 人間の脳はもともと因果関係(物語)で物事を理解するようにできていて、脈絡がない事柄をうまく認識できない。だから古代の人々は様々な事象を神話という形で理解しようとした。 自閉症の人たちが脈絡の分断された世界に生きているとしたら、もしかするとそれは新しい人間の認識のあり方を示唆するかもしれない。なんて思ったり。 東田さんは物語を書く作家でもあって、本書の最後にも素敵な短編小説を載せている。これ本当にすごい。 普通の人より多くの角度から、時間をかけて世界を見ている東田さんの紡ぐ物語。 なんと素晴らしいことか。

    4
    投稿日: 2022.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知人に「絶対読んで」と言われ手に取った。 息子が発達障碍で、生きづらさを抱えている。 ずっと不思議でたまらなかった彼の言動…… 話せるし日常生活は送れるのだけれど、私には??? そして、私自身深く深く悩んだ。 理由があることは分かっていたけれど、それが何故なのか、もどかしくて、辛かった。 なぜ、挨拶ぐらいができないのか? 目を見て話せないのか? 本書はとても具体的で納得がいく。 感謝でいっぱいだ。 ≪ 傷ついて わけがあるんだ 自閉症 ≫

    19
    投稿日: 2022.10.11
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    この本は私にとって衝撃だった。 重度自閉症の人がこんなにも言語化力があって、自分の思いを表現できるとは思っていなかった。 会話を通したコミュニケーションが相手の能力の全てと思い込んで、相手を判断していた自分が恥ずかしくなった。 勉強になった点を備忘録としていくつか記載しておく ・「はい」と思っていても、つい「いいえ」と言ってしまうことがある ・孤独が好きなのではなくて、人に迷惑をかけるのが怖くて辛いから避けているだけ ・おうむ返しをするのは、その言葉から具体的イメージをするため ・勉強したいと思っているのに、周りからは嫌いだと思われてしまう ・いつも遊ぶおもちゃで心が安定しているのは確かだけれど、それを心から楽しんでいるわけではない。 ・何かにこだわっている時、人に迷惑をかけて申し訳ない気持ちでいっぱい。でもやめられない。 ・視覚的スケジュールを見ると、その印象が強烈になりすぎて、その後の予定変更があった時にとても混乱する

    3
    投稿日: 2022.10.05
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    こっとんさんの、『わたしの心のなか』のレビューで、紹介されていた本書は、私にとって、とても得るものが多く、大切な気付きを促せてくれた、素晴らしい作品でした。 改めて、ありがとうございます。 私がまず驚いたのは、作者の「東田直樹」さんが、当時、13歳で執筆されていた事(自身で執筆できないので、尚更、困難さが加わる)と、Q&A方式で構成された、内容の具体性です。 『僕たち』という表現は、当時の自閉症で悩む人達へ向けて、そうしたということですが、見方によっては、自分がどういう人間なのかを、自問自答しているようにも思われる、当時の閉鎖的な社会環境において、この何とかしたいんだという、彼の思いの強さに、とても心を打たれました。 そして、その心の声を聞いたことで、東田直樹さんって、こういう人なのだということが分かると共に、おそらく、自閉症の方々の、心の中の思いを知ることも出来たのではないかと、実感できた、この点が、とても素晴らしいと感じるのです。 例えば、 コントロール出来ない声は、反射的に出てしまう。 皆の記憶は線のように続いていくが、僕らの記憶は点の集まり。 答えようとするときに、言いたいことが頭の中から消えてしまう。 自分の体を自分のものだと、自覚したことがない。 などは、おそらく、普段の表向きの言動からは理解できない、心の声を教えてくれた気がして、このような、今日まで私が知らなかった、気付きを促せてくれる質問が、58もあるのだから、彼がどれだけの思いでいたのかを、推測できると思います。 それから、本書の「はじめに」の中に、『自閉症を個性と思ってもらえたら』とあるのですが、これについて、まさしく個性だと肯けることを、私なりに考えてみました。 例えば、本文の中にある、「僕たちは美しいものを見たり、楽しかったことを思い出したりしたとき、心からの笑顔が出ること」。 また、「人の批判をしたり、馬鹿にしたり、騙したりすることには笑えないこと」。 これらについて、「楽しいと思えることやおかしいことが、みんなとは違うのだと思うのです」とありますが、私からしたら、馬鹿にしたり、騙したりする話で笑わない人の方が、好感をもてますし、美しいものを見たとき、心からの笑顔が出るのは、誰もが持ちうる個性だと思います。 また、それに加えて、他のテーマでは、「自然を友達だと思う心を、僕はいつまでも大事にしたい」といった言葉もあって、そう思うのは私もだよ、なんて、つい言ってしまいそうな、親しみやすさを感じるとともに、東田さんの自然の表現も素晴らしく、少し掲載すると、 自然は、いつでも僕たちを優しく包んでくれます。 きらきらしたり、さわさわしたり、ぶくぶくしたり、さらさらします。 見ているだけで吸い込まれそうで、その瞬間、僕は自分の体が生まれる前の小さな分子になって、自然の中にとけていくような感覚に襲われます。とてもいい気持ちで、自分が人だということも、障害者だということも忘れてしまうのです。 上記の文章を見て、どこが病気なんだろうと思いませんか? 私はそれを読んで、ものの見方や感覚が、とても繊細で、どこか詩的な一面もある、それが彼の個性なのかなと思いました。 『自分を好きになれるのなら、普通でも自閉症でもどちらでもいい』 ただ、それでも、その理解できない感覚を理解することの難しさというのは、あると思います。 それが、おそらく上記の言葉にも表れているとは思いますが、よくよく見てみると、自分を好きになれれば自閉症でもいいと思える、彼の気持ちの中には、自閉症をどうするかというよりも、彼自身の心の喜びを満たすためには、どうすべきかというのが、最も大切なことのように感じられ、彼自身の創った、「ショートストーリー」や、「ちょっと言わせて」で感じられた、メッセージも素晴らしく、私が見習うべき点は、たくさんありました。 今では本書も、28か国で翻訳されているそうで、彼の、その心の中の思いは、世界各国へと届き、きっと、多くの自閉症の方々の支えになっていることでしょう。 『ホント、僕らの言葉はミラクルだね』

    38
    投稿日: 2022.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自閉症の方が書いていることに衝撃を受けました。 私は何も分かっていなかったと反省することも多かったし、そういうことだったのか!と不思議な行動の訳に納得することもありました。 「小さい子に言うような言葉使いの方が分かりやすいですか?」 →年齢相応の態度で接して欲しいのです。 赤ちゃん扱いされる度に、みじめな気持ちになり、僕たちには永遠に未来は訪れないような気がします。 本当の優しさというのは、相手の自尊心を傷つけないことだと思うのです。 「自閉症の人は普通の人になりたいですか?」 →僕たちは、自閉症でいることが普通なので、普通がどんなものか本当は分かっていません。 自分を好きになれるのなら、普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。 などなど、心に残るものが沢山ありました。

    1
    投稿日: 2022.08.20
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    自閉症の当事者が書いた自身についての本。 衝撃だった。 言語聴覚士という、自閉症とも関わりの深い仕事をしている父の関係で、 小さい頃から自閉症の人たちと関わる機会もあった私だが、 何にも分かっていなかった、と思った。 こんなにも「論理的に書く」ことは、 健常者であってもなかなかできるものではない。 彼らの行動の理由や、考えていることがとても良く伝わってきた。 親御さんの努力も大きかったのだと思う。 本当に素晴らしい。 この本が、もっともっと多くの人に届くことを願う。 著者の他の本を読んだり、講演を聴きに行ったりもしてみたい。

    5
    投稿日: 2022.08.04
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    著者のおかげで、自閉症の人たちの行動の一つ一つに説明がついて、腑に落ちました。 自分の物差しで、人を計っちゃいけないんだな。 何でも決めつけちゃいけない。 こういうことだったのか、こんなことを考えていたのだな、と彼らの行動と気持ちを知ってびっくりしました。 想いが伝わらない、自分の行動に説明がつかないことで、世の中で本当に生きにくいのだろうな、と切なくなりました。 でも、彼がこの本を出してくれたおかげで、すべての自閉症の人には当てはまらないかも知れないけれど、自閉症への理解の第1歩にはなったと思います。 もし、周りに自閉症の方がいる方は(そうでない方も)是非、一度読んでほしいと思いました。

    2
    投稿日: 2022.05.15
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    3年前に読んだ時は自閉症の方の行動はマズローの欲求5段階説で考えるべき?という感想を持ってたみたい。栞のメモに書いてあった。確かにそうかもしれないけど,誰にとってもそうだよね。 その誰にとっても,というのが大事なのかな。一人一人ちょっとした違いはあれだけど基本的なことは変わらない。特に感情とかは。と思った。東田さん自身もそれを何度も訴えていたし。 ただ,自閉症の特性として記憶が線でなく点ということに関しては配慮が必要なのかな?それによる弊害が結構多そう。 1番心に残ったのは 「自分を好きになれるのなら,普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。」 多くの人が難しいと感じてるだろうけど,本当にそうだよな。自分を好きになるって大事。

    0
    投稿日: 2022.04.24
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    今まで自閉症をテーマにしたマンガやニュースを目にしてきたけど、当事者の声を聞いたのは初めてで衝撃を受けた。今まで自閉症の方にとってよいと思っていたことが、実はそうではないと東田さんは感じていたり、目に見えることが真実ではないと知った。こんなにも素直で心に響く言葉の数々。これを13歳当時に書いたと思えない程素敵だった。

    1
    投稿日: 2022.04.18
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    2022/03/24 自分の特性や得意不得意なこと、困りごとや好きなことを自分の言葉で語ろうとしているのが伝わるし、見えてる世界が違うんだなと思ったし、それをちゃんと認識して言葉で捉えてるのがすごいなと思った。 編集の方針なのかもしれないが純粋性を強調しすぎな感じもなくはなかった。

    1
    投稿日: 2022.03.24
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    感性が違う 自分をコントロールできない 声に出して会話をすることはできなくても文字盤を使ってコミュニュケーションを取ることができる。言葉にして、本にして、すごいなぁ。

    2
    投稿日: 2022.03.07
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    何も考えず行動している訳でなく、理由があって行動している。会話ができなくても、文字盤を示して文章も作れる。驚きだ。 身近に東田さんと同じように会話ができない重度の自閉症の人がいる。この本を参考にして、自閉症を理解して、接していきたい。

    2
    投稿日: 2022.03.01
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    自閉症に対する認識がガラリと変わる。論理的な文章、比喩や詩的な表現、物語。「自閉症」だから書けない、そんな偏見がまったく無くなった。原始時代から現代にタイムスリップしてきたかのような感覚、というような表現に合点。すごく人間的で、なにか忘れていたことを思い出させてくれるような話だった。常に不安と戦う彼らを静かに見守りたい。

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    当事者である東田直樹さんの文章は、正直で丁寧。英訳して世界に広めるきっかけになった、ディビットさんにも感謝します。彼らの交流のドキュメンタリーDVDも買いました。本書とDVDは、周りの人に薦めまくってしまった。それくらい、目から鱗が落ちる、本です。

    15
    投稿日: 2022.02.13
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    タイトルに惹かれて図書館で予約。 本の魅力って「自分の知らない世界を知れる」ことにあると思うけど、この本はその最たるものだと思った。 自閉症である筆者に向けた58の質問とその答え。 +短編小説と、あとがき、解説 で構成されてる。 まず失礼ながら、もの凄く論理的で分かりやすい文章であることに驚いた。 「思うことはあっても言葉が出てこない」 「いつまでも赤ちゃん扱いされたくない」 から分かるように、心の中は一緒なんだな。 世界がどんな風に見えているのか? なんでこういう行動をしてしまうのか? すっごく分かりやすいし読みやすい。 執筆当時13歳の筆者が、本当に真摯にまじめに1つ1つ真っ直ぐに質問に答えているのがよく分かるし、だからこそ心にスッと入ってくる文章だった。 小学校の頃は、同じ学校に特別支援学級があって 昼休みによく遊びに行ったりしていたけど、 大人になるとなかなか出会う機会がなくなってしまったな。 「僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。」

    8
    投稿日: 2022.01.27
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    執筆当時13歳の筆者は自閉症。人と会話が出来ない。声に出して本を読んだり歌ったりは出来るけど、人と話をしようとすると言葉が消えてしまう。しかし、訓練で、筆談は出来るようになった 本書は、そんな筆者が自分の思いを赤裸々に綴ったエッセイ 大きな声はなぜ出るのか どうして上手く会話が出来ないのか 表情が乏しいのはどうしてか 自閉症の人を外から見たときの健常者との違いの何故について、筆者がその心の内を丁寧に解説してくれている すごい作品。驚きでした

    3
    投稿日: 2021.10.27
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    会話ができない重度の自閉症である著者が13歳の時に書いた本。彼の頭の中で起きていることを説明した短いエッセイのような文章の積み重ねと、短編小説によって構成。 自閉症の人は電車やバスで見かけることはある。今までも、彼らは唸ったり叫んでいるけれど、それはアウトプットが制御できていないだけで、彼らの頭の中には彼ら自身の理性や知性は普通に存在しているとは聞いていた。でも、自閉症の人自身が書いたこの本を読むと「そういうことね」と気がつく。 同時に、人はみなそれぞれ違うインプットやアウトプットデバイスを持っているという当たり前の事実に思い至る。自分自身は完璧ではないけれど、まわりのあの人やあの人の態度やコミュニケーションがズレていたり納得のいかないものだとしても、それはしょうがないんだとつくづく思った。 本書はアイルランドに住む自閉症の子を持つ作家であるデビッド・ミッチェルさん夫婦によって英語版に翻訳され英語圏でベストセラーとなり現在30ケ国語に訳されている。巻末のミッチェルさんの解説によると、東田直樹さんは現代日本の作家で村上春樹についで広く翻訳されている作家なのだという。

    7
    投稿日: 2021.10.17
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    東田直樹「自閉症の僕が生きていく風景」「自閉症の僕が跳びはねる理由」「自閉症の僕が跳びはねる理由 続」https://naoki-higashida.jp/books/ 業務上必要で読んだ本。通常の形式で会話できない人をつい幼児扱いしがちなことを反省する。成熟した内面世界と知性は表現されないだけでその人の中に存在している(おわり

    0
    投稿日: 2021.10.13
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    偉大な本 この本を書いてくれて本当に感謝 マジョリティから外れた人を排除するか、ひとりの構成員として個性を発揮できるよう社会側の障害を取り払えるか、それがその社会の力であり人類の可能性であるといっそう強く思った

    1
    投稿日: 2021.10.06
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    自閉症の著者が13歳の時に記した本。 ・大きな声はなぜ出るのですか? ・どうして目を見て話さないのですか? などといった58の質問に答える形で綴られている。 自分の気持ちを話すことが非常に困難な「僕」の中の、様々な思いがあふれ出るように真っ直ぐに伝わってくる。 これは自閉症の「僕」の作品で、それを理解するために大切なことがたくさん詰まっているが、それだけでなく、小さな子供、若者、障害を背負った人、働く人、高齢者、そして自分自身、誰にでもある思いをも含んでいると思う。 P23「本当の優しさというのは、相手の自尊心を傷つけないことだと思うのです」 P107「人にどれだけ否定されても、緑はぎゅっと僕たちの心を抱きしめてくれます」 購入して、何度も再読したい作品。

    9
    投稿日: 2021.09.20
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    自閉症の症状や対応策は色々と勉強してきたけれど、その人の内なる苦しさ悲しさ、当事者の気持ちを本当に考えてきたのだろうかと反省させられ、何度も涙した。 見た目では何を考えているのか、どうして同じ行動を繰り返すのか、奇声を発するのか、理解するのが難しくて接し方に戸惑ってしまうけれど、こんなにも豊かな感情を持って、私たちと同じように感じたり考えたり悩んだりしているのだと知り驚いた。 自分の体なにの自分が自分でないような感覚に苦しみ、それを人に伝えられない辛さは計り知れない。 しかし、怖さ、不安の中で生きている彼らだからこその素晴らしいものの見え方もあるのだと思った。p.110『僕たちの緑は、自分の命と同じくらい大切なものなのです。なぜなら、緑を見ていると障害者の自分も、この地球に生きていて良いのだという気にさせてくれます。緑と一緒にいるだけで、体中から元気がわいてくるのです。人にどれだけ否定されても、緑はぎゅっと僕たちの心を抱きしめてくれます。』 このとても素敵な柔らかな感性に心揺さぶられた。 そしてp.140『僕は自閉症はきっと、文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人たちなのだと思うのです。これは僕の勝手な作り話ですが、人類は多くの命を殺し、地球を自分勝手に破壊してきました。人類自身がそのことに危険を感じ、自閉症の人たちをつくり出したのではないでしょうか。 僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているにも関わらず、みんなとは何もかも違います。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。 僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。』という筆者の願い、思いにとても感動した。 【心に残った言葉】 30 話したいことは話せず、関係のない言葉は、どんどん勝手に口から出てしまうからです。 僕はそれが辛くて悲しくて、みんなが簡単に話しているのがうらやましくてしかたありませんでした。 34 僕らは全ての感覚器官を使って話を聞こうとするのです。 41 声をかける前に名前を呼んでもらつて、僕が気づいてから話しかけてもらえると助かります 57 まるで魂以外は別の人間の体のように、自分の思い通りにらならないのです。それは、みんなには想像できないほどの苦しみです。 いつもこの体を持て余まし、気持ちの折り合いの中でもがき苦しんでいるのです 67 飛んでいると自分の体の部分がよく分かるから気持ち良いことも跳び跳ねる理由のひとつ。体が悲しいことや嬉しいことに反応する。 自分に縛られ、他人に縛られ、僕たちは籠の中の鳥のように、思いっきり羽ばたきたいのです。 75 僕たちは、苦しさを、人にわかってもらうことができません。 苦しい心は自分の体の中にため込むしかなく、感覚はどんどんおかしくなってしまうような気がします。 81 見える物を受け取る力が違うような気がします。 物はすべて美しさを持っています。 僕たちは、その美しさを自分のことのように喜ぶことができるのです。 85 僕たちは怖いのです。自分がこの先どうなるのか、何をしでかすのか、心配で心配でしょうがないのです。 場面としての時間しか記憶に残らない僕たちには1秒も24時間もあまり違いはありません。 いつも次の一瞬、自分が何をしているのか、それが不安なのです。 106 長い文章が嫌なのではなく、読むだけの根気がないのです。すぐに疲れたり、何を書いているのか分からなくなったりするのです。 僕は色々なことを学んで、成長したいのです。 僕たちの勉強を手伝ってくれる人は、僕たち以上に忍耐力がいります。 119 マラソンや歩くことは体がすっきりします。 すっきりすると、自分の体の位置(重力を感じる)が自覚でき、落ち着けるような感じがします。

    3
    投稿日: 2021.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自閉症の人はとてつもない苦しみや恐怖の中で生きていることがわかった。楽しいこともあるが、周りの人が理解してくれないことが1番辛いのではないかと感じた。自閉症の人は複雑なことを考えられない訳ではなく伝えられないだけ。自閉症の人は昔(太古)からタイムスリップしてきたんじゃないかという文が印象的だった。最後に書かれている短編小説「側にいるから」は愛する人にそのことを伝えられない辛さを感じてもらいたいというのが筆者の考えだが、私は死ぬ(存在自体なくなってしまう)ことがこわいと感じているのであまりじっくり読めなかった。また、深く読めるようになったら読みたいと思った。自然がとても好きとあったが、私も星空や空を見ている時はとてもいいなあと思う。

    1
    投稿日: 2021.09.13
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    自分でもしたくないのにやってしまう行動や言動は私も幼い頃にあって、もどかしい思いをした事があったので、そういう説明し難い感情について13歳でここまで言語化できる事が凄いなと思った。

    1
    投稿日: 2021.09.04
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    こんな世界を生きてるのかって知らないことだらけだったなって思った。世界がキラキラ輝いて見えてるんだろうな

    1
    投稿日: 2021.08.05
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    心の声の数々が訴えるのは、分かって欲しいと言う切実な願いだ 自閉症が自己中心的だと誰が言ったのか、その捉え直しをもう一度我々に突きつける一冊

    1
    投稿日: 2021.08.03
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    自閉症の方によっても少し違うのでこれが全てだとは思わないでほしいですが、全く知らない人からしたらとても新鮮な世界で理解も深まったかと思います。

    1
    投稿日: 2021.07.30
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    「自閉症」という言葉をそのまま捉えると、「自ら心を閉ざす病気」というように聞こえる。私も大まかはそんな理解だった。しかし、一つの映画をキッカケに本書を読んで認識は大きく変わった。 いまイギリス発のドキュメンタリー映画が、全国で順次公開されている。「僕が跳びはねる理由」(ジェリー・ロスウェル監督作品)。世界5人の「自閉症者」を取材して、東田直樹原作の内容を映像で「証明」した作品である。 ずいぶん前から東田直樹さんのエッセイはビッグイシューで読んでいた。それなのに、それは普通の若者の文章で、彼はどれだけ重度の「自閉症者」なのかを私は認識していなかった。 「大きな声はなぜ出るのですか」 「いつも同じことを尋ねるのはなぜですか」 「どうして目を見て話さないのですか」 「声をかけられても無視するのはなぜですか」 「跳びはねるのはなぜですか」 「どうして耳をふさぐのですか」 この数倍ある疑問のひとつひとつに、13歳の東田さんは「理路整然」と、自閉症者として答えている。そのこと自体が、私の見ていた自閉症者の実態が、その心の中では全く違っていたことの証明だった。私は間違っていた。 映画は、先ずは自閉症者が見る世界を映像として見せる。79pで東田さんは言っている。 「みんなは物を見るとき、まず全体を見て、部分を見ているように思います。しかし僕たちは、最初に部分が目にとびこんできます。その後、徐々に全体がわかるのです」 だとしたら、私たちの認識とは全然別のものになるだろう。そして世界は、なんと美しく見えるのだろう。部分が美しすぎて、それが気になって、隣の人の言葉なんか聞こえなくなるのも当然だ。 「(僕が同じことを尋ねるのは)みんなの記憶は、たぶん線のように続いています。けれども、僕の記憶は点の集まりで、僕はいつもその点を拾い集めながら、記憶をたどっているのです」 これは衝撃的だ。映画では、随分前のことがほんの一瞬前のように感じることを映像として見せていた。ベッドで飛び跳ねている場面に、海で嬉しくて全く同じように飛び跳ねているフラッシュバックがつくのです。脳がそうなっているとはいえ、私たちの見る世界とはやはり違う。 じゃあ知的思考はできないのか?できるということは、この本が明確に証明している。文字盤、やがてはPCのキーボードで、彼は思考も会話もできるようになったのである。東田さんだけが特別なのではない。映画では、アメリカの男女の幼友達が、かなり高度な会話をしていた。 自閉症についてどう思いますか? この質問に対して東田さんは以下のように答えている。少し長いが書き写す。教えなければ、誰がこの文章を13歳の男の子が書いたと思うだろうか?いや、そんなことが凄いのではない。私は、もしかしたら世界的に重要な哲学的発見を読んだのかもしれない。自閉症説明を超えて人類の本質を示唆しているのではいか。 「僕は、自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のままに生まれてきた人たちなのだと思うのです。  これは僕の勝手な作り話ですが、人類は多くの命を殺し、地球を自分勝手に破壊してきました。人類自身がそのことに危機を感じ、自閉症の人たちを作りだしたのではないでしょうか。  僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているのにもかかわらず、みんなとは何もかも違います。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。 僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。」

    71
    投稿日: 2021.06.16
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    映画を見たかったのですが、近隣の映画館では残念ながら上映しておらず原作本を読むことに。 仕事上、日常的に自閉症の子どもと関わっており、支援をする上で何かヒントになることがあったらとの思いで読みました。 この本に書かれていることが自閉症児全員に当てはまるとはもちろん思いませんし、全てには共感できませんでしたが、支援をするにあたって視野を広げる意味で読んでよかったと思いました。 短編小説「側にいるから」も印象に残るお話しでした。

    6
    投稿日: 2021.06.03
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    ずっと読みたかった。でも文章だけでは想像しきれない部分があって、これが映画化されて本当に良かったと思う。

    1
    投稿日: 2021.05.23
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    したくてやってるんじゃなくて、やりたくなくてもやってしまう。そういうことを説明するのは、筆者にとっても難しそう。

    1
    投稿日: 2021.05.21
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    東田さんは自閉症者にとってのヘレン・ケラーだ。そしてやはり奇跡の人サリバン先生のように、自閉症者と健常者手の間を取り持つ伴走者がいたようだ。 肉体と魂という表現を使うと話題がそっちへ行ってしまいそうだが、東田さんの本を読んでいるとそのようなイメージがしっくりくる。あんまり良い例えではないかもしれないが、自閉症者は壊れたロボット(肉体)に搭乗した人(魂)のようなもののようだ。壊れているというか、配線が混線しているというか、回路が出来上がっていないというか。もしくは車に例えてみよう。ハンドルを右に切ると左に曲がり、アクセルを踏むとワイパーが動き、シフトノブを倒すと走り出す。そんな車を毎日どうにか動かしている。その車で走らなければ一番安心できるが、駐禁切符を切られる不安や、車は走らなきゃ意味がないと罵られるようなことにいつもビクビクしなければならない。自閉症者はそんな生活をしているのだと想像した。だとしたら大変だ。 挙動のおかしい車がいたら、こちらも身構える。でも、このような事情を知るとどうだろう。その動きは無理もないと思える。そして搭乗者は健常者と全く同じ精神世界を持った人だ。それよりむしろ研ぎ澄まされた感覚を持っている。原始の感覚を残したまま生まれてきたという著者の言葉が印象的だ。ついでに、緑は命の色というのも印象深かった。 私たちは他者を知る努力を怠ってはいけないと思う。隣人は皆仲間だ。仲間とは思えない人も、理解できない人も、それぞれその人なりの事情を持ち合わせている。事情を汲み取れば理解できる。知らないまま他者を見れば、そこにいるのは自分が構築したあなたを見ている事になる。全ては私の見方次第だ。 ムシが嫌いな人は多い。毒虫に悩まされた過去の人類の記憶がそうさせたということは大いにあるだろうが、それだけではないと思う。得体の知れないものは恐ろしいからだ。自分とかけ離れたものは理解できないからだ。(離れすぎると意に介さないのかもしれない。不気味の谷間みたいなものかな。)害がないムシも嫌いだし、ドクグリを背比べさせたら皆同じに見える。個々はひとつひとつ皆違うのに。 知らない事を自覚しよう。 皆それぞれに事情がある。 知る事でそれがわかる。 東田さんのサリバン先生は自閉症者の扉を開けてくれた。東田さんはその扉から多くのことを教えてくれた。重度の自閉症で話すことのできなかった東田さんは、今では講演会もしているらしい。 これだけの胆力のある人の言葉は、現在何十ヵ国もの言葉に翻訳された世界的ベストセラーだそうだ。最初に英訳したデイヴィッド・ミッチェルさん曰く、日本人としては村上春樹に次いで広く翻訳されてる作家だという。 映画化されて現在公開されている。(実はその映画のことを先に知って原作を読んだんだけれども。)見るべき映画だと思う。

    1
    投稿日: 2021.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔いつだったかテレビでこの方の特集を見た。世界各国で評判となり自閉症児を抱える親たちから感謝の手紙が届くのだと。 私も読んで感動してしまった。大好きな人と言葉を交わせず、お互いの思い違いで苦しい思いをしてるとしたらそれは生きてく中で一位二位を争うくらい苦しいこと。 きっと、自分が親だったら何度も何度もこの本を繰り返し読み励まされぎゅーっと胸が苦しくなって子供にハグしにいく。そして明日からもまた笑顔で頑張ろうと思える。 良書。

    1
    投稿日: 2021.05.04
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    未知だった思考が知れてとても参考になった。 自分にとっての普通という価値観を広げていきたいなと思えた。

    1
    投稿日: 2021.05.01
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    自閉症の作者が、その目に映る美しい世界を少しおすそ分けしてくれる。 また、困っていること、知って欲しいことも。 会話というコミュニケーションが無い。 文章や言葉って、いいなと思った。 飛び跳ねる理由がステキでした。 七つの子の歌って、優しいもなのだったなあと久しぶりに口ずさんでみながら。 志村けんさん世代は、やさぐれたカラスの歌が刷り込まれてるからさ・・・

    2
    投稿日: 2021.04.29
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    自閉症に限らず、目に見えない障害を持っている人が考えていることを少しでも知りたくて読んだが、期待はずれなものだった。 「自分は清らかな存在だ」 「自分は“本当に”美しいものを知っている」 という自己陶酔から抜け出すことが、この著者の第一歩だと思う。 読んでいてウンザリした。 現在の著者がここから成長できていることを願うばかり。

    0
    投稿日: 2021.04.23
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    映画の原作・副読本として。 すごく身近に知らない宇宙の広がりを見た気分。 遠い世界のようで、思いがけないことに共感し同苦する場面の方が多かった。 13歳の少年が自身の複雑な内面を理路整然と言語化できてるだけですごいのに、重度の自閉症ってにわかに信じられない。すごい

    1
    投稿日: 2021.04.19
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    ◯文章も、本の構成も読みやすく整理されていて、さくさく読むことが出来ました。ここまでまとめるのにどれだけ努力されたんだろう… ◯たまに出てくるショートストーリーが好きです。特に48ページの『ずるっと滑った』が印象に残りました。 ◯自閉症の方が見ている景色を一度見てみたい、と思える内容でした。きっと、私が見ている世界とは全然違う世界で、大勢の人が気に留めない部分がすごく魅力的に見えてるんだろうな…

    12
    投稿日: 2021.04.17
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    宇宙人のような息子の本当の気持ちを、代弁してくれたような本でした。 言葉の紡ぎ出し方が、とてもシンプルなのに豊かな表現で、13歳の筆者がどれだけの努力を積み重ねて作り出したのだろうかと考えると、涙が出ました。

    3
    投稿日: 2021.04.12
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    以前、著者のドキュメンタリーも見たことがあったけど、なぜか本は読んでいなかった。 映画『僕が跳びはねる理由』を見たので本書も読んでみた。 これを読んでも自閉症者の人たちがほんとうに何を感じているのかはわかりようがないけれど、少なくとも、想像することのできる手がかりを与えてくれる。 最初に部分が目に飛び込んでくる、色が鮮やかだったり形が印象的だったりすると、その部分一点に心が奪われて、何も考えられなくなる、とか。 そういう自分の心の動きをじっと見つめて、適確なことばでつづったこの本は、詩集のようにも感じられる。よくぞここまで言語化してくれたなあと感動する。 そういえば、部分が先に来て、全体の姿や、それがなんであるかという正体は、自分の記憶のなかから似たような画像を検索してやっとわかるというようなことをテンプル・グランディンも『テンプル・グランディン 自閉症と生きる』で書いていたっけ。 ちなみに映画は、その、部分がまず感覚に訴えかけてきて洪水のようになるという感じを映像と音で再現しようとしていた。あれですべてがわかったとは到底思わないけど、困難と美しさをともに感じられる映画でした。

    2
    投稿日: 2021.04.11
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    自閉症の方が、こんなに様々なことを感じ取っていることを初めて知り、考え方を大きく改めなくてはと思った。

    1
    投稿日: 2021.04.11
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    昔短期間ですが、ゆる〜く自閉症の人たちと関わった時に感じた謎が解き明かされた気がします。 作者は言葉も喋れないくらいの重度の自閉症で、しかも13歳の時に執筆されたとあります。 素晴らしいです。 最後の小説なんかはとても面白くて13歳とはとても思えない作品です。 自閉症の方と関わられことがある方は、とてもわかりやすく書かれているので、一度読まれると良いかも知れません。

    14
    投稿日: 2021.04.11
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    同い年の人。13歳でこんな素晴らしい文章が書けるってすごい!作文嫌いな私にはできない。訳者の人が書いていたけれども、自閉症の人は意思伝達能力を奪われて、五感、脳の中の思考、心の中の編集者が居なくなった状態であると。 そんな状況で現代社会を生きていくのはすごく大変だと、想像以上に苦しいだろうなと思った。コミュニケーションが取れずに、自分がやりたいと思っていることもできずに、結果1人になりがちだが、人として生きてきたからには、みんなと一緒に過ごしたいと思っていることが分かった。周りの人の根気強さと本人の努力が必要だ。でも、中身はこんなにも普通の人以上に素晴らしい自閉症の人もいる。この本では自閉症の人の感覚や特徴を質問形式で説明しているから、分かりやすいし、とても素晴らしい感覚を持っていることがわかる。羨ましいと思ったのは、世界がすごく美しく見えており、同じものでも同じようにずっと夢中でいられること。新しいこともいいが、ずっと大切に出来るものを持っているのは素晴らしい。そして作者が自閉症についてどう思っているか、自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人たちなのだと。人類は多くの命を殺し、地球を自分勝手に破壊してきた。人類自身がそのことに危機を感じ、自閉症の人たちを作り出したのではないか。僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているにも関わらず、みんなとはなにもかも違う。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間だ。僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとって大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。

    6
    投稿日: 2021.04.08
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    一問一答形式で非常に読みやすい。 自閉症の方に対する理解の助けとなった。 2があるみたいなので、そちらも読みたい。

    1
    投稿日: 2021.04.08
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     自閉症に関する質問に筆者が一問一答形式で答えるスタイル。どこからパラパラと読んでも面白い。  答えの文章は、筆者自身「純粋でひたむきだったあの頃の僕にしか書けない文章だったと思います。(p.173)」とあるように、とてもすなおで、飾りのない、わかりやすい言葉。だからこそ、こう感じているんだ、という当事者の気持ちがストレートに伝わる。

    1
    投稿日: 2021.03.27
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    たまたま「僕が跳びはねる理由」と言う映画の紹介を目にした。 そしてこの本を知った。 30ヶ国以上で出版された大ベストセラーであるにも関わらず、知らなかった自分は、きっと自閉症というものにあまり関心がなかったのだろう。 しかし、この本に書かれている文章はとても新鮮で、発見の連続で、しかも著者が13才の時に執筆したとは驚くしかない。 今まで私達は、自閉症の人はこうであろう、と勝手に思い込んでいたのだろう。 この本は自閉症の著者が、自らの気持ちをそのまま分かりやすい文章にしている。 心の叫びだ。 巻末に収録されている短編小説「側にいるから」には、心を激しく揺さぶられる。 自分の気持ちを表現できない、相手に伝える手段がない。とは、どんなに苦しいことだろう。 この本に出会えて良かったです。

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    投稿日: 2021.03.09
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    保育学生だったので自閉症などの障害を持ったこどもの勉強をしている時にこの本を知りました。施設で働いていた先生が見せてくれたこの本の著者である東田さんと障害を持つ子どもを理解してあげられないと悩む海外の父親の対談をみて感動し、その動画に出てきたこの本を読むことにしました。考えさせられる内容がたくさんあります

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    投稿日: 2021.02.27
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    自閉症である故の感覚や特性について、とても客観的に捉えてそれを言葉に置き換えていらっしゃるのが本当にすごいと思います。そしてその表現はとても分かりやすく、独特の言動について理解するのに役立ちます。自閉症の方の心情についても知ることができていい学びになりました。 巻末にある、東田さんが進学先を選択された理由について綴られている箇所が特に印象に残りました。ここ最近同じことを訴えている著名な方のお話を聞く機会があったからです。 「自分には関係ない」と思わず、一度読んでみると世界が広がりますよ。

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    投稿日: 2021.02.16
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    自閉症の価値観のほんの一部をしれる 全て知ることはできない きめつけもできない けれども支援のヒントになる

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    投稿日: 2021.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●内容 ・自閉症、会話ができない著者の心の内を書く ・1問1答式で書かれていて読みやすい ・巻末に短編小説「側にいるから」 ●学び 大きな声や独り言 ・口から出る言葉はコントロールできないもの ・声は呼吸のように出ていくもの 同じことを繰り返し聞く ・物事が分かっていないわけではなく、忘れてしまう ・今言われた事もずっと前に言われた事も変わりはない ・みんなの記憶は線で繋がっているが、記憶は点でそれを拾い集めている ・いつも使っている言葉で言葉遊びをしている それが楽しい ・パターンとして覚えている事をそのまま言う、行動する →自分の気持ちを話せてはいない →気持ちと反対のことを言ったりやったりしてしまう事もある  言葉では「うん」と言っているけれど、本当は「いいえ」だったりする 言葉について ・言葉を話せる=自分の気持ちを伝えられる ではない →返事をするだけでも「はい」と「いいえ」を間違えてしまう →言った言葉を信じ過ぎないで欲しい ・普通の人は話しながら言いたい事をまとめられるが、  自分は言いたい言葉と話せる(使える)言葉が違うため困難 ・本や人が話す内容を想像することができない ・自分の言いたい事が頭の中から消えてしまう →質問されるのは言葉の洪水に溺れているようなもの 対人関係について ・声だけで人の気配を感じたり自分に言われている言葉だと分からない →名前を呼んで、気付いてから話しかけて欲しい ・一番辛いのは自分のせいで悲しんでいる人がいること 感覚の違いについて ・ものすごくハイテンションな時→思い出し笑いの強烈なもの ・フラッシュバック→悲しいことが多い、ひたすら泣かせて側で共感して欲しい ・飛び跳ねるのは悲しい時や嬉しい時に体が反応するから →自分の意志では止められない 興味、関心について ・繰り返しや規則正しいもの(回転や並列)、数字(不変)は心地良い ・知っているものは安心できるからCMを見ると安心できる ・自由な時間=不自由な時間 →やりたい事は別にあるのに、知っている事(できる事)をしてしまう ・(見た目ややり取りが幼くとも)年齢相応の態度で接して欲しい ・自然や散歩が好き、緑と共にあるのが心地良い 行動について ・どこかに行こうとする →自分の意志ではない、脳が命じている感覚 ・してはいけないことをしてしまう →その場面を再現しようとして何度も繰り返してしまう ・共感して止めて欲しい、忍耐強い指導と愛情が必要 ・1つのこだわりは永遠に続くものではなく、ある日突然しなくなる →脳が終了のサインを出すので、放っておけるこだわりなら無理にやめさせない →そうでなければ、こだわりに立ち向かって欲しい  大騒ぎしても少しずつ慣れていく ・視覚的なスケジュールや時間は、強く記憶に残りすぎて辛い、縛られる →変更になるとパニックになるので、やらない方が良い  他の言葉獲得や手順の流れ等の視覚支援はして欲しい ●感想 ・接しただけでは幼い彼らが、こんなにも深い思いや考えを持っていると知って  驚愕した ・自分の体が自分のものではない感覚は、筆舌に尽くしがたいものだろうと思う ・合間のコラムやショートストーリーには考えさせられる事も多く、  巻末の「側にいるから」に関しては感動して泣いた程だった

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    投稿日: 2020.11.11
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    私の頭にはない考え方を持っていて驚いた。 普段、知的障害の支援していて「相手の立場にたって支援する」ということを常に頭において支援していたが、実際は障害者のことを表面でしか見ていなかったので、相手の立場にたって支援しているようで、結局自分中心の支援をしていたと気づかされた。 障害がない基準に合わせることは難しいけれど、知的障害者もできないことに苦しんでいることを忘れてはいけないと感じた。

    1
    投稿日: 2020.10.09
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    人として生きていくためには、自分の意思を人に伝えることが何より大切だ という言葉が心に残っている。 心の中の豊かな世界を言葉なしに理解しようとすることは難しい、でも豊かな世界があるってことがよーく伝わってきた。

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    投稿日: 2020.10.08
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    自閉症を有する著者東田さんが13歳のとき書かれた本。ある時期からマスコミのあいだで、自閉症、発達障害についてとりあげられるようになった。そんなとき、書店の平台に積まれた本書と目が合った。 人と話をしようとすると言葉が消えてしまう。言葉を使う能力を奪われた。それは、頭の中の思考を司っている編集者が、何も言わずに出て行ってしまう。と。 著者は会話によるコミュニケーションは、ほぼ難しく。ご本人の努力により、文字表の上に直接言葉を綴ることができるようになられた。 この本には、有名な医師や関係者ではなく、東田さん自身が自分からの世界を語っている。 私(たち)がふだん自閉症のかたに持つ理解が難しい疑問(あえて触れないところ)に一つ一つ解説しておられる。 冒頭(はじめに)にこうあった。自分が障害を持っていることを、僕は小さいころは分かりませんでした。どうして気づいたのでしょう。それは、僕たちが普通と違う所があってそれが困る、とみんなが言ったからです。しかし、普通の人になることは僕にはとても難しいことでした。と。 息子たちがまだ小学生のころ。街を歩いていたら、(今でいう)特別支援学級の子供たちが列をなして歩いている集まり(クラス?)とすれ違った。見入る息子たちに、後で私は、特別な目で見てはいけないよ、と言った記憶がある。言葉に困った私がとっさに出たのである。今思えば特別という先入観を持っていたのは、自分という大人(見かけだけ大人の自分)。 それからわたしは、少しは変わった。年も重ねたし。 最後の章の「側にいるから」は胸が張り裂けそうだった。東田さんが13歳で書かれた短編小説。 自分の愛する人に気持ちを伝えられないもどかしさ、辛さ悲しさを小説にたくされています。 思うのは、これは東田直樹さんの書かれた本であり、(しょうがい)は人それぞれ、皆さん違うので、それぞれが(ご家族も)人並みならぬご苦労努力をされていることをどこかに置いておきたい(と私は思った)。

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    投稿日: 2020.08.19
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    知的障害、自閉症、、そういう言葉で「あの人は自閉症だからこうだ」っていう結論をする社会はもう終わりなのかもしれない 障害があってもなくても、みんな間違えるし分からないことたくさんあるし、それぞれが違う 単語一つでラベリングする社会 この本をたくさんの人が読んで、何かの気づきになるのが一歩目。?

    1
    投稿日: 2020.08.14
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    障害を抱えながら生きている人から、この世界を生きるヒントを得たいと思い読み始めた。 内容は専門的ではなく、全ての人に通ずる普遍的な内容だと思う。 いわゆる普通の人であるが故に見えなくなっていることが、彼らには見えているのかもしれない。 何も意識せずに会話したり生活したりすることによって、何もかもできる!わかる!と勘違いしてしまう。 そして、それがいつのまにか常識になり自分や他人に押し付けているのかも知れない。 物事の本質が、鮮明に明解に示されている。 あるがままを受け入れる強さ、脆さ、弱さ、温かさ、色々なものを感じさせてくれる。

    2
    投稿日: 2020.07.29
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    自閉症の人が思っていることがわかった。自閉症の人は変わった人、みんなとは違う、などと思われていそうだけどこの本を読んだら私たちよりも純粋で素直で私たちと同じ人間だということがわかると思った。 最後の側にいるからがとても感動した。

    2
    投稿日: 2020.07.09
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    なんで今まで読んでなかったのかな! 有名な本なのに。 もっと早く読めばよかった! そしてできる限りの人にすすめたい! 世界中の人に読んで・・・ほしい・・・。 続もある。続・自閉症の僕が跳びはねる理由。

    2
    投稿日: 2020.04.26
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    偶然本書の続編を見つけたので前著を。何らかの理由で自身が口語での表現ができなくなったとしたら...。著者と同じように葛藤し、よるべなく自分の殻に閉じこもるかもしれない。本人の気持ち、やる気だけでなく、著者の周囲の方々が根気強く関わった(支えた)ことで、このように表現できるようになったのであろう。

    11
    投稿日: 2020.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【バラバラの記憶】 ・記憶を線で結ぶことができない。それは点で存在し、記憶の全てから総ざらいして探し出そうとしている。 ・僕の記憶は点の集まりで、その点を拾い集めながら記憶をたどっている。 ・そのバラバラの記憶が、ついさっき起きたように頭の中で再現され、嵐のようにその時の気持ちがやってくる。そのフラッシュバックは大抵悪い記憶なのでパニックになる。 ・色んな場面が突然ひらめく。 ・相手の話をきいて、自分が答えようとすると、自分が言おうとしていたことが頭の中から消えてしまう。消えてしまうと、相手が何を言っていたか、自分が何を言おうとしていたかもうまるで分からなくなる。そのあいだにも、言葉が洪水のように浴びせされ、どうすることもできなくなる。 ・会話はパターンとして覚えていて、その時の気持ちを表しているわけではない。 ・相手の質問を繰り返すことで、自分の記憶から似た場面を探し出し、そのときに自分がどう言ったかを思い出そうとする。その場面を思い出さないと、答えられない。 ・聞いたことをすぐに忘れてしまう。僕にとって、ずっと前に聞いたことも、今聞いたこともそんなに変わらない。 【僕らの言葉はミラクルだね】 ・口からでる言葉は、自分が本当に言いたいこととは限らず、記憶の中から今いえる言葉を繰り返しているだけのことがある。 ・僕たちの話す言葉を信じすぎないでください。 【感覚】 ・僕らが見ているのは人の声。相手が言っていることを一生懸命聞き取ろうと全神経を使って集中するから、目に何が写っているか理解していない。だから、話しているときに目があわないのは、話を聞こうと集中しているから。 ・気になる音を聞き続けると、周りの景色が襲ってくるような恐怖で、自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。だから、耳をふさいで自分が今どこにいるのかをわかろうとする。 ・失敗すると、それが津波のように自分の押し寄せてきて、自分が崩れてしまう。それから逃げ出すために、泣きわめいたり叩いたり物をなげたりして逃げ出そうとする。 ・たくさんの物をおいしいと感じるまで、普通の人より時間がかかるから偏食が多いのではないだろうか。

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    投稿日: 2020.04.11
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    自閉症の著者が、自分の見ている世界を書くとても貴重な著書。あとがきも良かった。自分の思いを上手く伝えられない、自分の身体をコントロール出来ない事の、苦しみ、孤独、悲しみはどれほどのものだろう。多くの人に読んでもらいたいと思った本。

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    投稿日: 2020.03.22
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    自閉症の子は、頭の中をうまく表現できないだけだ、そう思わされる1冊です。 後半に載ってる小説もしっかり描かれているし、落ち着いて書かれたすべての文章が、僕自身が普段考えていることと、差がなかった。 (その文章は莫大な時間をかけて、何度も止まって、また書いてを繰り返された結果だと思うと、泣けてくる。) 目の前にいる自閉症の方のことで、悩んでいる方 また自分自身の不出来に悩んでいる方へも 届けたい本です。

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    投稿日: 2020.03.15
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    とにかく衝撃的だった。 凝り固まった頭をガツンと殴られた気分。 世界の見方が変わった。 見方を変えれば、今までなんでもないことが、とても貴重で素晴らしいことなんだと実感。 世界はこんなにも美しく、愉快で、気持ちいいところなのだと教えてもらった。 重度の自閉症の13歳の男の子が書いた文章とは信じられないほど、とても素晴らしい表現力!

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    投稿日: 2020.03.07
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    重度の自閉症で音声による会話のできない著者が「文字盤」を用いて書いた本。 世界の幅広い国で翻訳されており、2016年の時点で30言語(!)だそうです。 巻末に著者の短編『側にいるから』を収録。 解説には自身も作家で自閉症の子を持つデイヴィッド・ミッチェルが寄稿。 タイトルからも分かる通り、自閉症の著者が自閉症に起因するあらゆることについて一問一答形式で答え、解説しています。 私自身、過去に何度か自閉症の方との交流があった(クラスメイトだったり近所だったりした)のですが、外から見ている彼らと内側の彼らには乖離があるということを今回、改めて知らされた思いでした。 一般的に彼らはウロウロせずにはいられず(じっとしていられず)、手を叩いたり大声をあげたりして(誤解を恐れずに表現するなら)「怖い」「奇妙だ」と形容される(私はそう思ってはいません)ような行動を取りがちですが、その実、彼らにはその行動に確かな意味があり、そのことで恥ずかしいと感じながらもやめられず、他者とのやり取りの中で彼ら自身”幼い”と判断されがちであることに悩んでいるのです。 読んでいて特に感じたのは、定型発達(自閉症ではない)の我々とは別の世界を彼らは生きているということ。まるで世界の表と裏のように、もっと言うならゾウとアリの生きる世界のように、両者の生活していく上での「感じ方」や「見え方」は違っているようです。 自閉症の方と接していて私は常々感じていた「彼らは別の世界を生きている」という感覚は、あながち間違いとも言い切れないことに気づかされました。 シリーズ化されており、2もあるとのこと。 知ることは世界を広げることだなとつくづく感じました。

    3
    投稿日: 2019.12.26
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    「そばにいるから」について 自閉症の状況を天国と例えたのがハイセンスだと思った。 最終的に駿が生まれ変わることを選んだのは、 それだけ自閉症がしんどいってことかなと思った。

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    投稿日: 2019.12.26
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    筆者が13歳の時に執筆した本。筆者は重度の自閉症という障害を持っています。この本は自分の言葉で自閉症の人の心の中を説明したもので「言葉について」「対人関係について」「感覚の違いについて」「興味関心について」「活動について」の5つの章と短編小説「側にいるから」から成り立っています。 普通の人たちから自閉症の人たちを見てわいてくる疑問に筆者はやさしい語り口で自身の言葉で答えてくれています。コミュニケーションが困難なために人に理解されないことの苦しみはだれしも生きていれば感じたことがあると思います。しかし、彼らほどのものは本人しかわからないことだと思いますが、この本を読んで少しでも多くの人が彼らの言葉に耳を傾けてくれればと思いました。

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    投稿日: 2019.07.12