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総合評価

91件)
4.4
52
24
13
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    文系かつ中退だが 熱量を持ってバカな事をやっていた だからこそ 帰ってこない時間を思うと胸が張り裂けそうになる たったの四年がこんなに残るものだとは 当時は思いもしなかった 良い作品でした

    0
    投稿日: 2025.09.15
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    星後付け。主人公が奥さんに話を聞かせるという構成にずっと違和感があったんだけど、後書きでああいった男の園みたいなところに女性が一人でもいると男がかしこまってしまうと書いてあって納得がいった。もちろん小説だからこの構成にしなくても良いんだけどそこは有川浩さんのこだわりだろうなと思った。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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     男の人同士の友情というか結束って、女の人同士とはまた違った魅力があって羨ましいし憧れてしまう。  異性を恋愛対象として見る人が多いのって、やっぱり自分にはないものに惹かれるからなのかな。関係を深めることで、憧れを身近なものとして補完してるのかも。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    友達のおすすめ本を借りてみて読んでみた。 ど真ん中ど直球青春小説でした! 成南電気工科大学の機械制御研究部、通称「キケン」。 そんな「キケン」での、日々が描かれていて、自分も間近でキケンの一員としてその場にいるような気持ちになれました。 部長の上野は、小学生時に火薬にて家の天井を壊すなどなど、一歩間違えれば犯罪者になる程ぶっ飛んだ破天荒男。「成南のユナボマー」 後輩への無茶振りは凄いがしっかりと理由があるし、筋の通ったり男なので皆彼に惹かれると思います。公園の砂場で自作のカプセル型爆弾を爆発させて小規模の地震を起こしたりロボット大会で自爆装置をつけて引き分けに持ち込むという暴挙に出たり、ぶっ飛びまくっているの読んでて笑いが止まりませんでした。 副部長の大神は、上野のような破天荒さはないが、怒っているわけではない時でも尋常ではないほどの「圧」があり、怒ると当然おそろしい。三人の妹弟がいて面倒見がとてもいい、まとめ役兼上野のストッパー。「大魔神」 そんな彼が、白蘭女子大の学生と付き合い、初心なデートを重ねる話はとても微笑ましかったです。最終的に彼女の方が恐ろしく初心で振られてしまい、部室でヤケ酒パーティーが開催されているシーンは、普段は冷静な大神が狂っていてとても笑えました。 一回生の元山は、物事にとにかく慎重で、臆病ではあるがその分慎重さを持ち合わせている。実家が喫茶店なので学祭の「らあめんキケン」では、大活躍で、実は彼は臆病ではなく、物事に対して慎重に丁寧に取り組むし、とても責任感の強い人物であることがよくわかりました。 百食以上ラーメンを売り上げる伝説も、なんだか微笑ましかった! 彼は部の中ではツッコミ役で、上野のぶっ飛んだ発言にいつもツッコミを入れる役だったし、部室での銃もどきの自作のレベルがエスカレートしそうな時には、ストップをしっかりかけることが出来たし、危機管理能力も高いことが伺えました。 同じく一回生の池谷は、元山とは反対に、とても肝がすわっていて、大抵のことには動じない人物でした。 上野の無茶な提案に対しても、自分の中でそれが必要であるとみなせば誰よりも早く受け入れて、何をする必要があるかを考えることができる冷静な男です。 二足歩行ロボット対決大会で、ゲームの操作が一番上手いわけではないのに彼がプレイヤーとして抜擢された理由はまさにそこにありました。 また、冷静であるため、その場で今何が求められているかを判断する能力にも長けていて、学祭で元山がスープ作りに煮詰まっている様子に気づいた際にはすぐに駆けつけ手伝っているところも、胸がジンときました。 とにかくキャラが魅力的で、部員同士が皆信頼しあって色んな試練(大きなものではないけれど)を乗り越えていく姿が、もう青春青春していて自分もキケンの一員になりたくなりました。 卒業してから10年後に、元山が成南祭で教室を訪れた際のシーンが、あぁ…となるほどジンジン来ました。 上手く言えませんが、かつての部員達が「キケン」の一員だった時代を宝物としているように、元山も本当にキケンが好きだったんだなぁと。 無意味で無駄な事に全力投球できた学生期間。 当時は特別に思っていなかったけど、そうして過ごした一時代は自分の中でかけがえのない大切なピースになります。 すごく楽しかった「あの頃」にはもう戻れないし寂しいけど、その頃の話を聞いてくれる大切なパートナーがいる「今」、そしてかつての部員達と「あの頃」のことを語り合える「今」。 素敵な考え方だなぁと、めちゃくちゃ感動しました。 「今」を全力で生きて、「今」が「あの頃」になった時に、あの頃について楽しく語れるような生き方をしたいなぁと思いました。

    17
    投稿日: 2025.07.03
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    昔から有川浩の作品は結構読んでいて、読みやすいのに面白く、個性的なキャラクターの織りなす独特な世界観に引き込まれます。 読み始めた最初から最後までずっと面白くてたった1日で読み終わってしまいました。そんな短時間で読み終わってしまう様な魅力がこの本にはあります。ぜひ読んでみて欲しいです。

    0
    投稿日: 2025.01.19
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    工業高校の文化祭に行ったら めっちゃ読み返したくなり 今回は文庫本で再読。 よって解説のみ初読。 「想い出を語っているのでメインの行事は省かれ、ネガティブなことも語られていない」というのは納得。 単行本刊行記念で書かれたという番外編も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024.10/21~2024.11/11 3.9くらい 最初、有川浩の作品にしては珍しくあんまり面白くないなぁとか思ってて、進み悪かったけど面白いじゃん! 青春だねぇ。 こんなにみんないい人で、人を馬鹿にしない男子ノリある?とか思っちゃうけどでもいいなぁ。 自分も今まさに大学のサークルで青春してるところで、引退間際だから最後までこの瞬間を噛み締めようって思った。いつもど幸せな気持ちになった。

    1
    投稿日: 2024.11.11
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    大学生の頃読むつもりで購入したこの本。 積読期間が長くやっと読み終えた今、私は社会人になっている。 男子大学生のむちゃくちゃな日常を、いたって本人たちは真面目かつ懸命に過ごしているのがよくわかる内容である。 新歓、恋愛、学祭…どれも大学生らしく、特段珍しい内容ではないが文章にされるととても面白い。 最終話、少し前まで学生をしていた私にも刺さるものがあった。急に心に訴えかけてくる内容である。そしてまた、思い出とは色褪せるものではないと感じた。 大学生のうちに読むつもりが図らずも社会人になってから読んだことで、より深くこの作品にのめりこめた気がする。 学生を経験した人には是非読んでもらいたい作品。

    0
    投稿日: 2024.10.29
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     機械制御研究部ー訳して「機研」。やることの規模がデカすぎて学内ではその名の通り「キケン」と恐れられている。  端的にいうと最初から最後まですごい面白かった!普通に声を出して笑ってしまうことも多々ある。個人的には「機研」の部員のすること考えること全て理解でき面白かった!話の途中でも出てきたスーパー戦隊の爆発シーンの再現やエアガンの作成など日本男児なら一度は憧れたことがあるだろう。それを実践してしまうから「キケン」と恐れられているのだが...。  章の初めの挿絵や章の終わりの回想シーンなど心温まるシーンも多々あり全てがいい感じにバランスが取れていて面白かった。

    0
    投稿日: 2024.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小中学生のとき死ぬほど読んだ本! この歳になって改めて読んでもやっぱおもしろい、愛すべき機械制御研究部 彼らの青春、キケン黄金期の1年ちょっとがギュッと凝縮された物語。最終章で描かれていたこんなにもキケンを愛していたのに学祭に出向けなくなってしまった元山の気持ちが痛いほどわかる。自分にとっては大切な記憶、こんなにまだあの時を思い出せるのに、皆はもうそんなこと忘れて今を生きていたらどうしよう?っていう気持ち。 もちろん、成南のユナ・ボマーにも大魔神にも今の生活はあって、それぞれキケンでは見せなかった一面を見せているのだけれども、でもそれでも、最後の黒板にあの黄金期のメンバーが集っていたことが本当に感動的で、あぁこの人たちはいつまでたってもキケンなんだなって思わされる。 こんなにずっと楽しい!を描いてる本なのに中だるみせずに全部が面白いのがすごい。巻末の解説も、女の人だからかける解説だよな〜〜〜

    0
    投稿日: 2024.09.14
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     めちゃくちゃ面白かった!!!!  友人にオススメされて読んでみたけど、読みやすいし楽しいしでどんどんページが進んだ。  久々にこういう学園ものの小説を読んだけど、登場人物のみんながとても楽しそうで、本当に羨ましくなった。こういう大学生活いいな〜。  最後の10年後の話で、元山が同窓会スペースの黒板を見るところは感動した。本気で「うわっ」と思った。好きだわーこの作品。  最終的に主人公たちが勝つとか楽しく終わるっていう話が、個人的に好きなのかもしれない。図書館戦争も然り。有川浩さんが好きなのか。  この本はまた読みたいなと思えた本でした!

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    学生時代に戻って、男の子になって、こんな青春送りテェー!思わず文章が荒々しくなってしまうほど羨ましい学生生活!なんて輝きなんだ、キケン。愛おしすぎるぞ、キケン…。 有川浩さんの小説を読むたびに言っている気もするけど、出てくる男性陣皆格好良いということ。キケンでは男性ワールドなので有川男子満腹。個人的には大神と付き合いたいところ。なんて妄想を繰り広げてしまう。あー面白かった!最後は泣きそうになった。いいなあ!いいなあ!

    31
    投稿日: 2024.08.25
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    学生達のがむしゃらさに笑いつつ、社会に出ている自分から見ると、どこか羨ましという感情も湧いてきて、最後には涙する青春物語でした。 面白かったです。

    1
    投稿日: 2024.07.11
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    成南電気工科大学の新入生・元山と池谷は、2回生の上野と大神に勧誘され「機械制御研究部」、略して「機研(キケン)」に入部することに…。そこは犯罪スレスレの実験や破壊行為の数々から「キケン=危険」と恐れられているサークルだった。 理系の男子大学生たちが、有り余る若さと知識と技術とノリを駆使して繰り広げる、おバカで危ない、でも尊い青春の日々を描いています。 いや〜いいですね、好きです、こういうノリ。やっぱり若いうちに、若いときにしかできないおバカなことを目一杯やらなきゃダメですよね。特に男子のノリは女子とは熱量もスケールも違ってすごいです。 私は女子大出身なんですが、高校時代の男友達に恵まれ(本当かしら?)、散々おバカなことにも付き合わされてきたので、この小説はめちゃめちゃ響きました。我が家は娘2人なんですが、どちらかというとおとなしくてあまり行動的ではないので、まだ若い今のうちにもっともっとバカなこともやって、大人になったときに「宝物」となる経験をいっぱい積み上げて欲しいです。

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    中学生の頃から何度も読んで何度も胸が熱くなる。 歳を重ねると『全力本気』でやれることは少ないとつくづく感じるが、今からでも何かに夢中になって全力を注ぐことは大切にしたい。今からでも遅くはないので、何かに全力本気でぶつかって乗り越えたいものだと感じた。

    6
    投稿日: 2024.04.01
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    青春時代に過ごした日々を振り返って懐かしむっていいなぁと感じた。 キケンはその名の通り、学生レベルで考えると危険だけどこんな青春も素晴らしいものだと圧倒された。 ぜひ、学生さんに読んでほしい!

    1
    投稿日: 2024.03.21
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    機械制御研究部、略してキケン。ほぼ男子校な電気工科大学のキケンの男子たちの青春の日々。 大学時代の自由で楽しい日々、温かな仲間と居場所の感覚がよみがえり、幸せな気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2024.03.04
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    大学生だった頃の、楽しかった部活の雰囲気とか、先輩後輩が入り交じった飲み会とか思い出す。勢いが、ありすぎる位あって好き。

    1
    投稿日: 2024.01.30
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    今作の有川さん、ぶっ飛んでるなぁ ユナボマー上野「勝たんまでも負けん!」 解説の「なんてバカ愛しい話なんだ」ってコメントに共感。男子っていいな。

    1
    投稿日: 2024.01.25
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    理系大学生活の、仲間との精一杯楽しい日々を描いた作品。テイストは理系だけど、文系大学の学生だって、仲間と夢中になったことがあるなら楽しめる作品です。 そうそう、読み終わったらラーメンが食べたくなります。

    1
    投稿日: 2024.01.02
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     有川浩さんは、ご存知の通り「ラブコメ書いたら天下一品」の作家さんです。でも本作は、有川さんの他作品とかなりテイストが違ってました。  描かれているのは、男子大学生の部活世界です。それもスポ根でも真面目な文化部でもありません。  成南電気工科大学『機械制御研究部』、略称【機研】! 周囲からはキケン(危険)と、距離を置かれる存在で、何事も本気で遊ぶことをモットーにしているのでした。  男子大学生の若気の至りというか、おバカな思考回路、アホでくだらない行動の描かれ方がとても見事です。現実より面白いことへの関心の強さ!  女性作家さんが、なぜここまで男子のノリやハマり具合、熱中の仕方まで描けるのか、感心してしまいます。  本作は、読み進めていくうちに判るのですが、機研に所属していた元山が、思い出話として妻に語る体裁を取っています。  エピソードごとに元山の奥さんの感想を挟みますが、ツボにハマってウケています。女性目線での男の友情への嫉妬なんでしょうね。  人には、どん底の過去もあれば、キラキラ輝く過去もあるでしょう。どちらもノスタルジーに浸っていては、現在から先に進めませんが、今の自分を形成している一部分であることに違いありません。  自分の若かりし頃を振り返り、「今頃どうしているかな?」と何人かへ思いを馳せるような、熱い物語でした。

    59
    投稿日: 2023.12.21
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    私にはこう言うハチャメチャな青春はなかったはずなのに、なぜかあの頃に戻りたいって言う甘酸っぱい気持ちにさせてくれる物語でした。 男子にしか分からない世界だからこそなのか、女子からするとバカバカしいはずなのになんだか羨ましい気持ちになる。キケンな魅力いっぱいのお話でした!

    3
    投稿日: 2023.11.28
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    大学サークルでの出来事を、社会人になり家族を持ったひとりの部員OBが妻に聞かせてるという構成。男子学生が99%とい理工系の男子大学生達が繰りなす危なっかしくてワクワクしたサークル活動を通し、それぞれの男子学生部員の心情を見事に描いている。先輩、後輩の枠を超えイベントや文化祭でひとつの事を成功させる過程が胸熱!一見無鉄砲に見える変人と言ってもいい上野は個人的にとても魅力のあるキャラ。10年ぶりに大学祭に訪れ、黒板のページをめくった時は涙が出ました。大学に行かなかった私。キャンパライフへの憧れが一層強くなった

    5
    投稿日: 2023.10.09
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    男子校(高校)にいたので感覚が良くわかる。女性作家の有川さんは自衛隊物などを数多く手掛けているので、その辺の事情も良く知っているものと思う。 女子校と合同でホームルームのようなものをやったが、事前に予習して格好付けた事を言ったのが、50年過ぎても思い出して赤面する。大神副部長の悲劇も相手側に免疫が無い同士の交際でアルアルのネタでは無いか? 男性には若い頃の気持ちを熱く思い出させ、女性には覗いて見たい男性の生態ということだろうか。

    63
    投稿日: 2023.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011年(第8回)。9位。 表紙と裏表紙のマンガ。作者とのコラボらしい。この方、つっこみ好きよね。多すぎなくらい。 キケンとは、大学のサークルの略名。回顧する形で妻に語っている。妻は楽しんでいる。輝かしくも失われた青春。 久々に学祭に夫婦で行ってみた。ラーメンは伝統の味。OBだというと、教室に行ってみてください。行って黒板を見ると、当時の仲間たちの書き込み。これ、作者と出版社のコラボらしい。 輝かしくも失われた青春と共にした者とは。生きている限りまた出会う。

    2
    投稿日: 2023.08.22
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    もう何回目の再読になるか…。 好きすぎて数年おきに読んでは、理系男子の全力無茶馬鹿っぷりに胸を熱くしてます!! そして読む度に思う。「私も男だったらな~」って。 爆破犯の異名を持つ部長と、大魔神の異名を持つ副部長。 機械工学学生のモノづくりって、方向性を間違えたら冗談抜きでキケン…。男ならではのノリってみんなこんな感じ? 学祭の章がとにかく熱い!! もうめちゃくちゃ楽しそうで、最高の青春。 友情、恋愛、実験、無茶と馬鹿。 いっぱい笑って胸を熱くしたあと感動。 懐かしい友人にも会いたくなる。 色褪せない青春にグッときます。 私の読書人生の中で、不動の上位をキープし続けている青春小説。 性別関係なく楽しめるので、騙されたと思って是非読んでみて欲しい。

    10
    投稿日: 2023.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    男子校のノリが感じられ、また最後の過ぎ去った青春と思っていたのが、実はまだそこにあったんだというラストでジーンと来ちゃいました。 確かにそういう事あるなーと思い久しぶりに学生時代の友達に会いたくなりました。 あとがきにも書かれてましたが、男ばかりの時とそこに女性が混ざった時のノリが変わってしまうとこなど、あるあると思いました。 ストーリーは文化系サークルの青春ストーリーでクスッとしてしまうところがあり面白かったです。 内容の厚みなどなどではなく、青春のノリを感じられるかがキモなんでしょう。あまり重いと狙いがズレてきますし。そういう意味で十分に感じました。 また、お店の子の件りがとても面白かったです。

    1
    投稿日: 2023.08.20
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    大学にあるマイナーな部活が舞台の小説。 ほとんど男しか出てこないし、大会に出て激闘を繰り広げるわけでもないが、青春小説といっていいだろう。登場人物一人一人が輝いていた。 とても面白かったし、このような大学生活も送ってみたかった。 また、この本を女性が書いているというのが凄いと思った。

    0
    投稿日: 2023.08.06
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    2016/08/29 読了 読書期間: 3日 なにはともあれ面白い!!! そしてなんて羨ましい大学時代!! 描かれているのは工学系男子たちの、何にも代えがたい【機研】の上野・大神黄金時代。無駄に熱く、無駄に全力で、バカみたいに大学生活を謳歌している男子たち。どんな無茶もやってのける。なにをやるにも全力で。感動的なエピソードや悩み、苦悩があるわけじゃないけど、楽しい思い出で彩られる彼らと彼らのストーリーは、最高に輝いている。 読んでいて最高に楽しい本だった。

    0
    投稿日: 2023.07.26
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    今まで読んだことある小説の中でtop3に入る作品です。 共感してはいけないものも含まれてるけど、理系男子大学生を経験したからか、つい共感してしまうことが多かった! あと、とにかく笑った! 小説でこんなに笑ったのは初めて! 最高の作品です!

    3
    投稿日: 2023.07.26
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    大人になって学生時代の部活に対する回顧録のスタイルで話は進むのだが、非常に言葉のテンポがよく、あっという間に読み終えた作品。 学生時代に打ち込んだ部活のこと、一緒に汗を流した友人たちが自然と頭に浮かび、懐かしい思いいっぱいになる。 そして、OBとなった今の疎外感も自然と感じてしまうのだが、終盤の展開で部活動をしたあの時の思い出はしっかりと自分の奥深くに素晴らしい思い出として刻まれていることを気づかせてくれて、自然に涙が流れた。 ぜひ、学生時代に部活に打ち込んでいた人には読んで欲しい作品。

    0
    投稿日: 2023.07.18
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    とてもとても読みやすく、グッと引き込まれました。 最後の黒板のシーンはうるっときました。 大学生のとき、同じ方向を向いて、頑張った仲間たちと会いたくなりました!

    0
    投稿日: 2023.07.17
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    有川浩さんが好きなため、もう良き話でした⭐︎ 学生の頃にしかない感覚。 小さなことでも目の前のことに熱くなれる、無茶できるって割と学生ぐらいしかなかったりしたので、すっごく懐かしい気持ちになりました! 最後の場面の黒板はアツいですね!!!!

    4
    投稿日: 2023.05.23
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    ハチャメチャで面白い!自分はそこまで活発じゃないけどこのような大学生活に憧れます!なお、中学生以下のお子さんに読ませるにはちょっと際どい表現があるので親御さんはお気をつけください。

    1
    投稿日: 2023.05.14
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    有川浩さん初めての作品 ラスト黒板のところでウルっちゃいました。 キケンて全力で活動している姿が心打たれました。 個人的には第二話が最高に面白かったです。 次の有川さん作品は阪急電車を読もうと思います。

    0
    投稿日: 2023.05.14
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    スラムダンクのような憧れの青春を味わえるエンタメ作品です。 ラノベとかジャンルに対する理解が私の中にないので、最初の方は真剣に読みすぎて物語に没入できずでした。漫画のように斜め読みし始めてから「この感じか!!」と合点。実話ベースのようなので、自分の知らない熱い界隈を覗き見できたようで面白かったです。 解説を読んで更に共感。部活でもサークルでも、男子"たち"が何かを成し遂げたりしていく様に憧れる女子って一定数いるんですかね。私もその一人。 同時に「女性が一人でもいると彼らは本来の姿ではなくなってしまう」のも凄く同感!個人的に、本業が技術屋なんで悩ましい部分でもあるんですが笑 こういう健康的なお話、女子版もあったら読みたいなー。

    0
    投稿日: 2023.03.21
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    ★4.0 最後の黒板の寄せ書きはずるい。 それまでは男子大学生の青春わちゃわちゃ小説だと思ってて、さらっと読み終えれるなーぐらいの感想だったのに、たった見開き1ページの絵でこんなにぐわって心掴まれるとは、、。やられました。

    0
    投稿日: 2023.01.16
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    登場人物たちがまるで目の前で生きているかのような感じは有川浩さんだからこその表現力!! この男連中だからこそできる悪ノリや悪ふざけ、 何事にも全力を注ぐ感じは 女であることが悔しくなる! 女じゃこうはならない。 自分までも、このサークルに所属しているような 感覚で大学生活を疑似体験できる。 ちょっとキケンで楽しい学生生活! これぞ、青春だ!

    2
    投稿日: 2023.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    年末のこの時期、気持ちが落ち込むことが多いので、元気をもらえるような作品を読みたいと思って選んだ。 はちゃめちゃな展開と疾走感、若さのパワー、そして青春。 そういうものを一気に浴びたような感じがした。 この時期に読めて良かったと思う。 成南電気工科大学の機械制御研究部、略称「機研“キケン”」は、二回生の上野・大神を中心に、元山や池谷たち一回生を巻き込みながら活動していく。 この部長の上野はかなりの曲者で、とんでもないことを計画し行動に移してしまう。 副部長の大神はストッパー的ポジションだが、クラブ紹介での爆発を止めないところを見ると、彼もまた曲者だ。 序盤で、小学生の頃に花火をほぐして火薬を取り出し爆発物を作ったという上野のエピソードが登場するのだが、私の身近によく似たことをしていた人がおり、なるほど……そういうタイプの人なのか……と上野をすんなり受け入れてしまった。 このあたりから、私は作品にどんどんのめり込んでいった。 「機研」は全国レベルのロボット選手権や発表会などでの実績もあるクラブなのだが、作品内ではほとんど語られていない。 ・上野が「爆弾魔」と呼ばれる理由 ・大神の恋愛 ・学園祭のラーメン屋 ・不本意ながら参加したロボット相撲大会 ・部室で行われた闘争 以上のことが、すごい疾走感で描かれている。 驚くような展開や濃いキャラクターによって、まるで漫画を読んでいるかのような気持ちになった。 この作品では大学のクラブ活動を生き生きと描いているが、各章は「大人になった部員が、大学時代を思い出しながら語っている」という形で進んでいく。 そうしてその語り手は、最後の章で成南電気工科大学の学園祭に行こうと決意する。 大好きだった場所だからこそ、今はもう自分たちの場所ではないという事実がさみしい。 そういう感覚は、分かるような気がした。 挿絵の演出がとても良く、胸にじんとくるものがあった。 大人になった彼らは、お酒を飲みながら「機研」での思い出を楽しく語るのだろう。

    2
    投稿日: 2022.12.29
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    大学サークルでの青春時代を回想していく。そのせいか、面白い話の間に少し寂しさが入り(それが伏線なのも分かるが)もうちょっとキケン感を楽しみたかったかなぁ、と。あと、男子ノリに憧れがあるのか、多少美化しすぎな感じも。

    0
    投稿日: 2022.12.11
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    2回目読破。 青春!! 大学生の青春が描かれていおり、爽快な小説だ。 主人公は薄々気づいている。 今はもう大人になってしまい、 あの頃の仲間は今も連絡は取っているものの、 あの頃と全く一緒ではない。 自分にも大切なものができたし、仲間もきっと同じだ。 心では分かっているが、それを実感するのはちょっとツラい。 だが、主人公が妻に昔の青春話を語るうちに 少しずつ実感していく。 もうあの頃には戻れないんだなぁ〜と。 誰しもが大なり小なり当てはまるようなことがあるはず。 最後は少し泣きそうになった。 また定期的に読みたい本。

    0
    投稿日: 2022.09.16
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    過ぎし青春を振り返る物語。再読です。 最初に読んだ時は20代、今は30代となり自身の青春時代からより時間が経過したせいもあるのか、初回よりもなんだか懐かしいような、ほっこり気分で読了。 正直初回は、 「不安要素が可能性の問題なら突貫するのが男のコだろ」 のような、大学生にもなっての自称「男のコ」が寒くて辛くて(^◇^;) んー、まぁ今回も苦い気持ちにはなりましたが…(^◇^;) 時々飛び込むこの自称に、どうしてもチラリと撫でられる寒気を感じてしまいますが、全体的にはほっこり暖かい優しさに包まれるような、ライトで楽しいお話しです。

    0
    投稿日: 2022.08.27
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    大学時代のサークルを回想するように書かれており、とても青春を感じる作品だった。大人になってもあの頃の想いが残ってることはみんな同じで、みんなが再び集まる場面が好きだった。

    0
    投稿日: 2022.08.21
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    理系男子たちの油臭い青春活劇。 周りから見たら、なんでそんなのに本気になるのかわからない、文化祭にロボット作成やイタズラ合戦などなど、理系男子たちが有り余るスペックを遊びに使い尽くす。 読んでいてとても気持ちが良い。主人公たちの会話が本当に会話しているようにしか思えない。 この本を読むと、建築学科の出身であり、大量の課題に追われて眠れずに日々を過ごしていた思い出す。 普通の大学生とはちょっと違う青春だけど、こんな青春が有っても良いよね。そう思えてどこか羨ましくなる作品。 疲れてる時に読むと気分が晴れる気持ちの良さ。 「全力無意味、全力無謀、全力本気」

    1
    投稿日: 2022.08.14
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    読み終わった感想「え、有川さんって女性なの?」だった(本当に有川さんが女性であることを知りませんでした。ファンの皆さん大変失礼致しました)。 女性の1人も入る隙間がないほど、男だけでしかなり得ない世界が存在することを図らずも理解しているのが男の共通項である。それをこんなにも丁寧に言葉で表してくれる有川さんは(褒め言葉として)同じ人種だと感じたし、女性もそういう世界があるのかなとも考えた。 あの時は楽しかったと思うのは、決まって全力で向き合った瞬間がある時であり、刹那の感情・青春がこの小説にはギュッと詰まっている。最高の作品に出会ってしまった。

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    投稿日: 2022.06.28
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    楽しかったからこそあの場所には行けない、って気持ちわかる。少しずつ疎遠になってしまう感じとかも… 何気ない日常が終わった瞬間に狂おしいほど愛おしくなる気持ちも刺さったし、だからこそ黒板のくだりは思わず笑ってしまった。 内容は薄くて軽いけど、有川浩はこれぐらいがちょうどいいのかもしれない。ただ、大神のくだりはもうちょいなんとかできなかったのか…?

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    投稿日: 2022.06.07
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    何回読み返したかわからんぐらい好き とにかく最高!理想の青春が全て詰まってる。 この本に出会った頃は多分中学生でそこから青春の現実を色々突きつけられて大学生になってこんな青春はフィクションだって嫌でも分かっちゃったけど、今は自分なりの青春を割と楽しめている。 どんなことであろうと目の前の事に全力投球出来るやつがいちばん強いんだなって気づかせてくれた。 人生にちょっと疲れた時に肩の力を抜いて読んで欲しい1冊。 この作家さんは人物一人一人魅力的に描くしキャラクター同士の掛け合いがほんとに生き生きとしてる。

    2
    投稿日: 2022.05.16
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    あぁ、羨ましいな 何回、彼等は私を笑わせてくれたんだろう くだらない日常がどうしてこんなにも愛おしく思えるんだろう どう転んだって女の私達にはあの、男子特有の暑苦しい、なのにキラキラしている不思議なノリは生み出せない でも、この本はそんな愛おしい羨ましい男の子達の爆発的な青春の日々を覗き見ることが出来ます。 何かのタイミングで、また読み返したくなるんだろうな

    0
    投稿日: 2022.03.05
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    中学生の時に司書さんに勧められてかなりハマってしまった。 声出して笑うくらい面白いし、若いっていいな、全部全力だなって思える。 何回も読み直したくなる本。

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    投稿日: 2022.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あーーー、笑った笑った! 上野惨状(笑)!! 当時高校生の時にこの本を読んで、大学に想いを馳せたっけ? あー、大学生に戻りたーい(笑)

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    投稿日: 2022.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学生の頃読んでどハマりして、それから大好きになった一冊。久々に読み返して、「ああ、私はやっぱりこういう男子ノリが大好きだなぁ」と痛感。 「全力無意味、全力無謀、全力本気」という言葉が出てくるけれど、そうやって馬鹿をやれる、後々振り返ってこんなことやってたなぁなんて心底楽しそうに話ができる「男子」たちが女子である私からすればとっても羨ましいなとも思ったりしました。

    0
    投稿日: 2022.01.27
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    「今この瞬間が楽しいことに気づけるのは後になってから」というのは、ほんまにそうと社会人になってからつくづく思う。全力で取り組んでいれば、何事も後から楽しかったと言えるのだと思う。仕事をしてると時々全て放り出したくなることもあるが、その時の全力を出していればそれで良いと思う。きっと後から楽しかったと言えると思うから。

    2
    投稿日: 2022.01.24
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    読書感想文とかに良さそうな本だった。 学校生活で部活って大切なものだし、そこでの出会いや経験ってその後の人生に大きな影響を及ぼします。 こんなはちゃめちゃな部活に入ってみたいと思いました

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    投稿日: 2022.01.13
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    笑って、戦って、恋をして、怒られて、でも楽しくて。 コロナ禍の中、忘れかけている青春を、大人はもう一度 子供は曇って見えない未来を味わう物語

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    投稿日: 2022.01.04
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    部室っていう外の世界は切り離された場所で起きる出来事たち。今思い返すと恥ずかしいけど愛しい思い出になってるのよねぇ。この本もそう。挿絵があるので楽しかった。文章を読みながら漫画を読んでるような気分になって面白かった。

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    投稿日: 2022.01.02
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    青春の、忙しくて、楽しいファンタジー。 過去になったからこそ分かる、仲間と全力でやり遂げる楽しさがあるのかもしれない。 リアルにこんなキラキラした日常はないけれど、題材としても笑えるところが多くて楽しかった。

    0
    投稿日: 2021.12.05
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    理系男子の青春物語。とても面白く、ウチの息子が何度も何度も読み返していました。今ではウチの息子も機械工学を学ぶ理系男子(笑) オススメ!

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    投稿日: 2021.10.24
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    これから大学生活を送る人には学生生活を無為にしないために、 いま社会人の元工学系大学生には懐かしい思いに浸るために、 工学系とは無縁な方には工学系学生の愛すべきバカさ加減を笑いながら知っていただくために、 その世界にいたものにとっては非現実的ながら「そうそう!こんなの!」とオススメしたい作品。 真剣にバカなことできるのは、この時だけだったなあと浸ってしまいました。

    1
    投稿日: 2021.09.21
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    面白かったです。今コロナ禍で活動もなかなか出来ないことを残念に思っていましたが、これを読んでワクワク出来ました。仲間と何かを一生懸命することは楽しかったんだなあと思い出させてもらいました。また、自分は理系ではなかったので、理系の視点で書かれているのも新鮮でした。

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    投稿日: 2021.09.17
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    ほんとは読み終わってない。 がんばったけど、半分くらい。 女性が妄想で書いてる男子の会話・行動って感じのものが詰め込まれてて、 ちょっと読めたものではなかった。

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    投稿日: 2021.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2021.08.28読了。 明るい非日常を味わいたくて、自分にはなかった男子学生のサークル活動を舞台にした小説を選んでみた。 サークル活動に打ち込まなかった我が大学時代をずっと後悔してきているので、擬似体験したくもあったのだけど、「全力無意味、全力無謀、全力本気」な毎日は、男の子にしか味わえない世界かもしれない。バカで愉快、ずっとそんな世界に憧れているけど自分には無理なんだろうなと諦めている。 諦めなければ夢は叶うだろうか。 ずっと高めのテンションで書かれていたけど、最後にきゅっと胸が締め付けられた。過去を大切にしているからこその気持ち。青春時代は宝物だ。

    0
    投稿日: 2021.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    んー。 まぁ普通に面白かったけど、まぁ、あるあるな青春群像劇?的な感はゼロではないかも。夜のピクニック、ハチクロ系。 なんか、手に取るような日常感、キャラ感はさすがですが。 あと、構成として、初めいきなり思い出振り返りパターンと分かったときはちょっとびっくりしたけどね。 終わり方が、センチメンタル・ノスタルジーみたいな感じで、OBの居場所がない、戻れない青春な感じの終わりになったときは、この1冊前に読んだ小説が「終わった人」だったから、なんかシンクロ感でした(笑)。

    0
    投稿日: 2021.08.26
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    4.0 楽しかった大学時代を思いだした。語り手が言うように引退、卒業してからでないと気づけない部活の良さ。仕事も同じなのかな?

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    投稿日: 2021.08.24
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    こんな大学生に憧れる 上野さんに引っ張られてみたい こんな忙しい学祭経験してみたい 部のために本気で尽くしたい 学生ならではの限界の限界まで行けるここまで行ける楽しさは半端ない どれだけシャイでもどれだけ言葉が足りなくても最後はみんな出会える場所がある故郷って感じの作品 全力無謀、全力本気、全力無意味 居場所がここにあるという安心感、今まで気づかなかったけどここにあるそんなことを教えてくれる作品でした。

    0
    投稿日: 2021.08.15
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    工学系大学を舞台にした作品 生徒の9割以上が男子だが 遊びに全力を尽くす姿に これ以上ない青春や華々しさを感じた もし過去に戻れるならこんな学生時代を送りたい と思いました

    0
    投稿日: 2021.07.16
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    * 【機研】は正しく危険人物に率いられた危険集団であった。 * 男子学生99%の大学、その中の部活「機械制御研究部」略して「キケン」を舞台に繰り広げられる青春の日々。 . 全力でバカをやり楽しむ学生達に読んでいてワクワクした!部長の上野の危険人物さに負けず劣らず、周りの部員たちも磨き抜かれていく癖の強さ!笑 新入生歓迎や部活の屋台や、ここまで本気なら毎日楽しいだろうな。ここまで伝説になる部活や仲間と出会いたくなる。今の日常も何かにつけて全力で楽しみたいなとふと思った。だからこそ回想シーンとなってるのも見どころだと思う。 .

    0
    投稿日: 2021.06.26
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    有川浩の小説を気分転換に。小説とは言え、頭の中にその風景が容易に浮かぶ表現やリズムが本当に流石だと思う。男子校のノリを女性が描くという意味でも面白い。フィクションではあるが、大学という記憶に残り易い日々の最後の青春が描かれている。

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    投稿日: 2021.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読! だいすきでだいすきでだいすきなキケン。 久しぶりにふと読みたくなって読み返した。 すぐ内容を忘れちゃうわたしだけれど この本に関しては好きすぎて忘れられない。 破天荒な、やんちゃすぎる男の子たちの青春。 そんな青春を覗き見させてもらい、 わくわくどきどき、はらはら(笑) 最後は胸がジーンとしちゃう、だいすきなお話。 はーー、青春だーーすきだなーー。

    0
    投稿日: 2021.06.19
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    理系にありがちなハチャメチャなテンションが読んでて爽快だった。 シリーズものにしてほしいくらいだが、いかんせん大学を進級してしまうのと、後日談まで収録されているので、難しいか。

    0
    投稿日: 2021.06.15
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    ひたすらに笑っちゃいました! 最初から最後まで全力全開、爆走物語。 何回も笑いました笑 青春ってこういうことだなぁとしみじみ実感。 羨ましい〜!

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    投稿日: 2021.05.18
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    素晴らしい青春物語。 思い返してみると、大学時代が一番キラキラしてたかも。 学生時代に戻りたい!いや、今からでも青春したい!と思わせてくれる作品でした。 小説だけど漫画みたいに面白くて一気読みしてしまいました。

    0
    投稿日: 2021.05.13
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    学生時代は嫌で仕方なかったことや辛かった事も大人になってみると凄いいい思い出って思ったし、それは大人になってからしか本当の意味でわからないと思った。 有川浩さんの作品には珍しい男の友情について書いてあって、引き込まれた作品でした!

    1
    投稿日: 2021.01.28
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    有川さんは、ラブコメのイメージが強かったけど、男子特有の友情が描かれている点で珍しいなと思った。 たまにある挿絵が、より物語にのめり込めていいなと思う。 何かに真剣になれるって素敵!

    0
    投稿日: 2020.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学生のわちゃわちゃした日々。キャラが立ちすぎている感は否めませんが、面白く読めました。学祭のラーメンの話が好きです。お店の子。 はじめは現在の奥さんの存在が邪魔だなぁなんて思ってしまいましたが、回想であることが大切なんだとわかりました。ラストの黒板のシーンが印象的です。

    0
    投稿日: 2020.11.08
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    男子の馬鹿げた青春って感じで、面白い。 大学生活も楽しかったなと思い出させてくれて、そして最後は少しウルッとさせてくる。 すごく読みやすい作品。

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    投稿日: 2020.09.04
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    男子だけだからこそできるバカげた青春。 この、全力でふざける感じにどれだけ憧れたことか。 みんななんやかんやで上野さんに振り回されるのが楽しくてしょうがないんだろうな。 お店の子元山が奥さんに思い出話をするという設定とてもよかった。最後の章がめちゃくちゃ好きです。

    1
    投稿日: 2020.09.02
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    これは面白かった!大学時代を思い出した。 「機械制御研究部」略称【キケン】 日々繰り広げられる様々な事件。学園祭、恋愛、大会等々。本気で遊ぶとはどういうことなのか、そして本気で遊ぶからこそ得られることがある。 大学時代はやっぱり黄金時代だったなー!!

    5
    投稿日: 2020.08.31
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    理系の男子大学生のおバカ(頭いいひとたちの遊び)を描いた物語で大学生の危うさや自由さを上手く書いていて面白い。

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    投稿日: 2020.08.01
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    高校生の頃めちゃ好きでたくさん読んでたな! 実際大学に入ってから筑波では、こんな風にまっすぐでキラキラしてる、理系男子大学生は見たことないけど笑 私が出会っていないだけで、いるのかな? 全力青春〜! って感じのお話。研究もおふざけも恋愛も! 読んでると、キラキラ感が伝わってきて、ワクワクする。 これも本買いなおそ

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    投稿日: 2020.08.01
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    物語の疾走感と躍動感であっという間に読み終わってしまった。大学という人生に一度きりの青春を鮮やかに描き、男子校ならではの全力さが読んでいて新鮮で面白かった。 無意味で無謀なことをがむしゃらにやり続ける日々は、その中にいるときには気付けないが、それを外部から見つめたときにその日々の小さな出来事全てが、楽しいものであったことに気付く。 読んでいく中で高校の部活を思い出した。当時は、厳しい日々の練習が苦しくて仕方なく、試合に勝ったときなど結果を出した時にこそ、その喜びを噛み締めていたが、今となっては、その日々の練習、日常こそが宝物だったなと思う。 外部者になったときに初めて、その大切な本質に気付く。この小説を読んで実感した。 これから、大学最後の夏がやってくる。主将として悩むこと、苦しいことばかりだけど、こんな日々もいつかは、幸せな思い出として思い出されるのかな。

    0
    投稿日: 2020.08.01
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    なんだかとっても愛おしい物語でした。僕にも、抱きしめたくなるような時代が、有ったよね。誰にもそんな時代が有るんだろうと思うと切なくも愛おしい気持ちでいっぱいになりました。

    0
    投稿日: 2019.02.24
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    「楽しかったあの頃」を持つ自分は幸せだなぁ、と思う。楽しかったからこそ、その形が変わっているかもしれないことを恐れる気持ちもよく分かる。やっぱり自分の思う「あの頃」は自分の中にしかなくて、「いま」にそれを求めるのは違ってて。「あの頃」は「あの頃」として、「いま」は「いま」として、どちらも受け入れるのには、時間が必要なんだろうな。

    0
    投稿日: 2018.10.31
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    二手に分かれてが1人と10人の所で笑った 学生時代を懐かしく思った こういう濃い経験できたら凄くいいなあ

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    投稿日: 2018.07.28
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    有川浩さんが、何かの組織を描く小説が好きだ。 図書館戦争しかり。 おもてなし課しかり。 で、何年ぶりかで有川さんの小説が読みたくて 手にしてみた。キケン。という部活で燃えた日々…。 大学生活の基盤だったそこは…。 という、理系男子ノベル。 正直すごく期待して読んだ。 でも、なんでかな…さらっと流して読み… あまりそんなにはのめり込まなかった。 小説としては良く出来てるのに。 私自身は、高校の部活がこんな感じだった。 リケジョじゃないのに、むしろガチ文系なのに そこにいる友達が好きで、地学部にいた。 学校が統廃合されて、校舎はあるけど 名前はとうに変わって…最後の学祭に行ったっけ。 私にとってはもう、これは振り返りたい 過去じゃなく…何も感じない遠い出来事で。 今の自分の方が、楽しんでることに対してのほうが まだ心がことこと、音を立てるので 「キケン」の読後感も、さらっとだったのかな? なんとなく、居酒屋さんとかの、お隣の テーブルのわぁわぁを、あー、って見るような。 期待しすぎちゃったのだろうか。 でも、次は『塩の街』にトライするけどね。

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    投稿日: 2017.11.15
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     大好きな本屋さんの小説コーナーで本の背表紙を眺めていたとき、この本のタイトルが目に飛び込んできました。大好きな有川浩さんの作品。まだ読んでいない作品が家にあるものわかっていたのですが、気になってしまって即購入しました。  ある工科大学のサークル「機械制御研究部」、略して「機研(キケン)」。そのサークルの部員達の活動記録です。  と、この文章だけだとまともなサークル紹介になっているのですが、とにかくやっていることが犯罪スレスレだったり楽しむための本気度がすごい!(学生のテンションだからこそできるのかもしれないですが・・・。)とにかく無茶苦茶ハチャメチャなのですが、読んでいるこちらも楽しくて仕方なかったです。  有川さんの最後のあとがきを読んだとき、「うん、うん」と激しく同意しました。  男子というイキモノは独特の世界観を持っていて、女子から見るとそれはとてもキラキラしていて自分も混ざりたいなと思う。でもその中に女子が混ざってしまうと「本来の姿」ではなくなってしまう・・・  わかります。すごくわかります。私も友人が過去のバカ話をするたびに「楽しそうだな笑」と話を聞いてるときうらやましさを感じることがあります。  せめてこれからも、男子からそういったバカ話をたくさん聞かせてもらおうと変な決意をした、そんな1冊でした。

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    投稿日: 2017.09.19
  • 『勝たんまでも負けん!』 お気に入りキーワードです。

    振り切れた人たちの集団なんて、経験値のない特に女子には、憧れと衝撃が走ると思う。 全力無意味・全力無謀・全力本気。これが青春だ! 読んでいてストレスが無い。ストレスが溜まらない。 あの頃に思いを馳せながら回想してゆくのですが、 その奥さんとても聞き上手で、彼の心を・・・。 そして漫画もオマケ以上に感激!これがあの人で、こっちがあの人だっていう感じで、 いい味出してくれてますね。 最後の黒板はなんでやろ、涙が出そうになりました。

    9
    投稿日: 2016.08.16
  • 誰にもあるであろう青春の一コマ

    誰にでもありそうな青春の一コマが、マンガを読むような展開の早さで一気にたたみかけてくる。 一時の気の迷いや友達がとにかく欲しくてとか、半拉致状態で勧誘から抜けられなくてとか、色々事情はあるけれども、 誰も入りそうにないサークルに入ってしまうも、その活動にのめり込んでしまい、大学生活のほとんどをその小さな世界 で過ごしてしまう青春――――――。 そんな時代に一気に連れて行ってくれる物語で、紙の本で読んでから電子書籍になるまでずっと待ってました。 大人になると懐かしくも少し近寄りがたいいい思い出を、いい具合に読ませてくれます。 ただ、場所に余裕のある方には、「単行本」がおすすめ。各章の扉がマンガになっていたり、最後の方にあるジーンとくる ページがドーン!と目に入ってくるのは、単行本ならではと思います。電子書籍なら大きめのタブレット推奨かな。 とにかく、Readerでのそのページの表示のガッカリ加減は半端ない残念さです。すぐに、iPadで該当ページを開く羽目 になりました。その点で★マイナス1。 ばかげたことに時間を使いまくった経験のある方なら、共感できると思います。物語は文句なしに、★五つです!

    4
    投稿日: 2016.07.14
  • 無茶も馬鹿も、何事にも全力!

    何事にも全力!無茶も馬鹿も本気の本気。成南電気工科大学にあるサークル「機械制御研究部」通称キケン。部長のユナ・ボマー上野を筆頭に、副部長も二つ名を持つ癖物ぞろい。1回生の元山と池谷が、入学早々そのサークルに引きずり込まれる場面から物語は始まりますが、”彼”が昔を懐かしむ回想録的な書かれ方は、終盤になるにつれ、あの楽しかった頃には戻れないという一抹の淋しさも滲みます。が、新入生獲得ミッション、学園祭の奇跡の味、ロボット相撲。楽しくて楽しくて、あっという間に読み終えた一冊でした。

    12
    投稿日: 2016.07.05
  • 近くにいる!生命を感じるオノコたち

    そういえば男ばかりの友情を羨ましく思った頃もあった そこに女が入ったら成立は難しいであろう一途さ 学生時代にこんな経験をしたら… こういう先輩後輩であるための大切なこと 社会人になっても人が人としっかり向き合い,信頼関係を築くことができれば,第2の学生時代が可能だと思う 信じる! いや信じきること! 見抜く! リーダーの素質として,人間を丸ごと受け入れそして活かすこと! 小学生にとっては「冒険」 中学生は夢みる「学園」生活 高校生はリアルタイムでそれに近い状況を感じながら,更なる憧れを抱く…といいな いわゆる大人が読むとき,ここに同士としての男女の友情も組み立てていくとまたひと味違う読み方かな いずれにしても登場人物の聲があなたの手の届くところできっと聴こえる! いつの間にか口角を上げ押し笑いをしている自分に気づき,その自分さえ登場人物の一人と感じながら読み耽る ちょうど奥さんがUさんを身近に感じたように そしていつも最後は鼻がつ~ん… 浩さんの造り出す男子が大好き! どんな年齢の人が登場しても全て自分の中で癒しとなる これも二次元の男子に憧れているというのだろうか?

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    投稿日: 2016.07.03
  • 機械・工作・電気・遠隔操作・爆発炎上 すべてそろったエンターテインメント

    回想録みたいな形で話は進みますが、 流れ的には【呑み会での与太話】みたいです。 後先考えずに突っ走れる時期(大学時代)の嘘みたいな本当の話、 何もかもが新鮮で何の心配もなかった時代、それらをすべて肯定し思い出として語れるってとても素晴らしいことだと思います。 一気読みでとても爽やかな気分です。 「キケン2」も期待します

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    投稿日: 2016.06.28
  • 全てに夢中で、一生懸命である事の素晴らしさ!

    ラーメンが無性に食べたくなる最高に罪な小説です。キラキラした「青春」の無条件に素晴らしいと思える瞬間が描かれた作品として、一生懸命に頑張る事の素晴らしさ、大切さを無条件に肯定してくれる物語として、この物語を読んでいる自分の背中を「ドン」と前に押してくれるような元気を沢山貰う事が出来た、素晴らしい作品でした。

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    投稿日: 2016.06.25