Reader Store
希望ヶ丘の人びと(上)
希望ヶ丘の人びと(上)
重松清/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

14件)
4.1
4
6
3
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・テーマ/世界観 ★★★★ ・背景描写    ★★★★ ・キャラクター  ★★★★ ・インパクト   ★★★ ・オリジナリティ ★★★★★ ・テンポ/構成  ★★★ ・文章/語彙   ★★★★ ・芸術性     ★★★ ・感動/共感   ★★★★ ・余韻      ★★★

    0
    投稿日: 2025.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平凡な市井の人々を書かせたら、やはり重松清さんは上手いねぇ。 それぞれのキャラがキチンと立っているのも良い。 家族愛。 家族の縁が薄い私には特にしみる。 後半が楽しみ。

    0
    投稿日: 2023.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何読んでも全部面白い。ものすごく泣けるとかはないんだけど、登場人物がいい味出してるし、その表現が素晴らしすぎて、主人公と同化してしまう。毎回ですけど止まりません。ありがとうございます。大好き度❤️❤️❤️ 下巻も楽しみ

    1
    投稿日: 2021.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ上巻だからか希望というよりこれからどうしていくのかと色々始まったばかりで、下巻を読むのが楽しみ。 息子の亡くなったお母さんの思い出探しは切なくなるけど、その気持ちは分かる。亡くなった人がいた場所や、話が聞けるのは幸せな時間だからね。

    3
    投稿日: 2021.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2018.3.4読了 ☆3 ドラマ化された作品ということで手に取ってみた。 重松清さんらしい読みやすいく温かい文体。 自分に思春期の子どもがいたらもっと感情移入できたと思う。 下巻購入はひとまず保留。

    0
    投稿日: 2018.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死んだ妻の故郷である希望ヶ丘という街に家族で引越すお話。 どこかステップと同じ匂いがある作品。 やはり重松清はこの手の作品を書かせたら天下一品だ。 ステップと比べると、えっと思わせるミラクルな展開が多いが、 ただそれにケチを付けるのがいかに詰まらない事かと思わせてくれる。 登場人物たちがみんなしっかりと生きているのだ。 ニュータウンという独特の空気感を見事に描いている作品。

    1
    投稿日: 2017.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    苦しいこともあるけれど、辛いこともあるけれど、希望があるって信じたい。希望に向かって、共に歩んでいけたら、と感じる一冊。

    0
    投稿日: 2017.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    亡くなった妻が学生時代を過ごした「希望ヶ丘」に、娘と息子と越してきた田島。 そこで塾の教室長として働き始めるが、親からのクレームに四苦八苦することに。 また、妻の同級生たちとの思い出に触れながら、その同級生たちの現状にも行き当たる。 一方、子供たちの抱える問題も… 今のところ、妻の帰りたかった「希望ヶ丘」にはいいところがひとつもないのだ… 2017.6.10

    0
    投稿日: 2017.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりの重松氏の作品。 母が貸してくれました。 魅力的な人だったろうな、圭子。 いつも圭子が中心にいる。

    0
    投稿日: 2016.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語の本筋には関係ないけど、こんな一節がとても印象に残った。 「子どもの『もしも』は未来に向いている。(中略)おとなの『もしも』は過去にしか向いていかない。」 むむむむー、、、奥が深すぎるけど、妙に納得してしまった自分は、もはやおとなになってしまったのだろう。

    0
    投稿日: 2016.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    特段惹きつけられるストーリーでもなければ、登場人物のベタさに冷めてしまうところもある。もし子ども時代に読んでいたならば、記憶に残る本ではなかっただろう。 しかし、自分自身が良くも悪くも大人になってしまって、田島さんの気持ちが少し分かるようになり、描かれるどうしようもない日常に共感できてしまう。 『ひとが生きるというのは、誰かから寄せられる「期待」を裏切りつづけることなのかもしれない。』(p347)

    0
    投稿日: 2016.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    亡き妻の故郷に引っ越した三人の家族。田島(私)、美嘉、亮太。妻の圭子と生前に関わって来た人達との出会い、妻の思い出に降れて成長していく。 私も登場人物たちと同世代(40)ということもあり、共感できる部分がたくさんありました。ある程度、大人になってまわりが結婚すると、なかなか、つるむ相手が出来ない。自分が独身だったりすると、独身同士でつるんだり。 都合の悪いことを他人に押し付けようとする宮島パパの態度は、誉められたものではないけど、大人になるって建前や見栄、虚栄心と如何に向き合うかと言うことなのだろうな。

    0
    投稿日: 2015.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私は中学生の娘・美嘉と小学生の息子・亮太とともに、二年前に亡くなった妻のふるさと「希望ヶ丘」に戻ってきた。ここから再出発だ――そう思って開いた塾には生徒が集まらず、亮太は亡き母の思い出を探し続け、美嘉は学校になじめない。昔の妻を知る人びとが住むこのニュータウンに、希望はあるのだろうか?

    0
    投稿日: 2015.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下2巻を一日で読了です。 作品としては「甘い」と思います。エーちゃんの体当り的行動が、こんなに格好良く行くはずも無く、子供達だってこんなに素直な訳も無い。出来過ぎです。でも良いのです。 重松さんのには時折こうした出来過ぎ作品があります。例えば「いとしのヒナゴン」。どうもそれに私は嵌ってしまうようです。 あり得ない「おとぎ話」かもしれない。でもこんな風になったら良い。そう思いたいのです。

    0
    投稿日: 2011.06.03