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風と共に去りぬ (三)
風と共に去りぬ (三)
マーガレット・ミッチェル、荒このみ/岩波書店
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総合評価

5件)
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    南部における白人の裕福な暮らしとは、黒人奴隷の過酷な強制労働の上に成り立っていた。裕福な家で育ったスカーレットは、南北戦争を経て奴隷を失ったタラ農園へと戻った。連合軍が大敗した戦争が終わりつつあるところでこの巻は終わる。南部の敗北により南部は北部の植民地となり連邦によって改革がなされていくのだが、リンカンが射殺された後に大統領となった人物は、南部に融和的で、南部から連邦は退き、その後、ジム・クロウ法などが制定され、それは1960年代の市民権獲得まで続く。

    9
    投稿日: 2025.12.17
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    スカーレットがタラに侵入してきた泥棒男を殺したシーンが、この現状の過酷さを決定的に物語っていた。本書は明らかにこれまでと雰囲気が変わる。 珍しく長時間レットが全く出てこないシーンが続き、父ジェラルドも頼れない状態となり、母エレンは亡くなってしまう。スカーレットは完全に自分の力で生きなければいけない境地に立たされてしまう。タラを守るために奮闘するスカーレットとアイルランド人としてタラを掴み、地盤を築いた父ジェラルドの人生が重なって見える。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タラ農園の主人になったスカーレット。 母親の死や家を焼かれても決して諦めないスカーレットの力強さが印象的です。 レット・バトラーの行方が気になります。

    5
    投稿日: 2023.01.10
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    2巻まではあまり面白くなかったけど、この3巻からは読み応えがある。面白かった。 戦争がスカーレットのところまで押し寄せてくる。 スカーレットは気がキツイし、悪態もつくけど、やるべきことをとにかくやっている。 とにかく今やるべきことを考えて。 困難が何度も訪れ、緊迫するシーンもあり、ヒヤヒヤする。 頑張れ、スカーレット! 南北戦争については、わかりやすい。 簡単な登場人物紹介、地図、解説、年表、注釈付き。

    0
    投稿日: 2017.10.02
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    「進んでいくだけ、スカーレットには前進あるのみ」  There was no going back and she was going forward. 原文が全編ネットで公開されているので、気になったところは英文を見にいくのだけれども、荒このみさんの訳は小気味よい。物語に没入できる。She をあえてスカーレットとするところに、訳者自身の隠せないスカーレット愛を感じる。 いいな。「スカーレットには前進あるのみ!!」

    0
    投稿日: 2016.04.17