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新・鉄子の旅(1)
新・鉄子の旅(1)
ほあしかのこ、横見浩彦、村井美樹/小学館
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総合評価

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    友達から借りて4巻まで読んだ。菊池先生版を受け継ぎながら別作品としての良さもあり楽しめた。新鉄子の旅ではメンバーは3人から5人に。女優の村井美樹さんとスイッチバック好きの編集長が加わります。鉄道漫画ではありますが、この5人の珍道中の様子が特に印象的。ハプニングありつつ、終わってみたらいい思い出話になりそうなところは5人のつかず離れずな良いバランスのなせる技かも。連載の途中では東日本大震災があり、被災地を応援するためメンバーが向かいます。九州に帰られても心を痛めていらしたほあし先生のエピソードが心に残った。

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    投稿日: 2020.11.09
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    菊池直恵氏の「鉄子」シリーズを読み終え、ほあし嬢の新シリーズに着手。画風は作者により変わるものだからしょうがないが、編集長のキャラが生霊とは……それにしても今旅は毎回こんな大勢で移動なんだ~第1旅でキクチさんからホアシさんへ横見氏を託した場面は菊池さんの手になるものだね。少しジーンときた。作画は上手いとは言えない。次集を買う気は起きなかったのだが、第7旅での横見氏に対する前向きな思いを見ると心が揺れる。時々でてくる彼女の博多弁も何か良さげ

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    投稿日: 2017.09.03
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    菊池直恵さんの『鉄子の旅』を受け継いだ、新人漫画家ほあしかのこさんのデビュー作であります。 第1旅では、キクチからホアシへの「引継ぎ」が行はれ、どうやら1コマだけキクチが書いてゐるやうですね。 前作は横見さん・キクチ・イシカワ(のちカミムラに交代)の3人が基本でしたが、今回はさらにIKKI編集長(テツ。スィッチバック大好き)と、女優の村井美樹さんが加はり、たいそう賑やかになりました。 私はIKKI誌上では毎月読んでゐたので、単行本は改めて買はなくてもいいかな、とも思ひましたが購買してしまつた。 その理由は、村井美樹さんが登場してゐるからで、お気に入りの女優さんなのです。もつとドラマに出てほしい。 全7話(7旅)が収録され、タイトルは「初めての~」で統一されてゐます。 前作より横見さんの巨大さが強調され、せりふがカタカナで書かれてゐたりして、まるで宇宙人扱ひであります。その言動にほあしさんは圧倒されまくりのなです。 でも、仕方ないでせうね。キクチナオエが連載を始めた時は、まだ芽が出ないもののすでにデビューを果たしてゐるプロだつたのに反して、ホアシカノコはまだ19歳(当時)の専門学校生で、福岡からムリヤリ上京させられたのですから。あの横見氏に突つ込めるには、年季が必要でせう。 ほかの登場人物(もちろん全員実在)について。 キクチ版では割とカッコ良く書かれてゐた編集長は、常に睡眠不足で背後霊のやうに表現されてゐるのです。口からはエクトプラズムみたいなものを吐き出してゐるし。しかし第6旅「初めての代理案内人」では、大好きなスイッチバック巡りが出来たせいか、すこぶる元気でした。 編集者カミムラは割と普通。ポヤーつとした感じはなくなりました。名物の「カミムラメモ」はもう無いのですね。作中でもメモを取る描写はほとんどなかつたやうです。 そして村井美樹さん。女神だつたり天使だつたりします。彼女のお陰でこの作品は成り立つてゐると申せませう。マネージャーのヨネダさんも花束を持つて登場しました。やはりこの人は変な人のやうです。 横見浩彦といふ人物を掴みきれず、まだまだ手探り状態のほあしさんですが、今後の展開には期待が持てます。読者が前作のイメエヂを持つてゐるだけに、書きにくいでせうが。 ガンバレ!と応援したくなる漫画であります。 http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-114.html

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    投稿日: 2011.12.04
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    前作キクチのとき、キャラもさることながら、キクチのマンガのうまさに惹かれていた。絵も個性的で、描き慣れても改悪されることなく、うまいところはますますうまく、アラが目立たず。そんなファンだったから、この「新」はまだまだなじめない。この作者は前作とすべてが比べられて厳しいだろうけど、前向きに自分のものにしていっている感が見えて好感が持てるので、続くなら読んでもみたいが、それにしたって「鉄子」と名がついていなけりゃ手にもとらないだろうな。売り方の勝利。

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    投稿日: 2010.05.26
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    菊池直恵さんは絵の上手な人だったので、絵は比べものにならないぐらいレベルが低いが、横見氏をはじめとするテツに押され右往左往する有様がおもしろい。慣れていくとどうなるのかな?という期待もこめて星4つ。

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    投稿日: 2010.03.05