
総合評価
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powered by ブクログここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。 キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。 単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても異なる意見・性格の友人と議論し(時にはしっくりとくる結論がでないこともある)、人生の答えを見つけ出そうともがく様を丁寧に描いている。 4人のメイン主人公たちの描きわけが巧みなのは、作中何度か2人×2チームで行動した(その組み合わせを変える)時に如実に現れます。また続編ではさらにそれが際立つ。 いずれにしても、子どもの「学ぼうとする」姿を応援する姿勢を貫いて物語を紡いだ作者のオトナとしての矜持を尊敬します。
2投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ個人的には好き。一話が長くなくてヘビーな話もないので、気軽に読みたい時に。本格とか腰据えてとかそーゆーの期待するとダメなんだろうけど。本の読み方も色々だからね。私にとってはお風呂で読む本。
0投稿日: 2021.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
※ネタバレではないけれどあまり良い感想ではないので、閲覧注意下さい※ 4人の主人公のキャラが弱い。例えば千鶴ちゃんのお嬢様設定も、ただの引っ込み思案な大人しいコで終わってしまった印象。おっとりとおとなしいは違うと思うんだけどな。謎解きも独りよがりに感じた。
0投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログカルチャーセンターで出会った女子中学二年生の4人。各章毎に視点が変わり、お互いに自分にないものを持つ友人を羨ましく思っている。読むのを止めるほどつまらないわけじゃないけど、かと言って続編があっても読まないだろうな。
0投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カルチャーセンターを舞台として,性格も学校も違う暮志田千鶴,先崎桃,神原真紀,三方公子つという4人の女子中学生がちょっとした謎に遭遇する日常の謎系ミステリ。謎ときだけでなく,4人の少女がうちに秘める悩みなども描かれる青春ミステリとなっている。 まずは5つの短編の内容を見て,全体を総括したい。 ◯ レフトオーバーズ 千鶴達4人が四谷にあるカルチャーセンターの料理教室で出会うところから,その料理教室で起こった3万円の現金の盗難事件が描かれる。料理教室での料理はカレー。料理教室の講師は旗手優という料理人。お店を潰してしまった彼は,新しい店を開く資金を稼ぐために料理教室の講師をしているという。講義は,食材をドラフト形式で選ぶという,ちょっと変わった形式で行われる。各グループに自由にカレーを作らせて,美味しければ褒めて,イマイチだったら手を加えて美味しくするという講義のやり方は好評。しかし,その最中,主婦世代グループと高校生グループでちょっとしたいさかいが起こる。そして,主婦グループの1人の財布から3万円がなくなり,その財布が千鶴達のグループの机の下から見つかる。 色々な検討の末,千鶴達は,高校生グループが腹いせに主婦グループから現金を奪い,千鶴達のグループに罪をなすりつけようとしていたと推理する。場を沈めるために自腹を切って3万円を払った旗手に,高校生グループが謝罪して3万円を返していた場面を見たことから,千鶴達は自分たちの推理が合っていたのではないかとかんがえる。 この話のヒロインは千鶴。千鶴は,引っ込み思案のことなかれ主義の自分が,自分だけが疑われないような言動をしていたことで自己嫌悪に陥る。最後は桃の提案で,また4人は,このカルチャーセンターで同じ講義を受けることにする。 ◯ 一歩千金二歩厳禁 4人が2つ目に選んだ講義は,将棋。講師は元プロ棋士の恩田敬一で,恩田は講師をしている将棋部の高校生と孫の駒子を連れてくる。将棋部員や講師を大局したり,将棋部員を参加させながら仲間内で対戦するという形での講義を行う。 この作品は,主に先崎桃の視点で描かれる。レフトオーバーズでは千鶴が,事なかれ主義で引っ込み思案。自己中心的な性格であることに向き合うということが描かれる。これに対し,この2作めでは,先崎桃が,周囲のことを考え,気を使っているつもりで,近視眼的にしか物事を考えることができていないという事実に向き合うということが描かれる。 ミステリとしては,1作目より趣向が凝らされている。桃達4人と多面刺しをする小学生の駒子との対戦でズルをしようとする桃の様子が倒叙的に描かれる。更に,ズルをしているのだから,当然勝とうとしているのだろうという思い込みを突いてくる。桃はズルをして負けようとしていたのだ。ここが叙述トリックになっている。 桃のズルは氷を使って湯飲みが置いてあるトレイを落とし,音が鳴り,意識がその音に行っているスキに歩を置いて,二歩で負けようとするもの。このトリックに成功するが,駒子は泣き出してしまう。桃の気遣いは,かえって駒子を傷付けていた。 千鶴が感じている悩みもそうだったが,桃が感じている悩みも,誰もが持っている悩みのように思える。身近に感じられる悩みと推理小説的な技巧。1作目に比べると短編としての完成度は高い。 ◯ 維新伝心 4人が受ける3つ目の講義は日本史の講義。この講義を選んだのは桃。ポスターを見て,面白そうな講義だと思って選ぶ。しかし,実際の講義は実直ではあるが面白みのない江戸幕府の成立から崩壊までの話。話の途中で講師の因幡は倒れてしまう。 4人は途中で終わってしまった講義で,講師の因幡が何を話すつもりだったかを推理する。3作目真紀の視点で描かれる。真紀は要領よく,ゲーム感覚で人生を過ごしている。しかし,もっと地道に努力をして教養を高めていく必要があるのではないか。一緒に講義を受けている公子のように。そんな悩みに向かい合うことになる。 この話では,ミステリ的な趣向は薄い。むしろカルチャーセンターの在り方について描かれる。生涯学習という観点から各地に開かれることになったカルチャーセンター。しかし,今はインターネットがあるから,その気になれば結論だけなら誰でも簡単に調べることができる。自分一人で何かを学ぶことができる。これからカルチャーセンターはどうあるべきか。日本史の講師の因幡は、このカルチャーセンターの元理事だった。今の理事である清澄は,短期的に利益を上げる施作をしているが,本当にカルチャーセンターの未来を考えているのか。カルチャーセンターと江戸幕府を重ね合わせ,あえて清澄が作ったポスターとは違う,実直な講義をするつもりだった。 好きで選んでる道を進んでいるつもりが袋小路に進んでいる。そんな不幸にならないようにどうすればいいか。真紀の悩みも共感する人が多そう。とはいえ,ミステリとしては非常に弱い。単なる青春小説みたいになっている。 ◯ 幾度もリグレット 4にんが4つ目に選んだ講義は小説講座。公子が選んでいた。講師は奥石衣という純文学出身でファンタジー小説も書いていた女流作家。公子は奥石のファンだった。 小説講座のテーマがそのままこの作品のミステリとテーマとなっている。それは,奥石が用意した小説の続きを書くこと。その小説は芸術家になりたかった木こりの話で,まるで奥石自身を木こりに置き換えたような話だった。 講義で与えられた課題は小説の続きを書くこと。そして,それは奥石衣へのメッセージにもなる。公子はそう考える。 桃,真紀,千鶴は課題を提出するが,公子は提出できなかった。そして,千鶴の作品が奥石から絶賛される。千鶴の作品は,次に何をするかをいうのではなく,ただ,次があると言っていただけ。それで救われたと。 この作品のヒロインは公子。落ちこぼれたことがなく,悩みがない公子。今回は課題はていしゅつできなかったが,なかなかこの公子に感情移入できる人は少ないだろう。小説を書くということは送ってきた人生を問われるのと同じ。この先の人生にどんなに不本位なことが待ち受けていたとしても,小説のためなら堪えらえれる気がする。公子のそんな決意で終わる。 これは完全無欠に見える公子に,千鶴が勝つことで,読者にカタルシスを与えようとしている作品にも思えるけど,あまり感情移入できなかった。やや説教臭い点もマイナス。読者が高校生くらいだったら得るものもあるのかな。永年社会人やってると,小説でそんな現実を突きつけなくてもよい気がする。ほとんどの人間はどこかで自分の限界を知って挫折して,まぁ,そこからだから。 ミステリとしてはそこまででもない。トータルでは若いときに読むべき作品という評価で。 ◯ いきなりは描けない 最後の話は,助けてという文字が書かれた写生画が飛んできて,その写生画を描いた人を探すために,4人が協力するという話。千鶴は気象予報士の講座を受け,桃はペーパークラフトの講座を受ける。真紀はスケッチ講座を受け,スケッチを紙飛行機にして飛ばした人がいるたわーまんしょんを突き止める。 小説講座の一件で,勉強ができるくらいではどうにもならないと感じていた公子だが,公子は部屋を突き止め,千鶴と部屋に向かう。その部屋で阿久津智恵という美術大学を受験している浪人生に出会い公子はチケットを智恵に渡す。 短編集のラストとして,4人がそれなりに活躍をして,謎を解いて大団円。ただ,絵画を描いて紙飛行機にして飛ばした人はどこにいるのかという謎はそれなりに魅力的だし,解放に至る過程でカルチャーセンターを使うという展開も悪くない。ただ,ミステリとしては解決までの過程が弱く感じる。結果だけを示されているだけ,だからか。 筆者は,公子寄りの人物だったのかもしれない。あとの3人は読者寄りだが,公子だけは読者にあまりいないイメージの存在。その人物に最後,スポットを当てる感じになっている。千鶴も活躍するが,千鶴と公子に比べ,桃と真紀の存在感が薄い。 ◯ 総括 ストーリーテラーとしての円居挽の魅力は発揮されている。しかし,本格ミステリ作家としての円居挽の魅力はあまり感じられない。せいぜい,一歩千金二歩厳禁くらいだ。4人の少女とその悩みもおおむね共感できるのだが公子だけが…。こんな出来る子に共感できる人は少ないと思うが,そこにスポットを当て過ぎているように感じる。 トータルで見て,円居挽の話作りの旨さを充分に感じることができるデキに仕上がっている。しかし,その程度。ミステリとしては弱いし,ちょっと説教くさいところも割引き。円居挽の文体が好きなので雰囲気も好きなのだが,傑作まではもう一歩という感じ。
0投稿日: 2020.08.17
powered by ブクログ中学生がひょんなことからカルチャースクールで知り合い、互いに刺激を受けながら成長するという内容ですが、自分が中学生の頃にはこんなに深く物事を考えていなかった気がする。 でも、大人になって改めて純粋に何かを学びに行くというカルチャースクールに魅力を感じます、 一度行ってみようかな。
0投稿日: 2019.02.26
powered by ブクログカルチャーセンターで出会った中学生女子4人組が、様々な謎を解くお話。自分たちの悩みにも向きあいつつ少しずつ成長していく姿がよかったです。読後さわやか。続編も読もうと思います。
0投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログカルチャーセンターで出会った四人の中二女子と料理、将棋、幕末等の講座体験と謎。段々と慣れた口調からも各自個性的と思いきや、丁寧語の内気お嬢様と切り捨て口調の堅物優等生以外の二人が各目線もあるのに逆に落ち着かず、上手く掴めなかった。本はすきだけれど国語はやっぱり苦手らしいと小説執筆講座の課題で感じた。
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ日常の謎系の作品も書くのか。 中学校1年生の女子たちを主役とした短編連作。 たどたどしい人間関係と、すこしずつ欠けたところ、優れたところを楽しく魅せてくれる文章はすごい。カルチャーセンターに通いたくなる。
0投稿日: 2018.07.11
powered by ブクログたまたま、カルチャースクールのお料理教室で出会った学校も違うjc4人によるご近所系ミステリ カルチャーセンターのお試し的バイキングクーポンが5枚なので、本作も短編5編 どんなバイキングがたのしめるか。。。。 (正確には4人一緒に利用は4枚です)
0投稿日: 2018.04.30
powered by ブクログ図書館。 以前から気になっていた本。 中学生四人がカルチャースクールに 行く話。 日常の謎系だがむしろ性格の違う 四人の交流が主か。 あまり四人の顔が浮かんでこない。 そういう意味では印象が薄いが この作者はちょっと追いかけようと 思う。
0投稿日: 2018.04.12
powered by ブクログ図書館で。 中学二年生って一人で街のカルチャーセンターとか行くのかなぁ…?とか思いましたがそれは多分自分の感覚が古いからなんだろうなぁ… 私だったら料理教室でカレー作ります、なんて言われたら怒りそうだなぁ。いや、一風変わったカレーとか超初心者講座ならともかく普通のカレールー使用っぽいし。主婦は納得しないだろう(笑)そことポンと3万だした関係性がよくわからなくて、ん?となりましたが別にこのお話はミステリーメインというよりはそれぞれ違う環境に居る女の子たちの交流がメインなんだろうなと思って読みました。 自分でも気づいてない部分を肯定してもらえるのは嬉しいよな、確かに。今後の彼女たちはどのように友情を深めていくのかって事なのかな~なんて思いながら読み終えました。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログ私がもっと若ければ得るものもあったのかもしれないな。 ミステリというからには殺人事件が起きてほしい。
0投稿日: 2017.12.15
powered by ブクログ引っ込み思案で事なかれ主義の日和見の千鶴。 計画性はないけど気遣い屋でムードメーカーの桃。 要領がよく、損得勘定で学校生活を円満に過ごす真紀。 進学校でも優秀で、冷静な知性派の公子。 カルチャーセンターの料理教室で一緒のグループになった四人は、それぞれの悩みを抱えつつ、講座を一緒に受けて行くことに。 料理教室のお話と思ったら、始めだけで、将棋、歴史と講座が変わってしまい、あれ? ティーンエイジャーの持つ、劣等感、迷い、悩みがリアルにモヤモヤと描かれる。 お綺麗な感じもしてしまうけど、そうだった未来への選択肢が多いって不安だったな。 4人の自己評価も後半には見方が変わっていく。 後味スッキリ。
3投稿日: 2017.10.01
powered by ブクログてぃーぬオススメ本 かわいい女子中学生たちのお話。 ちょっと苦手かな?と思っていたものの、 意外に楽しく読めました。 中学生にしてはみんな大人びている気もするけど、 学校とは違う気安さなど感じたり。 自分はどのタイプだっただろうとか思いながら読んじゃうかもです。
0投稿日: 2017.08.27
powered by ブクログ同じ学校で揃いの制服を着たコミュニティ。 その世界の外側へちょっとだけ出られる日曜の文化センターで4人は友達になる。 視点の移動で見えてくる4人の魅力的な人物像。 チグハグだからこそ相手の良い部分を見留めて認めてもっと自分もって。 この先どんなふうになれるだろう。 学校の外に出たくなる青春ミステリ。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログほんわかしてて良かった。印象的には薄いかな。 あらすじ(背表紙より) 内気な中学二年生・千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターの講座を受けることに。彼女はその料理教室で、同い年だが性格も学校も違う桃・真紀・公子と出会う。ところが、教室内で盗難が発生。顛末に納得がいかなかった四人は、真相を推理することに。多感な少女たちが、カルチャーセンターで遭遇する様々な事件の謎に挑む!気鋭の著者が贈る校外活動青春ミステリ。
0投稿日: 2017.03.29
powered by ブクログ【収録作品】レフトオーバーズ/一歩千金二歩厳禁/維新伝心/幾度もリグレット/いきなりは描けない *あとがきによると、テーマは「若い頃の悩み」とのこと。確かに毒もミステリ成分も薄め。中学二年生の少女たちを四つのパターンで捉え、カルチャー教室の講座のテーマと絡めて描いている。
0投稿日: 2016.08.22
powered by ブクログカルチャースクールが舞台というのも面白いけど、各講座を通じて主人公たちの悩みや葛藤に、自然と方向性を提示しているところもまた面白い。 将棋編はやや強引な感じがしましたが、他は謎もよくできています。
0投稿日: 2016.08.17
powered by ブクログ中学生がカルチャースクールに通うのがピンと来ない。現実を知らないので普通のことかもしれないが。違う学校に通う中学生が塾以外で知り合い、友人になるのはいいね。
0投稿日: 2016.07.30
powered by ブクログ作者の得意とする裁判や派手な設定を使わず日常の謎を描く五つの連作短編集。『レフトオーバーズ』はカルチャーセンターの料理教室で起きた盗難事件に関する謎のお話。連載時には謎の解決について座りの悪さを感じたが、加筆によってスッキリした読後感になっていた。『レフトオーバーズ』は千鶴、『一歩千金二歩厳禁』は桃、『維新伝心』は真紀、『幾度もリグレット』は公子、そして最終話は……と当番回ごとにメイン4人をそれぞれ掘り下げ、彼女たちの抱える悩みがカルチャーセンターの講師や他の少女の言葉をヒントにして解決していくのが爽快。探偵役をつとめる割合が多く超然としてるようにも見える公子の内側が描かれる『幾度もリグレット』が特に好き。平均的な中学生していたり子どもっぽかったり要領が良かったり大人びてたりとしていても、どこかにその印象をいい意味で裏切る面を見せて物語に奥行きが持たせる手腕がまた良い。クセの強い円居挽作品を読んできた読者には作者の新しい一面を感じさせてくるし、初めての方には可愛らしいイラストがフックになったり、自分がどうありたいか、どうなれるか、という中学生の少女たちの悩みとそれに対するアンサーが爽やかな読後感を残します。倒叙や多重解決もあるよ!
0投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ素敵な表紙に惹かれて購入。女子中学生のカルチャーセンター日常ミステリ。4人の女の子が交代で主役を務める。はじめのターンの女の子の、日常が退屈だという心に興味をもって読み始めたが、謎はすっきりせず、つまらないことに足をつっこむ割には表面的な付き合いしかしてないように思う。どの子も少しずつ自分の嫌なところを反映しているようで、気持ちよくは読めなかった。
0投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ女子中学生たちが主人公のミステリ短編集。 バラバラに個性的で、それゆえバラエティある悩みを持つ4人の少女は、周辺に起こる事件を解きほぐしながら成長する、という王道青春もの。 全体的に可もなく不可もない感触だったが、舞台をカルチャースクールに、それも各講座一度ずつの体験コースという設定にするというのは楽しかった。各講座・各話に一人ずつ主人公をあてがっていくのはこれまたよくある手法だが、毎回事件へのアプローチも異なっていたので、予想通りに進んでも不満はなかった。 せっかくキャラ立てをしたのだから、続きを書いてくれればよいのだが。 3-
0投稿日: 2016.06.18
powered by ブクログミステリというよりも、中高生向けの青春小説に近い。 ミステリを切り口にそれぞれが抱える悩みを解決する、とまでは行かなくとも、徐々に変化して行く様子が良いですね。 読みやすいし、キャクターもたってるいるので、良いんじゃないでしょうか。
0投稿日: 2016.06.12
powered by ブクログ女子中学生四人が、それぞれ悩みと向き合いながら、日常の謎に挑む連作短編集。青春ミステリ、いいですね~。キャラもハッキリしていて読みやすかったです。シリーズになると嬉しいかも。
0投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログ本当に腹の立つ作者である(笑) あとがきに、ある有名な研究会に入りたいから、その大学にしたと。全く持って不愉快だ(笑) さて、 内容はと言うと、いわゆる日常系ミステリ。一遍を除いて推理結果が正しかったようだ。後の一遍は、確認出来てないから正否は不明。 4名のメインキャラに似た人、身近にいるなぁと思いながら読むとなお楽しい。
0投稿日: 2016.05.26
powered by ブクログ円居挽の最新作。 但しミステリというよりは、青春小説という性格が強く、後半はほぼミステリ色がなくなってしまう。この青春小説としてのメッセージ性の強さは比較的若い世代の読者向けだという印象。
1投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログ≪一生忘れられないような体験が,憧れの国で待っている≫ 校「外」活動ミステリ. 円居先生の他の作品に比べると,エキセントリックなキャラ立ちや,推理合戦,どこか浮世離れした感覚は抑えめ. 個人的に,後半3作が好き. 「維新伝心」は,街中のポスターを見かけたらどんな内容なのか推理してみようかなと,日常が少し変わりそうな発見がある. 「幾度もリグレット」はタイトルが某作家さんっぽいなとまず思った. 作家論.物語論.本を読みながらもいろいろ考えられるんだなぁ. 「いきなりは描けない」は,これも某作家さ…. 4人のリレー形式推理が気持ちいい. 基本的にいい人しかでないミステリなので,主人公たちと同じ中学生でもさらりとおすすめ.
1投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログなんと、円居さんは法廷劇以外のも書けるんだ。しかも児童書的にも優良な中学生の成長物的な日常ミステリ。そういった驚きと共に面白く読みました。学校がそれぞれ違うように4人の性格も描き分けられているし、各章のイラストも可愛らしくて良かったです。『幾度もリグレット』が白眉でした。これ1冊でも完成されてますが、このまま4人とお別れするのは寂しいな。続編もあればいいと思います。
1投稿日: 2016.05.24
