
失踪(鶴見京介弁護士シリーズ)
小杉健治/集英社
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総合評価
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powered by ブクログうーん微妙。つまらなくはないのでスルスルと読んだが。 謎に一歩一歩迫ってゆく緊張感がない。理由としては、写真だとか証言のような手がかりが都合よく手に入ってしまうというご都合主義がある。一本道のRPGを遊んでいるような、重層感のなさ。一応若手弁護士とおっさんの二人の視点から調査を行うという体になっているのでそこで厚みが出ればよいものだが、若手弁護士もおっさんも人間としての個性が出るところまで書き込まれていないので、なんというか似たような薄っぺらな人物がそれぞれ別の調査をしているという印象。弁護士ならではの論理的な推理や法的な手続きだとかおっさんならではの老獪な人間観察や経験に基づく推察のような話がほとんど出て来ない。唯一キャバ嬢のくだりは弁護士らしさが発揮されて好きだった。 オチも微妙。シーンとしては劇的でいい絵だなーと思うが。
0投稿日: 2020.10.17
