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ナルキッソスの鏡
ナルキッソスの鏡
小池真理子/集英社
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総合評価

9件)
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    美しくナルシスティックで性的に倒錯している真琴や狂った益代と息子との異質な関係 暗く冷酷で不気味さ漂う雰囲気の中に少し甘ったるくて官能的な文章がすごく好き。夢中で読み耽りました サスペンスとしても面白いけど、この小説の良さは歪んでる人間の内面の描写が魅力的なところだと思う。とくに真琴の内面を掘り下げていくところはぞくぞくした

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    投稿日: 2016.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これまで,小池真理子の理想が見えていなかった。 三つ以上の方向があるような気はしていた。 真琴の自己陶酔は,一つだと感じた。自分を美しいと思う。 千鶴の浩二への想いも,一つかもしれない。 「浩二はしばらくの間,じっと千鶴を見つめていた。雨まじりの風が強く吹き,闇の中でベランダに下げた丸い物干しがくるくる回っている。わかった,と彼は真顔で行った。「でも,車は貸さないよ」「何故?」「僕も一緒に行くからさ」また涙があふれそうになった。」 もう一つはみつからない。乃里子の真琴への思いだろうか。美しいものが好き。 推理小説としても,いくつも途中での予想を裏切られたという点ですごいと思った。 今,小池真理子で何を読んだらいいかと聞かれたら,「ナルキッソスの鏡」と答えると思う。標題にある鏡が,鏡子の由来であるという分かり易さもある。

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    投稿日: 2012.12.12
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    美しい青年と大女を軸に話が進むが最後がちょっと急展開で荒い印象を受けた。 青年のナルシシズムは興味深く読んだ。 二人の主人公が交差するところをもっと丁寧にクローズアップすればもっと盛り上がったのかも? 文章は読みやすいし、サイコホラーの名にふさわしい作品だった。

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    投稿日: 2012.10.16
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     女装癖を持つ主人公が巻き込まれるミステリー。小池真理子特有の不気味さがなかなかよかった。  女装をする男の人というのはオカマバー以外では偶然に1度見かけたことがあるんだけど、そういう人の心理がどんなものか知りたいというのがこの本を手にしたきっかけだった。主人公の真琴は自分を好きで好きでたまらなく、女装した自分に恋をしてしまう。うーん、ここらの心理描写もリアルには思えなかったのは作者が女でこういう性癖を持っていないからだからだろうねえ。  物語の進行としては別荘地に遊びに来たカップルを殺害する一家、そのカップルの友達を保護した真琴の別荘地での生活が絡み合って進行していく。中盤までの流れは、え、この後どうなっちゃうのってハラハラするが、終盤の手抜き感はいただけない。手抜きというか、納得のいかない終わり方に思えるから評価は星二つ。雑誌の連載で書いた小説だからプロットの構成が甘かったのだろうか。オーバーオールのおばさんはリアルだったよ。こんな風にすぐカッとなる人いるね。怖い。

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    投稿日: 2010.10.10
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    ミステリーとしては、最高にホラーチックなこと含めすごく面白かったんだけど、ストーリーがあまりに残酷だし、展開する前から、雰囲気にすら救いがたい絶望感の色が濃かったので、私好みではないです。こういう怖いの苦手。

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    投稿日: 2010.05.09
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    読んだのはかなり昔ですが、めちゃくちゃ怖くてめちゃくちゃ面白かったのを覚えてます・・・またミステリとかサスペンスも書いて欲しいものです・・・

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    投稿日: 2010.01.17
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    夢中で読めるほど面白かったけど、思い出すと気味が悪い。 なんとなく読まず嫌いだった小池真理子が かなり面白い作家なんだとわかった。

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    投稿日: 2009.04.05
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    最初短編かと思って ところどころ途中から読もうとしたんです、 が違いました!笑 正直恐いです。 でも、親のエゴというか 何かを大切におもう気持ち その中で暮らしていくことに麻痺すること いろんなことを 改めて実感させられたような感じです。

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    投稿日: 2008.04.05
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    サイコサスペンス長編。これはめっちゃくっちゃ怖い!!さすがは心理サスペンスの女王小池真理子さんです。もう読んでるだけで、どうしたらいいかこっちまでパニクってきてしまって、手に汗びっしょり。

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    投稿日: 2007.02.21