
総合評価
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powered by ブクログ・令和7年9/26 読了.幼馴染の物語は自分に身近な幼馴染がいないせいか印象があまり無くて心に入ってこない.下巻どうしよう.結末が気にはなるけど.
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログシュン、ミッチョ、トシ、ユウ カシオペアの丘で、同じ夢に心踊らせた幼なじみの四人は、それぞれの哀しみ・後悔・思い出を背負いながら人生を歩んで、大人になりました。 四人の心に寄り添いながら涙腺が緩んだままに読み進めていきました。 上巻の最後は、思い出の場所での再会の場面でした。このあと、どんな展開になるか、、、下巻に続きます。
22投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログカシオペアの丘で再会と贖罪の物語の上巻 幼なじみのシュン、トシのわだかまり シュンとミッチョの過去 川原さん家族に起きた不幸な事故、事件 立場や見方を変えると見えてくる感情があるのかな? 上巻ではまだまだモヤッとしたまま、下巻に続く… 綺麗事だけを語らない重松作品だからこそ今後の展開に期待します!!
10投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ小学4年生のシュン、ミッチョ、トシ、ユウの4人が思い描いていた遊園地「カシオペアの丘」 年代が私とドンピシャで、とても身近に感じた。 30年後、少年時代の事故が元で車椅子生活になったトシは「カシオペアの丘」の園長になり、小学校教諭の妻のミッチョと共に暮らす。 経営不振で寂れた「カシオペアの丘」へ訪れ、幸せなひとときを過ごす川原さん夫婦と幼い娘。 その1年後に娘は妻の不倫相手に殺害されてしまう。 冒頭から衝撃的で心がざわざわしたが、それに輪をかけるように、シュンの病気、トシとのわだかまり、ユウの思いが荒波のように押し寄せる。 「生と死」、「家族」、「友情」、「夢」など人生の紆余曲折がリアルに描かれている。 「ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、どちらが悲しいのだろう。」の思い言葉に考えさせられた。
1投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ幼馴染4人の、大人になってからの関係性再構築のお話 詳細な感想は下巻の方でまとめて 以下、公式のあらすじ ---------------------- 重松清のすべてがここにある。渾身の長編小説 平凡だけど、幸せな日々だった。これからもずっと幸せでいられると信じていた。 丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった――。肺の悪性腫瘍を告知された39歳の秋、俊介は2度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪(しょくざい)の物語が、静かに始まる。 ----------------------
2投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログまだ半分だからなんとも言えないね。しかし余命が限られてる主要人物の出てくる小説は嫌いだな。こんなの感動するに決まってるからな。こう言う人物を出すなら俺の予想を遥かに超えてこなかったら許さない。
1投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ重松さんの物語はヤバすぎます ガンの進行が止まらなく迫ってくる絶望や悲しみなど肉親が亡くなった時のことがフラッシュバックして、とても心にきます 始まりからヤバすぎます、序章で子供たちのきらめく時代から一気に大人にワープして始まるところで呆気に取られました しかも、色々あったみたいであの頃の仲良し4人組はなくなってしまっていて あの頃思い描いていた夢とは全く違う?遊園地はできたから、一応夢は叶ったのかな? その場所で、人生の最後で再会するって嬉しいのか?悲しいのか?よくわからない気持ちになります しかも川原さんと真由ちゃんの思いまで絡まってきてぐちゃぐちゃなところで上巻が終わりました 前半はシュンくんの物語でしたが、後半はトシくんも出番が増えるのかな?川原さんはどうなるのか?倉田千太郎は?下巻が楽しみです
0投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログテーマは「ゆるす」こと「ゆるされる」こと。 友情、家族愛、背負ったもの、そして生と死。 本書は電車の中では読んではいけません。 上巻です。 過去に炭鉱の町として栄えていた北海道の北都という町で育った小学生の幼馴染の4人「トシ」、「シュン」、「ミッチョ」、「ユウちゃん」 ストーリは、この4人が名付けた「カシオペアの丘」に遊園地を作りたいと夢を語るところから始まります。 30年後、トシとミッチョは夫婦となり、トシは市役所の職員としてカシオペアの丘の赤字遊園地の園長。 ミッチョは小学校の先生ながら、遊園地の手伝い。 さらにトシは車椅子の生活です。 車椅子生活になった背景は前半では語られず、何かあったと思わせる展開。 シュンは東京で家庭を持ち、奥さんと小学生の息子と暮らしていますが、ガンと診断され余命宣告。 ユウちゃんは東京でテレビの仕事。幼女殺害事件の取材でこの遊園地を訪れるところから、この4人が再びからみあっていきます。 炭鉱の町だった北都を今も牛耳るシュンの祖父の会社「倉田」 過去、炭鉱事故で下された決断と悲劇。 炭鉱事故の犠牲者を見殺しにした祖父をゆるせなかったシュン シュンが突然転校していった理由。 シュンとミッチョの大学時代の関係。 と、4人の過去、背景が徐々に明らかになっていきます。 いろいろ重い過去が、ガンの進行とともに語られていきます。 幼女殺害事件の取材でしりあった「ミユ」さんがとてもいい味出しています。 そして、やはり何か過去を持つ女性です。 下巻に続きます。
93投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ上巻を読み終えた感想は、「すごい」でした。 正直、第七章までは、「あれ?これ散々風呂敷広げてるけどちゃんと収集つくのか?ちゃんと盛り上がるの?」って不安に駆られましたが、第八章から重松清さんが本領を発揮し始めます。(第八章まで300ページくらいかかります笑) 主人公シュンの幼馴染、雄司が優しくて、作品の良心だなって思います。 特に雄司が悲しみについて、語るシーンがストンと落ちてきて、ここを読むだけでもこの作品に出会えて良かったなと感じました。 ===================== 悲しみは、二人いれば何とか耐えられるんじゃないか。 悲しみを分かち合うとか、半分にするってことではなく。同じ悲しみを背負ってる人がそばにもう一人いれば、押しつぶされるぎりぎりのところでも耐えられそうな気がするんだ。 絶望とは希望をなくすことじゃない。もう誰ともつながれなくなること。 誰かのためにとか、誰かと一緒にとか、そういうのを全部奪われちゃうことなんだ。 ===================== 非常にいい場面で下巻に続いていて、この先がものすごく楽しみです。
14投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログそうだったな。僕だってそうだった。学生時代は、おとなの存在など目に入らなかった。背広にネクタイ姿で会社に通うことが、ちょっと考えればなによりもリアルなはずの未来だったのに、それを自分と結びつけることはなかった。身勝手なものだった。人より図抜けた才能や強烈な野心があるわけでもないのに、ひととは違う人生を歩むんだと決めつけていた。ずうずうしかった。甘かった。若かった。すべてをまとめて、要するに、生きることに対して傲慢でいられたのだと思う。 まだたっぷりと残っている手付かずの未来を前に、今日をむだづかいしているような恋人同士の笑顔は、いつの時代の、どこの街でも変わらないのだと思う。 そんな日々は、いつか終わる。僕はそれを知っている。だが、いつか終わってしまうんだと知らないからこそ、いまがいとおしくなるんだということも、おとなになればわかる。 ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、どちらが悲しいのだろう。
4投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ「ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、どちらかが悲しいのだろう」
5投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ上下巻ともに読了。 読み応えあるが、感情移入してしまい、あっという間に読んでしまった。 ページをめくる手が止まらない。涙も止まらない。
3投稿日: 2023.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2008年(第5回)。10位。 また北海道wの真ん中あたりにある北都(架空の町かな)。仲良し小学生4人がカシオペアの丘で星を見るところから始まる。北都の近くの都市は、札幌や旭川。 大人になり、北都の残った者、東京で頑張ってる者。北都の大企業の孫だったシュンは、炭鉱事故の祖父の対応がイヤで、北都を離れ、東京へ。ガン告知される。北都に残ったトシとミッチョは結婚、カシオペアの丘で遊園地店長。でも今年でつぶれそう。トシは小学生の時のけががもとで車いす生活。そしてユウちゃん。この4人と、娘を妻の浮気相手に殺された川原さんが、カシオペアの丘でまた出会う。彼らそれぞれの事情があるのはわかるが、なんか冗長。ま、下巻へ続く。
3投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ小学校時に同級生だった仲良し4人組の大人になってからの物語。北海道のカシオペアの丘を中心に4人それぞれの人生が描かれている。4年生の時この丘で楽し気に星空を見上げていた4人が、その後離ればなれになったり、余命が1年未満となったり、懐かしの場所をめぐり色々な出来事が起こったり。子供の時の楽しい時は永遠ではないやるせなさが全面に出ていました。 幼馴染4人に共通の心の拠り所となる場所があることはとても羨ましいです。カシオペアの丘で集まれば昔に戻れる。思い出が詰まっているからこそ、赴くには一大決心が必要な場所でもありますが、仲間の一人の病気を機にどうにかようやく4人が懐かしい場所に集合したところで下巻へ。この後どんなやりとりが繰り広げられるのか、とても興味があります。
1投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログ赤字続きで閉園間際の遊園地の園長トシとその妻ミッチョン。がんで余命幾許もないシュン。妻の不倫相手に愛娘を殺された川原さんと関わる雑誌記者のユウ。幼馴染の4人が再び生まれ故郷に集い、友人の死に向き合う。暗い内容に嫌気が差しそうになったが、一方で家族や友人たちへの愛がしっかりと描かれており、下巻でどう決着するのかが楽しみになった。
3投稿日: 2021.11.30
powered by ブクログ癌ので亡くなる設定と、出てくる女性達にあまり共感出来ず。ただ、やっぱりどんどん読み勧めたくなる。行った事の無い知らない場所でも、読んでいるだけでそこに自分もいるような気持ちになる。
7投稿日: 2021.10.24
powered by ブクログ大人向けの作品な感じがした。読んでいて少し退屈になってしまった部分があった。まだ「下」を読んでいないのでなんとも言えないが、自分に家庭ができて守るべきものが出来たら読むと入り込める気がした。
0投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ私にとって大事な一冊。何度も読み返して毎回同じところで号泣。切ないな〜。でも温かさもあって、登場人物それぞれの幸せを願わずにはいられません。
2投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログ主人公のシュンが今まで、辛い過去、罪滅ぼしから断ち切ってきた糸を残り少ない人生と知り、カシオペアの丘で繋がった様々な人達によって、繋がりを持つことの大切さを教えてもらい絶った繋がりをつむぎ直していく。 そして、少年時代の楽しかった思い出の地 糸を断ち切った原因となった地 「カシオペアの丘」へ向かう。 残された人の為に生きていくと心を決めてからは 心奮うものを感じた。 皆んなが救われるそんな終わり方になって欲しい。 下巻が楽しみ。
0投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ上・下巻の感想 初めて読んだのは高校生のときだった気がする。 そのときは、どちらかというと子供の心情の方が入ってきた覚えがある。 自分がこの子の立場だったら何を思うのかなと考えたりもした。 でも、大学4年でもう一度読み返したとき、また違う視点で、違う心情が湧いた。 自分が余命宣告をされて、守らなければいけないものがあったとしたら何を思うんだろう、と考えてみたが分からなかった。 きっと5年後、10年後に読み返したらまた違うのかなと思う。 重松先生の作品は、情景や心情がリアルで、追体験をしている気持ちになる。 どのタイミングで、何回読んでも泣ける作品です。
0投稿日: 2020.04.18
powered by ブクログ1977年10月9日。 舞台は北海道北都市。 炭鉱の町として発展をとげてきた都市である。 惑星探査機ボイジャーを見つけようと 小学生4人(シュン、トシ、ミッチョ、ユウ)は家を抜け出し町外れの丘に集まった。 その場所を『カシオペアの丘』と名付け、大人になったら遊園地を作ろうと約束をする。 そして時は過ぎ… 39歳になった4人は、子供の頃とは全く異なる環境、関係にあった。 トシは車イスで生活を送り、ミッチョと結婚し、北都で遊園地『カシオペアの丘』の園長になっていた。 シュンは結婚し、息子は小学4年生。 肺癌の末期で余命宣告を受けていた。 ユウは東京でテレビのディレクターになっていた。 東京で起きた女の子の殺人事件をきっかけに、再び4人の人生が交わり始める… 昭和四十二年の炭鉱での事故や、トシが車椅子生活となった経緯、幼馴染み4人の関係性など、読み勧めていくと少しずつ明かされていく。 一体どういうことなんだ、と次に次にページをめくりたくなる。
0投稿日: 2019.11.22
powered by ブクログ北海道の真ん中にある自然しかない場所北都のとある丘で、小学4年生の幼なじみの他愛ない会話が始まる。 ダムで失われる景色を眺めながら。 遊園地を作ろう!と子供たちが叫んだ言葉は現実となり、その遊園地を北都観音様が見守っていた。 これは、その遊園地、カシオペアの丘を中心に回りだす話。 カシオペアの丘を見下ろす観音様のいきさつと、俊介が北都を去った経緯、そのカシオペアの丘に遊びに来た東京の家族の身に起こった悲しい事件。 そして現在の俊介の体に現れた悪性ガン。 不景気の北海道で、見捨てられた地に立てられた遊園地はさびれていく一方。 存続が絶望的な遊園地、カシオペアの丘。 下半身不随となりながら園長を勤める敏彦。 その妻となった美智子。 有名になる!と言っていたユウは仕事を転々としつつ、現在はテレビのディレクターをしている雄司。 そして北都の大御所である倉田グループの創始者の孫である俊介。彼は倉田の名を捨て、札幌、東京へ進学した。 俊介がガンと宣告されてから、驚くべきスピードで進行し、余命3ヶ月。まだ39歳で、子供は小学4年生。 彼の病に関する絶望と残される家族への思い。 そしてずっと心に残っている故郷の友人への罪悪感。寿命の宣告を受けて、初めて故郷へ踏み出す。 「誰かに謝り続ける人」 「ゆるされたい人」 贖罪がキーワードだと思う。 誰が誰に対してゆるされたいのか、ゆるせないのか、ゆるしたいのか。 色んな人のベクトルが絡まってどこか苦しく、それを美しい星空が見守っている印象を受ける。 上巻では、俊介がガンになり、進行するガンに苦しめられ、余命を宣告されて、会うのを避けてきた憎んでいる祖父に会い、そして北都で幼なじみに再会するところまで。 俊介は優しい人なのだと思う。 美智子が称した、「まじめで、考えすぎるぶん、ちょっと弱い人でもあった。」 ずっと敏彦の怪我の事で自分を責め、さらに自分の祖父が敏彦の父親を間接的に死なせた原因であると知り、本人の咎でない理由で、直接謝らせてもらえない、手紙も破り捨てられて、彼はずっと傷つき、倉田を、祖父を、自分を責め続けていた。 ずっと、心の血を流しながらゆるしてほしいと祈り続けていた。 倉田の名を捨てて、東京に居を構えても。 それで、自分の命があと少しだと知ったら…。 それはもしかして、悪魔と呼ばれた祖父も同じだったのだろうか。 ミウの言った「謝り続ける人」というのが俊介に対してなのか、事故の犠牲者なのか、わからないけど、両方なのかもしれないと思った。 家族を残して死にたくない。という切実な気持ちは、自分には本当にはまだ理解できないと思う。 または自分の夫がガンだと宣告される…。 そんな時の自分の心の模様はどうなるか、なんて全然想像できない。 理恵さんのように考えられるかなんてわからない。 自分の友人夫婦がその立場だったらなんて声をかけるだろう。雄司みたいに何か行動を起こしたい。嘘が下手で嘘も気づかない雄司に一番親近感を覚える。 家族や友人を想い合う彼らにどうか救いを、と願ってしまう。
2投稿日: 2019.06.21
powered by ブクログ2019' 旅本 タウシュベツ橋梁を見るための温泉旅 -------- 小学生から始まるストーリー どんな展開になっていくのか 最後はハッピーなのか? どきどきしながら前半読了 北の大地が舞台 北斗観音は…アレかな?と何度か見たことのある風景を 思い出しながら読めるのも、また違った楽しみ方❤︎
0投稿日: 2019.01.21
powered by ブクログ北海道の炭鉱町で生まれ育った同級生の4人。その一人が、主人公。39歳で東京在住のサラリーマンで妻と小学4年生の息子あり。ある日、がん告知され余命数ヶ月。一方、北海道の炭鉱町で閉園間近の遊園地を旅行で訪れた親子の娘が、東京で殺害される。
0投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログ評価は4. 内容(BOOKデーターベースより) 丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった―。肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる。 昔話が小出しなのでつい「どうしてこうなったんだ?」と知りたくてページをめくってしまう。
1投稿日: 2018.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
北海道に立つ謎の巨大観音像にまつわるお話。日本各地にある謎の巨大宗教建造物ってそそるよね。黒い歴史の象徴ぽさが。 この物語はフィクションです。登場する人物や団体、地名や建造物は現実のものとは一切関係ありません。が、モデルになった場所とかあるっぽくて、北海道観音像行ってみたくなる。 重松清らしい道徳的なお話である。死生観を題材にして、心の葛藤が追体験できる。 まさか2パターンの「あなたならこんな悲劇に直面したらどうする?」人物をぶつけてくる腕力のある悲劇だけれど、そのおかげで客観的に物事をとらえられて、重苦しいはずなのに、そんなの感じない。 単純に続きが気になる、魅力ある小説である。 p379で雄司が言ってたセりフが好き 「シュンも覚えておいたほうが良いぞ。キツイときには体を温めることと、目に見える風景をシンプルにすること、この二つだ。風呂がなかったら熱いお茶を飲むでも、酒を飲むでも、なんでもいい。家の中にいれば部屋を片付けて、外にいるんだったら、だだっ広いものを見るんだ。空でも海でも、展望台の夜景でも、何だったら砂漠でもいいから、、、」 これすごく大事だな。一時的にせよ、人体への影響をコントロールするのが大事なんだよな。 そして後に続く言葉が切ない。 「でも、体や心がシャンとするってことは、悲しみとか苦しみもくっきりしてくるってことだろ。麻酔が切れるようなもんなんだから…。」 そうなんだよなぁ…茫然自失ってのは逃げてるだけだから、意識が戻ると現実に立ち向かわなくなるから、、、 現実に立ち向かう時、人はどうなるのか。君にもその覚悟はできているか?そう問われている。
0投稿日: 2018.05.21
powered by ブクログ北海道で生まれ育った幼なじみのシュン、トシ、ユウちゃん、ミッチョ。4人は大人になり、それぞれの道を歩んでいたが、ある痛ましい殺人事件をきっかけに、再び故郷の地へと集まることになる……。出会いと別れ、生と死、許す者と許される者。いくつもの運命が交錯し、シゲマツ文学の真髄を味わわせる。テーマ・内容ともにヘヴィ極まる作品だが、読みものとしての技巧も優れている。主役4人の「過去」に関する情報を少しづつ明しながら進行するため、先の展開が気になり、読む手がストップしない。絶妙な語り口である。
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ昔は炭鉱でさかえていたが、今は過疎化が進む北海道北都市。 30年前、その町には、トシ、シュン、ミッチョ、ユウちゃんの仲良い小学生4人がいた。 4人は日本上空を通るというボイジャー1号2号を見に、炭鉱跡の丘に来ていた。 ボイジャーは見えなかったが、数々の星・星座を眺め、「カシオペアの丘」と名付けたこの場所に遊園地を作りたいと話をした。 30年後、39歳となった4人。 ユウちゃんは東京でテレビロケの仕事を。 トシは子供の頃に追った障碍で車いす生活だが、ミッチョと結婚し、遊園地「カシオペアの丘」の園長に。 ミッチョはトシと生活しながら小学校の教師。 そして、シュンは「倉田」の家、北都という町、友人から逃れるため、東京で都市開発の仕事をしていた。 物語は、「カシオペアの丘」に来ていた家族の娘・真由ちゃんが、1年後、ショッピングセンターで殺される事件と、シュンに余命短い病がみつかることから始まっていく。 重松清さんの本は、「かあちゃん」「エイジ」を読んだことがあった。 この本は、「人生の終末への道のり」と、それぞれが抱えた罪への「許し」が描かれており、様々な人生・立場に思いを巡らせながら読み進められる。
0投稿日: 2017.12.23
powered by ブクログ幼馴染の四人の始まりとその後。 この小説を読んでいたら、北海道の大きな空と丘とあの長い冬と永遠に続く雪、、、 そんなことを思い描けた。
0投稿日: 2017.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 肺の腫瘍は、やはり悪性だった―。40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか…。『流星ワゴン』『その日のまえに』、そして―魂を刻み込んだ、3年ぶりの長篇小説。 【感想】
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログシュンは故郷、特に祖父と確執があり、また幼馴染との行き違いもあり、しばらく北都に帰っていなかった。 婿に入り、苗字も変えた。 働き盛りの39歳、肺ガンを発症し、過去に向き合おうとする。 北都に帰ろうと思ったきっかけは、真由ちゃんという女の子が無残にも殺害された事件がきっかけ。 真由ちゃんによって、ばらばらだった幼馴染も引き寄せられる。 もう運命としかいいようがないかも。 シュンは冷静に見えるけど、やっぱり妻や息子を残して先立つことに悔しさも感じているし、実際怖いとも思っているのに、なんかあんまりそういう感情を出さないから、逆に不安かな。 もっと取り乱すものじゃないのか。 でも実際宣告されたらどうなんだろう。 一人で告知を受けて、そのあと妻の恵理が話を聞くのは、なんだかシュンらしいなとも思った。 二人で聞いたらどんな顔していいのか、わからないし逆に一人なら思う存分なにも気にせず泣けるかもしれないから。 上巻は、シュンがカシオペアの丘へ来たところで終了。 シュンがこれからどうなるのか、祖父との和解はあるのか… そしてミッチョやトシとはどうなるのか。 色々気になる終わり方。
0投稿日: 2016.07.19
powered by ブクログ幼馴染の仲間が集まり、それぞれの人生が絡み合いながら進んでいく物語。 重いし、暗いし、哀しくて、でも読みたくて仕方ない。
0投稿日: 2016.07.13
powered by ブクログ話が重くて辛くて悲しくて、とても好き。 川原さんが、典子さんのことがすきなんだっていう話の場面がとても刺さりました。はっきり泣いた。 人物の立て方といい、舞台といい、美しくくみたっていると感じました。 すごく久しぶりに重松さんの本を読んだけど、とても良かったです。早く下を読みたい。
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よかった。 結構大容量の小説。 登場人物はそんなに多い訳ではないし、そんなにすごく複雑な物語を書いているのでもないはずなのに、長い。 でも、「長い」という感じはしません。 なんていうか、すごく、丁寧で優しい感じがします。 一部、ほんのすこし、やらせ感がない訳ではないけれど、でも、基本的に、すごく自然で、すごく優しくて、やわらかい。 ガンでなくなっていく友人・家族の話を中心に描いた物語なんだけど、なんていうか、重松さんも、どなたか近しい人を、ガンの形で失ったこと、あるのかもしれないな。そんな風に思えるお話でした。 静かにやさしくて、現実的なんだよね。 上に書いた、「やらせ感」は(笑)。 もうえぇわ!と言いたくなるところがゼロではなかったと言う話なのですが、(そこまで敢えて洗いざらい人にシェアしたいものなのか??とか)でも、これを読むと、なんというか、今までの人生で起こったこと、何か悔やむようなことがあったとしても、素直に謝る気持ちに慣れて、素直に、その分人にやさしくなろう、なんて思える本だったな。 しかし、小4で父を病気でなくしてしまう哲生くんの気持ちは…うまく想像できない。 以下、備忘ストーリーメモ 哲生、恵里、ミッチョ、シュン、トシ、ユウちゃん、河原さん、ミウさん、ケンさん、倉田。病気による早逝と、炭鉱で多くの命を救うために少数を犠牲にせざるを得なかった苦悩と、殺人による幼子の喪失と、流産、事故から始まる老婆の死、そして、喧嘩を発端とするけがによる車いす生活。 こうして考えてみると、今更だけれども、命の問いのオンパレードだったことに気付く。
0投稿日: 2016.02.18
powered by ブクログ肺の悪性腫瘍を告知された、 小学4年の息子を持つ父の話。 目を背けたい出来事が読んでいてどれも重々しい。 下巻へ続く最後のシーンもそんな感じなんだけど、 とても鮮やかな情景で幕を閉じて、 さすが重松さんといった感じ。 とりあえず新年早々読むような本ではない気がする(笑)
0投稿日: 2016.01.02
powered by ブクログまだ上巻だけだけど、面白いと思う。 重松清っぽく、少しずつ事実が露わになる感じやっぱり好き。 寂しくて、悲しいはずなのに暖かい。 自分の命と向き合えるかな、、
0投稿日: 2015.11.28
powered by ブクログかなり泣けます。架空の北海道の都市を舞台にしてはいるが、描かれている街はいくつかの実在のもと炭坑の街を思い浮かべさせる。はやく下巻を読まなきゃ。
2投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログ幼馴染の話。 小学生の頃は、とても仲の良い四人組男3️⃣女1️⃣、事故があり、その幼馴染は、バラバラになる。 年をとり、その中の1人が癌に…。 自分の人生を許すために、故郷に戻り、幼馴染と再開し、…。
0投稿日: 2015.08.19
powered by ブクログ楽しく幸せな人生があるからこそ、一段と悲しさと苦しさが押し寄せてくる。 色に例えるならば「鈍色」な上巻。 そんな鈍色の中に一筋の光明が指すことを期待しつつ下巻へ行って参ります。 おっと、ハンカチとティッシュの準備もしとかなきゃw
2投稿日: 2015.08.08
powered by ブクログ2015/3/9最近言いペースで本読んでるなあ、本当。 この本は私の中で誰か大事な人が病気になってしまったり死んじゃったときに読みたい本。きっと今見たいには受け入れられないんだろうけど、でも慰めてくれそうな本。人はみんなそうやって最後を生きていくのだろうか、とぼんやりと考えさせられた本。まだ死なないと思うけど、でも若くて死ぬ人ってこうやって死ぬまでにこんなにも戦うのだな、と思った。
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログ物語の舞台は北海道の芦別と夕張なんだろな。重松さんて出身は北海道だった?と思わせるほどの北海道の歴史と現状の問題点をえぐるように、そして詳細に物語の中にフィクションとして再現してる。哀しくて切なくてとっても素敵な物語。。映像がみえてくるようです。読み終わりたくない。
0投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログ最初から最後まで一気に読みました。 幼馴染がいて一生、分かり合えるっていいなぁ。 登場人物ひとりひとりの細かな人物描写があってとても読みやすいです。 オススメ!
0投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログ北海道を舞台とした青春群像劇かと思いきや、いやいや違う。様々な悲しみを抱えた人たちが、踏ん張って暮らしている。相手を想う気持ちにあふれた人たちが故郷に立ち返ってどう自分の人生を全うしていくのか 下巻に期待したい。
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ故郷が北海道であること、なんとなく故郷を出たことに後ろめたい気持ちや理由があることから、登場人物と自分の気持ちと重なる部分が多かった。 登場人物の心情を追いながら、自分自身は自分のこの気持ちにどう向き合っていくのか考えさせられた。 数年前に読んだが、今はそのころと全く違う生活をしているので、今読むとどんな心情になるか、再読したい。
0投稿日: 2014.05.19
powered by ブクログ登場人物間の「許し」がテーマの作品。 感動的でそれぞれのキャラクターがもつ愛に共感もできて、良い作品でした。 ただ、少し説明的でくどい場面があり、長いなとも感じたので4つで・・・。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログシュンはガンに侵され残り少ない時間を二度と戻らないと決意した故郷に戻ることにする。 シュンが寿命を知ったとき、これまで封印していた、過去の箱を整理しようと思ったのではないかと思った。 シュンの祖父のこと、幼なじみのトシとの事... 死にゆく人の最期の願いは叶うのか。 息子や妻を残して死んでしまうことの後悔。 死ぬまでに息子に何かを教えることができるのか。 重松さんの作品は家でしか読めない。 だって、ウルッとするんではなく、嗚咽あげながら号泣してしまうから。
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログ長編小説。まあ、とりあえず泣かされますよね。 北海道の炭鉱の町に生まれ育った4人。敏彦、俊介、雄司、美智子。小学4年生の秋、4人で小さな丘にのぼり星を見上げた。 4人が39歳になったとき、「カシオペアの丘」そのとき4人で名づけた名前の遊園地は存続の危機を迎えていた。 そして東京で家族と暮らす俊介は、肺がんを告知される。 それをきっかけに、4人は自分たちの過去に向き合うことになる・・。 俊介、美智子、雄司の学生時代。彼らが生まれる前に起こったこと。そして5年生のときの事故。 私より少し上の世代の人たちの物語ですが、グッと引き寄せられるストーリー展開とテーマの重さ。 一読の価値ありだと思います。
2投稿日: 2013.07.04
powered by ブクログ読み終わった後も、時々、登場人物が私の中に現れる。 それほどに、それぞれの登場人物の性格が丁寧に描かれ、まるで遠くに住んでいる親しい友達かのように感じられる。 今までで初めての不思議な感覚を経験している。
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ誰の視点の記述かわからずイライラした。 それぞれの立ち位置がよくわからず違和感が残った。 こんなこと何年も引きずるなんて今どきありえない。または表に出すなんて今さらでしょう。秘するが花、と思わないのか。 トシの母が悲しい。
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ北海道の仲良し4人組小学生の話と デパートから突き落とされた幼い女の子の話題が それぞれ進行する。 癌を宣告されて、限りある人生を実感しながら 生活するシュン。 忌み嫌い、ずっと避けていた故郷に帰省。 幼馴染達のそれぞれの心境が綴られる。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルにつられてかったものの一気の読めるほど入り込めた作品だった。中盤はちょっとだらついているところもあるが、とにかく下巻を早く読みたくなる。 重松清の作品にしては上下巻は初めてなんじゃないか?
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ評価は読了まで保留。 しかしこの作家、反則技的な設定が多い気がするなぁ。 ただそれなりに上手くまとめていることも多いところから見るに、力量あるエンターテインメント作家という位置付けが妥当なのかも。
0投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログよかったなー。 何度も泣いたなー。新幹線の中でもないちゃったし^ ^ 中盤少し間延びした感じもあったけど読み終ってみると、ああ又、重松さんにやられちゃったよ(;_;)って感想しかないのがすごい‼
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ泣いてしまった。 本を読みながら泣いてしまった。 感動とか、そういう類の涙ではなくて、自分がまだまだやりたい事がありながら、大切な人を残して先に逝かねばならない、それも、「寿命以外の逃げられない病で死ぬ。それも近いうちに」という状況の中で、刻々と迫る命のリミットの身近さと、やりたい事の多さ、見たい未来の叶わない願いに・・・。 初めはなかなか入って行かなくて、ぼち・・・ぼ・・・ち・・・読んでいて、本によってすっと入れる時と、中々入れない時とがあって、すっと入れない時はたいがい途中で読むのを止める私なのに、何故か読んでしまって。 そしたら入り込みすぎて、出てこれなくなるぐらい・・・。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログタイトルにつられて買った。 そしたら、その後に買ったポルノのアルバムに カシオペアの後悔があった。 素敵な偶然、そして必然。 友情と恋愛と病気と事件と。 色んなものが要り混ざってる。 一番思ったのは、 死を受け入れる難しさ。 何で自分が、は 特に強いだろうなって思う。 まあクリスチャンのわたしは 早く受け入れられそうだけど。 一気に読んじゃった。 劇的な展開じゃあないけど、 それを楽しく読めるから 大人になったなあって思う。 下巻を読んだらまたかわるだろうなあ。 たのしみ。 今日買って帰ろうっと。
0投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログ大好きな重松作品の中でも「my Best」作品!! いろんな事を考えさせられたけど、数年後にもう一回じっくり読んで見る。 素敵な作品に出会えた事にただ感謝!
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログ家族のことをどう思い、どう毎日向き合っているのか、そんなことを問いかけてくる。何も考えていなかったと実感するのが本音。己の現在に改めて感謝した。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログ重松氏に筆力があり、一気に読める。 ふつう、女子ならば、おそらく、ミッチョという女子を自分に置き換えて読むのかもしれないが・・・ なんか、子供っぽいヤツで好かない。 全体的に青い。40歳そこそこではこんなものか。
0投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログ大切な人を許したい、大切な人に許されたい人たちのお話。 今までの重松作品の中でもたぶん一番長い話だけど、読み始めると止まらなくて全然長く感じなかった。 読み進めていく上で、どうしようもないほどの息苦しさや痛みはないけれど、かすかな苦味を伴う。 それはじたばたしたくてもできなくなった大人たちの話だからかもしれない。 しかしゆっくりと、遠回りしながらも現実を受け入れ、許していく。 ストーリー展開や文章はやはり良くも悪くも「シゲマツ」っぽいけれど、これまでの集大成という感じがする。 改めてすごい作家さんだと思った。
0投稿日: 2012.07.10
powered by ブクログ今日が土曜日でよかった。 ラスト100ページぐらい嗚咽がもれるほど泣きどおしで、朝おきたら妖怪人間みたいな目になってる( ̄□ ̄;) ガンで余命告知をされた39才のシュンは、ふるさとに帰れない理由があった。その地の王として君臨する自分の家族のしたことをゆるせない。自分が親友トシを車椅子の生活にしてしまったことがゆるせない。幼なじみのミッチョと東京で恋をするがひどい仕打ちをしてしまう。 許されないとすべてを背負うシュンが、20年ぶりに帰ったふるさとで、幼なじみや息子、妻に支えられて、少しづつ過去の痛みと向き合い始める。 息子にいう。 「哲生。そらをみてみろよ。星は見えないよな、昼間は。でも、星はあるんだよ、ずっと、そらに。朝でも、昼でも、夕方でも、晴れた日も、雨の日も、雪の日も」「会えなくてもいるから、ずっと、見てるから」 抜粋すると臭いけど、この小4の息子がいいんだよなー。 重松さんの本はだいたい泣ける。 今回も何回、電車の中ですすり泣き、会社で鏡みたら目の周り真っ黒になったことか。 思いっきり泣きたいときは、ぜひ重松本を。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ心に刺さったのは↓です。 絶望とは(中略)希望をなくすことじゃない。もう、誰ともつながれなくなることなんだ。誰かのためにとか、誰かと一緒にとか、そういうのをぜんぶ奪われちゃうことなんだ。p294 かつて好きだったもの同士がそれぞれの人生を歩みつつ、心のなかに後悔や未練などを持っている……この手の話が好きなので読んでて楽しかったです。
0投稿日: 2012.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
重松清さんの作品は登場人物を通した気持ちの描写が素晴らしいです。「ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、どちらが悲しいのだろう。」僕はきっとどちらも同じだけ悲しい事なんだと思います...。 もし自分がある日突然余命を宣告されたらどういう風に限りある日々を過ごすのか、何を考えるのか、そろそろ人生を振り返る事も必要なのかも知れません...。
0投稿日: 2012.05.24
powered by ブクログかつて炭鉱で栄えた北海道の街、北都。夜中に家を抜け出し星を見に行った4人の少年少女は、この丘をカシオペアの丘と名付け、将来遊園地を建てることを約束する。 そして少年たちは大人になった。 う~ん、泣ける。特にラストちょい前の誕生パーティのシーンはたまらない。 やっぱりこの人の連載モノはいいねぇ。 いい作品に巡り合えた勢いでちょっと重松論を書いてみる。 実はこの著者、長編が苦手というか長いものを書くと必ず中盤がダレる。 そのせいもあってデビュー後しばらくはまったく評価されていなかった。個人的にはビフォア・ランはもっと評価されてもよかったと思うけど。 その後「見張り塔から、ずっと」等の短編集を発表して、キレのある短編を書く筆力の高い作家として認知されはじめたが、長編はというと「舞姫通信」や「四十回目のまばたき」等のやっぱり中盤がダレる作品。 とはいえ短編のクオリティの高さと圧倒的な筆力で評価は着実に上がっていった。当時の書評や解説では、上手い上手いばっかり言われていて、内容に踏み込んだものは少なかったように思う。 そんな中、著者が連載を持つことになる。連載時の作品名は「マジカル・ミステリー・ワゴン」。これが見事にはまる。 連載という性質上、次回へのヒキを作らなければならず、そのヒキにより中盤がダレることがなくなった。 元々ストーリーや設定には人を引きつけるものがあったし、ストーリーテリングでは当代随一の作家。中だるみさえしなければ面白くないはずがない。この作品は加筆、改題の後単行本化され、著者の出世作となる。改題後のタイトルは「流星ワゴン」。 個人的には関根勤がTV番組で紹介していたことが印象深い。女子アナの好きな作家を聞かれた時の回答が、村上春樹から重松清に変わっていったのもこの頃。 女子アナはさておき、実はいまでも重松清は長編の苦手な作家だと思っている。映画になった「疾走」も中盤はダレてしまっている。 やはり連載→改稿→単行本化がこの人にとってはベストじゃないだろうか。 話をカシオペアの丘に戻す。 上手・下手で言えば本作は改稿は流星ワゴンより上手い。相当丁寧に加筆、改稿をしたのだろう、連載モノのぶつ切り感をあまり感じさせない。またストーリーの面白さ、筆力の高さについては前述の通り当代随一。 ただしプロットに関しては流星ワゴンとの類似性を感じる、というか非常に悪い言い方をすれば二番煎じ。そのため評価は星4つ。 いや、それでも充分面白いんだけどね。
0投稿日: 2012.05.13
powered by ブクログ上下巻の感想。 友情、愛情、過去、将来、死、家族、希望、夢、故郷、葛藤…が散りばめられた作品。 死を宣告されたら自分はどうするだろうか?、死を宣告された家族や友人に対して自分はどうするだろうか?と想像しながら引き込まれていく。 いつも重松さんの作品を読むと思うことだが、こうもうまく人の気持ちを丁寧に表現できるものなのかと感心する。だから重松作品はやめられない。 名作。
0投稿日: 2012.04.27
powered by ブクログ内容は暗め。あまり希望が見えない。それは上巻だからかな??通ってる大学が出てくるのは嬉しい!!上巻だからか謎が多い。分からないまま進むのがもどかしい。希望があることを祈って下巻読みます。
0投稿日: 2012.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グイっと一気に物語に引き込んでいくのはさすが。 物語に浸かりながらも、自分ならば…と考えてしまうのも 同世代の重松作品ならではか。 下巻に期待大
0投稿日: 2012.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
重い題材での話ですが、重松さんはすらすら読ませてくれます。天の川が見えるほどの満天の星空を背景に感じながら読みました。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ上巻を読み終わった時点での評価・感想。 登場人物一人一人が身体に、心に傷を負っている。 彼らの心の内を巧みに、そして川の流れのようにすーっと頭に入ってくるように描写しており、読者が彼ら自身になれる。 だから恐怖し、困惑し、涙した。 手に汗握った。 「殺人」「肺がん」 重いテーマである。 重いからこそさらっと読むことができた。 情景描写も見事である。 北海道北都がどのような地域なのか、 どういう歴史があったのか、 その地に実際に立ったかのように、景色や匂いを感じることが出来た。 下巻がどのような展開になり、どう評価されようとも、 「カシオペアの丘で 上」は傑作である。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログ人が死んでしまう悲しい話、悲しいラブストーリーは嫌だ。下巻ではどんな展開が待っているのか、すごく楽しみ。悲しくても、最後にはみんな幸せであってほしい。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ臭過ぎる話ですが、子どもがいる私には泣けました。 途中ちょっとうんざりする場面なんかもありましたが、 上下巻のボリュームをきっちり読ませるのはさすが 重松清さんだなーと感心。
0投稿日: 2012.01.06
powered by ブクログ三十九歳 働き盛りで 子供は小学四年生 肺の悪性腫瘍を告知されて ふるさとへ向かう 子どもの頃の辛い思い出と向き合うこと、避けてきた祖父と向き合うこと、 進行の早い病を持ちながら、彼の心は進んでいく
0投稿日: 2012.01.01
powered by ブクログ上下巻2日で一気に読みました。 重松さんの作品は、温かい涙が流れます。 ここもう少し深く掘り下げて欲しかったなという部分も ありましたが、温かい気持ちで読み終えました。
0投稿日: 2011.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
許してほしい相手に許してもらえない苦しみ。 故郷北海道を舞台とした、それぞれの贖罪の物語。 ・神様を乗せたノアの箱船みたい →祖父の集める仏像を表現した言葉。巧い。 ・記憶の底に沈めておくコツを何年もかけて覚え込んだのだ。仕事に夢中になるのもそのコツのひとつだったのだろう →感情や生き方にもコツがあるんだろうな。脳の持つ本能をうまく使うような。 ・人間前ばっかりを向いてるわけにはいかない。下を向いたり、後ろを振り返ったりするのが人間 →その通りだと思う。 でも、歌としては、「上を向いて歩こう」と歌うのが正解。できないから歌うんだ。 ・目を開けていては見ることのできない何かと向き合うため →それは、なんだろ。 ・ガンは遺伝子の突然変異によって正常な機能を失ってしまった細胞が、とめどなく増殖を繰り返していく病気。ウイルスや細菌や異物が入り込んで起きるものではない →細菌とかで起きると思ってた。何故、そうならないように進化しなかったんだろう。盲腸が退化したみたいに。 ・右胸に死を抱いている。その死は生きている死だ。動いて育っている死だ。死は生とともに僕のからだの中の、ここに、ある。 →逆を言えば、生きていても、死んでいる生を送ってしまう可能性がある。気を付けよう。 ・まだたっぷりと残っている手付かずの未来を前に、今日を無駄遣いしているような恋人同士の笑顔はいつの時代の、どこの街でも変わらないのだと思う →今日を大切にしつつも無駄遣いはすべきだと思う。無駄なとりとめもない日々を残しながら最期を迎えなければいけない。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
重松清氏「カシオペアの丘で」は、綺麗な物語だった。 上巻裏表紙の文では、"肺の悪性腫瘍"と"贖罪"という重苦しい言葉が目に飛び込んでくる。 間違いなくその2つは主要事柄であるが、 その悲劇性とつり合うか、それ以上の"救い"が、この作品にはある。 悲しい場面に胸が痛くなり、涙が流れても、それは絶望的な涙ではない。 どんなに祈っても願っても、運命にはあらがえない人間に対しての、静かな静かな涙。 重松氏らしく、一貫して極めて現実的な物語のようにも感じる。 しかし、過去に負った罪悪感の重さと、それを背負い続ける苦しみと、それから解放された安らかさ。 この3つの調和と、星空の描写が美しいから、綺麗な物語と感じるのだろう。 (あ、きれいでもキレイでもなく、綺麗) それから優しい。 重松氏の作品を読んで優しさを感じたのは、実は初めてである 笑 たとえば、ガンを煩ったシュンに向けて、奥さんのこんな言葉がある。 「なにをしてあげれば、あなたがいちばん苦しくなくて、安らかな気持ちで人生を終わりにできるか、それだけ考えてあげる」 冷静さに、すべてを受け入れた上での、優しい決意。 その直前には、こんな言葉がある。 治すことは、もう考えない。 「できないことを必死にやろうとして、やっぱりできなくて、それで落ち込むのって、ばからしいと思わない?」 これは、なにかに苦しんでいる人間すべてに向けてのメッセージのように思える。 ここから物語は、「安らかな気持ちで人生を終わり」にするために、動いていく。 実際問題、現実には、 会いたい人に会い、言いたい言葉を言い、聞きたい言葉を聞いてから逝く、 ということは、なかなかできないだろう。 もちろんこの物語の中でも、ガン末期のシュンには、 幼い息子をはじめ妻や両親、友人への思い、仕事への未練など、たくさんの心残りがある。 でも、どうすれば「安らかな気持ち」になれるかを、シュン自身もどんどん見極めていく。 「俺が帰る場所は、東京なんだ」 僕にはわが家がある。家族がいる。恵理と哲生と三人で営んできた暮らしがある。 僕はそこに帰らなければいけないし、やがて、いつか、そこで息を引き取ることができたら、 俺の人生は幸せだったよ、と最後の最後に思えるような気がする。 さて、厚手の文庫本2冊組になっているこの長編(なんと重松作品の中で最も長いお話らしい!)には、 男女間の問題も重要な要素となってくる。 それがまた、いい。 元カレ(って表現はなんだか似合わないけど)との過去を懐かしむ女ミッチョは、思う。 わたしが奇跡を信じるのなら、やっぱり、過去に戻れる奇跡が欲しい。 でも、奇跡を与えられるのと引き替えにいまの幸せをうしなってしまうというのなら、 わたしは、迷わない、いまを選ぶ。 それは身勝手なことなのだろうかーー? この元カレと、今カレ(というか夫)が、こう話す。 「(ミッチョは)おまえを選ばなかったんじゃなくて、俺を、選んだんだ」 二つのうち一つを選ぶということもう一方を捨てるということだ、と説く作家もいる。 重松氏だって昔だったら、いやいまだって、そういう現実を描くこともあるかもしれない。 (そして、捨てたほうへの未練、捨てたことへの苦しみを嘆く作品も、小説としては味わい深い 笑) でもとにかく、この作品は優しい考えに満ちている。 それから、無理のない、自然体の前向きさも、美しい。 三十九歳は三十代の終わりだが、四十歳は四十代の始まりになる。 なにかが始まるのっていいよな、とも思う。 あまりにも前向きな姿勢って、まぶしすぎて照れくさくなることもあるが、 重松氏らしい前向きさは、なんだかとてもしっくりくる。 男と女のことに関しても、読んでいて照れてしまうような言葉なない。 それでも、熱い想いが胸にせまる、ステキな文章が、ある。 神さまというのは、中途半端なことしかしてくれない。 どうして、男と女は、人生の途中で出会ってしまうのだろう。 相手の人生の丸ごとを自分のものにすることが、どうしてできないのだろう。 それから、とても壮大な文章。 傷つけて、傷つけられて、悲しい思いをさせて、悲しい思いをさせられて、 だからひとは遠い昔から星の物語を語ってきたのだろう思う。 太陽が沈んでから空に浮かび上がる星たちに、悲しい神話をあてはめてきたのだと思う。 最後に、わたしがもっとも惚れた文章を引用して、終わりにします。 たとえそれが後悔や自責の念しか生まなくても、向き合わずにはいられないのが、俺は、愛なんだと、思う。
1投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログうーん 重松作品の中ではいまいちな感じです(どこかで見たような設定です。) 一応下巻も読みますが・・・
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログ北海道が出てくる事に惹かれて購入。 名作。 自分に重ね合わせて、何度も「ジ~ン」とした。下巻は特に言葉に表せない感動の連続。人間くさくて、絆を感じる。それは決して安い感じのものではなく、人を引き込む文章なのだ。 何度も何度も、いろんな人の顔が浮かんだ。自分にとって大切な人だけど、今は会えないでいる人に会いたくなった。
0投稿日: 2011.11.12
powered by ブクログ今までで一番泣かされた本です。 30代の若さで癌に侵されてしまうという設定は『その日の前に』と同じで、またこの設定でお涙頂戴かよとやや懐疑的に読み進めるも、やっぱり重松さんの淡々としながらも暖かい文章が心に響いてくるんですね。家族ものに弱い私にはツボすぎました。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログ私はシュンたちと同じ1967年生まれである。シュンの置かれた状態を自分に置き換えると、先を読むのが怖くなるほどとても辛い。 過去の出来事で幼なじみとは連絡を絶ち、親兄弟とも一線を引き、愛する妻子はいるが自らはガンという死の宣告を受ける。私ならとても背負いきれない・・・。 そのシュンが初めて故郷に帰る。どうやって過去と現実に向き合うのか?
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ北海道北都での幼なじみ四人とそれを囲む人たちの過去と現在の物語。人は悲しい過去を背負って生きている。何か罪に苛まれて生きている時、それを許して欲しいと思う。ただそれを許すのは相手であり、同時に本当の意味で許して楽になれるのは自分であるということ。悲しいけれど人生の感情に迫る物語。
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ薦めてくれた人と 気持ち共有したくて、 伝えたかったこと 何やったんやろうとか 色々考えながら 読んでみた★ 本当に好きやから 過去も未来も今も 全部欲しくなっちゃう気持ちは すごくわかる。 人って生きてると 過ち冒してしまうことって 絶対たくさんあるから できるだけ 甘すぎるのも あかんけど自分を 許せる心持ちたいなあ 悲しかったり切なかったり やり切れない中にも 人の暖かさが垣間見れて 思わず泣いてしまうシーンも たくさんあって、 すごくいろんなことを 考えれる本やった(;_;)
0投稿日: 2011.10.07
powered by ブクログ個人的に久々の長編を読んでいます。 大好きな重松さんの作品。 登場人物が魅力的で、やっぱり引き込まれる。 がんになってしまい、妻と子どもを残して死ぬことになる男性。 がんや死ぬことに対してどう向き合っていくかが リアルに書かれています。 下巻、熟読中。
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ悲しい過去をもつ北の大地で繰り広げられる、愛と贖罪の物語。小学校の同級生だった男女4人が大人になって再会。子どものころに抱いた将来への夢と現実とのはざまで、それぞれの心の傷が浮き彫りになっていく。 人生ってなんだろう、人を許すってなんだろう。罪、病気、死……扱っているテーマは重い。しかし、重松さんの描く登場人物たちはみな優しく、彼らの心の軌跡をたどっていくうちに読み手自身も癒される。
0投稿日: 2011.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は以前から読みたいと思っていた「カシオペアの丘で」を読みました。 4人の幼なじみが中心の話でしたが、テーマは「生(死)」と「家族」、「友情」でした。 40歳という若さで癌のために苦しむ「シュン」。 余命を宣告されてから、どのように「死」までを生きていくか。 子供に どうすれば父親として伝えなければならないことを伝えることができるのか。 病気で一番苦しい所を逃げも隠れもせずに 真正面から描ききっています。 読んでいる間 ずっと涙が溢れてくる作品でした。
13投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ北海道出身で東京在住で主人公達の年代にも近い身の自分にとって、重なる描写や心の動きが多々あって、面白いというよりも、少し辛いような、そんな上巻でした。
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学校四年生の四人が北海道の寂れた炭坑町のダムに沈む丘で星を眺めることから始まるストーリー。親友だったトシとシュンは、ある事件のせいで別れ、トシは残り、シュンは東京へ行く。バラバラになったように見えた四人だったが、ある一つの殺人事件のせいで再び運命の絆が絡み合ってくる。逃げるように東京で暮らしていたシュンであったが、癌にかかり余命が少ないことを知る。そのため、人生の最後にと思い、トシの第三セクタとして経営している遊園地である丘に来る。その丘の名前がカシオペアの丘。シュンの祖父である倉田千太郎――ウェンカムイと呼ばれた。が、七人――トシの父を含む。を見殺しにして炭鉱火災を沈めた丘だった。
0投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログ家を抜け出して、名のない丘で満天の星空を見上げたこどもたち。 シュン、トシ、ミッチョ、ユウちゃん… 過去の事故を知ることで、主人公シュンの運命は大きく変わる。 友だち、ふるさとから離れて生きてきたある日、自分の命の期限を知らされて…。 残された命を過去と向き合って、生きようとするシュンを追うのは、ちょっぴり辛い。 あたし自身が、シュンを自分に置き換えたときに迫る死を受け入れられないからかな…。 下巻を読むのがちょっとこわいです(;_;)
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ高校生の時に学校の図書館で借りて読んだきりでした。 「命」を軸に「ゆるすこと」と「ゆるされること」というテーマで書かれている。 北海道で育った幼馴染の別れ、再会、また別れ。 この本を読んで「生きることとはゆるしていくことだな」としみじみ。
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログガンに侵され死に向かう悲しい話だけれど、それ以上に優しい話でした。 過去の過ちに許しを請う事は、自分自身がその過ちを許せていないと言う事に『なるほど』と思わされました。 ただそれはとても大切な事で罪を償う事は許す者、許される者が互いに真摯でなければならないのだろう、、、。
1投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「カシオペアの丘」という北海道の遊園地と隣接する北都観音に、いろんな人たちの過去や思いや関係性がからみついていて、とても奥行きのある話だった。 主な視点はガンを患った俊介であるが、読む人によってどの登場人物に感情移入していくかはわかれるところだと思う。 かつての同級生たちとの別れから再会までが物語の多くを占めているが、私はかつて王と呼ばれた俊介の祖父・倉田千太郎が北都に与えてきた恩恵や非情さから、俊介がどういった人生を歩んできたかのエピソードがいちばん印象に残った。 倉田千太郎は悪ではなく、大きすぎる正義であり、それを根底では理解しているが納得して受け入れることのできない俊介の気持ちが、読んでいて痛々しくもありグッとひきこまれる点でもあった。 『下』では老いた千太郎と俊介がどういった最期をとげるのかに注目したい。
3投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログこっれっは! 今まで読んだ重松清作品の中では一番よかった気がします。 もうこれは読んでください(笑) 人の命とか、人生とか。 これはもっと私が大人になったら また読み返したい。
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ哀しい結末に進んでいくことがわかっていても読み進んでしまう・・・。どんな人間にも贖罪の意識があるんですね。
0投稿日: 2011.06.20
powered by ブクログ幼馴染って、会いたいような会いたくないような、、、でも懐かしむふるさとや懐かしい人がいるということは、やっぱりイイ事だ。
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログ幼なじみ、トシ、シュン、ミッチョ、ユウちゃんの物語。 ヒューマンドラマの本で、人に許されるということ、人を許すということを考えさせられます。 上巻のみの感想では、読んでいて、もちろん感動もしますが、それより考えさせられる本でした。 また、北海道が舞台に出てきますので北海道の雄大さに憧れました。 文章は普通に読みやすく、物語の進展速度はゆっくりめです。
0投稿日: 2011.06.01
powered by ブクログたまらなく重いものを、きっちりと突きつけてくる、丁寧で誠実なエンターテイメント。読みながら何度も、自分自身の人生や今のあり方を、見つめ直さざるを得ない気持ちになった。 「泣ける本」と言えばそうだろう。でも、僕にはそれ以上に「考えさせてくれる本」である。
0投稿日: 2011.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
懐かしくて、哀しい、寂しい物語。 4人と4人を取り巻く環境が少しずつ明らかになっていく。その速度がまた心地良い。
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログ(上下合わせてのレビューです) 仲よし幼馴染4人組。ふるさとの夜空がよく見える丘の上で、 星を見ながら語った夢は「ここに遊園地ができたらいいのに」。 そして、30年近い年月がたち、夢は実現しましたが…。 幼馴染の4人は成長とともに、その関係もばらばらになっていました。 ある事件がきっかけで故郷に帰れなくなった俊介は東京で結婚。 平凡なサラリーマンになっていましたが末期ガンの宣告を受けます。 死ぬまでにやらなければならないこと、あやまらなければならないことが俊介を故郷へ追い立てます…。 死を控えて苦悩する俊介とそれを見守る幼馴染たち。若いころの過ちも苦しみも、全てがやさしい文章で書かれた長編傑作です。
0投稿日: 2011.02.21
powered by ブクログ図書館で借りた本。自分の今の状況と似てるようで似ていない。 ゆるしてもらいたいけど、背負っていかなきゃいけないのかなとか、過去の過ちを反省するってこーゆーことなのかなと感じた。 読んで深く深く自分について考えられた1冊だった。
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログやっと物語が始まったところで上巻が終わったような。 流星ワゴンのお父さんも「エコー」吸ってたけれど、カシオペアの丘でのおじいさんも「エコー」。 たばこ詳しくないから意味があるのかもしれないけど分からなくて残念。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログ2011/01/22 所々泣きそうになった。 ちょっともったいぶり過ぎのところはあるけれど、いい作品。 下巻に期待。
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ小4の時、友達4人と綺麗な星空を見たあのカシオペアの丘…その後大人になるまでそれぞれの生き方を選び、そしてまたこの丘で再会する4人…(泣)下巻が楽しみだ♪
0投稿日: 2011.01.18
