Reader Store
もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない
もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない
島田裕巳/幻冬舎
作品詳細ページへ戻る

総合評価

20件)
3.8
3
9
4
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初のうちは、介護殺人など気になる話題から始まるが、いっこうに タイトルである、親を捨てると言うことの具体的な方法、態度、内容が見えてこない。 結局、日本社会の置かれた状況の解説(家の崩壊など)に終始するのみで、個人としての生き方の処方はどこにも無い。 サブタイトルの「介護、…は要らない」とは、どうすべきかが何も書かれていない。

    0
    投稿日: 2025.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルにもあるが最終的な結論はここに到達するんだろうなとしか思えなかった。 00年代の初頭であれば何言ってんのこの人、だったかもしれないが、今、恐この現実にこの言葉がしっくり来ている。 介護離職から家庭が崩壊した、などという家族のケースは食い入るように読んでしまった。読んだからといってどうなるわけでもなく、現実は依然としてそこにあり続けるわけなので、どうしようもないのだが。

    0
    投稿日: 2025.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結婚しない、子供を作らないのも自由だけど、いないと最期みとってくれるのはだれもおらず孤独に死ぬしかないというようなことが書かれており、その通りだなと。 親の立場ですが、うまく子離れしたい。。いつまでも甘やかしてしまって、難しいのだけど。

    0
    投稿日: 2023.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親捨ては必要。 昔は都会に出て就職したり、若くして結婚するなど必然的に親離れしていたから、わざわざ捨てる必要もなかったし、日本人も短命だったから介護する前に旅立っていた。 長寿になり、夫婦でも老々介護、さらに子供とはいえ老人が老人を介護しなければならない事態に。 また、都会生まれの子供が増加するに従って生涯未婚率もあがった。40歳を超えても結婚せず親と共に実家生活をしているのは共依存。精神的に親離れするのは親殺しという親を乗り越える上で必要な儀式。 「子供に迷惑をかけたくない」は高齢者のキーワードだが、自分の死後の後始末は死んだ本人にはできない。綺麗事にすぎない。歳を取れば人に迷惑をかけないで生きられなくなる。医療、介護、葬儀、墓など死後のこと。だから少しはボケた方が死の苦しみを感じなくて済むのかも。

    0
    投稿日: 2021.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    介護殺人の話から始まり、簡単にまとめると親も子供を自立して、相手に頼らず生きていきましょうって話でした。 家族が介護するのは世界でも日本と韓国だけだってどこかで読んだけど、確かに家族が介護する必要はないと思う。 やりたい人はやればいいと思いますが、世間体とかで無理した挙句に親を殺めるとか悲しすぎる。 長生きって結構辛い事なんだと、初めて思った。 寝たきりや痴呆になる可能性を考えると、ガンで死んだ方が幸せという意見にも一理ある。 これからの生き方と死に方について読みやすい文章で書かれた、とてもためになる作品でした。

    0
    投稿日: 2020.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    超長寿社会となった日本が抱える問題の深層を探求し、「親を捨てる」しかないと提唱する【島田裕巳】の啓発本。 高齢化が辿る行末には、看取り手のない「孤独死」「無縁死」「行旅死」などがあるが、介護に疲れ果てた末の「介護殺人」が急増してきている。親の年金をあてに失業中の子供が居る家族を「介護殺人予備群」と危ぶむほど、親離れ・子離れが出来ない日本人の「甘えの文化」があると言う。問題解決の方法としては、無駄な延命治療をやめ、寝たきり老人をつくらせない医療体制(スウェーデン式緩和治療)に改める必要があると訴えている。

    0
    投稿日: 2019.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時代は変わった。もう個人で親を介護しなければならない時代ではない。無理に介護すれば、介護殺人につながりかねないほど余裕がないのが、現代だ。そのために、親離れより一歩進め、親捨てを勧めている。なぜこんなに介護が大変になったのかを丁寧に分析し、日本人の長寿命化がその原因を喝破している。世界を見渡すと、安楽死を認めている国も多いことを指摘し、長寿命を安楽死という形で解決している先進国があることも提示し、我々一人一人に考えを変えることを促している。終活の無駄加減にも言及しているのが興味深い。

    0
    投稿日: 2018.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    もうすぐ介護されるであろう親世代こそ読んでほしい。親孝行は普通できないもの、できる人は幸せと書いてあり、少し救ってくれました。 親がしてくれたことを、自分の子供にして、自分自身は子供からの見返りは求めないように生きようと思いました。

    0
    投稿日: 2018.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    子どもの教育に金をかけたからといってそれは親の恩ということにはならない。しっかりと将来を見据え、将来において破綻しないための戦略と戦術を立てて望まない限り、未来は切り開かれない。そういう社会。サバイバルを必要とする社会。子供は親に甘えているわけにはいかないし、親も子供に甘えているわけにはいかない。親を捨てられるようにしておくのが親の務めではないか。 なのだけれど。現実にそうなってきているし。親が生きたいと言ったときどうするかはかなり難題かなあ。

    0
    投稿日: 2017.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    死生観に触れる本はよく読むけれど、この本はいわゆるジャケ買い。 「親を断捨離」なんていう強烈な帯をもっていて面食らったが、読んでみるとそれ程非道な内容でもなく、なるほどなと思える。幸い、僕の家は自動的に断捨離されているので、正直「ふうん」というような印象になってしまった、苦笑。それでも、「物忘れは死への恐怖を軽減させる」は今までにない考え方で、あっと思わされた。

    1
    投稿日: 2017.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     この社会では寝たきり老人を増やして平均寿命を伸ばしている。  長寿国・日本。  本当にその長寿が幸福につながるのだろうか。  殺人件数は減りつつも、介護殺人は増加の一途をたどる。  介護疲れからの殺人を、この国は仕方がないものと容認しているようにしか見えない。  今後の超高齢化により、介護はますます負担を増す。  もう親を捨てるしかない。  子が生き残るためには、もはや親を捨てるしかない時代に突入している。  孤独死、下流老人、老々介護、介護殺人。  高齢化社会から見えてくる現実は問題だらけなのに、それらの問題が家庭の問題として、自己責任とされている。  介護を放棄すれば罪になり、介護をすれば生活が破たんする。  父方の祖母、母方の祖父は寝たきりになり亡くなるまでずっと病院のベッドの上だった。  母方の祖母は一昨年の冬に病院に運ばれてから、ずっと介護施設にいる。  老人を病院に、介護施設に入れられたのは、それだけの貯えがあったからだ。  だが、もし今、俺のオヤジかおかんに倒れられて病院にずっと入れておける財力はない。  すると、介護に専念せざるを得ない。  その結果、生活が破たんする。    その現実はオブラートに包まれて見えにくい。  だが、誰もがそのリスクを負っている。

    0
    投稿日: 2017.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    年老いた親を介護するため、職を失い、人生を失い、あげく介護殺人まで起きるニッポン高齢化社会。もはや、本書のタイトル通り「もう親を捨てるしかない」のかもしれない。 とはいえ、著者は老人を処分せよと、現代の姥捨山を作れとSFのようなことを提案しているのではない。精神的に子は親を捨て、親は子を捨てることを勧めている。親も子も互いが身軽な状態でそれぞれの道を歩もうというのが著者の主張。 介護によって、する側とされる側の両者が不幸になる前に親離れ、子離れを実現させておく。その上で、老いた親はとっとと死ぬことを頭に入れつつ、子に期待しない。冷酷なようだが、家族も故郷も弱ってしまった現代では現実的な選択かもしれない。

    0
    投稿日: 2017.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この人の本は、本当に考えさせられる。 つか、そうじゃないのと何となく思ってることをズバっと言ってくれている。 長寿一番で喜んでる場合じゃないのだ。 あまりにも無責任。 医療関係の、確かに死なせちゃ商売にならんという、割に当たり前のことは気がつかなかったけど、あとは大体そう感じていた。 それを口にするのはタブーなのだが。 俎上に上げるだけでも大変なことになるだろうな、日本では。 だが、いつまでも目をつぶってて良いことなのだろうかと思っている。

    0
    投稿日: 2016.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    究極の終活は「とっとと死ぬ事」。死なない親は捨てろ。と中々過激な内容。が、忠孝は所詮、思想・宗教なので、不孝は違法ではないし、他人にどうこう言われる筋合いもないのだが、不忠に比べるとまだ非難される場合も多いような。今時組織の為に忠義を尽くす人も稀だろうが、孝行の呪縛から解かれるにはまだ時間が掛かりそうに思える。政治が「とっとと死ぬ事」「さっさと捨てる事」をもっとサポートする仕組みを構築しないとダメだろう。 日本人の毎年の墓参り率が65%には驚いた。年平均2.5回とか。自分は各々の祖父母の墓を各2回。人生で4回しか墓参りした事ないけど。

    1
    投稿日: 2016.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ■現実には親捨てに近いことは行われている。それが「世帯分離」。 ・親と子供が同居していても,それぞれの世帯に分けること ・主に介護費用や保険料を節約するために行われる一種の「裏ワザ」 ・介護サービスなどを受けている場合に負担する額が大幅に減る ■年を取れば人に迷惑を掛けないでは生きられなくなる。その点で「子供には迷惑を掛けたくない」という言葉は単なるスローガンであり,きれいごとに過ぎない。そして,かえって子供の生き方を縛る。人には迷惑を掛けないと教えられたことが子供にとっては最も重大な迷惑になる。 ■「生涯未婚率」は「50歳未婚率」とも言われるように50歳になるまで一度も結婚したことがない人間の割合を示したもの。 ・50歳時点で結婚していない人間の割合ということではない ・1960年時点で男性1.3%,女性1.9% ・1970年時点で男性1.7%,女性3.3% ・1980年時点で男性2.6%,女性4.4% ・1990年時点で男性5.6%,女性4.3% ・2000年時点で男性12.6%,女性5.8% ・2010年時点で男性20.1%,女性10.6%(30~34歳未婚率は男性47.3%,女性34.5%) ■世界的には安楽死という選択肢を認める傾向にある。 ・消極的安楽死(延命治療の中止)と積極的安楽死(致死薬投与)に区別 ・オランダでは若い人間でも本人の意思が固まっていれば安楽死は可能であり病気とは関係なく「死にたい」と思えば死なせてくれる ・国別自殺率は日本は170か国中17位で,安楽死を認めているオランダは87位 ■子供の教育に力を注ぐのは他に子供に対してやれることがないから。 ■一時テレビに霊能者が登場し,先祖の祟りと供養の大切さを強調するようなことがあったが今ではそんな人物がテレビに登場することはなくなった。家が永続性を失い脆いものになったことで先祖という存在自体が消滅して「先祖の祟り」という脅し文句にリアリティを感じられなくなった。 ■家や家族の関係が脆いものである以上,人は一人で生きていき,一人で死んでいくしかない。子供に介護を期待すること自体がそうした状況からすればあり得ないことであり,子供はそんな義務を果たす必要はないし,親はそれを期待できないと覚悟すべき。 ■「自立できないものは生きられない」というのが生物界の根本的なルールであり,人間も例外ではない。

    0
    投稿日: 2016.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルで購入した本。私も、もし親が生きていれば、だんだん老齢を感じるという年齢になってきたという世代です。私の両親、祖父母ももういませんが、身寄りのいない寂しさ、心細さ、不便さなどよりも、「今、一人でまだ良かったのかな」とも思わされました・・・。つらいですが、今の日本の、これが現実なのかなと思うことも実際に多いです。考えさせられました。

    1
    投稿日: 2016.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    インパクトのあるタイトルで読んでみたが、内容はそれほど過激でもないと感じた。親の介護で生活が苦しくなり共倒れになるぐらいなら、親を捨てる覚悟の必要性を説いている。ただ、世間の風潮がそれを許さないため、それに苦しむ人を解放させたという著者の気持ちには共感。

    0
    投稿日: 2016.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    島田裕巳の本は共感できる。 歯に衣着せる感じが好き。 p112 「子どもに迷惑をかけたくない」ということばは たんなるスローガンであり、 きれいごとにすぎない。 そして、かえって子どもの生き方を縛る。 人に迷惑をかけないと教えらたことが、 子どもにとってはもっと重大な迷惑になる わけなのである。 家も家族も完全に弱体化・崩壊し、 親がなかなか死なない時代 P138 ある意味、親は子どもを甘やかすことで 自分のために利用したとも言える。 子どもの方も、最後はひとりになることが 分かったいても、現状が心地よいために、 その状況から脱しようとはしない。 それも一つの人生かもしれない。 だが、甘えの社会である日本は、 そうした罠を用意しているとも言える。 その罠にはまったときには、 介護の長い日々が続くかもしれないし、 極端な場合には、 親を自分の手にかけなければならなくなるのだ。

    0
    投稿日: 2016.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    エッセイに近いが、島田裕巳は個人的な事情を書けば書くほど面白く、この本もその成分が高くて良かった。私小説書いてくれたら、中沢新一批判並みの傑作をものにするに違いない。

    0
    投稿日: 2016.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親を捨てるというトピックは、まあわからなくない。そのプロローグとして親子のそれぞれの自立、というテーマがこの本にはある。

    0
    投稿日: 2016.06.14